( 過去のリンクは 後ろに まとめてあります。 )




それからも とにかく 何度も 何度も 逢瀬を 重ねたことだけは 事実だ と 思う。



毎回 下半身は 疼いて 大きくなって 痛かったけれど それを 本来の目的に 使う機会は なかなか 訪れなかった(笑)。




プラトニック・ラブ(もちろん片想い)って 言ったところだろう。



俺は レイコへの気持ちを 打ち明ける機会を 伺っていた。



少々 気になっていたことがある。



デートの度に レイコは いつも 気楽に 誰か他の人(恐らく 話の内容からは 親しい男性)と スマホ携帯を使って話を していた。



毎回 俺には 全く 気兼ねしてないようだった。



それから メールや SNSだろうか ず~と スマホを いじっていたような気がする。



何ら 悪ぶれもせず。



普通なら デート相手に 少しは 気兼ねしたり 遠慮するものだろうが レイコは 全く 違った。



もっとも 俺との事は レイコにとっては デートではもなんでも なかったのかもしれないが・・・。



メルアドや SNSの IDも 教えてもらえなかった気がする。



携帯電話の 電話番号だけは 教えてもらった・・・ 彼女が 俺に携帯にかけてくれて その履歴から 勝手に 覚えたのだけれど・・・。



俺も しつこくは 聞かなかったのだけれど。



それは レイコが 何となく 俺には 教えたくないような 気がしたからでもあった。



俺は 相手のことは 何もかも 知りすぎる必要はないのだ って 無理やり 自分に 言い聞かせていた。



きっと 本心は レイコの機嫌を 損ねたくなかったでけなのだろう。



レイコは謎の多い女・・・ それが 魅力だったのだ。



いつからだろうか?



レイコは 俺の部屋にも 遊びに来るようになった。



きっかけは 何だったろうか?



はっきりとした記憶はない。



レイコの好きな CDか DVDを たまたま 僕が持っていたので 僕に部屋に 観賞に やって来たんだったっけ?



まあ 男と女 きっかけなんて どうでもよかった。



レイコが 僕の部屋に 来てくれるようになった。



その事実の方が はるかに重要で 現実的に 最高に うれしいことだった。





( つづく )




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