勝手に映画紹介!?

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2019年05月26日

黄金の犬(1979年)

テーマ:邦画
黄金の犬

兄貴の部屋のケーブルテレビのSTBを拝借し、日本映画専門チャンネル放送、“映画俳優・鶴田浩二”特集「黄金の犬」をエアチェックしておいたので、ディスクに焼いて自室で鑑賞…健さんの「君よ憤怒の河を渉れ」(あとジョン・ウーの「マンハント」)と同じく西村寿行の同名小説の映像化で、この映画の後にTVドラマ版も作られている。映画が公開されたころは、既にオイラも生まれてたけど、まだ4歳なので存在を知ったのはずっと後になってから。タイトルは知っていたが、原作を読む機会も、本作を見る機会も今までなかったので、今回が初鑑賞となる。

北海道で熊狩り中の男性・北守が熊に襲われ、連れていた愛犬のゴロとはぐれてしまうが、ゴロは帰巣本能で北守の自宅がある東京を目指す。やがてゴロは、汚職の証拠を持ったまま、殺し屋から逃げている通産省の武器課長・永山雄吉と出会って一緒に行動するように。永山はゴロと出会う直前に、一緒に逃亡していた業界紙記者・大橋を殺されていた!一方、大橋殺しを担当する安高警視は、大橋と永山が一緒にいたという情報と、凶器となった特殊な銃に注目し捜査を開始。目撃情報からゴロを探しに来た北守の妻・礼子と行動を共にするのだが…。

熊狩り中の人達が、熊に襲われて…そのうちの1人が死亡。その死んだ男が連れていた犬(ゴロ)が…帰巣本能で東京を目指す間に、色々な人たちに拾われて、物語が展開していくのだが、ことごとくこの犬と関わった人たちに不幸が訪れる。どこかで、こんな映画を見た気がするなって思い出したのが…スティーブン・スピルバーグの「戦火の馬」。あれも、最初の持ち主からスタートし、戦争中に色々な人の間を渡り歩いた馬の話で、とにかく馬の乗り手や所有者が死にまくる映画であった。すごい、スピルバーグの映画にそっくりなんて(笑)

まずは元の飼い主が熊に殺される→汚職事件に巻き込まれ殺し屋に狙われ逃亡中の夏木勲(後に本名の夏八木勲で活躍)と出会う→夏木勲が、嫁と娘の心中を知る(嫁の死は殺し屋の地井武男に犯されたことに起因、後半でもっと悲惨な事実も発覚!)→見ず知らず女性が強姦されそうになってるのを夏木勲が助けるが、そのせいで潜伏先がバレる→殺し屋に先回りされ負傷→犬が溺れてる少女を助ける(珍しくいいことしたと思いきや)→御礼に夏木勲を泊めてくれた少女の母親が地井武男に殺される→ついでに夏木勲も殺される→犬は逃げる。

ここまでの説明だと、夏木勲を中心として周囲で悲惨な出来事が起きてるのだが、その後も関わった人が何人も無駄死に。一連の事件を追いかける刑事・鶴田浩二(主演なのに、なぜかDVDジャケの写真が夏木勲なのもまた不幸だな)の周りでも殉職者や負傷者が出たり、夫に死なれて犬探しにやってきただけの未亡人・島田陽子も地井武男に拉致られ、犯されそうになったりする。島田陽子は下着姿で四つん這いにされ、“犬になれ”とか、地井武男に意味不明な命令をされる。この未亡人、学習能力がなくて、その後も地井武男にヤラれそうになりまくる。

あと、最初はあまり相性がよくなかった鶴田浩二と、何度も苦難を共にしてるうちに、いい雰囲気になってて、レイプ魔・地井武男ほどの直接的、露骨な描写はないものの、絶対に男女の仲になってる感を醸し出してる。一度などは、明らかにそうなった後だと想像できる状態で、目の前で地井武男が島田陽子を犯そうとするなど(今度はオッパイもポロリ)…ただのエロシーンにしては、ものすげードロドロしてて、深いシーンにも思えました。っていうか、この映画で一番インパクトがあるのは、誰彼構わず殺して、犯しまくる極悪非道な地井武男だったと。

後半で、鶴田浩二と犬の争奪戦になるんだけど、犬を追いかけて洞窟に入った何人もいる手下まで、平気でダイナマイトで吹き飛ばすからね…とても、“散歩番組”出てた人と同一人物だとは思えない(笑)こんだけ人が死んで、不幸になったのに…最後は満足感高め(殺し屋に復讐し、未亡人を手に入れ、汚職政治家を捕まえる証拠も入手)のドヤ顔で去っていく鶴田浩二を捉えたショットで映画は終了…終わりよければすべてよしなところも、やっぱりスピルバーグだと、最初の「戦火の馬」とそっくり説をもう一度蒸し返して、そろそろ感想を締めるか…。

ああ、忘れてた…刑事の森田健作を助ける助っ人として、いきなり登場するトラック運転手が文太さん…菅原文太!トラック自体はデコトラじゃないショボイ普通のトラックだったが…明らかにキャラクターは「トラック野郎」の桃さんソックリで、衣装の胸に★マークがしっかりと輝いておりました!馬鹿馬鹿しいけど好きなシーンの一つ。鳴った瞬間に「ルパン三世」か「犬神家の一族」をイメージしてしまう(否定的ではなく、好意的に)大野雄ニの楽曲もやっぱり聴いてて心地よく、ツッコミだらけの映画が少しは愛おしくなる。同じ原作のTVドラマもちょっと気になる。


監督:山根成之
出演:鶴田浩二 島田陽子 夏木勲 地井武男 藤巻潤 森田健作 三谷昇 三田佳子 池玲子 小沢栄太郎


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2019年05月25日

アバランチ/雪崩(1994年)

テーマ:洋画
アバランチ/雪崩

兄貴の部屋のケーブルテレビのSTBを拝借し、FOXムービーでエアチェックしておいた「アバランチ/雪崩」を鑑賞…ある親子が雪山のロッジで休暇を楽しんでるところに雪崩が起き、建物内に閉じ込められてしまい、さらには生き埋めになった犯罪者まで、家の中に雪崩れ込んじゃうというサスペンスアクション。「ナイトライダー」のマイケル・ナイト役でお馴染みデヴィッド・ハッセルホフ出演というのが気になって見てみる気になった。もともとカナダのテレビムービーだそうで、画面が4:3サイズ、CM以外の場所でもフェイドイン、フェイドアウトが頻繁に入った。

宝石泥棒のダンキン・スナイダーは取引相手を騙してダイヤを確保…仲間が操縦する飛行機に乗って、取引現場から逃げ出すが、機がロッキー山中に差し掛かったところで、その仲間にも銃を向け、機外へと脱出。その飛行機はそのまま山に墜落してしまい、大きな雪崩が発生!ちょうど近くのロッジに滞在していたケンプ親子、父親のブライアン、娘のディドロ、息子のマックスを直撃!雪で埋まったロッジ内に閉じ込められてしまうのだが、なんとそこにダンキンも一緒に押し流されてきた!ブライアンたちはダンキンを介抱し、一緒に脱出しようとするが…。

“アバランチ”…こんなタイトルの作品を前に見た記憶があるなと思って、記録を遡ってみたが、オイラが見てたのは「アバランチ・インフェルノ」というまったく別の作品だった。いや、そのイメージがあったので、ディズサターパニックのような展開を期待してたんだけど、前半は、雪が雪崩れ込んできて、脱出不可能になったロッジから、トンネルを掘ってなんとか抜け出そうとする、雪版「大脱走」みたいなノリでして…後半は、主人公家族と一緒に雪崩に巻き込まれた犯罪者が本性を現し、脱出作業と並行しながら…親子と犯罪者の攻防も展開されるみたいな内容。

デヴィッド・ハッセルホフはこの犯罪者役なんだけど…何が悪いって、ぜんぶコイツが悪い、諸悪の根源なのよ。取引相手を殺し、ダイヤモンドを奪ってとんずらしたハッセルホフは、脱出用の飛行機を操縦していた仲間まで、殺しちゃいまして、1人で、パラシュートで脱出。操縦不能に陥った飛行機が、そのまま雪山に墜落するんだけど、その影響で大きな雪崩が発生して、主人公親子が滞在していたロッジに直撃、生き埋めになっちゃうと。で、逃げたはずのハッセルホフも雪崩に巻き込まれていて、雪と共にロッジに押し流されてきちゃったと…超間抜け。

悪いだけじゃなく、後先考えて行動しないはた迷惑なバカでもあったと(笑)ロッジ内にいた、親子と初めて遭遇するシーンは、雪の中から手がニョキっと突き出したりして、ちょっとホラーチックな演出で笑う。主人公一家のお父ちゃんはわりとお人好しなんで、ハッセルホフを親身になって助けたりしちゃうんだけど…全部、そいつのせいですから。そして、皆で協力して脱出しようと訴えるお父ちゃんに対し、ハッセルホフは、雪の中で落としたダイヤモンドを回収したく、うまく誘導して、回収を手伝わせようとするが、思うようにいかず段々と本性を現しだし…。

善人そうな親子が密室に閉じ込められた状況で犯罪者と対峙しなければならないという…わりと手垢のついた話ながら、囲まれた雪を掘り進んで、脱出路を作るというシュチエーションが意外と新鮮にハマり、面白く見れちゃう。建物全体が今にも雪に押しつぶされそうという緊張感もありつつ、ロッジの内部はそんなに損傷はなく、まして自分たちの所有なので、比較的、自由に動き回れたりもするから…アクションのバリエーションもあったりする。途中からお父ちゃんが好戦的で、抵抗するから事態が悪化してるようにも見えたけど、最後まで緊張感は持続した。


監督:ポール・シャピロ
出演:マイケル・グロス ディアナ・ミリガン マイルス・ファーガソン デヴィッド・ハッセルホフ


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2019年05月25日

4K見れないのに…UHD-BD同梱版「機動戦士ガンダムNT Blu-ray 豪華版」を入手!

テーマ:その他、雑文…

昨日の発売日、事前に予約しておいた「機動戦士ガンダムNT」のBlu-rayがバンダイナムコアーツ公式オンラインショップ“A-on STORE”から無事に届く…オイラが購入したのは、“A-on STORE”ほか一部のバンダイ系オンラインショップでしか扱っていない「機動戦士ガンダムNT Blu-ray豪華版(4K ULTRA HD Blu-ray同梱)(初回限定生産)」、税抜き定価12,800円という代物なんだけど…ちょっと待て、お前4Kテレビも4K対応プレヤーも持ってないだろ!はい、持ってません、4Kなんて見れません…こんなのあっても宝の持ち腐れ、金の無駄遣いです。

でも、でも…ちゃんと理由があるんです。えーとですね、先週になるんですけど、この“A-on STORE”で4月末まで実施していた、OPEN記念キャンペーンのプレゼントの賞品10000円クーポンが当選しまして、オンラインショップで扱ってるどんな商品でも、10000円以下なら出費ゼロで、10000円以上なら差額のみで購入できたので、さっそくクーポンを利用して、予約したんです。いや、本当はね…4Kがついてない特装限定版っていう税抜き定価9800円の方を欲しかったんですけど、クーポンが使えるこのショップでは既に品切れで、入荷待ち状態だったのよ。

なんだよ、買えねーじゃんって、一度は諦めかけたんだけど…4K付きの豪華版を調べてみたら“発売日にお届け予定”となっていて(今から注文すると、在庫はまだあるようですが、“5月30日までに発送予定”という表示)…なんだよ、バンダイさん、高いの買わせる気満々じゃんとか思ったりもしたんだけど、10000円引きになるなら、まったく特典がつかない税抜き定価7800円の通常版を、割引きのあるAmazonで買うよりも安くなるわけでして…さらに他のショップや他の仕様のソフトにはついてない、非売品の食玩フィギュアなんかもおまけで付いてくるという。

だったら、3824円くらい(税込み定価13824円)自腹で払っても罰は当たらないだろうと、思い切って豪華版をポチってしまったというわけです。最悪、フィギュアをヤフオクとかに出品しちゃえば…自腹分くらい回収できるんじゃないかななんて目論見もあったりするわけで(笑)まぁ、そんなわけで、無事に発売日にBlu-rayをゲットできましたので…さっそく鑑賞。公開初日に劇場で鑑賞してるので、今回が2度目の鑑賞、再鑑賞になります。一部、劇場公開版から作画のリテイク、クオリティアップなんかもあるらしいが…素人目には、ぶっちゃけわかんねぇ。

個人的には「∀ガンダム」のマリガン中佐みたいになってたマーサとか直してほしかったが、特に変わっていなかったような?劇場では、案外誤魔化せていたモビルスーツの作画も、Blu-rayでじっくり見ちゃうと、意外と粗が見えちゃったりする箇所もあったし、本当に手直ししたんだろうか?もともと時間をかけたOVAなので、現在、NHKでテレビ放送している「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の方が作画はぜんぜん丁寧だよね。ただ、特典のコメンタリーでも解説してたけど、室内でホコリが舞ってるなんて新海誠チックの小賢しい演出は、BDで初めて気づく。

でも、文句をたれながらも…昨晩は就寝前に本編をちょっとだけ見ようと思って再生を始めて、結局…最後まで通しで鑑賞(90分)、そしてコメンタリーを聴きながら再度本編を再生(90分)、それが終わってから特典ディスクに収録されている“公開目前イベント”と“初日舞台挨拶”のトーク(両方で1時間以上)も見ちゃったので、結局、朝までかかった…特典CDのオーディオドラマはまだ聴いていない。スタッフ、キャストのおじさんたちも盛り上がっていたが、リタ役の女性声優・松浦愛弓がリアルJKだそうで、確かに話を聴いてるだけで幸せな気分になれます(笑)





★面倒なので、劇場鑑賞時の感想を転載 2018年11月30日投稿:機動戦士ガンダムNT(2018年)

宇宙世紀0097年…ラプラス事変と呼ばれる騒乱から一年が経過。騒乱時に地球連邦軍とネオ・ジオン残党軍“袖付き”が使用した2機のユニコーンガンダムは、人智の及ばぬ力を発揮したことが危険視され、共に封印された。しかし3年前、試験中の暴走で消息不明になったユニコーンガンダム3号機、通称“フェネクス”が再び地球圏に姿を現す。地球連邦軍は“フェネクス”をなんとしても捕獲しようと“シェザール隊”を派遣、一方のジオンも行方を追っていた。そんな中、ルオ商会も介入…ヨナ・バシュタが駆るナラティブガンダムがシェザール隊に合流する!

ストーリーはよく練られており、“UC”の続編として充分に楽しめる内容。それどころか、“Z”とか“逆シャア”の内容を…マニアックにならない程度につめこんであるあたりも、年季の入った“ガノタ”としては嬉しい限りだろう。冒頭は…ファーストガンダムのプロローグと同じであり、今年の夏まで続いていたOVAシリーズ「THE ORIGIN」などでも詳細に描かれた“コロニー落とし”で幕を開けるのも、オマージュ、リスペクト、そして“お約束”として大いに評価したい部分。“UC”の小説を手掛けた福井晴敏らなではのわかってる感たっぷりな脚本に拍手を送りたくなる。

プロローグで描かれる“過去”が…うまく主人公のヨナの夢とリンク、自分の過去を悪夢として見てしまい、目を覚ますというシーンなんかは…“逆シャア”でシャアとララァの夢を見てしまうアムロの姿ともダブる。小説を読んだ時の感想と内容がだいたい重複してしまうんだけど(読書ブログの方に感想をアップしてます)…他にも色々と過去のガンダムと重ねてしまう部分が多くあり、映像で見ると余計にそう感じる。黄金に輝くフェネクスはやっぱり百式っぽかったし、A装備で初登場するナラティブガンダムはまるで「0083」のデンドロビウムのようなインパクト。

どこか“翳のある”主人公ヨナが…やたら重そうなパイロットスーツを脱ぎタンクトップ姿になるシーンがあるんだけど、一瞬、“W”のヒイロ・ユイかと思った。登場人物たちが“ユニコーンガンダム”同士を“兄弟”と呼ぶのは…なんだか“ターンA”と“ターンX”の関係を彷彿。コロニー内で戦闘を始めて、多くの犠牲者がでるところはやっぱり「ガンダム大地に立つ」のオマージュなのか?でも学園都市ということで、学生たちの学園祭が惨劇に見舞われてしまう「F91」に似てなくもなく…そして、戦いの場に“ナラティブ”が降臨する姿は“00”のOガンダムかなと。

クライマックスの“光の翼”を見て…“V2ガンダム”と思うか、それとも“ウイングガンダムゼロ”と思うかは、もう世代の問題かと(笑)そういえば、B装備のナラティブガンダムのシルエットは“Vダッシュガンダム”にオイラは見えたなぁ~。とまぁ、ガノタ的にはこんな風に見ていくとより作品を楽しめるのではないかと。ただ、一概に、これが“傑作”と褒めたたえることにはやっぱり抵抗がある…まだまだ「逆シャア」の完成度には程遠いい。一応、物語は単発で完結するものの映画というよりは…新シリーズのエピソード1だよねって感じ(まさかF91オマージュ?)。

あとね、先に小説版を読んじゃってると…どうしても、本編の尺が90分というのも短く感じる。ガンダムネタとしてこれは拾ってほしいなってところは拾ってあったんですけど、全体を俯瞰して見た時…主人公ヨナ、そしてリタとミシェルという2人のヒロインの物語として捉えると…情報が少なく、関係性がわかりづらいなと。小説の方だと、生い立ちもしっかり描かれてるので“幼馴染萌え三角関係”として楽しめ、「君の名は。」級のスペクタクルも盛り込まれてるんだよ。映画本編では簡単な説明どまりな“奇蹟の子供たち”のエピソードもちゃんと映像化すべきだった。

あともう一つ…「UC」「THE ORIGIN」と比べると、キャラクターデザインがイマイチだったかな?ぶっちゃけキャラの作画がわりと雑な感じがした(本編終了後の「閃光のハサウェイ」の予告映像はめっちゃ綺麗)。「UC」からの続投キャラであるマーサ・ビスト・カーバインなんて、一瞬「∀ガンダム」のマリガン中佐かと思ったし(爆)そんなところでオマージュ要らねぇ!小説を読んだ人ならだいたい予想がつくと思いますが…ネットに情報が挙がってる、パンフに名前が載ってる以外の声優さんも色々と登場します…キャラ作画はイマイチだったけど、そこはお楽しみに。


監督:吉沢俊一
出演:榎木淳弥 村中知 松浦愛弓 梅原裕一郎 藤村歩 古川慎 塩田朋子 中井和哉 山路和弘


【Amazonでは4K版は入手できません】
Blu-ray 機動戦士ガンダムNT (特装限定版)
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2019年05月24日

空母いぶき(2019年)

テーマ:19年05月の劇場鑑賞映画

【鑑賞日:2019年5月24日】

今日は朝イチで“何かと話題”の「空母いぶき」を見てきた…原作はかわぐちかじの同名コミックだが、オイラは映画化発表前に1巻だけ読んだ感じです。もうね、映画になる前から人気はあって、なかなかブックオフの100円コーナーで見つからず、最初になぜか3巻を100円コーナーで確保して、前後の巻も追々見つかるだろうと思ってたんだけど…しばらく経って1巻を入手したものの、2巻が買えず、知らずに巻はどんどんと進んでいた感じで、結局1巻しか読んでないと。いや、100円コーナーじゃない、高い値段のところにはいっぱい並んでるんだけどね(笑)

20XX年、12月23日未明…沖ノ鳥島の西方450キロ、波留間群島初島に国籍不明の武装集団が上陸、日本の領土が占領された!海上自衛隊は直ちに小笠原諸島沖で訓練航海中の第5護衛隊群に出動を命じ…その旗艦こそ、計画段階から“専守防衛”論議の的となり、注目されてきた自衛隊初の航空機搭載型護衛艦“いぶき”だった。艦長を務めるのは、航空自衛隊出身の秋津竜太、副艦長は海上自衛隊出身の副長・新波歳也…2人は防衛大学校時代からのライバルだ。現場海域へと急ぐ彼らに向かって、敵潜水艦からミサイルが放たれ…。

どこかの老害なハゲ作家が…劇中で首相を務めた佐藤浩市のインタビューに対し“現首相への揶揄”だと噛みついたけど、言っておく…ぜんぜんアベちゃんより決断力があるし、かっこいいです。けっこう評論家や著名人も言ってます…実際の首相や政治家も、劇中のような人物であってほしいと。っていうか、あのインタビューで、実際の病名まで持ち出し、相手を批判するってことは…お前らがアベちゃんをそういう目で見てる証拠じゃねーかという。まぁ、あの一件自体…冷静な識者の意見なんかもあり、炎上にすらならなかったってオチ…映画的にはいい宣伝。

さて感想ですが…原作を1巻しか読んでないので、あまり偉そうな比較はできないんだけど、オイラが読んだ1巻目って、物語の一番の主役とでもいえる“日本初の空母・いぶき”は出航したものの、日本に対する敵の攻撃(与那国島のレーダー基地への攻撃)が始まった直後で終わっており、導入部の経緯説明みたいなのが長かったような気がして、まぁ、そのあたりを忠実に描かれたら、けっこう退屈な映画になったりするんじゃないかなって心配もしてたんだけど、原作のエッセンスをうまく抽出して、序盤から映画ならではの緊張感は出せていた印象。

原作との一番の大きな違いは、敵国の扱いでしょうね。原作でははっきりと“中国が攻めてきた”という内容なのに…映画では架空の国名になってしまったこと。まぁ、このあたりは本作の脚本家の1人である伊藤和典さんにも言い分があるらしく、ご自身のTwitterで少しだけ言及されてるので、一概にはこれが悪いことだとは斬り捨てられないが…このあたりからちょっと、かつて麻生幾の原作を映像化した「宣戦布告」なんて映画を思い出す。あの映画は“北朝鮮”風の敵が敦賀半島に上陸してて、自衛隊を出動させるかどうかで政府が揺れ動くという話だった。

けっこう作品の内容がかぶっており…本作は、主役を陸自から、海自&空自に変えた現代版の「宣戦布告」といった感じの内容かなって思った。平成ガメラや劇場版パトレイバーで散々、自衛隊を描いてきた伊藤さんらしく…隊員同士の掛け合いなどは迫力があって面白い。それこそ例の炎上騒動の時に、それに便乗した映画評論家(記事には名前は出てなかったが、オイラ的にアイツかなと思う候補は何人かいる)が“隊員たちはみな帽子を被って、同じ制服だから、もー誰が誰だかわかりませんでした”と酷評してたが、そんなことはなかったですね。

確かに登場人物の名前は全部覚えられなかったが(笑)俳優の顔はちゃんと判別はできた!キャラクターが大量に出てくるのは、それこそオイラなんかの世代だと“富野アニメ”で慣れてるからね、そんなに苦にはならなかったぞ…そうか、掛け合いの勢いで進んでいく感じは“富野アニメ”っぽいのか(笑)“空母”が主役なのに、“いぶき”に乗り込んだ女性ジャーナリスト役・本田翼のダイコン演技と同じくらい、艦船類の描写がチープなのが気になるところだが、動きが早い分、後半に登場する戦闘機のドッグファイトはそこまで酷くはなかったかなと思った。

それこそ伊藤さんが脚本を担当していた押井守監督の「機動警察パトレイバー2 the Movie」でもやっていた、モニター画面による演出も頻繁に登場。どうせなら、徹底して“いぶき”を出さず、この“モニター画面”と俳優のやり取りだけで見せるという逃げでも良かったかもしれないよね。それはそれで、また違った緊張感が演出できたのではないか?比較的、自衛隊員を演じる役者さんは巧い人、そして声がいい人が揃ってるのね…「撃てーーー!」の連呼は、それこそ「宇宙戦艦ヤマト」みたいでけっこう爽快…企画に福井晴敏がクレジット、またおお前か!

ああ、そうかオイラの“富野アニメ”的も、あながち的外れな意見じゃないかもな…ヤマトにも手を出し節操がない福井も、元々はトミノ信者だし。戦闘機のパイロットで柿沼って登場人物が出てくるんだけど…他のパイロット仲間が「柿沼!」と叫ぶたびに…マクロスの「柿崎(かきざきーーっ!)」を思い出してしまうオイラ(笑)だから柿しかあってないじゃん。あと、新波役は佐々木蔵之介より、はやしおの艦長を演じた髙嶋政宏の方が似合いそうだと思ったのはオイラだけか?髙嶋のお兄ちゃんが劇中の誰よりも一番、かわぐちかいじ顔だったよな(笑)

いぶき艦長・秋津の父ちゃん坊や的な雰囲気は、西島秀俊にあっていて、こちらのキャスティングは悪くなかったな。あと脇役の中では…縁の下の力持ちな、いぶき船務長の村上淳と、広報官(?)の金井勇太がツボでしたね。原作はまだまだ続いてるので、そう簡単に中国人を追い出すことなんてできず、そちらでは色々なバリエーションの戦闘が描かれているに違いないが、原作の内容を2時間でぜんぶ描かるわけがなく、きっと映画を終わらせる何らかの奥の手が用意されているのだろうと…早い段階から予想はできた。どんな結末なのかはドキドキ。

一見、それこそ現首相が周辺国から揶揄されてる“軍国化”に同調するような思想・内容が入ってるようにも思えたのだが、最後にきて…それを否定するような落としどころへもっていくあたりはなかなかであり、だからこそ、映画を見る前から首相批判だと騒いだ連中に言ってやりたい…“あの人と一緒にするな”と。“北方領土を戦争で取り返す”発言をしたバカ議員や、やたらと敵を作り日本を巻きこもうとしている米大統領の来日に合わせたかのようにドンピシャな公開となった本作…ツッコミどころもあるけど、意外と考えさせられる部分は多い、今見る映画だ。


監督:若松節朗
出演:西島秀俊 佐々木蔵之介 本田翼 高嶋政宏 玉木宏 戸次重幸 斉藤由貴 藤竜也 佐藤浩市


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2019年05月24日

アライバル 侵略者(1996年)

テーマ:洋画
アライバル 侵略者

今日は朝から劇場で「空母いぶき」を見てきたのだが、先に…昨晩、就寝前に見終わった「アライバル 侵略者」の感想をまとめてしまう。いつものように兄貴の部屋のケーブルテレビのSTBを拝借してFOXムービーでエアチェックしておいたものだ。こちらも、「空母いぶき」に同じく敵が侵略してくる映画ではあるが、その敵はなんと宇宙人!チャーリー・シーン演じる科学者が、宇宙人の侵略に1人で立ち向かう、今から約25年前のSFサスペンス。これ、公開当時に友達から“超つまんねぇ~”って言われて見る気をなくして、ずっとそのままだったんだよなぁ~実は…。

カリフォルニア砂漠にある宇宙観測所…科学者のゼインはそこで地球外生命体の調査、研究を行っていた。ある日、見たこともない波動の音をキャッチし、記録に成功。さっそくNASAの上司ゴーディアンに報告するのだが…その直後、予算削減の名目でゼインは仕事をクビになってしまう。ゴーディアンが裏で手をまわしたのか、再就職先もなかなか見つからないゼイン…そこで一般の個人宅にあるパラボラアンテナを無断借用し、即席の観測所を自宅に設置。再び波動をキャッチしたゼインは、発生元がメキシコであることを突き止め…現地に飛ぶ!

確かにこりゃ~ポンコツだって感じの内容だったんだけど、そのポンコツさがどこか愛おしいと思わせたりもする、不思議な魅力の映画だった。宇宙人とのコンタクトに執念を燃やすチャーリー・シーン…普段からエキセントリックで、常軌を逸脱した行動も多いので(どことなくチャーリー本人とも共通?)、実際に宇宙人のメッセージをキャッチしても信用されない。ただ、チャーリーの上司であるNASAの人間もどこか挙動がおかしく、その後…チャーリーの研究仲間が、謎の人物に襲われて不審死したり、何やら陰謀が進行中の様子。宇宙人の存在を隠したいのか?

チャーリーは元上司の妨害にも屈折、独自に調査を継続し、謎の電波がメキシコから発せられている事実を突き止め、現地に向かう。これまた、チャーリーの前に現れる現地の人間たちが、どこか胡散臭くもあるのだが、チャーリー本人はそれを見抜けず、知らないうちに命を狙われたりもする。その謎の敵も、チャーリーを事故死に見せかけようとしているみたいで、その豪快すぎる殺害計画が凄い。入浴中のチャーリーの頭の上の天井が作為的に抜け、階上の浴室にあったバスタブが落ちてくるが、間一髪のところでよけて、命拾いするとか…。

もう1人…チャーリーとは別ルートで地球の異変を察知して、メキシコまで調査にやってきた女の学者がいて、チャーリーと知り合って色々と情報交換なんかもするんだけど、彼女また謎の敵に命を狙われてまして…彼女には毒サソリの脅威が迫る!なんか、この2人がピンチになるところは…「ファイナル・デスティネーション」みたいな緊張感があって、意外とドキドキするのよ。っていうか、早く宇宙人攻めて来いよって感じだけど…実は既に宇宙人の侵略は始まっていた。なんとこの謎の敵が人間に成りすました宇宙人だったという驚きの(笑)真相!

あれだね…いわゆる「ボディ・スナッチャー」系の宇宙人侵略もので、お前も宇宙人だったか展開なんですけど、チャーリーがその存在をはっきり察知してからの攻防もけっこうアナクロなやり取り。人間のふりした宇宙人と会話をしているところをビデオでこっそり(でも宇宙人にバレてる)盗み撮りしたチャーリーが、それを拡散して、世間に広めようという作戦…まだねスマホとかない時代だから、ネットにアップするのもすごく大変なわけで、データを観測所の巨大アンテナに接続して送信する必要がある…これがけっこう大変な作業で、宇宙人の邪魔も入ると。

砂漠にそびえる巨大なパラボラアンテナを動かし、最終的にはチャーリーとその恋人を演じるテリー・ポロが、そのアンテナの上によじ登ったり…中身はへっぽこなのに、そういうところは映画的なスケールも感じたりするんだよ。あと…敵の変身能力をチャーリーが自分の身を守るために借用する場面なんかもあるんだけど、感覚的には多羅尾伴内や明智小五郎みたいなセンスでして、変装のシステムが人間用にできてないから、表面がドロドロ溶け出して、正体が直ぐにバレちゃう。もう一つ、宇宙人が消去隠滅に使う球形のアイテムもけっこう味があって好き。


監督:デヴィッド・トゥーヒー
出演:チャーリー・シーン リンゼイ・クローズ テリー・ポロ ロン・シルヴァー リチャード・シフ レオン・リッピー


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2019年05月24日

小嶺麗奈の大麻逮捕で、「水の中の八月」など過去投稿の出演映画レビューにアクセスが増えてる…!?

テーマ:その他、雑文…

この間、元ジャニーズのあんちゃんと一緒に大麻所持で逮捕された女優の小嶺麗奈を辿ってくるのか、なぜかオイラが過去に書いた小嶺麗奈出演作のレビューのアクセスが増えてまして、個人的にはありがたかったりするんですけど、まぁ、その過去の文章が…今以上に酷くてですね、自分で読み返すとけっこう“恥ずい(死語?)”。たぶん、検索の結果で…過去の投稿に流れちゃうと思うので、今さらどうこうしても仕方がないんだけど、どうせだったら手直ししたものを読んでほしいなという気持ちも込めて、いくつか作品をピックアップ、修正して・転載しておく。

ちなみにアクセスが増えてるのは石井聰亙(現・岳龍)監督「水の中の八月」と高橋洋監督の「ソドムの市」の2作品…他に小嶺麗奈出演作だと「仮面ライダー THE FIRST」「初恋」「爆発!スケ番☆ハンターズ ~総括殴り込み作戦~」あたりのレビューもアップしてるのだが、あまり小嶺麗奈に言及した内容ではなかったので、ぜんぜん見向きもされていない。記録として、過去の投稿へのリンクも貼っておくつもりだけど、ホント、マジで恥ずかしいから読まなくていいです。あと、内容・情報とかも古くて、ぜんぜん参考にならない文章も多いし…。


★ここ数日、一番アクセスされた作品でした★



元の投稿はこちら→2007年03月04日投稿:水の中の八月(1995年)

高校の悪友同士、桑島真魚と浮谷は、水泳の高飛び込みの選手として有名な葉月泉と偶然出会い、彼女が同じ学校の一年生として転校してくることを知った。泉に一目惚れしたお調子者でオカルト好きの浮谷は、幼馴染の美樹に頼み込み、パソコンで泉との相性を占ってもらったのだが結果は惨敗、しかし真魚との相性は…。さらに美樹は泉の特殊な星回り(運命)に興味を抱き、浮谷を通じて注意を促すのだが…いつの間にか泉と惹かれ合う真魚はそれを拒絶しようとする。そんなある日…高飛び込みの試合で泉に異変が!?そしてその頃、街では異常気象が続き、石化病という病が人びとの間に蔓延していた…。

オイラがレビューを投稿した2007年の時点ではまだDVD化されてなかったのですが、その後、2009年3月にDVD化されてますね。ただし、現在は既に入手困難な状況になっていて、Amazonのマケプレでも定価以上の金額で出品。過去の感想でDVD化希望とか書いてたくせに、オイラも所持してない…購入しなかったです。っていうか、出てるの知らなかった(笑)ちなみにVHSならマケプレで1円から出品。オイラが感想を書いた時も“ビデオで鑑賞”としているが、少し補足しておくと…これは過去にNHKのBSで録画したエアチェックコレクションのものだったはず。

超新星の爆発に、謎の隕石が落下…異常気象で日照が続き水不足。おまけに、人間を襲う謎の奇病・石化病…殺伐とした設定でありながら、前半は少年少女たちの青春ラブストーリー風な物語を淡々とした描写で描く。泉の事故を境に、後半になると、提示されていた個々のキーワードが次々に結びついて、一気にSF的、幻想的なミステリ・ファンタジー映画へとなっていくんだけど…根本ではラブストーリーを忘れずにといった感じか? 臨死体験というテーマであったり、“水”や“風”、“光”など自然を描くビジュアルやサウンドなど、2005年発表の「鏡心 」という、ストーリーがほとんど皆無な実験的な作品に非常に酷似しているなぁっていうのが理解できる。

あれって、映画としては面白みがほとんど感じられなかったんだけど…なんか嫌いになれなかったのは、この「水の中の八月」と同じ匂いがしていたからかもしれないなぁ。石井聰亙監督って、パンク系のやたらハイテンションな作風というイメージの方が強く、そういった作品に人気が集中しているが…こういう幻想的なジャンルの作品も、自分はけっこう好きですね。ヒロインの小嶺麗奈が高飛び込みの選手って設定なので、思わず「ラフ」の長澤まさみと比較してしまいたくなるよね(笑)小嶺麗奈の水着姿は美しいが、ハイレグ度は長澤まさみの勝ち!(爆)


監督:石井聰亙
出演:小嶺麗奈 青木伸輔 宝井誠明 松尾れい子 戸田菜穂 天本英世 草刈正雄 町田町蔵 中村有志


★この作品もそこそこアクセスされています★



元の投稿はこちら→2005年04月05日投稿:ソドムの市(2004年)

時は18世紀…見に覚えのない調伏の罪で領主、俎渡海市兵衛に責め殺された二人の女、テレーズとキャサリン、実は濡れ衣だったと判った途端、俎渡海一族に本当の呪いが!そして300年後、キャサリンは恐るべき因果で俎渡海家の子孫・市郎の妹へと転生した。ただひたすら兄を慕うつもりが大量殺戮をもたらし、市郎は“ソドムの市”なる極悪人へと変貌するのだ。

「リング」の脚本家・高橋洋さんの初監督作品。映画番長というDV撮影の低予算映画シリーズで、その中でもホラーというテーマで日本を代表するホラー監督が参加したホラー番長シリーズの1本。決してピエル・パオロ・パゾリーニの名作「ソドムの市」とは違いますので、お間違えにならないように(笑)まぁ、言ってみればあの名作と「座頭市」をかけたパロディって感じですかね?そう、“ソドムの市”とは人の名前で、“座頭市”みたいな名前だったんですよね(笑)あと、ホラーとは名ばかりで、全く怖くありません。

「リング」路線の映画を期待している人は…清水崇監督のホラー番長作品「稀人」でも見た方がいいでしょう。そうですね、この映画は…同じ高橋洋脚本でも…「発狂する唇」「血を吸う宇宙」の路線を許せる、許容範囲の広い方へお薦めです!とにかく馬鹿らしい映画…低予算を逆手に取ったような、ふざけた合成映像は爆笑必至。新幹線脱線シーンの衝撃は…「新幹線大爆破」を軽く越えます…だって、だって、プ●●●●ですよ。クライマックス、東京上空に飛来するB-29なんて…「ローレライ」にタメはれる!わけはありません(爆)

でも、こんな映画でも…意外とカッコイイ殺陣シーンとガンファイト。特に、テレーズ役の小嶺麗奈は、モーゼルをガンガン撃ちまくる…。敵も一般人も容赦なくフルオートで撃ち殺すから、凄すぎる。なんかモーゼルっていうチョイスが押井守チック(そういえば、不条理な世界観は、押井守の実写作品にも通じるなぁ)。最後にはショルダーストック付きで、暴れてたからね。殺陣シーンは、「キル・ビル 」に負けないくらい、血しぶきが舞い上がっていた。ちなみに2005年4月2日にリリースされたレンタルDVDで1度見たきりなので、現在はほとんど内容を覚えてません…。


監督:高橋洋
出演:浦井崇 小嶺麗奈 中原翔子 園部貴一 宮田亜紀 吉行由実 秋本奈緒美 津田寛治


★特にアクセスされてないけど、小嶺麗奈出演作ならこれが好きだった★



元の投稿はこちら→2011年01月23日投稿:爆発!スケ番☆ハンターズ 総括殴り込み作戦(2010年)

関東スケバン連合のヘッド、アサミは…仲間だったジュンコの裏切りにあい殺されそうになったが、命からがら生き延びた。復活したアサミは、各地でヤクザ狩りを繰り返し、指名手配を受けていたが…傷づきながらも、昔の町に戻ってくる。しかしその町は、すっかり様変わりし、ヤクザの小龍会が牛耳っていた。さらに小龍会の組長村川をいいように操り、スケ番狩りを行っているのがジュンコだった!次々と仲間が犠牲になり、アサミとその仲間たちはついに立ち上がり…。

おっぱい出した半裸状態で、墓場から蘇ってくるアサミが、十字架背負って…敵をやっつけるというインパクトのある冒頭シーンから作品に釘付け!アクション、ファッション、お色気、歌…いい感じに昭和、いい感じにサイケ…懐かしい雰囲気がちゃんと味わえるスケ番映画。仲間とともに線路を闊歩、そして敵地に乗り込むクライマックスでっは、ボートで川を上ってくる…あのシュチエーションがとにかくたまらん。主役を張る亜紗美はもちろんのこと…他のスケ番軍団のおねーさんたちも、それなりに様になった殺陣を披露しているのがポイント高し!

編集や撮影のテクニックもうまいんだろうけど、西村喜廣によるおなじみの血しぶきパフォーマンスなんかも雰囲気づくりに一役買っている。亜紗美と小嶺麗奈…両者の壊れっぷり、いっちゃっている表情もたまりませんね。特に、主人公のアサミは殺したヤクザたちの指を詰めて、持ち歩いてるんだけど…それが武器になっちゃうところも、井口昇映画にも通じた馬鹿馬鹿しさでこれまた愉快。ついでに友情出演の松村雄基が、超キザで、それがなんともかっちょいいじゃないっすかぁ!※補足…まさかこの頃から薬物?小嶺麗奈は女ピエール瀧状態だったの?

ただ、最近の低予算映画の流れなんで仕方がないんだけど、デジタル撮影だし、銃の発砲、弾着がVFXを使ったエフェクトなのが物足りないといえば、物足りないんだけど…ビデオで撮ってるのにアフレコで微妙にシンクロしてないセリフ回しとか再現してて、そういう細かい作りこみは大歓迎。映画っぽい雰囲気に近づけようという努力はしています。3Dで飛び出す“三丁目の夕日”なんぞよりよっぽど“映画”です。映画秘宝2010年度(2011年発表)のベスト10で、さすがにランク外ではあったものの大槻ケンヂや柳下毅一郎さんがこの作品に投票してました。


監督:中平一史
出演:亜紗美 小嶺麗奈 佐藤二朗 佐藤佐吉 曽根悠多 建みさと 柊瑠美 松村雄基 和田聰宏






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2019年05月23日

ヘブンズ・ゲート(1998年)

テーマ:洋画
ヘブンズ・ゲート,THE MINION,ドルフ・ラングレンのザ・ミニオン/悪魔の封印

FOXムービーで放送していた「ヘブンズ・ゲート(原題:THE MINION)」を、いつものように兄貴の部屋のSTBを拝借してエアチェック…今月のはじめから頻繁にリピートされてたけど、なかなか時間が合わず(なんせSTBを借りてる身分なので)ようやく録画できた。ドルフ・ラングレンが悪魔復活を阻止するために化け物と戦うというホラーアクション。ネット情報によると、もともとTVムービーだった模様。かつて日本でもVHSのみリリースされていたようだが、現在は入手困難…アメリカでは今年になってブルーレイ化。ジャケ画像とリンク先は米Amazonのもの。

1999年12月12日、ニューヨーク…地下鉄のトンネル内で作業員が遺跡を発見。調査にやってきた考古学者のカレンは、中に安置されていた骸骨が、アイルランドから渡ってきたケルト族、テンプル騎士団のものではないかと考えていた。そして、調査を続けるカレンは骸骨の装飾品から謎の鍵を見つける。直後、その鍵を奪おうとする襲撃者が現れ、間一髪のところでルーカスというエルサレムの司祭に助けられる!彼は、地獄に封印されている反キリストを復活させようとしている悪魔の従者“ミニオン”から鍵を守るために派遣されてきたというが…。

簡単に言っちゃうとドルさん版の「エンド・オブ・デイズ」な内容なんだけど…ネットで調べる限り、シュワちゃんの「エンド・オブ・デイズ」よりも1年早く製作されていたという点はちょっと驚いた。確かに世紀末、ミレニアム近辺はこんなような企画が腐るほどあったので、内容が似てしまうのは仕方がないかと…。ニューヨークでケルト人に絡んだ遺跡が発見され、中に安置されていた骸骨は戦士らしいとわかり、突然、不気味な輩が出てきて殺し合いになる冒頭の雰囲気、ヒロインが女性考古学者という設定もあり「ハイランー/悪魔の戦士」ぽいのかなと思った。

でも、そういうわけでもなく…どこからともなく現れた訳知り顔のドルさんに、引きずられるようにヒロインのおねーちゃんが化け物のとの戦いに巻き込まれていくって…「ターミネーター」展開でしたね。まぁ、ドルさんがあの図体で“司祭”らしいという設定がとにかく胡散臭く(後に元軍人、元傭兵であった事実も判明)、いちいち敵を倒した後に“お祈りをささげちゃったり”するのが笑いどころ。っていうか…化け物=ミニオンに憑依された人間を倒すときに、トゲトゲのグローブを手にはめて、相手を一撃で殴り殺すという豪快な必殺技が最高にイカすドルさん。

このまま最後まで突っ走ってくれれば、よかったものの…次々に色々な人間に憑依するミニオンとの連続三戦目で、相手を殴った拍子にスッポリと、あのグローブが脱げ落ちてしまい、現場に残し、警察の証拠品として押収されてしまうという、妙に間抜け(ああ、こういうところはやっぱ「ハイランダー」の剣と同じような扱いか?)。結局、身元もバレて、殺人事件(ミニオンを倒しただけだけど、一般人からみればただの人殺し)の犯人として指名手配されちゃう。っていうか、ミニオンは倒された後も、誰かが目を覗きこんでくれると、その相手に乗り移れるのよ。

だったら、せめて死体くらい、隠してから逃げろよドルさんって感じ。長年、戦ってるので、そのくらいの設定は承知のはず…放置するからすぐに敵が現れる。ミニオンはすぐに復活するから、とどめは刺せない…逃げ回るしかないと言うドルさんに対し、実はモホーク族の出身でもあった女考古学者が、一発逆転のアイデアを提案。封印を解く鍵を…核処理施設に遺棄しちゃえば、人間の姿のミニオンも手出しできない…モホークの祖父ちゃんが施設で働いてるからきっと潜り込めると。ドルさんはその作戦にのっかるが…2人を追うミニオンと警察も迫っていた…。

「ターミネーター」っぽい警察の襲撃、その後…核処理施設内では防護服姿でどつきあい。紆余曲折の果て、決戦の地をエルサレム(実際に現地に行って撮影はしてない感じ)に移し、重火器で武装したドルさんの仲間たちが、抵抗を試みたり、遅れて到着したドルさんがソードアクション(やっぱ「ハイランダー」の影響があるのか?)を披露したり、アクションのアイデアは色々とつきないものの…どことなくTVムービーの限界は見えるかなと。それこそ、この作品にも「エンド・オブ・デイズ」くらいの資金があれば…。ドルさんが敵を殴り殺す冒頭がテンションMAXか?


監督:ジャン=マルク・ピシェ 
出演:ドルフ・ラングレン フランシス・ロバートソン ロック・ラフォーチュン トニー・カラブレッタ


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2019年05月22日

ワイルド・ブレイブ(2017年)

テーマ:洋画
ワイルド・ブレイブ

WOWOWのアクション映画特集でエアチェックしておいた「ワイルド・ブレイブ」を鑑賞…今年は満を持して「アクアマン」が公開されたジェイソン・モモア主演、認知症を患う父親役で「ドント・ブリーズ」のスティーヴン・ラングも共演。自分が所有する山小屋に行ったら、麻薬組織の人間たちが無断使用してて鉢合せ、親子ともども戦いに巻き込まれるみたいな感じの内容。カナダ映画だっていうので(未公開かと思ったら、ちゃんと公開されてる!)、最初はそんなに期待してなかったんだけど…蓋を開けたら、意外とド直球のアクションでオイラ好みの作品だった。

製材所を経営しているジョー・ブレイブン…妻のステファニー、娘のシャーロット、そしてリンデンと共に幸せて暮らしていた。しかし、最近になってリンデンの認知症が悪化、トラブルも絶えなくなっていた。医師からは施設への入所を勧められ、その現実を受け止められないジョー。ステファニーの提案で思い出の地でもある山小屋へ、リンデンを連れ出し、今後のことを話し合おうと思っていたのだが…山小屋到着後、しばらくして異変に気づく。誰かが無断で山小屋を利用したようで、なんと大量の麻薬が隠されていた!そこに回収に来た組織の人間が現れ…。

ひとつ前に見た「ウインド・リバー」と同じく、“銀世界”を舞台にしたアクション映画であったが…雰囲気は180度異なる作品だった。「ウインド・リバー」は突発的に、リアルなアクションが挿入されるような場面もあったけど、どちらかというと淡々とした作品。本作も、最初は認知症の父親を抱える主人公の苦悩といった、アクション映画に不釣り合いなテーマで幕を開けるのだが、ある時点を境に、テンションあげあげなノンストップアクションと化していく。印象としては大人版「ホームアローン」か?自分のテリトリーに不本意ながらトラブルが舞い込んでくる系。

敵との攻防は山小屋とその周辺の土地という限られた空間…多勢に無勢な状況(モモア以外には認知症の親父と、こっそりついてきちゃった幼い娘のみ)で、どのように対処していくかというのが見どころ。でも、まぁ、ぶっちゃけ…敵がなめてかかってたという話でもある。なんせ相手はアクアマンと「ドントフリーズ」のおっさんである…簡単に降参なんかするはずがなく、“どうせ皆殺しにされる”というのを悟って、はなっから徹底抗戦を選ぶ。認知症の親父さんも嬉々とした表情でライフルを構え戦う気満々。モモアも山小屋にあるもので即席の武器をこしらえる。

戦いに巻き込まれちゃった娘も…親父譲りの冷静さ。映画的には泣いたり、喚いたりして、足を引っ張り…このガキうぜぇなぁって、観客・視聴者から思われてもいいんじゃないかって感じだけど、ちゃんと言いつけを守って助けを呼びに行く。さらには、家族のピンチを知り駆けつけた嫁さんまで、そのままアメコミ映画のヒロインになれるくらいの強さを見せる。「ホームアローン」じゃなくてリアル「インクレディブルファミリー」だったか?ここまでくるとなんだか安心して見ていられる。それに引き換え、最後になってようやく到着する保安官がどれだけ無能かという…。

敵と交戦しながら凍てつく海に落下…そこから無事に這い上がり、濡れた服を脱ぎ捨てるシーンではムキムキマッチョな上半身を披露…って、思わず“アクアマン”と叫びたくなる。そして、クライマックスに出てくる“トラバサミ”のトラップだけでも一見の価値あり…まさか、あんな使い方をするとは?今まであまり見たことがないアイデアで、なかなか斬新だった。いや、あんなもんモモアじゃなきゃ使えないトラップだよね(笑)今後もジェイソン・モモアには…ロック様(ドウェイン・ジョンソン)やデイヴ・バウティスタに続きアクション街道を驀進していただきたい。


監督:リン・オーディング
出演:ジェイソン・モモア ギャレット・ディラハント ジル・ワグナー スティーヴン・ラング サシャ・ロソフ


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2019年05月21日

ウインド・リバー(2017年)

テーマ:洋画
ウインド・リバー

WOWOWでエアチェックしておいた「ウインド・リバー」を鑑賞…雪に覆われた極寒の先住民保留地で発生したレイプ殺人を、地元のハンターとFBIが協力して、捜査をするというアクションサスペンス。ちょうど劇場公開で盛り上がっている「アベンジャーズ」シリーズのホークアイ、ジェレミー・レナーとスカーレット・ウィッチ、エリザベス・オルセンが共演している点などで日本でも話題に…劇場公開時の評論家や著名人の感想も上々だったので気になっていた。近所で劇場公開がなかったので、ネット配信でレンタルしようと思ってたが、今まで見る暇がなかった…。

ワイオミング州のネイティブアメリカンの保留地ウインド・リバー…雪に閉ざされた山岳地帯で、1人の少女が死体で見つかった!発見者は野生生物局のハンター、コリー・ランバート…コリーは死体の身元が自分も知っている知人の娘である事を悟り胸を痛める。コリーは直ぐに通報、部族警察長と共にFBIの到着を待つことに。そこにやってきたのは女性捜査官ジェーン・バナー、1人だけだった。現場の状況から殺人事件として立件は可能だったが、直接の死因が肺出血という検視結果のためFBIの応援が呼べなくなったジェーンは、コリーに協力を要請する。

保留地で起きた殺人事件を、現地の風習などに阻まれながら、FBIが捜査を行うというストーリーは90年代にソフトスルーで日本に入ってきた未公開映画「サンダーハート」を彷彿(本作で部族警察長を演じるグレアム・グリーンも出演していた)…前述の映画は、当時レンタルビデオで見たきりなので、詳細は忘れてしまったんだけど…本作のような極寒の地が舞台ではなく、砂漠ってほどでもなかったかもしれないけど、もっとカラッとした場所が舞台だった。ネットで情報を調べると、サウスダコタを舞台にした話で本作のワイオミングとは地図で見ると隣り合ってる。

事件が起きたのはわりと辺境な場所で…物語が進むと、そういう地域性も事件に深くかかわっていることが判明していく。ジェレミー・レナーは事件の第一発見者であり、本職は野生生物局のハンターなんだけど、FBI捜査官エリザベス・オルセンのガイド役などを務めてるうちに、協力を打診され、一緒に行動するようになる。事前の情報で、ジェレミー・レナーに娘がいるという設定を知ってたんだけど、あれ、画面に出てる子供は、女の子っぽくも見えるけど、男の子だよな?なんか、おかしいなと思ってたら…もう1人いる、というか“いた”が正しいのかな?

実は、数年前に…娘を亡くしてまして、そのあたりが影響して、夫婦間の関係もおかしくなってる様子。この娘の死もちょっと謎めいている部分があって、“娘がなんで死んだのか?”というのを未だに引きずり、探求している部分があり…そこにきて、今回の新たな少女殺し。しかも、その死んだ少女が知人の娘、死んだ娘の友人でもあったということで、複雑な心境に陥る。もしかして、一石二鳥で、自分の娘が死んだ理由なんかも解き明かされちゃうのかなと…見てる側は、そういう期待もあったんだけど、さすがにそんな都合よくは進まない(一応、実話?)。

物語としては…もう少し推理要素(現場の状況から、容疑者の逃走先などは割り出すけど)、犯人の意外性とかあってもいいかなって思うけど…ちょっと聞き込みに行こう(まぁ、あの雪なので、そのちょっとが大変なんだけど)、えっ、お前らが犯人かよ…みたいな行き当たりばったり感が強いかなと。まぁ、逆に…そういう物語的な狙いが少ないのが、リアルに見えるのかもしれないけど。想像していた内容よりも、淡々と物事が進んでいく、それでいて、登場人物たちが醸し出す独特の雰囲気に惹きこまれ、油断してるとすごくアクティブ、そんな作品でした。

さすがハンターを名乗ってるだけあり、きっちり仕事をやり遂げるジェレミー・レナーの姿が、それこそ無敵のヒーローではない職人気質のホークアイと、どこかダブる。FBIのねーちゃんがとりこぼした悪党を、スコップ1本で撃退したり(笑)使用する弾丸の火薬の調合を自分でやったりするメンテナンス描写は…ジョージ・クルーニーがスナイパーを演じた「ラスト・ターゲット」を思い出した。レナーがホークアイの弓矢から、銃に持ち替えた、後半の狙撃シーンは…本作一番の見どころ。前後のシーンを合わせ、少ないながらもアクション映画を見た気にさせてくれる。


監督:テイラー・シェリダン
出演:ジェレミー・レナー エリザベス・オルセン ジョン・バーンサル グレアム・グリーン ケルシー・アスビル


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2019年05月21日

斬り込み(1970年)

テーマ:邦画
斬り込み

兄貴の部屋のケーブルテレビのSTBを拝借を拝借してエアチェックしておいた、チャンネルNECO放送の渡哲也主演日活映画の3本目「斬り込み」を鑑賞…巨大な組織に吸収されてしまった小さな組の鉄砲玉たちが、使い捨てにされながらも、意地でもがく姿を描いたアクション。主演は一応、渡哲也になっているが…劇中では謎の風来坊役なのでなんだか出番は少な目(でも見せ場は色々とある)、郷鍈治や藤竜也の方が最初から最後まで出番がありましたね。今回見てきた他の2本、「昭和やくざ系図 長崎の顔」「やくざの横顔」同様に未DVD化、VHSのみ。

川崎では地元の郷田組が仕切ることで平穏が保たれていたのだが、ある日…スナックで暴れる関東連合会の組員を、直人、雅美、次郎、猛ら郷田組の鉄砲玉たちが誤って殺してしまったことで、それが取っ掛かりとなり関東連合会が乗り込んできた。郷田組組長・植松は、連合会傘下への加入を強要され、若者頭・花井らの反発もあったがこれに与してしまう…。花井は直人らをけしかけ、連合会への斬り込みを命じるが…その前に謎の男・庄司が立ちふさがり、斬り込みを思いとどまらせる。庄司は隠居の身である郷田政二郎の家に身を寄せる客人だった。

藤竜也ら地元ヤクザの鉄砲玉たちが、飲み屋でやりたい放題やってるよそ者にいちゃもんつけて、ぶっ殺しちゃったんだけど…それにかこつけて巨大組織が乗り込んでくる。親分は簡単に寝返り、下っ端たちが反発するも歯が立たない…って話。若頭の郷鍈治は上と下に挟まれて苦悩…“白いものでも黒といわなきゃいけないのがヤクザの世界なんじゃ”というアレですね。上からの命令は絶対服従。最初は鉄砲玉を使って、相手に一矢報いるつもりだったんだけど、“お前らが挑んでも勝てねぇ”と…どこからともなく現れた渡哲也に諭され、斬り込みを中止。

この渡哲也が、最初は出てこなくてね…どうしちゃったんだろうと思ってるところで、ようやく出番。なかなか名前も明かさない、正体不明の人物…敵なのか味方なのか?一応、地元ヤクザのご隠居(会長)の客人らしく…2人して巨大組織の横暴なやり口を嘆いたりもしてるんだけど…。そうこうしてるうちに、上の言いなりになってるバカ組長が、“会長邪魔だからぶっ殺してこい”という命令を受けまして…そのまま若頭の郷鍈治に丸投げ。前述の通り“白いものでも黒~”の世界なので、理不尽な命令に従わざるを得なく、鉄砲玉たちも意地で“会長殺し”を請け負う。

そんなわけで…一度は巨大組織の一員になってみようかなって思ってたんだけど、巨大組織側の本音は、そんなチンピラたちは、ただの使い捨てじゃと。かなり理不尽な都合で鉄砲玉が命を落としていく…最終的には渡哲也の正体も判明し、生き残った鉄砲玉たちが今度こそ“斬り込み”に赴くという流れ。鉄砲玉たちの哀しい性を描いているが、こいつらもヤクザものということで、けっこうクズなことをしている。会長殺しもそうだけど、一番ひどいのは、集団就職で田舎から出てきたイモっぽいねーちゃんを酔わせ、くじで順番を決めて輪姦(まわ)しちゃうとか。

さすがに、直後に若頭の嫁、姐さんに見つかっちゃって…すげー怒られてたし、鉄砲玉の中にも、”ヤらなかった男”がいて…その後、その男と田舎者のねーちゃんがいい雰囲気になったりするんだけどな…。渡、藤、郷が揃ってカチコミするシーンは、なんだか「男たちの挽歌」みたいだった。ジョン・ウーも日本の任侠映画とかが好きで、影響を受けてるらしいから、どこか通じるものはあるだろうな。あと、藤竜也の顔がいつもよりデカく感じ、鈴木亮平の「俺物語」ソックリで、グレーのスーツに帽子を斜めに被る沖雅也は妙に“ジョジョの奇妙な冒険”感(笑)


監督:沢田幸弘
出演:渡哲也 郷鍈治 岡崎二朗 藤竜也 沖雅也 青木伸子 青木義朗 曾根晴美 小堀明男 藤健次


【VHSしか出てないようです】
VHS 斬り込み







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