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予想通りの とても 魅力的で 女らしくって かわいい声だった。



しかも 彼女は 俺のことを 知っていてくれたのだ。




まあ 単なる 社交辞令だろうけれど。



それでも 俺は うれしくて 飛び跳ねたくなるほどだった。



しかし なるべく 冷静なフリをしようと頑張った。 



それでも結局 俺は 「えぇ。そうですね。」と 小さい声で うなずくだけが やっとだった。



かなり 緊張していたのだろう。



憧れで 気になっている女の子が 話しかけてくれたのだ。



しかも 俺のことを 知っていてくれたのだ。



運ばれてきた 「サバ煮込み定食」の 味も よく覚えていない。



緊張して お箸の持ち方も ぎこちなかったような気がする。



緊張して 食べているのだか こぼしているのやら(笑)。



食事が 喉も 通りにくかったっけ(笑)。



短いような 長いような とても不思議な時間だった。



当然ながら 意志とは無関係に 俺の 言うことを聞かない下半身は 疼いたままだったけれど・・・。



素敵だと 思っている女の子の前で 初めて 飯を食うことって 案外 恥ずかしいものなのだ って その時 初めて 気づいた。



張り切っている下半身と違って 頭は 冷静だったのかな(笑)。



そう言えば 俺って まだ その時まで まともに 女の子と 付き合ったことが なかったっけ・・・。



チェリーボーイって わけでもなかったけど・・・。



でも 風俗の女の子だけが 相手だったから やっぱり チェリーボーイ って 言っても 過言ではなかったかなあ。



とにかく もの凄く 緊張していた。



顔も 真っ赤だっただろう。



下半身も 充血していたけれど(笑)。



俺は レイコを 充分に 意識していた。



そして 下半身は もっと 意識していたらしい。



とても 疼いていた。



痛いほど 膨張していた。



恥ずかしいぐらい 堅くなってしまっていた。








( つづく )




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