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・他者との「関係性」を結べば 軍事的緊張も 悲しい事件も起きない

 

 

ゲジゲジと希望の鉄道

 

北東アジアにおける諸問題は、すべて「(人々との)絡み不足」から起因している。

 

それは意図的なものであれ、感情的・道義的な範疇もふくめて、さらには日本の戦後処理における「無責任さ」もあって、結果的に自分自身の首を絞めることにもつながっている。

 

とりわけ軍事分野から見てみよう。

 

 

『山本太郎(れいわ新選組代おしゃべり会 沖縄県宮古島市 201911月4日

 

れいわ新選組

 

https://www.youtube.com/watch?v=J3cyf-btEIg

 

主に、沖縄離島の自衛隊配備の件について、動画1時間51分ごろ「なぜ配備されなかったか」について、中国との関係性(コミュニケーション)があったからがゆえ、いたずらに自衛隊を配備すれば、近隣地域での緊張感を高める結果となり、外交上マイナスとなってしまうから、あえておかなかった山本代表(れいわ)は質問に回答した。

 

しかし、普通の話だったら「国境近くに軍事力をおく」ことは、至極当たり前のことだと述べる。

 

これには、私もなるほどなと思った。

 

過去の大日本帝国との侵攻植民地支配の歴史をもつ北朝鮮は、かつての国防をおろそかにした「反省」から、自国の豊富な地下資源と、主権を守るために、最終的には核武装までほどこした。

 

しかし、昨年のアメリカとの関係改善が見込める段階で、仮に朝米間の国交正常化が現実化できれば、核も長距離ミサイルもいらなくなると主張した。

 

”北朝鮮、核実験とICBM発射実験中止 核実験場も廃棄と発表”

 

私は、そこからひとつの「答え」を導きだした。

 

それは『他者とのコミュニケーション(関係性)』です。

 

 

『街頭演説に1000人超・・・大躍進“れいわ旋風”に迫る(19/08/03)』

 

https://www.youtube.com/watch?v=hTOyAvSeP2k

 

とりわけ、韓国との徴用工問題でも、経済的に日韓は結び付いているから、関係修復に向けた「復元力」が作用するわけで、それは中国とも同様だ。

 

しかし、北朝鮮との関係においては、今までそれが「まったくゼロ」だった。

 

『拉致問題』が、その「最も大きい代償のひとつ」だったと思う。

 

戦前から引き続く、在日コリアンの問題も含め、日朝との関係がせめて「中韓レベル」だったら、このような事態はあわよくば避けられた可能性もあり、北朝鮮に親戚をもつ、在日コリアンの友人が、毎年帰国されるご家族のお話をもとに、『拉致問題』についても、あれは明確な「工作員の暴走」だったとハッキリとしている。

 

‐近くて遠い国 朝鮮 本編17(朝鮮戦争後の北朝鮮)‐

 

さらに「表沙汰」とはならないが、くだんの件に関して、朝鮮国民政府に批判的な意識をもっており、なぜ在日朝鮮人の帰国者<キグッチャ>がいるのにも関わらず、まったく関係のない日本の方を「人さらい」のような犯罪行為に手を染めたことについての掣肘があったとした。

 

しかし、起きてしまったもの(拉致問題)は仕方がない。仮に「エージェントの横暴」であったとしても、それを取り仕切る北朝鮮政府が悪いという結論は変わりがない。


それぞれが、問題の当事者として責任をもった対処すべきであるという前提のもと、プラス私は現在の日本政府の対応が、本当に「ゴミクソレベル」であることに、何よりも危機感と絶望感を感じざるを得ないのだ。

 

‐おバカだけど笑えない安倍政権の「閣議決定」(朝鮮総連はテロリスト集団)‐

 

‐北朝鮮外務省 宋日昊日本局長の言葉(かっちんブログより)‐

 

「拉致問題解決」を叫ぶ御仁の政権にしろ、特に在日コリアンの絡みで、朝鮮学校や関係団体への不当な圧力や行政的迫害を加えることによって、問題をさらに悪化させ、まともに国家同士の信頼関係を作る気があるのかとさえ疑いたくなる。

 

近代の日帝侵略戦争に関連した『過去の清算』と絡め、今まで日本は、北朝鮮が「被害国の当事国」であるのにも関わらず、失礼の限りを尽くしてきたわけであり、私は日本政府と合わせ、「忘却」というワードでもって、北朝鮮を日本の植民地支配の被害者の一員であったこと「消してしまった」もしくは「スルー」している、政治家マスコミ・言論人に対して、そうした『あらゆるコミュニケーションの放棄』が、数々の不幸な出来事を、不可逆的に生み出しつづけてしまったことに対する「責任」「反省」を求めたいのだ。

 

そうした、「しっかりとしたベース」があってこそ、拉致問題に対しても「忌憚のない議論」ができるわけであり、今よりはるかに建設的なやり取りが期待できるということは、物事の道理からみて、非常に明快であると私は思います。

 

 

<参考資料>

 

・Youtube動画 『山本太郎(れいわ新選組代おしゃべり会 沖縄県宮古島市 201911月4日

 

https://www.youtube.com/watch?v=J3cyf-btEIg

 

・Cluttered talk blab blab blab 『社民党は、どこまで反省しているのか』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12542241478.html

 

 

<ツイッター>

 

【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】

 

https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As

 

 

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