今日、午前中、何気なくブログを見たりしていると、今日の私のブログのアクセス数が、かなり多めであることに気づきました。

 

先週、酒井幸子さんの二人展や、ギャラリーARKのアウラ展、そして現代童画展と、頑張ってブログにあげたので、その関係かなと思って、調べたところ、それとは関係なく、今年10月7日の星奈緒さんの個展の記事にアクセスが集中していました。

 

そこで、星奈緒さんがフェイスブックを確認してみると、朝日新聞の「窓」の記事が紹介されていました。

 

たまたま、我が家も朝日新聞をとっているので、その記事を探してみると、「窓」に、「あの絵は海越えて」という記事が掲載されていました。

その記事のポイントはこんな感じです。

 

・ある日、星奈緒さんのもとに、差出人の心当たりがない一通のメールが届いた。

・そのメールに書かれた「pinecone」というタイトルの意味も分からず、クリックすると、かつて自分が描いた松ぼっくりの絵の写真が現れた。

・その松ぼっくりの絵は、駆け出しだった6年前の個展で、ぎりぎりになって完成した作品で、その個展でただ一つ売れた絵だった。

・ただ、買い手の方は数年後亡くなり、その絵の行方も分からなくなっていた。

・メールの差出人は、モスクワから50キロほどの場所に住む方で、翻訳ソフトを使ったと思われるおかしな言葉でありながら、「毎日刺激を与えてくれる。」、「いまは安全な場所にいて、心配ありません。」ということが書かれていた。

・星奈緒さんは、そのメールに、(様々な思いを込めて、)片言の英語で返信した。 「私にとっては奇跡です。ありがとう」

 

記事には、佐藤恵子さんと記事をまとめた方の名前が書かれており、淡々とした言葉の中に、星奈緒さんの思いが情感深く綴られていました。

 

恐らく、日曜日の午前中、この記事を読んだ方が、星奈緒さんに興味を持ち、ネットで調べたのだと思います。

その結果、私の星奈緒さんの個展についてのブログの記事もご覧いただいたということだと思います。

 

星奈緒さんにとっての奇跡。 

その奇跡は、まわりまわって、私の書いたブログの記事のアクセス数の増にまで及び、私は、その奇跡のおすそ分けをいただいた気持ちになりました。

 

その私の記事はこちらになります。

 

 

この記事でも紹介しましたが、その際、我が家に迎えた作品がこの作品です。

「煙」 パステル 水彩 S4号

 

私も、星奈緒さんの作品を初めて拝見したのは、4年半前、松ぼっくりの作品を描かれてから1年半後ぐらいでしょうか。

その後、星奈緒さんは、画家として着々と歩んでいることを知っている私にとっても、朝日新聞の記事はとても嬉しい記事でした。

以上です。