前回分は




人間の本質01




人間の本質02




人間の本質03




人間の本質04




人間の本質05




人間の本質06




人間の本質07





で お楽しみ下さい。







しかも とにかく 国のために 戦死することは 名誉とされ そのように国民全体も教育されていたように 国民や 兵隊の 命は 非常に軽んじられていた。




国民の命は 使い捨ての道具並みの 扱いだった。




ごく一部の 限られた 上層部(特に軍部)や 貴族、うまく世間を渡る ズルい奴ら以外は・・・。




その反対に 国家の体制批判や 戦争反対などの思想を持つ人間や 反対運動をする人間は 動物以下の 扱いを受けたのだ。




研貴は そういった非人道的 動物以下の扱いを 長期間受け 心身とも ボロボロの 廃人のような状態に追い込まれた。




それでも 強靱な 精神力と 鍛えられた体力で 死なずに済んだのだ。




しかし 国家に逆らう気力などは 完全に消失していた。




素直に 言われたままに従う 医者であり 研究員となった。




国家体制の重い通りの 状態になった。




研貴は 悪魔の生体 人体実験を含む 数々の 医療的実験の 冷徹な研究員に 成り果てたのだ。





その頃 本国では 研貴の 一家全員が 悲慘な 仕打ちを受けていた。










第3章  医者の倫理  人間の倫理






本国での話。





町医者の山口研二は 特別高等警察(特高)によって 危険な思想の持ち主、 反逆分子として 突然 逮捕され 激しい拷問を受けた。









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この話は どこかで 「遠隔手術」シリーズと 「朝の目覚め パラレル」シリーズに 微妙に 繋がっていきますので お楽しみにして下さい(?)。




「朝の目覚め パラレル」 リンク




朝の目覚め パラレル 29




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「遠隔手術」シリーズ リンク






遠隔手術 28



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引き続き 複雑で 長い話に お付き合い下さいませ。



予想外の 展開が お待ち致しています・・・





( 以下 次回へ 不定期に 続きます )