(前回分は 後ろに まとめてリンクしています。)








第12章   銀河系への帰還 そして 地球へ






山口ジョウらを 乗せた ノアの方舟(はこぶね)を 包み込んだ タコ形宇宙船の 中で 宇宙人達は 考えていた。




この銀河系の中に 自分たちが住んでいた 太陽系と同じものがあるなら 地球と同じような惑星が 存在する可能性があった。




そうなれば その惑星で 再び 自分たちや 人類の 将来の 平和な 繁栄の 可能性が 出てきた。




時間軸が 逆行しているならば 場合よっては 昔の 地球そのものでも 良かったのだ。




宇宙人達は 太陽系らしきものを その中でも 地球と同様の惑星を 必死で探した。




本来の 宇宙人のテクノロジーが あれば 簡単だったろうが 今は あらゆるパワーが 充分には 残っていなかった。




そんな中でも とにかく 必死で 地球に似た 惑星を探した。




ただ 今までと 大きく異なることがあった。




宇宙船のスピードが 随分と早くなっていたのだ。




ひょっとしたら 今いる 宇宙空間の 時間の進み方が 以前とは 違っていたのかもしれない。




凄いスピードが出る宇宙船のおかげで 太陽系を 探すのは 比較的容易になった。




銀河の 端から端までも 昔の地球時間でいうところの 数時間で走行出来た。




太陽系らしき惑星群を 探すのも 比較的容易だった。




その銀河系の中で ついに 地球にそっくりな または 時間軸が違う地球らしき 惑星を発見した。




ノアのが方舟(はこぶね)を包みこんだ 宇宙船は 静かに 地球らしき 惑星に 侵入した。




その惑星は かつての地球と同じ 大気に 覆われていた。




大気圧も 地球と同じだった




酸素の割合も 現代の地球とは 若干 異なるようだったが 特に 呼吸に困ることもなさそうだった。




綺麗な 惑星を 殆ど占める青い海 わずかな緑の大地、 赤い大地・・・。




紛れもない 地球の姿だった。




時代は かなり昔・・・古代のような 地球の姿だった。













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この話は どこかで 「遠隔手術」シリーズと 「朝の目覚め パラレル」シリーズに 微妙に 繋がっていきますので お楽しみにして下さい(?)。




「朝の目覚め パラレル」 リンク




朝の目覚め パラレル 29




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「遠隔手術」シリーズ リンク






遠隔手術 28



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引き続き 複雑で 長い話に お付き合い下さいませ。



予想外の 展開が お待ち致しています・・・





( 以下 次回へ 不定期に 続きます )










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で お楽しみ下さい。