前回分は



人間の本質01




人間の本質02




人間の本質03




人間の本質04




人間の本質05




で お楽しみ下さい。








そのしごきは 肉体的虐待以外に 精神的虐待をも 加味されたいた。





意味もなく 真っ裸にして 一日中 過ごさせたり、 トイレを 許可制にして その許可を 与えなかったり、 2メートル四方の 密室に閉じ込めて 数日間も 少量の水分と 食事だけを与えて 放置して 自らの糞便まみれにするなど、 エリートの 研貴の 精神を 破壊すべく 虐待が繰り返された。 




人間としての尊厳も 自尊心も何もかも 粉々に破壊して 精神的にも エリートで 自尊心も強い 研貴を 追い込んでいった。




また 四つん這いで 縛られ 肛門から 根性棒という名称で 太い棍棒を 何度もねじ込められ 肛門は 裂けて 出血と 疼痛が 強烈だった。




また 男色の 指導教官に その姿勢のまま 連日 何回も オカマ まで 掘られたのだった(暗喩を 使っています)。




研貴は 国家体制によって 殺さないレベルで 発狂(使ってはいけないかもしれませんが・・・)しないギリギリまで(発狂しても 構わないとされていた) 追い詰められた。




肉体的にも 精神的にも 完全に ボロボロにされた 研貴が 次に命令されたのは 大陸へ 出陣することだった。




もはや 冷静な 判断力も 人間らしさも 研貴から 失われていた。





戦争と言っても まだ局所戦が 行われているだけの大陸へ  理由も告げられず 強制的に 送られたのだ。 




正確には 研貴は 大陸の 何をしているのか よく分からない 怪しげな医学研究機関に 医師及び 研究員として 一平卒として 強制的に召集された。




この国で この時代に 医師として召集するなら 普通なら 将校 少なくとも 准尉程度の位を もらっても 良いはずだが、あくまで二等兵以下の扱いだった。




大陸の現地では 古参兵や 先輩の衛生兵から 本国にいた時より さらに 手荒い しごきと いじめを受けた。




何も 悪い事もしてないのに 入隊していきなり 連日 素っ裸で 過ごすことを 命令された。




着衣は 一切 許されなかった。













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この話は どこかで 「遠隔手術」シリーズと 「朝の目覚め パラレル」シリーズに 微妙に 繋がっていきますので お楽しみにして下さい(?)。




「朝の目覚め パラレル」 リンク




朝の目覚め パラレル 29




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「遠隔手術」シリーズ リンク






遠隔手術 28



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引き続き 複雑で 長い話に お付き合い下さいませ。



予想外の 展開が お待ち致しています・・・





( 以下 次回へ 不定期に 続きます )