今日は、私の職場からすぐにある横浜石川町駅近くのギャラリーアークにおいて、今日から開催された「魅惑の人物画展」に行ってきました。

(会期 2月21日(木)~3月2日(土) 日曜休廊)

出展作家は、写実絵画の若手作家を中心とした、小野彩華、児玉慶多、友清大介、永瀬武志、松本凌介、宮本絵梨、吉間春樹の各氏になります。

 

各氏が3点ずつ人物画を出展しており、その中から、私が気になった作品を1点ずつ紹介したいと思います。

 

「Only」 小野彩華

昨年の第94回展白日会展に入賞するなど、最近、注目度が高まる若手作家の小野彩華さんの作品です。

彼女の作品には、鳥が関連するモチーフが良く出てくるように思いますが、この作品では鳥籠が描かれています。

背景を含め、明るい色調に、女性らしい華やかさがある作品と思います。

第94回白日会展(於 国立新美術館)に行ってきました。

 

「Portrit A」 友清大介

確かな描写力と、重厚な作品が印象的な友清大介さんの作品です。

会場には、見慣れたモデルさんの作品もありましたが、このモデルさんの作品は私は初めて見るかも知れません。

身近で、生活感さえ感じさせる、さりげない作品に感じます。

 

「心理学生」 児玉慶多

児玉慶多さんは、まだ、あまり知られていない作家さんだと思います。

最近、このギャラリーアークに作品を出展するようになり、その作品を拝見し、私も大変気になる若手作家です。

この作品を見ていただくだけでも、私の気持ちを感じていただけるのではないでしょうか。

この方の作品は、もう1点ご覧頂きたいと思います。

 

「肖像/画学生」 児玉慶多

特に、この作品は人気が高かったようです。いずれにしても、今後楽しみな作家さんです。

 

「心音」 吉間春樹

このモデルさんの作品は以前も拝見したことがあると思いますが、この作品は、特に肌質が、きめ細かく、思わず目を見張ってしまいました。

私には、吉間さんの作品には、心に残るものがあるように感じますが、それが何なのか、今後も注目していきたいと思います。

 

「あなたの側に」 宮本絵梨

昨年の、第94回白日会展に入賞した宮本絵梨さんの「女」という作品は、驚きの作品でした。

あの作品を見たうえで、この作品を拝見したので、宮本さんらしい作品と思うことが出来ました。

 

「空白のかたち」 永瀬武志

 

そして、

「陸離」 松本凌介

 

以上、将来性があり、魅力の異なる若手作家さんの作品が集められたこの作品展、この方々が今後どのようになっていくかを含め、大変楽しむことが出来る作品展と思いました。

 

最後に、ギャラリーアークのホームページを紹介しておきます。

http://ark.art-sq.com/