（前回分は 後ろに まとめてリンクしています。）
まず 動かないように 厳重に固定された三人の「マルタ」から 無麻酔で 脳を 取り出した。
三人とも 無麻酔なので 痛みの為 開頭段階で 断末魔の 大きな叫び声 呻き声を 上げた。
しかし 完全に 頭部を含め 固定されていたので 身動きは 取れなかった。
そして 断末魔の悲鳴を上げながら すぐに 息絶えた。
なるべく 「マルタ」たちの苦痛を 少なくするために 長男 山口研貴は すぐに 「マルタ」たちが 絶命するように 出来るだけ 素早く 開頭して 脳を 取り出して 絶命させたのだ。
せめてもの 人体実験の相手に対する 敬意と 愛情だった。
そして 父親や 弟たちの 脳を 取り出す段階になった。
長男 山口研貴は せめてもの償いとして 父親と 弟たちには 観察している 狂った上官達に見えないように 素早く 筋肉注射で 簡単な 麻酔をかけていたのだ。
そして 解凍して 脳を 取り出して その一部を 切除して 部分移植の まねごとをするための 材料としたのだ。
そして 残された 父親達の脳は 素早く 冷凍保存して 上官達の 目を盗んで 隠し持ったのだった。
後は 命令されたままに まず現地の 25歳の若者の男子の 脳を 白人の 30歳の 女性に 形ばかりの 移植をした。
次に 白人の 30歳の 女性の 脳は 現地の 7歳の 子供に 移植した。
もちろん サイズが合わないから 脳を 半分に切断して 形ばかりの 移植を 行った。
そして 現地の 7歳の 子供の 脳を 現地の 25歳の若者の男子に 形ばかりの 移植を 行ったのだ。
そして その三人の 脳に 父親達の 脳から 切除した脳の一部を 形ばかりの 部分移植を 施行したのだった。
当然 ６人とも 既に 絶命していた。
移植の成功など あろうはずもなかった。
上官達は 面白 おかしく 移植実験（？）を 観察していたが 飽きたらしい。
みんな 三々五々 いなくなった。
父親と 弟二人の脳を 冷凍保存して 隠し持っていた長男 山口研貴は この 三人の 冷凍した脳を 実験棟の 冷凍室の奥深くに 隠した。
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この話は どこかで 「遠隔手術」シリーズと 「朝の目覚め パラレル」シリーズに 微妙に 繋がっていきますので お楽しみにして下さい（？）。
「朝の目覚め パラレル」 リンク
朝の目覚め パラレル 29
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「遠隔手術」シリーズ リンク
遠隔手術 28
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引き続き 複雑で 長い話に お付き合い下さいませ。
予想外の 展開が お待ち致しています・・・
（ 以下 次回へ 不定期に 続きます ）
前回分は
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で お楽しみ下さい。