【私がこの記事を最初に書いたのは、2017年9月です。その後、2018年から2023年にかけて計6回の追記をしました。

この記事は、以前の記事ではありますが、私のブログの中では、継続して多くのアクセスをいただいています。

せっかく、多くの方にご覧いただいているもかかわらず、記事の内容が古くなっていくのが申し訳ありませんので、今回、7回目の追記をしました。

(追記1:2018年7月9日、 追記2:2018年12月3日、追記3:2020年1月7日、追記4:2021年1月9日、追記5:2022年3月17日、追記6:2023年8月11日、追記7:2026年3月1日)

 

なお、表題の通り、この記事で取り上げている10名の作家の方は、女性による美人画のさきがけである上村松園をはじめ、10人の女性作家(①宮北千織、②京都絵美(みやこえみ)、③丁子紅子、④平良志季、⑤大竹彩奈、⑥戸井田しづこ、⑦福田季生(ふくだきはる)、⑧改発静香、⑨中園ゆう子、⑩星奈緒 敬称省略させていただきました)の方々です。

 

さらに、番外として順次、⑪宮崎優、⑫中島華映、⑬寒河江智果、⑭山本有彩、⑮伊勢田理沙、⑯藤井佳奈、⑰菅澤薫、⑱小野彩華、⑲徳田明子、⑳中道佐江、㉑植野綾、㉒田中アユミ、㉓中島あけみ、㉔星野有紀、㉕山下千里(敬称省略させていただきました)の情報を加えさせていただきました。】

 

芸術の秋です。

私が楽しみにしているのは、日展や院展、現代童画展などの公募展です。既に、院展(再興第102回院展)は発表があり、東京での展示が終わったようですが、これから全国を巡回します。

こうした公募展では、様々な作品が展示され大変興味深く拝見するのですが、私が、楽しみにしている作品として、女性が描く美人画、女性画です。

そこで、今日は、最近私が注目している女性が描く「美人画・女性画」について書きたいと思います。

 

私のブログでよく取り上げる上村松園の美人画は、大変魅力的です。もちろん、明治以降、女流作家は、数多く輩出されてきていますが、上村松園の作品は、別格であり、まさに女性による美人画のさきがけであり、最高峰に位置付けられるのではないかと思います。

上村松園 「砧」

〇「上村松園-美人画の精華-」(山種美術館)に行ってきました。(2017年9月)

 

(追記3)

奈良にある上村松園、松篁、淳之の三代の作品を収蔵展示する松伯美術館が有名であり、日帰り旅行で訪問し、その記事を書かせていただきました。

奈良、松伯美術館に行ってきました。興福寺、春日大社、鹿、スタバ。(2017年4月)

「上村松園・松篁・淳之展 三代に見る日本画百年の流れ」(於 松伯美術館)の感想(2017年4月)

 

(追記7)

上村松園は、1975年4月23日生まれで、2025年は生誕150年を迎え、各地で特別展示が行われました。

その中で、上村松園の作品を数多く所蔵する山種美術館において、生誕150年記念「上村松園と麗しき女性たち」の展示が行われ

展示の中で、ポスターとなった「蛍」をはじめ、「新蛍」「砧」「春芳」「春のよそをい」などの美術館所蔵作品や、「姉妹」、「つれづれ」といった個人蔵の作品など、いずれも美しく、凛とした作品にあらためて上村松園の凄さを感じることができました。

作品の写真撮影は原則禁止でしたが、1点だけ写真撮影がOKの作品がありましたので、写真を撮らせていただきました。

「杜鵑(ほととぎす)を聴(き)く」1948年 73歳作 山種美術館所蔵

生誕150年記念「上村松園と麗しき女性たち」など、私の最近の生活について。(2025年6月)

 

 

① 宮北千織さん

【略歴 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業、同大学大学院美術研究科博士後期課程(日本画)満期退学、再興第100回日本美術院展 内閣総理大臣賞、現在、東京藝術大学美術学部絵画科日本画教授】

現代の女流作家の中で、ベテランの域にある院展同人である宮北千織さんの作品は秀逸で、いつも院展で楽しみに拝見します。

気品があり、暖かい色彩が魅力の女性画を描かれています。

 

「想」 (第75回春の院展)(追記4)

この作品は、遊戯坐といって足をくまずゆったりと座る美しい姿に惹かれ、その姿で瞑想する人物を描きたいということで制作された作品です(日本美術院HP解説)。宮北千織さんが描く女性像は、控えめな色調の中に、優しさと気品が溢れ、現代の美人画・女性画の一つの完成した形ではないかと、僭越ながら思っています。

第75回春の院展(巡回展 於 横浜そごう美術館)に行ってきました!((2020年9月)

 

(追記6)

再興第107回院展では、こちらの作品が出品されていました。

「二十歳の心」 

この作品には、次のコメントが添えられていました。

「結露した窓が美しいと思い、今まで何度か作品にしてきました。

 きらきらとした水滴、手で拭って向こう側が見えたと思ったら、また曇ってしまう窓ガラス。

 二十歳の頃の、希望がありながら漫然とした不安を抱えている気持ちを表現したいと思いました。」

‥‥こうした感性が、人の心を打つ作品を生み出すのだなと思いました。

再興第107回院展、横浜巡回展(於 横浜そごう美術館)に行ってきました!(2023年3月)

 

 

② 京都絵美(みやこえみ)さん

【略歴 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業、同大学美術研究科文化財保存学専攻(保存修復日本画)博士後期課程修了、現在、嵯峨美術大学 芸術学部 造形学科日本画・古画領域 准教授、Seed 山種美術館 日本画アワード第1回大賞受賞】

京都絵美さんは、山種美術館が50周年を記念して、2016年からスタートした「Seed 山種美術館 日本画アワード」で、第1回の大賞受賞されています。

私が、この方の作品を初めて拝見したのは、第72回春の院展に出品された「星の影」という作品です。女性の表情、肌や手、足の表情、背景の描き方が魅力的でした。

 

「星の影」(第72回春の院展画集)

〇第72回春の院展(於 横浜そごう美術館)に行ってきました!(2017年7月)

 

 

③ 丁子紅子さん

【略歴  女子美術大学絵画学科日本画専攻卒業、2019年現代童画大賞受賞、現在現代童画会委員】

私のブログでたびたび取り上げている丁子紅子さんです。

今日は、今年(2017年)5月、丸善・日本橋店で開催された「-出版記念-『美人画づくし』」において、入手した彼女の作品を掲載します。

「ささげる」

出版記念「美人画づくし」(於丸善日本橋店)、「ランス美術館展」(於損保ジャパン日本興亜美術館)(2017年5月)

丁子紅子個展「あなたへ。」に行ってきました。(2017年6月)

 

「さよならでみた夢の続きを。」 100F 日本画 (追記3)

2019年、第45回記念現代童画展において、見事、現代童画大賞を受賞されました。

この賞を20歳代で受賞するのは、丁子さんが初めてとのことであり、正に彼女の活躍を象徴する出来事でした。

丁子紅子さんは、これまで一人の女性を描くことが多かったと思いますが、二人の女性(とはいえ、この二人は同一人物で、一人の人物の二面性の意味合いがあるとのこと)を描くことにより、表現方法に広がりができ、作品の印象も深化し、迫力のある作品に仕上がっていると思います。

第45回記念 現代童画展(於 東京都美術館)に行ってきました!(2019年11月)

 

(追記7)

2025年3月、アートフェア東京19(於 東京国際フォーラム)が開催され、丁子紅子さんは、初めての画集刊行記念として参加されました。

アートフェア東京、ART@GINZA、銀座ギャラリーズ「日本の美を探るアートの旅展」、星野有紀展(2025年3月)

 

なお、最新情報として、2026年2月26日、第17回アダチUKIYOE大賞を丁子紅子さんが受賞されたという発表がありました。この賞を受賞されると、副賞としてその作品を現代の浮世絵として伝統木版画が制作されることになりますので、今から楽しみです。

 

 

④ 平良志季さん

【略歴 東京藝術大学美術学部デザイン科卒業、同大学院美術研究科修士課程デザイン専攻描画・装飾 修了】

  平良志季さんを初めて拝見したのは、丁子紅子さんとの2人展でした。また、「美人画づくし」でも取り上げられていました。

ここで、平良志季さんの描く妖怪や女性画は、ユーモアと鬼気迫る迫力、それに美しさがあり、大変感動しました。

 

「思い悩ます」  

丁子紅子・平良志季 2人展(於 art Truth) に行ってきました。(2016年7月)

 

「御願い事」 (追記1)

2018年6月には、そごう横浜展において開催された平良志季日本画展では、平良さんの作品が数多く展示され、大変楽しむことが出来ました。

平良志季日本画展(於 そごう横浜店美術画廊)に行ってきました!(2018年6月)

 

⑤ 大竹彩奈さん

【略歴 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻 日本画研究領域修了】

大竹彩奈さんの作品を初めて拝見したのは、「-出版記念-『美人画づくし』」でした。ただ、そのときの印象よりも、強烈だったのは、本屋に並んだこの本の表紙を見たときです。

澤田瞳子著の「腐れ梅」(集英社)

私は、本の表紙だけを見て、本を買ったのはこれが初めてでした。

そして、この作品が、大竹彩奈さんの作品と知るのは、家に帰り、「美人画づくし」で確認してからです。

そして、この絵は、丁子紅子さんの絵も展示する「アートのチカラ(お客さま投票人気作家)発表展」でみることができました。

〇アートのチカラ 発表展(於 伊勢丹新宿店アートギャラリー)に行ってきました。(2017年8月)

 

(追記5)

東京銀座の画廊、ぎゃらりぃ秋華洞で開催されていた「画集刊行記念 大竹彩奈個展」(2022年1月21日~29日)は、画集刊行に合わせて開催された個展であり、大竹彩奈さんの作品を堪能することができ、また、画集にサインをいただいてきました。

「雨の日に」 

「画集刊行記念 大竹彩奈個展」(於 ぎゃらりぃ秋華洞)に行ってきました!(2020年2月)

 

 

⑥ 戸井田しづこさん

【略歴 多摩美術大学テキスタイルデザイン科卒、現代童画会・東京都知事賞、奨励賞他受賞、現在、現代童画会 委員】

戸井田しづこさんは、画廊artTruthで初めて知り、現代童画展の作品を見て大変素晴らしいと思い、私が好きな作家さんの一人となりました。前回の個展では、ご本人とお話しをすることが出来、ますます魅力を感じました。

「夜明けの虹」 

〇戸井田しづこ個展・夜明けの虹 (於 art Truth)「こころとまなざし」に魅了されます!(2017年7月)

 

「羽化前夜Ⅱ」東京都知事賞受賞

〇第42回現代童画展(於東京都美術館)に行ってきました。(2016年11月)

 

第45回記念現代童画展に出展された作品は、第45回記念会員賞を受賞され、その作品は会場の入口に展示されていました。

左「パンジーの囁きⅠ」 50F  右「パンジーの囁きⅡ」 50F アルキド

第45回記念 現代童画展(於 東京都美術館)に行ってきました!(2019年11月)

 

また、直近でも個展、グループ展で作品を楽しませていただきました。(追記7)

戸井田しづこ個展「醒めない夢を漂うだけ」(於 art Truth)に行ってきました!(2025年6月)

 

 

⑦福田季生(ふくだきはる)さん

【略歴 京都市立芸術大学美術学部美術科日本画専攻卒業、京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻日本画修了、日春会会友・日展会友】

福田季生さんは、京都を中心に活躍されている若手日本画家です。福田さんの作品を初めて拝見したのは、本年(2017年)4月第1回新日春展です。

この作品を会場で拝見し、もちろん作家の方も全く存じ上げなかったのですが、その作品の魅力に驚かされて、ブログでも取り上げさせて頂きました。

 

「花ごもり」 第1回新日春展

第1回新日春展で日本画を見てきました。(於 東京都美術館)(2017年4月)

 

(追記4)

2020年10月、福田季生さん初めての個展が、銀座のギャラリーアートもりもとで開催されました。

この個展は、様々な雑誌でも取り上げられ、注目の個展となりました。ここで、初めてご本人にお目にかかることができました。

「百花繚乱」 60M(130.3×80.3㎝)

 

「蛍」6F(40.9×31.8㎝)

「福田季生展 百花繚乱-花文様-」(於 ギャラリーアートもりもと)に行ってきました!(2020年10月)

 

(追記7)

2025年9月にSASAI FINE ARTSでで行われた「福田季生展ー風に吹かれてー」に季節感あふれる作品に魅了されました。

「ビードロ」4F(33.4×24.3㎝)絹本彩色

福田季生展ー風に吹かれてー(於 SASAI FINE ARTS)に行ってきました!(2025年9月)

 

 

⑧改発静香さん

【京都造形芸術大学美術工芸学科 日本画コース 卒業】

 

改発静香さんも、京都を中心に活躍されている若手の日本画家です。たまたま、私の地元の東京都町田市の小田急百貨店で、毎年、展示会をされているので知ることになりました。少女や花・植物を大変美しく描かれる方であり、私に絵の魅力を思い起こさせてくれた作家さんです。

 

「初夏の朝(人物)」 改発静香 

改発静香 日本画展(於 小田急百貨店町田店)に行ってきました。(2017年7月)

 

(追記3)

また、こちらの我が家のオカメインコのピーちゃんが止まっている作品も、改発静香さんの作品です。

現在、改発さんは、子育てということもあり、作品の発表はあまりされていないようですが、今後、東京方面での作品発表を心待ちにしています。

 

(追記6)

その後、改発静香さんの東京での作品の発表はありませんが、最近、フェイスブックなどで娘さんのスケッチを掲載されていました。その可愛らしい作品は素晴らしく、以前のように作家活動を再開することを心待ちにしています。

 

 

⑨中園ゆう子さん

【略歴 崇城大学大学院芸術研究科修了、美の起原展展入選作品展準大賞受賞】

中園ゆう子さんは、2017年9月、横浜で開催された「魅惑の女性画展」で初めて知りました。そこで、拝見した作品は、ドローイングの作品でしたが、少女のかわいさ、そしてその心を表しているように感じました。

少し調べてみると、熊本の方で、日展でも入賞されており、少女やインコの絵が大変印象的でした。

 

「stars」  

〇「魅惑の女性画展」(於 MERRY ART GALLERY別館)に行ってきました。(2017年9月)

 

(追記1)

中園ゆう子さんは、2017年12月に開催された「2017美の起源展入選作品展」で、準大賞の作品が展示されました。

2017美の起源展入賞作品展で、中園ゆう子さんの作品を見てきました。(付:インコの写真)(2017年12月)

 

(追記5)

2021年4月には、銀座の画廊、美の起原において、「中園ゆう子個展 渦中のまなざし」(4月26日~5月1日)が開催され、魅力的な作品が数多く出展され、大変、人気な個展となりました。

 

「龍の棲まう場所」 F6 日本画 紙本着彩

「中園ゆう子個展 渦中のまなざし」(於 美の起原)に行ってきました!(2021年4月)

 

(追記6)

2022年、中園ゆう子さんは、銀座の画廊、美の起原での個展、「KENZAN2022」(表記Nは逆,Aは-なし)の参加、ご自分もプロデュースに参加したAMAKARA展、横浜の画廊ギャラリーARKでのグループ展の参加など大活躍でした。

 

「令和艶中八仙・西王母」 F6 紙本着彩

中園さんは、江戸時代に浮世絵に描かれた中国の仙人に因んだ「艶中八仙」という美人画を題材にして、「令和艶中八仙」というシリーズの作品の制作をしており、この作品は、銀座をモチーフにした作品ですが、その一つとのことです。

中園ゆう子展「目を瞑ると」(於 銀座の画廊 美の起原)に行ってきました!(2022年4月)

8人の個性が光る、AMAKARA展(於 銀座中央ギャラリー)に行ってきました!(2022年10月)

 

(追記7)

2025年6月、銀座の画廊 美の起原で中園ゆう子展「うつつの結び目」が行われました。

中園ゆう子さんは、日本画の画材を使い、故事や伝説、昔の絵の題材等と向かい合い、現在の感覚で吟味し直して、独自の作品を制作しており、その特色は、繊細な表現力に裏打ちされた「色彩の美しさ」と、そして「可愛さ」にあるということを再認識させ個展でした。

「荘氏胡蝶の夢図」紙本着彩 F20

中園ゆう子展「うつつの結び目」(於 美の起原)に行ってきました!(2025年6月)

 

 

⑩星奈緒さん

【略歴 新潟県魚沼市出身、長岡造形大学視覚デザイン学科卒業】

星奈緒さんは、昨年、画廊art Truthでの個展で初めて作品を拝見し、その描写力には大変驚かされた作家さんです。

彼女の描く女性とは、目を合わせるのもドキドキするような感じをしたのを今も覚えています。

「曇り空」 

〇星奈緒展 目を瞑ると何が見える? 於 art Truth(2016年4月)

 

(追記4)

2020年10月、横浜中華街の画廊art Truthにおいて、星奈緒さんの個展「星奈緒展 隠れて待ってる」が開催されました。

「煙」 パステル、水彩、S4号

「星奈緒展 隠れて待ってる」(於 art Truth)に行ってきました!(2020年10月)

 

2020年10月、朝日新聞の夕刊に、星奈緒さんの絵が遠くモスクワの郊外にわたり、所有者からの便りが来た話題が掲載されました。

星奈緒さんの奇跡のおすそ分け 朝日新聞の記事「あの絵は海超えて」から(2020年11月)

 

(追記6)

2022年10月、星奈緒さんの銀座での初めての個展が、画廊美の起原で開催されました。それまでの星奈緒さんの歩みを拝見してきた私にとって、とても楽しみにしていた個展でしたし、久し振りにご本人にお目にかかりお話しすることができました。

「stop motion portait 2」 273×190mm

この作品は、異なる目線、そして、微妙に表情が異なる7つの作品「stop motion portait 1~7」の一つです。

ご本人、そして画廊のスタッフの方々と7つの作品を前にしていろいろ感想を出し合って、楽しいひと時を過ごしました。

星奈緒展「点滅/点灯」(於 美の起原)に行ってきました!(2022年10月)

 

以上、私が注目する美人画・女性画を描く現代の、それも若手の作家さんを中心に、紹介してきました。

この方たちの今後のご活躍を期待するともに、応援していきたいと思っています。

そして、上村松園さんのような歴史に残るような女流作家になってもらえればと考えています。

 

(追記4)

番外編

以上は、この記事を書いた2017年9月に選んだ10名の方々ですが、この後、多くの作家さんに出合うことができました。

アメーバのブログは、字数に制約があるので、これ以上、多くの記事はかけないのですが、どうしても紹介したい美人画・女性画を描く女流作家さんの一部について、私が出会った作品とそれを紹介した私のブログを追記したいと思います。

 

⑪宮崎優さん

【略歴 大阪府立港南高等学校美術科卒業、第9回アダチUKIYOE大賞受賞。2019 NHKドラマ「浮世絵の画家」作品提供】

宮崎優さんは、現在の美人画を描く女流画家としては、最も人気のある作家の一人と言っても過言ではないかと思います。

私のブログでも、頻繁に取り上げさせていただいています。

 

「目覚め」 4F

宮崎優展ーここから見える世界ー(於 ギャラリーアートもりもと)に行ってきました!(2020年11月)

 

(追記6)

2022年11月、銀座の「ギャラリーアートもりもと」改め「SASAI FINE ARTS」において「画集刊行記念 宮崎優展 つむがれゆく緑」が開催されました。ここで、 NHKドラマ「浮世絵の画家」に提供された、次の作品が展示されていました。

 

「長い洗い髪に櫛を通す女」 20P(72.7×53.0㎝) 絹本着彩

この日、刊行された画集に、私がインコ好きであることを知っていた宮崎さんが、思いがけず私のためにインコの絵を描いていただきました。

画集刊行記念 宮崎優展 つむがれゆく緑 (於 SASAI FINE ARTS)に行ってきました!(2022年11月)

 

⑫中島華映さん

【略歴 学習院女子大学 国際文化交流学部 日本文化学科卒業】

中島華映さんは、学生の時から独学で作品を発表され、当時から人気があった作家さんです。2023年も完売作家として美術雑誌アートコレクターズ2月号に紹介されています。

 

「眺望」 F4 和紙・アクリル

中島華映展(於 ギャラリーアーク)に行ってきました!(2020年9月)

モダンアートプロデュース中島華映初個展「浮游する夢」に行ってきました!(2019年3月)

 

⑬ 寒河江智果さん

【略歴 女子美術大学絵画科日本画専攻卒業】

寒河江智果さんは、可愛らしい女性から妖艶な女性まで幅広く女性を描かれています。また、色づかいが綺麗で元気をもらえる作品と感じています。

 

「いつもそばに」 6F 

寒河江さんが、私のブログをご覧になって、我が家のインコを題材にして描かれた作品です。

寒河江智果さんの作品に、我が家のインコたちを描いていただきました!(2020年5月)

寒河江智果展「風待月の花園」(於ギャラリーアートもりもと)に行ってきました!(2018年5月)

 

(追記7)

2025年5月、吉祥寺にある画廊・gallery shell 102において、寒河江智果展「Lovely♡Garden」が開催されました。

寒河江さんのお母様の芳賀美土子さんは絵も描かれますが童話作家でもあり、今回、お母様が書いた童話に寒河江智果さんが絵を描き完成した本が展示・販売されていました。

 

⑭ 山本有彩さん

【略麗 金沢美術工芸大学院修士課程絵画専攻日本画コース修了】

山本有彩さんは、2018年頃から、作品を拝見する機会がありましたが、2019年10月、横浜石川町の画廊ギャラリーアークで行われた山本有彩展は記憶に残る個展でした。

「繋がっていられたら」 絹本着彩 F6

山本有彩個展(於 ギャラリーアーク)に行ってきました!(2019年10月)

 

(追記6)

山本有彩さんは、その後、一層人気が増し、また、活動の場を広げ、松本隆さんの作詞活動50周年トリビュートアルバム『風街に連れてって!』のアルバムジャケットに採用されました。

松本隆氏CDアルバムジャケットに採用された山本有彩さんの作品が素敵です等々(2021年7月)

 

 

⑮伊勢田理沙さん

【略歴 佐賀県出身、佐賀大学大学院教育学研究科修了、白日会会員】

 

「君をのせて」 100F(162.1×130.3㎝)

伊勢田理沙展「いついつまでも」(於 ギャラリーアートもりもと)に行ってきました! 猫好きは是非!(2020年10月)

「伊勢田理沙・田口由花二人展」(於 ギャラリーアートもりもと)に行ってきました!(2021年10月)

 

(追記6)

伊勢田理沙さんは、白日会を中心に静謐で気品のある女性を中心に、細部までこだわった作品を発表されていますが、その作品には必ずと言っていいほど猫が登場します。

2022年3月には、猫をテーマにした個展も開催しました。

こちらは、伊勢田さんの愛猫、グリとグラの作品です。

「ねことくらす」伊勢田理沙展(於 ギャラリーアートもりもと)に行ってきました!(2022年3月)

 

(追記7)

「いつまでもいつまでも」 グラを抱いた伊勢田理沙さんの自画像です。

伊勢田理沙展 なんとなく なんとなく(於 SASAI FINE ARTS)に行ってきました!(2025年4月)

 

⑯藤井佳奈さん

【略歴 佐賀大学大学院地域デザイン研究科修了、白日会会員】

藤井佳奈さんは、ロリータファッションをテーマに作品を描いています。ロリータファッションには興味はなかった私ですが、藤井さんの作品は美しく見事で感服しています。

 

「天使にだってなれたハズ」 90.9×90.9㎝ (30S)

藤井佳奈個展「小さい頃の夢のこと」(於 ギャラリーアートもりもと)に行ってきました!(2019年11月)

 

「物語を読む日」 藤井佳奈 SM

藤井佳奈展「Once upon a time」(於 ギャラリーアートもりもと)に行ってきました。(2021年12月)

 

(追記7)

2025年9月、藤井佳奈展「天使の羽音」(於 SASAI FINE ARTS)においては、細部まで丁寧に描きこまれた衣装や装飾品の美しさに魅了されました。

「黒い天使」10F53.0×45.5㎝)パネル、綿布、白亜地、油彩

 

「真珠の首飾りⅡ」0F17.9×13.9㎝)パネル、綿布、白亜地、油彩

藤井佳奈展「天使の羽音」(於 SASAI FINE ARTS)に行ってきました!(2025年9月)

 

⑰菅澤薫さん

【略歴 筑波大学大学院博士前期課程人間総合科学研究科芸術専攻修了、筑波大学大学院博士後期課程人間総合科学研究科芸術専攻修了、現在、浜松学院大学短期大学部(幼児教育科)准教授】

 

「匂いの痕跡」

菅澤薫展「歪な巣」(於 コート・ギャラリー国立)に行ってきました!(2019年3月)

 

(追記6)

菅澤薫さんは、感覚やバランスとか、肌で感じる危うさ、心地よさといったものを作品に描いているように思います。

現在は、静岡県で教鞭をとりながら、子育てをし、制作を続けています。

「紡ぐ」 菅澤薫 油彩 F6

「魅惑の人物画展」(於 ギャラリーARK)に行ってきました!(2023年2月)

 

(追記7)

2026年1月に開催された『WHAT CAFE EXHIBITION vol.44 from here to eternity:TERADA ART AWARD 2015 受賞者の「いま」の展開』において、菅澤薫さんのこれまでを振り返ることができる展示が行われました。最近は、美しい花の作品に取り組んでおり、

そうした作品も展示されていました。

『TERADA ART AWARD 2015 受賞者の「いま」の展開』で菅澤薫さんの作品を堪能!(2026年1月)

 

⑱小野彩華さん

【略歴 東京造形大学絵画専攻領域卒業、白日会会員】

小野彩華さんは、白日会でLIMBOシリーズの作品を発表されています。大きな作品から小さな作品まで、大小に関係なく魅力的な作品を描かれています。

 

「LIMBO」小野彩華

第94回白日会展(於 国立新美術館)に行ってきました。(2018年3月)

 

「Only」 小野彩華

「魅惑の人物画展」(於 ギャラリーアーク)に行ってきました!(2019年2月)

 

(追記7)

2025年3月に開催された第101回白日会展において、この作品でSOMPO美術館賞を受賞され、会員推挙されました。

「昼下がりの画室」小野彩華 SOMPO美術館賞

第101回白日会展(於 国立新美術館)に行ってきました!(2025年3月)

 

⑲徳田明子さん

【略歴 東京デザイナー学院卒、白日会会員、日本透明水彩会(JWS)会員】

徳田明子さんは、水彩画で女性を描いています。優しい作品、または情念がこもった作品など様々ですが、白日会では迫力のある作品を発表されています。

 

「秋桜」 徳田明子 水彩 F6

アグライア展(於 ギャラリーARK)に行ってきました!(2020年6月)

 

(追記7)

八丁堀にある画廊「美岳画廊」で開催された「徳田明子 水彩画展」で、初めてご本人にお目にかかることができ、制作にかかるお話をいろいろと伺うことができました。

「現の夢(うつつのゆめ)」F12

「徳田明子 水彩画展」(於 美岳画廊)に行ってきました!(2026年1月)

 

⑳中道佐江さん

【略歴 京都嵯峨芸術大学造形学部油画分野卒業、白日会会員】

中道佐江さんは白日会展で作品を発表されており、美しく上品で印象に残る作品と思っていたところ、2021年11月に横浜でのグループ展で拝見する機会を得ました。基本は、京都、大阪の活動が中心のようです。

 

「恋をしたのは」 アクリル・油彩 F3

中道佐江さん、徳田明子さんなど魅力満載! アルマ展(於 ギャラリーARK)に行ってきました!(2021年11月)

 

(追記7)

「Prologue」 中道佐江

第101回白日会展(於 国立新美術館)に行ってきました!(2025年3月)

 

㉑ 植野綾さん

【略歴 佐賀大学大学院地域デザイン学部地域デザイン研究科修了、白日会会員】

植野綾さんは、白日会展を中心に、写実的な女性画を描いていますが、その度ごとに趣の異なる作品を発表されています。

また、個展では魅力的な女性の作品を発表されており、私のブログでも度々紹介させていただいています。

 

「真」 4F

植野綾展「emotion」(於 ギャラリーアートもりもと)に行ってきました!(2021年6月)

 

「奏」 8F(37.9×45.5㎝)

植野綾展「境界線」(於 ギャラリーアートもりもと)に行ってきました!(2022年8月)

 

(追記7)

植野綾「借り物の言葉」10

14名の女性画家が参加する「初空」(於 日本橋三越本店)に行ってきました!(2026年1月)

 

㉒田中アユミさん(追記7)

【略歴 千代田工科芸術専門学校卒業、弥生美術館館長賞受賞、現代童画会委員】

田中アユミさんは、現代童画会を中心に、大正・昭和浪漫を感じさせる情感あふれる魅力的な作品を制作されており、7,8年前からその作品を注目し、ブログでも紹介してきました。

2025年12月、京橋にある画廊「Maison de neko  メゾンドネコ」で開催された「田中アユミ個展 やわらかな余韻」で初めて個展を拝見し、御本人にお目にかかることができました。

 

「旅の途中」S30 油彩・板

田中アユミ個展(於 Maison de neko メゾンドネコ)に行ってきました!(2025年12月)

 

「湖畔の洋服店」田中アユミ 50F 油彩 

第51回現代童画展(於 東京都美術館)に行ってきました!

 

㉓中島あけみさん(追記7)

【略歴 武蔵野美術大学卒業、第1回ホキ美術館プラチナ大賞展入選、現在、白日会会員、日展会友】

中島あけみさんは、白日会展や日展において、気品あふれる美しい女性の裸像の作品を発表されており、2019年以降毎年私のブログで紹介していることをきっかけとして、ご本人との交流が生まれることになりました。

2025年7月、銀座の画廊宮坂で開催された個展で初めてご本人にお目にかかり、作品を堪能させていただきました。

 

「惑い」100号F

 

「追憶」4号F

中島あけみ展(於 画廊宮坂)に行ってきました!(2025年7月)

 

㉔星野有紀さん(追記7)

【略歴 筑波大学大学院博士後期課程芸術専攻洋画領域終了、第67回二紀展奨励賞、筑波大学人間総合科学研究科博士前期課程芸術専攻修了制作展筑波大学優秀作品賞】

星野有紀さんの作品を初めて拝見したのは、2017年11月「つまり猫は、最高傑作である。」(於 ギャラリーアートもりもと)で以降、個展、グループ展で度々その作品を拝見してきました。

当初の作品の印象は、「不条理さが漂う少女」、「戦うような激しさ」、「明るい色彩の美しさ」といったところでした。

 

「Nice to Meet You」 60.6×50.0㎝

星野有紀展(於 ギャラリーアートもりもと)に行ってきました!(最後にインコのハンカチの話題)(2019年12月)

 

2025年3月、銀座の画廊SASAI FINE ARTSにおいて開催されていた「星野有紀展 ニケの涙腺」では、ご本人とお話しすることができたこともあり、その作風が熟成・深化するとともに、肩の力が少し抜けたような「変化」を感じました。

この個展では、それまでの「強い視線=戦い」の構図から、異なる表現方法が模索されており、私には大変新鮮でした。

 

「遠雷」8F(45.5×37.9㎝)キャンバス・油彩

星野有紀展 ニケの涙腺(於 SASAI FINE ARTS)に行ってきました!(2025年3月)

 

㉕山下千里さん(追記7)

【略歴 筑波大学芸術専門学群卒業、筑波大学大学院人間総合科学研究科修了】

山下千里さんの作品を初めて拝見したのは、2018年3月、横浜みなとみらいのMERRY ART GALLERY別館で開催された第4回魅惑の女性画展でした。

「衆生」山下千里

第4回 魅惑の女性画展に行ってきました。(2018年3月)

 

その後、2020年6月画廊「美の起原」で開催された「paraiso  山下千里個展」で初めてご本人にお目にかかり、美しい作品を拝見し、さらに、2025年9月に美岳画廊で開催された「tide」山下千里個展でより深化した作品を拝見することができました。

 

「utopia」 山下千里 M10号 和紙、岩絵具、箔、シェルパウダー

「paraiso 山下千里個展」(於 銀座 美の起原)に行ってきました!(2020年6月)

 

「nocturne」M8

「tide」山下千里個展(於 美岳画廊)と山下千里さんの過去作を振り返りました!(2025年10月)