勝手に映画紹介!?

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劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕(1999年)


ゲームもやったことがない、アニメも見たことがなかったポケモン初心者のオイラが…WOWOWで絶賛放送中の“史上最大の劇場版ポケットモンスター21作品一挙放送”を追いかけてる…同じようなWOWOWのアニメ映画一挙放送では、2017年の「名探偵コナン」は最後まで完走、2018年の「ドラえもん」は全37作の録画はコンプしたものの、結局まだ旧声優陣の頃の9作目で頓挫。とりえずポケモンも録画コンプは目指したいとは思ってるけど、鑑賞が追いつくかどうか…そんなわけで、2作目「劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕」を鑑賞。

船でオレンジ諸島の旅を続けるサトシと仲間たちは、嵐に巻き込まれながらも、なんとかアーシア島に漂着。島ではちょうど“お祭り”の最中で…サトシはそこで出会った少女フルーラから、“あやつり人”に任命されてしまう。“あやつり人”には“別の3つの島から3つの宝を持ち帰る”という役目があり、サトシはその大役を引き受ける。一方、謎のコレクター“ジラルダン”は伝説のポケモン“ルギア”をコレクションに加えるため、飛行宮を操り、ルギアの入手に必要不可欠な“火の神・ファイヤー”“雷の神・サンダー”“氷の神・フリーザー”の捕獲に乗り出していた!

昨日見た「ミュウツーの逆襲」…“ミュウツー”の誕生を描く1作目の冒頭部分で、出てきた博士が「鉄腕アトム」の天馬博士みたいだなって感想を抱いたんですけど、やっぱり今回の冒頭部分、ゲストキャラ“謎のポケモンコレクター”に捕らえられてしまう“火の神・ファイヤー”が、まんま「火の鳥」みたいでして…やっぱりポケモンって手塚治虫オマージュが入ってるのかな?なんて、素人なりに深読みしたくなった。でも、個性豊かなポケモンがゾロゾロと出てくる感じは、オイラ的にひっかかるなと感じてたんだけど…この感覚は「うる星やつら」に似てるのかも?

っていうか、間抜け面した目のでかい鳥みたいなポケモン(ネットで調べたら“コダック”という名前らしい)…こんな顔したキャラって、よく高橋留美子の漫画やアニメにも出てこないか?(笑)ダウンタウンの浜田雅功が演じていた“ヤドキング”も、オイラには“ピンクのカバにされてしまった諸星あたる(参照:うる星やつら3 リメンバー・マイ・ラブ)”に見えてしょうがなかった(笑)という、ツッコミを入れつつ…1作目を見て、なんとなく世界観をつかめてきたからなのか、物語を楽しむ余裕ができてきた…というか、明らかに冒険アドベンチャーとして面白くなっている。

3つの島から、それぞれ1つずつお宝を持ち帰って…悪人が企んでる野望を打ち砕くとか、RPGゲームのような王道パターンで分かりやすかった。荒波をかきわけて、主人公が乗る船(女船長は三石琴乃姐さん!)が突き進むといった、メカが絡んだ描写が、オイラ的には好みで、見応えがあった。ただ、いくら敵対するライバルのザコキャラトリオ(林原めぐみ、三木眞一郎、犬山イヌコ)だとはいえ、嵐の中で、ぶつかりそうになり、相手の船を沈没させ、気づかず、助けもしないっていうのはどうなのよ…子供向けだからこそ、ああいうところを丁寧に描いてほしい。

あのトリオ(2人+1匹)って…タイムボカンシリーズの3人組(「ヤッターマン」でいうところのドロンボー一味)みたいなポジションだよね?今後もずっと登場し続けるんですかね?林原閣下と三木眞一郎とのお約束の漫才みたいなやり取りはけっこう楽しみだ。そういえば、サトシの仲間が知らないうちに色々と入れ替わったり、増えたりしてて(前述の船長しかり)…コナンくんと同じシステムかと(笑)毎回、新しい映画を見るたびに“誰だコイツ?”って悩むんだろうな。1作目の女好きの目の細い仲間はどこ行った?と思ったら、モニター画面で見切れてたりしてた。

世間(といっても、オイラがネットでググって調べた限りですが)では1作目の評価の方が高いみたいだけど、オイラ的にはこの2作目の方が映画としては楽しめましたね。えーと、今日もシリーズ3~4作目の放送があったので、録画してあるんだけど、さすがにポケモンの鑑賞ばかりだと、飽きてくるので、間に何か、他の作品を挟もうかなって思っている。あと、劇場公開時の同時上映作品だと思われる短編映画も、今回の一挙放送で一緒に放送され、一応は録画してるんだけど…あまり見る気が起きないのでスルー中、とりあえずコレクション用に録画は続ける。


監督:湯山邦彦
出演:松本梨香 大谷育江 飯塚雅弓 関智一 林原めぐみ 三木眞一郎 犬山イヌコ 山寺宏一 鹿賀丈史


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DVD 劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕/ピカチュウたんけんたい







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劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲(1998年)

ポケットモンスター「ミュウツーの逆襲/ピカチュウのなつやすみ」【劇場版】

WOWOWで“史上最大の劇場版ポケットモンスター21作品一挙放送”が正式にスタートしたので本日放送分をエアチェックしてみる…実は、恥ずかしながら“ポケモン”はゲームもプレイしたことがなければ、TVシリーズも、劇場アニメも一切見たことがなく…それでも、CMや予告で映像くらいは見てきているので、漠然とどんなものかは理解してるつもりで、“松本梨香さんが主人公をやってる”とか“ピカチュウという固有名詞”くらいは知ってるわけですよ。そんなわけで、人生で“初ポケモン”となる「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」を鑑賞したよん。

幻のポケモン“ミュウ”の化石から、人間の手によって、コピーとして生まれた“ミュウツー”だったが、自分が何者であるかを考えた結果、人間への復讐を選択!自分を生み出した研究所を破壊してしまう!一方、ポケモンマスターを目指し、旅を続けるサトシとその仲間たちは“最強のポケモントレーナー”を名乗る謎の人物から招待状を受け取る。参加を承諾した一行は、会場へ向かおうとするのだが…嵐のため、会場までの渡し船が欠航中だった。それでも、自力で海を渡り切ったサトシたちは、ようやく会場にたどり着くのだが、目の前に現れたのは…。

ゲームもやってない、TVシリーズも見てないので…なんで主人公が旅をしてるの?とか、もう、そういう基本的なところからよくわからなかったりするんだけど、とりあえず…主人公が出てきて、メインの物語に入るまでのアバンがやたら長かった。映画1作目なんだから、“ポケモン素人”なオイラ的には、“ミュウツーの誕生”よりも、世界観の説明をもうちょっと丁寧に入れてほしかったなって気持ちもあったりする。えーと、“ミュウツー”は「鉄腕アトム」の天馬博士みたいな科学者によって生み出されて、自我を持って、人間への復讐の道を選んだってことでOK?

ミュウツーが研究所を破壊(生みの親の博士や研究員は殺されちゃったの?)した後に、ヘリに乗った悪そうな人間が出てきて、私と手を組まないかっていってたけど…あれ、初代ブライトの声やってる鈴置洋孝さんだよね?おお、鈴置さん「機動警察パトレイバー」の内海課長みたいなうさん臭さがよく出ている。でも、結局、あの人はどこへ行っちゃったの?後半、主人公たちに立ちふさがるミュウツーと一緒に、敵になるのかと、期待してたのに…その後の物語にはからんでこなかった…もしかしたら、TVとか他の映画で活躍するキャラなのかな?

ようやく長いアバン、プロローグが終了し…サトシくんとか、ピカチュウとか出てきて、なんかオイラが抱いていた“ポケモン”のイメージに近い展開になって、松本梨香さんが歌ってるお馴染みの主題歌とかもかかる…あの曲(アニメ見てなくても知ってる)を聴くと、確かに元気にはなる。だから、ここまでが長いよ…よく“ちびっこ”は我慢できたな。でもって、メインの話になったら、あとは、あれよあれよという間に、展開が進みすぎで、今度は思わず“早い、早いよ”とツッコミたくなったが…まぁ、本来のお子様向け映画はこのくらいのテンポがなきゃなとも思う。

ポケモンに“愛着がない人間”からすると…“フルCGにしてリメイクするほどの内容なのか?”って思ったりもするんだけど(新作「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」は本作をフル3DCG化したリメイク)、逆に、まだこの頃は“セルアニメ”だったっと思うので…映像的には、自分は馴染みやすかった。キャラクターの動きなどに温もりと安心感があったな。あと、声優さんはめっちゃ豪華だな…。当時の同時上映と思われる短編を含む本日の放送分は一応、すべて録画したんだけど…今後の放送はどうしよう?とりあえずゲーム気分で録画コンプを目指してみるか?


監督:湯山邦彦
出演:松本梨香 大谷育江 飯塚雅弓 うえだゆうじ 林原めぐみ 三木眞一郎 山寺宏一 市村正親


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DVD ポケットモンスター「ミュウツーの逆襲/ピカチュウのなつやすみ」







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天気の子(2019年)

天気の子

【鑑賞日:2019年7月19日】

昨日は、みなさんご存じの通り…凄惨な事件が起きまして、自分もたまたま電源を入れたタブレットの“一報”で知った直後から、昼前後のニュース番組、その後のワイドショーをザッピングしながら、同時にネットでも色々と情報をかき集め、そのまま夕方まで過ごしてしまい、あっという間に時間が経っていた。自分と同じように、普段からアニメが好きな人ほど、“一般的な周囲の人”が思っている以上に、ダメージが大きいと思われる。ただ、今更自分ごときが安易に安っぽい言葉をここで垂れ流すのも憚られるので、事件があったという事実だけを記録に残す。

さて…気を取り直して、今日見てきた映画の話(今日からシネプレックスも料金値上げ、サービスデイも今までより100円アップ!)。「君の名は。」の大ヒットから約3年、今ではすっかり有名映画監督の仲間入りをしてしまった新海誠の最新作「天気の子」が本日より公開。制作遅延を理由に、異例の一般試写会なしという“もったいぶった煽り”に…“ちょっと驕ってるんじゃねーか?”なんて、穿った見方もしたくなったのが正直なところでして、どうせ「君の名は。」以上に商業主義的な作品になってるんじゃないかって…世間様ほど期待はしていなかったんだけどな。

高校1年生の帆高は…自分の住んでる離島から家出し、東京へ。移動中の船の中で、須賀圭介という怪しげな風貌の男と知り合い、困ったことがあれば力になると名刺をもらった。その後、新宿に着いた帆高は、漫画喫茶などを転々として、なんとかアルバイトを見つけようとするがうまくいかず、仕方なく圭介に連絡を取る。実はオカルト誌のライターをやっていた圭介は、寝泊まりする場所と食事を提供する代わりに、ライターの仕事を手伝うよう命じる。帆高は圭介の同居人・夏美と共に取材に駆け回るが、そんなある日、陽菜という不思議な少女と出会う。

「言の葉の庭」で極めた感があった秀逸な“雨描写”と、新しく開花した“アダルティな新海ワールド”を…見事に「君の名は。」的ジュブナイルな世界に融合させ、独自性のある物語と、求めていた新海誠らしさが詰まった作品になっていた一方で、けっこう重要な要素だった“拳銃”というアイテムが本当に必要だったのか?はたまた、いくら生活のためだとはいえ、未成年者がフリマアプリを使って簡単に金儲けをしてしまうというような展開も、ちょっと俗物的すぎじゃないかって…思ったりもしたのだが、「君の名は。」の“アレ”以上の衝撃には素直にヤラレた。

新宿、渋谷界隈が作品のメイン舞台になっているので…想像以上に猥雑な風景が目に飛び込んでくる。そういったものが伏線になっていたのか、昭和や平成初期のラブコメ、トレンディドラマ感がある…好きな女の子とラブホにしけこんじゃう(もちろん、大人が期待している以上のものはない)展開におもわずニンマリとしてしまう。こういうところは、それまでの万年中二病をうまく脱した「言の葉の庭」の存在って大きいと思う。脱線しない程度に、ちゃんと性的なものをにおわせている。ただ、オチを考えると、淫行の危険性もちょっとはらんでいたり(笑)

劇中のある人物の言葉を借りて“この世は狂ってる”とキッパリと断言してしまうほど、確かにこの作中世界は狂っている。ファンサービス的なサプライズで、「君の名は。」の世界観と繋がっているというのが実感できるんだけど(ただ、ボーっと作品を見てるオジサン、オバサンは見過ごしそうだけど)、てっことはですよ…「君の名は。」では“アレ”が落ちてきて、今度は“こんな世界”になっちゃうわけですから…映像美に騙されがちだが、わりと“終末論”的なメッセージも、今まで以上に強く感じてしまったり。長雨の描写も…梅雨が長い“今”と妙にリンクする。

最終的に、少年と少女は自分たちの世界を選ぶ…これぞ“愛”な究極の選択ってことなのかな?恋愛なんて、そのくらい身勝手なものということだろう。スケールのでっかい話をでっちあげて、ものすごい個人的な、小さい答えを導き出す…なんだかんだで、新海誠は「ほしのこえ」の頃からブレてないってことなのか?「君の名は。」でのベストマッチに気をよくしてか、今回も最初から“RADWIMPS”ありきな音楽。ぶっちゃけ“進歩ねーな”と思ったが、EXILE系とのタイアップ感丸出しな湯浅政明の「きみと、波にのれたら」よりは、しっかりセンスを感じられた。

声優に関して…主人公とヒロインは、「君の名は。」の神木くんともねねんに比べると、ちょっと拙いかなとも思ったが、まぁ、及第点なレベル。東京で主人公を助け、世話してくれる中年のオッサン・小栗旬と…綺麗なおねーさん・本田翼に関しては、なんか微妙。あのオッサンのビジュアルだと…アニメファンのオイラ的には、藤原啓治か櫻井孝宏、もしくは中井和哉あたりが似合いそうだなと思った。本田翼は実写の演技も下手だが、声の演技も下手だよな?あと、声ではなく…梶裕貴が演じてた刑事がリーゼント風の髪型なのが気になってしょうがなかった。

気になる部分も多々あったけど…映画を見ている間は“嫌な気分”を忘れられる。ただし、偶然の一致などで、あまりにもタイムリーで、色々なシーンで現実を思い出してしまった部分もある。作品の重要な要素である“廃ビル”が、全然高さ・階数も違うのに“あの事件の火災現場”とダブってしまう。そして、主人公たちが、知り合った老婆と初彼岸や死人の話をするシーンも切なさが倍増。そして、物語の後半で車が爆発するというシーンも出てくるのだが、アニメで見てるからこそ、余計に色々なものを連想(車の爆破→ガソリンに引火って具合に)してしまう。

アニメファン的には一つだけ明るいニュースがあるので、付け加えておく。たぶん、本日公開の映画に合わせてだと思うけど、本編の上映前に…「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の特報第2弾が解禁に!先日、フランスのJAPAN EXPOでお披露目された“冒頭10分40秒”の映像もなかなか衝撃的だったけど…特報には、さらにお馴染みのキャラなんかも加わってて、期待が高まる。公開は2020年6月だそうで…もうあと、1年切ってますよ。ちょうど1年前の「未来のミライ」の公開時に特報第1弾を見て、あと2年が長いと思ったが、あれからもう1年経ってる!


監督:新海誠
出演:醍醐虎汰朗 森七菜 本田翼 吉柳咲良 平泉成 梶裕貴 倍賞千恵子 小栗旬


【小説版はこちら】
小説 天気の子 (角川文庫)







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パラノイア・デビー 血塗られた学園(1998年)

パラノイア・デビー 血塗られた学園

FOXムービーで放送していた「パラノイア・デビー 血塗られた学園」をケーブルテレビのSTB経由でエアチェックしておいたので鑑賞…「スクリーム」やタラ&ロドリゲスの「グラインドハウス」(「デス・プルーフ」と「プラネット・テラー」の両方に出ている)で有名なローズ・マッゴーワン姐さんが、妄想癖が強くストーカー体質な女子高生を演じ、周囲の人たちをバンバン殺しまくるサスペンスホラー。20年以上前の日本では劇場未公開だった作品…現在はDVD、ブルーレイ化もされてなく、Amazonで中古VHSなら検索できる。FOXムービーでも4:3画面での放送。

火事で母親らを失った女子高生デビーは、長らく疎遠だった祖母の家に引き取られることになった。祖母は敬虔なクリスチャンで、服装などにもうるさく言及。デビーは祖母が煩わしくて仕方がなかった。そんなデビーが転校先の学校で、フレンドリーに接してくれた教師のピーターに一目ぼれ。ピーターには恋人がいたのだが、彼女が仕事で不在の間に、なんとか誘惑しようと画策する。一方、デビーの家で起きた火災に疑念を持っている警察が、事件の捜査を継続。デビーからも事情を聞き出そうと接触してくるのだが…デビーは頑なに聴取を拒否する!

母親とその恋人が火事で死亡…主人公のマッゴーワン姐さんは祖母の家に引き取られる。火事には事件性があり、警察が捜査を継続中…マッゴーワン姐さんは何か知ってそう。っていうか、絶対に放火犯に違いなく、それどころか火事の前に母親らを殺していた可能性もあり。邪魔な親がいなくなっってルンルン気分で新天地、祖母の家にやってきたが…その祖母も、とにかく小うるさいこと(派手な服装は駄目、遊びに行っちゃ駄目、屋根裏の掃除をしろ!と命令)ばかり言ってるクソババァでして、平気で暴力も振るうから日に日に殺意が増していく。

そんなマッゴーワン姐さんが学校でイケメン教師(実際はそれほどでもない)に一目ぼれしまして、同じような気持ちを抱いているクラスメイトの女子と火花を散らすんだけど、こそっと突き飛ばして、怪我をさせてしまう。これでライバルが一人脱落。で、いよいよイケメン教師へのアプローチが本格化していくんだけど、もちろん相手には年相応の恋人あり。“ボン キュッ ボン”の金髪スッチー(?)マリリンちゃん…教師はこのマリリンちゃんにぞっこんだから、ジャリには興味なし…いや、多少は気のあるフリとかしちゃうから、相手が勘違いして、その後で痛い目に!

あとはだいたい想像通りの展開で、マッゴーワン姐さんはどんどんストーカー化!恋人を排除して、自分がイケメンと付き合うために色々とトラップを仕掛ける。それ以外は、例のババァをはじめ、自分の周りにいる目障りな人間、恋の傷害になる人間を容赦なく殺しまくっていく…ああ、やっぱり最初の火事も彼女の仕業か。無闇矢鱈に殺しまくってるようだけど、けっこう計算高いところもあったりして…クライマックスのハラハラドキドキにうまく繋げていた。いつマッゴーワン姐さんの犯行が露見するのか?イケメン教師はストーカー行為から逃げられるのか?


監督:スティーヴ・コーエン
出演:ローズ・マッゴーワン アレックス・マッカーサー ロバート・シルヴァー ペグ・シャーリー フィル・モリス


【VHSソフトの購入…残念未DVD化】
VHS パラノイア・デビー 血塗られた学園







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世界中が騒然…最新作で“女007”誕生に賛否両論!今こそ「カジノロワイヤル」(旧版)を見ろ!

世界中が騒然…最新作で“女007”誕生に賛否両論!今こそ「カジノロワイヤル」(旧版)を見ろ!

ファンの間では「BOND 25」という仮題で呼ばれている、「007 スペクター」の次回作となるシリーズ最新作、第25作目の“公式な情報”が明らかになるというビッグニュースながら、まさに“寝耳に水”だった“次期「007」は黒人美女!”という話題。今日はけっこう寝坊してしまって、寝ぼけ眼でPC前に座り、ネットニュースを確認していたのだが…一気に目が覚め、食い入るように記事に見入ってしまった。その記事をよく読むと、既報通り、ジェームズ・ボンドはちゃんと今までと同じ(今度こそ最後らしい)ダニエル・クレイグが続投しているというのも載っている。

Yahooニュースのコメント欄には、日本の映画評論家の見解として…“クレイグボンド限定の設定”とも語られており、あくまで“新作の演出”…そこまで大げさに捉えることじゃない。今までもその都度時代を反映した設定が作品に取り込まれてきたので(Mが女になったり、マネーペニーが黒人だったり)、今回の“女007”も同じようなものだろう。そもそも“00ナンバー”は襲名制であり、それどころか、クレイグボンドでは、我らの愛しのマネーペニーだって、最初はエージェントであったことが既に描かれており、同じ黒人女性が007を襲名するのも自然な流れ。

っていうか、本当に007が好きな人、ボンドフリークなら、ダニエル・クレイグ続投と共に、最初に入ってきた“ボンドが引退生活を送る”というキーワード、情報で気づかなければいけなかったんだよ。なるほど、これは1967年版の旧「カジノロワイヤル」を踏襲しているではないかと。あれも、引退した“往年のスパイ、ジェームズ・ボンド卿が復帰して、とある陰謀を打ち砕く”というようなストーリーだった(複雑な事情でパロディ、コメディにはなったが)。そして、その中には…ボンドとマタ・ハリの娘、マタ・ボンドとして、実は“女007”も登場しているのだ。

“シリーズ初”を強調するネット記事、それに反応したネット住民の間では、ほとんどが否定的な意見だったが…だから、イオンプロの007では初めてだが、昔からあったネタなんだって。“やっちゃいけない”とか“もはや別映画”とか…そういうことを言ってるのは、どうせ“クレイグボンドからファンになった俄”に違いない…おめーら、ぜんぜん007愛が足りねーんだよ!前に「ミッション・インポッシブル」の新作が公開された時、トム・クルーズの方がすごいと007を馬鹿にしてたヤツがいるけど、お前らそういうヤツと一緒だよ…絶対に今度の新作見ないでほしい。

でも、そういうヤツに限って…いざ、実際に出来上がった作品を見て、その場の雰囲気で“最高!”とか軽い感想を言うんだよな。まぁ、そんなわけで…オイラ的にはそんなに心配はしていない。ダニエル・クレイグ降板説が流れた時に、次期ボンドの候補に黒人俳優イドリス・エルバの名前が挙がっていると噂になったけど、そのたぐいの噂は昔からあって、オイラが学生のころ(ちょうど「消されたライセンス」の前後から「ゴールデンアイ」が決定するまでの頃)は、メル・ギブソンやエディ・マーフィ、それどころかシャロン・ストーンの名前も挙がってたんだよ。

オイラもそれらの情報は、当時のテレビ雑誌か映画雑誌の、“海外ゴシップニュース”みたいなコーナーで見ただけなんだけどね。まぁ、そういう何十年も前からあった“噂”が実現したという部分でも、ちょっと面白いよね。だから、オイラは“驚きこそ”したけど、別に“落胆”なんかはしておらず、前作で終わりそうな雰囲気もあったクレイグ・ボンドがもう1本見れるというだけでありがたい。今回の“女007”の記事では前作でブロフェルドを演じたクリストフ・ヴァルツの撮影所での目撃情報もさりげなく伝えられており、むしろそっちの方がボンドフリーク的には重要。

スペクターが再登場して、物語にからむと考えただけで、ワクワクしてくる。かつてアンジェリーナ・ジョリーが“ボンドガールはやりたくないけど、ジェームズ・ボンドならやりたい”といった逸話が残っていたりもして…、それこそ、“女ボンド”が黒人女優のラシャーナ・リンチ(「キャプテン・マーベル」に出てた女優)ではなく、アンジー姐さんあたりだったら、もう少し世間の目も優しかったかもしれないな。アンジー姐さんが、ダニエル・クレイグと共演している「トゥームレイダー」の1作目、オイラの中では、まさにあれが“女007”のイメージだったりする(笑)



★2011年05月30日投稿、Blu-rayでの再鑑賞時の感想を抜粋、訂正して再掲★


現役を引退していたジェームズ・ボンド卿のもとへ、英国秘密情報部の主任Mことマクタリー、CIAのランサム、ソビエト情報機関のスメルノフが訪ねてきて、現役復帰を打診する!実は国際諜報団スメルシュの手で諜報員が次々と殺されていたのだ!スメルッシュに対抗できるのはボンドしかいない!恋人のマタ・ハリが処刑されてから、失意のどん底にあったボンドだが、マクタリーの強引な説得でようやく重い腰をあげ、任務に乗り出す。複数の影武者ボンドによるかく乱作戦に乗じて、組織へ潜入しようと試みるが…さっそくスメルシュの妨害工作が!

ご存じ、ジェームズ・ボンドの小説1作目を原作に、有名スターと有名監督がこぞって本家を茶化しまくったパロディ映画。本当は、これがボンド映画の第1作目ということで企画が動いていたらしいのだが、準備段階で色々とトラブってるうちに、今の本家であるイオンプロがショーン・コネリー主演で「ドクター・ノオ」を撮ってしまい、大ヒット…あれよあれよという間にどんどんシリーズ化を重ねていってしまったので、まともに作ることができなくなってしまったらしい…と、今は亡き評論家の故みのわあつおさんが、昔TVで解説しているのを見たことがある…。

リメイクの元ネタといっても…クレイグボンドを見てファンになった人が、この作品を素直に楽しめるかはちょっと疑問だけどな?どちらかというと、この作品へオマージュを捧げている、「オースティン・パワーズ」が好きな人で、まだ見ていな人がいたら、ぜひお薦めする。オイラも、正直…最初はこの作品にノレなかったです。コネリーやムーア、そしてリアルタイムで劇場で見ているダルトンの007に夢中になっている時に、映画の解説本なんかで、知識だけは知っていた、まだ見ぬ幻の007に想いを馳せていたんだけど…当時はなかなか見れなかった。

初見はNHKのBS放送だった、VHSで録画して見たんだけど、お馴染みのテーマ曲もないし、ボンドがいっぱい出てくるし、わけわかんなくて、何回も途中で見るのを挫折したっけ(笑)大人になってからはどういうところが笑えるのかという、ツボがちゃんと理解できるようになったんですよね。やっぱ、マタハリの娘…マタ・ボンドはいいよよなぁ(笑)その昔、アンジェリーナ・ジョリーがボンドガールはやりたくないけど、ジェームズ・ボンドならやりたいと語ったという逸話があったらしいが、ぜひ、アンジー姐さんに、マタ・ボンドの役をやらせたいと思いながら、再鑑賞。


監督:ジョン・ヒューストン ケン・ヒューズ ロバート・パリッシュ ジョセフ・マクグラス ヴァル・ゲスト
出演:ピーター・セラーズ デヴィッド・ニーヴン ウィリアム・ホールデン ウディ・アレン ウルスラ・アンドレス


【これを見てれば、女007くらいで動じないぞ!】
Blu-ray カジノロワイヤル







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リトル・ドラマー・ガール 愛を演じるスパイ(2018年)

The Little Drummer Girl

WOWOWでこの間の土日に、2日にわけて全8話を放送したイギリスのTVドラマ、ミニシリーズ「リトル・ドラマー・ガール 愛を演じるスパイ(原題:The Little Drummer Girl)」を録画しておいたのでイッキに鑑賞…「裏切りのサーカス」や「われらが背きし者」でお馴染みジョン・ル・カレ原作のスパイ小説を「オールド・ボーイ」の韓国人監督パク・チャヌクで映像化。原作は未読、今から約35年前にダイアン・キートン主演で劇場映画にもなっているが、そちらも未鑑賞。ジャケ画像とタイトルのリンクはAmazonで見つけた輸入盤…字幕なし、PAL仕様なので要注意。

1979年、冷戦下の西ドイツでイスラエル外交官の家が爆破され、幼い子供が犠牲になった!イスラエルの情報機関“モサド”の工作員、マーティ・クルツとリトヴァクはさっそく事件を調べ始め…目撃情報から、爆破直前に荷物を届けに来た若い女に注目!背後にマーティたちが長年追いかけている、パレスチナ人兄弟の組織が関与していると考える。一方、イギリスの小劇団の女優チャーリーは、スポンサーから招待されたギリシャ旅行の最中にミステリアスな男と知り合い、彼に誘われるまま一緒に行動をしてしまうのだが、実はその男には秘密があり…。

全体的にはいかにもジョン・ル・カレらしい内容…民間人がいつのまにやらスパイ活動の最前線に立たされていて、テロリストの戦いに巻き込まれてく的な話。モサドのスパイが仲間に引き込んだのはイギリス人の若い女優…彼女のクールな演技力にほれ込んで、彼女なら極悪非道なテロリストたちとも対等に渡り合えるはずだと。もちろん、女優の方は、迷惑以外の何物でもないわけだが…何度も死にそうな目に遭ってるうちに、どんどんドツボにはまっていく。ここから先の文章でちょいネタバレを書きます、ドラマでは2話目あたりで明らかになる真実です。

“ネタバレ”を知りたくない方は、ここから先の文章は読まないでね、よろしく。えーとですね、事の発端は西ドイツで起きた爆破テロ…犠牲になったのがイスラエルの外交官家族で、モサドの工作員たちが事件を調べると、事件の背後にパレスチナのテロ組織と、それに協力するブロンドの女の存在が明らかになる。モサドの工作員たちは、この女がいったい何者なのか調べ始める。それと同時に…テロを実行した女と、ちょっと雰囲気が似た、それでも明らかに別人の女(=主人公、イギリス人の舞台女優)が、謎の男と出会って、一緒に行動する様子が描かれる。

男は、なにやらストーカーじみた行動もしていて、主人公は薄々、それに感づいてる感じ…でも、その謎めいた男とのアバンチュールを楽しむ方を選ぶわけだ。なんとなく、テロを実行したカップルの雰囲気ともダブるこちらのカップル…もしかして、主人公はテロリストにスカウトされるのだろうか?というところで、ハイ、ここでネタバレです。男の正体はまったく逆で…彼もまたモサドの工作員、スパイだった。実は、モサドは主人公を実行犯の女の替え玉に仕立てて、テロ組織に潜り込ませようと考えていた。一連の行動は、いわば使える人間かどうかのテストだった。

ようやく真実が(といっても一部)が語られ、モサド側の懐柔作戦が始まる…さかんにモサドのリーダーが“君は最高の女優だ、芝居をしてくれ”って煽てて、なんとか仲間に引き込もうとする。でもって、視聴者的には…テロリストだと思い込まされていた人間が、そのまま主人公をスパイに色々と指導する役目になる。テロリストに見えたのも、実はあながち間違えではなく、主人公にテロリストとの行動をしみこませるために、本人もテロリストになりきってたのよ。その後も、この2人の距離感は、どこまでが仕事なのか、本音なのかで、色々とやきもきさせられる。

主人公の調教が続く一方で、モサド側は既に西ドイツで爆破テロを実行した男を確保してまして、着実に作戦は進んでいる。モサドの本当の目的は…実行犯の後ろにいる、大ボス(実行犯の兄)の正体を突き止め捕まえることにあった。序盤、中盤はモサド版の地味なスパイ大作戦って感じの内容、展開。アクションとかはそんなにないんだけど…先述の主人公引き込み作戦同様、色々とトリッキーな駆け引きが繰り返され、意外と飽きない。“拉致・監禁”が作品の重要な要素でもあったりする部分に、さすが「オールドボーイ」のパク・チャヌクだななんて感じも。

後半は物語が一気に加速…主人公がどんどんピンチに陥っていくのだが、もうねテロ組織と深くかかわりすぎて、木乃伊取りが木乃伊になったりしてるんじゃないかと、疑いたくなる展開も。個人的には、要所要所で挿入される…モサドの下っ端工作員たちのプロフェッショナルな仕事ぶりとか、見応えがあって、意外と好きですね。あと…最初は主人公チャーリーを演じたフローレンス・ピューって、そんなに興味はなかったんですけど、2話目のデートシーンで、まっ黄色のドレスの下が、ノーブラで乳首が透けてるのがわかった瞬間、急にいい女に見えてきた。

濡れ場(まぁ、TV作品なので描写は控えめ)や下着シーンなど…フローレンス・ピュー嬢はその後も体当たりで頑張ってましたよ。脱ぐと、意外とポッチャリしてたりするんだけど、そこが妙に男としてそそられる、意外とエロイ女優さんでしたね。乳首が透けてた黄色いドレスしかり、彼女のカラフルな衣装や、スパイ映画らしい変装姿などは、数少ない華やかな見せ場かもしれない。後半の方のエピソードで、最近は「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 」にも出ていた名優チャールズ・ダンスがイギリスの情報機関の部長で登場、急に風格も上がるな。


監督:パク・チャヌク
出演:フローレンス・ピュー マイケル・シャノン アレキサンダー・スカルスゲールド チャールズ・ダンス


【Amazonで見つけた輸入盤DVDはこちら】
DVD The Little Drummer Girl[UK import, region 2 PAL format]







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ジャン=クロード・ヴァン・ダム ザ・ディフェンダー(2006年):WOWOW録画

ジャン=クロード・ヴァン・ダム ザ・ディフェンダー

オイラが勝手に命名した“JCVD祭り”ことWOWOWの “【無敵の男 ジャン=クロード・ヴァン・ダム】 鋼鉄の肉体を誇るアクションスターを特集”…朝からヴァン・ダムの主演作品を連続で4本放送…オイラはそのうちの3本を録画。特集内の1本はブルーレイを所持しており、それ以外の作品も1度はなんらかの形で鑑賞はしているものの、未ブルーレイ化だったので、ハイビジョン画質でアーカイヴしておきたかった。ということで、特集の2本目…2007年8月にレンタル鑑賞して以来となる…「ジャン=クロード・ヴァン・ダム ザ・ディフェンダー」を再鑑賞する。

元世界チャンプで実業界のウェインは、敵対するギャングに命を狙われていた。姉のタマラは弟に内緒で、ボディガードを雇うのだが、一緒にやってきたフィリップがどうも気に入らない。彼は、軍人としてアフガンやイラクへ従軍しのだが、PTSDの治療中だという。軍に所属していた時の恩人で、現在のパートナーに無理やり担ぎ出されたので、フィリップ本人はあまりやる気がない様子だ…。そこへ敵のヒットマンが襲撃してきた。フィリップの働きで、ウェインの命は助けたものの、パートナーは銃弾を受け死亡。フィリップはタマラから正式に、護衛を依頼される。

元ボクサーの黒人実業家が、敵対するギャング(インチキで仮釈放になったばかり)兼ラッパーのやっぱり黒人に命を狙われる…そこでPTSDを治療中のヴァン・ダムが雇われる。本当は、かつての上官(?)が引き受けた仕事だったんだけど、護衛を始めたばかりの時にあっけなく殺されちゃいまして、仕方なしにヴァン・ダムが繰り上げで警護を仕切ることになる。ただし、警護対象者は元ボクサーだけあり、我が強く、ヴァン・ダムの言うことなんか聞きやしない。おまけにヴァン・ダムがトラブルメーカーだという噂も耳に入り、余計に不信感を募らせる…。

そこで、自分が世話しているジムの若者たちを警護チームに加えるようにと注文…“素人は邪魔だ”と一度ははねつけるヴァン・ダムだったけど、実際に戦ってるところを見たり、自身で拳を交えたりして、考えを改め、予備軍的に…警護チームの訓練を始める。いや、命を狙われてるのに、だいぶ悠長だなって感じなんだけど、もう1人、かつての戦友がやって来て、訓練やその後の警護を一緒にやってくれる。最初は、他にも昔の仲間が来るって話だったんだけど、どうやら間に合わなかったらしく、結局はヴァン・ダムに予備軍と戦友1人という布陣で警護。

2007年当時の感想を振り返ってみると“マーシャルアーツ映画としての醍醐味はもちろん、銃撃戦なんかもあまりなく、アクション映画としては消化不良”などと、やや辛口の評価を下していたオイラ…チームを組んで、お山の大将ポジションに就くなんていうスタイルも、どちらかというとスティーヴン・セガールの方が似合うような話であるなと。ただ、この12年の間に、もっと酷いヴァン・ダム映画(「UFO 侵略」とか「ドラゴン・アイズ」とか「ファイナル・ブラッド」とか)を見てきたので、それらと比べると、普通に面白く感じるレベルだなと、思い直したりもしてみる。

監督は初期の傑作ヴァン・ダム映画「ライオンハート」「ダブルインパクト」を手掛けているシェルドン・レティック…さすがに前述2作品のような高揚感は得られないが、一見堅物のようにみえて、警護対象者の姉ヴィヴィカ・A・フォックスのケツをマジマジと見てしまうヴァン・ダムのムッツリな感じとか、キャラクター像をさりげなく引き出しているところがいいなと…12年前の感想で“凡人監督”なんて貶しててゴメンナサイ。ヴァン・ダム自身の濡れ場はなかったが、最終的にヴィヴィカ姐さんといい雰囲気になってたりして、わりと陽気な気分で見終えることができた。


監督:シェルドン・レティック
出演:ジャン=クロード・ヴァン・ダム ラザーク・アドティ ヴィヴィカ・A・フォックス ピーター・ブライアント


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ザ・プロテクター(2008年):WOWOW録画

ザ・プロテクター

本日のWOWOW…日曜だっていうのに朝っぱらからJCVD祭り状態(正式名 【無敵の男 ジャン=クロード・ヴァン・ダム】鋼鉄の肉体を誇るアクションスターを特集)…合計4作の旧作を連続放送。オイラはブルーレイで持ってる「ユニバーサル・ソルジャー ザ・リターン」以外の未ブルーレイ化3本(2本はリリース当初にレンタル鑑賞、1本はDVD所持)を録画予約。まずは先陣を切って放送になった「ザ・プロテクター」から鑑賞する…約11年前、2008年9月にツタヤの新作半額レンタルキャンペーンを利用して借りており、その後は再鑑賞の機会はなかったと思う。

元刑事のジャックは、訳あって、ニューメキシコの国境警備隊に新たに赴任することになった。着任早々…相棒となったパウネルと共にメキシコからの密入国者に遭遇するが、捕まえた男は身体中にC-4爆弾を巻きつけていた!なんとか男を助けたかったジャックだが、到着した爆弾処理班も手に負えず、男の爆死を食い止めれなかった。実はこれは密輸組織がアメリカ側に麻薬を持ち込む手段の一つだったのだ。さらに、アメリカの特殊部隊員たちがこの組織に加担しているのが判明。組織側も賄賂や恐喝に屈しないジャックを疎ましく思うようになり…。

見始めたら、なんとなくストーリーも思い出してきた。悪党側の“斬り込み隊長”的なポジションでスコット・アドキンスも出演しており、ヴァン・ダムとの直接対決は後半までお預けだが…むしろ主役のヴァン・ダムよりもキレのあるアクションを披露していて、それなりに存在感もある。一方、ヴァン・ダムはケージに入れたウサギをいつも持ち歩き、ウサギのエサ用の人参を自分でポリポリかじったりもする。周囲からも、ちょっと馬鹿にされたり、最初は“謎なキャラ”なんだけど…いろいろと訳ありな過去を抱えてまして、それが麻薬組織を叩きのめすための原動力に。

簡単に言うと“復讐”なんですけど…、過去が紐解かれた時に、宿敵の麻薬組織の親分が、“なんで俺たちなんだ?”と疑問を呈したように、確かに…逆恨み的なところがる。麻薬を憎む気持ちは理解できるが、麻薬に関する犯罪っていっぱいあるし…冷静に見ちゃうと、身体を張ってるけど、この組織を一つ壊滅させたくらいで満足しちゃうのは、ちょっとおかしい気がしないでもない。当時の感想を読み返すと…やっぱりそのあたりは気になっていたようで、“真実を語りだすヴァン・ダムにも、ちょっとだけ期待外れ”という言葉で感想を締めくくっていた。

そうね、ストーリー的には伏線の貼り方が下手というか、雑というか…プロローグも、“悪党になっちゃった特殊部隊”側ではなく、もっとしっかり、わかりやすくヴァン・ダムの過去を描いた方がいいと思うし、クライマックスで急に物語の本筋に絡みだす、国境警備隊の上司の女隊長や、同僚の黒人の動きをちゃんと映像で描いてほしかったと思う。ヴァン・ダム同様、敵の手に落ちてしまった女隊長を脅かすための人質とかも…一瞬“誰だコイツ”なんて思ったり。過去のしがらみのせいで、女隊長とプラトニックのまま終わるのは、ヴァンダム映画的には減点か?

麻薬組織側が、ブツを密輸しようと…ホンモノの神父やシスターに紛れて偽装して、国境を越えようとするんだけど、スコアドが自信満々に“絶対にバレない”って言ってたのに、下っ端悪党のタトゥーで神父の偽装がバレるという間抜けな展開に思わずツッコミたくなるよね。ただ、見た目は普通のマイクロバスなんだけど、銃器で武装した“走る要塞”でして…ヴァン・ダムたちと銃撃戦を繰り広げながら、同時にカーチェイスも進行する…アクションにそのままなだれ込むので、見せ場的にはむしろ歓迎。あの一連のアクションシーンはけっこう好きです。


監督:アイザック・フロレンティーン
出演:ジャン=クロード・ヴァン・ダム スコット・アドキンス スティーヴン・ロード ゲーリー・マクドナルド


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ミッション・ブレイブ 欧州警察特殊部隊(2019年)

ミッション・ブレイブ 欧州警察特殊部隊

WOWOWでエアチェックしておいた「ミッション・ブレイブ 欧州警察特殊部隊」を鑑賞…アルバニアを舞台に犯罪組織と警察の死闘を描いたアクション。決してB級ってわけではないのだが、よく言うと硬派、悪く言うと地味な感じの作品。主役のベテラン捜査官にルイス・マンディロア、その上司の警部役に「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」とかセガールの映画なんかにも出ていたロシア出身のイゴール・ジジキンっていう厳つい顔のオッサン。そして敵のラスボスに「探偵マイク・ハマー 俺が掟だ!」のアーマンド・アサンテ…わかる人には豪華。

麻薬取引の現場で…組織の人間が裏切りを疑いだし一触即発の状況に!実際に、取引相手は手入れにやってきたエレナら地元警察の刑事たちで、組織内にもベテラン捜査官レイが潜り込んでおり、両者の活躍で…組織の人間を摘発することに成功した!その後、潜入捜査課のアギム警部の指揮で、レイとエレナたちはチームを組むことになり、組織の壊滅に乗り出す。狙いは裏社会を牛耳る大物のフランク・ペデュラだ!まずは足掛かりに、少年犯罪者を協力者にしたて、組織に近づけさせるが…どこからか情報が洩れている可能性が浮上し…。

冒頭は麻薬取引のシーンから…麻薬組織側に潜入捜査中のルイス・マンディロア、そこに取引相手が現れるが、そいつらはみんな地元の刑事。組織の人間が、お前ら警察ちゃうんか?と疑いだし、銃を取り出したところで…潜入していたマンディロアにも矛先が向きまして、お前も怪しいなと。じゃあ、組織への忠誠を証明してやるぜと、銃を受け取って…やってきた刑事たちを撃とうとするが、狙いを組織側の人間に変えて…ようやく正体が明らかに。現場では、お互いの仕事を邪魔しやがっての雰囲気だったけど…その後、捜査官と地元刑事がチームを組む。

ストーリーはありがちだし、地味だし…犯罪組織の内通者として子供を利用して危険な目に遭わせたり、情報漏洩の危険性があるのに捕まえた悪党ども安易に護送して、案の定…敵に襲撃されたりと、いろいろと気になる部分もあったりするんだけど、それらもひっくるめて、アルバニアというお国柄の諸問題を描いた結果であると、受け止めておこう。メインキャストもわりとアクション畑の人たちなので、随所に挿入される銃撃戦は丁寧に撮られており…ドンパチがちゃんとしてれば、大方は許せてしまうオイラなんかから見れば、充分に及第点といえる。

主人公チームの中で紅一点の女刑事エレナを演じるラフシャナ・クルコヴァという女優さん(日本の映画サイトでフィルモグラフィを調べても、現在は本作しか表示されていないが…海外のサイトで調べるとPOV映画の「ハードコア」にチョイ役で出てたらしい)が、パっと見、若い頃のミラ・ソルヴィノみたいで、一瞬、ミラが出てるのかなと勘違いした。まぁ、よく見ると…“地黒”だし、ミラ・ソルヴィノの方がもっと色白で綺麗だったなって感じだけど…クルコヴァ嬢も銃を持つ姿がなかなか凛々しく、目に青痣作りながら、三角締めで敵に抗う姿がカッコよかったです。

監督はウィリアム・カウフマン…日本では劇場未公開作品ばかりで、そんなにメジャーな人ではないんだけど、ドンパチ好きのオイラなんかはけっこうお世話になっている監督の1人。「ルール[無法都市]」「ASSASSIN ‐アサシン‐」「デイライツ・エンド」「ネバー・サレンダー 肉弾烈戦」なんて作品を過去に見てます。久しぶりに当時のレビューを読み返すと、本作との共通項もわかる…そう“みんなどこかで見た感じの話”なんだけど、“そつなくまとめてある”ので意外と見れちゃうと。いつもこの監督の作品の感想は“まぁまぁ楽しめた”的な締めになってるオイラ。


監督:ウィリアム・カウフマン
出演:アーマンド・アサンテ ルイス・マンディロア ラフシャナ・クルコヴァ イゴール・ジジキン


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男の世界(1971年)


ケーブルテレビのSTB経由でチャンネルNECO放送の「男の世界」をエアチェックしておいたので鑑賞…石原裕次郎の日活映画最後の出演作だというアクションもの。ちなみに本作はDVD化は一応されてるようなんですけど、2009年に出た“石原裕次郎 ゴールデン・トレジャー ~日活映画大全~”という定価270,000円もするBOXにのみ収録されてるようで、単品ではリリースされていない模様。商品自体、限定版だったらしく…現在はAmazonのマケプレで中古価格398,000円なり…明らかに“金持ってる年寄りのファン向け”って感じのアイテムだよな(笑)

紺野忠夫が5年振りに帰国…待ちわびていた知人たちから歓迎を受ける。かつて紺野は、有名なクラブ経営者だったのだが…ヤクザの白石に命を狙われたことがあり、その時に巻き込まれた恋人が命を落としていた。紺野は白石に復讐を考えていたが、白石は警察に自首…刑務所に収監されてしまった。紺野は恋人を忘れるために海外を放浪していたのだ。そして紺野の帰国と同じ時期に白石の出所も予定されていた…刑事の茂木警部は、再び紺野と白石の間で争いが起きないか目を光らせる!そんな中、紺野は緒方修という青年と出会い…。

最初は、何者かまったくわからなかった石原裕次郎が海外から帰国…とりあえず、彼を慕う取り巻き連中がいっぱいいまして、そのうちの1人が経営する、旅行会社に重役待遇でコネ入社。仕事もろくにせずに…しょっちゅうフラついている。で、たまたま旅行会社に冷やかしでやって来ていた若者カップル、沖雅也(とその恋人)のことが目に留まり…若い頃の自分を重ね合わせる裕次郎。高級クラブに連れて行ったり、ヨットに乗せたり、なにかとこのカップルの世話を焼くようになる。しかし、沖雅也はだんだんと金持ちの道楽が重たくなり始めて反発するように…。

裕次郎が若者と戯れてる過程で、恋人の死や、借釈放間近のヤクザ・内田良平との因縁など、過去が明らかになる。実はカップルを連れて行った高級クラブの元オーナーだった裕次郎(だから取り巻き、遊び仲間がいっぱいいる)…オーナー時代にヤクザ絡みのトラブルに巻き込まれ、恋人を殺されていた。取り巻き連中はいまだに復讐をけしかけようとし、宍戸錠扮する、当時の事件を捜査した刑事はそれを警戒したりもしてるんだけど…裕次郎はどこ吹く風でフラフラを続ける。砂浜を歩きながら…“夜霧よ今夜も有難う”を熱唱したりしてね(笑)

ただ、当人は過去を振り返らないつもりだったけど…他の関係者たち、とりわけ敵対していたヤクザ連中は、そう簡単に引き下がれないわけで、虎視眈々と裕次郎の命を狙う。さらには、ヤクザの後ろには黒幕・大滝秀治が控えていて、結果的に恋人が殺されてしまったのも、みんな秀治のせいだった!裕次郎への恩をあだで返す形になる沖雅也は、まんまとヤクザの罠にはまり、裕次郎暗殺計画のいい餌に使われる。拉致られた沖雅也を助けるため、単身…ヤクザの呼び出しに応じるが、取り巻き連中もすかさず事情を察し駆け付けて…最終決戦。

取り巻き連中のたまり場は、メンバーが経営する銃砲店なので…すぐに猟銃を持ち出せる(笑)ドンパチもそれなりにあって面白く…とにもかくにも、仲間に慕われ、そして従える“裕次郎のボス感”が半端なく、一瞬「太陽にほえろ」とか「西部警察」のワンシーンにも見えてしまう、妙な錯覚を覚えた。本作の劇場公開は1971年1月だそうで…その翌年の7月が「太陽にほえろ!」の放送スタートになる。その辺の事情なんかも想像しながら見てると、ああ、なるほどと腑に落ちたりするのかなと。DVD化はされてるけど、入手困難な作品…タダで見れてよかったです。


監督:長谷部安春
出演:石原裕次郎 なべおさみ 鳥居恵子 沖雅也 菅原謙次 川地民夫 大滝秀治 宍戸錠 内田良平


【このBOXに収録されてるそうです】
石原裕次郎 ゴールデン・トレジャー ~日活映画大全~







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