勝手に映画紹介!?

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シャーキーズ・マシーン(1982年)

シャーキーズ・マシーン

例のコロナの件では、なんか嫌なニュースばかりだけど…あまり気にしすぎても、何もできないので、粛々と日常生活を続けるしかないよね。そんなわけで、洋画専門チャンネル“ザ・シネマ”にて、月初めに録り逃していた「シャーキーズ・マシーン」のリピート放送があったのでエアチェック。2018年に他界したバート・レイノルズが監督、主演を務めた80年代アクション。そこまでひねりのある作品ではないが、要所要所に挟まれるハードなアクションはなかなか見ごたえあり。本作は旧作映画だが、DVD以外にもブルーレイや配信でも入手、視聴可能のようだ。

アトランタ市警麻薬課の刑事シャーキーは、おとり捜査の最中に同僚スマイリーの失態もあり、犯人を取り逃して、街中で銃撃戦に!事件は解決するも、責任を取らされたシャーキーは格下の風紀課へと左遷されてしまう。パパ、アーチら風紀課の刑事たちと、初めて売春の取り締まりに出かけるシャーキー…そこで逮捕した売春婦から、1回1000ドルもする高級娼婦の情報を入手。そこでドミノという娼婦を24時間監視することに…やがて次期州知事候補のホッチキンスとドミノが関係を持っていることが判明!さらには背後に麻薬組織の影もちらつき…。

かれこれ20~30年前だと思うんだけど、民放の深夜枠で放送してて、見た記憶はあるんだよな(違う作品と勘違いしてる場合もあり)…かろうじてタイトルと、バート・レイノルズの主演作だということだけは覚えていた感じ。スタイルトしてはオーソドックスな刑事もの…ただ「ダーティー・ハリー」のような一匹狼キャラでもなく、「リーサル・ウェポン」のようなバディとも違い、仲間とのチーム感が強い作品だなと思った。一見、水と油に見えた風紀課の同僚たちともうまく打ち解け、本来なら殺人課に任せなきゃいけない捜査に、率先して挑んでいく。

冒頭、潜入捜査をしてる時に…間抜けな同僚(後にけっこう重要なキャラであることも判明)のせいで相手に正体がバレてしまう。逃走する犯人が人質をとってバスに逃げ込も…突入を強行!バス運転手が撃たれてしまうが、なんとか相手の射殺に成功…しかーし主人公のレイノルズは、市民に被害が及んだことの責任をとらされ、風紀課に左遷されてしまうのだ。本当は“あの間抜けな同僚”のせいなのにな…って、他の同僚たちも残念がる。風紀課ではベテラン2人と組んで、娼婦の取り締まり。そこで高級娼婦の存在を掴み、この線を追おうと仲間に提案。

中盤はしばらく、ターゲットの監視がダラダラと続くが…娼婦と次期知事候補の関係が棚ぼたで発覚以降は、娼婦のおねーちゃんが殺し屋に命を狙われたり、警察内部に裏切り者がいたりと展開が加速していく。スティーヴン・セガールの「刑事ニコ/法の死角」やチャールズ・ブロンソンの「殺人のはらわた」で同じような悪党を印象的に演じているヘンリー・シルヴァが本作でも殺し屋を不気味に、太々しく熱演。悪党の手下に、カンフー使いとか出てきちゃうのはちょっとツッコミどころだが、同僚たちがどんどん敵の銃弾に倒れていくハードなところは良かった。


監督:バート・レイノルズ
出演:バート・レイノルズ レイチェル・ウォード ヴィットリオ・ガスマン ブライアン・キース ヘンリー・シルヴァ


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パラサイト 禁断の島(2019年)

パラサイト 禁断の島

オイラも1月の通常公開(一部劇場では昨年末より先行公開してた)が始まった時に既に鑑賞済みだけど、先日発表になった米アカデミー賞の効果もあり、注目度がさらにアップしている「パラサイト 半地下の家族」…コロナウィルスで人混みをなるべく避けなきゃいけない時期なのに、満員御礼でチケットが買えない劇場も出ていると聞く…空いてる時(アカデミー発表前)に見ておいてよかった。そんな“パラサイトブーム”中に紛らわしくて恐縮だけど、WOWOWで放送された「パラサイト 禁断の島」を鑑賞した…あっちの韓国映画とはまったく関連はありません。

トビー・バーンズの父親は、強盗に襲われ、殺されてしまった。事件後、トラウマを抱えたトビーは、自己回復プログラムへ参加…その最終工程として、参加者1人1人が別々の無人島で3泊過ごすことになった。トビーも引率者に連れられ無人島へ…そこで慣れないサバイバル生活を始めることになったのだが、しばらくして、自分と同年代の少女が島内にいることを発見。その少女の名前はマデリン…彼女は既に島での生活に適応しており、聞けば、一緒に暮らす母親によって、島内に閉じ込められているらしい。トビーは彼女を島から連れ出そうとするが…。

「パラサイト 半地下の家族」公開前にも…タイミングよく1999年公開のホラー映画「パラサイト」なんかを見直して、アクセスアップを狙った“便乗”を疑われたかもしれないけど…本当に偶然ですよ。本作だって、先週くらいにWOWOWで初放送になりまして、エアチェックしたばかりなんですから(笑)いや、まぁ…確かにね、本作のレビューをアップすれば、レンタルDVDの棚に並んでるパチモン映画みたいに、ちょっと勘違いして、記事にアクセスしてくれる人がいるかもしれないなって、思ったよ(やっぱり便乗じゃん!)、でも普通に気になってた映画なのも事実よ。

ってことで映画の感想…問題を起こした若人たち(主人公は身内が殺人事件の被害者になったという可哀そうな境遇だけど)のための更生プログラムがありまして…その内容は3日間の無人島サバイバルだった。参加者1人1人が、無人諸島にある無数の島々に別れて、単独で完遂しなければならないとかなり過酷なもの…何が酷いって、引率役の大人(おねーさん)が“無人島の数は100以上、どんな所か聞かれても私は答えられない”って言って、子供たちを送り出すんですよ…そんな無責任な。戸塚ヨットスクールよりやべーんじゃねーか?

文句をたれながらも、それぞれの島に散っていく参加者たち…主人公もとある無人島に連れてこられ、頑張って、3泊過ごせよと、最低限のサバイバルキットを渡され、ボッチにされる。せめて…参加している子供たちを複数まとめたグループで体験させろよって思うけどな(笑)案の定、都会生活しか知らない主人公(父親が自宅前で殺された時もノンキにスマホに熱中)も…まともに無人島サバイバルなんてできやしない。野生の猿に食料を奪われたり、海に入って魚を獲ろうとすれば、失敗して怪我をしちゃう。挙句の果て、助けを呼ぼうとした信号弾まで不発。

このままじゃ、3泊なんて絶対に無理…そんな状況に追い込まれたた時に、目の前に同年代の美少女が突然現れた!他の参加者ってわけでもなく…主人公とは赤の他人。なんだ、無人島じゃねーじゃんって思うけど…その美少女はなぜか主人公なんかよりぜんぜんサバイバル力に長けている。身なりは今風で普通だけど…刃物とか振り回しちゃって、蛇に襲われそうな主人公を助けたりもする。この少女はいったい何者なのか?おそろおそろ、彼女と行動を共にしながら、少しずつ適応能力を身に着け、ついでに淡い恋心なんかも抱いてしまう主人公。

やがて母親と島で暮らしてるらしい、なんか母親がアブナイ人物らしい、過去に事件があったらしい、少女は島に幽閉されてるらしいと…少しずつ情報が明らかになる。その後、主人公の様子を見に来た(迎えに来たのか?)引率役のおねーさんが何者かに襲撃されたり、どうやら少女の母親らしい、目つきがヤバくなったララ・クロフトみたいなおばちゃんが島内を跋扈してたり…という展開が続き、少しだけ成長した主人公が、少女を連れて、なんとか無人島を脱出しようと決意するんだけど…。主人公は無事に活路を見出すことができるのか?

知らない役者ばかりだし、登場人物自体も少ない…ほとんどの物語展開が無人島など、低予算映画、B級映画には違いないが、謎の美少女マデリン役の女の子は…“小悪魔的”(これはけっこうミソよ)な可愛さもあって、なかなか魅力的である。彼女のコロコロと変わる表情などにも注目されたし。登場人物が少ないからこそ、後半の展開はある程度、予測できてしまうものの…ラストのオチ、見終わった後の余韻はホラー映画らしくて(WOWOWのジャンル区分はアクション/冒険になってたので、全体的な怖さは控えめ)、わりとオイラは好みですね。


監督:フランク・カルフン
出演:クリスティン・フロセス ローガン・ミラー ジョリーン・アンダーソン ジェリカ・ライ フォディソ・ディントゥ


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ネイビーシールズ ウォー・ファイター(2018年)

ネイビーシールズ ウォー・ファイター

本日、WOWOWでエアチェックしたばかりの「ネイビーシールズ ウォー・ファイター」をさっそく鑑賞…実在する米海軍の特殊部隊“シールズ”の活躍を描くアクション。過去にもチャーリー・シーンとマイケル・ビーンが共演した「ネイビー・シールズ」、実在のシールズ隊員が主演している2012年版「ネイビーシールズ」、はたまた「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」なんて作品があったけど、それらの作品と比べると、低予算でB級。役者も知らない人ばかりで、主役と監督は同じ人…っていうか製作、脚本などもほとんど自分でやってる感じ。

米海軍特殊部隊ネイビーシールズのスナイパーのラスティ…過去にはたくさんの戦場に出向き、仲間を失った経験もあるので、トラウマを抱えていた。家族と過ごしている休暇中にも、自分や仲間、そして現実にはいないはずの“謎の少女”が殺される悪夢を繰り返し見ては、苦しんでいた。ある日、シールズ仲間が集い、パーティーに参加している最中に、新たなミッションが下される。ラスティと仲間の隊員たちは、愛する家族と別れ、再び戦場へと向かう。今回の任務は反政府ゲリラに捕らえられたデルタ隊員の救出。さっそくアフガニスタンへと向かうが…。

イラクで任務中の主人公…ターゲットの暗殺を成功させた直後に、ペアを組んでいた仲間が、敵の銃弾に倒れる。恋人に形見の指輪を渡してほしいと主人公に頼んで、息絶えていく。場面は変わって…ひげ面のぽっちゃりしたオッサンが、自宅で妻や娘と過ごす様子が描かれる。このオッサンが冒頭のスナイパーと同一人物(ってことは、監督でもあると)…嫁さんと乳繰り合ってたと思ったら、直ぐにまた別の戦場シーンへと場面は変わる。今度は、どこぞの密林地帯で、複数の仲間たちと、悪党に捕らえられた少女の奪還任務を行っているようだ。

低予算作品特有の“裏山感”とダレダレの安っぽい戦闘シーン…まったく迫力がないのだが、仲間がどんどん殺されていく。そして、始まったばかりなのに主人公も銃弾に倒れ…助けるはずの少女も死んじゃって、ところで、話は夫婦の寝室に戻る。横で寝てた嫁さんに“あなた 悪い夢を見たのよ”なんて慰められちゃって…なんとか正気を取り戻すって、なんだよ夢オチかよ!その後も、時々…どうでもいい回想などを含みつつ、シール仲間たちと過ごす休日の様子がダラダラと続くこと約30分、合計45分くらい経ったところで、ようやく新たなミッションへ!

隊員たちが家族サービスしてる最中に出動命令がくだるって描写は…チャーリー・シーンの「ネイビー・シールズ」でもやってたよね…あれは仲間の結婚式の最中だったけど。まぁ、ああいうシュチエーションを描きたいのだろう。新たなミッションは、イランで偵察任務中だった4人のデルタ隊員がISISに拉致られ、その詳細を把握するための、さらなる偵察ってことだったんだけど、人質の処刑が迫り、途中から救出作戦へとシフトチェンジ。もともと支援もないという過酷な任務だったが、さらに過酷さが増す。案の定、隊員たちが1人、また1人と敵の銃弾に倒れ…。

ああ、主人公が見ていた“悪夢”は正夢だったのか…ようやく始まった戦闘の最中にも、やたらと白昼夢だか、幻覚だかを見て、現実から逃避する主人公、とにかくウザイ。“夢”の中に登場する謎の少女の正体など…どうせだったら、ちゃんとどこかで“伏線”くらい用意しておけよってくらいの唐突さ。なんか、嫌な予感がしてたんだけど…最後の落としどころはそこかよ。戦争映画らしからぬ宗教的、ファンタジックな描写でけっこうしらけてしまった。この映画を見るなら、今から30年前のチャーリー・シーンの「ネイビー・シールズ」を再鑑賞した方が百倍有意義。


監督:ジェリー・G・アンジェロ
出演:ジェリー・G・アンジェロ ジョシュア・サンタナ アイザック・シングルトン ポール・ローガン


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劇場版 Fate/stay night[Heaven’s Feel] Ⅱ(2017年)

劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel] II.lost butterfly」(通常版)

シリーズ最新作の劇場公開に合わせ、WOWOWで“劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel] 」”の1~2作目が一挙放送されたのでエアチェック…1作目は2019年の元旦に、前日の大晦日にBS11でテレビ放送されたものを録画して、一度鑑賞済み。内容を忘れているところがあったので、今回、WOWOW放送版でも鑑賞を行ったが…面倒なので再鑑賞の感想はスルーする。ということで続けて見た“劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel] II.lost butterfly」”の感想。なお、記事タイトルに、正式タイトルが入りきれないので、Ⅱ以降のサブタイトルは割愛。

手にした者の願いが叶うとされる聖杯を実現させる儀式である“聖杯戦争”…聖杯により選ばれし7人の魔術師が“マスター”となり、同じように聖杯によって選ばれたサーヴァント”を召喚、契約して戦いを繰り広げる。前回の“聖杯戦争”から10年、再び冬木市で戦いが始まった。間桐家の当主・間桐臓硯の参戦により、戦いは激化!マスターとして参戦していた衛宮士郎もまた傷つき、サーヴァントのセイバーを失ってしまった。だが、士郎は、間桐桜を守るため、戦い続けること選択。そんな士郎の身を案じる桜もまた、魔術師の宿命に捕らわれていく…。

約1年前に“Ⅰ”の感想を書いた時の内容と重複するかもしれないけど…オイラがどの程度Fiteシリーズの知識を持っているか、先の投稿から一部をコピペして説明。まず元ネタのゲームはまったくプレイしたことがないし、最初のテレビアニメも見たことはないんだけど、たまたま2009年製作の「劇場版 Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS」を見たのがきっかけで、テレビシリーズの「Fate/Zero」「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]をそれぞれちょっとかじったんだけど、共に途中で挫折してしまい…テレビ放送で、この今の映画版を見始めたと。

“Ⅰ”を最初に見た時に思ったのは…導入部はいつも同じような感じだなとか、ゲーム原作で、何度も映像化されてるシリーズだけあり、けっこうダイジェストっぽく、端折りも多いなという印象だった。それでも、ufotableによる美麗作画で見せるハイクオリティなアクションシーンはどれも見応えがあり、息の長いシリーズだけあって、オイラも知ってるベテラン声優さんもいっぱい参加していて、それなりに見応えも感じた。あと、わりと主人公よりだと思っていたセイバーも“Ⅰ”のラストでなんか敵にやられちゃってまして、それがどうなったのかが気になっていた。

そんなわけで、物語は“Ⅰ”のラスト直後からの続きである…セイバーはどこかへ消えちゃったんだけど、他のマスターと共闘し、戦いを続けることにした主人公の士郎。他のマスター、サーヴァントが苦戦している“謎の黒い影”の正体を探ったり、“聖杯戦争”の舞台になってる冬木市という街で起きている不審な事件の真相に迫ったりする。主人公の自宅に、どんどんと“可愛い女性キャラ”が集まってきちゃうモテキ、ハーレムぶりは、やっぱりゲーム原作らしいのかなと思いつつ、なるほど“Ⅰ”になかったPG-12指定はこういうことかの、エロゲ展開も満載。

清楚なお嬢様キャラに見えた桜ちゃんのあんなセリフや、こんな仕種に…“やってんなぁ~”と爆笑しつつ、色々とグチャグチャした人間関係なんかも明らかになったり、“穴兄弟”の話もあったりし(爆)、あとはなんとなく予想していた展開になりつつ、次回へ続くという感じだった。表現が正しいかどうかわからんけど闇堕ちした(スターウォーズっぽく言うと、ダークサイドに落ちた的な)セイバーがかっこよかったです。関智一が声を担当しているギルガメッシュがようやくバトルに絡んできたと思ったら、あっけなく“あの敵”にやられておった…足もげてたな。

“謎の黒い影”の攻撃で一般市民にも犠牲が…そして、あの“黒い影”の暴走により、全市民がいなくなってしまう可能性もあるそうだ。不安を伝えるニュース映像も出てきたり、こういう伝奇系によくある話、設定なんだけど…どうしても、現在、世界中を騒がしている新型コロナウィルスの脅威とどこかダブらせてしまい、おもわずドヨ~ンな気持ちになる。かつて、ディザスタームービーをガハガハ笑いながら見てる時期もあったが、最近じゃ、異常気象や災害で絵空事でもなくなってきた。まさか、こんなアニメを見てても、同じような気分になる時代がこようとは…。


監督:須藤友徳
出演:杉山紀彰 下屋則子 神谷浩史 川澄綾子 植田佳奈 門脇舞以 伊藤美紀 中田譲治 津嘉山正種


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マイル22(2018年)

マイル22

劇場公開時に見たかったけど、近所で上映館がなく…その後も、配信やソフトでの鑑賞時期を逃してしまった、マーク・ウォールバーグ兄貴のアクション映画「マイル22」がようやくWOWOWで初放送になったのでエアチェック…さっそく鑑賞する。監督は「ローン・サバイバー」「バーニング・オーシャン」「パトリオット・デイ」など近作のほとんどでマーク兄貴とタッグを組んでおり、相性もバッチりなピーター・バーグ。マーク兄貴以外の出演者は…極秘部隊の指揮官役にジョン・マルコヴィッチ、情報提供者であるミステリアスな元警官にイコ・ウワイス。

シルバらCIAの極秘部隊“オーバーウォッチ”は…盗まれた“セシウム”を奪還するため、ロシア連邦保安庁の隠れ家を奇襲するが、激しい抵抗を受け…さらには肝心なセシウムも発見できず、作戦は失敗に終わる。数か月後…東南アジアのインドカーにあるアメリカ大使館にリー・ノアと名乗る元警官が現れた。リーはセシウムの情報を持っていると伝え、アメリカへの亡命を希望する。亡命が成功するまで情報を明かさないと口を固く閉ざすリー…大使館はリーの本国移送を決断。大使館から空港までの22マイルをシルバのチームが警護することに。

FSBのアジトを襲撃するなど序盤から派手な銃撃戦も登場するが…ハイテク機器が捉えた監視映像の画面なども織り交ぜ、どちらかというと乾いたタッチ、実録風な印象を受ける。目的が盗まれたセシウムの奪還であり、その情報を持っている、胡散臭げな元警官イコ・ウワイスの護送が始まるまでは、淡々とした印象もあったのだが…護送ミッション開始以降はテンポも急加速し、ラストまでノンストップ。多勢に無勢な難関をなんとしても突破しなきゃいけないという流れはP・バーグ監督の過去作「キングダム/見えざる敵」「ローン・サバイバー」とも共通する。

ただし、物語のキーマンにイコ・ウワイスを据えたというのが一つの大きなポイントだと思う…お馴染みインドネシア仕込みの超絶アクションが絡むことで、エンタメ性もしっかりと加味していて、前述の2作品なんかとも若干テイストが異なる部分もあったかなと。敵なのか味方なのか…イコ・ウワイスの正体不明さのおかげで、最後の最後まで気が抜けないストーリーとなっていて、しっかりとどんでん返しも味わえたかなと。中盤以降、テンポの良さとアクションで引き付けるのは、目くらましの要素もあったのだろう。内容のわりに尺は95分と、かなりコンパクト。

任務を無事に遂行させるには、仲間だって見捨てる非常なマーク兄貴…暗黙の了解で、瀕死の部下に自爆を促したりもする。部下はもちろんのこと、位が上の人間にだって言葉を選ばず、強い態度で食って掛かる(だから嫌ってる部下もいる)。“リーダー”にはこのくらいの決断力がなければ、危機的状況なんて抜け出せないということだろう。そんな、一見完璧そうな人間でも…判断ミスはあるし、真相だって見抜けないというお話。頼りない“リーダー”だともはや絶望的ってことだな…今の時期と合わせて、何を言いたいのか、察してね(苦笑)。

見る人によっては“どっちつかず”という印象を受けるかもしれない…前半の地味な諜報戦が苦手な人もいるだろうし、そこからのアクションへの転調も好みがわかれるだろう。オイラ的には…このレベルのドンパチが見れればだいたい及第点だけどな。いきなり画面に映る四文字の日本語“純白地獄”がインパクト大…よく洋画にある“間違った日本語”の類か何かかと、思わず鑑賞後にググってしまったが…これって“ただ真っ白なだけ”という超難関、上級者向けのパズルの名称だったのね。しっかり、公開時のプレゼントキャンペーンの賞品にもなってた。


監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ ジョン・マルコヴィッチ ローレン・コーハン イコ・ウワイス ロンダ・ラウジー


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沈黙の断崖(1997年)

沈黙の断崖

先日、映画専門チャンネル“ムービープラス”で放送していたセガールの「沈黙の断崖」をケーブルテレビのSTB経由でエアチェック…12月末頃に「沈黙の要塞」を同チャンネルでエアチェックし、鑑賞した時も書いたんだけど、ウチのケーブルテレビ経由だと、このチャンネルは残念ながら480i画質なのよね。で、「沈黙の要塞」は手元にLDしか持ってなくて、DVDの代わりにしようとエアチェックコレクションしたが、本作「沈黙の断崖」は一応、同程度の画質のDVDも持ってるのね。でも、思わず録画してしまったので…“要塞”と同じディスクに焼いて、ついでに鑑賞。

同僚が何者かに殺された!米国環境保護庁の調査官ジャック・タガートは…同僚の調査を引き継ぎ、ケンタッキー東部の山間部にある町で行われている、産業廃棄物の不法投棄の実態を調査するために、自分で操縦するセスナでやって来た。協力者の1人、グッドオール牧師の案内で、町を歩き回るジャック。住民たちから情報を得るため、身分を隠しながら、積極的に声をかけ、頼まれれば大工仕事も手伝っていた。そんなジャックをいぶかしむ町のチンピラや保安官らがダガードにちょっかいを出してくる。彼らのバックには鉱業界の大物オーリンの影が!

公開時にリアルタイムで劇場鑑賞もしてるし、その後、ソフトも購入…たぶんそれまでのセガール映画のソフトコレクションはレーザーディスクだったけど、これ以降、DVDで集めるようになったんだと思う(ちょうどDVDというものが普及し始めたころで、それ以前は、LDかVHSしかなかった)。ちなみに、当時のDVDのジャケ裏の解説を読むと…“沈黙シリーズ”完結篇と書かれている。間に、本物の“沈黙”続編「暴走特急」とか「グリマーマン」もあったし、ワーナーもこの時点ではそろそろ“沈黙”の看板を下ろす気はあったのだろうと推測できる。

ただし、その後に続いた別の配給会社のセガール作品が「沈黙の陰謀」「沈黙のテロリスト」と付けちゃったので、未だに“沈黙シリーズ”というのが継承され続けてきたのだろう(セガール引退と書かれていた、2019年リリースの「沈黙の終焉」以降、日本で新作は出ていないが、海外では昨年末に“Beyond the Law”という新作がリリース済み…日本公開または日本盤ソフトのリリースが待たれる)。ちなみにワーナー配給のセガールはこの後「DENGEKI 電撃」っていうのがあって…一時期は“漢字2文字とローマ字の組み合わせ”というのも定番だった。

どうでもいい話をグダグダと書いてしまったが、作品の感想。「沈黙の要塞」でも環境問題を偉そうに語っていたセガールのエコロジカルアクション第2弾ともいえるのが本作だろう…大企業が不正に行っている不法投棄を暴くため、人当たりのいい大工に化けたセガールが潜入捜査を行い、地元のねーちゃんを口説きながら、証拠を掴もうとするって感じの話。まぁ、実際は大工って名乗ったわけじゃないんだけど、情報提供してくれる住民を見つけるために、“タダで家を直すよ”って触れ回って、相手の懐に飛び込む。まるで胡散臭いリフォーム会社みたい(笑)

案の定…不法投棄を行っている悪徳企業側、その手先たちにあっさりと正体を見破られ、開き直ったセガールは、“おれの指令で捜査員が300人来て ケツの穴まで調べる”と売り言葉に買い言葉で啖呵を切る。それまで静観していた悪徳企業のボス、クリス・クリストファーソンもいよいよセガールの抹殺にゴーサイン。あとは、だいたい“いつもと同じ”で…敵の罠なんかも何のその、力でねじ伏せ、最後は拳と銃で悪党たちを成敗する。最後まで“ケツの穴”に拘るセガール…なんとしても、クリストファーソンをムショ送りにし、ホ●の餌食したいらしい。

セガールが口説く地元のおねーちゃんは…まだ「CSI:科学捜査班」が始まる前だったマーグ・ヘルゲンバーガー。その兄に「アバター」のクオリッチ大佐、「ドント・ブリーズ」の盲目のオッサン、スティーヴン・ラング…この兄貴もまた、見るからに胡散臭く、予想通り…とんでもない裏の顔を持っていたというオチ。今回、久しぶりに見直してて思ったのが…この頃から既にセガール拳が不発気味かなと。編集に頼ってるアクションが多めだった気がした。この間、久しぶりに見直した「沈黙の要塞」あたりは、けっこう自分でアクション頑張ってたけどな。


監督:フェリックス・エンリケス・アルカラ
出演:スティーヴン・セガール マーグ・ヘルゲンバーガー クリス・クリストファーソン スティーヴン・ラング


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DVD持ってるんだけどな…









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1917 命をかけた伝令(2019年)

1917 命をかけた伝令

【鑑賞日:2020年2月14日】

劇場鑑賞時、マスクを着用するようになって3回目…今日もいつものように、誰もいない最前列の座席を確保!今日見てきたのは話題の戦争作「1917 命をかけた伝令」なんだけど…やっぱりアカデミー賞効果もあるのか、先週、同じシネプレックスの会員デーで見た「ハスラーズ」よりも、若干、お客さんの数は多かった(混雑はしていない)。オイラが「ハスラーズ」を見た時は女性のお客さんが多かったんだけど…さすがに戦争映画だとオッサン客が多く、相変わらずマスクの着用率が低い。着けてないオッサンに限って咳をコンコン…ホント、勘弁してくれ!

第一次世界大戦中のフランス…1917年4月6日の朝。イギリス軍の若き兵士スコフィールドとブレイクはエリンモア将軍から呼び出しを受け、ある命令を受ける。それはブレイクの兄も属しているD連隊が、明朝実行する予定の作戦を中止せよと、指揮を執るマッケンジー大佐に伝えるというものだった。情報を伝達するための電話線も切れ、D連隊と連絡がとれなくなっていたのだ。もし、作戦中止が伝わらなかった場合…1600名もの兵士が、ドイツ軍の罠にはまってしまうという。しかし…将軍からの伝令を間に合わせるにはドイツ軍の陣地を突っ切るしかなく…。

日本の映画会社は宣伝などで“全編ワンカット”というのをやたらと売りにしているようだけど、厳密には“ワンカット風”なんだよね…他の映画情報サイトなどでは、“ワンカットに見えるように工夫して、撮影、編集されている”としっかりと解説されている(AVwatchの記事がお薦め)。さすが先日発表された米アカデミー賞の撮影賞、視覚効果賞を受賞しているだけあり、確かにつなぎ目はわかりずらく…その技術に圧倒されてしまうわけだが、それでも、あくまで“個人的な予測”だけど、画面に人物が映らない一瞬とかは、絶対にカット割ってそうだよね(笑)

“ここ、そうじゃない?”っていうのを自分なりに目星をつけて見るのも、けっこう楽しく…余計な事を考えていると、本編中の“不意打ち”に驚かされたりもする。これは将来、ブルーレイなどで発売した時に、メイキング映像を拝んでみたい、ぜひ収録してほしいなと思いましたね。後半に出てくる“ある一か所”は絶対にワンカット風映像の小休止だよね…あそこで、ちょっとだけ一息付けて、あとはまた最後まで緊張感が続く感じだった。戦闘シーンは予告映像等で見てしまってるものもあったので、“ここであのシーンがくるな?”と予測できちゃうのが勿体ない。

戦争映画だけど、ストーリーはシンプルなので…専門用語や固有名詞など覚えるものが少なく、この手の映画が苦手な人でも見やすいと思う。シンプルだからこそ、戦争の非情さもよく描けているし、胸が熱くなるシーンもある。とにかく、戦争になったら“綺麗ごとなんて言ってられない、敵に情けなんて無用だ”というの思い知らされる。「007/スペクター」でもワンカットに挑んだサム・メンデス、音楽も“007”と同じトーマス・ニューマンなので、緊張感を漂わせるメインのBGMが「スカイフォール」の“武器開発係”「スペクター」の“ケアレス”なんて曲と似ていた。

そうそう…映画の前半部分で、キルゴアというキャラクターがチラっと登場するんですけど、この映画のキルゴアは劇中のセリフを借りると、どうやら“役立たず”のようですよ(笑)ちなみに「地獄の黙示録」でロバート・デュバルが演じたキルゴア中佐は“Kilgore”でしたが、本作のキルゴアはクレジットを見ると“Kilgour”…綴りが違うようです。なんとなく気になったので、ネタの一つとしてアップしておきますね。そういえば、今月末からIMAXで「地獄の黙示録 ファイナルカット」が始まるけど…コロナが収束してないと、他の地区まで遠征したくない。どうする?


監督:サム・メンデス
出演:ジョージ・マッケイ ディーン=チャールズ・チャップマン マーク・ストロング ベネディクト・カンバーバッチ


【サントラCDはこちら】
CD 1917







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劇場版「フリクリ プログレ」(2018年)

劇場版「フリクリ プログレ」

昨日鑑賞した「フリクリ オルタナ」に続き、WOWOWの“「フリクリ」続編2部作一挙放送”でエアチェックした続編第2弾「フリクリ プログレ」を鑑賞…元ネタともいえるオリジナルの「フリクリ」は、リリース当時に追いかけて見たんだけど、再鑑賞の機会がなかったので覚えていない…ついこの間までAmazonで無料で見れたはずなんだが、知らないうちに有料に変わってたので、見直しておけばよかったと後悔。ただ、旧作の内容を忘れてても「オルタナ」は問題なく楽しめたし、どうやら「プログレ」もちゃと独立した話っぽいので大丈夫だろうと思う。

喫茶店を営む母親・ヒナエと一緒に暮らす無口な中学生の少女・雲雀弄ヒドミ…彼女はいつも頭にヘッドフォンをつけていた。その日、ヒドミは…“朽ちた身体を引きずり、壊れた世界をさまよい歩く”という奇妙な夢を見たが、朝起きると、普段と変わらない1日であった。学校に行けば破天荒な担任ハル子や、井出交ら男子生徒がバカ騒ぎをしている。しかし、謎の女ジンユに車で跳ね飛ばされて以降、ヒドミの日常は激変する!ハル子と井出が何やら急接近…そんな井出の頭から巨大ロボットが出現したり、ヒドミ自身にも不思議な兆候が表れ…。

本作も「オルタナ」同様…6つのエピソードを劇場用にまとめた内容だが、違いといえば、監督と名の付く役職のクリエイターが各エピソードごとに違い、6人もいる点か?(「オルタナ」も各エピソードに演出という役職はあったが、監督1人、総監督1人だった…ちなみに「プログレ」も総監督は本広)だからなのか、映画として捉えた時に、全体を通して「オルタナ」よりも統一感がないように思える。時にはキャラの性格も、絵柄のトーンもガラリと変わるし、不条理感、意味不明度も増しているんだけど…よく考えると、これこそ「フリクリ」らしさでもあるかなと思った。

オリジナルの「フリクリ」の内容を忘れているから偉そうなことは言えないのだが…「オルタナ」を見た時の“普通の女子高生アニメと変わらんな”という印象と比べれば、その都度、作り手が好き勝手なことをやってる実験的な映像も盛り込まれており、予定調和でない展開を、勢いで見せていく感じは…なかなか面白かった。「オルタナ」に比べると、セリフや映像表現の中に“性的な暗喩”が盛り込まれているのも…オリジナルにあった(なんとなく覚えている)思春期のモヤモヤに近いようにも感じた…一見すると別物だけど「フリクリ」のエッセンスは詰まってる。

Amazonのレビューを見ていたら、“ハル子の声が違うから”というのをマイナス評価の理由に挙げている人がいた…確かに“ハル子”の声が、今までの新谷真弓から林原めぐみに変わってるんだけど…いや、それって、ちゃんと理由があるじゃん。っていうか、本作「プログレ」の“ハル子”と今までの“ハル子”って別人じゃん…厳密にいうと別人ではなく、本作に登場する“ハル子っぽい2人のキャラ”は“ハル子が2つの存在に分裂”という設定があり…オイラも事前にWOWOWの解説でその説明を読んでなかったら、本編だけだと戸惑ったかもしれないけどさ…。

だから林原めぐみが演じているのは…劇中で“ハル子”と名乗ってるんだけど、ラハルという本名(?)もちゃんとある。なんか、そういう設定の“解りづらさ”も含めて、「フリクリ」のハチャメチャな魅力なのかなとは思いますよね。“ハル子先生”ことラハルが教壇に立つシーンや、その後、ある事情で“キャラ変”するヒドミが…難しい熟語を並べ立て、意味不明なセリフを発するところは、ちょっと今敏の「パプリカ」を思い出したな。個人的に「プログレ」の方が好きな声優さん、知ってる声優さんが多く出演していたので、その点でもポイントは高めかな?


総監督:本広克行 監督:荒井和人 海谷敏久 小川優樹 井端義秀 末澤慧 博史池畠
出演:林原めぐみ 沢城みゆき 水瀬いのり 福山潤 村中知 中澤まさとも 黒沢ともよ 井上喜久子 大倉孝二


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劇場版「フリクリ オルタナ」(2018年)

フリクリ オルタナ

WOWOWで“「フリクリ」続編2部作一挙放送”があったのでエアチェック…“エヴァ”シリーズなどでもお馴染み鶴巻和哉監督による伝説のOVA「フリクリ」、18年ぶりの続編企画。前作はGAINAXの代表作としても有名だったわけだが…アニメファンならご存じの通り、色々なごたごたがあり、現在は共同で製作、制作していたProduction I.Gが原作兼を所有しているということで…スタッフもほぼほぼ一新。鶴巻監督はスーパーバイザー、貞本義行がキャラクター原案としてクレジットされていた。そんなわけで、続編第1弾の「フリクリ オルタナ」から鑑賞したよ。

いつもハイテンションなカナ、それとは対照的に静かで古風な友美(ペッツ)、美人でとにかくモテまくる聖(ヒジリー)、大食いだけどオシャレな満(モッサン)…4人は津金井高校に通う仲良し4人組。まだ将来の進路も決まらず、ダラダラと学生生活を謳歌している。ある日、秘密基地に集まっていた4人…ひょんなことからペットボトルロケット作りに夢中になり、いよいよ完成を迎える。あとは発射を待つだけとなったのだが…その時、空から“巨大なピン”が!さらに異形のモノがカナに襲い掛かろうとしていた。そこにピンク髪のお姉さん・ハル子が現れ…。

オリジナルの「フリクリ」の方も、当時…DVDで見たんだけど、ほぼほぼ内容を忘れている。こんなことだったら、この前あたりまで無料だったプライムビデオでちゃんと見直しておけばよかったなんて思う…知らないうちにdアニメストア for Prime Video扱いになってて、プライムの会員だけでは見れなくなってた(dアニメストア for Prime Videoの30無料体験を利用すればタダで見れるけど…まだ温存したいし)。WOWOWもどうせだったら旧版OVAも含めて一挙放送してくれよななんて、毒づいてみる(笑)なんかハチャメチャな雰囲気しか覚えておらん。

でも…まぁ、そこは作り手も、考えていたのか、「フリクリ」の内容なんて覚えてなくても、まったく知らないいちげん客でも、物語が楽しめるような作りにはなっている感じ。ハル子の設定などを多少なりとも覚えていれば、より作品を深く楽しめるのかもしれないけど(それっぽい匂わせもあるし…旧作に出てきたカンチそっくりのロボとかも登場する)…劇中の女子高生たちも、謎の女・ハル子をあっさり受け入れてしまうので、視聴者側でも、そこはあまり深く追及しない方がいいのかなと、無理くり説得させられてしまっているような感じかな?

あえていうなら、旧作ファンはそこが物足りなく感じたのだろうなとは思う…オリジナルに比べると、続編の方は、まだオイラが見ていない「プログレ」を含め、比較的、評価は低いようだ。前半の女子高生がワチャワチャしている雰囲気は、見てて楽しいことは楽しいんだけど…それこそその辺に“掃いて捨てるほどある”女子高生アニメとそんなに変わらんなと、オイラも思ったりした。一応、メインのヒロインである“カナ”の…“明るさを通り越したウザさ”も…いかにもアニメキャラのステレオタイプ。話の流れで、それを否定される場面もなくはなかったが…。

まんま「トランスフォーマー」のパロディをやってのけ、わざわざ“マイケル・ベイ!”なんて掛け声が必要あるのか?同じくバスケのネタでも「スラムダンク」という作品名を出しちゃうあたりのセンスがちょっと残念…オタクに媚びすぎなんじゃねーかと、もう少し控えめな方が、逆にオタクにはササるとも思った。後半、正体不明の外敵により日常が侵食されていく雰囲気、そん中でも女子高生たちはいつも通りの生活を送らなきゃいけない…このあたりは、それこそ“昔のガイナっぽい”ななんても思ったかな。最近だとトリガーの「グリッドマン」とかにも近いか?

後半の特撮チックな展開にガイナ(今の名前だけの会社ではなく当時のね!)のルーツの一つ「八岐之大蛇の逆襲」をダブらせ…やっぱり最後はエヴァみたいになってたな(笑)幸か不幸かオリジナルの「フリクリ」の内容を忘れていたというのがあるので、ディープなファンの人たちよりは、許容できた部分も少なくはないですよ…まぁ、良くも悪くも普通のアニメだなと。本来は、旧作同様…全6話のエピソードで構成されており、劇場版はそれらを一つにまとめた内容。そうそう、前に配信で見ようとしたら1話ずつの課金だったからやめたのを思い出したよ(笑)


総監督:本広克行 監督:上村泰
出演:新谷真弓 美山加恋 吉田有里 飯田里穂 田村睦心 小西克幸 永塚拓馬 伊藤美紀 森功至 青山穣


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アンフォゲタブル(1996年)

アンフォゲタブル

洋画専門チャンネル“ザ・シネマ”で放送していた「アンフォゲタブル」をケーブルテレビのSTB経由でエアチェックしておいたので鑑賞…間違いやすいけど“アンフォゲッタブル”じゃなくて“アンフォゲタブル”です。“ゲ”と“タ”の間に“ッ”を入れてしまうと…Amazonで検索した時も別の作品が表示されるので注意しよう。1996年製作の映画で、日本公開は翌年97年1月…自分は劇場公開後にLDソフトを購入して鑑賞したのが初めてで、公開から半年から1年後くらいの間だと思う…LDはまだ持ってるけど、あまり見返した記憶がないので、内容はほとんど忘れてた。

シアトルで猟奇殺人が発生…現場にやって来た検視官デビット・クレインは、発見した犯人の遺留品を見てショックを受ける。それは以前、自分の妻が殺され、未解決になった事件の現場にあったものと同じだったからだ。その事件では自分も容疑者にされた挙句、結局…事件は迷宮入りしてしまったのだ。しかし、担当刑事のブレスラーに二つの事件の関連性を進言するも、あまり相手にされない。そんな時、女性脳学者マーサ・ブリッグスが“他人の記憶を移植できる”という研究をしていることを知る。デビットは妻の記憶を移植して、真犯人に迫ろうとする!

女博士が開発した特殊な薬品と、人間の髄液(死人でも、生きてても可)を体内に注入すれば…他人の記憶がリアルに追体験できるという、とんでもな設定がありまして、妻殺しの真相を追いかけてるレイ・リオッタが、それを使って、犯人に迫るという…当時のキャッチコピー(LDの帯に書いてあった)を引用すると“メディカル・サイコ・サスペンス”。女博士の研究も実はまだ中途半端で…ネズミにしか試したことがなく、リオッタはそれを勝手に盗み出して使っちゃう。だから色々と副作用なんかも起きつつ…実際に移植した記憶を手掛かりに、謎を解いていく。

薬の投与方法とかも色々と縛りがあって…実際に犯行があった現場で使用すると、フラッシュバックのように記憶の再現が始まる感じ。そう、記憶を題材した作品だけあり…オイラも、映画の内容をすっかり忘れていたんだけど、ある役者の顔を見て、“コイツが真犯人だ!”と記憶が刺激された…何か、きっかけがあると、記憶というのは思い出すものなんですね。作品の中でも、印象強いものが、いつまでも覚えているみたいな…記憶のメカニズムを説明しているシーンが出てきたっけ。旧作だけど、一応はサスペンスなので、犯人の名前は言いませんよ。

サイエンティフィックな内容のわりに…事件の真相は通俗的というか、下世話な部分もあったり。最後、真犯人の犯行を立証するための決め手も、テープレコーダーで録音した、犯人の自供(サスペンス、ミステリーの犯人は、だいたい自分の犯行を自慢したがるものです)というのがなかなかアナログだよね(笑)まぁ、いうても…今から24年も前の映画じゃ、そんなもんかなという。ハッピーエンドではないけど、バッドエンドでもない…微妙な余韻が残るラストは意外と好きかな?レイ・リオッタって完璧じゃない、なんか残念なキャラがよく似合うが、本作もしかり。


監督:ジョン・ダール
出演:レイ・リオッタ リンダ・フィオレンティーノ ピーター・コヨーテ クリストファー・マクドナルド キム・コーツ


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