勝手に映画紹介!?

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プロフェシー/恐怖の予言(1979年)

プロフェシー/恐怖の予言 [DVD]


洋画専門チャンネル“ザ・シネマ”のホラー映画特集でエアチェックしておいた「プロフェシー/恐怖の予言」を鑑賞…環境破壊や公害問題といった社会派なテーマも盛り込んだ、モンスター系のホラー。監督は「ブラック・サンデー」や「RONIN」のジョン・フランケンハイマー。恥ずかしながら、今回が初鑑賞である…オイラなんかの世代でこのタイトルを聞くと、リチャード・ギア主演の方の「プロフェシー」(2002年)を真っ先に思い浮かべてしまうんだけど、特にアレの元ネタというわけではなく、何の関連もない。リチャード・ギアの方はけっこう好きなんだよな…。

 

メイン州の山奥で…製紙工場の作業員が遭難。その後、捜索に出たレンジャー隊員も二重遭難してしまい、発見された遺体は、獣のようなものに襲われた、無惨な姿だった!一方、スラム街の窮状に直面し、憤る町医者のロブに…製紙工場と先住民の争いが続いている森林の調査依頼が舞い込み、妻のマギーを伴って現地へと向かう。最初は荒っぽい行動っをとる先住民に対し警官審を強めていたロブだが…調査が進むにつれ、製紙工場が公害を引き起こしている可能性を発見!それが原因で生き物の奇形化が起き、人間にも影響すると結論を出すが…。

 

ホラーという大まかなジャンルは同じだけど、やっぱりリチャード・ギアの「プロフェシー」とはぜんぜん違う内容でしたね。どちらかというと、別の映画専門チャンネル(確かFOXムービーだったかな?)で見た「モンスター・パニック」あたりの内容とちょっと似ているか…調べてみると作品が作られた年代的にはやっぱり同じ頃でして、ホラー映画と環境破壊、公害問題というベタな組み合わせが流行っていた時期なんでしょうね。冒頭で遭難者を探していたレンジャー隊員を襲う化け物は…後に奇形化したクマと判明し、最終的には主人公たちも直接対峙する羽目に。

 

このあたりはアニマルパニック風…元がクマということで「グリズリー」あたりの影響かななんても想像してみる。後半に出てくる奇形化したクマ、並びに“得体のしれない生物”は、当時のアナログな技術のせいで、思いのほかグロテスクで、薄気味の悪さを醸し出す。その前座として登場する巨大化したオタマジャクシや、狂暴化したアライグマなども、ビジュアル的にはそこまでの“ドギツさ”はないものの…それなりのインパクトがあり、それまでの社会派っぽい地味なダレ場から、徐々にホラー映画というのを思い出させてくれる、緊迫感のある展開へシフトしていく。

 

個人的には序盤に出てくる、先住民と製紙工場側の諍いの中で、チェーンソーと斧で交わされる、人と人のバトルも印象に残った。また、人がモンスターに襲われた現場を、主人公たちが視察していると…急に雲行きが怪しくなって、激しい雨が降ってくるあたりの不安感の煽り方なんかもいい。人里離れた山奥から…ボロいトラックに乗って下山しなきゃいけなくなるあたりは…やっぱり、ちょっと前に見たことで覚えていたウィリアム・フリードキンの「恐怖の報酬」っぽく見えた。そういえばフランケンハイマーもフリードキンも「フレンチコネクション」シリーズの監督だ。

 

本筋が始まる前…ほんと映画が始まった直後に、主人公の嫁さんの妊娠が発覚…その事実を主人公に伝えないまま、物語がどんどんと進んでいく。そして、公害の調査をしているうちに、汚染された魚を食べることで、妊婦の胎内にいる子供にまで影響が出るという恐ろしい事実が発覚…ヤバイ、妊娠中の嫁さんはどうなる?本編の中で、嫁さんから妊娠の事実を告げられた主人公が、対処法などについても熱く激論を交わすような場面もあるのだが、モンスターと戦った後は、それだけで満足して映画は終わってしまう…そこがまた、ホラーな怖さなんだ。

 

もちろん…“杞憂に過ぎない”という場合もあるが、その逆もまた然りである。倒したモンスターと同種のモンスターがもう1匹現れ、奇声を発したところで映画はエンドロールに…ただただ不吉でしかない。余談だけど、リチャード・ギアの「プロフェシー」も、なんか後味があまりよろしくない結末だったと記憶(最近、見直してないので、記憶はあやふやだけど)…当時は、いつもにやけ顔で似たような演技ばかりだったリチャード・ギアが、恐怖に顔をゆがめる姿が、オイラ的にはなかなか新鮮で印象に残った。DVDを持ってるのであっちの「プロフェシー」も見直したいな。

 

 

監督:ジョン・フランケンハイマー

出演:タリア・シャイア ロバート・フォックスワース アーマンド・アサンテ リチャード・ダイサート

 

 

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DVD プロフェシー/恐怖の予言

プロフェシー/恐怖の予言 [DVD]






 

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BIG KILL(2018年)※原題 日本未公開 ジェイソン・パトリック ダニー・トレホ出演

Big Kill [Blu-ray] [Import]


この間、ジェシカ・チャステイン主演のにほ日本未公開アクション「AVA(原題)」の輸入盤ブルーレイを購入した時、一緒にポチっておいた、やはり輸入盤、日本語収録なしの「Big Kill」を鑑賞する…アメリカで2019年3月にリリースされていたソフトで、Amazonでの購入金額は底値の370円也。現在は“一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です”表記になっており、販売価格も1704円になってしまった。オイラが見つけた時点で、既に在庫数が1つで、最初は600円代だったんだけど…わりと短期間で370円まで値下がりしたので、金額調整がてらにポチったのよ。

 

ジャケ画像でなんとなく想像がつくと思うけど…西部劇です。主演はクリストフ・サンダースという若手の俳優(ジャケ画像中央)…ネットで調べたフィルモグラフィによると「ゴースト ~天国からのささやき」(見てない)というテレビドラマや「キューティ・ブロンド3」に出てたらしいです。あと、主人公と行動を共にする2人組の放浪者がいて…そのうちの1人が「ドルフ・ラングレン ゾンビ・ハンター」のプロデューサーを務めていたスコット・マーティン(本作の監督でもある)、もう1人が「ドラゴン・オブ・ナチス」(見てない)という作品に出ていたクリント・フンメルという役者さん。

 

一応、この3人が主役級というか、主人公的なポジション。俳優の豪華さだと…悪役を演じている、「スピード2」のジェイソン・パトリックとか、「ペンタグラム/悪魔の烙印」のルー・ダイアモンド・フィリップスの方が日本では知名度があるだろうね。あと、出番は少ないけど…ダニー・トレホおじきやマイケル・パレなんかも、映画の序盤でちょこっと出てきます。キャストの名前から、情報をたどってみたんだけど…やっぱりこれらの出演者でヒットする日本版タイトルの西部劇は見つからなかったので、たぶん、まだ日本での劇場公開、正規ソフト発売はなさそうですね。

 

おそらく配信もないと思います…もし、どこかで既に配信されていたりしたら、いつものように、オイラの情報収集不足ということでご勘弁ください。最近はこのパターンが増えてるんだけど、日本語訳のない輸入盤ソフトの感想ですので、役者名などでも補足しつつ、“あらすじっぽいもの”を書きながら、感想を並行してまとめる方向でいきます。えーと、ソフト仕様は音声が英語のみでDTS-HD Master Audio5.1ch収録、字幕も英語字幕のみ…ON/OFF可。本編は127分とちょい長め…だからこそ、字幕なしだと大変そうなので、直ぐに見る気が起きなかった(笑)

 

 

まずはジェイクとトラヴィスっていうお尋ね者コンビが出てきます…物語が進むと追々判明するんですけど、2人とも酒とギャンブルと女(コンビの片方が、冒頭から女とよろしくヤってる)に目がなくてですね、メキシコの軍のお偉いさんの娘なんかにも手を出しちゃったから、恨みを買って追いかけられてるんですよ。その追いかけてる軍のお偉いさん(将軍)というのがダニー・トレホ!初っ端から惜しげもなくトレホおじきを投入しての、銃撃戦と馬を使ったチェイスシーン。2人はメキシコの国境を越え、なんとかアメリカ騎兵隊の砦に逃げ込むことで、事なきを得る。

 

その騎兵隊の砦を仕切っている大佐がマイケル・パレ…メキシコから追いかけてきたトレホおじきを、“ここはアメリカだ!”って言って追い払い、砦で2人を匿ってくれる。そして2人がダラダラと砦で過ごしているところに…“BIG KILL”という名前の町へ行くというボンボンっぽい青年(=主人公)が立ち寄る。その“BIG KILL”は、鉱脈で栄えた町らしく、ビジネスチャンスが転がってるらしい。そして青年の兄が、そこでサロン(酒場+娼館)を営んでいる(後に町の市長であることも判明)という。金の匂いを敏感に察知した2人組は、青年のガイド役を買って出でることに。

 

こうして3人の旅が始まり、無事に町へと到着するんだけど…青年の兄はどこかへ出かけているようで、なかなか再会することができない。とりあえず、その町に滞在することにした3人だったが、想像以上に治安が悪く、暴力が蔓延っていた。そこで登場すのがPreacher(宣教者)と名乗るジェイソン・パトリックで…相手(小悪党)に難癖付けて、俺に勝ったら見逃してやるよなんて言ってるそばから、早撃ちで相手を問答無用に射殺しちゃう。本人はこれが町の浄化だと思ってるんだけど、ヤリすぎだっちゅーねん。主人公の青年たちもそれを目の当たりにして驚く。

 

ただ、放浪者、御尋ね者コンビの2人の方は…“酒、ギャンブル、女”があれば、とりあえず文句はないので、なんとなくそこになついちゃうわけなんだけど…ようやく青年が兄と再会し、兄が、ジェイソン・パトリックを使って、力づくでビジネスを成功させようとしているのを知って、ショックを受けるわけですよ…青い、青いなぁ。ただし、青年の兄とジェイソン・パトリックも結局は仲違いしてしまい、とうとう暴力の矛先が青年の兄にも向けられてしまうのよ。結果…青年も命を狙われる羽目になり、マブだちになっていた例の2人組も…援護と復讐の手伝いをすると。

 

まぁ、そんな感じの話ですね…色々と枝葉のエピソードもあり、ドンパチ以外に会話劇も多めだったりしたんだけど、そこは西部劇らしく、様式美に乗っ取った展開も少なくないので、英語字幕を追いかけながらで、なんとか話についていけた。ジェイソン・パトリックと一緒につるんでる殺し屋がルー・ダイアモンド・フィリップスなんだけど、鼻下に生やしたヒゲや、程よい老け具合のシワシワの顔、浅黒い肌が、チャールズ・ブロンソンのようなワイルドさを醸し出す。加えて、カズレーサー並みに上下真っ赤なコーディネイトが印象的…3倍の速さでも動けそうだぞ。

 

と、思いきや…クライマックスの早撃ち勝負で、ある人物に瞬殺される、恰好だけの超情けない悪党だった(笑)まさか、あんなにあっさり負けるとは…。一方、最初は“銃なんて要らない”とも言っていたあの青臭い主人公青年が、見違えるようにたくましくなり、ラスボス、ジェイソン・パトリックとのタイマン勝負に挑む。援護の2人組も、それぞれ面白い見せ場があり(女好きのせいで、これまた女で痛い目に遭うのよ)…“西部劇の撃ちあいを見た”という満足感はちゃんと得られた。WOWOWのジャパンプレミアあたりで日本語入りを放送してくれないかな?

 

 

監督:スコット・マーティン

出演:クリストフ・サンダース スコット・マーティン クリント・フンメル ジェイソン・パトリック ダニー・トレホ

 

 

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Blu-ray Big Kill [Import]」 ※輸入盤、日本語収録なし

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フォーリング 少女たちのめざめ(2014年)

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日本初登場作品をソフトリリース、または劇場公開前に放送するWOWOWのジャパンプレミアてエアチェックしておいた「フォーリング 少女たちのめざめ(原題:The Falling)」を鑑賞…1960年代の厳格な女子高に通う生徒たちの、淡く脆い感情に迫っていく、英国のサスペンス映画。2014年とけっこう古めだが…もちろん今回が日本初公開。「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」「「ミッドサマー」」(どちらも見てない)といった大作、ヒット作への出演が相次ぐメイジー・ウィリアムズ主演ということで、今頃になって慌てて発掘してきた感ありあり(笑)

 

1969年、厳格な女子高に通う親友同士のリディアとアビー…リディアは父親がいないことで母親との折り合いが悪く、毎日のように対立。一方のアビーは奔放な性格で、教師への反抗心も強い。そんなアビーに、最近恋人ができたようなのだが、妊娠が発覚し、よりによって相手がリディアの兄ケネスだった!それでも教師や親には妊娠の事実を隠し、堕胎を検討し始めていたのだが…その矢先に、アビーは突然、死んでしまった。ショックを隠せないリディアは、その後、何かある度に失神を繰り返すようになり…いつしか他の生徒や教師にも失神が波及していく…。

 

邦題で検索しても、まだAmazonでは発見できず…ジャケ画像と原題のリンク先は本国のイギリス盤と思われる輸入盤のブルーレイのもの。この記事を執筆してる時点ではAmazonだと在庫切れだったので、大丈夫だと思うけど…日本語収録もなく、リージョンもB(通常の日本製プレイヤーでの再生は不可)だったので購入、視聴は要注意。最近ね、オイラのAmeba Pick(アメブロのアフィ)経由で輸入盤ソフトをポチってくれる奇特な方がたまにいるので、ちょっと先に書いておきました。WOWOW加入者はオンデマンドか2月3日のリピート放送で鑑賞しよう!

 

内容は上記のあらすじ等で語った通りのものなんですけど…まず、映像がとにかく“美しい”。少女たちの危うく、みずみずしい演技と共に、たびたび挿入される自然風景が絵画のような美しさで…ウチの安物中華プロジェクターで投影してても、目を見張る。派手な演出が決して多い作品ではないが、映画としての風格は充分…本来なら劇場の大きなスクリーンでちゃんと見たいところだが、それが叶わないのであれば、なるべく高画質、大画面のモニターで視聴した方がいいでしょうね。せめて、日本でも円盤化の際は…ブルーレイまでは出してほしいよね。

 

物語の序盤は…反抗期の女子高生たちの百合っぽい話です。ただ、性にも奔放だった1人の方が、よりによって親友であるもう1人の方の兄貴とヤっちゃて、妊娠までしちゃったことで、徐々におかしな方向になっていく。決して、2人の友情にひびが入るなんてことはなく、それどころか絆が増していくんだけど、妊娠していた女の子はそれが原因で突然死してしまう。男性経験もあり、見た目は大人びていたが、妊娠発覚時は、“ちゃんと相手がイク前に抜いたのになぜ?”と…性知識の甘さを露呈する場面も。若人よ、するなとは言わんが、ちゃんと気を付けよう。

 

とにかく、親友を孕ませた兄がなかなかのクズである…いかにもイギリス人っぽい優男イケメンではあるんだけど、手あたり次第ヤリたがる。女の子の妊娠が発覚した際も、“あわよくば激しい運動で流産させよう”と考えて…荒っぽく抱いたりね。かと思えば、親友の死で落ち込んでる妹に、今にも襲いかかりそうな気配を漂わせながら、甘い言葉をささやいている。「くりいむレモン」のような近親相姦展開はありえるのか?そのあたりもハラハラしながら見守る。あれ…今度はまた別のクラスメイトにもちょっかい出してるぞ。クズどころか鬼畜だよな、この兄貴。

 

実は、こういう印象が…かなり物語の大きなカギとなる。それこそ、本作の一番のテーマであり、妊娠した女の子の死後、学校内で起きる“集団失神事件”の正体も、絶倫・種馬の兄貴が、手あたり次第女子高生を孕ませたってオチではないかって、本気で考え始めたりもしたのだが、さすがにそれはなかった(笑)途中で、オカルトっぽい方向へいくのかななんて思った時もあったのだが、失神の原因も結局は…親友が自分の前で倒れて、死んでしまったというのに影響を受けた主人公少女の嘘から始まった、“集団ヒステリー”と解釈して間違いないだろう。

 

病気でも何でもないという答えは出てるし、少女たちの会話の中で、主人公自身が首謀者であることをにおわすような発言もし、この話はとりあえず決着する。そこからクライマックスにかけて一気に加速…現実的で、ドロドロとした話に!彼女の奇怪な言動には少なからず複雑な家庭環境なんかも影響してたわけだけど…あの鬼畜兄貴の存在がとてつもなく大きくなる。わかる人にはネタバレになっちゃうけど、押井守の「御先祖様万々歳!」(未来から孫娘がやって来るというSF)レベルのブラックで衝撃的な真相だったよ。あくまでニュアンスが似てるだけだけど。

 

親友の妊娠もそうだし、劇中では教師が卵を使って生殖についての解説なんかをするシーンもあって…“鶏が先か、卵が先か”的な深い話もさりげなくしてるのよ。人間もどうして生まれてくるのか?女子高生の妊娠や性衝動といったタブーを赤裸々に、真っ向から描いてるあたりは、なんか野島伸司のドラマのような懐かしさもあった。集団失神のくだりは、“妖精を見た”という少女の嘘が大騒動になる、“コティングリー妖精事件”を扱った「フェアリーテイル」あたりもちょっと思い出したかな?確かあれもイギリス映画だな。映像の美しさに反し、結末はドス黒いぞ。

 

 

監督:キャロル・モーレイ

出演:メイジー・ウィリアムズ フローレンス・ピュー マキシン・ピーク アナ・バーネット グレタ・スカッキ

 

 

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Blu-ray Falling [Import] ※輸入盤、日本語なし、リージョンB




 

YouTubeに予告がありました!

 







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ファンタジー・アイランド(2020年)

ファンタジー・アイランド


iTunesで“ブラムハウス・プロダクションズ”作品のホラー映画が102円でレンタルできるセールを実施していたので…昨年の9月に配信がスタートされ(円盤は未発売か?)、まだWOWOWで放送されていなかった、2月末までに放送予定がなかった「ファンタジー・アイランド」をレンタルしてみた。なお、Amazonのプライムビデオでも同じ金額でレンタル利用できるが(画像とタイトルのリンク先はAmazonのもの)…iTunesクレジットの残高がまだいっぱい残ってたので、オイラはiTunes版をチョイス。Fire TV Stick経由でApple TVをプロジェクターで投影して視聴。

 

訪れた者の夢を叶えるという孤島“ファンタジーアイランド”…その島を仕切るミスター・ロークによって招かれた男女5人のゲストが到着。ロークの説明を受けても、どこか半信半疑の参加者たちだったが、実際に自分たちが希望していた“夢”が実現される。夫からのプロポーズをやり直したいグェン、学生時代のいじめっこに復讐したいメラニー、戦場を体験したいパトリック、そしてとにかくパーティーでバカ騒ぎしたいJDとブラックス…おやの連れ子同士の兄弟…みんな、戸惑いながらも、その“夢”を楽しみ始めていたのだが、ある時を境にそれが悪夢に変わる!

 

70年代後半から80年代の中ごろにかけて…アメリカで放送されていたテレビドラマのリブート版ということだが、元ネタドラマは見たことがない。ジャンル的にはホラー映画らしいというのと、メインキャストの1人がマギーQたんだったのが鑑賞の決め手。“助けて~”の叫び声と共に、島で金髪のおねーさんが何者かに襲われそうになるという、冒頭部分は確かにホラーっぽい出だしだったのだが、メインキャストたちが島に到着するという本筋が始まってからは…“夢を叶える”というのが漠然とした情報すぎて、見てる方も、何が起きるのかまったく想像できなかった。

 

“夢を叶える”…それは文字通りのことで、その島の力なのか、はたまたマイケル・ペーニャ演じる“ミスター・ローク”という胡散臭いホテル支配人の力なのか、まだぜんぜんよく設定が理解できないんだけど…参加者から事前に聴き取ったアンケート内容で、相手が一番求めてるものや出来事を再現し、体験させるらしい。ただし…参加者の方は、まさか“非現実的な力”が影響しているとは思ってもいなくて、何らかの“仕込み”だろうと思ってる。さしずめ…参加者は“さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP”的なものを想像していたに違いない。

 

かつてのいじめっ子への復讐を希望するある者は、実際にそのいじめっ子が拉致されてきて、変態殺人鬼から拷問を受けているなんて思ってなくて…あくまで再現だと思ってニヤニヤしながら動画撮影とかしてたんだけど、途中で“これはガチやん”って気づいて…慌てて、“そんなことまでは望んでいなかった!”と止めにはいろうとするが…一度始まったものは、最後までやり遂げないと、終わらないルールらしい。また、幼い時に、戦場で死んだ父親と会いたいと願っていた者にはタイムスリップのような現象が起き、戦死直前の父親と再会を果たすことに…。

 

とにかく、島の中では“奇妙な事=参加者が望んだ夢”が起きていて、時には“他の夢に干渉する”なんてこともありえるのよ。最終的に…これは島の不思議な力による各々の夢、願望だと悟ったことで、みんなで協力して、なんとか島からの脱出を目指そうとするが…ただ島から出ればいいってわけでもなかった。特に過去を変えたいと願っていた参加者たちは、気づかないところで人生がバッティングしてたり?そして多重構造的になっていて…みんなが体験している“怖い夢”こそ、誰かの願望なのではないかと。アクション、ホラーに加え、犯人捜し的な要素も。

 

そうね…それこそオイラがなんか「トワイライトゾーン」みたいと評した、昨日見た、WOWOWエアチェックの「ディレイルド 脱線」あたりと雰囲気が似てなくもないかなと。とにかくファンタジーっぽい設定の中で、時にホラーになったり、時にアクションになったり、サスペンスやミステリーの要素もあったり、なんかコレっていうジャンル固定が難しい作品でもある。序盤はパっとしなところもあったけど、アクション、アドベンチャーシーンはそれなりに迫力もあるし、ホラーっぽい雰囲気もそこそこ味わえる。オチがイマイチだった「ディレイルド 脱線」より終わり方もマシ。

 

マギーQたんに香港映画時代(「レディ・ウェポン」が最高!)やドラマ版「ニキータ」のような活躍を期待してしまうと、かなり肩透かしだが…見えそうで、見えないやたら短いワンピースの裾からのび太、綺麗なおみ足とか眺めてると、102円分の価値はあったかなとも思う(笑)マギーQたんよりも、もう1人のメイン女優ルーシー・ヘイル、途中から急に出てくる(ルーシー・ヘイル演じるメラニーの復讐相手)ポーシャ・ダブルデイの方が出番も多く、色々と目立っていた印象はある。島を徘徊し、メインキャラたちを助ける謎の男の役でマイケル・ルーカーも出てたよ。

 

 

監督:ジェフ・ワドロウ

出演:マイケル・ペーニャ マギー・Q ルーシー・ヘイル オースティン・ストウェル ポーシャ・ダブルデイ

 

 

【Amazonでも有料配信してます!】

ファンタジー・アイランド (字幕版)

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ディレイルド 脱線(2018年)

ディレイルド 脱線 [DVD]


WOWOWでエアチェックした「ディレイルド 脱線」を鑑賞…とにかく展開が目まぐるしく、本作はまさにそこが一番の見どころ、魅力になっているので、極力、ネタバレをしないような文章でまとめていこうかなって思っていたんだけど…WOWOWの解説ページなんかでは、どんなジャンルの作品になるのか、かなり克明に説明されており、それどころか…DVDのジャケ画像を見てよ、デカデカと“怪物出現!”とご丁寧に書かれてる始末。よくよく考えたらタイトルからして“脱線”という、ある意味ネタバレ状態。そんなわけで、ガンガン、内容に踏み込んで語ります。

 

ハロウィンの夜…仮装をした子供たちが、駅に停車している列車を興味深げに見ていた。それは、乗客たちが食事をしながら推理ゲームや役者の演劇を楽しむ参加型の“イベント列車”であり、チケットを持った参加者が次々に集まってきた。妙齢の女性イブリンもそんな1人であり、御付きの女性と参加していたアビゲイルという少女と親しくなる。やがて列車の出発時刻がやって来て…さっそく食事や役者によるミステリー劇が始まったのだが、なんだか様子がおかしい。進行役の男性が殺され、それが本当の殺人とわかると、今度は本物の強盗犯が現れ…。

 

えーと簡単に説明すると列車も脱線するモンスターホラーです(笑)冒頭、ハロウィンの仮装をした子供たちがわちゃわちゃとやっている…その傍に停車している“ミステリー列車”の参加者たちが続々と集まり始めた。この一連の流れの中で、一瞬、画面に「エイリアン」シリーズのビショップ役でお馴染み、ランス・ヘンリクセンの姿も見えたんだけど、どうやらメインキャストではないらしく…列車の乗客でも、関係者でもなく、その後はぜんぜん出てこなくなる。そして…列車に乗客が乗り込み始め、発車時刻になったので、予定通りに出発して、イベントが始まる…。

 

イベントの内容は…列車の中で飯を食いながら、役者が演じるミステリー劇を鑑賞し、推理に参加するって感じのもので、いきなりイベント関係者が殺されたりして、乗客たちも“おお、そんなパターンで始まったか?”なんて大盛り上がりするんだけど…あれ、なんか様子がおかしい。そう、乗客の中に強盗犯が紛れ込んでいて、さらには関係者の中にも、強盗と通じている人物がいた。あっという間に、客車内は制圧されてしまい…続いて、主犯の男が、先頭の機関車を掌握しようとするんだけど、機関士たちの抵抗に遭い、相打ち…結果、列車は暴走を始める。

 

劇中劇とシンクロする、「金田一少年の事件簿」っぽい、列車を舞台にした犯人捜しミステリーでも始まるのかと思いきや、犯人があっけなく名乗りを上げ、その路線の展開を否定。その後、暴走列車タイプのパニックものになったと思ったら、関係者、参加者を乗せた客車は直ぐに崖を突き破り、谷底の湖、沼地みたいなところへ落っこちてしまう。なんとか沈みかけてる客車の中で、脱出方法を模索する生存者…そうだ、泳いで岸まで渡ろうって結論に達するも、水の中に“何かがいる”ってことで再び大騒ぎ…1人、また1人と半魚人みたいな怪物に襲われていく。

 

結局…後半は陸地にたどり着いても、この怪物が追いかけてきて、犠牲者が増えていく展開。ビショップ(ヘンリクセン)は助けに来ないのか?(笑)こりゃ~夢オチ、最初からみんな死んでましたオチなんかもあるんじゃね?と…薄々嫌な予感がしてくる。というのも、冒頭…ハロウィンの仮装をした子供たちが出てきたので、てっきりイベント参加者、関係者も、コスプレめいたドレスアップをしているのかと錯覚してしまったが、登場人物たちの時代感が合わない、かなり違和感があったんだよ。もしかして、現代の話から時代の違う話になってるんじゃない?みたいな…。

 

一応、ストーリー的なオチみたいなものは用意されてるんだけど…劇中で描かれた不可解な現象についての解答はあやふやな部分も多く、ああ、やりたいのは「トワイライトゾーン」だったかな印象。ちょうど今、海外ドラマ専門チャンネル“スーパー!ドラマTV”で…「トワイライトゾーン」のリブート版を毎週追いかけてるので、余計にそう感じてしまった。どこかで…それこそ最後にようやく出てきて、物語の種明かしをしてくれるランス・ヘンリクセンの代わりに、ホスト役ジョーダン・ピールが出てくれば、「トワイライトゾーン」のワンエピソードでもおかしくなかったよね。

 

やっぱり…物語の冒頭と最後は現代が舞台、列車にまつわる色々な出来事は過去の話でして…それがまた不可解な現象となって、現代にもシンクロしてくるみたいなことでしたね。モンスターに人間が襲われる描写などはそれなりにグロテスクで、種明かしの直前くらいまでは、けっこう楽しんでたけどな。「トワイライトゾーン」的なものと納得した上で見れば、オチも許容範囲か?どの順番で登場人物が死に、最後まで生き残るかという部分は、極力ボカして書いたつもりなので、これから見る方は、生き残りのサバイバルの部分を楽しんでもらえればいいかな?

 

 

監督:デイル・ファブリガー

出演:ランス・ヘンリクセン フランク・ラマース カーター・スコット シェイ・スモリック エヴァレット・ウォーリン

 

 

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DVD ディレイルド 脱線

ディレイルド 脱線 [DVD]






 

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続報!“在庫切れ、入荷時期は未定”の輸入盤BD「THE DOORMAN」の到着予定日更新!

続報!“在庫切れ、入荷時期は未定”の輸入盤BD「THE DOORMAN」の到着予定日更新!


すんません、2回連続で、自分でまだ持ってもいない、見てもいない輸入盤ブルーレイの話題になってしまいました…ひとつ前の“Amazonで、輸入盤(日本語なし)の「新感染半島 ファイナル・ステージ」が入荷してる…”って投稿は、映画以外の別の話題を語るためのカモフラージュみたいな意味合いもあったんですけど、今回は…一応、自分でポチってたAmazonの商品に関する話題でして、進捗があったら報告すると決めていた、17日に投稿“Amazonで“在庫切れ、入荷時期は未定”の輸入盤BD「THE DOORMAN」をポチってみた”の続報になります。

 

それこそ、ひとつ前の投稿をアップした時点では…“進展なし”だったんで、少しだけ話題を併記。そのうちAmazon側からキャンセルされるだろうななんて悲観的な気持ちも吐露してたんですけど、その後になって、Amazonから“Amazon.co.jpでのご注文#249-●●●●●●●のお届け予定日を更新しました”という件名のメールが届きまして、“新しいお届け予定日: 2021/03/15”の文字が!うぉ、マジか…商品ページの方はまだ“一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。”表示のままですけど、どうやらオイラの注文した分は無事に商品が入荷するみたい。

 

いや~、思い切って…値段だけが前日よりも安くなっていた時に、ダメもとでポチっておいて、これは正解ですよ!そうなんです、前にアップした記事で詳細を語ってますが、“在庫切れ、入荷未定”と表示されたページは以前からずっとあったんですけど、在庫ありになったらポチろうと思って…しょっちゅうチェックはしてたんですね。そうしたら、金額だけ、急に安くなったので…もしかして、この段階でポチっておけば、入荷した時に、その金額で商品が買えるのでは?って思ったのが…今回、ポチってみるきっかけだったんですけど、まさか本当に購入できるとは…。

 

あせって前の値段の高い時にポチらなくてよかった。普通にアメリカのAmazonなんかでは常時在庫があるような商品だし、コロナ禍でなければ個人輸入なんて選択もあるわけだけど、いやいや…それだといくら現物が安く入手できても、アメリカからの送料がけっこうかかる(無事に届くかどうかのドキドキも個人輸入の楽しみだけどな)。同様に、マケプレなどの専門業者に注文しても…手数料が上乗せされてるので、やっぱり割高なわけですよ。だから、オイラは…通常商品同様に、送料なんかも無料になる日本のAmazonの正規取り扱いに拘ったわけだけど。

 

やぱり、アレですかね?日本のAmazonで輸入盤ソフトが在庫切れ、入荷時期未定でも…注文が入れば(注文ができる商品なら)、その時点で本国から取り寄せてくれるって考え方でいいんですかね?もしそうだったら、今後は気になった輸入盤ソフト(特に、コロナ禍のせいで…ハリウッドの大作系映画の劇場公開がなくなったり、遅くなったりしてるわけで)を日本のAmazonでポチる機会はもっと増えそうだな…。でも、到着予定が更新されたのは朗報に違いないけど…注文日から約2か月後の日付、まだまだ、相当の日数がかかるわけですよね(汗)

 

なんか輸入盤で購入した作品、もしくは輸入盤で買おうかなと検討した作品なんかが…わりと劇場公開が決まったり、DVDリリースが決まったりもしてきてるのよね(オイラが輸入盤で見た「リーサル・ストーム」に続き、戦争映画の「アウトポスト」なんかも公開が決まった)…ただ、感染拡大、縮小の見通しが立たない状況で、映画などのエンタメがどうなるかわからんのも事実だけど。「The Doorman」も待ってる間に、公開日が決まったりする可能性も無きにしも非ずだが、我々がコロナワクチンを受けられるようになる時期よりは早く、確実に入手はできそうだな。

 

そんなわけで、Amazonでせっかく欲しい商品を見つけたのに“一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。”の表示になっててガックリした人も…ダメもとで、気長に待つ余裕をもってポチってみれば、案外…入手出来ちゃったりするかもしれないよというお話。それこそひとつ前に書いた「新感染半島 ファイナル・ステージ」の輸入盤ブルーレイ「Train to Busan Presents Peninsula」も、この前までは“2月入荷”(日付はちょっと失念)って表示されてたんですよ…それが本日1月20日に残数は少ないものの“在庫あり”になったので、入荷が早まる可能性も大ありだ。

 

 

【早く見たい…オイラが注文した輸入盤BDはコレ】

Blu-ray The Doorman ※日本語は収録されてません!






 

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Amazonで、輸入盤(日本語なし)の「新感染半島 ファイナル・ステージ」が入荷してる…


記事タイトルの話題を語る前に…またですよ、17日に16日分の映画ジャンルランキング、ならびに全体ランキングが急落したと報告。前日1位から2,228位、全体ランキングも同様で3桁から630,599位になり…その翌日には、ジャンルランキング2位、全体ランキングも3桁に戻ってたんですけど…昨日19日の集計分で、本日20日発表のランキングが再びジャンルランキング2,382位、全体ランキング692,890位という結果に。なんだかよくわからんですよアメブロさん…昨年の11月から頻繁にこの現象が起きてるんだけど、なんかオイラだけみたいなんだよね…。

 

いや、前に(けっこう前の話)…オイラもたまに見てたジャンルランキング上位のブログさんが、急にランキングからいなくなったことがあったけど、もしかしたら同じような現象が起きてたのかもしれないな。一応、アメブロのスタッフが記事のチェックをして、ジャンルランキングに相応しくないものはランキングから除外したりする作業をしてるらしいけど、そういう時に…オイラのブログを嫌いな人が、嫌がらせをしてるんじゃないか?って、ちょっと疑いたくなるよね。疑ってるだけで、断定をしたわけじゃないので…まぁ、読者の方はオイラの戯言だと思って聞き流してね。

 

これで、明日以降…また戻るんですかね?これでね、順位が戻らない、最下位近辺が続くなら、きっとオイラのブログ内容に不適切なものがあるんだろうなって割り切れたりもするんだけど、戻るから…余計に不可解なんだよ。文句があるなら、ちゃんと言ってほしいんですよ(何年か前はエロ映画の感想を書いたら、観覧不可にされたりしたこともあったけどな)…政府のコロナ対策と一緒で、中途半端だよなぁ。って、こういうことを書いちゃうから、もしかしたら、ランキングを落とされるのかも?アクセス数などは、日々、そんなに大きな変動はないんだけど…。

 

えーとですね、この前記事にした“在庫切れ、入荷時期は未定”の輸入盤BD「THE DOORMAN」をポチった件ですが…特に状況は変わらず。まだ入荷予定の連絡もないし、Amazon側からの注文キャンセルもないし、商品ページの方も更新された気配がない。まだ3日目かな?そのうちキャンセルの連絡がくると思うけど、しばらくはまだ静観。ただね…在庫切れ商品の入荷時期に関しては、Amazonの情報もけっこうあてにならないから、逆にちょっとは望みも。だって2月入荷予定だった「Train to Busan Presents Peninsula」が、今現在在庫ありになってるし!

 

ああ、これは現在、日本で劇場公開されている韓国映画「新感染半島 ファイナル・ステージ」の輸入盤です。日本語は収録されてないけど、たぶん北米仕様なので…同じリージョンAの日本製プレーヤーで問題なく再生できると思います。緊急事態宣言、外出自粛で映画館へ見に行けない人、リピート鑑賞できない人なんかは、安全なステイホームで、輸入盤というチョイスもありなんじゃないでしょうか?見どころは、ド派手なゾンビバトルやカーチェイス…たまに人VS人なんかもあるけど、日本語がなくても、言語と英語字幕でなんとかなるレベルだと思いますよ。

 

オイラもなぁ…資金に余裕があればポチりたいところだけど、最近、輸入盤をけっこうポチってるからな、それだったらそろそろちゃんとした日本盤のソフトなんかも買いたいし(笑)さもなければ、輸入盤でもまだ見たことがない作品を優先したいかななんて気持ちもあるからね。「新感染半島 ファイナル・ステージ」は緊急事態宣言前に劇場で見てるし…ここは映画好き、映画は自宅鑑賞派の“同志”にお譲りしますよ(笑)ぶっちゃけ、「新感染半島 ファイナル・ステージ」の話にかこつけて、アメブロさんへの文句を書きたかったというのもあるわけで(爆)目的は達成。

 

 
★2021年01月01日投稿:新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年)を抜粋して再掲★

 

人間が狂暴化してしまう謎のパンデミックで半島が崩壊してから4年…目の前で妹と甥を失った元軍人のジョンソクは義兄とともに亡命先の香港で廃人のような暮らしをしていたのだが…封鎖された半島から、大金を積んだトラックを持ち出せば多額の報酬が得られるという依頼が舞い込み、義兄らと一緒にその依頼を受けることにした。潜入、上陸は成功し…目的のトラックも直ぐに見つかるのだが、港に向かう最中に、狂暴化した感染者たちの大群に襲われ、それどころか半島で生き延びていた民兵集団の襲撃を受け、トラックを奪われてしまった…。

 

もう前作の日本公開から3年以上経過してるのか?2017年日本公開、2016年製作の韓国映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」の正規続編なんだけど…前作日本公開時に、“ゾンビ映画”というのを徹底して隠していた事前の宣伝(ゾンビという言葉をあえて出さず、パニック映画かのように宣伝していた)とは打って変わり、本作では最初から“ゾンビ映画である”というのを前面に押し出した、宣伝がバンバン流されていたので、ちょっと笑っちゃったよね。続編であり、世界観は同じなんだけど、ストーリーが直接繋がってるわけでもなく、登場キャラも一新。

 

それどころか、まるっきり映画の作風、方向性も違っているので…いい意味で裏切られる。前作はゾンビ映画でも、わりと“新機軸”を狙ってるところがあり…随所に目新しさがあったんだよね。本作は若い人にもわかりやすく説明すると、韓国版の「バイオハザード」であり「ゾンビ・ランド」だよねって感じだ。あるいは、ロメロ的なヤツとかゾンビ映画としての“ベタさ”があちらこちらで見え隠れしてるのよ。ただし…韓国映画なので、それらの作品よりももっと下品で、ガサツで、暴力的だなと(誉めてます)。もちろん、前作から引き続き…スピード感あるゾンビも健在。

 

でね、ゾンビだけでも相手にするのは大変なのに…これまた既に色々なところで言われてるんだけど、韓国という国全体が“マッドマックス化”もしてるので激ヤバだぞと。1作目と同じ時系列の別の場所で、主人公一家が“感染”から逃れようと必死で逃げてるんだけど…そこで悲劇に見舞われてしまうという冒頭の展開なんかは、「機動戦士ガンダムSEDD」と「同 SEED DESTINY」の関係に似てるななんて思いながら見てしまった、ガノタ(ガンダムオタク)のオイラ。半ば予想通りではあったが、この冒頭の出来事が、中盤以降のフリにもちゃんとなっている。

 

封鎖中の半島内で、ゾンビの襲撃から主人公を救い、その後…行動を共にする姉妹がいるんだけれども、この辺はちょっと「ゾンビ・ランド」っぽいなと…。ただ、「ゾンビ・ランド」に出てくる姉妹に比べると、2人とももっと幼く、その割に…姉妹のおねーちゃんの方は、「頭文字D」並みのドラテクで車を操り、バッタバッタと感染者どもを轢き殺し、吹き飛ばす、なかなかの勇ましさ。演じているイ・レという女優さんは、まだ10代だと思うので、オッサンが邪な目で見るのはちょっとヤバいんだけど…「キック・アス」で クロエ・グレース・モレッツに萌えた感覚を思い出した。

 

そして、この姉妹には、さらに勇敢な母親もいる。前作では、パパ頑張る映画だったけど、本作ではママ頑張る映画になってた。元軍人という設定のカン・ドンウォンも身体を張って頑張っており、見せ場はあるんだけれども、あまりにも男前すぎる女性陣の前では、ちょっとかすんでしまうかなと…。“感染拡大でゾンビだらけになってしまった世界”も自分にとっては悪くなかった(そのおかげで人との繋がりを実感できたのだろう)とあるキャラが最後に過去を振り返る。自粛疲れなんか言ってる人たちこそ、コロナに向き合う時は、こういう気持ちを忘れずに。

 

コロナ禍真っただ中の正月早々…“感染”などという言葉が入ったゾンビ映画を見に行くってどうなのよ?って感じだけど…エンタメとして面白いし、意外と、今見ることでメッセージ性を意識できる部分もあったりする作品である。再び“ステイホーム”とか言われてる時期に…“見に行ってください”とは大ぴらには言えないけど、オイラのように劇場の混雑状況を確認し、感染対策を徹底し、あとは自己責任で映画を見に行こうって思った人は、鑑賞候補のひとつにで入れてもらえると幸い。もち見てるに越したことはないが、特に前作のおさらい鑑賞は必要ないですよ。

 

 

監督:ヨン・サンホ

出演:カン・ドンウォン イ・ジョンヒョン クォン・ヘヒョ キム・ミンジェ ク・ギョファン キム・ドゥユン イ・レ

 

 

【輸入盤Blu-rayソフトの購入…日本語ないけど

Blu-ray Train to Busan Presents Peninsula ※日本語収録なし

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スニーカーズ(1992年)

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映画専門チャンネル“ムービープラス”で放送の「スニーカーズ」をエアチェックしたので鑑賞…昨年からだいぶ頻繁にリピートされてるんだけど、ケーブルテレビの本来の契約者である、ウチの兄貴殿の予約とバッティングしちゃったり、オイラが単に予約をするのを忘れたりで、なかなかタイミングが合わず、何度も録り逃していたんだけれども…ようやくである。映画自体は、高校生の時にレーザーディスクで購入して鑑賞しており、今でも手元にソフトはあるんだけど、その後…DVD、ブルーレイでは買いなおさず、ほとんど再鑑賞の機会はなかったです、なつい!

 

1969年12月…コンピューターマニアの学生2人が、ハッキング行為を行っていたが、首謀者の1人コズモは、現場に踏み込んできたFBIに逮捕されてしまう!時が経ち…ある事情で名前を変えて生活しているビショップは、同じように脛に傷を持つ仲間を従え、“スニカーズ”を結成…企業などからの依頼で、実際に依頼者側のセキュリティを破り、警備の盲点を指摘するという仕事をしていた。そんなある日、ビショップたちの元へNSAの人間が現れた。彼らは、ビショップの過去の経歴を抹消するのと引き換えに、ハイテクな暗号解読機を盗み出すよう命じるが…。
 

主演のロバート・レッドフォードをはじめ…今は亡きリバー・フェニックス、「ゴースト・バスターズ」のダン・エイクロイド、「夜の大捜査線」のシドニー・ポワチエ、最後に“ダースベイダー”まで降臨する、当時の若手からベテランまでが揃ったスター映画といった印象…少なくてもオイラはそう思っている。70年代に多く見られたパニック映画とか、後年の「オーシャンズ11」あたりと比較すると、だいぶ小ぶりではあるけど。ストーリーの方も、今見直すと、チームプレイな感じは「オーシャンズ11」、セキュリティチェックの仕事をしてるのは、スタローンの「大脱出」っぽい。

 

暗号解読機を盗み出すなんてところはさしずめ「ミッション:インポッシブル」な展開でもあったが…実は、トム・クルーズ版の「ミッション~」よりもこの映画の方がぜんぜん公開が早いんだけどね。たぶん…当時は、これでも“最先端のハイテク”を描いていた作品なんだろうけど、さすがに2021年現在の技術と照らし合わせてしまうと、“おままごと”であり…アナログ感満載で笑ってしまう。今だったら、こいつら程度の能力なんて、それこそスマホ一台あればOK、こんな大所帯である必要もないかもしれない。若い人が見ると、単なるコメディに見えるだろう。

 

ある施設に侵入する時、音声認証のセキュリティを突破しなければならず…紅一点の女性メンバーが対象者に近づき(いわゆるハニートラップ)、必要な音声データを入手するっていうシーンがあるんだけど、駆け引きもクソもあったもんじゃなく、パスワードとして必要な“●●●●●”って言葉を言ってって…対象者に正面からぶつけたり。おいおい、そんなこと言ったらすぐにバレるだろ(実際に、しばらくしてバレる)。で、敵が保管している暗号解読機を盗む場面も笑う、部屋に入るまでのセキュリティは厳重だが、盗み出す物が机の上に無造作に置かれている。

 

あれじゃ、どうぞ盗んでくださいって言ってるようなもんだよね。ハイテクを売りにしたチームなのに、侵入作戦の隠し玉が…天井裏に潜んだリバー・フェニックスの奇襲(一番の若手だったから、切り込み隊長的な役割だったのだろう)という力業にもただただ唖然。そういうガバガバな脚本を…それこそアカデミー賞にノミネートされたり、受賞したりした大物たちが真剣に演じ、ジェームズ・ホーナー(この人も、数年前に飛行機事故で亡くなってしまったな)作曲のダイナミックな劇伴がバックに流れれば、それなりに見れてしまうから、映画というのは不思議なものです。

 

個人的にはデヴィッド・ストラザーン演じる盲目のホイッスラーってキャラクターがなんか好きで、クライマックスのあの見せ場とかけっこう感動したのを…今回見直していて思い出しましたよ。あと、ジェームズ・アール・ジョーンズはやっぱ“声”だけでも、普通にバレてるよね…いい声だ。“お腹がすいたらスニーカーズ♪”って…そこは“スニッカーズ”だろ!この映画が流行ったころ、オイラが友達の前でよくかましてたギャグだけど、周りでこの映画を見てた人が少なかったので、みんなぜんぜん笑ってくれなかった…そんな黒歴史まで思い出す懐かしい作品です。

 

 

監督:フィル・アルデン・ロビンソン

出演:ロバート・レッドフォード シドニー・ポワチエ リヴァー・フェニックス ダン・エイクロイド メアリー・マクドネル

 

 

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ジャケがDVDよりカッコいい、なかなか処分できないLD!

 
ジャケがDVDよりカッコいい、なかなか処分できないLD!スニーカーズ







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無敵のドラゴン(2019年)

 

 

無敵のドラゴン [DVD]


WOWOWでエアチェックしておいた「無敵のドラゴン」を鑑賞…「ドラゴン×マッハ!」「イップ・マン外伝 マスターZ」などの香港系作品のほか、「パシフィック・リム: アップライジング」「大脱出3」といった中華資本が入ったハリウッド作品での活躍も目立ってきているマックス・チャンが、ガチの格闘家であるアンデウソン・シウバと共演した香港アクション。そこだけピックアップしてしまうと…セガール対タイソンを謳った「沈黙の大陸」みたいな作品じゃないかって疑ってしまうけど、アレよりもっと全然絡んでます。監督はこの間見たばかりの「三人の夫」のフルーツ・チャン。

 

香港の刑事のガウ・ロンは潜入捜査中に身元がバレしまい…対象者を捕まえる時に、暴力沙汰を起こしてしまった。結果、それが問題になり…ガウは地方の警察署の署長へと左遷されることになった。そして署長になったガウを待っていたのは…女性の警察官が次々に殺されるという事件だった。捜査は難航し、おとり捜査に踏み切るガウ。しかし、その最中…警官として一緒に捜査に参加していたガウの恋人が犯人に拉致され、行方不明に。恋人の生死がわからないまま1年が過ぎ、ガウは警察を辞めていた。そんな時、マカオで同じ手口の犯行が…。

 

Amazonでの評価は★マーク平均1.5(現段階の評価人数は5人)とすこぶる評判が悪い…レビューを読んでみると“こんなのアクションじゃねぇ”的な感想が多い。確かに「ドラゴン×マッハ!」や「イップ・マン外伝」みたいな作品を期待して見ると、肩透かしを食らうと思う。きっと評価者はアクション映画好きのガチ勢だったのだろう。イヤ、オイラももっと本格的なアクションを期待してたし、そういう映画も大好きなんだけど…これはこれで、けっこう面白いよ。まぁ、冒頭で語った通り、直近に同じフルーツ・チャン監督の「三人の夫」を見ていたことも大きいと思うけど。

 

一応、マックス・チャンが主演を張ってるわけですから…アクションがまったくないわけではないんだけど、やっぱりフルーツ・チャン作品だけにテンションやテンポが独特といいましょうか、正攻法なアクションがある一方で、時にコミカルに、時にアートに、振り幅が広い。それはアクションだけではなく、ストーリー展開にもいえまして、作風がコロコロと変わるんだよね。冒頭は、マックス・チョン扮する主人公の潜入捜査から幕開けするんだけど…直ぐに正体がバレてしまい、派手な大捕り物に発展。その最中にも…急にベタなギャグとかをぶっこんでくるのよ。

 

マックス・チャンがこの冒頭でぶちのめす相手がラム・シューだし…もうそれだけで笑えるでしょ?で、潜入捜査中に暴力事件を起こした主人公は…責任を取らされ、地方の小さな警察署の署長に左遷されてしまうんだけど、今度はそこで“連続婦人警官殺人事件”という、急に2時間サスペンスチックな展開が始まる!まぁ、左遷されちゃったわけなんで、本人はそんなにやる気がないんだけれども…上司に“早く事件を解決しろ”と無茶ぶりされ、渋々と捜査にとりかかる。そして、今度は捜査中に主人公の恋人でもあった婦人警官が犯人に拉致られてしまう!

 

恋人の生死が判明しないまま月日が経ち…1年後、主人公は警察を辞め、廃人になっている。そんな時に、管轄外のマカオで…再び似た手口の婦人警官殺しが起きてしまう。主人公の後を引き継いで署長になった後輩が、主人公に一緒に事件を解決しようとを焚きつけ、復職させ、マカオの警察と対立したりしながら、意外な容疑者にたどり着き、なんとか容疑を固めて、捕まえてやろうとなるが…。便宜上、意外な容疑者なんて言ってみたけど、マックス・チョンが戦う相手はもちアイツしかいないわけですから、どういう形でその人物が出てくるかですよね?

 

そして…なぜ事件を起こしたのか?主人公の恋人の生死はどうなってるのか?そのあたりも気になってくるんだけど、真犯人の“一方的な逆恨み”であり…怒りを婦人警官にぶつけたことについては、それなりに納得もできるんだけど、主人公のとばっちり感はハンパなかった。真犯人に言いたい…犯行動機になっている、“その出来事”は、単にお前が弱かったからじゃねーかと。悲しい出来事は起きていたが、まったく犯人の言い分に共感できる部分がなかった。あんな理由で、連続婦人警官殺しを始めたなんて、ただのサイコパスでしかないよな(笑)

 

ただね、なんかこういう支離滅裂なところがオイラはこの作品の独特の面白さでもあると思うんだ。もう一つ、印象に残ったのが…恋人未満な感じで、主人公を色々と手助けしてくれる女医さん(誘拐された恋人とは別人)との関係なんだ。主人公に好意を抱いてるようにも見えるこの女医さんが、けっこうあからさまにモーションをかけてくるんだけど、主人公は鼻で笑って、“貧乳に興味ない”みたいな発言するんですよ。この“貧乳”発言が…後々の伏線でもあるんだけど、そんなに本筋に関係があるわけじゃないのに、やたらと重い真実が隠されていて驚いた。

 

“無敵のドラゴン”とは…主人公が幼少期に、ドラゴンを見た、会ったという話からきている。そんなもん、主人公以外は誰も信じちゃいないんだけど、主人公はドラゴンの存在を信じていて、身体にドラゴンの入れ墨を入れてるほど。で、要所要所でドラゴンへの思いのたけをぶちまけたりもする。まぁ、これもちょっとした…いや、かなりの伏線になっていて、最終的にこの物語全体が寓話的な物語へと昇華していくんだけど、こういうところがアクションのガチ勢には不評だった模様。ただし、フルーツ・チャン作品だと意識して見ていると、こういう展開もぜんぜんアリだ。

 

中盤、香港とマカオを行き来して物語が展開していくような感じも、「三人の夫」で香港と中国本土(マカオと隣接した広東省の都市)という立地を活かした演出があったことに似ている。見る前は、フルーツ・チャン作品で、こういうアクションメインの話は珍しいんじゃないかなって思ってたんだけど、ふたを開けたら、フルーツ・チャンらしさも味わえる、いい意味で変な映画になっていた。むしろ…懐かしい感じの香港アクションじゃないかな?シリアスな話なんだけど、ちょっとした隙に緩さが出てくる。アクションより、変な映画を見たい人にお薦めかな?オイラは好き!

 

 

監督:フルーツ・チャン

出演:マックス・チャン アンデウソン・シウバ ケヴィン・チェン ジュジュ・チャン アニー・リウ

 

 

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DVD 無敵のドラゴン

無敵のドラゴン






 

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魔女っこ姉妹のヨヨとネネ(2013年)

魔女っこ姉妹のヨヨとネネ


アニメ映画が続く…無料のBSチャンネル“BS12(トゥエルビ)”で昨年新設された“日曜アニメ劇場”枠で放送になった「魔女っこ姉妹のヨヨとネネ」をエアチェックしておいたのでさっそく鑑賞。いや~番組のラインナップを見るまで、こんな作品の存在は知らなかったんだけど…「空の境界」、「Fate/stay night」シリーズ、「鬼滅の刃」等で知られるufotableがアニメ制作を担当しているという事で、気になって、見てみる気になった。前述の作品群と比べると、だいぶ絵柄の雰囲気は異なり、一瞬、名作劇場っぽくも見えたが…ufotableらしい緻密な作画は健在だ。

 

魔法や呪いの存在する世界…魔の国でのろい屋を営む魔女の姉妹ヨヨとネネ。彼女たちは、様々な人からを受けた依頼を呪いや魔法で見事に解決しながら、日々を送っていた。そんなある日…突然、森に大樹が生え、そこにはみたこともな奇妙な建物が絡みついていた。それは魔の国では存在しない、えらく近代的な建物だった。ヨヨは現象の正体を突き止めようと、その建物の中に入っていくのだが…気づくと、別の世界へと飛ばされていた!その世界で亜紀という幼い女の子を連れた孝洋と出会い、孝洋の両親が呪いをかけられている事実を知るが…。

 

劇中に登場する携帯電話(物語にも密接に関係)がすべてガラケーで、一切スマホが出てこなかったので、古めの作品なのかなって感じてはいたけど、やっぱり、もう8年も前の作品なんだね。でも、やっぱり作画の緻密さもあるからか、携帯電話の描写以外では、全く古さを感じなかった。絵柄自体は…それほど萌えっぽいわけでもなく、オイラは名作劇場っぽいなんて表現もしたんだけど、どちらかというとお子様向けなのかなって感じの、柔らかさのある雰囲気。背景も…現実の横浜市とかが出てくるんだけど、写実的なリアルさではなく、どことなく淡い印象。

 

基本はファンタジーなので、まずは本作の主人公である魔女たちが暮らす異世界から物語はスタートする…この異世界のファンタジー要素は、ちょっとジブリっぽさもあるかな?森が出てくるので…オイラ的には「もののけ姫」なんかもちょっと思い出しながら見ていた。その世界での怪現象がきっかけで、魔女の一人が現実の世界へと紛れ込んでしまう。そして、その現実世界の方でも…怪現象が起きていて、魔女は自分の世界への帰還方法を模索するとともに、現実世界の怪現象も解決しようと奮闘。どうやら両者の現象には密接な関係もあるようだ。

 

絵柄の優しさに反して…キャラ設定なんかも独特な部分があり、姉だと言い張ってるヒロインの方が見た目も幼く、妹の方がしっかり者の年嵩に見えたりするのをはじめ、キャラ同士の呼び方であったり、慣れるまでは関係性を想像で補うような部分も少なくなかった。そんな魔女が、普通の人間の世界に紛れ込んでも表面上は違和感がないのだが、文化の違いはもちろんのこと、実は思考や感情がかなりかけ離れているなんていうことも次第に判明してくる。この人間との間に生じるギャップが思いのほか重たいドラマやテーマを浮き彫りにするんだよね。

 

ヒロインと行動を共にする…顔が骸骨みたいになっている猫っぽい生き物がいる。これまた、かなりの“キモかわ”キャラなんだけど…そうなんだよ、これを見て「もののけ姫」の“こだま”とか、「千と千尋の神隠し」の“かおなし”の不気味さをダブらせ、余計にジブリっぽさを感じたんだよ。実は魔女たちの暮らす異世界と、人間の世界では…“死の概念”がまったく異なっていた。一度死んだ生物も、魔法があれば、簡単に蘇生できちゃうんですね。でも、ヒロインがいるのは現実の人間世界であった。さりげなく、黒さや毒を盛り込み、現実の厳しさを教えてくれる。

 

エンドロールを見て知ったんだけど、「多重人格探偵サイコ」の原作者である大塚英志が原作プロデュースという立場でクレジットされており、そもそもこの大塚英志の事務所が、この作品のメディアミクスプロジェクトの中核も担ってるようで、見た目に反して…しっかりと大人向けのドラマにもなってるのは、そういうところかと納得した。そして、同時にufotableの他の作品、「Fate」だとか「鬼滅の刃」に通じるダークな作品だったことも納得した。想像力を膨らませて見る部分が多かったので、意外と先の展開が読めず、予想の斜め上をいくことも少なくなかった。

 

その一方で、事象の原因が巷ではやってるアプリゲームだったり、それが寓話的な恋物語で帰結するあたりは、この頃のアニメや漫画でありがちだなとも思った。魔法を組み合わせてるとはいえ、スケボーで街中を駆け巡ったりするシーンは、やっぱり「名探偵コナン」の影響か、パロディか?最後は「宇宙戦艦ヤマト」まで入ってきてドカンと大砲をぶちかます。要所要所で感じた名作劇場っぽい、ジブリっぽいというのも、最初からパロディとして狙っていた部分かもしれない。ちょっと古めの作品だけど面白かった…BS12のアニメラインナップ、侮れないぞ!?

 

 

監督:平尾隆之

出演:諸星すみれ 加隈亜衣 沢城みゆき 櫻井孝宏 佐々木りお 子安武人 中川翔子 本田貴子 氷上恭子

 

 

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DVD 魔女っこ姉妹のヨヨとネネ

魔女っこ姉妹のヨヨとネネ






 

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