（前回分は 後ろに まとめてリンクしています。）
保存されないとなると 子孫の KEITA05は 一体 どうして 誕生したのだろうか？
また 子孫の KEITA05が 見ている 過去とは 何なのだろうか？
一族全員 殺されて 一家が途絶えたように思える 山口家は どうなってしまったのだろうか？
実は 長男 山口研貴が 密かに研究して作成していた 特殊な保存液も 実験棟の 地下熱よりエネルギーを得て 半永久機関として開発された隠し冷凍室も すでに その存在を 軍上層部 この特殊研究所（怪しげな医学研究機関）の 上官たちは把握していたのだ。
以前より 山口家の人間は全員 国家に対する不良分子 革命分子として 国家及び 当局から 徹底的に マークされていたのだ。
従って 研貴が 密かに 研究していた 特殊な保存液も 実験棟の 地下熱よりエネルギーを得て 半永久機関として開発された隠し冷凍室も 医学研究機関や 軍上層部は 完全に把握して その研究内容を 詳細に 追跡していたのだ。
なぜ 自由に 放置したか？
軍上層部から 研貴の 才能は 認めていたので もしも 新しい発見や 発明が なされたら それを 利用する目的があったのだ。
しかも 研貴も 知らない事実が あったのだ。
この 大陸の 軍直轄の 医学研究機関では 戦争で 究極の兵士として利用するための 人造人間を 誕生させるという目的があったのだ。
敵の攻撃にも 耐える能力が強く しかも 簡単に 何体でも 補給できる 人造人間は 軍隊にとって 最高の兵士なのだ。
最強の秘密兵器である 人造人間を 誕生させるというのが この 怪しげな医学研究機関の 大きな目的の ひとつなのだ。
その為に 一見 意味の無いような 人体切断実験や 移植手術などを 繰り返してきたのだ。
もっとも 本当に 上層部の 人間たちが そんなことを 出来ると信じていたかどうかは 怪しいが・・・。
それと 他にも 化学兵器や 究極な劣悪な環境下での 生存実験なども 平行して 研究されていた。
人造人間に関しても 切断実験で 切断した四肢を 再度 縫合したり 他の臓器を移植したりして 実験を繰り返してきた。
頭部 すり替え実験や 脳移植実験も その一環だった。
そして 臓器や 頭部 四肢移植実験以外にも 今で言うところの 万能細胞的な 細胞を 作るための 実験も 行われていた。
もちろん それ程 科学や 医学が 進んでいたわけではなく 分子細胞レベルでの 話となると 全く 出たとこ勝負の 実験が繰り返されていたに過ぎない。
残酷なことに 実験の材料となる人体は 「マルタ」と称して 恐ろしいやり方で 何体でも 準備できた。
>全く 当てのない 実験を繰り返したのは 国家からの命令と 軍上層部の 無理な命令に対して 命令に従っている振りをしているに過ぎなかった。
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この話は どこかで 「遠隔手術」シリーズと 「朝の目覚め パラレル」シリーズに 微妙に 繋がっていきますので お楽しみにして下さい（？）。
「朝の目覚め パラレル」 リンク
朝の目覚め パラレル 29
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「遠隔手術」シリーズ リンク
遠隔手術 28
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引き続き 複雑で 長い話に お付き合い下さいませ。
予想外の 展開が お待ち致しています・・・
（ 以下 次回へ 不定期に 続きます ）
前回分は
人間の本質01
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