勝手に映画紹介!?

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HOUSE/ハウス(1977年)

HOUSE/ハウス

ちょっと前にWOWOWでやっていた大林宣彦特集をまだ見ていなかった…一応、ぜんぶ録画する気でいたのだが、予約を忘れたりして、結局3本ほどしか録れなかった。エアチェックできたのは宍戸錠がブラックジャックを熱演する「瞳の中の訪問者」と、三浦友和&山口百恵共演の「ふりむけば愛」…そしてもう1本は監督の商業デビュー作としてファンの間でカルト的人気のあるホラー作品「HOUSE/ハウス」(英語とカタカナの間に“/”を入れない表記も多いが、今回はWOWOWの放送タイトルに準じました)…まずはこちらから鑑賞することにしたよ。

夏休みが近づいたある日、中学生オシャレの父親が再婚相手を伴って帰国…本来なら父親と軽井沢の別荘へ出かける予定だったが、ショックで約束をキャンセル!オシャレは、ファンタ、クンフーら学校の友人たちと過ごすことを選択。彼女たちもまた、引率教師の都合で合宿が中止になりかけていたのだ。そこで、オシャレが“オバチャマ”と慕う伯母にコンタクト、伯母の暮らす羽臼邸への滞在を希望する。伯母からの色よい返事が届き、オシャレを含む総勢7人で羽臼邸を訪れるのだが…その後、食いしん坊のマックが行方不明に!なんと伯母の正体は…。

まだ、それほど大林宣彦を意識していない若い頃に、知り合いに薦められて本作を見たことがあるのだが…デビュー当時から既に開花していた、大林特有のトリッキーな演出にうまくノレず、当時はこれが面白いと思える余裕がなかったので…ずっとその印象が付きまとい、現在に至るまで再鑑賞の機会はなかった。まぁ、今では…あのトリッキーさが、他の監督作品や、量産される“テレビレベルの映画”と一線を画し、逆に“映画らしさ”が感じられる唯一無二なものであることはよく理解している。後の代表作、知世ちゃんの「時をかける少女」とか大好きだし。

そんなわけで何十年ぶりかの再鑑賞…いい意味で“素人のお遊戯レベル”の演技と、低予算を逆手に取ったアナクロな特撮が相まって、なんともいえないシュールさ。書割感満載な東京駅とか味があるよね。仲間たちが次々に犠牲になっても…女の子たちの“ワチャワチャ”が続き、ホラーとしてあまり怖くないのは致命的だが、シュールなビジュアルは、意外と薄気味の悪さに繋がっているなと思った。無理やりアクションの要素もあれば、お色気だって忘れていない(むしろポルノに近い)大盤振る舞い…大林ファンが本作を推すのが今更ながらに理解できる。

池上季実子は若い頃から既に妖艶さを漂わせていた…っていうか、御年60歳という年齢から逆算すると撮影当時はまだ17~8歳だったと思われ、設定上“中学生”となっている女子を脱がすなんて、色々な意味で、やっぱり大林ってヤベェぜ(笑)主人公はファザコン体質(どっちの意味の“パパ”か最初わからなかった)、その他大勢の友人たちの中では比較的出番が多かったファンタ役の大場久美子(コメットさん大好き)も尾崎紀世彦演じる学校教師に好意を寄せているという…趣味丸出しな設定。大林宣彦と今関あきよしの違いは…“前科のある・なし”だよな。

今回、本作「HOUSE/ハウス」を見直していて…どこかでこんなような作品をほかにも見たことあるぞと思って気づいたのが、佐々木浩久監督、高橋洋脚本の「発狂する唇」や「血を吸う宇宙」の存在…そうか、低予算ホラーという枠組みの中で、好き勝手なことをなんでもやっているのは「HOUSE/ハウス」のノリに近かったんだな。オイラなんかは、逆にああいう作品を過去に楽しんだから、今回の再評価に繋がったのかもしれないななんて思ったり。一緒の特集で録画した「瞳の中の訪問者」と「ふりむけば愛」は全く見たことがない作品なので、楽しみである。


監督:大林宣彦
出演:池上季実子 大場久美子 神保美喜 松原愛 尾崎紀世彦 笹沢左保 小林亜星 南田洋子 鰐淵晴子


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特捜部Q カルテ番号64(2018年)

特捜部Q カルテ番号64

WOWOWでエアチェックしておいた「特捜部Q カルテ番号64」を鑑賞…当時ブームになっていた北欧ミステリーの一つとして、1作目の「檻の中の女」(2013年製作)が日本に入ってきたのは、かれこれもう4年前、2015年の話。オイラはその年の10月にWOWOWの放送で初めて見た。北欧ミステリーブームの火付け役である「ミレニアム」シリーズあたりと比べると、いい意味で地味で古風な作品。どちらかというと日本ではマニア向けなイメージもあったが、2作目「キジ殺し」3作目「Pからのメッセージ」とコンスタントに公開され、気が付けばもう4作目なのね。

過去の未解決事件を専門に扱うコペンハーゲン警察の新設部署“特捜部Q”…そんな閑職に追いやられてしまった刑事のカール・マークの尻を叩きながら、一緒にいくつかの難事件を解決してきた同僚で部下のアサドがほかの部署に異動することが決まり…“特捜部Q”に在籍するのも残すところあと1週間。そんな時に、取り壊し中のアパートの一室から、ミイラ化した複数の死体が見つかる。事件に興味を示したカールはさっそく捜査を開始…判明した被害者の身元から、未解決だった失踪事件に行き当たり、元看護婦の老女が容疑者として浮上する。

事務的な仕事を手伝ってくれる秘書のおばちゃんを抜かすと…唯一の部下、相棒であるアサドが栄転することになり…“特捜部Q”での仕事も残すところあと1週間、主人公のカールとアサドの関係もギスギスして、なんだか妙に緊張感のある中、新たな事件が発覚!取り壊しが決まったアパートの一室…壁の奥にあった隠し部屋から、性器などが切り取られ、白骨化した男女のミイラ化死体が発見されるという、いつになく猟奇的な出だしでもある。アサドは最後まできっちり相棒を務める気で、捜査にやる気を見せるが…対してカールはどこかつっけんどん。

本シリーズではよくある構成だが、本作も現在と過去…二つの時間軸が平行して描かれる感じ。過去パートでは、従兄といい関係になって親の逆鱗に触れてしまった少女が、胡散臭い医師がいる、孤島の隔離施設に閉じ込められてしまい、その施設内でいじめや理不尽な目に遭ったりする姿が紐解かれる。その少女のカルテ番号がタイトルになってる“64”である。一方、現在パートでは、見つかった死体が、とある失踪事件に関わる人物だと判明。主人公たちが、そのあたりを詳しく調べていくうちに、過去パートに登場した怪しげな医師や施設にたどり着く。

前述の医師が、現在パートでは不妊治療の権威として、有名な人物になっていた!彼らは事件に関与してるのか?いったいどんな秘密を抱えているのか?ミステリーとしては、ぶっちゃけ最初の“死体発見”がピークかなって思ってしまう一方で、予想通り“不妊”という、人によってはかなりデリケートな問題がテーマとして大きく扱われており、さらには人種問題なども絡み、思いのほかハードな話になっていく。後半、事件の核心に迫り始めると、カールやアサド、秘書のおばちゃんまでもが、単独で暴走・危ない橋を渡るので…けっこうドキドキさせられる。

そもそも、最初からアサドの栄転話なんてが語られるあたりからして、“フラグ”だったのではないかと…シリーズを見続けている人ほど、色々と想像、深読みしてしまのではないだろうか?結果的に…カールのツンデレぶりにやたら“オジサン萌え”させられ、“特捜部Q”の空中分解もうまく回避したなという感じ。未映像化の原作もあるようだし(原作は読んだことがないので、アサドの移動がどうなってるのかわからないけど)…まだまだこのメンツで続きが見れるのではないかという期待は残った。最後に、過去のレビューのリンクを貼っておきます…よろしければ。


★オイラが過去に見た“特捜部Qシリーズ”の感想はこちら★

特捜部Q 檻の中の女(2013年)→クリック

特捜部Q キジ殺し(2014年)→クリック

特捜部Q Pからのメッセージ(2016年)→クリック


監督:クリストファー・ボー
出演:ニコライ・リー・コス ファレス・ファレス ヨハンネ・ルイズ・シュミット ソーレン・ピルマーク


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映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-(2018年)

映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-

ひとつ前に見た「小鳥遊六花・改 ~劇場版 中二病でも恋がしたい!~」に続き…WOWOWの“劇場版「中二病でも恋がしたい!」一挙放送”でエアチェックした「映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」も鑑賞してしまう。前作は新作カットを追加したTVシリーズの総集編ということだったが、こちらは劇場版のオリジナル作品とのこと。製作年で見ると5年のブランクがあるが…その間にTVシリーズの2期もあったらしい。今回の一挙放送ではじめて作品に触れた身としては、“2期”を見てなくて大丈夫なのかな?という不安もちょっとあったのだが…。

高校3年への進級を控えた春休み…付き合い始め、その後、奇妙な同棲生活を続けることになった富樫勇太と小鳥遊六花だったが、2人の関係は相変わらず。六花は今も“中二病”のままだった。そんなある日…普段はイタリアで生活している六花の姉・十花が2人の前に現れ、六花をイタリアに連れていくと言い出す。困った2人は、友人たちの入れ知恵もあり、駆け落ちを選択…旅に出ることに。しかし仲間だと思っていた丹生谷森夏や凸守早苗が、弱みを握られ十花の手先になってしまった!2人が向かう先を突き止め、直ぐに追いかけてくるのだが…。

前作の総集編映画は、高校生の主人公とヒロインが出会い、付き合い始める…というか、なぜか同棲生活に突入するという、昭和感満載な“ラブコメ”の王道展開になったところで終了。そして、前作と本作の間には…きっと、色々な細かいエピソードが紡がれたのだろうTVシリーズの“2期”もあるのだが、肝心な2人の関係は、そんなに進展していない…お手々をつないで、チューはしたようなのだが、プラトニックに近いようだ。ただ、一昔前の“ラブコメ”だと…同棲だけでも大事件だと思うのだが、そこはそんなに問題になっていないのが今風だよね…。

2人の関係はプラトニックではあるが…学校内でも平気でイチャイチャしてる。昔のラブコメだったら、それだけで“不純異性交遊”とか言って、教師や親が介入してきそうなもんだが…ほかのことで、校則を無視しても担任の女性教師がやたらフレンドリーに、おおらかに対応している。主人公たちにとっての平和な日常が、このまままったりと進んでいくのかなと思いきや…事件が勃発!本人たちの与り知らないところで、なんとヒロインの“イタリア移住”計画が進行していた。それに反発するために駆け落ちする2人…同棲の次は駆け落ち…やっぱ王道(笑)

基本、2人の駆け落ちを阻止しようとする、ヒロインの姉とその手下(本来は主人公たちの仲間)からなんとか逃れようとする逃避行ものに落ち着くので…“TVシリーズの2期を見ていない”という不安要素も、ほとんど気にならず…単独で物語を追いかけることはできたのだが、主人公の仲間に、1人だけ知らないキャラが新しく加わってた。たぶん前作の総集編映画の最後に“シルエット”だけ出てきた女の子だよね。色々と主人公またはヒロインと過去に関係があったらしいと推測できるが、この映画の中では、頼りになる仲間のポジションを既に築いている。

いきなり“イタリア行き”の話が浮上するあたり…映画「けいおん!」で、高校生だけでロンドン旅行に行っちゃうくらいぶっ飛んでるなって思った(「けいおん!」のあの展開は、親のすねをかじってる感が強くて、オイラは受け付けなかった)けど…駆け落ち先が、最初は近場だったことに、現実味があり、なんだかホッとした。でもね、高校生のくせに金を使いすぎると自分たちでツッコミを入れつつも、東京に立ち寄り、最終的に飛行機で北海道まで行っちゃうあたり…普通の高校生は、そんなに金持ってないだろと。それとも、エンコーでもしてるんかいな?(笑)

泊まるところが見つからず、ラブホをチョイスするという、これまた“ラブコメの王道”があったりしたが…うまくギャグでかわし、結局、別の方法になるあたりに京アニらしい、ギリギリの節度、健全さが現れてもいるようだった(その後、普通のシティホテルには宿泊…入浴シーンとかもある)。昔の漫画やアニメ、はたまたトレンディドラマなんかで…ラブホに入って、男が備え付けのコンドームを見ただけでドキドキするという描写を何度目にしたことか(笑)さすがに欲情はせんかったが、そういえば新海誠の最新作「天気の子」でもラブホにしけこんでたな。

ここまで書いてきた文章の中にも、いくつかツッコミ要素を列記しているが…京アニの他のリアル志向の日常系作品に比べると、明らかにフィクションと割り切れる、いい意味でバカバカしさのある作品でもあったので、そのツッコミも王道として、単純に楽しむことができた。やっぱり総集編映画よりも、話が理解しやすく、映画としても見やすかったですね。本作の最後にも…WOWOWによる放火事件の追悼メッセージが挿入されていた…こんな言葉を繰り返すことしかできないが、お悔やみ申し上げる。事件がなければ、本シリーズも見ることはなかっただろう。


監督:石原立也
出演:福山潤 内田真礼 赤崎千夏 浅倉杏美 上坂すみれ 長妻樹里 保志総一朗 仙台エリ 井上喜久子


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小鳥遊六花・改 ~劇場版 中二病でも恋がしたい!~(2013年)

小鳥遊六花・改 ~劇場版 中二病でも恋がしたい!~

京アニの事件から約1か月…発生直後に比べると、ネットでの反応も若干、落ち着いてきたかなという印象もあるが、事件に関する報道はまだまだ続いてるし、未だに安否確認が発表されない有名スタッフさんの名前なんかもあったりして、アニメファン的にはモヤモヤしている人も多いだろう。オイラも、キャンペーンで貰ったものの、結局使わないで有効期限が切れかかっていた期間限定TポイントをYahoo!のネット募金“京都アニメーション応援募金”に何度か寄付しつつ、9月になったら「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝」を見に行こうと予定している。

そんな中…WOWOWで“劇場版「中二病でも恋がしたい!」一挙放送”があったのでエアチェック。作品の名前くらいは聞いたことがあったけど、今まで原作やテレビシリーズには一度も触れてこなかったのだが、京アニの代表作の一つであるということも手伝って、今回初挑戦してみる気になった(事件がなかったらスルーしてたかも)。今回放送されたのは、2本の劇場作品なのだが、まず1本目、テレビシリーズの総集編だという「小鳥遊六花・改 ~劇場版 中二病でも恋がしたい!~」から鑑賞。放送の最後では、犠牲者への追悼メッセージも表示された。

元中二病の富樫勇太は、中学校卒業と同時に“中二病”を卒業することを決意…新しく始まる高校生活は“普通”に送ろうと思っていたのだが、同じクラスにいた現役の中二病少女・小鳥遊六花に、勇太がかつて“ダークフレイムマスター”を名乗っていた事実を知られてしまい、つきまとわれる羽目に!六花は、ちょうど勇太の住む団地の階上に引っ越してきたばかりであり、何かと顔を合わせることも多かった。結局、周囲に“中二病”がバレるのを恐れながら、六花に振り回され、六花が目論む“極東魔術結社”なる部活の立ち上げにも関わることに…。

最初は全く意味がわからなかった…中二病の人がいっぱい出てくるので、妄想や夢が、あたかも現実に起きているのかごとくに描写されることが多々あり。いきなり主人公とヒロインが結婚することになり、その式場に…今度は魔法少女みたいなのが乱入してきて、バトルが始まったりするんだけど…案の定、夢オチでしたみたいな感じの導入部で物語が始まり…そこからヒロインが主人公との出会いの回想に遡ったりする。っていうか、本編前に…脱中二病を掲げる男性主人公の、現役中二病時代を紐解く“短編”があるので、余計にいちげん客的には混乱。

しかも、その“短編”が主人公の妹視点で描かれていたりするので…てっきりその妹ちゃんが、中二病のヒロインなのだとばかり思ったりもしてしまった。まぁ、話が進んでいけば…そのあたり人物関係やらキャラ設定なんかも、なんとなく理解。高校入学と同時に、変な女に捕まって、はちゃめちゃな高校生活を送る羽目になる可哀そうな少年の話と…意外とやってることは「涼宮ハルヒの憂鬱」と似通っている部分もあったりして、“京アニらしいな”なんて納得。冒頭の“短編”も含み…中二病なヤツらは「STEINS;GATE」の岡部倫太郎(鳳凰院凶真)ともダブる。

ちなみに「STEINS;GATE」は京アニとは関係ありません。オジサン的には…そこまで“ノレる、ハマれる”話でもなかったりしたんだけど、油断していると…それこそ“京アニクオリティ”の美麗作画や背景美術が目に飛び込んできて、ハっとさせられる。もちろん映画用の新作カットもあるだろうが…基本はテレビシリーズの総集編のはずなのに、劇場作品として充分に通じ、安定感のあるハイクオリティな作画を堪能できる。総集編なので、話は色々と端折り、飛び飛びなところも目立ったけど、世界観がつかめてからは、話が理解できないということはなかった。

京アニの総集編映画というと、過去に「劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- 過去篇」あたりをボロクソに批判したことがあるんだけど、アレよりはちゃんと映画になっていて、最初の結婚式のシーン以降は、楽しめる部分もあったよ。“上上下下左右左右ab”って…若いオタクさんにも普通に通じるんだな、あれはオジサンにもわかりやすいネタで良かったです。主人公(CV福山潤)に中二病のスイッチが入ると…なんか“ルルーシュが降臨してる”(笑)そんな主人公のお母さん…出番は少なかったけど、天野由梨だったのが、オジサン的には嬉しか…。

この文章の冒頭でもチラっと書いたけど…映画の本編終了後に、WOWOWによる追悼メッセージも流れる。そうね、既に公表されている、あの事件で亡くなったスタッフさんの名前なんかも何人かいらっしゃいましたね。映画の内容は、バカっぽくて、本来なら何も考えないで、ガハガハ笑って楽しむものなんだろうけど…やっぱりしんみりしちゃう。あらためてご冥福を祈ります。えーと、2本目の映画版は総集編ではなく、オリジナルの話だそうで…こっちの総集編映画を見たことで、オイラのような“いちげん”でも、もっと楽しめるような作品になってるといなと期待。


監督:石原立也
出演:福山潤 内田真礼 赤崎千夏 浅倉杏美 上坂すみれ 保志総一朗 仙台エリ 井上喜久子


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劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~(2018年)

劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~

8月25日に地上波のMXTVおよび無料BSのBS11でも放送が決定している「劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」がファミリー劇場でリピート放送されていたので、ケーブルテレビのSTBを利用して録画…それこそ「前編 ~紅緒、花の17歳~」は“後編”公開前のBS11の無料放送で録画・鑑賞しているのだが、途中でCMや宣伝テロップが入っているので、一緒に放送になったファミリー劇場の“前編”もコレクション用に録画。ウチのケーブルテレビだと録画容量が低めなので、前後編を1枚のディスクに放送画質で焼いてもぜんぜん余裕。

まだ女性が恋も仕事も自由に選べなかった大正時代…母親を亡くし、陸軍少佐の父親に育てられた女学生の花村紅緒は、とんでもないじゃじゃ馬娘に育っていたが…祖父母の代から決められていた許婚、伊集院忍少尉と出会い…お互いに惹かれあうようになる。しかし、少尉は戦地シベリアで消息不明に。出版社で働くようになった紅緒は、“シベリア出兵の脱走兵が馬賊になった”という噂を確かめるため満州に渡るも…人違いであった。そして日本に戻った紅緒の前に少尉にソックリなロシアの亡命貴族・サーシャ・ミハイロフ侯爵が現れる!

過去にはテレビアニメや実写映画にもなっている、超有名な古典少女漫画を前後編2部作で長編アニメ化したものの“後編”…がっつり作品に挑んだのは、本作の“前編”からなので、原作や昔のアニメとの比較はまったくできない。ぶっちゃけ、興味がなかった作品なんだけど、“前編”の監督が「機動戦士ガンダムUC」の古橋一浩さんだったので、ちょっと興味がわいて見る気になった。ちなみに、後編では古橋さんは脚本のみに参加で、監督は別の人に。っていうか、総作監・作監、絵コンテ等も前編とは違う人なので、全体の作風まで変わった印象が強い。

原作や昔のアニメに思い入れがまったくないので、果たして作風の変化が良かったのか、悪かったのかは一概に言えないのだが(どちらが原作テイストなのか判断がつかない)、個人的には“受けつかなかった”というのが本音である。“前編”でさえ、展開が怒涛すぎちゃって…“おいおい”ってツッコミを入れたくなった部分が多数あるのだが、今回はそれがさらに顕著になり、もはやコメディ(ジャンル的にはラブコメなのか?)を通り越したギャグ。作画の雰囲気も、それこそ漫画的に“くずした”表現が多く、モブも含めてキャラの表情や芝居に粗さが目立つ。

あくまで気のせいなんだと思うけど…キャラが全般的に“アニメ版のこち亀”に見えてしまったし(ギャグの度合いが強くなったので余計に)。“前編”のクライマックス、戦争で行方不明になった許婚を探しに、満州に旅立つヒロイン…“後編”冒頭では、許嫁の情報を求めて、謎の馬賊(ヒロインの紅緒は、行方不明の許婚だと信じていたが、別人…でも許婚の軍時代の部下だった!というのがすぐに判明)とも対等に渡り合ったりするのだが、どうでもいいアクションを見せて、大した展開があるわけでもなく、あっけなく帰国…何のための満州行きだったのか疑問。

アクション映画に出てくる、本編にあまり関係ない“アバン”みたいな扱いだったよね…それこそね、原作を知らないオイラとしては、満州で許婚を必死になって探すという一大スペクタクルが展開されるものだとばかりイメージしていたのに。その後も、いきあたりばったりな強引な展開で、許婚と再会…許婚は戦争中に記憶喪失に陥り、なぜかロシア人貴族(侯爵)の身分に!それどころかロシア人の嫁さんまでいる。主人公と周囲の仲間たちは、ロシア人貴族が本当に許婚なのか、それとも単なる勘違いのソックリさんなのかを突き止めようと奔走する。

まぁ、そのあたりも特に引っ張ることなく正体が判明…前述の“記憶喪失~云々”の事情が明かされ、はれてヒロインと許婚は再会を果たすんだけど、許婚にはロシア人の嫁さんがいるので、どっちが身を引く、身を引かないとか、ヒロインには別の男が言い寄って来て結婚話が進むとか…最終的に、誰と誰がくっつくんじゃいという話に。最後はラブストーリーの王道である「卒業」みたいな展開になっていくわけですが、さすがに名作をマルパクするようなことはしていない。ただ、オチを描くために、シリアスな展開があるんだけど、それもギャグにしちゃう…。

原作がどういう風に描かれているとかは別にして、たとえ内容が韓流ドラマ、ケータイ小説も真っ青なツッコミ満載ドロドロ展開であったとしても、アニメ映画、恋愛映画として、“現実”をなぞったあの展開はもう少しシリアスに見せてもいいんじゃないかなと。いや、作ってる人たちはいたって真面目なのかもしれないが…作画が低予算の深夜アニメレベルで(多くは語れないけど、崩れる建物の描写とか…)、とにかく酷かった。前後編通してのクライマックスだぞ、あそこ。明らかにスタッフの人選を間違えている、前編と後編…逆にした方が良かったんじゃないか?

前作って、キャラデを担当してる人が、ちゃんと作画監督という役職にもついていたので(総作監はサブキャラデザインの人だったが)、“見せ場の作画”はちゃんとしてたんだよ。本作ではキャラデの人も、前作で総作監を担当した人も…原画にはいっさい携わっていなかった模様。原画スタッフの絵柄は好みもあるかもしれないけど、少なくても、オイラは“あまり好きじゃなかった”ってことです。あとは、コメディタッチの中にも、前作はリアル志向の古橋監督のセンスが残ってる部分があったのだろうな?だから少女漫画が苦手なオイラも見やすかったのだろう。

前作ではヒロインの父親を、昨年急逝された石塚運昇さんが演じられていて…後編では出番があるのか、誰が演じるのか、ちょっと気になっていたんですけど…なんと父親役は運昇から万丈…銀河万丈さんにバトンたっちしてたな。万丈さんの声って…どれを聴いても“ギレン総帥”みたいだけど、今回はちゃんと運昇さんに寄せてる感じで、あまり違和感がなかった…さすがベテランだな。ベテランといえば…前回の森功至さんから、よこざわけい子さんにナレーションが変更。お二人とも、テレビアニメ版の「はいからさんが通る」に出ていたという繋がりらしい。

余談だが…オイラなんかでよこざわけい子さんといえば、やっぱり「機動警察パトレイバー」の“お武さん”こと熊耳武緒巡査部長だよな。ご本人的には「ドラえもん」のドラミちゃん(先代)と、「天空の城ラピュタ」のシータが代表作らしいけど。実は、けっこう前にブックオフの100円本で、よこざわさんの直筆サインがはいった、“声優のHOW TO本”みたいなのを見つけまして(同じものがヤフオクとかでも出品されてる)、今でも所持しています。サインの横にはドラミちゃんのイラストやシータの名前がご丁寧に描かれて(書かれて)いる。自慢げに写真を載せておきます。


監督:城所聖明
出演:早見沙織 宮野真守 櫻井孝宏 中井和哉 梶裕貴 瀬戸麻沙美 坂本真綾 よこざわけい子


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TV版“花村紅緒”役声優・よこざわけい子さんのサイン!?


TV版“花村紅緒”役声優・よこざわけい子さんのサイン!?







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ドッグ・ソルジャー(1978年)

ドッグ・ソルジャー

日本では鑑賞困難な作品を発掘する…洋画専門チャンネル“ザ・シネマ”の“町山智浩のVIDEO SHOP UFO”で放送した「ドッグ・ソルジャー」をケーブルテレビのSTB経由でエアチェックしておいたので鑑賞。町山さんも解説の中で語っていたが、他にも同名タイトル(邦題)の映画がありまして、オイラが過去に見たことがあるのはホラー映画の方の「ドッグ・ソルジャー」だった。本作は2010年に日本でもDVDリリースされているものの、既に入手困難なようで…いつものようにAmazonのマケプレで高額になっている。現段階ではブルーレイ化の情報もない。

ベトナム戦争中の最前線…従軍記者のジョンは、過酷な現実を目の当たりにしたのがきっかけで、ヘロインの密輸に手を染めることに。2kgのブツを入手したジョンは…かつての戦友で、現在は船乗りをしているレイの元を訪れ、運び屋を依頼。報酬と引き換えに、しぶしぶ引き受けたレイは…アメリカに到着後、指示通りにジョンの妻マージと接触し、ヘロインを渡すのだが、事情を知らなかったマージは約束の残金が直ぐに払えないと困惑気味。そこに、ヘロインを狙う2人の賊が現れるが、その2人の正体は、ブツの横取りを画策する麻薬取締局だった!

ベトナム帰還兵のニック・ノルティが、かつての戦友に頼まれて、ヘロインの密輸に手を貸すが、途中でトラブルに発展…一緒に巻き込まれた戦友の嫁さんと一緒に逃げながら、悪党と戦うっていうアクション。町山さんの解説によると…ヒッピー文化の終焉、そしてベトナム戦争への哀悼的なものがテーマの中にあり、そういったものを理解していないと、本来の面白さが伝わらない部分もあるそうで…確かに場面、場面で説明不足に感じる設定や展開も無きにしも非ずだったが、逆にそういうところが予定調和でないストーリーに繋がって、自分は面白く感じた。

逃避行もので、その途中で親友の伝手を頼ってブツを売りさばこうとする展開なんかは…タランティーノ脚本の「トゥルー・ロマンス」をちょっと思い出す。「トゥルー・ロマンス」では、“死体袋の帰還兵”という劇中架空映画のプロデューサーにコカインを売ろうとしていたけど、本作でも…映画業界にいい買い手がいないかと探すシーンが出てくる。でも、結局は…仲介役の判断で、外国人セレブにヘロインを売りつけることになり、その買い手がオーバードーズでぶっ倒れる(いけすかん相手だったので、ニック・ノルティがわざと効き目が強いクスリを打たせた)。

あっ、今度は「パルプ・フィクション」か?意外とタランティーノは、この手の作品の影響を受けていそうな感じがしないでもない(あくまで、オイラの勝手な妄想…実際のところはどうだかわかりません)。全編を通して激しいアクションがあるわけでもないんだけど…クライマックス、山頂にある隠れ家(町山さんの解説によるとヒッピーのコミューンだった場所)を舞台に、激しい銃撃戦を展開するあたりは、けっこう燃える。これまた町山さんの解説まんまなんだけど…当初「地獄の黙示録」のクライマックスとして想定されていた没プロットの再現になっているのだそうだ。

まったく、そういう裏設定的なものを知らないで見ていたのだが…映画の序盤、従軍記者のジョン(主人公の友人)が戦地を回想したり、はたまたヘリが着陸するのを“あおり”で撮ってるカットを見て…なんとなく「地獄の黙示録」っぽいななんて思ったりしていた(まぁ、ベトナム戦争を描いたシーンなので、当たり前といえば、当たり前なんだけど)。主人公のニック・ノルティがやっぱりカッコよかった…一見、不愛想に見えるけど、芯は熱い男なのか?親友や親友嫁の行動をどこか冷めた目で分析しながらも、なんだかんだで、最後は助けてくれるじゃない?

いわゆるヒロイン的な存在である“戦友の嫁”…人妻だし、子供もいるし、最初は平凡を絵に描いたような女に見えたんだけど、実は薬物中毒だったりして、途中、ニック・ノルティがどこか蔑んだ目で見たりする場面もある。なんか、めんどくせー女だぞなんて思いながらも、最後までプラトニックを貫き、命がけで守る。視聴者的にも、女優さんが段々と愛くるしくなって、最初と印象が全然変わってくるんだけど、演じているのは、やっぱりこの町山さんの番組で扱った「かわいい毒草」で悪女を演じていたチューズデイ・ウェルドだったので、なるほどと思った。


監督:カレル・ライス
出演:ニック・ノルティ チューズデイ・ウェルド マイケル・モリアーティ アンソニー・ザーブ リチャード・メイサー


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DVD ドッグ・ソルジャー HDニューマスター





YouTubeに町山さんの解説がありました!









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リグレッション(2015年)

リグレッション

台風に備えて、先週のうちに早めに墓参りを済またので(進路を見ると…ウチの地区はそこまで台風の影響なさそう)、お盆中は部屋に閉じこもって、たまってるエアチェックディスクを片っ端から消化するぞと意気込んでいたのだが…暑さにやられてそれどころじゃなかった(オイラの部屋にエアコンないんだよね)…ああ、除湿器(すげー旧型)を併用しながら扇風機を回しても熱風が(笑)そんな感じで、昼間はグダグダ…寝落ちしたのか、気を失ったのか、どっちなんだよな状況で、気が付けばもう夕食の時間になっていた。皆さんも水分補給だけは忘れずに…。

そんなわけで、なかなかエアチェックディスクが消化できないんですけど…新しい録画はどんどん増殖していく。映画以外にもTVアニメとか、海外ドラマとかけっこうたまってる…NHKの朝ドラも1か月分くらい見ていない。えーと、今日はWOWOWでエアチェックしておいた「リグレッション」を鑑賞…2015年製作と、微妙に古いようにも感じる作品だが、日本での劇場公開は2018年9月、ソフト発売は今年の2月。なんだ、普通に新作なんだな(笑)イーサン・ホークとエマ・ワトソンが共演…監督はオイラ的には“あら懐かしい” って感じのアレハンドロ・アメナーバル。

1990年、アメリカのミネソタ州…刑事のブルース・ケナーは、実の娘アンジェラを虐待した疑いで、旧知の仲であるジョン・グレイの取り調べをすることになった。ジョンはアンジェラの訴えに、“まったく記憶がない”と答えるが、なぜか自らの罪は認めるという。取り調べの内容に対し、釈然としないブルースは、心理学者のケネス・レインズとともに、アンジェラ本人やほかの家族にも聴取を行う。やがてただの虐待ではなく、組織ぐるみの悪魔崇拝が関わってる可能性が浮上!同僚警官の関与も疑われる事態に…。ブルースは真実を追求しようとするのだが…。

劇中でも説明があるが…実際にあった事件をモデルにしている、そして類似の事件が多数あったとも語られている。そんなわけで…ぶっちゃけ、“なんか、似たような話を別のところで見聞きしたことあるぞ”感はけっこう漂っていたりもするんだけど…作品の雰囲気づくりは、悪くない…さすがアメナーバル(とか言っておくと、映画通っぽい)。“自分の娘にいやらしいことしやがって、このやろー”と怒りを露にしていた刑事が、事件を追及するうちに、どんどんと新たな事実が発覚。精神的に追い詰められ、刑事自身も言動がだんだんとおかしくなっていく。

要は、誰が本当の悪魔なのかって話でして…映画的、物語的には“やっぱりお前か”で、そんなに驚きがあるものでもないんだけど…そこまでの過程を楽しむ映画なのかなと。テーマとしては、先入観や思い込みに騙されるな、惑わされるなってことですよね。真実を見極める冷静な判断力…そういう根本的なところで、解決法を見つけなければ、いつまで経っても外交やら、国際交流の問題なんて解決しない。所詮、ホラーテイストなサスペンス映画なんですけど、現代社会にも通じるメッセージ性なんかも、意外と描かれていたなと…好意的に受け止める。

虐待の被害者女性を演じるエマ・ワトソン…最初は、あまりにも幸薄そうで、貧乏たらしい容姿だったので、誰だかわからなかったんだけど…なんか、このおねーちゃんけっこう美人だなって思ったら“ハリポタ”のハーマイオニーだったので、びっくりした。イーサン・ホークにおなじく、前半と後半では役柄の印象がどんどんと変わっていくので、作品の中では存在感もありました。余談だけど、最近、人の名前をよく間違える…エマ・ワトソンとよく勘違いするのがエマ・トンプソンとエミリー・ワトソン。ハーマイオニー目当てなのに、見たら、出てないことがよくある(笑)


監督:アレハンドロ・アメナーバル
出演:イーサン・ホーク エマ・ワトソン デヴィッド・シューリス ロテール・ブリュトー ダーヴィッド・デンシック


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監獄アマゾネス/美女の絶叫(1986年)

Reform School Girls

シネフィルWOWOWで放送していた「監獄アマゾネス/美女の絶叫(原題:Reform School Girls)」をケーブルテレビのSTB経由で録画…従犯で少年院に入れられてしまった美少女が、暴力的な看守や入所者たちと戦いながら、過酷な監獄生活を送るという…所謂“女囚もの”的なお話。“アマゾネス”なんて邦題を付けられるともっと強烈なものをイメージしてしまったが、若干、想像よりも控えめだったか?日本ではVHSしか出ていないが、海外ではDVD化されてる模様。何種類かあったが、好みのジャケ画像をチョイス…たぶんイギリス盤なのでPAL仕様?

少女ジェニーは、運転手として彼氏の強盗を手伝ったことで逮捕。裁判の結果、従犯とみなされ…プライドモア少年院に送られることになった。護送されるバスの中で出戻りのニッキー、家出少女リサらと知り合い、仲良くなったのもつかの間…院長の腹心である監視長エドナが入所者を厳しく管理しており、ジェニーたちも目をつけられてしまう。さらに、ジェニーらと同じ部屋には、エドナと肉体関係を持ち、優遇されているボスのチャーリーもおり、ジェニーたちはますます肩身の狭い思いをする。そんな環境でも…少しずつ味方を増やしていくのだが…。

色々とひどい目に遭う主役のジェニーはリンダ・キャロルという女優さんで、それなりに綺麗な人でした。あと、明らかに“いじめられっ子タイプ”のリサを演じていた女優さんも…可愛らしい感じで、ちょっと場違いなんだけど、それでもこんな環境に入れられたら、“狙われちゃうよ”なと、妙な説得感もある。一方、主人公たちを追い詰めていく側だけど…監視長の太ったおばさん(アンディ・ウォーホールの映画に出てたそうで、自分は知らなかったけどけっこう有名な女優らしい)の、見た目のインパクトがとにかく強烈。もう1人、入所者の中の女ボスもすごい貫禄。

少年院のはずなんだが…明らかにおばさんだろうみたいな。他の人は囚人服みたいな衣装とか、ラフな寝間着とかの衣装が多いんだけど、ほとんどのシーンで露出が多いセクシーなヒモパンとブラしかつけてない。でも、筋肉なんかもやたらモリモリでエロ目線とかでは全然見れない。で、設定上…この女ボスと監視長の太ったおばさんが“デキてる”という。もうね、想像しただけでおぞましい。展開はお約束通りだが、序盤の身体検査、その後のシャワーシーン、拷問シーンなど主役も含め全体的に出演女優の露出は多めで、お色気映画としては及第点。

看守のイジメ、入所者同士の争いなどを経て…なんとか味方を見つけて、環境改善を訴えようとする主人公!クライマックスは激しい暴動になったりもするんだけど、やっぱり迫力があったのは、前述の2人…太ったおばさんと女ボス。紆余曲折の果て、結局は女ボスも主人公側につき…看守たちを倒そうという動きに。正体が露見してしまった後の太ったおばさんの破れかぶれな暴走が最高。ただ、最後の最後も暴力で解決して終わりなのが、やっぱり拍子抜け。主人公がどうなるのかという結末は描かれるが、暴動後の後始末ももう少し丁寧に見たかった。


監督:トム・デ・シモーネ
出演:リンダ・キャロル ウェンディ・O・ウィリアムズ パット・アスト シビル・ダニング


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YouTubeに予告があったよ!なんとなく言いたいことが伝わりそう…









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モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ(2018年)

モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ

昨日に続きWOWOWの“「モンスターストライク THE MOVIE」一挙放送”でエアチェックした作品、劇場映画2作目「モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ」を鑑賞する。これは昨年の公開前に行われたユーザー限定試写会が当選していたものの(試写会に応募するためにモンストユーザーになった“俄”です)、結局…同じ日に別の映画の試写会が重なってしまい見に行かなかった。ちなみに劇場公開は2018年10月5日…まだ1年経ってないのに、もうWOWOWで放送するんだな。昔はソフト化されるまでに、1年近く待つものもあったのにな…。

13年前…東京は空中に浮かぶ“旧東京”と、地上に残った“新東京”に分断された!現在はその“旧東京”が地上に落下する危険性があり、政府も対策に乗り出している。そんなある日、“新東京”に住むカナタの前に…“旧東京”からやって来たソラという少女が現れる。彼女は、“旧東京”で現在、起きている解放戦線との戦いに勝利するために、カナタの力が必要だといい、“旧東京”へ連れて行こうとするのだが…“旧東京”に人が住んでることを知らなかったカナタは戸惑いを隠せない。そして“旧東京”にはカナタの行方不明になった母マナもいるらしいが…。

あれ、劇場1作目とは“ほとんど話が繋がってない”感じじゃない?まったく繋がってないわけじゃないが、時系列とかはかなり先の話だと思われる。1作目でも過去にタイムスリップして、幼少期の主人公たちを助けていた眼鏡ののおにーちゃん(影月明)らしき人物が大人になった状態(声優さんが同じだったのでなんとか判別)で登場していたので、なんとなくそう理解した。てっきりポケモンみたいに、いつも同じ主人公が活躍するものだとばかり思っていた。見終わった後に、ネットで情報を調べてみると、WEBの“モンストアニメ”にも色々とシリーズがあるらしい。

そんなわけで…キャラクターとかモンスターとかはほぼ一新!設定なんかも新しい要素がいっぱい増えてるので、また世界観などを理解するのに時間がかかる。東京の一部が急に浮上…一般市民には“無人”と伝えられていたが、本当は何らかの理由で発生したモンスターたち(例のごとくイケメン、美少女も含まれる)の居住地として、政府公認で空に放り出したということらしい。で、年月が経過し…地上では人間たちが空中都市落下の危機に怯え、空中都市ではモンスターたちが、都市を落とそうとする一派とそれを阻止しようとする一派で戦っている。

そんな悪いモンスターたちの陰謀を阻止するカギが、地上にいる主人公…空中都市からやって来たヒロインに誘われて(いざなわれて)、モンスターたちが住む空中都市へ向かう。空中都市“新東京”を見て…なんとなく「機動武闘伝Gガンダム」のネオジャパンのスペースコロニーを思い出した。っていうか、あれはまんま“日本列島”なのだが(笑)島というか、土地がそのまま浮いてる感じがなんとなく似ていた。そして、そんな都市を、地上に落とそうとしてるわけで…やっぱりガンダムのコロニー落としや、隕石落としを否が応にも想像してしまう。

前作と比べると、だいぶ作風が違う。っていうか…アニメの技法自体変わってるじゃねーか。前は普通に2Dアニメだったけど、通常のキャラクターまで、2Dに寄せたCGになってるじゃないか。正直…苦手系。一時期、CGのキャラが2Dと遜色がなくなってきて、“CGアニメも普通に見れるようになった”と思ったこともあったが、これが主流になりはじめると、それはそれでやっぱり抵抗を感じるのが、オイラのようなアナクロ派オタクである。動きが激しいアクションではそんなに気にならないが、キャラの芝居を見せるシーンでは、やっぱりCG特有の違和感がある。

あと、前作ではいちげん客には“意味がわからない”ところもいっぱいあったけど…それでも、ゲーム原作ものらしい、いい意味での“ゲーム感”があって、少なからず作品の個性になっていたとオイラは思うんだけど、本作では普通にイケメンと美少女が出てくる異能力・超能力バトルものになっていたという印象。メインの主人公とヒロインに…人気俳優、女優を無理やりキャスティングするという、商業主義に走ってしまった点もマイナスだろう。ネットではファンが無理くり窪田正孝をベタ褒めしてるが、広瀬アリスともどもお世辞にも“うまい”とは言えない。

っていうか…窪田のファンがSNSなどで、“窪田くんはさすが、でも広瀬さんが…”的なつぶやきをしているのを多く見かけたが、“どっちもどっちじゃ!”と声を大にして言いたくなった。いや、オイラだって広瀬アリスは好きな若手女優の1人だ。特にテレビ版の「釣りバカ日誌」を見て…オイラもみち子さんと合(体)…じゃなかった、美味しい手料理を振舞ってほしいなって何度も妄想させられたほど、お気に入りの女優ではあるが、だからこそ、安易に“アニメの声優、洋画の吹き替え”は引き受けないで欲しいなって思うよね。ファンだったら厳しい目も必要よ。

声優といえば…1作目に続き、別のキャラで、また山寺宏一がラスボス。今後もモンストがアニメ映画化される時はずっと山ちゃんがラスボスなんだろうか?主人公のおばーちゃん(?)の声が「超時空要塞マクロス」の早瀬未沙=土井美加さんで豪華だなと!最初はやたらと尊大な態度だったけど、途中でやっぱりボロが出てくる胡散臭い博士の杉田智和もいい味出してる。直接の共演シーンはなかったと思うが、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の団長と三日月=細谷佳正と河西健吾の名前が同じEDクレジットに並んでて、妙にテンションが上がった。

主人公、ヒロイン以外の声優が豪華で良かったなと思ったが…普段、ゲームのモンストをやっていない、WEBアニメのモンストも見たことがないオイラとしては…映画としては1作目の方が見やすかったですね。ところで、今回のモンスト映画と同じく、WOWOWで一挙放送中のポケモン映画も、7月の後半からずっと録画してるのだが、結局…最初の1~2作目を見ただけで、頓挫している。もう、今日の放送(毎週土日に新しい作品を放送)で16作目くらいじゃないか?どんどんエアチェックディスクが増殖中…結局、録画だけして満足しちゃいそうな予感。


監督:錦織博
出演:窪田正孝 広瀬アリス 山寺宏一 細谷佳正 悠木碧 仲野裕 松本梨香 土井美加 杉田智和


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モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ(2016年)

モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ

WOWOWの“「モンスターストライク THE MOVIE」一挙放送”でエアチェックしておいた「モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ」を鑑賞…人気のスマホゲームを映像化したWEBアニメの劇場版1作目とのこと。ゲームは、映画版2作目のユーザー向け試写会に応募する時に(当たったけど、別の映画の試写会と重なって行かなかった)、アプリをダウンロードして、さわりだけプレイしたが(会員登録等が試写会応募の必須条件だったので)、結局つづけてプレイすことはなく…WEB版のアニメも全く見ないで挑戦。果たしてオイラに理解できるか?

焔レン、水澤葵、若葉皆実、影月明の目の前で…時空の扉が開き、ゲノムと呼ばれる怪しげな人物に追いかけられる少女が助けを求めてきた。明がゲノムに応戦するが…その後、ゲノムと共に扉の向こうへと消えてしまった!遡ること4年前、レン、葵、皆実ともう1人神倶土春馬を加えた4人は、スマホアプリ“モンスト”の開発に協力していたのだが…ある日、研究所の地下で、現実世界にいないドラゴンの姿を目撃!実は“モンスト”の開発には隠された秘密があり、大人たちの陰謀に巻き込まれた4人は…ドラゴンを助けるため、真実を求めて旅に出る!

どうやらオイラが見ていないWEB版主人公たちが、幼少期に体験した話、劇中のアプリゲーム“モンスト”(イメージ的には、「ガンダムビルドダイバーズ」のガンプラバトルみたい?)の開発秘話が紐解かれるといった感じの内容のようだ…元ネタゲームもろくにプレイしていないので、劇中の“モンスト”のシステムも、あまりよく理解できないのだが、スマホもどきな機械を使って、子どもたちがモンスターみたいなのを召喚、敵を倒していく。子供(幼少期の主人公)たちは、単なるゲームだと思ってプレイしていたんだけど、本当は異世界と通じているみたいなことかな?

そして、悪党がそれを悪用しようともしていて…子供たちは戦いに巻き込まれていく。世界観を知らないので、最初はキャラクターの関係性もぜんぜん理解できなかったのだが、途中から、ツッコミ満載のロードムービーと化していくので、話自体は理解できるようになった。あとは、よく映画版の「ドラえもん」なんかでも使われた手で、成長した未来の自分が、幼少期にタイムスリップして手助けする…みたいな要素も入ってる。とくに、この設定は秘密でもなんでもなく、成長した主人公たちが、過去に戻ればいいんだ…と宣言してから、過去パートに入っていく。

主人公たちが住んでいる神ノ原と呼ばれる街がどこにあるのか知らないが…“車に乗って…到着まで24時間かかるらしい島根”を小学生が目指す…って、なんか、それだけですごい大冒険なのである。しかも、当初は…目的地まで誘導してくれる自動運転の車に乗っていたのだが、直ぐに白バイ警官に怪しまれて、乗り捨てる。防弾になってるなら、白バイを振り切れるターボ機能も装備しておいてほしかったよな(笑)で、電車を乗り継いだり、徒歩やトロッコ…はたまた途中で知り合ったヤンキーのおにーさんのバイクにニケツしたりして目的地を目指す。

家出を疑いながらも、4人を部屋に泊めてくれる作業員のオジサン…う~ん、現実にあんなことをやったら、オジサンの方が変質者と間違われて、逮捕の危険性が。子供に間違った知識を与えかねないので、このご時世…やっぱりあそこは真っ先に警察に通報すべきだと思った(その結果、子供たちが逃げ出す方が自然な展開)。あと、やたら尿意を催す一番萌え声の女の子(若葉皆実)…スタッフはどういうフェチなんだよって感じ(爆)でも“オシッコが漏れる、漏れる”と言ってる割には、一度も、漏らさない…意外と我慢強い女の子でもあった(笑)

だから、余計に“尿意”に拘るのが意味不明だという。色々と茶々を入れていたが…怪しい敵を山ちゃん、山寺宏一が雰囲気たっぷりに演じており、他にも、幼少期の主人公を坂本真綾が演じるなどお気に入りの声優さんがけっこう出演していたので、見ている間は楽しかったです。水樹奈々とか、どこに出てるのかと思ったら、召喚されるモンスター(容姿は美少女)の声だったのね。「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」「二ノ国」と、このところゲームが元ネタのアニメ映画が続いたが、なんだかんだで一番見やすかったかな?続いて劇場2作目も鑑賞予定。


監督:江崎慎平
出演:坂本真綾 村中知 Lynn 木村珠莉 河西健吾 小林裕介 福島潤 水樹奈々 山寺宏一 北大路欣也


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