勝手に映画紹介!?

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キンダガートン・コップ(1990年)

キンダガートン・コップ

今日は、週一のシネプレックスの会員デーだったけど…特に見たい映画の公開がなかったので劇場鑑賞は行わず。ミュージカル映画って率先して見る方じゃないので「キャッツ」も興味ないし、あともう1本邦画の新しいのが始まってたけど、そっちもオイラ好みじゃなかったらスルー…「バッドボーイズ フォー・ライフ」を見ようと思ったら来週だった(笑)そんなわけで、自宅でエアチェックの消化…ザ・シネマで放送していたシュワちゃんの「キンダガートン・コップ」を録画しておいたので鑑賞…日本公開は1991年6月なので、たぶん29年と5か月ぶりくらいの鑑賞。

LA市警のジョン・キンブル刑事は、長年追いかけていた麻薬組織の大物クリスプを殺人の罪で逮捕するが…目撃者の証言だけでは証拠が不十分だった。裁判でクリスプの有罪を確定させるには、組織の金を奪って、息子と逃げたというクリスプの妻の証言も必要になる。キンブルは女刑事オハラと共にクリスプの妻が潜伏していると思われるオレゴン州のアストリアへ。まずはクリスプの息子を探し出すため、地元の幼稚園に潜入することになったが…本来、幼稚園に潜入する予定だった女刑事が急病を煩わい、キンブルが潜入捜査を引き継ぐ羽目に…。

当時、オイラの家の近くの映画館(今のシネコンじゃなくて、もう潰れちゃった昔ながらの映画館)では公開日が1週間違いだった「バックドラフト」と二本立て同時上映…だから「バックドラフト」の公開が始まった最初の日曜日が、「キンダガートン・コップ」の正確な初鑑賞日だと思う…高校1年の時だった。「バックドラフト」は当時もLDを買ったし、DVD、ブルーレイって買いなおしてるけど…「キンダガートン・コップ」はマジで今まで見直す機会がなかった。そういえば、数年前にドルフ・ラングレンに交代した続編を見た時にも似たようなことを書いたな…。

あのでっかいだけが取り柄のシュワちゃんが…犯人逮捕のために、幼稚園で潜入捜査…捜査そっちのけで園児に振り回されるというアクションコメディ。普通の刑事の職務をこなす出だしこそ…「ターミネーター」みたいにサングラスをかけちゃって、いつものアクションが始まる感じだったけど、中盤以降は本当に園児の世話ばかりしてたな。園児相手に四苦八苦するシュワちゃんも…コツをつかんでようやく“先生”らしくなってくるも…学校関係者や、肝心の接触相手に正体がバレてしまい、最後にもちょこっとだけドンパチアクションシーンがあった。

フィルモグラフィを調べると、シュワちゃん的には「トータルリコール」と「ターミネーター2」の間に出演したのが本作なんだな(ターミネーターっぽいシーンがあったからT2の後かと思った)…それらと比べると、やっぱり印象が薄いけど、今見直すと、思ってたほどつまらなくなかった。シュワちゃんが潜入する幼稚園の園長がリンダ・ハント…おお「NCIS:LA ~極秘潜入捜査班」のヘティが出てたよ、まったく覚えてなかった。主人公に潜入捜査される側の関係者とはいえ…シュワちゃんの正体をズバリと見抜くあなどれない…30年前から既にヘティ感が漂っていた。


監督:アイヴァン・ライトマン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー ペネロープ・アン・ミラー パメラ・リード リンダ・ハント


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アート オブ ウォー(2000年)

アート・オブ・ウォー

FOXムービーでウェズリー・スナイプス兄貴主演の「アート オブ ウォー」を放送していたので、ケーブルテレビのSTB経由でエアチェック…この作品はリアルタイムで劇場鑑賞してるし、その後、DVDも購入したほど好きな作品の一つ。今現在、日本では未ブルーレイ化なので、少しでも高画質でコレクションできたらいいなと思って、期待して録画したんだけど…本来の画質はシネスコなのに、放送版はビスタにトリミングされた本編だった。冒頭などクレジットが表記される一部のみシネスコになっていると…マニア的に一番、ガックリするパターンだったよ。

国連に属し、事務総長ダグラスの管轄下でエージェントとして働くニール・ショーは、事務総長の腹心エレノアの指示により、極秘のミッションに就いていた。ある日、NY沖に漂流していた大型船のコンテンからベトナム人の死体が大量に発見される。この船が国連のものだったことから窮地に立たされる事務総長。調査の結果、中国の国連大使ウーが事件に関与していると思われ、ウーが参加する晩餐会にニールのチームも潜入するが、目の前で大使が狙撃されてしまう!直ぐにニールは暗殺者の追跡を始めるが、犯人の疑いを掛けられ捕まってしまう!

せっかく録画したので、これはこれで一応はBD-REに焼く…ついでに再鑑賞も行う。てっきり、このブログでも過去に感想くらい書いてると思ったのだが…劇場公開は2001年1月で、オイラがブログを始める前の話。記録を遡ったら、ウェズ兄貴自身が主演した続編2作目と、役者が変更になった3作目はレンタル鑑賞の感想が残っていたよ。えーと、簡単に作品の説明をすると、ウェズ兄貴版の「ミッション:インポッシブル」みたいな話…エージェントが罠にはまり、所属組織の支援を得られないまま、別の捜査機関や謎の敵に追いかけられながら、真相を突き止める。

国連に属しているエージェントというのが、類似作品にあまりない設定で、当時は珍しかった。国連というだけで、勝手に平和的なイメージを抱いてしまうが単純なオイラだが、作中でもウェズ兄貴らエージェントは表立って目立っちゃいけない存在だった。事件の黒幕はだいたい予想通り…中国人の進出がとにかく目障りでしょうがなかった、“アートオブウォー=兵法を使ってアイツらにギャフンと言わせてやったぜ”と、得意げに犯行動機の説明を行う黒幕に、アメリカ人の本音がよく出ているなと思った。ここ最近の米中関係の冷え込みもあらためて納得。

誰が演じていたかというのは一応伏せておくが…敵の暗殺者と、お互いにサイレンサー付きの銃で、至近距離からガンガン撃ちまくる、クライマックスのアクションは本作の仲でも一番のお気に入りシーン。同時に弾切れになり、背中合わせで会話しながらマガジン交換…このあたりはやっぱり当時の香港映画の影響を受けてたんだろうなぁって感じ。電灯の消えた通路でぶつかりあう2人の男、そこに一瞬差し込む稲光。見事な光と闇のコントラストが日本の“必殺シリーズ”のようでもあり、映画的な美しさ。20年前のアクション映画だけどまだまだ見れる!


監督:クリスチャン・デュゲイ
出演:ウェズリー・スナイプス ドナルド・サザーランド アン・アーチャー マイケル・ビーン マリエ・マチコ


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本当はシネスコだけど放送の本編はビスタだった










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パーフェクト(1985年)

Perfect,パーフェクト,1985,ジョン・トラヴォルタ,ジェイミー・リー・カーティス

シネフィルWOWOWで放送していた「パーフェクト(原題:Perfect)」をケーブルテレビのSTB経由でエアチェックしておいたので鑑賞…ローリング・ストーン誌の記者ジョン・トラヴォルタが、取材を通じてエアロビインストラクターのジェイミー・リー・カーティスと出会い、恋仲になるが…記者魂で仕事を優先した結果、色々とすったもんだが起きるラブロマンス。日本でも劇場公開はされてるんだけど、その後にVHSでリリースされたのみで、未DVD化の模様。ジャケ画像とタイトルのリンク先はAmazonで見つけた海外盤DVDのものなので、日本語収録はない。

ローリング・ストーン誌の記者アダムは…世間を騒がせている政治絡みのマッケンジー事件の取材と並行しながら、ヘルスクラブの実態取材を編集長から命じられる。客が健康のためにクラブに通うというのは建前で、本当は…出会い目的のシングルズ・バーのようなものではないかと疑っていたのだ。さっそくロスで人気のクラブ“スポーツ・コネクション”へと取材に向かうアダム…そこでエアロビのインストラクターをやっている女性ジェシーと出会い、どうにかして彼女を取材対象にしようと考えるが…ジェシーは過去の経験から記者を毛嫌いしていた!

やり手の記者トラちゃんは…裁判中の被告人の独占インタビューを狙いながらも、巷で人気のヘルスクラブ(スポーツクラブ)が本当は出会い系のような場所ではないかという、下世話な“セックス記事”も担当してまして…そこでエロエロなエアロビのインストラクター、ジェイミー・リー・カーティス姐さんを発見する!絶対に彼女をネタにしたいと思ったトラちゃんは、執拗にアタック…しかしカーティス姐さんは、かつて記者で痛い目を見たということで、取材に応じようとしない。実は有名な水泳選手だったカーティス姐さん…過去に不倫スキャンダルを起こしていた!

トラちゃんはそれでも引き下がらず、そして記者だから言葉巧みにカーティス姐さんに取り入り、まぁ…いつのまにやらいい関係になっちゃうのよ。これは取材じゃないよと…。何度もくっついたり、別れたりしながら…ちゃっかり“例の記事”を書いてるトラちゃん…それがカーティス姐さんにバレてしまい、再び大喧嘩。記事と惚れた女…どちらを選ぶかで悩む。そして本人としては女を選んだつもりだったんだけど、そうは問屋が卸さない。編集長が“お前はプロだろ、早く記事を書け”とせっついてくる。2人の仲は元に戻るのか、それともこのまま破局か…。

さんざん“取材”と称して…他人のプライバシーを侵害してきた主人公が、その“取材”で痛いしっぺ返しを食らうなんていう皮肉な一面も描きつつ、ジャーナリストの矜持を貫く、一本筋の通った見せ場なんかもあり、最後はシャレオツに丸く収まる。なんだけど…結局は、カーティス姐さんとトラちゃんが腰を前後に激しく振りまくるエアロビシーンとか、トラちゃんの取材対象のある女性が男性ストリップを楽しむシーンくらいしか記憶に残らなかったりもするのよね(笑)さすが「サタデー・ナイト・フィーバー」のトラちゃん、エアロビもキレキレだったよん♪


監督:ジェームズ・ブリッジス
出演:ジョン・トラヴォルタ ジェイミー・リー・カーティス マリル・ヘナー アン・デ・サルヴォ ラレイン・ニューマン


【Amazonで見つけた海外盤DVD】
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ロスト・マネー 偽りの報酬(2018年)

ロスト・マネー 偽りの報酬 2枚組ブルーレイ&DVD

WOWOWの特集放送“5夜連続!衝撃のクライムスリラー”でエアチェックしておいた「ロスト・マネー 偽りの報酬」を鑑賞…予告で見てリーアム・ニーソンが出ているというくらいは知ってたんだけど、内容に関してはほとんど予備知識なしで見たら、自分が想像していた映画とはちょっと違った。窃盗団の話っていうから…漠然と「ヒート」とか「ザ・アウトロー」みたいなのかなって思ってたんだよね。最初に名前を知った時は“まぎらわしいな”って思ったスティーヴ・マックィーン監督作品…2013年度のアカデミー賞で話題になった「それでも夜は明ける」の監督。

ハリー・ローリングス率いる窃盗団のメンバーは…大金の強奪を行うも、逃走中に警官隊に包囲された挙句、逃走用のバンの爆発に巻き込まれ全滅してしまう。ハリーの妻ヴェロニカは、まったく犯罪に関わっておらず、突然の夫の死にショックを隠し切れない。そんなヴェロニカの元に…犯罪組織のトップであり、次期市議会議員候補ジャマールがやって来て、ハリーが盗んだ200万ドルを返済するようにと脅される!返済期限は1か月…ヴェロニカはハリーの残した資料を基に500万ドルの強奪を計画。ハリーの死んだ仲間の妻たちと実行に移そうとするが…。

ニーソン出てきたと思ったらすぐに爆死?ニーソンが死んじゃったから、堅気である嫁さんの元へ、ニーソンに金を盗まれた悪党がやって来て、“金返せ(金も犯人と一緒に燃えたらしい)”と脅迫…嫁さんはそんな金を返せるわけがなく、ニーソンがやり残した強盗計画を引き継ぎ、自分と同じように、突然未亡人になってしまった窃盗仲間の妻たちを集めて、計画を実行する。というのがメインのストーリーなのだが…バックボーンにある市会議員の選挙というのも、後々、重要な要素になってくる。最初にニーソンが盗んだ金は候補者の選挙資金でもあった。

作品が始まった直後は…強奪シーン、仕事に出る前の窃盗団メンバーとその妻たち、そして夫を失った妻たちの様子をカットバックで描き、さらには対立している2組の市議会議員候補者とその関係者・身内などが次々と出てきて…ちょっと登場人物、情報量が多すぎるなって感じがしないでもないが、作品が終わった後で振り返ると…後半で判明する“とある秘密”の目くらましの意味なんかもあったのかなと。確かに窃盗団のメンバーが、いきなり爆死する場面などは違和感が。アクションとしては物足りないが、パトカーに追いかけられるシーンは臨場感あり。

希望としては前述のようなチェイスシーンみたいなのをもっと見たいなって思うのだが…中盤以降は、ニーソンの嫁である、けっこう見た目の貫禄がある黒人のオバチャンが、悪党の脅迫に怯えながらも、平静を装い…金を返済するための方法を、淡々と模索していく姿が描かれる。途中で合流する、夫の仲間の嫁たちも…最初はブーブーと文句をたれたりするも、最終的にはリーダーとしてすっかり頼り切ってる感じであった。物語の全体像が見えた後、最後の強奪シーンあたりも、やっぱり派手さはないが、緊張感があって、なかなか見応えはあった。

ぶっちゃけ…アカデミー賞で話題になった「それでも夜は明ける」は、ちゃんと見てないから偉そうなことは語れないんだけど…解放奴隷を描いた作品であるというくらいは知識として知っており、本作も映画のジャンルとしてはぜんぜん別のものなんだけど、なんらかの束縛からの解放、決別、自立という作品の根底にあるものは、けっこう共通している部分があるのではないかと思いながら見ていた。さっきネットで映画の情報を調べててわかったんだけど、日本では劇場未公開なんだそうだ…確かに“地味”ではあったが、決してつまらない作品ではなかった。


監督:スティーヴ・マックィーン
出演:ヴィオラ・デイヴィス ミシェル・ロドリゲス エリザベス・デビッキ コリン・ファレル リーアム・ニーソン


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主任警部モース 第31話 「死はわが隣人」(1997年)

主任警部モース HDリマスター版 VOL.16

NHKのBSプレミアムで毎週追いかけているた「主任警部モース HDリマスター版」の第9回目の放送…感想をアップする度に説明するのが億劫になってきたんだけど、放送もあと3回なので我慢。えーとですね、今回のBSプレミアム放送版ではシリーズ全部のエピソードを放送するわけではなく、初期と後期(末期)の一部のエピソードのみなので、NHKがカウントしている話数と、実際(他のドラマチャンネルやDVD収録)の話数と異なり、オイラのブログでは正規の話数で記録しています…そんなわけで本来なら第31話の「死はわが隣人」を鑑賞したよ。

ブロクサム通りの住宅街でレイチェルという女性が射殺されるという事件が発生!現場に向かったモースとルイスはさっそく聞き込みを開始。すると、レイチェルが妻のいる著名な大学教授ジュリアン・ストーンズと不倫関係にあったという情報が得られた。その頃、大学では新しい学寮長を決める選挙が近づいており、水面下で候補者が激しい戦いを繰り広げていた。その一人がストーンズ、もう1人がデニス・コーンフォードだった!学寮長選挙と事件に関連はあるのか?モースはレイチェルの近隣住民で、記者のオーウェンズの事も怪しんでいるが…。

前回(NHK放送8回目)の第30話「カインの娘たち」までは画面が4:3スタンダードサイズだったけど、今回のエピソードから16:9のワイドに変更されてましたね。最初の第1話目あたりと比べると…作中の小道具なんかも、だんだん現代のものに近づいてきていて、このあたりになると登場人物たちが携帯電話とかも使いこなしはじめてるし、事件現場の鑑識さんとかもだいぶハイテクになってきてる。あとは役者さん、特に女優さんも“小綺麗”な人が増えてきたなという印象も…最初の頃は古風というか、ヒロイン的な女優さんもオバサンくさい人が多かったよね。

さて…今回のお話は、住宅街で若いおねーさんが射殺されるという、なかなかショッキングな事件で幕開け。案の定、捜査を進めると…被害者は有名な大学教授の愛人だったことが判明。その大学教授は学寮長選挙を控えており、ライバルの教授と火花を散らしていた。このライバル教授を演じているのが…モースの若かりし頃を描いたスピンオフ「刑事モース(新米刑事モース)」シリーズのサーズデイ警部、ロジャー・アラム。スピンオフが始まる15年くらい前なので…ロジャー・アラムもまだまだ若い。どこかで見た顔だと思ったけど…最初はわからなかった。

ライバル教授には…アメリカ人の年下妻がいて、やたらラブラブなんだけど、これまたかつてはかなりプレイボーイだったという話もある。そして現学長がやたらと、ロジャー・アラム扮するこの教授のことをネタにして周囲に吹聴したりしてるんだけどその真意は…。まぁ、相変わらず大学という教育現場で、不倫が横行…ジジイ、ババァの夜の営みがアリバイ証明になったり、ならなかったり…本シリーズらしいお約束。大学内のドロドロした人間関係…現学長も直接、殺人には関りがないんだけど、かなりのクソ野郎…というかただのドスケベだったのねん。

他にも被害者のご近所さんが色々と捜査対象になり…モースが容疑者として疑っているのが、被害者のお隣さんでもあるプレイボーイの新聞記者。男だけどポニーテールなのが、モースは特に気に喰わない(笑)いつものように、“綺麗なオバサン”を見つけると、鼻の下を伸ばして口説くモース。一時は容疑者扱いして、険悪なムードになるも…そこからの巻き返しもあり。あれ、珍しくなんかいい雰囲気じゃん…。部下のルイスは…自分の息子が学校でトラブルを起こし、呼び出しをくらう…ルイスの息子ってなんか初めて見た気がするなぁ~。


演出:チャールズ・ビーソン
出演:ジョン・ソウ ケヴィン・ウェイトリー ジェームズ・グラウト マギー・スティード ロジャー・アラム


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リチャード・ジュエル(2019年)

リチャード・ジュエル

【鑑賞日:2020年1月17日】

週一のシネプレックスの会員デーで、イーストウッドの新作と“エヴァ”の庵野さんが俳優として出演している岩井俊二の新作…どっちを先に見ようかと迷っていたんだけど、そんな必要はなかった。地元のシネプレックスで「ラストレター」の上映はなかった…おかしい、予告編を見た気がするんだけど、別の映画館でだったか?それとも別の映画の予告編と勘違いしてたのか…。そんなわけで結局は「リチャード・ジュエル」の一択となり、朝イチの上映回で見てきました…。施設内で一番客席数が多いスクリーンだったけど、お客の入りは1割程度といったところか?

1996年、オリンピックの開催で熱気にあふれるアトランタ…センテニアル公園では関連行事の屋外コンサートが行われており、その最中…警備員のリチャード・ジュエルは不審なリュックが置かれているのを発見。手順通りに警察へ通報し、観客らにも避難を促していたのだが…直後に爆発が起きる!死者、負傷者は出てしまったもののリチャードの対応で被害を最小限に食い止めることができた。爆弾の第一発見者ということで、一躍マスコミの寵児となったリチャードだったが、FBIはリチャードの自作を疑いはじめ、地元紙のスクープ記事にもなってしまう!

人一倍正義感は強いけど、変人扱いされることも少なくない…デブのおっさんが、爆弾テロの被害を最小限に食い止めた英雄から、一転して容疑者にされ…捜査機関や世間から酷い目に遭うという“実話”…さしずめ米版「それでもボクはやってない」って感じか?いや、痴漢冤罪(それでもボクは~)も酷いけど…下手すりゃ死刑もありえるテロ容疑とは比べものにならないだろ!人生の中で、白い目で見られることも少なくなかった弱者が、ひょんなことから英雄として祭り上げられていくまでは…イーストウッド映画的に「15時17分、パリ行き」と近いのかも。

そして、恩をあだで返され、英雄が犯罪者のように扱われてしまう展開は「ハドソン川の奇跡」の機長の姿ともダブったかな?とにかく人間、見た目はやっぱり重要なんだよなという現実だよね。それと、口は災いの元…己の言動にも細心の注意が必要だぞと。アイツが犯人かもしれないと…最初にFBIにタレこんだ人物。確かにそれを真に受けたFBI(捜査も杜撰すぎる)、さらには見切り発車したマスコミなども重罪に値するが、最初の”ヤツ”のリチャードに対する心証さえ悪くなければ、あそこまで酷い目に遭わなかったかもしれないよなって思ったね。

弁護士が何も喋るなとアドバイスしてるのに、FBIのあこぎな作戦(捜査や尋問ではなく、明らかに権力を笠に着た詐欺である)に引っ掛かって、自ら犯人のような印象を与えていくリチャード…劇中でサム・ロックウェルが演じていた弁護士じゃないけど、“お前は馬鹿なの?”と何度もツッコミを入れたくなった(最初に弁護士に連絡をとるという知恵があって本当に良かった)。こうして冤罪は生まれる…あのあたりは、何年か前に大阪地検で問題になった、厚生労働省の元局長・村木さんが捕まったあの事件とか、ちょっと思い出しながら見てしまったね。

また、マスコミによって作られていくイメージの怖さ…あの当時でさえ、間違いを正すのが大変だったわけだけど、現代の社会では…一般人によるネット上の悪意なんかもあるわけで、もっと気をつけなきゃいけないなと。オイラ自身もどちかかというと、リチャードのような容姿で、オタク気質なところがあるからな、色々と身につまされる描写があったわけだが…容疑の“シロ・クロ確定”以上に、この事件から数年経ったリチャードが“どうなったか”という最後の説明テロップが一番ショッキングであり…妙に納得もしてしまうのである。それが一番の“真実”だ。

アトランタでの爆破テロという事柄話はなんとなく記憶の片隅に残っているような気がしないでもないが、リチャード・ジュエルという人物については、まったく知識を持っておらず…それでも、ある程度の展開は、予想通りのところもあったけど、イーストウッドの安定感のある演出で、最後までダレることなく見ることができた。個人的にはリチャードを貶めたヤツらが、もう少し社会的な制裁とか受けたら、スカっとしただろうななんて思ったが(実際は何かあったのかもしれないが、映画では描かれていなかった)…弁護士とのナイスなコンビぶりにほっこりさせられる。


監督:クリント・イーストウッド
出演:ポール・ウォルター・ハウザー サム・ロックウェル キャシー・ベイツ ジョン・ハム オリヴィア・ワイルド


【英語版の小説みたいです…】
Kindle Richard Jewell(English Edition)







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劇場版総集編メイドインアビス 【後編】 放浪する黄昏(2019年)

劇場版総集編メイドインアビス 【後編】 放浪する黄昏

新作の「劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明」が明日17日から公開されるのに合わせ、テレビシリーズの総集編映画、前後編が2週にわたって地上波、BSで同時にテレビ放送された。前編は既に鑑賞済みだったが、この間の日曜日に放送になった「劇場版総集編メイドインアビス 【後編】 放浪する黄昏」を見ていなかったので鑑賞してしまう。オイラは前編同様、BS11での放送をエアチェック…前編放送時は、CM明けのANIME+ロゴマークや、“テレビを見る時は部屋を明るく~”といった注意テロップの表示がなかったのだが…今回の放送では入ってたね。

隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴“アビス”…その“アビス”で行方不明になった“探窟家”の母を探すため、探窟家見習いの少女・リコは記憶を失った人間そっくりのロボット・レグと共に旅を続けていた。途中で立ち寄った“シーカーキャンプ”で出会ったオーゼンやマルルクと別れた2人は深界三層、深界四層と進んでいく。アビスには様々な生物が生息してるのだが…深界四層で現れたタマウガチはなかなかの強敵!タマウガチの毒針によって傷を負ったリコは瀕死の状態に!狼狽するレグの前に不思議な生き物、ナナチの姿が!

原作コミック未読、テレビシリーズ未鑑賞…先週放送分の総集編映画・前編ではじめて作品に触れました。さて後編は“アビス”と呼ばれる巨大な縦穴に入った主人公の2人が、深界をさらに下降し、探窟する様子の続きである。後編が始まったと思ったら…新しく現れた生物がやたらと強く、手も足も出ないでピンチに陥る2人…そうこうしてるうちにヒロインがその生物の攻撃で負傷してしまうんだけど、毒を有していたようで、どんどん棘で刺された手が腫れあがり、目・耳・口などからドロドロとした液体も流れだし、呼吸も止まる!どう見てもヤバイ感じ…死にそう。

とりあえず…攻撃してきた生物の前からは逃げ出したが、死にかかってるヒロインを前に、狼狽えるもう1人の主人公。そこに謎の新キャラがまたまた登場し、“助けてやってもいいよ”と手を差し伸べる…。見た目は人間とは程遠いんだけど(けものフレンズとかに混じっても違和感なさそう)、ちゃんと言葉は通じるようだし、敵意はなさそうな感じだが、正体が謎に満ちていて、油断できない。いったいこのキャラクターは何者なのか?ナナチという自分の名前とは別に“成れ果て”とい言葉で自分を表現…やっぱり何かが原因で今の容姿になった人間に違いない。

後編のメインストーリーは…死にかかってるヒロインはとりあえず放っておいて(いやいや、一応…助かるように治療している)、この“成れ果てのナナチ”がいったい何者なのか、なぜこんな姿になったのかを紐解く展開が続く。主人公たちの冒険は頓挫してしまうが、この新キャラの視点を借り…作品全体に隠された謎には踏み込んでおり、決して退屈はしない。前編でもハードで生々しい展開が色々とあったけど、このファンタジーの世界観を借りて、老々介護や安楽死といった、多くの人たちが将来的に直面するであろう問題を提起してるような内容だった。

映画の後半では負傷したヒロインの生死もちゃんと判明…続編があるのがわかってるので、隠す必要はないと思うから書いちゃうけど、ちゃんと復帰します。ただ、死にかかったことで、ある程度の後遺症が残ってるあたりは、リアルさがあるし…それが今後の物語にも影響出るのかどうかと、また気になる部分でもある。結局、この総集編映画(TVシリーズ)では…冒険はまだまだ続くよというところで終わってしまうのだが、予告を見ると、明日公開の新作映画では、これまでの伏線への解答は用意されているようで、アクション的な見せ場も増えそうな感じだった。

総集編映画は2本とも面白く、新作映画にも興味を持ったんだけど…前編の感想の時にも書いたけど、近所に上映館がないので、見に行けません。将来の配信やテレビ放送を待ちたいと思う。えーと、せっかくアニメの話題だったので、ついでに今季(2020年1月期)放送スタートの新作アニメでオイラが見ているものを列記しておく…今、オイラが見てるアニメは「ダーウィンズゲーム」「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」「ID:INVADED イド:インヴェイデッド」「映像研には手を出すな!」「空挺ドラゴンズ」「とある科学の超電磁砲T」「虚構推理」。

8本か…まずまずの本数。中にはこれから先、途中で見なくなるものも出てくるかもしれないが、第1話~2話あたりを見た限りは、どれも続けて見れそうな感じだった。「映像研には手を出すな!」とか、監督が苦手な湯浅政明だったので心配してたけど…原作の雰囲気に近くて、ひとまず安心した。前期から続いてる「バビロン」も挫折せずに継続鑑賞中…あと、これに再放送を加えるとTVKの「スラムダンク」、MXの「ルパン三世 PARTⅢ」とか“懐かしい!”とか思いながら、ついつい見ちゃってるよ。全話エアチャックコンプ目指して頑張ります。


監督:小島正幸
出演:富田美憂 伊瀬茉莉也 井澤詩織 大原さやか 豊崎愛生 田村睦心 坂本真綾 森川智之 水瀬いのり


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ネオン警察 女は夜の匂い(1970年)

ネオン警察 女は夜の匂い

今日は朝から車のディーラーへ…実は昨年、車を買い替えてたんだけど、その1年点検の日だった。本当は2月なんだけど、ディーラーの担当者から、早めにやってくれません?みたいに頼まれちゃって…今日になった。担当者と雑談中に、今のおすすめ映画を聞かれ…相手が車屋だけに、当たり障りなく「フォードvsフェラーリ」をすすめておいた。自宅に戻ってきてから映画を1本、昨日見た「ネオン警察 ジャックの刺青」に続き、チャンネルNECOでシリーズ2作目「ネオン警察 女は夜の匂い」が、今日の朝放送されたのでエアチェック…さっそく鑑賞する。

都市計画の波が押し寄せるとる街…宮園組と誠心会という2つの暴力団が勢力争いをしていた。そこに“ジャックの刺青”と呼ばれる花村勇治が現れた!組に肩入れすることで荒稼ぎしている花村は宮園組の女組長・圭子から助っ人を乞われていた。もう1人、花村と同じような仕事をしている一匹狼・結城元も宮園組から要請を受けていたのだが…2つの組織を天秤にかけ、結局は誠心会側につくことに。組員たちの男気に惚れた花村は予定通り、宮園組に加担する。花村は誠心会の資金源であるホステスたちを引き抜き、打撃を与える作戦を思いつくが…。

小林旭以外は、メインキャストも一新(そりゃ~1作目の主要キャラはみんな死んじゃったからな)、監督も別の人でしたね。1作目で敵対組織の一員だった三田村元が、本作では小林旭を慕う子分(最初は認めてなかった)だったので、だいぶ印象が違う。1作目では、いかにも悪そうな悪役キャラだったんだけど、本作ではセリフにどもりがあったり(役づり)、全く雰囲気の異なる役だった。目立つ新キャラだと旭と同じような“職業”の内田良平…最初は一緒に、敵対組織の闇カジノで相手のイカサマを見破ったりするんだけど、そのまま敵対組織の仲間になる。

1作目でも、相棒の郷鍈治が…わざと対立組織に潜入して、情報を流したり、旭の援護射撃をしていたんだけど、本作の内田良平はまたそのパターンとは違う感じの役どころで、なんだか胡散臭い。結局、敵なのか味方なのか…どっちかなと。助っ人中は…女組長が経営してる高級バーの2階で寝起きしている旭。その飲み屋街がけっこう建物が密集している場所にあって、2階の窓から、お隣さんと会話できちゃう近さ(幼馴染萌えのラブコメのよう)。もちろん、行ったり来たりの移動もできるので、そういうシュチエーションを活かした展開もあったり。

1作目では…敵も味方もみんな死んじゃって、旭だけになっちゃうと、けっこうどよ~んとしたラストだったけど、今回はさらにどよ~んな感じのラストでしたね。作中、ある堅気さんに、旭が手を差し伸べ、優しさを見せるんだけど…まぁ、そんな恩が仇で返ってくるのよ。敵の策略ももちろん関係してるし、半分以上は逆恨みって気がしないでもないが、その堅気さんが…旭に、恨みつらみ罵詈雑言を浴びせるラストは、とにかくやるせない…。なんか言い返せよ旭って感じだけど…黙って受け止め、耐えるその旭の姿が、これまたかっこいいんだなぁ(笑)


監督:野村孝
出演:小林旭 内田良平 須賀不二男 小松方正 牧紀子 藤江リカ 沖雅也 三田村元 日吉ミミ 牧まさみ


【残念ながら未DVD化です】

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ネオン警察 ジャックの刺青(1970年)

ネオン警察 ジャックの刺青

今日の朝、チャンネルNECOで小林旭主演の「ネオン警察 ジャックの刺青」を放送していたので、ケーブルテレビのSTB経由でエアチェック…さっそく鑑賞する。同じ小林旭主演の「女の警察」シリーズの流れをくむ作品とのこと。「女の警察」では水商売のおねーちゃん相手のトラブルシューターみたいな仕事をしていた旭。本作では極道のシマ争いに首を突っ込み、荒稼ぎするプロという設定。現在は未DVD化なので、エアチェックコレクションに加えられるのは嬉しい限り…明日はシリーズ第2作目の「ネオン警察 女は夜の匂い」も放送されるので録画予定。

ネオン煌めく街…上岡組と十和田組が激しい対立を繰り広げており、上岡組は不動産業を営む野田と結託し、十和田組を陥れる計画を進めていた。そんな時、“ジャックの刺青”と呼ばれる花村勇治が、相棒の倉原と街に現れた!花村は、勝ち目のない組に加担して盛り返させ、荒稼ぎすることで有名なプロ。さっそく十和田組に顔を出すのだが、組長から…手助けは無用と断られてしまい、しばらく静観することに。一方、倉原はうまく上岡組に潜り込み、情報を収集していた。やがて十和田組の組長と代貸が殺され、花村は十和田組を引き継ぐことになるが…。

新宿にフラリと現れた小林旭と相棒の郷鍈治…2人はコンビなんだけど、小林旭が加担する組とは別の方に郷鍈治は潜り込んでいて、小林旭がいざ敵と戦うぜという時のために、情報を収集したり、援護ができるようにと下準備を色々としている。最初は、抗争で分が悪い方の組に顔を出して、助っ人を買って出るんだけど…組長から“あんたに用はない”と門前払いを食らい、とりあえず成り行きを静観する道を選ぶ。やがて対立組織と裏で結託している悪い不動産屋・中谷一郎が…殺し屋の安岡力也を使って、小林旭が助けようとした組の組長や代貸を暗殺!

小林旭は死にかかってる代貸から組を託され、残された若い衆の面倒をみることに!スケコマシでもなんでもやれ、警察には絶対に捕まるなと、金の稼ぎ方を教えて、なんとか組を存続させることができるんだけど…中谷一郎が姑息な手を使って、また邪魔をしてくると。仕事をしながら、飲み屋の美人歌手・夏純子に惚れて、口説き落とすことに成功する小林旭…しかしその歌手は中谷一郎の女でもあり、三角関係みたいになるわけよ。っていうか、中谷一郎は、自分の女が旭とそういう関係になることもすべて織り込み済みで…色々と作戦を練ってる。

まず最初の直接対決はポーカー勝負…本来なら小林旭と郷鍈治がコンビなので、イカサマで勝負に勝つつもりだったんだけど、どうやら中谷一郎がそれを見抜いてる節があり…いったいどう対抗するのか?あのあたりの緊張感はなかなかだ。銃を持った殺し屋の安岡力也相手に、刃物と素手で立ち向かわなければならない旭と郷。人を殺しまくる力也(まぁ、殺し屋なんで当たり前か)がとにかく迫力満点で、墓場での対決シーンは見ごたえあり。明はまさかのトランプで応戦!最後は子分を従え殴り込み…旭以外はほとんど死んじゃうので、気分はどんより。


監督:武田一成
出演:小林旭 郷鍈治 夏純子 安岡力也 中谷一郎 深江章喜 真理アンヌ 美波節子 秋とも子 伊藤るり子


【残念ながら未DVD化です】

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小黒祐一郎×押井守×上坂すみれアニメ術コメンタリー付 うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

アニメ術…小黒祐一郎×押井守×上坂すみれコメンタリー うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー 

昨晩、シネフィルWOWOWの“世界がふり向くアニメ術”にて…「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」の放送があったのでエアチェック。作品自体は、繰り返し何度も見返しているお気に入り作品の一つであり、ちゃんとしたソフトでは「押井守監督全集 劇場アニメ編」と銘打たれた1996年発売のLD-BOXを所有しているのをはじめ…その後もDVDで見直したり、現在は2015年に本家WOWOWで実施された“劇場版「うる星やつら」全6作品一挙放送”のエアチェックディスクを保存版として、リピート鑑賞時にはこれ引っ張り出して視聴に利用している。

今回のシネフィルWOWOWの放送は…昨年、類似企画“戦争映画特撮術”でも好評を博した(か、どうかは不明だが…オイラ的には大いに楽しんだ)押井守のコメンタリーが付くというのが最大の見どころ、いや聴きどころだ!押井さんと一緒にコメンタリーに参加したのは、“戦争映画特撮術”でも、視聴者に一番近い感覚で、押井さんにうまく合いの手を入れていた声優の上坂すみれ。そして解説者として、進行役を務めるのは…“戦争映画特撮術”の岡部いさく氏(軍事評論家)に代わって、雑誌“アニメスタイル”の編集長として知られる小黒祐一郎氏だ。

「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」のコメンタリーといえば、2002年のDVDにも収録されているが(後にリリースされたブルーレイは持ってないので未確認、ネット上で仕様を見る限り、コメンタリーは未収録の模様)…もちろん今回のコメンタリーとは別物である。ちなみに、DVD版のコメンタリーは、押井さんのほか、メガネ役の声優・千葉繁さん、演出担当の西村純二さん(今年放送予定の押井さんの新作「ぶらどらぶ」でもコンビを組んでる!)、評論家の池田憲章さんが参加しており、製作秘話な内容は、やっぱりDVDの方が濃いかったかな?

“戦争映画特撮術”を引っ張ってるのか…押井さんと上坂すみれが戦車(僕のレオパルドが…by面堂終太郎)の話で盛り上がりすぎると、小黒さんがアニメの話に引き戻そうとする。でも、小黒さんもそんなに物腰が強い方じゃないので、押井さんが暴走気味になると、静観するしかない感じではあった。DVDの方ではスルーされていたが、今回のコメンタリーでは“純喫茶第三帝国”でけっこう盛り上がりを見せる…“今じゃ絶対無理、地上波では流せません”と…オイラは小学生の頃に、本作「ビューティフルドリーマー」をフジテレビの地上波で見たけどね。

しのぶが行方不明になるきっかけの…あの風鈴のシーンで、しのぶを見下ろしている、“ちょっと、あたる似”の謎の少年…あれは誰なのかと、散々、ファンの間で議論が交わされた名シーンの一つ。DVDのコメンタリーでも、“僕(=押井守)じゃないかという意見もあった”って言ってたけど、今回のコメンタリーでは、さりげなくだけど、はっきり自分だと言い切ってました。コンビニでの食料調達シーン…DVDのコメンタリーでは、“また今回やってる(=当時製作中の作品)”と言ってたのが、今回のコメンタリーで「イノセンス」のことだったというのがわかる。

脚本を書かず絵コンテを優先して作った作品、(このクオリティで)たった4か月で作った、自分のやりたいことや妄想を大量にぶち込んだ、今でも同じことをやっているなどなど…押井さんの発言は今から17~8年前の発言からブレてるところが少なく、うる星ファン、押井ファンの人には既知の情報も少なくないだろうが…2種類のコメンタリーを聴き比べると、やっぱり作品をよりふかく理解できるようになるので、機会があったら、ぜひシネフィルWOWOWの放送をチェックしてほしいですね。現段階でのリピート情報は1月24日(金)と2月9日(日)の深夜だそうだ。

 

2015年12月31日投稿:うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年):WOWOW録画を再掲

あたるやラムが通う、友引高校は、学園祭開始前夜ということで最後の追い込みに入っていた。もちろんあたるたちも準備に追われ、徹夜作業が続き、もうクタクタだったのだが、明日になれば学園祭初日が迎えられるというのを励みに頑張っていた。そして翌日…昨夜同様、あたるたちはまだ学園祭の準備を続けていた。実は、文化祭前日という同じ1日を何度も繰り返していたのだが…誰も気づいていないようだ。ようやくその事実に気づいた、温泉マークやさくらが行動を起こし、生徒を校内から追い出して、帰宅させたことから、さらなる異変がおきて…。

WOWOWの“劇場版「うる星やつら」全6作品一挙放送!”でエアチェックした「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」を鑑賞…この作品は過去にも当ブログでレビューを取り上げたことがあるので、今回はテーマを“再鑑賞”という括りにしてあります。「オンリー・ユー」のノーカト版騒動同様、ソフト化に際し、しばし取り沙汰されるオリジナル画角問題。本当は4:3で作画されてるけど、劇場上映がビスタサイズだったから、ほとんどのソフトもビスタで収録されているというヤツです。残念ながら、WOWOWの放送もDVDやブルーレイ同様、ビスタでした。

個人的に、この件に関しては…「オンリ・ユー」のノーカット版かどうかって話より気にならない部分である。っていうか、「オンリー・ユー」のLDにも、確かスタンダードで作画されてるけど、監督の演出意図でビスタで収録してありますって書いてあったような…ノーカットかどうかは、たくさん議論されてるのに、「オンリー・ユー」に関しては画角を指摘している人が少ない気がする。そうなんだよ、作画はスタンダードだけど、ビスタを意図してレイアウトされてるっていうんだから、そこまで目くじら立てんでもいいじゃないかと…オイラは思うんだけど…。

そうそう、音声もDVD以降で採用されているのと同じ5.1ch版でのオンエアでした…「オンリー・ユー」に比べるとだいぶ発色がよく、鮮度も感じる画質。ただし、温泉マークがサクラさんに“浦島太郎”の話をするあたりのフィルム傷の目立ちなどは相変わらず。同じようなレビューが、Amazonのブルーレイのレビューにも載っていたので、やっぱり今回のオンエアの素材は、ブルーレイ版と同じマスター素材を使ってるのかも知れませんね(あくまで個人レベルの推測ですのであてにしないで)。今まで見てたLDやDVDと比べると、さすがにストレスは少ない。

この作品に関しては、オイラも過去に色々と書きたいことは書いたし(初めて見たのは小4で、ルパン三世の映画と三本立てだったとか)、他でも嫌というほど語られてるので、今さらどうのこうの言わなくてもいい気がする…タイトルでググって、Wikipediaにざっと目を通すだけでも色々なトリビア知識を身につけられますし。やっぱり何度見ても面白い、この一言。確か、この作品が劇場公開後、テレビ放送されたのって、やっぱり年末の夕方(特別編成)じゃなかったかな?それをVHSに録画して繰り返し見たんだよ…この時季に見直すというのも案外意味がある。


監督:押井守
出演:平野文 古川登志夫 神谷明 島津冴子 鷲尾真知子 田中真弓 千葉繁  永井一郎 藤岡琢也


【DVDにも別のコメンタリーが収録されてます!】
DVD うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー







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