勝手に映画紹介!?

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2018年12月13日

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年)

テーマ:18年12月の劇場鑑賞映画
こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話

【鑑賞日:2018年12月13日】

12月28日から公開が始まる「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の試写会に当選したので…イオンシネマ茅ケ崎まで遠征。実話の難病ものということで…70代のうちのオカンも興味津々だったので、オイラの運転で車で行ってきた。この前もチラっと書いたんだけど…今度の年末年始のいわゆる“お正月映画”って…そんなに見たいものがないので、まだ2週間以上残っているが、2018年の劇場鑑賞は、これでおさめになるかもしれない。ポイントも貯まってるし、気が向けば、地元のシネプレックスで、もう1本くらい公開中の映画でも見る可能性はあるけど…。

札幌市で暮らす鹿野靖明は、幼い頃から筋ジストロフィーを患い…34歳になった現在は、1人で身体を動かすこともできない。24時間、365日…他人の介助が必要。医師の反対を押し切り、自宅での自立を選んだ鹿野は自ら集めたボランティアに囲まれ生活していた。医大生の田中久もそんなボランティアの1人…ある日、なかなかデートの時間がとれない久の浮気を疑い、恋人の安堂美咲が鹿野宅を訪れる。そこでわがままを振るう鹿野の姿を見て面食らってしまう。一方、美咲に一目ぼれした鹿野は、勝手に美咲をボランティアの一員とみなし…。

病気を理由に言いたい放題、やりたい放題の主人公・大泉洋…周りのボランティアは、時に困惑することもあるけど、絶対に嫌がるそぶりなんて見せず、わりと対等に和気藹々とやっている。そこに、ボランティアの1人、三浦春馬のカノジョ…ボランティア未経験の高畑充希が紛れこんでしまったことで、変化が起きる。この高畑充希が、観客目線に一番近い存在でして…最初は思っていることをズバズバ言っちゃうんですね、“病人だからって偉そうにするな”と…。その後、それが誤りであるというのを段々と自覚し、いつしか介護の大切さというのを理解していく。

病気がどうのこうのという前に…人と人が付き合うには、一方通行って言うのは駄目だ、腹を割って正直に話し、どんな状態でもお互いに歩み寄りが必要だよねっていうのをわかりやすく伝えているエピソードが多く、それを悟らせてくれる物語であった。介護の事だけではなく、恋人との恋愛事、親子関係などもみんな一緒だと。うわっ、懐かしの“エロトピア”…ギャグっぽい見せ方も混ぜつつ、障害者の性にまで踏み込んだことで…変な濡れ場があるわけでもないのに、急に高畑充希演じる安堂美咲という普通の女の子に、妙なエロスを感じてしまう瞬間があった。

大泉洋の演技にも助けられてると思うけど…実話もの、難病ものにしては、“ここで泣いてくれ!”みたいな押しつけがましさがあまりない。厳しい現実もあり、人の生き死にを描いた作品ではあるんだけど…思っていた以上に、観客側も“しめっぽくならない”んだ。きっと、そんなもん“鹿野靖明”本人や、彼を支えた周りの人は望んじゃいないのだろう。お正月映画に、難病ものって、ちょっと辛気臭いんじゃないの?って思ったんだけど…これはアリだわ。今年の前半は「羊の木」を見て優香に介護されたいって思ったが、年末は高畑充希に介護されたくなった。


監督:前田哲
出演:大泉洋 高畑充希 三浦春馬 萩原聖人 渡辺真起子 竜雷太 綾戸智恵 佐藤浩市 原田美枝子


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2018年12月11日

ドーベルマン(1997年)

テーマ:洋画
ドーベルマン

なんか最近、WOWOWのラインナップが旧作多め…懐かしの「ドーベルマン」なんぞ放送していたので、アーカイヴ用に録画した、もちろん放送画質のDRモード。放送自体は“初”ではないが、オイラが加入してからは、記憶にない。もしかしたら、久しぶりの再登場だったのではないか?(単にオイラが見逃していただけかもしれないが)公開当時に劇場で見てるし、その後、レーザーディスクも購入したけど…DVD、ブルーレイでは買い直さなかったのでありがたい。事前に録画予約はしてあったんだけど…放送開始後、追っかけ再生で思わず見てしまった。

ドーベルマンの異名を持つ犯罪者のヤンは…恋人のナットをはじめ、ムス、マニュ、神父、ピットビュルといった、一癖も二癖もある仲間と共に、次々と銀行強盗や現金輸送車の襲撃を成功させていた。ある日、銀行を襲った直後に…警官隊に包囲されるも、激しい銃撃戦を繰り広げ、なんとか逃走に成功する。一方、ヤンたちの逮捕に躍起になる警察は、手段を選ばない極悪非道な刑事クリスティーニに捜査を任せることに。そして男娼のソニアがヤンの協力者であることを突き止めたクリスティーニは、彼の家に押しかけ、無理やり協力させようとする!

やたら下品でバイオレンスでテンションが高くなった、フランス版「ヒート」というか、「ルパン三世」というか…とにかくアドレナリン出まくりなノンストップアクション。今でこそ、似たような映画は山ほどあるかもしれないが、20年近く前は…かなり刺激的だったんだよね…これでおフランス映画だったし。主演のヴァンサン・カッセルもそれ以前に見ていたマチュー・カソヴィッツの「憎しみ」とは見た目も印象もぜんぜん違ったし、モニカ・ベルッチだって…まさかロケット・ランチャーをぶっ放す、あんなビッチなヒロインを演じるとは思ってなかったもん、何もかも驚きだった。

現時点で、ネットの評判などを見ると…“大したことがない”みたいなことも多く書かれていて、やっぱり公開当時にリアルタイムで接したのと、そうじゃないのとでは…かなり温度差があるなって感じだ。まぁ、オイラも久しぶりに鑑賞して…もっと尺が長くて、もっと濃密なイメージを抱いていたのだが、思いのほかサクサクと話が進み、あっという間に見終わっちゃったなって感じだったけど。本編103分…そんなもんだったっけ?でも、やっぱりど派手な銃撃戦は迫力があるし、人を殺しまくる犯罪者なんだけど、どこか憎めないヤンとその仲間を見ているのは愉快だ。

特にロマン・デュリス演じる変態スナイパーが、野糞した直後に刑事のチェッキー・カリョに“ポコ●ン”を撃たれちゃうっていう大爆笑のシーンがあるんですけど…この間、同じWOWOWで放送になった「警視ヴィスコンティ 黒の失踪」っていうサスペンス映画を見てたら、ヴァンサン・カッセルとロマン・デュリスが久しぶりに共演してて、刑事のカッセルが、容疑者デュリスにホモ疑惑をかけるという展開があったのを思い出し(あくまで疑惑…真相は実際に映画を見て!)…おお、こんなところで“タマなし”が繋がったと…より笑いが止まらなくなったオイラです。

2012年にブルーレイ化された時に、DVDもHDマスター版が出たんだね…オイラの持ってるLDのジャケットは、旧版DVDのジャケットと同じデザイン、カラフルな色彩で、登場人物が勢ぞろいしてるヤツなんだけど…メインの3人に絞った、ちょっとシックなHDマスター版のジャケットデザインも意外とカッコイイな。このデザインのポスターがあったらオイラ、部屋に飾りたいよ。でも、そのDVDと一緒に出たブルーレイのジャケットは“ドーベルマン(犬)のイラスト”だけと、ちょっと味気ない。まぁ、別に…ブルーレイを買ったわけじゃないので、どうでもいい話なんだけど。


監督:ヤン・クーネン
出演:ヴァンサン・カッセル モニカ・ベルッチ チェッキー・カリョ ドミニク・ベテンフェルド ロマン・デュリス


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2018年12月11日

気づかなかった…日本アニメ(ーター)見本市版の「電光超人グリッドマン」を再配信してた!?

テーマ:その他、雑文…

10月期スタートのテレビアニメもだいぶ佳境に入ってきたものが多いけど…毎週欠かさず見ていて、一番ハマったのが「SSSS.GRIDMAN」…円谷プロの実写特撮「電光超人グリッドマン」(Amazonプライムビデオで配信中なので、プライム会員なら無料)をアニメでリブートした作品。ぶっちゃけ、実写の方にはそんなに思入れがなかったんですけど…数年前、スタジオカラーとドワンゴが共同で企画、ネットで展開された短編映像シリーズ“日本アニメ(ーター)見本市”の中の1つとして登場した、短編アニメ版が印象に残ってたのが鑑賞動機に繋がった。

「SSSS.GRIDMAN」のアニメーション制作を担当しているのは、今石洋之など元々ガイナックスに所属していたアニメーターさんたちが独立して立ち上げたアニメ制作会社“トリガー”なので…意外と“ガイナ”色も残っていて、学園もので、巨大メカや怪獣が出てくる感じなんかが「新世紀エヴァンゲリオン」を彷彿とさせる。いわゆるセカイ系なのかな?とにかく元ネタの実写版をよく知らないので…謎に満ちた世界観、設定に興味を惹かれ、ベタなラブコメ青春風要素にもキュンキュン、段々とシリアスムードが高まってきた後半戦の放送を毎週楽しみにしている。

やっぱりアクションシーン、怪獣、メカ、そしてグリッドマンの作画が毎回のようにクオリティが高く…グリッドマンがピンチになった時に登場するアシストウェポンとの合体シーンなど“王道な感じ”が燃えまくる。何週間か前のエピソードには、怪獣デザインとしてマクロスシリーズでお馴染み板野一郎さんが参加してたんですけど、アクションの中にちゃんと空中戦があって“板野サーカス”になっているというマニアックなスタッフの拘り!放送当時のリアルタイムの検索ワード、人気ワードで“板野サーカス”が入っきて、うぉ、みんな「GRIDMAN」見てるんだってなった。

オイラ的には放送形態もありがたい…地上波放送の他に、WOWOWでも放送してくれている点だ。そう、WOWOWだと面倒なCMカットの編集も少なくて済むし(頭とケツだけ)、本編に余計な宣伝テロップが出ないのが何よりもいい。地上波だとさ、DVDやブルーレイを買わせようと…“要らんプレゼントの告知”とか出しまくるじゃん。あと、ネットにアップロードするなとか、部屋を明るくして見ろだとか…一番腹立つのが、本編中の提供クレジットだよね。ああいう嫌がらせってやめてほしい…。そこへいくとWOWOWはマジで神…高いアニメソフト買わなくて済む。

そんなオイラがドハマリしている「SSSS.GRIDMAN」ですが…今回のTVアニメ化にも少なからず影響を与えただろうし、先述の通り、オイラが鑑賞するきっかけにもなった…短編版「電光超人グリッドマン」を日本アニメ(ーター)見本市のサイトで、期間限定で再配信してたのを、今さっき知った。リアルタイムで視聴した時は、特撮っぽいアングルとか、躍動感あるグリッドマンの動きにめっちゃ感動したんだけど…放送中の「SSSS.GRIDMAN」を見ちゃった後だと“少々、物足りなくも感じる”。それだけ「SSSS.GRIDMAN」のクオリティが高い証拠なんだと思うけどね。

電光超人グリッドマン

2018年12月26日までの限定再公開、お見逃しなく→  https://animatorexpo.com/gridman/

短編版の「電光超人グリッドマン」…「SSSS.GRIDMAN」と同じトリガーが制作を担当しており、監督も同じ人です。ただ、キャラクターデザインは違う人で…ほとんどストーリーもないようなPV状態。セリフもクライマックスで山寺宏一がひとこと喋るだけです。日本アニメ(ーター)見本市にはお約束のルールがあって、基本、声優は山寺宏一と林原めぐみしか出てきません…「電光超人グリッドマン」は女性キャラの登場がなかったので、山寺宏一のみ。他の作品だと、1人で何役もこなす場合があり、声優2人の芸達者ぶりを再確認、それもこの企画の醍醐味だった。

ちなみに冒頭に張り付けたYouTube画像は、日本アニメ(ーター)見本市が毎週更新されていた頃の“公式の予告編”で…山寺宏一のナレーションに、タイトルロゴしか出てきません。YouTubeで探せば…限定の再配信終了後も、違法アップ動画くらい見つかるかもしれませんが、公式サイトのちゃんとした映像で見ておいた方がよろしいかと…。日本アニメ(ーター)見本市は単品では製品化されてないんですけど…「龍の歯医者」 Blu-ray 特別版の特典として、その多くが収録されています。お金に余裕のある方はそちらで…「ザ・ウルトラマン」もお薦めです。


【「電光超人グリッドマン」と「SSSS.GRIDMAN」はプライムビデオで視聴できます!】
電光超人グリッドマン(実写版)
SSSS.GRIDMAN







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2018年12月10日

パワーレンジャー(2017年)

テーマ:洋画
パワーレンジャー

先月、WOWOWの初回放送でエアチェックしておいた「パワーレンジャー」(字幕版)をまだ見ていなかったので鑑賞…東映の戦隊シリーズをアメリカで映像化し、大ヒットした「パワーレンジャー」のリブート版。この夏、懸賞で当たったチケットで「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」の映画を見た時にもチラっと書いたんだけど、オイラが戦隊シリーズをちゃんと見てたのは「太陽戦隊サンバルカン」くらいまでして、日本の戦隊もそんなに詳しくなければ、今回の映画の元ネタである旧版「パワーレンジャー」もちゃんと見たことはなかったです…。

アメフト部のエースだったジェイソンは、ちょっとした悪ふざけが原因で大怪我をし、その後…落ちこぼれが集まる補習クラスの授業を受ける羽目に。そこで…いじめられっ子のビリーと出会い、友人になる。そして、ビリーにつき合わされて近くの鉱山へ忍び込むことになったのだが、鉱山には同じ補習クラスのキンバリー、不登校児のザック、転校生のトリニーも偶然、居合わせる。そして彼らは鉱山の中で不思議な石を手に入れた。それ以降、身体に変調が出始める5人…彼らは地球の危機に立ち向かう戦士=“パワーレンジャー”の後継者に選ばれていた!

東映の戦隊シリーズが元になっているというのを意識しなければ…マーベル+「トランスフォーマー」なパチモンとして、けっこう楽しめたかもしれない。クライマックスのバトルなんかは、確かにド派手で見応えはある。ただ、やっぱり“古い戦隊のイメージしかないオジサン”的には…なんか違うんだよなって感じるところが多かった。そもそも、2時間強の映画で…ヒーローに変身するまでに1時間半もかかるってどういうことだ?これがTVシリーズの戦隊ものの第1話だったら、もっと早く変身しているはずだ…いったいいつまで待たせるんだよって思ったよね。

メンバー紹介と訓練シーンがやたら長くて、“オジサン”でもちょっと飽きてきちゃったんだから、これは日本の戦隊を見慣れている、“良い子のみんな”には到底、受け入れられないんじゃないかって思ったりもした。あくまで元ネタの旧作「パワーレンジャー」を見ていない人間の感想なので…もともと「パワーレンジャー」がこういう話であったのであれば、仕方がないのかもしれないけど。でも…この内容で、2時間越えは長い。もっと早く変身して、ラストバトルになだれこんでいたら、評価はもう少しあがったかもしれない…せめて90分にブラッシュアップしておくれ。

ああ、でも…ちゃんと“採石場みたいなところ(鉱山)”が出てきたのは、やっぱり日本の特撮へのオマージュ、リスペクトなのかな?どうせだったら、ああいうところで、もっと生身の人間のアクションを見たかったね。メンバー個々の必殺技とかないのかな?日本の特撮でも最近は無理っぽいリアルな爆破(「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」の映画では爆破はみんなCGだった)とか、ドッカン、ドッカンやってくれれば、良かったんだけどね…そういうところは、あまり日本と変わらないな。あと、変身した後は直ぐにメカに乗っちゃったのも味気ない。


監督:ディーン・イズラライト
出演:デイカー・モンゴメリー ルディ・リン RJ・サイラー ナオミ・スコット ベッキー・G エリザベス・バンクス


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2018年12月09日

ゲット・アライブ(2017年)

テーマ:洋画
ゲット・アライブ 

WOWOWの“特集:緊迫のクライムアクション”でエアチェックしておいた「ゲット・アライブ」を鑑賞…チンケな詐欺師が殺人事件の目撃者になり、ギャングに追いかけられるという逃避行もののアクション…アルゼンチンとスペインの合作だそうだ。普段はあまり見ない南米系の作品だから、知らねぇ俳優ばかりだなって思ってたら、ギャングのボスとして登場するのが、何故かフランス映画界の大御所ジェラール・ドパルデューでびっくり…相変わらずが頑張ってますねぇ。単なる箔付けってわけでもなく、最初から出てきて、最後までちゃんと出番もありましたよ。

詐欺師のレオは…相棒のサラと組んで美人局で稼いでいた。その日も、サラが連れ込んだカモとベッドの上でいちゃついてる姿を、マジックミラー越しに隣室から撮影をしていたところ…突如、武装したギャングたちが現れ、口論の末、男を射殺。銃口がサラにも向けられる。なんとかサラを助け出し、一緒に建物の外へと逃げ出すが…サラは傷を負ってしまい、瀕死の状態に!そして、ギャングたちが狙っている機密書類を持ち出していたサラは、それをレオに託して息絶える。レオはギャングから逃げるため、ユダヤ人に変装し、ラビの家に潜り込むのだが…。

なんかノリノリのBGMで映画が始まったなと思ったら…KISSの“I Was Made For Lovin' You”。主人公の男がKISSの大ファンという設定で…その後も色々なところでKISSネタが盛り込まれている。演じている俳優自身も、バンド経験があるそうで(WOWOWの解説に書いてあった)、気持ちよさそうに“I Was Made For Lovin' You”をシャウトする場面も出てきます。えーと、最初は、主人公がやってるのは趣味的な盗撮なのかなと思ったら…どうやら、娼婦に見えた、男を誘惑している美女は仲間らしい、いわゆる美人局ってヤツだったのねんというのが判明する。

しかし、主人公たちがカモにしている男が、別のトラブルを抱えていたらしく…その現場に武装したギャングたちが乗りこんでくる。カモの男には、“ヴァン・ダムとセガール”というあだ名をつけられた2人の護衛がいたんだけど、こいつらがまったく活躍しないままギャングにブチ殺されるのが笑いどころだろう。でもって、カモの男も、ギャングのボス、ドパルデュー(通常会話はフランス語で、いちいち通訳が介入)の命令でやっぱり殺される。そしていよいよ主人公の仲間の美女にも銃口が向くのだが…そこで主人公が一部始終を目撃してたのがバレてしまう。

壮絶な銃撃戦を潜り抜け、なんとか主人公と美女は…ギャングたちが取り囲んだ建物から脱出することに成功するんだけど、相棒の美女はここで脱落。銃撃された時に、弾があたってたらしい。でもって、どさくさにまぎれて盗み出した機密書類(それこそがギャングが狙っていたもの)を主人公に託して死んでしまう。その後、主人公は逃げ込んだホテルで…ユダヤ教(黒いスーツと帽子)の集団に遭遇。自分の身なりも“髭面”だったこともあり、彼らに化ける方法を思いつき…そのまま、その地域のラビの家までついていって、潜伏生活が始まる…。

だいぶコミカルな描写もあったけど…盗撮現場でギャングたちに銃撃される、一連の脱出劇はドンパチも派手目で、けっこう面白く見れたんだけど…潜伏中に、本物のユダヤ人と会話がかみ合わず、正体がバレそうになったり、ならなかったりというコメディ調の展開が延々と続くのは、ちょっと退屈。っていうか、仲間も殺されたり、自分も命を狙われたりしてるのに、意外とケロっとしてて…緊張感が伝わってきづらい。後半、ユダヤの人達、そして主人公の兄(実はキリスト教の聖職者)までも巻き込んでの大騒動になってからは、再びド派手アクションの連続。

聖職者を引き連れている状態で、主人公自身が追跡中のパトカーにアサルトライフルをお見舞いし、吹っ飛ばしたりしちゃうハチャメチャさ。っていうか…チンケな犯罪者だけど、けっこう腕力もあって、実際に戦うとけっこう強かったりもするんだ。最初の激しい銃撃から1人だけ逃げ延びれたのも、なんとなく納得してしまう。でも…過去のトラウマから“鳩が苦手”。最初から鳩にやたらビビってるシーンとかあったけど、そういう意味だったのか。ジョン・ウー映画のように銃撃戦の最中に大量の鳩が舞ってましたが…その鳩すら撃たれる…ああ、平和の象徴が!


監督:フェデリコ・クエバ
出演:ピーター・ランサーニ ジェラール・ドパルデュー アランチャ・マルティ パブロ・ラゴ ウーゴ・シルバ


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2018年12月08日

ザ・ビッグ・コール 史上最強の詐欺師たち(2017年)

テーマ:アジア映画
猜猜我是誰 ザ・ビッグ・コール 史上最強の詐欺師たち

日本初登場作品をソフトリリース、または劇場公開前に放送するWOWOWのジャパンプレミアにてエアチェックしておいた「ザ・ビッグ・コール 史上最強の詐欺師たち(原題:猜猜我是誰)」を鑑賞…振り込め詐欺グループの壊滅を願う熱血警官が、担当の専門部署に移動し、執念で首謀者を追い詰めていくという中国、香港合作のアクション大作。ジャパンプレミアと同時に、今週放送されていた“特集:緊迫のクライムアクション”内の1つでもある。昔はホラーのイメージが強かった、双子の映画監督パン・ブラザースのお兄ちゃん、オキサイド・パンが監督です。

中国のとある地方都市で警官をしているディン・シャオティアンの恩師が、詐欺の被害に遭い自殺した。怒ったディンは、独自に捜査を開始し…リン・アーハイという黒幕の存在を突き止める。しかし、捜査の最中にネット詐欺の専門チーム“電信詐欺対策局”と鉢合わせ。その後、“電信詐欺対策局”に引き抜かれて、移動することになった。実はディンの元恋人シャオトゥも“電信詐欺対策局”の捜査員なのだが…現在は、タイを拠点とするリンの詐欺グループに潜入中だった。そこではリンの恋人リウ・ファンが、多数の掛け子たちを仕切っていた!

1か月半くらい前だったかな?やっぱりWOWOWで見た、韓国映画の「MASTER/マスター」っていう金融サスペンスがあったんだけど、ちょっと雰囲気が似てたかな?詐欺の種類はだいぶ違うんですよ…「MASTER/マスター」の方は表向きは合法を装ってるんだけど、怪しげな金融商品で出資者から資金を調達しているって感じで…方やこの「ザ・ビッグ・コール~」は明らかに真っ黒は犯罪、ぶっちゃけ“振り込め詐欺”なんですけど、良くも悪くも、より身近な感じはするかなと。まぁ、どっちも悪い奴が言葉巧みに“金を巻き上げる”ことには違いない。

そんな悪党を、熱血漢溢れる主人公が追いかけて、結局、最後は派手なドンパチになっちゃうっていう…全体の構成なんかはだいぶ近いと思う。それにしても…これ日本の映像作品だったら、たかが“振り込め”で、銃撃戦になって、市民が巻き込まれ、挙句の果てに犯人が射殺なんかされちゃったら…失笑ものだと思うんだ。数年前に復活した「あぶない刑事」だって、今の若い人の中には“銃を撃つ必然性がわからない”と本気でツッコミを入れる人もいるらしいからね(前に脚本家さんが嘆いていた)…そこはお国柄の力で、しっかり説得力はある。

それにしても、詐欺被害ってなくならないよね…幸い、オイラはこの手のものにはひっかかったことがない(通販で買った品物が、イメージ通りじゃないなんてことはあるけどな)…まぁ、貧乏だから、万が一、大金を請求されても払えないっていうのが本音だったりするんだけどな(笑)あんなもん、ひっかかる方も、がめつかったり、うしろめたい気持ちが強かったりするんだから自業自得だよなって、オイラなんかは思うわけですけど、そういうことを言うと“常識がある人”に怒られてしまう。本作でも警察の偉い人が、部下に向かってたしなめる場面があったな。

主人公の熱血警官と…潜入している女性捜査官が同期で元カノという関係。誤って連絡手段をなくしてしまった元カノに…警察学校時代、“逢引きの相談”をするのに使ったモールス信号でコンタクトをとろうとするのが、ちょっとロマンチック。仕事人間の堅物に見えた主人公も、人並みに“愛だ恋だ”を語ってる時期があったんだなとか、元カノへの未練も垣間見えたりして微笑ましい。もう一人、詐欺グループのリーダーとナンバー2も恋人同士で…主人公よりもこっちのカップルの方が物語的にクローズアップされてた感じ。ただ、最後はかなりドイヒーなオチが…。


監督:オキサイド・パン
出演:チェニー・チェン チャン・シャオチュアン ジァン・モンジェ グイ・ルンメイ


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YouTubeに予告がありました!









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2018年12月07日

久しぶりの試写会当選…イオンシネマ、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」

テーマ:その他、雑文…

なんか久しぶりの試写会当選…2日くらい前にメールで連絡が届いてたようだが、見逃してた。気がつくのが遅かったら、そのまま埋もれて、削除しちゃったかもしれない…あぶない、あぶない。10月は劇場で見た4本の映画のうち3本が試写会だったのに…11月は試写会に1度も当たらなかった。一応、応募はしてたんだけどね…。10月30日に見た「ボヘミアン・ラプソディ」がシネプレックスとイオンシネマと同時間帯で当たってて、徒歩圏内(実際は自転車)のシネプレックスを選んでしまったので、それ以降、イオンシネマの試写会がパタリと当たらなくなっていた。

冗談で…“当たってた試写会をすっぽかしてから、その後、当たらなくなった”とか家族に話してたんだけど…さすがにそれは杞憂に終わった(前に同じような理由でTOHOシネマズ小田原の試写会をすっぽかして、それ以降、マジで当たってません)。えーと大泉洋の「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」です、タイトルにあるように“実話”だそうです…そんなバナナ(って、これが言いたかった、書きたかっただけ)。まぁ、実話系ドラマなので、WOWOWでやったら見るかもしれないけど、自腹で映画館には行くつもりがなかったので、当たって良かったです。

それにしても…この年末年始公開の映画、いわゆる“お正月映画”のラインナップって、なんだか微妙じゃね?それこそ話題のキーワードでもある“平成最後”の“お正月映画”になるはずなのに…全国公開するようなメジャーなビッグタイトルがあまりにも少ない(見たい映画はいくらでもあるが、いつものようにオイラの住んでる地区での上映がない、単館系が多い)。「ドラゴンボール」「妖怪ウォッチ」なんていう“お子様向け”は見る気が起きないし、ディズニーのCGアニメもほとんど見ない(試写会やタダ券があれば見るだろうけど)から興味ナッシング(死語?)。

邦画もそれこそジャリ向けのアイドル映画、恋愛映画みたいなのばっかだし(恋だ愛だのの安売りはうんざり)…もしかしたら13日に見に行くこの「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の試写会が、年内最後の劇場鑑賞になる可能性も大いにあり得る…ホント、そんなバナナな気分だよ。洋画でレディー・ガガのヤツがあるけど、あれも無理して見たい気分じゃないな。でも、シネプレックスの“6ポイントで映画1本無料”が残ってるので、気分次第では見るかもしれない。公開中の“ファンタビ”は1作目もWOWOW鑑賞だったので、たぶん今さら見に行かない。

もともとお正月映画って、年が開けてからの“第2弾”の方が、マニア好みの作品が多いんだよね。2019年1月公開予定の作品だと「クリード 炎の宿敵」「TAXi ダイヤモンド・ミッション」あたり?他にもシャマランの「ミスター・ガラス」、マーク・ウォールバーグ兄貴の「マイル22」あたりが気になるのだが、案の定…オイラの守備範囲の劇場での上映予定がない。2月まで範囲を伸ばすと、いよいよ「劇場版シティーハンター」と「アクアマン」…そういえば1月末に「PSYCHO-PASS サイコパス」の新作もあったっけ?あれ、連続で3作公開なんだよね…作りすぎだろ。


えーと、そんなわけで「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」に話を戻します…主演は大泉洋、車いすで生活する病人の役だそうだ。これ、映画館で予告を見た時、最初…大泉洋ってわからなかった…声を聴くと、なんだ大泉洋かって感じだったけど。タイトルはふざけた感じだが、“実話”って謳ってるくらいだから、実は(シャレを狙ったわけじゃないよ)けっこう真面目な映画のようだ。お正月に“難病もの”かよって感じがしないでもないが…脇を固める役者も、若手からベテランまで“まともな人”が多いので、映画としての安定感はありそうだよね?

それで、監督は前田哲か…この人は、ちゃんと“助監督あがり”だから、一応、映画の基本を知ってる監督でもある。過去の監督作品でオイラが見てるのは「パコダテ人」(レンタルビデオで見た記憶はあるが覚えてない)、「陽気なギャングが地球を回す」(原作小説は面白いが映画はイマイチ)、「ドルフィンブルー」(動物ものかと思いきや、ブリヂストンのプロジェクトX風PRビデオ状態)、「ブタがいた教室」(ブタのPちゃんは食べられちゃうのか?)、「猿ロック THE MOVIE」(てっきり市原隼人がNARUTOのコスプレしてるのかと思った)…あれ、どれも微妙?

そっか「陽気なギャング~」撮った監督だったか…まぁ、過度な期待はせずに見てきますよ。もしかしたら、あまり期待せずに見たアニメ映画「若おかみは小学生!」みたいに(あれもイオンシネマの試写会だった)とんでもない傑作で…意外や意外に“お正月映画のダークホース”になるような作品かもしれないし(そんなにハードルあげて大丈夫か?)。それにしてもゴリさん(竜雷太)が出てる映画のタイトルが“バナナかよ”っていうのは…。アレ、韓英恵も出てるじゃん…かつて鈴木清順映画で児ポ状態のヌードを披露してる、我らの英恵ちゃんですぞ!


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2018年12月07日

来る(2018年)

テーマ:18年12月の劇場鑑賞映画
来る

【鑑賞日:2018年12月7日】

シネプレックスの会員デーだったので…公開初日の「来る」を鑑賞してきた。角川ホラー文庫で出ている澤村伊智の小説「ぼぎわんが、来る」を「告白」「渇き。」の中島哲也が映像化。原作の方も気にはなってたんだけど、結局、未読…この間の、BOOK☆WALKERで実施していた『角川文庫創刊70周年記念 約7,000冊が“無料”で読める!70時間全文試し読み』の時にこの原作も対象になってたので、読んでおけばよかったとちょっと後悔もしてるんだけど…でも、逆に詳細を知らなかったからこそ、最後まで気を抜かず映画を楽しめたという利点もあった!

祖父の法事に出席するため、会社員の田原秀樹は恋人の香奈を連れて実家に帰省…両親への紹介も済み、その後…結婚。しばらくして香奈の妊娠が判明し、秀樹も大喜びする。生まれた娘にチサと名付け、育児ブログを始める秀樹…イクメンとして周囲からもてはやされるが、やがて会社の後輩が不審死するなど、秀樹の周りで不可解なことが起きはじめ、悩み始める。親友の准教授・津田大吾に相談すると、オカルト専門ライターの野崎を紹介され、その野崎に、今度は霊媒師の血をひくキャバ嬢・真琴と引き合わされ、調査を依頼することになるが…。

冒頭からけっこう薄気味悪い…ちょっとカイル・クーパーを意識したかのような、タイトルロールなんかも、これまた雰囲気があって抜群によく、まさに“何かが来そう”だなって、不穏な気分にさせる。そして、タイトル明けは…メインキャラの1人である、妻夫木聡と、その恋人・黒木華が出てきて、妻夫木の実家で行われる祖父の法事へ出かけるシーンに。このカップルが、今風のバカップルというよりは…妻夫木の軽薄なバカ彼氏ぶりが一方的に際立つ。その後、2人は結婚し、子供が生まれるまでは順当に日常的な物語が進んでいくんだけど…。

でも、ほとんどの人が映画を見てて感じると思うんだけど…妻夫木演じる“バカ彼氏、バカ旦那”が超うぜぇ。陰口のように、まわりの“友人”たちがボソっと妻夫木の悪口をつぶやくシーンが多々あるんだけど、“そうそう”と激しく同意してしまう。オイラなんて、マジで、お前なんか“呪われて、とっととくたばりやがれ”って…スクリーンを見つめながら、心の中でつぶやいたもん。実は、そういう感情…すごく大事なポイントです。だから、こういう役を演じる妻夫木もうまいし、それを引き出す中島哲也の演出も的確なんだよなって、あらためて感心もしたりするのだ。

結婚式の出席者たちも“なんで?”と疑問を呈していたけど、チャラくて、ウザい妻夫木とは対照的に、やたら根暗で、幸薄そうな黒木華。「日日是好日」の地味キャラな大学生とはまたちょっと違う雰囲気なんだけど…物語が進むにつれ、こちらが想像している以上に多彩な変化を見せてくれるという点では、やはり共通点がある。「日日是好日」ではダサイ大学生が、垢抜けて可愛らしく、最終的にはしとやかな淑女へと成長していったが…本作ではもっとドロドロ、ギラギラした変化です。セクシーを通り越した“女そのもの”、そして化け物に匹敵する狂気。

本作には他にも岡田准一、小松菜奈、松たか子らがメインキャストとして登場…一応、クレジットのトップは岡田になってるが、誰が主人公というわけではなく、場面、場面によって語り手が変わっていく、群像的な見せ方をしていて…このあたりも、いい意味で、物語の展開を裏切ってくる(あくまで原作を読んでないオイラにとって)。ただ、前半では“ほとんど声のみの出演”だった松たか子が降臨して以降は、もう彼女の一人舞台だよね。妻夫木、岡田などいわゆるイケメン俳優も多数出演しているが…松たか子がどんな男性俳優よりも“男前”だという(笑)

岡田准一に拳を見舞う松たか子、かっけー。映像はポップなんだけど…今の社会に対する風刺といった毒も頻繁に巻き散らしてあるのはやっぱり中島哲也らしい。特に、妻夫木が“憑りつかれたように書いている育児ブログ”のネタなどはけっこう個人的にはツボでした。まぁ、今、こうしてブログの文章を書いているオイラが言うのもなんですけど、“ブログ(インスタやツイッターなんかも含む)なんて嘘ばっかだよね”ということ…ネットに垂れ流されている情報を鵜呑みしちゃ駄目だよという、いくら言っても“自分だけは大丈夫だ”と思っている現代人への警鐘ですよ。

ということで、映画の感想なんかも、人の意見に左右されるものじゃない…“いいね”もらいたくて、気取った映画評を書いてるブロガーとかに騙されず、自分の意思で面白いか、面白くないのかくらい判断しろと。よくいるじゃん、周りの評判を意識して“嘘の感想”を書いてるヤツ…で、最後に“お薦め”とか書いて誤魔化す(まぁ、オイラも文字数合わせにこれはやるけどな)。これって、映画の中で妻夫木が繰り返していた中身が薄くて浅いブログと一緒だなって。まずは、自分がどう思ってるかを明確にし、ちゃんとした“感想”を書けるようにするのが大事だよな。

でもね、これだけは言っておきます…本作はまぎれもなくホラー映画です。それこそ中田秀夫が撮った「リング」の1作目や、黒沢清作品に匹敵するほど、“ちゃんと怖がらせることができる、愉しいJホラー”を久しぶりに見たと、オイラは感動すら覚えてしまったんですけど…映画が終わり、劇場が明るくなると、数組のオバ様、おねー様方は放心状態になってました…ジャニタレ目当てだと火傷する。あえて、エンディングのキャスト・スタッフロールも時間が短く…目一杯まで尺を本編に使ってます。とにかく後半以降の密度は高いので、そこだけはお気を付けを!

映画公式Twitterでも、かなり意識して“貞子”の画像を見せてる時もあったんだけど…オイラは勝手に本作のテーマ曲、イメージ曲としてHIIHの「feels like "HEAVEN"」を当てはめている。あれです、“来る きっと来る♪”でお馴染み「リング」のあの曲です。原作者はまったく違いますが、同じ角川ホラー文庫仲間の映画化作品なので…この曲を使っても良かったんじゃない?ちなみに、プライム会員なら、AmazonのPrime Musicで“ホンモノ”がタダで聴けます。この文章、「来る」のレビュー執筆中は「feels like "HEAVEN"」をリピートで聴きまくってたオイラでした。


監督:中島哲也
出演:岡田准一 黒木華 小松菜奈 青木崇高 柴田理恵 伊集院光 石田えり 松たか子 妻夫木聡


【原作小説はこちら】
ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)







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2018年12月06日

祈りの幕が下りる時(2018年)

テーマ:邦画
祈りの幕が下りる時(2018年)

確か、今日もやってたかな?今後も頻繁にリピートがある「祈りの幕が下りる時」をWOWOWの初回放送でエアチェックしておいたので鑑賞…もともと東野圭吾原作の人気ミステリーを映像化したTBSのテレビドラマがあり、その劇場版第2弾(完結編でもあるそうだ)が本作。東野圭吾ってそんなに好きじゃないので原作はまったく読んだことはないんだけど、BSで再放送していたテレビのレギュラー放送を一応最後まで見まして、前作の「麒麟の翼 ~劇場版・新参者~」もレンタルDVDで見ている。監督が変わったからか、前作と雰囲気も違うように感じた。

葛飾区のアパートで滋賀県在住の押谷道子の死体が発見され、事件現場の住人、越川睦夫も行方不明になっていた。捜査一課刑事・松宮脩平は…同時期に発生していたホームレスの焼死事件と関係があるのではないかと捜査本部で進言する…。その一方で、被害者が最後に会っていた舞台演出家・浅居博美にも注目。2人が同郷の同級生であったことから、松宮は滋賀へと向かい情報を集め始める。やがてこの事件が日本橋署刑事・加賀恭一郎の母親・百合子と関係があることが判明。百合子は加賀が幼い時に家出し、既に死亡しているのだが…。

TVシリーズは途中でけっこう飽きてしまった方で、映画版前作の「麒麟の翼」も、TVドラマとかわんねぇ~とかボロクソ貶した記憶があるんだけど…今回は映像の見せ方がわりと映画的で、スケール感を感じて、全体の雰囲気がよくなった。テロップでの説明もいい意味で古風だし、刑事たちが足を使って聞き込みに走るようなシーンとかも、ベタではあるが、なんだか「砂の器」みたいだでいいなって思ってたんだけど、後からWOWOWの解説を読んだら“清張オマージュ”という説明が書かれていて、自分の感覚もあながち間違ってなかったのかと悟った。

ぶっちゃけ、冒頭で加賀の母親の話から始まるくだりが、ちょっとわかりづらかったり、ついでになんとなく辛気臭かったりしたんだけど…東京での事件に移り、お馴染み日本橋を舞台にした本筋が始まると、話もどんどん面白くなり惹きこまれていく。TVシリーズや前作に比べると、全体的なテンポも良かったよね?確かに捜査は難航し、なかなか進まないんだけど編集のリズムがいいので、あまり気にならず。WOWOWの解説には「砂の器」オマージュと書かれていたが、個人的には日本橋の川を見ると劇パト2(パトレイバー)なんかも思い出しちゃうんだよな。

キャスティング的には松嶋菜々子が若い時(演じている女優は別人)に付き合っていた相手が及川ミッチーっていうのが笑いどころだろう。これは「相棒」を意識したギャグなのか?右京さんの元相棒と、現相棒の実嫁が不倫してるという(笑)ついでに阿部寛演じる加賀恭一郎の母親が伊藤蘭=水谷豊の嫁というのもあって、やっぱり“狙ってるだろ”と…思わずにはいられなかった。東野圭吾の作品(映画)って、個人的には“アタリ、ハズレ”の落差が大きいんだけど…今回は面白かった。10月に試写会で見た「人魚の眠る家」よりもこっちの方が好みだな。


監督:福澤克雄
出演:阿部寛 松嶋菜々子 溝端淳平 田中麗奈 キムラ緑子 烏丸せつこ 伊藤蘭 春風亭昇太 山崎努


【DVDソフトの購入】
DVD 祈りの幕が下りる時







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2018年12月05日

インファナル・バイス(2017年)

テーマ:洋画
インファナル・バイス

WOWOWの“特集:緊迫のクライムアクション”でエアチェックしておいた「インファナル・バイス」を鑑賞…タイトルを見ただけだと「インファナル・アフェア」か「マイアミ・バイス」のパチモンだろうか?って感じの印象だが…結局はそのどちらでもない感じ。内容は犯罪組織同士の抗争を描いたありがちなものなんだけど、どちらの組織もハイテク機器をやたら活用していて、どうやら近未来的な要素が入ってる模様。WOWOWやAmazonの解説を読むと…「エンダーのゲーム」を手掛けたVFXマンが初監督を務めた作品だそうで、無駄なSF描写も納得だ。

近未来のロサンゼルス…ハイテク機器を使いこなし、麻薬ビジネスを成功させたディーラーのアダム。ある日、ロシア人との取引現場に、仲間と一緒に乗り込むが…相手が不正を働いたのを知り、徹底的に叩きのめす!後日、今度は中国人の取引相手カイ・シェンが不正を行っている可能性が浮上。仲間を引き連れ香港に向かうが…結局、交渉は決裂し銃撃戦に!仲間の1人を殺されたアダムは、容赦なくカイに銃弾を撃ちこむ!その後、アダムは無事に帰国するが、今度はカイの弟コンが…兄を殺したアダムに復讐するためロサンゼルスへ乗り込んできた!

ハイテク機器を使いこなし、麻薬ビジネスを成功させたわりには“脇が甘く”、ロシア人に騙され、中国人にも騙される、ちょっと間抜けな主人公一味。仲間が銃撃戦の巻き添えをくって死んじゃったけど、敵地に乗り込むなら防弾チョッキくらい着けておけよ。それでも防げなければ、運がなかったと納得できるよね。とりあえず、自分たちを騙した中国人は、容赦なく叩きのめしたんだけど…その中国人には弟がいて、今度は主人公一味が復讐のターゲットにされる。もちろん中国人の方も、ハイテク機器を色々使って、主人公の居所を特定しようとする。

地元に戻って、仲間の葬儀を済ませた主人公は…たまたま砂浜で出会ったカタギの美女に一目惚れ。演じているのはジョヴァンナ・ニコールっていう知らない女優なんだけど、知的な感じがして、確かに可愛らしく、オイラもタイプだ。だいたいこの手の映画に出てくるインテリ風犯罪者は、こういう清楚系に弱いよね。でも、口説かれて直ぐにヤっちゃうし、どさくさにまぎれてドラック使用経験ありの過去をカミングアウトとかしてて、そこはかとなく“ビッチ臭”も漂う。乳も見えないが一応濡れ場あり…事が終わった後の“Yシャツ+生足”姿はやっぱりそそる。

一回限りのアバンチュールでは終わらず、かなり本気になる主人公、自分が犯罪者だというのを隠して、付き合い始める…で、案の定、これがきっかけで中国人に居所がバレ、ねーちゃんも復讐劇に巻き込まれていく。中国人に見つかっちゃった原因は…ねーちゃんが撮った主人公の写真を勝手にブログにあげてしまったからなんだけど、だから、そういうところが“脇が甘い”んだって…事前に対処しておけよ、この色ボケ野郎。結果的に…仲間もたくさん犠牲になり、築き上げたビジネスの成功も“おじゃん”になる。それでも、出会ったばかりの女が大事だと…。

近未来SFなのに…最後は“拳で決着をつけようぜ”と提案する中国人…なんてアナクロな、急に「クローズ」みたいになっちゃった。と思ったら、のこのこ信じてやってきた主人公一味に、容赦なく凶器で襲い掛かる中国人の手下たち(笑)だから何度“脇が甘い”って言わせる。最終的に主人公とラスボス以外はほとんど相打ちになって…さぁどうなる?って感じだが…。昨晩、この作品を録画最中に…急に雨脚が強くなり、レコーダーが受信障害を起こし、真ん中が3分くらい途切れてた。それでも内容は理解できたし、保存するつもりもないので、問題ない。


監督:イジー・トラウブ
出演:ブレント・ハーヴィ ジョヴァンナ・ニコール アレン・テオスキー・ロウ アリア・エモリー トニー・キム


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DVD インファナル・バイス







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