整形復顔未亡人 私は名門婦人になりたい… 美しい看護婦の変身願望(1986年)

無料BS放送“J:COM BS”でやってる…昔のテレ朝の土曜ワイド劇場で放送されたと2時間ドラマを、追いかけて見ている…昨日放送の「整形復顔未亡人 私は名門婦人になりたい… 美しい看護婦の変身願望」を録画しておいたので鑑賞、今週は整形複顔シリーズを集中して放送中。“J:COM BS”上での番組名だとサブタイが「私は名門未亡人になりたい…」になっていて、“美しい看護婦の変身願望”部分はカット。原作は特になし…土曜ワイド劇場 整形復顔サスペンス HDリマスター DVD-BOX【昭和の名作ライブラリー 第22集】のタイトルでDVD化されてます。
富豪の的場孝行と妻の秋子が乗馬を楽しんでいる時に、近くにいたハンターの発砲音で馬が暴れ出し、2人は落
馬!秋子は死亡し、孝行も下半身不随となってしまう。その孝行は、入院中に看護婦の塚本玲子を気に入り、後妻に迎えたいと考える。玲子は刑事の恋人・並木と別れ、的場の妻になることを選ぶ。しかし、数か月後…本性を現した玲子は的場をぞんざいに扱うようになり、男の愛人まで作る!的場家の使用人・戸田よし子はふしだらな玲子を協力者に始末させ、天涯孤独の女性・佐野明美に整形手術を受けさせ、身代わりにしようと考えていて…。
主演は故・岡江久美子…岡江は看護婦時代に、富豪の後妻の座を射止めるも、結婚後に“本性”を表し、あっけなく“愛人の男”に殺される。それは、富豪の家で使用人をしている松尾嘉代の策略であり、ふしだらな後妻を抹殺して、自分で“唾をつけておいた”天涯孤独の女・高木美保とすり替えようとしていた。岡江を殺した愛人・並木史朗は形成外科医なんだけど、松尾嘉代の協力者でもあり、なんと高木美保の恋人でもあった。最初は入れ替わり計画を渋っていた高木美保も、何度も松尾嘉代から打診され、恋人にも強く乞われ…申し出を受け入れることに!
並木史朗の手により、密かに岡江久美子の顔になった高木美保が…松尾嘉代から本物の岡江久美子のクセや喋り方など所作を徹底的に叩き込まれ、計画通りに、巧い具合に富豪を騙して、入れ替わりに成功するんだけど…数か月後に、富豪が謎の事故死をしたのを皮切りに、“身元不明の女の白骨”が発見され、それを復顔した結果…“岡江久美子”の顔そっくりで、元カレの刑事がそれに気づいて、色々と怪しみだす。そこで、入れ替わり計画に関わってる連中が、慌てふためき、新たな殺人事件にまで発展していく…みたいな展開でしたね、意外と複雑。
高木美保が使用人の松尾嘉代に選ばれた理由なんかも…徐々に明かされていく感じですね。愛くるしい白衣の天使かと思った岡江久美子が、金持ちの後妻になった途端、悪女の顔を覗かす…などギャップに驚くものの、確かに、金に目がくらんで、“あっさり刑事の恋人”を振ったりしてもいたので、このあたりで、実はしっかり本性が現れていたのよね。ちなみに、元カレの刑事の名前が“並木”。本作でクズ男の形成外科医を演じていたのが並木史朗…その並木史朗は「整形復顔の花嫁」の方で“誠実な刑事役”だったので、作り手の内輪ウケ的なネタかな?
並木史朗(現・並樹史朗)って、今じゃバイプレーヤーのオジサマなイメージだけど、若い頃はポチャ顔イケメンだったな。「整形復顔の花嫁」の方は、けっこう男前な役どころで、印象に残ってたんだけど、今度はクズな悪党だったので、けっこう意表をつかれたな。岡江久美子の同僚で、美人だけど、明らかに“腹黒そう”な同僚ナースは、複顔シリーズではないものの、同じ土曜ワイド作品で、やっぱり最近見たばかりの「白衣の複合殺人」でも腹黒ナースを演じていた泉じゅんだった。最近、2時間ドラマばっか見てるな…80年代の作品はもうしばらく見続けるかも?
監督:児玉進
出演:岡江久美子 高木美保 松尾嘉代 並木史朗 泉じゅん 安井昌二 江藤潤 仲谷昇
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土曜ワイド劇場 整形復顔サスペンス HDリマスター DVD-BOX

整形花嫁の復讐 結婚式に殺しの鐘が三度鳴る! 怪しい肌の完全犯罪(1985年)

無料BS放送“J:COM BS”でやってる…昔のテレ朝の土曜ワイド劇場で放送されたと2時間ドラマを、追いかけて見ている…昨日放送の「整形花嫁の復讐 結婚式に殺しの鐘が三度鳴る! 怪しい肌の完全犯罪」を録画しておいたのでさっそく鑑賞した。記事タイトルは、サブタイを含めた土曜ワイド放送時の正式な作品タイトル…“J:COM BS”の番組表示では“怪しい肌の完全犯罪”の部分ははカットされていた。原作は特になし…土曜ワイド劇場 整形復顔サスペンス HDリマスター DVD-BOX【昭和の名作ライブラリー 第22集】のタイトルでDVD化されてます。
劇団新星座の新作公演の主演に…新人女優の岩本奈津子が抜擢された。先輩女優の水谷瑛子は、それを快く思っていなくて劇団仲間に愚痴る。奈津子は劇団主催者兼演出家の上条と男女の関係になっているとも噂されていて、余計に腹立たしく感じていた。瑛子は男性劇団員たちをけしかけ、奈津子をレイプ。さらに脅迫をくわえて、精神的に追い詰めていく。結果、初日本番中に大失敗し、その場で主演を下ろされる。その後、瑛子によって偽装自殺に見せかけ、殺されそうになるも…間一髪で生き延び、整形し、石田奈津江と名乗り、劇団に近づく…。
主演は“2時間サスペンスの女王”片平なぎさ…面白くないわけがない!片平は“整形後の主人公”を演じる…成型前主人公は白都真理(Wikipedia情報によると杉田かおるの従妹らしい)。物語のメイン舞台は劇団…新作舞台の公演が迫り、団員は厳しい稽古を続ける。その中で、新人女優の主人公が主演の座を射止める。しかし…実力だけではなく、劇団主催者兼演出家の中山仁と男女の関係になっていたのも強く影響。それを“自分こそが主演だ”と思い込んでいた先輩女優が妬み…男性劇団員たちに命じて、いろいろと嫌がらせを実行するようになった。
最初は、照明がわざと落下させられて主人公を直撃!幸い、命に別状はなかったものの怪我を負ってしまう。それでも気が収まらない先輩女優は、男性劇団員に“主人公をレイプしてこい”とけしかける。先輩女優の命令を実行した男性劇団員…公演前ということもあり、当初は主人公も気丈に振る舞っていたんだけど、レイプの事実を物語る“証拠写真”も、仲間によって撮られていて、脅され、精神的に追い詰められていく。それは舞台初日の本番でも続き…演技が続けられなくなり、演出家の逆鱗にも触れ、その場で主演を下ろされ、事実上のクビ宣言!
失意のどん底にいる主人公に、あの先輩女優が慰めの言葉をかけるも…“それは全て演技”。ころっと騙されてしまった主人公は、飲み物に薬を盛られた挙句、劇団のワゴン車に乗せられ、そのまま海に落とされる!そう、先輩は主人公を偽装自殺で殺そうとしてたのだ!しかし…結局、死体はあがらなかったらしい。劇団関係者は自殺という話を鵜呑みにする。一方、実はなんとか脱出していた主人公は、整形手術で顔を変え…自分を苦しめた劇団員たちに復讐を始める!最終的に復讐の矛先は、元カレの演出家にも向くんだけど、こいつもとんでもねぇクズ男。
劇団内、クズばっかじぇねーか(笑)演劇なんてやってるヤツらはこんな非常識な連中ばかりだという…“悪いイメージ”そのものって感じだよな(笑)定番の“犯人探し”ではなく、主人公が復讐を遂げられるかどうか…というのが焦点になっている2時間サスペンスなのが意外と新鮮で面白かった。とにかく主人公がイジメられまくり、挙句に殺されそうにもなる前半の展開も、衝撃展開いっぱいだったんだけど…顔が片平なぎさになってからの復讐方法が凝っていて面白かったな。特に、照明を落として怪我をさせた、照明技師への復讐方法なんて最高ですよ!
バレーボールに偽装したボーリングの球が凶器ですからね…その殺害方法も、要は“ハニトラ”なんだけど、今まで、あんな豪快な殺害方法をこの手のドラマで見たことない。最近の「名探偵コナン」の映画より面白いよ。復讐相手の男性劇団員(復讐開始時は元劇団員になってる)の中に、今では声優という肩書の方が有名になってる中田譲治さんがいる。今、CSの再放送で「刑事貴族」を見てるんだけど、譲治さんは「刑事貴族」でもシリーズ2作目までの間に、2回ほど犯人役を演じてました。あと牛山茂さんも出てた、昔の土曜ワイド、声優さん探しも面白いな。
あと、クズな元カレ、演出家役の中山仁さん…中山さんも、今、ちょうどMXでやってる「ウルトラマン80」の再放送を見てるので、隊長が…って思いながら見ていたな。ちなみに、CS、BS、ローカル局でやってる“昭和ドラマ”の再放送はけっこう見ていて…追いかけるのが大変なんだけど、“土曜ワイド作品”と同じ“J:COM BS”で放送している「キイハンター」も、半年遅れくらいで始まったリピートの方で見始めてしまった。昨年の初回放送の時は、平日毎日夜10時台という放送時間がネックで録画、鑑賞を断念…リピートは午前3時台なので、録画が重ならないのよ。
監督:野田幸男
出演:片平なぎさ 白都真理 早乙女愛 代日芽子 中山仁 北原義郎 中田譲治 牛山茂
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土曜ワイド劇場 整形復顔サスペンス HDリマスター DVD-BOX

日活.comのプレゼントで「免許返納!?」ムビチケ(当選人数5名)に当選したよ!
昨日、メールとLINEでヤマト運輸から連絡…“お荷物お届け予定のお知らせ 日活株式会社 様からのお荷物をお届け予定です。”とのこと。直近で、日活のプレゼントに応募したのは…ああ、あれか、ってことで、公式ホームページ“日活.com”で募集、メルマガなんかでも告知されていた…6月19日公開の新作映画「免許返納!?」のムビチケ1枚(当選人数5名)だ。ご丁寧に“品名 :ムビチケカード”とも記載されている…企業系プレゼントだと、たまに品名やキャンペーン内容が書かれていない荷物もあって(発送元不明の時もある)、到着までモヤモヤするよね。
最近、ムビチケ(映画チケット)のプレゼントも…ペアよりも1枚っていうケースが増えてるよ。ご時世的に、プレ主の懐事情もあるのかもしれないけど、オイラみたに“映画は1人で見に行きたい派(誰だ、寂しいオッサンだって笑ってるのは!)”としては…ペアで貰うよりも、その分、当選人数を増やしてもらった方がうれしいんだよなって思ってたからな。まぁ、ペアで貰った時は、貰ったで、最近はちゃんと自分で使うけどね(昔はヤフオクで売っ払うこともあったけど…最近、転売の風当たりが強いから)…数年前までは高齢のオカンを誘うこともあったけど、今はね…。
自分が会員になってるシネコンで使えば、そのシネコンのポイントも貰えるし…だから“一緒に行く相手がいない時”は、“1人で2回見て”、ポイント稼ぎに利用させてもらっている(笑)ということで、「免許返納!?」を公開日に見に行く予定である。もともと、見てもいいかなって思っていた作品なんだけど…正直、初日は黒沢清監督の「黒牢城」の方を見に行こうと思っていた。せっかく片方が“タダ”になったんだし、時間の都合さえつけば、初日のハシゴ鑑賞もありだけど…ああ、ダメだ、地元シネプレックスの当日の上映スケジュール確認したら、全くかみ合わない。
自分の見たい映画を、初日に鑑賞したい人って、一定数いると思うんですよ…そういう人って、可能なら、待ち時間とかなしに、うまくハシゴ鑑賞したいって思ってるはずなんだけど、最近は“1つの作品の上映回数が少ない”ってことも影響するんだけど(特に洋画)…初日なのに朝イチの上映がなかったり、2回目の上映が、夕方以降だったり。今回は2作品とも見たい作品が邦画だったので、上映回数こそ“それなりに多め”だったけど、“1つを見終わって、30分以内にもう片方が始まる”というちょうどいい上映スケジュールの組み合わせがまったくなかった(泣)
しょうがないので、先に「免許返納!?」を見に行って、「黒牢城」は来週の平日かな?とりあえず、日活さん、ムビチケありがとうございます!映画鑑賞後の感想時にあらためてお礼を書かせていただきます!さて、ご存じの方も多いと思うけど…「免許返納!?」は今から32年前の「免許がない!」の続編だ。「免許返納!?」の情報が解禁になった時も、続編だって気づいた人、前作を覚えてる人どれくらいいるんだろうって思ったしな(笑)オイラは、数年前に、たまたま関東ローカルのTOKYO MXで放送していて、その時にホント、何十年ぶりかに再鑑賞した。
それこそ日活さんが運営しているCSのチャンネルNECOなんかでは…「免許返納!?」の公開初日の当日に、放送が予定されている。この放送を見てから、映画館へ行ってもいいんじゃない?WOWOWでも6月20日と7月2日に放送予定あり…オイラも過去のMX放送版の録画をBR-REに焼いて所持してるけど、保存版として、やっぱりWOWOW放送を録画しようかなと思っている。MXの放送も途中でCMこそ入ったけど…オリジナルの本編尺とだいたい同じだったので、ノーカットではあったと思う。でも、やっぱり録画コレクションにはWOWOWが最適かな?
クールでダンディな映画スターの南条弘は、現場でもスタッフから好かれる人気者だ…ある日、共演女優の夕顔ルリ子に“車を運転してほしい”と頼まれたのがきっかけで、免許を持っていないのがバレてしまった。そこで、免許を取ろうと決心した南条…進行中の映画の撮影を一時ストップさせ、合宿免許で合格を目指すことに!現場は大混乱になるもマネージャーらの計らいで希望がかない、合宿生活が始まる。スターであることを隠し、普通の中年オヤジとして免許取得を目指すのだが、個性的な教官や他の生徒とのコミュニケーションが障害となり…。
2024年の年末に、地上波ローカルのTOKYO MXで放送していたので、エアチェックして鑑賞したんだよ。製作に日本テレビが入っているので、自分の記憶が正しければ、大昔に金曜ロードショーで放送しているはずである。その時に、なんかながら見した記憶はあるんだよな…。故・森田芳光監督が脚本を担当…オムニバス映画「バカヤロー!4 YOU! お前のことだよ」でも組んだ明石知幸監督の長編デビュー作。っていうのを、ちょうど、同じ年の夏に同じ監督の「キリコの風景」をWOWOWで初鑑賞した時に、ネット(Wikipedia)で調べたので覚えていたのよね…。
撮影所の控室でガウンを羽織っているなど…噂で聞く実際の舘ひろしの逸話なんかもかなりキャラクターに投影されていそう。さすがに本物の舘ひろしは、「西部警察」や“あぶデカ”でも車やバイクを乗り回していたくらいだから、免許を持っていないわけじゃないわけだけど(笑)、ありそうな感じで、本当に等身大って感じだったな。ダンディに見えるけどお茶目なオジサン…まぁ、やってることは“あぶデカ”とそんなに変わらんか(笑)“あぶデカ”キャストもちょこちょこ出てるし、カースタントは“あぶデカ”と同じTA・KAが担当してたり、意外とちゃんとした作品だな。
舘ひろしの、まるで本人感同様、リアルだなって思ったのは…スクールの堅物教官を演じた西岡徳馬。オイラが通った地元の教習所にも、あんな教官がいたよ…顔もなんかそっくりだったよ。筆記試験に挑む前の注意とかで、ああいう喋り方するんだよな。でもって、ああいう教官って、実習の方であたっちゃうと、なかなかハンコをくれないんだよ。いたよ、うちの教習所でも、一番嫌われているそういう鬼教官が!オイラなんて色の区別はできるけど、若干、色弱気味でさ…あのテストが苦手なの。で、わかりませんって言ったら、ふざけてるのか?って怒鳴られた。
たぶん、オイラがこの映画を昔のテレビ放送で見た時って、まだ免許を取る前だったんじゃないかな?自分が免許を取ったのは、同年代の仲間たちよりちょっと遅くて、専門学校卒業前、就職に必要だったからなんだけど(友人たちはみんな高校在学中に取ってた)…だから、“教習所のあるある感”というのを知らないで見てるから、そこまで面白く感じなかったんだけど…今になって見ると、共感できるところがけっこうあり。ただ、教習所の雰囲気とか…現代だと、またちょっと違ったりもするんだろうな。時期的には、自分が免許を取った時代に近い話だった。
こういう作品をMXでやってくれると助かるよね…さすがに放送中は何度かCMが入ってしまうんだけど、録画後に、CMカット編集したら…ネットで調べたオリジナルの本編尺とほぼ一緒だった。っていうことはノーカット放送だったんじゃないかな?たぶん、昔の金ローだと放送時間の都合で、ノーカットではなかったと思うな(違ったらゴメン)。エンドクレジットも切れずに最後までちゃんと入ってた。変な予告テロップ、キー局のようにCM明けでL字画面になったりもしなかった…幸いニュース速報、地震速報の類もなかったので、コレクション用の保存版にできる。
監督:明石知幸
出演:舘ひろし 墨田ユキ 西岡徳馬 五十嵐淳子 秋野太作 中条静夫 片岡鶴太郎 江守徹
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整形復顔の花嫁 すりかわった女が偽装結婚! 母はすべてを知っていた?(1984年)

無料BS放送“J:COM BS”でやってる…昔のテレ朝の土曜ワイド劇場で放送されたと2時間ドラマを、このところ毎回追いかけて見ている…昨日放送の「整形復顔の花嫁 すりかわった女が偽装結婚! 母はすべてを知っていた?」を録画しておいたのでさっそく鑑賞したよ。作品タイトルは土曜ワイド劇場放送時のもので、“J:COM BS”の番組表示では“母はすべてを知っていた?”の部分ははカットされていた。原作は特になし…土曜ワイド劇場 整形復顔サスペンス HDリマスター DVD-BOX【昭和の名作ライブラリー 第22集】のタイトルでDVD化されています。
アメリカの日系二世で、実業家として成功を収めた花井淳之介は、独身を貫いていたが…かつて、関係を持った女性が娘を出産、日本でピアニストになっていたことがわかった。どうしても娘の岡崎はるみに対面し、将来は遺産を相続させたいと考えていたが…はるみは、それを拒んだという。そういった情報を協力者から得たコックの森田英二は、一緒に働くウエイトレスの田川順子を計画に誘い、彼女に整形手術を受けさせ、岡崎はるみとすりかわらせようとする。そして、自分もはるみの婚約者として…恩恵を得るつもりだったが、計画途中で、色々と誤算が!
ピンク・レディのケイちゃんこと増田恵子主演…ケイちゃんは田舎から東京に出てきて、ウエイトレスとして働いてるんだけど、あまり愛想があるわけでもなく、どちらかというといつも仏頂面。種違いの妹が田舎から訪ねてきて、“病気の母親の治療代を工面してほしい”と頼んでくるも…“100万円”という金額を聞いて、“バカじゃないか”と一蹴する。母娘の仲もあまりよろしくないみたいだ。ただ、それでも、渋々と、コツコツ貯めた貯金を下ろして、妹に渡そうとしてたんだけど…銀行を出た直後、バイクに乗ったフルフェイスの男に、金をひったくられてしまう!
直ぐに警察へ被害届を出し、担当してくれた刑事の並木史朗も親身になってくれるんだけど、なけなしの金を奪われたことで、とにかく失意のどん底に突き落とされ、腸が煮えくり返る気持ちでいっぱいになり、“治療費の工面を打診してきた”妹にも八つ当たりしてしまうほどだ。そんな幸薄いケイちゃんだけど…なんと、ひったくりの犯人は、同じ店で働いているコックの三ッ木清隆だった…店で、姉妹の話に聞き耳を立てていたのだ。というのも、三ッ木清隆には計画があり、それは日系二世で、有名企業の社長、鈴木瑞穂の資産をだまし取るというものだった…。
鈴木瑞穂は、独身で、身寄りがぜんぜんいなかったんだけど、かつて手を出した女が日本で娘を生んでいて、その娘・叶和貴子に、遺産を相続させたいと。しかし、叶和貴子は当初、“そんな金は要らない”と対面することすら拒んでいたんだけど…後に撤回する。実は、その頃には、三ッ木清隆の計画は動き出していて…白羽の矢を立てたケイちゃんを、無理やりモノにし(どう見ても、ただのレイプ犯なんだけど、“愛してる”というパワーワードで、うまく恋愛感情に訴える)、遺産という大金で釣る。コロっと騙されたケイちゃんは、言いなりになって整形を受ける。
本来なら、本当の娘・叶和貴子は父親の来日と入れ替わりに、海外留学することになっていて、その間に、ケイちゃん扮するニセモノと、その婚約者の座に収まった三ッ木清隆が、うまく大金をせしめる計画だったんだけど、本物の娘・叶和貴子が、やっぱり留学は取りやめて、父親に会うなんて言い出し始める。いや、こっちはもう入れ替わる準備も整えたし、いまさらそれはないでしょと…三ッ木清隆はつじつま合わせに奔走する。一方、自分を捨てたケイちゃんだけど、妹や、ひったくり事件の捜査をしてくれた刑事の並木史朗が心配して、行方を捜していて…。
結果的に、連続殺人にも発展…そして、三ッ木清隆に協力している謎の協力者の正体も気になる。金持ち社長・鈴木瑞穂の周囲には美人秘書・金澤みどり、弁護士の鹿内孝、他にも…本当の娘の母親が病気がちなので、専属の看護婦とかも雇っていて、その看護婦もわりかし内部事情に精通することができる。はたして、計画通りケイちゃんと三ッ木清隆は遺産を奪い取ることができるのか?整形手術なんて興味がないので詳しくはないけどさ…一度変えた顔を、そんなに簡単に元に戻せたりもできちゃうもなんですかね?こういう作品を見るといつも思う。
そういうところが、若干…ガバいかなって感じるけど、ケイちゃんドツボから抜け出せるか?とか、黒幕を含めた犯人を警察が無事に捕まえられるのか?とか、意外とスリリングで最後まで面白く見れたかな?死体の復顔のシーンとかも、ビジュアル的にキモくて、土曜ワイドらしい如何わしい雰囲気がいい。一番の見どころは、大金を失ったケイちゃんが、ウエイトレスから風俗嬢、ストリッパーに転身する衝撃展開。「万引き家族」の松岡茉優みたいな仕事をするシーンがあるんだよ。ただ、おっぱいとお尻は明らかに顔が映っていない別人…ボディダブルだったな。
監督:高橋繁男
出演:増田恵子 叶和貴子 金沢碧 三ッ木清隆 鹿内孝 鈴木瑞穂 仲谷昇 並木史朗
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ブッチャーズ・クロッシング 荒野の黙示録(2022年)
![ブッチャーズ・クロッシング 荒野の黙示録 [DVD]](https://stat.ameba.jp/user_images/20260614/22/eigasuki/cd/8e/j/o0137019315792976422.jpg?caw=800)
WOWOWのサバイバル映画特集でエアチェックしておいた「ブッチャーズ・クロッシング 荒野の黙示録」を鑑賞。かつて北米大陸で数千万頭も生息していたといわれるバイソン…19世紀後半に、そのバイソンを狩って、一山あてようと目論む狩人たちの極限サバイバルを描く。主演はニコラス・ケイジ…ニコラスといえばデコハゲの印象だが、本作では頭をつるっパゲにしていて、一瞬、最近のジョン・トラヴォルタとちょっと見間違えてしまう(笑)もしハゲ頭のニコラス・ケイジとトラヴォルタで、今「フェイス/オフ」をやったら、絶対に訳わからなくなりそうだな。
1874年、ハーバード大学に通っていた青年ウィリアムは、“生きる目標と意味”を探したいという気持ちから、大学を辞めて、カンザス州の“ブッチャーズ・クロッシング”にやって来た。そこはバイソン狩りのハンターが集まってくることで有名だった。ウィリアムはこの地で成功した父親の知り合いマクドナルドを頼るつもりだったが…芳しい返事はもらえなかった。その後、バイソン狩りのハンターミラーと出会い、狩りへの同行を志願する。ミラーはバイソンの大群が生息する秘密の地を知っているといい、皮剥ぎの達人フレッドも仲間に加わり、合計4人で旅立つが…。
ニコラス・ケイジの映画だから、どうせまたバカな映画なんだろうなって思ってたら…本当に狩りの話がメインの、けっこう真面目で地味な話だった。簡単に言うと、いわゆる自分探しのため狩りに同行したい言ってる都会のボンボン息子を、狩人のニコラスが“よしわかった、一緒に連れて行ってやる”と同行を許可するのよ。ニコラスには、荷物の運搬なんかを手伝ってくれる年寄りのじいさんがいて、もう1人、狩ったバイソンの皮を剥ぐ専門家の男も仲間に加わる。ただ、この皮剥ぎの専門家は…ちょっと素行が悪く、ニコラスイたちは警戒、何かトラブルの予感。
ニコラス一行は…長い道のりをひたすら、目的地に向かって進む。途中、道に迷ったという家族連れに助けを求められたりしても、“自分たちの準備不足だ!”ときっぱり拒絶。ボンボン息子は、“少しくらい水を分けてやってもいいじゃないか”と困惑顔だが…要は、他人に手を差し伸べていたら、自分たちの身が危険にさらされるってこと、それだけ過酷な状況なんだろうな。その後、なんとかバイソンの生息地にたどり着き…野営しながらの狩りが始まる。本当にニコラスが言っていた通り、とんでもない数のバイソンが一面を埋め尽くしていて、一同、圧倒される。
そして野営しながらの狩りが始まる…とにかくニコラスが銃で片っ端からバイソンを仕留めていく。いや、最初は群れの長を見極め、そいつを仕留める。そうすることで、群れが遠くまで逃げ回らなくなるのだそうだ。ボンボン息子は、ニコラスの片腕となり、銃に弾を込めたり、掃除をしたり、助手的な仕事をこなし、他の仲間もそれぞれ自分の与えられた仕事を黙々とこなす。ボンボン息子も、途中まではニコラスを尊敬の眼差しで見ていたんだけど、途中からなんか状況が変わってくる。ニコラスはその場にいるバイソンを全て殺すまで、狩りを辞めようとしないのだ。
皮剥ぎ担当の男も、“剥ぎきれねーよ”と音を上げ始めるし、それこそそんなに狩っても、剥いだ皮を運搬できないだろうと。でも、ニコラスは“隠しておいて、また取りに来るから大丈夫だ”と、頑なに、町へ帰ることを拒む。段々と言動に、ニコラス・ケイジらしい、エキセントリックさが出てきた。そして、他のメンツもだんだんと精神的、体力的にも追い詰められていく。ようやく重い腰を上げて、“町へ帰るか”となった時には時すでに遅し、季節が冬に代わり、雪も降って、とても長距離移動なんでできない状況に。ニコラスは、シレっと“雪解けまで待つ”とか言い出すし。
みんなもう限界よ…ボンボン息子もとんだ“自分探しの旅”になったもんだ。はたして、冬を越して、無事に町まで帰り着くことはできるのか?この作品から得る一番の教訓は…やりすぎ注意、何事も“ほどほど”が肝心っていうことよね。引き際を誤るととんでもないことになる。実際、“冬を越す”ことなんて、まだまだ序の口だったのよ。こういう“行って帰ってくる”話って、帰り道が割愛されがちだけど、行きが大変だったんだから、帰りも大変なのよ、だって荷物があるんだもん。そして、最後の“あの駄目押し”…仲間の忠告を聞いてれば、結果は違ったかも?
監督:ゲイブ・ポルスキー
出演:ニコラス・ケイジ フレッド・ヘッチンガー ジェレミー・ボブ ポール・ラシ ザンダー・バークレー
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プロセキューター(2024年)
![プロセキューター [DVD]](https://stat.ameba.jp/user_images/20260613/16/eigasuki/86/e0/j/o0136019215792477229.jpg?caw=800)
WOWOWでエアチェックした「プロセキューター」を鑑賞…我らがドニー・イェン兄貴が監督、主演を務めた香港、中国合作のアクション大作。日本人の大内貴仁がアクション監督を務めているのも話題になっていた。元警察官のドニーは、警察の能力だけでは悪と対峙するのに限界があると悟り、司法の公平性を保ちながら、悪党連中に裁きを下すため、自ら検察官に転身する…。劇中で描かれる薬物事案に関する、冤罪事件は実話を題材にしているそうだ…警察官が検察官に転身するという設定は、たぶん創作なのか?詳しく調べてないのでわかりません。
香港警察のフォク警部率いる特殊部隊が、銃器を所持した約15人の暴徒と死闘になる…最終的に、フォクも大怪我を負ってしまうものの、首謀者と思われるチョン・マンベンも捕らえることができた。しかし、後の裁判で…確実な証拠を提示することができず、チョンは無罪になってしまう。フォクは警察を去ることを決意…そして、香港律政司の検察官の道へ進むことに。やがて、正式に検察官となり…初めての起訴事案で、当初は無罪を主張しながら、薬物所持を認めたせいで有罪が確定してしまった青年に対し疑問を抱く。背後には麻薬組織が関わる陰謀が…。
冒頭、警官時代のドニーが…たぶんポリカーボネート製の透明シールドを片手に持ちながら、銃撃と素手、たまに蹴りも織り交ぜて、ほぼ1人で、敵の武装集団を壊滅させていくアクションが凄まじすぎる。もう、普通にFPSまたはTPSゲームを見てるみたいやねん…いや、ニュータイプに覚醒したアムロが、ガンダムを操縦して、ザクやドムをフルボッコにしているような感じにも似てる(笑)ただ、これだけ活躍して、悪党を退治したにもかかわらず、裁判で親玉に“とどめをさすことができなかった”、それどころか無罪放免で、結果的に取り逃がしてしまったのね…残念!
これじゃ、いくら身体を張っても、埒が明かないと…警察の仕事は“後進に任せた”と、警察官の職を辞し、律政司と呼ばれる日本の法務省と検察庁を足したような司法組織への転身に挑戦、一から勉強して検察官になる。はれて検察官となり、最初に回って来た、“わりとよくある簡単な薬物事案”の件で…さっそく法の公平性に欠く、矛盾にぶち当たりまして、警察経験者ならではの独自の視点、思考を駆使し、時には現役警官時代のような“拳”という力技も使って…正義を貫こうとする、言ってみれば…ドニー版の検察視点な“逆転裁判”だったというようなお話。
冒頭で、あんなにゲームや漫画みたいなとんでもねぇアクションをぶちかましておいて…いきなり、専門用語の説明テロップが何度も出てきちゃうような、やたら硬派なリーガルサスペンスになるので、どうしちゃったんだドニーと、一瞬、心配になったりもしたけど…正義のためなら“拳も辞さない”、なんだったら率先して“拳”を振るう姿勢で、古巣の後輩刑事たちとも連携。検察官の在り方について意見を対立させる、なんだったら悪党に内通する敵ではないかという疑惑も浮上する上司の副検事フランシス・ンとも、結局、拳を交えて、わだかまりを解消させる。
まったく、昭和の少年漫画かよ…みたいなノリで嬉しくなる(笑)安心してください、みんなが求めているドニー・イェン映画でした。なんだかんだで、どのアクションも印象的なものが多かったな…上訴できるキーマンの命を、居合わせたドニーともども駐車場で暗殺者が狙ってくるシーンなんかは、とにかく車で轢き殺そうと、逃げても逃げても、車が追いかけてくる豪快ながら、とってもスリリングなアクション。クライマックスの、証人の出廷を阻止しようと、刺客が次から次へと現れる、地下鉄内の戦いなんかも、冒頭以来、久しぶりにドニーが銃を握る見せ場だ。
監督:ドニー・イェン
出演:ドニー・イェン ジュリアン・チョン フランシス・ン マイケル・ホイ ケント・チェン
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白衣の複合殺人 美しき姉妹の性的体験! みちのく海岸解明の旅(1987年)

無料BS放送“J:COM BS”で…平日に放送している昔のサスペンスドラマ、テレ朝の土曜ワイド劇場で放送されたと2時間ドラマを、このところ毎回追いかけて見ている…昨日の放送で録画した「白衣の複合殺人 美しき姉妹の性的体験! みちのく海岸解明の旅」を鑑賞…これは土曜ワイド劇場時の正式タイトルであり、“J:COM BS”の番組表示では“みちのく海岸解明の旅”の部分が割愛されていた。原作は黒木曜之助の「殺意の競合」…“「白衣の複合殺人」ほか 傑作サスペンス4作品 【昭和の名作ライブラリー 第168集】”のタイトルでDVD化もされている。
両親を亡くし、姉妹で一緒に暮らしている滝花道子とかおり…道子は既に社会人として自立しているが、妹のかおりはまだ学生だった。ある日、道子が結婚を約束した恋人・沢田と一緒にいる時に、沢田が車に轢かれてしまう!かおりから連絡を貰って病院にかけつけた道子は…そこで沢田とのことを初めて聞かされる。手術も成功し、一時は回復傾向にあった沢田だが、その後、入院中に急死。かおりは、担当看護婦の不可解な行動を目撃しており…何か事件性があるのではないかと疑っていたが、その看護婦の家で火事があり、現場から身元不明の死体が!
主人公姉妹の姉は…先日鑑賞した「妹を犯した男…」でも主演を務めていた水沢アキ、今回も“妹が巻き込まれた事件の真相を探る姉”の役だった。両親は既に他界しており、姉妹2人で暮している水沢アキ。突然、学生の妹から、カレシが交通事故に遭ったと病院に呼び出される…そこで妹が結婚を前提にした相手と交際していた事実を知り驚く。そして、手術が終わった直後の妹のカレシが運ばれてくるのを見て、ハっとした表情を見せる。とりあえず手術は成功し、一命をとりとめたものの…まだ意識は戻らず、そのまま入院することになったカレシ…。
実は大企業の社長の息子で、妹がそのまま無事に結婚できれば、いわゆる“玉の輿”だったわけなんだけど…なぜか様態が悪化して、数日後に死んでしまうカレシ。生命維持に使っていた機械の不調であり、医療事故の可能性も出てくるんだけど…それ以前に、担当の“美人看護婦(看護師)”が、誤った血液を輸血しようとしているところを、妹に目撃されていて…妹は看護婦犯人説を唱える。姉の水沢アキは、何度も軽率な行動を窘めるんだけど、勝手に看護婦と直接対峙しようとして、自宅を訪れてしまう。それを知った姉も慌てて妹の後を追いかけるが…。
ちなみに姉も妹も病院で看護婦の自宅住所を聞き出すんだけど…こういうところは時代性、個人情報とかガバガバだった時代の話。そして、姉が駆け付けると…看護婦の自宅アパートで火事が起きていて、消化後に、部屋から身元不明の“女の死体”が見つかる。と、同時に…看護婦の部屋を訪れていたはずの妹が、行方不明になってしまった!姉は、死んだのが妹で、看護婦が殺して、火を放ったと主張するも…警察はその逆、水沢アキの妹が犯人だと考え、行方を追う。妹の無実を晴らしたい姉は、妹のカレシを轢いた男・荻島真一と協力して事件を追う。
なぜ、偶然、事故を起こしただけの荻島真一が、こんなに事件にクビをつっこんでくるのか、水沢アキに協力的なのか…この辺もドラマ的になんだか怪しいところである。とりあえず、2人は看護婦犯人説、看護婦生存説を追いかけ、看護婦の生まれ故郷まで“泊まりがけ”で出かけたりして、知らず知らずに“仲も深まったり”するのねん。ただし、この時点では一線を越えない(笑)超えそうだったけど、“ある事情”で超えられなかった。結局、直接、事件の本筋に関係がなかったんだけど、看護婦の兄に、鎌で斬り殺されそうになったり、突発的な展開が凄すぎだ。
また、こんな2人の後をこっそりと尾行する怪しい男・火野正平も登場…いったい何者なのか?ますます事件は混迷していくも…この看護婦の実家行き以降に、話は急展開を見せる!タイトルが“白衣の複合殺人”ですからね、なんとなく薄々は想像できてたんだけど、それぞれ個別の事件、犯人のせいで“トータルで話が複雑になっていた”という感じ。サブタイトルの“美しき姉妹の性的体験!”からも、ある程度、事件の背景なんかが推測でき、メイン事件の最終的な真犯人も看破できるだろう。色々と忠告を無視する無鉄砲な妹の行動、言動にだいぶイラつく。
美人看護婦を演じていたのはポルノ女優出身の泉じゅん…当然、お色気要員。カレシの治療を担当した医師の役で宝田明…けっこう豪華。また事件を調べる刑事の役で横内正が出ている…横内正といえば、オイラなんかは山村美紗原作ドラマでの狩矢警部役が印象強く残っているもんだが、やっぱりこういう刑事役が似合うな。あと、エンディングのクレジットを見てて、「ウルトラマンA」の高峰圭二の名前も載ってたけど、どの役だろ?気づかなかったな…前に藤田まことの「京都殺人案内」シリーズを見た時は、色々な役柄で出てきて、直ぐに気づいたんだけど。
監督:小山幹夫
出演:水沢アキ 荻島真一 澪あつ子 宝田明 火野正平 泉じゅん 下塚誠 横内正 高峰圭二
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DVD 「白衣の複合殺人」ほか 傑作サスペンス4作品 【昭和の名作ライブラリー 第168集】
![「白衣の複合殺人」ほか 傑作サスペンス4作品 【昭和の名作ライブラリー 第168集】 [DVD]](https://stat.ameba.jp/user_images/20260602/12/eigasuki/14/ea/j/o0237017415788731020.jpg?caw=800)
森村誠一の異常の太陽 少年の絵が告発する母嫌の秘密!(1986年)

無料BS放送“J:COM BS”で…平日の夕方に、放送している昔のサスペンスドラマ、たぶんテレ朝の土曜ワイド劇場で放送されたと思われる2時間ドラマを、このところ毎回追いかけて見ている…今週は3日続けて、森村誠一原作作品の登場だった。というわけで「森村誠一の異常の太陽 少年の絵が告発する母嫌の秘密!」を鑑賞…こちらは本編のオープニングで表示される土曜ワイド劇場時の正式なタイトル…J:COM BSでの番組名は「森村誠一サスペンス 異常の太陽」。出演は梶芽衣子、勝野洋など…原作は短編集「異常の太陽 (角川文庫)」に収録。
警視庁捜査一課の砂本二郎は、神奈川県にある兄・良昭の家を訪ねる…途中、甥の正一と会い、2人で帰宅。すると良昭の妻・雅子に来客中で、漏れ聞こえてきた会話の内容が、どこか雅子が脅されているようにも感じ取れた。直ぐに来客の男は出ていき、雅子も何でもないと平静を装う。それから1か月…二郎がTVで見かけたニュース報道で、雅子が接客していた男・沼田順平が殺されたことを知り、心配になる。やがて沼田が、正一のクラスメイト順吉の父親だったことがわかり、良昭の代わりに参加した父親参加の教室で、順吉が描いた絵を見かけるが…。
捜査一課の刑事・勝野洋が…兄・村井国夫(現・國夫)の家(もしかして実家か?)を訪ねると、兄嫁(義姉)梶芽衣子が接客中だった。その相手が、ガラの悪いオッサン大地康雄…なんだか兄嫁が困っている様子なので、助け舟を出すのだが、兄嫁自身は“何でもない”と平静を装い、大地康雄も妙な捨て台詞をはいて直ぐに去っていく。それから1か月後、勝野洋の甥っ子(梶芽衣子の息子)を含む少年たちが飛行機の模型や、ラジコンを飛ばして遊んでいる時に、頭から土に埋まった大地康雄の死体を発見!直ぐに地元の警察が駆け付けて大騒動になる…。
それをテレビのニュース報道で見た勝野洋は、被害者が兄嫁のところに来ていた大地康雄だと気づき心配になる。直ぐに兄嫁に会いに行くと、やっぱりよく知らないと“そらっ惚けて”いて、最終的に…旦那、勝野洋の兄・村井国夫が接触事故を起こした相手だと認めたものの、大事にはならず、解決したという。なんか解せない、腑に落ちないが…とりあえず兄嫁の言葉を信用する勝野洋。その後、在宅していた兄や甥っ子と共に会話をしていて、被害者大地康雄が甥っ子のクラスメイトの父親だと判明。さらに、兄から、代わりに父兄参観へ出てくれと頼まれる。
実は、夫婦仲が悪かった村井国夫と梶芽衣子…原因は村井国夫の女関係。今も、不倫は続いてるらしく、自宅にいることの方が珍しい。父兄参観に出られないのは、接待ゴルフだからと説明するも、信用していない梶芽衣子と喧嘩になる。その様子を困り顔で見ている勝野洋…今までの兄嫁に対する態度から、なんか“惚れてるっぽい”っていうのが薄々感じられる。結局…甥っ子のために父兄参観に出席した勝野洋だったが、そこで殺人事件の被害者・大地康雄の息子が描いた“なんだか違和感のある絵”を目にして…いろいろと推理を巡らせることとなる。
実は、絵画から心理描写を読み解くアートセラピー的なことの心得が多少はあったのだ。もう少しアートセラピーに詳しい鑑識さん(「ウルトラマンタロウ」のZATの副隊長、「あばれはっちゃく」のお父ちゃん、東野英心)や学校の担任の先生(「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌のささきいさお)からも話を聞いて、その過程で…実は甥っ子も、なんだか奇妙な絵を描いていたことが判明し…。子供たちの絵はいったい何を意味するのか?その後、殺人事件事態は他所の管轄なので、ついで程度に…兄夫婦の関係にやたらと首をつっこみ、結果的に事件の真相にたどり着く。
事件の真相は、大方予想通りなんだけど…何かにつけて、“義姉さん、義姉さん”と梶芽衣子の心配ばかりしている勝野洋の態度が、解りやすすぎて笑ってしまう。最後の梶芽衣子による突然のカミングアウトも…とにかく勝野洋が可哀そうになってくるくらい惨めであった。女癖が悪い夫に振り回される幸薄い女なのかと思いきや、最後はそれこそ、映画で芽衣子姐さんが演じてきたタフな主人公のような“男前”ぶり、いや“男前”すぎて、ただただ唖然。あと、途中の甥っ子の思わぬ暴走に…“子供はマネしちゃいけません”というテロップの重要性を再確認する。
監督:田中登
出演:梶芽衣子 勝野洋 村井国夫 大信田礼子 大地康雄 東野英心 佐々木功 千石規子
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オーバー・ユア・デッド・ボディ(2026年)

アマプラの見放題で配信が始まった「オーバー・ユア・デッド・ボディ」を鑑賞…特にアマプラ専用のオリジナル映画というわけではなく、本国のアメリカでは劇場公開もされているようなんだけだけど…日本では配信スルー、現段階でアマプラ独占のようです。お互いに相手をブチ殺そうとしている夫婦が、2人で別荘へ向かうんだけど…話が二転、三転しまくるというブラックなコメディ。あらすじ等で、中盤あたりまでのネタバレを記述する予定です。主役の夫婦…夫役に「SEXテープ」のジェイソン・シーゲル、妻役に「レディ・オア・ノット」のサマラ・ウィーヴィング。
注:あらすじ等で中盤あたりまでのネタバレ記述してます
過去に映画を1本だけ撮ったことがあるダン…今はCM監督としてなんとか食いつないでいるのだが、年下の妻で女優のリサを殺して、保険金を奪う計画を立てる。別荘へ行く計画を立て…車で出かける2人。ダンは殺す準備を整え、機会を伺ていたのだが…薬品を嗅がせようと、後ろから近づいたときに、リサにスタンガンで反撃される。立場はすっかり逆転…反対にダンは縛られてしまうが、今度は背後からダンの協力者のヘンリーが現れる。やがて報酬の件でダンとヘンリーが仲たがい、リサはヘンリーを懐柔しようとし、3人で争ってる時に銃が暴発して…。
たまにある…夫婦喧嘩が殺しにまで発展しちゃう系なのかなと思いきや、実は“あらすじ”で書いた以降にも…意外性のある展開が続く。あまり詳しく言うとアレなんだけど、登場人物がさらに増える!その新たな登場人物の物語への“絡み方”がとにかく衝撃で笑撃すぎた!映画監督(現在はCM監督)の夫は…とにかく“押しが弱い”、要はヘタレってやつですね。現場とかでも、自分の方が正しいと思っていても言い返せないような男。一方、女優の嫁の方はかなり強気…見た目通りな印象、サマラ・ウィーヴィングが演じてるんだからタフに決まってるよね(笑)
そして見た目通りといえば…夫婦に年齢差もある。もちろん嫁の方が若い。10歳くらい差があるらしくて、劇中で嫁が心情を語っているけど…“もっと自立した大人な男”を求めていたのに、“年齢は40でも、中身は赤ん坊”と評している。最近の男なんてこんなヤツらばかりだろう、きっとオイラに嫁さんがいたら、同じことを言われるだろうなと、映画を見ながら、自分が怒られたような気持になって、思わずシュンっとしてしまう(笑)でまぁ、お互いに気持ちが冷え切っていた(夫は嫁を恐れてるのか?)ので、2人して、腹の中で“ブチ殺してやろう”と考えていたのよ。
序盤では…夫が“殺しの計画を立てている”というのを匂わすようなフリがいくつもある。そして、気の強そうな嫁が出てくるので、そりゃー殺したいよなって、視聴者に思わせる。その準備の段階で、正体はわからなかったが、既に“協力者”の存在も明らかになっていた。で、なんだかんだ理由を作って、2人して別荘へ向かう。目的地へまでのドライブ中、到着後の食事や、就寝前のベッドでの会話などが、どことなくギコチなかったりする。そして、いよいよ翌日になり、決心した夫が殺害に使う道具の準備を始めて、嫁を背後から襲おうと忍び足で近づくのだが…。
たぶん、普段ヘタレな夫の行動を“読んでいた”のであろう嫁が、懐にスタンガンを忍ばせ待ちかまえていて、逆に夫を黙らせる!気絶させた夫を椅子に縛り付けるんだけど…その時に、“失禁している”のが妙にリアル。後半の展開もなんだけど…シモ系の描写はリアルというか、下品というか、ついでにどんどんバイオレンス度もアップしていく。展開が怖いってことはなかったけど痛々しいビジュアルは多めなので、苦手な方はご注意ください。そう、すっかり立場が逆転…旦那を縛り付けて、嫁の拷問が始まるんだけど、実は、夫の協力者が既に到着していた!
今度は嫁の背後に、ハンマーを持った協力者が忍び寄ってて、嫁を気絶させる。ここで再び立場が逆転するも…ヘタレな夫が、協力者に払う報酬(入ってくる予定の生命保険)をケチっていたことから、妻が反撃!夫が保険料を偽ってるから、こっちにつけ…みたいな問答になる。結局、3人で口論、銃の奪い合いになったりするんだけど、そこで銃が暴発してしまい…。さらに、一気に闖入者の数が増えて、ひっちゃかめっちゃか。一瞬、ドリフかよみたいなドタバタになる。実はこの闖入者も、それまでの間に、しっかりと伏線はあったので、気づく人もいるだろうね。
色々な意味でピンチの連続…旦那なんて、あやうくカマ掘られそうにもなってたし。複数人の闖入者の中に、ジュリエット・ルイスがいるんだけど…これが、とんでもねぇクソババアでね。さすがに、露出的なお色気サービスはないものの、エロババアでもあって、ファックシーンはある。オバサンになっても尖がってる役を演じてるな…昔は、狂った中に可愛さもある役が多かったのけど、今は凄味だけがましていた。実はネトフリ配信のオリジナル、ノルウェー映画「ザ・トリップ」のリメイクだそう…まだ配信してるけど、オイラは見てなかった。今度チェックしてみよう!
監督:ヨーマ・タコンヌ
出演:ジェイソン・シーゲル サマラ・ウィーヴィング ポール・ギルフォイル ジュリエット・ルイス
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森村誠一の人間解体 花嫁の首 新妻がすり替わっていた!(1985年)

無料BS放送“J:COM BS”で…平日の夕方に、放送している昔のサスペンスドラマ、たぶんテレ朝の土曜ワイド劇場で放送されたと思われる2時間ドラマを、このところ毎回追いかけて見ている…今週は特に森村誠一原作作品が多い。ということで…「森村誠一の人間解体 花嫁の首 新妻がすり替わっていた!」を鑑賞、こちらは本編中にも表示される土曜ワイド劇場時の正式タイトルなんだけど…“何か問題があるのか”J:COMの番組名は「森村誠一サスペンス 花嫁の首 双子姉妹殺人事件」に変更…原作は「歪んだ空白 (中公文庫)」収録の「人間解体」から。
身寄りのない則子は、ある企業の社長秘書として働いていたが、資産家の息子・義文と出会い、恋に落ち、結婚することになった。しかし、義文の母親が、“母親は若い男を作って失踪、双子の妹・知子も同じく行方知れずになっている”という則子の出自に難色を示す。しかし、実際に則子にあって、結婚を了承した。そんな結婚を控えた則子のもとへ、知子が現れる。性格が正反対の2人は直ぐに口論になり、その後、則子は浴室で事故死してしまうのだが…知子は、恋人のリョウヘイから、則子に成りすまし義文と結婚し、保険金を奪うという計画を持ちかけられ…。
原作は未読…出版社の“あらすじ”を読むと、原作の方はパリで事件が起きるらしいが、当然、ドラマは日本に置き換えられている。社長秘書をしていた清楚な女性・烏丸せつこが、資産家のボンボン息子・大和田獏と恋仲になり、結婚の話が出るが…獏の母親から猛反対を食らう!実はせつ子に身寄りがなく、息子の嫁には不釣り合いだと…。獏は強引にせつ子を家族に紹介…“清楚系美女”という見た目で、家族をねじ伏せ、なんとか結婚までこぎつけた。そんな時に…せつ子の妹が現れる。双子設定なので、烏丸せつ子の1人2役、けっこう頑張って撮ってる。
以降…説明が面倒なので、“姉”と“妹”で統一する。2人はもともと姉妹の仲が悪く、この日も、姉の部屋で再会してすぐに口論となる。そして、姉が風呂の準備を始めたんだけど…そこで事件が!足をすべらし、浴室の中へ倒れこむ姉…直ぐに意識がもうろうとなる。異変を察知した妹が浴室にやって来るが…そこで、手を差し伸べることはせず、死んでいくのをただ眺めているだけだった。姉の死を確認して、逃げ出す妹…さっそく恋人の津川雅彦に会って、その件を報告。すると…津川雅彦は、姉の死を利用して、保険金をだまし取る計画を思いつくのだった。
それは、まず…姉の死体を隠し、さらに死亡日時をごまかす偽装もする。その間に、姉に成りすました妹が自分に保険金を掛け、妹は姉に成りすましたまま、獏と結婚!結婚生活を続けている間に…津川雅彦が姉の死体を運んで、事件を発覚させ、警察に妹と断定させる。そして、保険金がホンモノの妹の手に渡ったところで…“2人で高跳びだ”という計画。だいぶリスクがあるようにも見えるが、当時はかなりの大金だったのだろう保険金5000万円のために、妹と雅彦は必死に頑張るんだけど…性格が違うので、直ぐにボロが出て、獏が嫁の正体を疑い出す!
さらには…警察に殺しの容疑者として、津川雅彦はマークされる。犯行がバレたら、最低限、死体遺棄などの罪に問われるわけで、そこに“やってない殺しの罪”まで被せられる可能性は考えなかったのだろうか?こんな壮大な犯行を思いつくと、一見、頭がいいように見えて、やっぱり間抜けな犯罪者だ(笑)ただ、津川雅彦が出てると…映像や物語が締まる、厚みも増す。自分のカノジョを、新婚妻の身代わりに差し出すとか、そういう屈折した感情がドラマを面白くする。嫁さんのすり替えに遭う獏も間抜けだが、疑問を感じ始めるあたりの駆け引きはスリリングだ。
さて、烏丸せつこと津川雅彦は、最後までみんなを騙して保険金を奪えるのか?警察の追及から逃れられるのか?登場人物の名前など…設定でちゃんと漢字表記を決めてない可能性がる。双子の本名は“ミナガワ”というらしいんだけど…文字放送で字幕スーパーを表示させても“ミナガワ則子”と表記されていた。同様に、津川雅彦が演じていた役も“オオタキリョウヘイ”と全てカタカナで表示されてたし、大和田獏の方の苗字も同様だった。原作が短編集らしいから…原作の方もちゃんと名前がついていない可能性、名前が違う可能性があるかもしれない。
監督:藤井克彦
出演:烏丸せつこ 大和田獏 津川雅彦 西岡德馬 泉じゅん 志麻いづみ 加藤善博 小坂一也 風見章子
【原作小説はこちらにに収録】


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