トゥームストーン(1993年) | 勝手に映画紹介!?
2013年10月11日

トゥームストーン(1993年)

テーマ:洋画

 勝手に映画紹介!?-Tombstone import 

先週、NHKのBSプレミアムでエアチェックしておいた「トゥームストーン 」を鑑賞…昨日、コッポラの「ヴァージニア」を見たら、でっぷりと太ったヴァル・キルマーが出ていたので、今度は痩せてた頃のキルマーが見たくなり、このチョイスとなりました。過去にもNHKでハイビジョン放送されてるんだけれども、その時はまだBDレコを所有してなくて、今まではDVD-Rに焼いたエアチェックディスクで我慢してたけど、ようやくBD-Rで保存できた。ちなみに日本盤DVDはプレミアがついて高額なので、日本でも買えるimport盤BD(字幕なし)のリンクを貼っておきます。

ゴールドラッシュで栄えた町トゥーム・ストーンに、かつて保安官として名を馳せた、ワイアット・アープが降り立つ。彼はドラック中毒になってしまった妻マティを気遣い、この町で平和に暮らそうと考えていた。しばらくぶりに再会した兄バージル夫妻と弟モーガン夫妻たちとも合流…三人で協力してビジネスで一旗揚げようと考えていたのだが、カーリー・ビル率いる凶悪な集団“カウボーイズ”といざこざをお越し、ついには決闘をする羽目に!バージルとモーガンはワイアットの制止を振り切り保安官に。ワイアットの親友、ドク・ホリデイも加勢し…。

これは学生時代にリアルタイムで劇場鑑賞したのが最初…確か、海老名のワーナーマイカルで、学校の友人数人と見に行ったんだっけなぁ~。本当は、学校帰りに1人で見に行く予定だったんだけど、なんか友人たちから遊びに誘われ、「映画を見に行く」って断ったら、友人たちもゾロゾロとついてきちゃったって感じだった。で、西部劇なんかより、他の作品を見たいって言い出す奴とかいたんだけれども、オイラが頑として「これじゃないと駄目だ!」と強調し、他の仲間を渋々従わせた。まぁ、鑑賞後は…友人たちも満足してたみたいだけど…。

その後はLDを購入し、何度も繰り返し鑑賞…LDを持ってたから、DVDは買わなかったんだけれども、買っておけば、Amazonのマケプレなんかでもすげー高額になってるので、転売で稼げたのになぁと、今さらながらに後悔。まぁ、マケプレ転売業者の中古DVDに1万円以上も払うくらいなら、日本語はないけど、日本のAmazonでも注文できる米盤のブルーレイを買った方がよっぽどいいよね。つーか、早く日本でも正式にブルーレイを出せって感じだよなぁ。NHKだと、画質はそれなりに満足だけれども、5.1chではなかったので、やっぱりBD出して欲しいなぁ。

でもって、久しぶりに鑑賞…やっぱり何度見ても面白いな。劇場公開時は、直後にケビン・コスナー主演の「ワイアット・アープ」も公開され、同時期にワイアット・アープを題材にした作品が続いたと話題だったんだけれども、先に「トゥーム・ストーン」を見ちゃってたので、3時間以上あり、やたらダラダラと間延びしたコスナーの「ワイアット・アープ」が退屈で仕方がなかった。なんか、あの頃から、ケビン・コスナーの映画がだんだん嫌いになっていったオイラだったり(笑)最近はいい感じに歳をくって、いい演技をする時もあるよね、コスナーって。

さて、「トゥーム・ストーン」の話に戻るけど、やっぱアープ三兄弟をはじめ、敵役、脇役など役者のキャスティングが、もう完璧って感じだよね。主人公のカート・ラッセルがかっこいいのはみなまで言うなって感じ、なんてったてスネーク・プリスキンが西部劇のヒーローを演じるんだから間違いない。でも、やっぱりヴァル・キルマー演じるドク・ホリデイ推しなんだなぁ、オイラは…実は重い病を抱えていて、いつも咳をコンコン、顔色だって悪いんだけれども、銃を握らせるとこれがどうして、目にも止まらぬ早撃ちや二挺拳銃で、敵をバンバン倒していくではないの。

で、最後なんかも完璧に、ワイアット・アープのお株を奪っちゃうわけですよ…もちろん、ワイアットだってかっこいい見せ場がたくさんあるんだけどね。敵に囲まれちゃっても、堂々と正面から切り込んでいき、敵ボスとの一騎打ちに持ち込むところは、何度見てもテンションがあがる。それにしても、カウボーイズのボスよりも、中ボス的な、マイケル・ビーン演じるジョニー・リンゴの方が、非情であり、強いんだよね。ってことで…主役と敵ボスの後ろに控える二番手キャラ同士が、実はものすごく熱いんだよ、この映画!そういうところもオイラの好み。

中盤でやってくる“OK牧場の決斗”シーン以降、見せ場ガンアクションのつるべ落とし…ブルース・ブロートンの奏でるテーマ曲も聴いてるだけで、なんか漲ってくるんだよなぁ。ワイアット・アープ団とカウボーイズの戦いが終わった後の説明が描かれるエピローグに続き、流れるエンディング映像がこれまたかっこいい。テーマ曲に乗せて、中盤の決斗に挑む、アープ三兄弟とホリデイが並んで歩いてくるシーンが再度、流れるんだけれども、音楽と映像がピッタリはまってて、それこそもう完璧なんですよ。見終わった後も高揚感が残るんだよね。


監督:ジョージ・P・コスマトス
出演:カート・ラッセル ヴァル・キルマー サム・エリオット マイケル・ビーン ビル・パクストン パワーズ・ブース


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