阿佐ヶ谷ロフトAで三遊亭はらしょう兄さんとライブ | 吉原馬雀の奇妙な冒険

吉原馬雀の奇妙な冒険

元・三遊亭天歌でしたが、吉原朝馬門下となり、高座名が変わりました。

吉原馬雀(よしわら ばじゃく)です。

 

 

 

 

 

 

 おつかれさまです。吉原 馬雀です。

 

 昨日は阿佐ヶ谷ロフトAさんでのライブでした。

 

 
 
 お店の立て看板。

 この立て看板で当日ご来場のお客様も結構いたそうです。
 
 この日開演前に、はらしょう兄さんがTBSサンデージャポンのインタビューを受けてました。

 実ははらしょう兄さんは前日の松本人志さんの裁判の傍聴券にあたったのだそうです。倍率36倍。何という幸運でしょうか。速攻ネタにして今日の高座にかけられてました。この即興性とドキュメンタリー落語家として時代を見つめる矜持。いきいきした様子でテレビ取材を受けてました。明日のサンデージャポンが楽しみです。
 
 そう言えばニュースにも兄さんが出てました。

 

 

 ちなみにニュース内で言及されている週刊文春さんに私の記事が出た件は、2024年2月8日号です。

 たしかに文春さんから直接取材はなかったのですが、記事内で言及されている事案は判決に基づく事実でした。私は記事は問題なかったかなと思います。むしろ素敵なメッセージを発信してもらったと感謝しています。

 

 松本さんの件で私は裁判のこともそうですが、マッサージ店での性加害についても気になってます。これは事実なのかデマなのか、説明は必要だと私は思ってます。

 

 

 

 楽屋には今までの出演者のサインがあふれておりました。ロフトらしいサブカルチャーな雰囲気に浸れて素敵です。

 

 
 
 

 開演。

 

 前半は落語。兄さんは今回の裁判と松本裁判のレポートのネタ。お客さんめっちゃ笑ってたなあ。

 私も高座に上がって自作ネタでしたが、めっちゃ落語やりやすかったです。

 ドリンクフードありでしたが、お客様が集中して噺を聞いてくださってました。

 舞台は実は掘りごたつ式になってて出演者がトークできるようになってます。なので座っても後ろのお客様に見えるよう高さが設計されているのですね。舞台に座布団を置いただけで高座はないものの、ちょうどいい塩梅で落語をさせてもらいました。

 

 後半はトーク。

 今まで公にしていないことも含めて、おしゃべりをさせてもらいました。

 お客様からの質問も鋭いもので、いいご質問ばっかりでした。

 

 なんとスタンダップコメディーの清水宏さんもライブにご来場いただきました。本当にありがとうございます。

 師弟と伝統芸能に関する質問で、深いテーマを与えてくださいました。

 どう答えたのかは是非ともアーカイブが2週間見られますので、詳細確認の上そちらをご購入ください。

 

 

 ご登壇の稲田さんの著書「師弟論」もまさにその視線がテーマとなっております。

 これまでの落語界の師弟のエピソードに焦点を当てながら、文献を引用し網羅的に述べられております。

 いわゆる単純な師匠絶対という暴論ではない師弟論を冷静に語られております。現代の事情を踏まえつつ、悩みながら筆を取られているのが良く分かります。

 

 

 この師弟論について、説明が求められている場面はこれからの時代は増えていくと思います。私が想定するだけでも、たとえばお客様はもちろん、補助金をいただくのであれば国や自治体関連にもプレゼンがいります。一般企業よりスポンサーをいただく場面もそうですし、ほかにも今後伝統芸能を志す者もその答えを求めているでしょうし、はたまた師匠に就かずに落語を生業とできる方がどんどん出てくるのかもしれませんが、こちらはプロの正当性を主張するためにもきめの細かく説得できる考察が必要でしょう。

 

 伝統という言葉のみで、一般の人が落語にブランドを感じてた時代は終わったのだと思います。

 

 なぜ師弟なのか?なぜ伝統に価値があるのか?より細かい考察と説明が必要となっています。元師匠は裁判上で尋問されましたが、少なくともその師弟論は一般の人を納得しうる領域にまで達していないと私は感じました。

 

 私自身もこの命題を引き続き考えていきたいです。同時にこういうイベントを通して、伝統芸能とハラスメントについて、今後も発信していきます。6月に連雀亭で師匠と開催しますので、是非ともよろしくお願いします。

 

 

 

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 企画者の椎野礼仁さんも今回のライブ盛況に尽力くださり、誠にありがとうございました。

 

 ライブ中に話しましたが、今はらしょう兄さんが今回の一連の出来事を原稿にしてくださっています。阿佐ヶ谷ロフトさんから、いずれ書籍化が実現したときには、出版記念ライブを開催しましょうとお声掛けくださりました。実現できるといいなあと、私も今後も可能な限り原稿に協力して参ります。

 

 最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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