勝手に映画紹介!?

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2019年03月22日

バンブルビー(2018年)

テーマ:19年03月の劇場鑑賞映画

【鑑賞日:2019年3月22日】

公開初日の「バンブルビー」をシネプレックスの会員デーで鑑賞…祝日だった昨日から、一部の劇場では先行で上映が開始され、オイラの通ってる地元シネプレックスも対象になってたんだけど、本日の上映と比べると、スクリーンサイズが小さいシアターでの上映だったので、無理して1日早く見ることもないかなと、正式な公開まで待つことにした。朝イチで見ようと思ったら、最初の上映は吹替え版だったので、午前11時開始の字幕版の上映まで待つ…もちろんいつものシネプレックスなのでIMAX3Dや4DXなんて立派な設備はなく通常の2D版上映です。

惑星サイバトロンではオートボットとディセプティコンの戦いが激化…劣勢を強いられるオートボットは、なんとか惑星を脱出。1987年…父親を亡くした少女チャーリーは、新しいパートナーとの関係を優先する母親との関係に悩み、家で自分の居場所が見つけられずにいた。そんなチャーリーの趣味は自動車の修理。いつかは自分の車を手に入れ、家を出ることを夢見る。ある日、近所の廃品置き場でボロボロの黄色いビートルを見つけたチャーリーは、それをもらい受けることに成功。自宅に乗って帰るが、なんとそのビートルが突然変形、実は生命体だった!

公開するたびに見ちゃうんだけど…もういいかなって後悔することも多くなったマイケル・ベイのハリウッド実写版「トランスフォーマー」シリーズ…さすがに作り手も、そんな客の気持ちを察したのか、ここらでいったん“リセット”…きっと“辻褄が合ってないところもありそう”だけど、前日談風のテイストで、人気キャラ…じゃなくてメカの1つ、バンブルビーにスポットをあてたスピンオフとして新作を出してきたのねん。公には明言されていないが、ファンの間では1作目のリブートと捉えてる人も多いみたいで、海外での興行や日本の試写会などでの評判も上々らしい。

予告などでは…ボーイ・ミーツ・ガール(またはガール・ミーツ・ボーイ)もとい、ロボ・ミーツ・ガールな、バンブルビーとヒロイン、チャーリーの可愛らしい恋愛未満な友情、愛情話を全面的にアピールし、いかにも“ロボットもの”を普段見ない“女子”ウケを狙っているところがあるように思えたんだけど…蓋を開けたら、今までにないくらい、ちゃんと“トランスフォーマー愛”に溢れた作品でもあったのでビックリ。特にオイラと同世代(40代)、一番最初のアニメ「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」をリアタイで見ていた世代には、冒頭からササりまくるに違いない。

忘れもしない小学校4年の時、まだ“学校週5日制”なんてものがなかった時代の土曜日、昼前に終わった学校から急いで帰って、VHSで予約録画しておいたアニメの第1話を見た時の興奮が、フワっと蘇ってきまして、実写版の1作目を見た時以上に、懐かしさがこみあげてきた。フォルムとか、変形のギミックとか…だいぶアニメに近くてですね、アクションは凄いけど、なんか違うんだよなって思っていた、あの微妙な残念感がかなり軽減されています。「トランスフォーマー」の実写化に求めていたビジュアルってこれだよねっていうのがちゃんと拝めるんですよ。

ただ、ここまでやったなら…場面が変わる時に、オートボットとディセプティコンのマークが変わるヤツとか再現してほしいなとか、はたまた日本語訳くらい“サイバトロン”と“デストロン”という名称にしてもいいんじゃないかとか…色々と注文もつけたくなってしまうんだけど、見てるだけで、ドッと疲れが押し寄せるマイケル・ベイの「トランスフォーマー」よりぜんぜん面白かった。もちろん、巨大ロボのバトルものとしても、ちゃんとドツキあいをみせてくれまして、同じような巨大ロボもの「パシフィック・リム: アップライジング」の物足りなさをカバーしてくれたかなと。

いよいよ本筋となる、バンブルビーとチャーリーの出会いに話が移っていくと、確かに女子ウケしそうな展開になり、もっと“トランスフォーマーを見せろ!”という大きいお友達(おっさんたち)は退屈に感じてしまう部分があるかもしれないが、よーく見てると、ヒロインに対するフェチとか性的なメタファーなんぞも散見でき、実はオッサンがエロ目線で見れる映画にもなっているという(ホントか?)。ヘイリー・スタインフェルド演じるチャーリーは行動的な女の子。趣味は機械いじりだし、服装はほとんどパンツルックで、一見、色気もないように見えるのだが…。

ファッションに疎いので名称があってるかどうかアレなんだけど…わりとショートパンツ姿が多く、あのパンツから出た健康的でムチムチな太ももを眺めてるだけで、至福である(笑)普通のジーンズなんか履いていても、車の整備とかしてる時に、ちょっと背中がめくれてたり、ハンケツの一歩手前みたいな…見えそうで、見えない感じのチラリズムとか、オッサンの覗き見心を刺激。単に自室のベッドで寝てるだけでも、俯瞰で撮ると、やけに尻に目が行ってしまう。アルバイトの制服姿は数少ないスカート着用シーン、足元からのカメラワークがなんかエロい。

チャーリーとバンブルビーが初めて目を合わせるところなんぞ…偶然、女の子を押し倒しちゃうラブコメとかの定番な感じ。綾波レイのオッパイをわしづかみにしたシンジくんのように…今にもバンブルビーが言い訳を言い出しそうな感じだ。様子がおかしいバンブルビーに、“優しくするから”と近寄って、ゴソゴソするチャーリー…するとビーはあっという間に何かをドーンと出してしまいまして…ホント、一瞬でチャーリーにイカされたのかと見まごう。その後も、チャーリーと戯れてると、何かを直ぐに発射する…おまえ、どんだけ早漏なんじゃいみたいな…(爆)

ロボット同士のアクションシーンで気持ちが「トランスフォーマー」のアニメを見ていた頃に戻ってしまったように、脳みそのレベルも中学生くらいに引き落として見れば、全編退屈せずに楽しめる…女子向けじゃなく、男子だって、オッサンだって楽しめる映画にちゃんとなっていた。アクションも楽しみつつ、実写版「トランスフォーマー」を2時間見て、全く疲れないなんて珍しい…続編を作るなら、今後はこの路線でお願いしたい。食事にたとえると、焼肉食べ放題はもう無理だけど、アメリカ産牛肉のステーキ1枚くらいならまだ胃もたれしない、本作はそんな印象。


監督:トラヴィス・ナイト
出演:ヘイリー・スタインフェルド ジョン・シナ ホルヘ・レンデボルグ・Jr ジョン・オーティス パメラ・アドロン


【映画のアナザーストーリーだそうだ】
トランスフォーマー:バンブルビー







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2019年03月21日

曇天に笑う<外伝>~決別、犲の誓い~(2017年)

テーマ:アニメ映画
曇天に笑う<外伝>~決別、犲の誓い~

実写版映画の初放送に合わせたWOWOWの“「曇天に笑う」実写×劇場版アニメスペシャル”でエアチェックした「曇天に笑う<外伝>~決別、犲の誓い~」を鑑賞…原作未読、テレビアニメ未視聴、実写版もまだ未鑑賞の状態で…劇場オリジナルだという三部作アニメに手を出すという、無謀なことをやらかしてしまったオイラ。「進撃の巨人」のWIT STUDIOがアニメーション制作を担当、声優も豪華だったのが鑑賞動機になった。DVDも発売済みだが、Amazonに見栄えの良いジャケ画像がなかったので、画像とタイトルのリンクは配信版のものをチョイス。

明治初期、300年に一度よみがえるとされる破壊神オロチ…その復活を阻止するために戦った曇天火は、勝利と引き換えに左半身の自由を失い、現在は弟の空丸、宙太郎らと静かに暮らしていた。ある日、かつて天火も属していた大蛇討伐の特別部隊・犲の隊員、佐々木妃子が天火の元を訪れる。それを機に、空丸や宙太郎も天火の身に起きた様々な事を知ることになる。オロチ復活の11年前…天火の父親であった曇家当主・大湖のもとで犲の隊員たちは厳しい修練に明け暮れ、その中に天火やその盟友・安倍蒼世、そして妃子らの姿もあった!

興味がないのに、映画ってだけで…シリーズもののアニメ作品を鑑賞して、ネットで適当な感想をぶっこいてる“映画通ぶった”人種って大嫌いなんだけど(前にこの作品のファンが、過去作品を見てないのに、映画だけ見てつまらないって感想をアップするなと、某レビューサイトでお怒りになっていた)、自分も同じような事をしているという。ただ、作品のファンを意識して“忖度”する気はないし、逆に自分で望んで見たわけですから、“意味が解らない”とこき下ろすのも大人気ない…解らないなりに、映画的にどうだったのか、冷静に分析するつもりなので許してね。

“いちげん客”のオイラが見ても…ストーリーが解らないってことはなかった。主人公が誰かっていうのもちゃんと認識できたしな(そこかよ!)。原作コミックやテレビアニメのいわゆる本筋で描かれた事柄の、前日談と後日談の両方を描いてるらしく…どうやら明治を舞台に、化け物の討伐をしていた組織があったらしい。その戦いは既に終わって平和になっており、きっと化け物の戦いで大怪我を負ったらしい主人公が、かつての仲間と再会し、化け物の討伐を始める以前、組織が結成された直後の話が紐解かれるみたいな構成になってた(解釈あってる?)。

これはもしかしたら…先に実写版映画を見るべきだったのかも?そうすれば、主人公とその他のキャラクターたちとの関係性や、主人公が怪我に悩んでいる姿などをもう少し理解しやすかったのかも?とりあえず…放送の順番で見始めてしまった。でも、あれだよね…実写版もきっと独自のアレンジとかあるだろうから、原作やアニメと微妙に設定が違ったり、出てこないキャラクターがあったりもするんだろうな。過去シーンでは、犲が訓練に明け暮れるほか、彼ら、彼女らの能力を見せるため…人質立て籠もり事件を解決するエピソードなんかも描かれる。

キャラクターそれぞれが刀や銃…あとは妖術っぽい術なんかを駆使して、敵(まだ化け物ではなく人間でした)を倒すアクションは、WIT STUDIOらしい美麗で迫力のある作画を拝めたが、動きに「進撃の巨人」ほどの爽快さはなかったかな。あと、これはまだ3部作の1作目のはずなのだが…犲という部隊、組織の解散までを描いているので、妙に“終わった感(TVの最終回のような気分)”が半端なくてですね…これでお終い?みたいな。エンディング明けで、主人公が旅に出ると言い始めたり、知らないキャラが出てきたり、でもやっぱ続きがあるのかと安心。

三部作の劇場映画といっても…1本はそれぞれ60分前後、この作品は51分しかないので、感覚的にはやっぱりファン向けのOVAに近い印象。3本目まで見終わった時に、映画的なカタルシスが味わるかどうかがキモだろうな。とりあえず、残りの2本もこのまま見てしまうつもり。主人公の声が中村悠一だっていうのはすぐにわかったが(なんとなくキャラの容姿も「マクロスF」のアルトくんぽい)…一緒にいる弟が梶裕貴なんだな。今年の10月からスタート予定の「PSYCHO-PASS サイコパス 3」のコンビと一緒じゃんと思いつつ、今回はとりあえずこれで締め。


監督:若野哲也
出演:中村悠一 梶裕貴 代永翼 鳥海浩輔 大原さやか 藤原祐規 安元洋貴 下野紘 櫻井孝宏


【Amazonでも配信してます(有料)】
曇天に笑う<外伝>~決別、犲の誓い~







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2019年03月20日

レザーフェイス~悪魔のいけにえ~(2017年)

テーマ:洋画
レザーフェイス‐悪魔のいけにえ

WOWOWの“4夜連続ホラー特集~恐怖の館へようこそ”でエアチェックしておいた「レザーフェイス‐悪魔のいけにえ」を鑑賞…カルト的人気を誇る1974年製作のホラー「悪魔のいけにえ」の前日談を描いた新作。今から2年半くらい前に、やっぱりWOWOWでレストア版の「悪魔のいけにえ 公開40周年記念版」が放送され、その時に…旧作は鑑賞済み。今回も放送の前日に「公開40周年記念版」をやってました…2年半前にDRモードで録画した保存版エアチェックが手元にあるのだが、HGモードで録画して、今回の新作(DRモード)と同じディスクに焼いたよ。

1955年、ソーヤー家…5歳の誕生日に母親のヴァーナからチェーンソーを贈られたジェド…そんな異常の家庭で育った彼は、やがて兄たちがソーヤー家の農場内で起こした事件をきっかけに、少年更生施設に収監されることになった。それから10年後…施設に新人看護師のリジーがやってきた。同じ頃、ヴァーナが施設を訪れ、ジェドを返すようにと迫り、騒ぎを起こす。それが引きがねになり暴動が発生…患者のアイク、クラリス、ジャクソン、バドがリジーを人質にして脱走…実は4人の中に、成長したジェドも含まれていた!彼らは行く先々で事件を起こし…。

物語が始まった直後…ソーヤー家の子供たちが、何やら悪さをしようと罠を張って、ベティちゃんっていう若い女の子を農場に誘い込む場面がある。このベティちゃんが、学校の制服みたいな衣装がよく似合ってて、意外と可愛くて、オイラのタイプだったりするんだけど…悲しいかな、これはあの「悪魔のいけにえ」の前日談であるわけですから、どこかで彼女が犠牲になるに違いないと、なんとなく予想はできてしまうのよ。案の定、その展開が始まって、ものの数分であっけないくらいに死んじゃう…もう、死ぬためだけに出てきたって感じのキャラでしたね(笑)

実は被害者のベティちゃんは…本作の主役級キャラ(まぁ、本当の主役は“レザーフェイス”だろうが)の1人、スティーヴン・ドーフ演じる保安官の娘でして、この一件でソーヤー家を目の敵にし、一家を引き裂こうとする。その手立てが、幼い息子ジャドを施設に追いやることだった。ここまでが作中のプロローグ的な話で…それから10年後がメインストーリーとなる。ジャドが収容されている施設で暴動が発生し(犠牲者も出る)、騒動に乗じて男女4人の入院患者が人質をとって脱走…その中に成長したジャドもいるのだが、呼び名が変わってるというのがミソ。

まぁ、予想通りの人物がジャドなんだけど…一応、名前の発音がジャドに似てる人物がいたり、直ぐにブチ切れて人を殺しまくる危ないヤツがいたりと、ちょっとは客を惑わせようとするフリくらいはしています。ああ、あと…人質になる新人ナースのリジーちゃんが、最初の犠牲者ベティちゃんよりもさらに魅力的…途中で白衣から、逃走中に拝借したワンピースに無理やり着替えさせられるんだけど、ガラっとナース姿と雰囲気が変わって、俄然、ホラー映画のヒロインっぽくなる。ただ、やっぱりベティちゃんの時と同じ理由で、結局は犠牲になるんだろうなとも…。

全体的にテンポもよく…エロもグロもそこそこ、昔のスプラッターのような雰囲気を出そうと頑張っている現代のホラー映画としては充分に及第点で面白いのだが、なんともいえない、ひりついた空気感、独特の薄気味悪さを持った「悪魔のいけにえ」と比べてしまうと、さすがに物足りなさがある。今回はオリジナル言語、字幕スーパー版の放送だったが、4月7日にソフト版に収録されているものと同じと思われる、山路和弘、浪川大輔らが声を担当した吹替え版の放送もある。一緒に焼いた「公開40周年記念版」を消して、この吹替え版を録画して焼こうかしら?

上映時はR-18+指定だったそうで、ソフト版も同じものが収録されているようだが…WOWOWはR15+指定版でした。放送版しか見てないので違いはわかりません…こういう事情も手伝って、なんとなく物足りなく感じるのか?そうそうソフト版のタイトルは「レザーフェイス‐悪魔のいけにえ」なのに対し、WOWOWの放送タイトルは「レザーフェイス~悪魔のいけにえ~」…“悪魔のいけにえ”が“~”で挟まれてるんですね。もう一つ、映画の公式サイトだと「LEATHER FACE レザーフェイス - 悪魔のいけにえ -」という英題まで入った表記だったりして、微妙に違う。


監督:ジュリアン・モーリー アレクサンドル・バスティロ
出演:スティーヴン・ドーフ リリ・テイラー サム・ストライク ヴァネッサ・グラッセ ロリナ・カンブローヴァ


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DVD レザーフェイス‐悪魔のいけにえ







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2019年03月18日

ダブル・ミッション 報復の銃弾(2018年)

テーマ:洋画
ダブル・ミッション 報復の銃弾

WOWOWの“3週連続!ノンストップアクション特集”(と、いいながら…WOWOWの番組ページのジャンル区分はサスペンス/ミステリーだったりする)でエアチェックしておいた「ダブル・ミッション 報復の銃弾」を鑑賞…警察が押収した麻薬の原料が強奪され、亡き父親の跡を継いで刑事になった若手が、なんとか事件を解決しようと躍起になるみたいなお話。主役を演じている俳優は海外ドラマ「シェイムレス 俺達に恥はない」の出演者らしいが見てないからわからない…っていうか悪名高いポンコツ映画“ハリウッド版ドラゴンボール”の悟空です(笑)

オハイオ州のクリーブランドで、警察が大量の麻薬の原料を押収するが、それを移送する際に、武装集団に襲撃され、全て盗まれてしまった。新米刑事のマイケル・コノリーは事件を担当したいと、上司に直訴するも、却下されてしまう。その後、担当していた別の刑事が行方不明になり、マイケルはようやく事件を自分で調べられるように。事件の背後に地元の名士である海運王のレオネッティが関与しているという情報を掴んだマイケルは、弁護士ローラ・コンソロの力を借り、証拠を見つけようとするが…関係者はみな口を閉ざすか、不審死を遂げてしまう!

警察の押収品が盗まれ、容疑者は地元の名士で、今まで犯罪に手を染めているなんて噂にもならなかった人物なんだけど、新人刑事がちょろっと調べたくらいで情報を掴めるなんて…よっぽど運がいいのか、他の刑事が間抜けだったか、それともなければ、誰かがお目こぼしをしていたかって感じだよね。案の定、灯台下暗しな裏切り者がいまして、この名士とつるんで悪事を働き、私腹を肥やしている人物がいる。結局、新人刑事も間抜けなだけなんだけど…いつそれを悟るのか?黒幕というか、その裏切り者…パターン通りの人物で、やっぱりねって感じ。

だいたい、こういう映画で“葉巻を吸ってる”ヤツは胡散臭いと疑え(笑)主人公が刑事になったのは、死んだ父親の影響…どうやら父親は職務中に殉職したらしい。それを、いくつになってもメソメソしてて、嫁さんにも“お父ちゃんのことは忘れなさい”なんて言われてるんだけど、ぜんぜん忘れられなくて…そのせいで、夫婦仲にも影響が出始めてる。どんだけファザコンなんだよって思いたくなったが…意外とこのファザコンエピソードも重要なピースでして、最終的には物語にちゃんとからんできた。ストーリーもアクションも及第点…何度も見たくなる作品ではない。

殺し屋、マフィヤのボス、犯人など…どんな映画にもひょこひょこ出てくる悪党面のピーター・ストーメアが本作にも出演。仲間内にも“人殺しすぎ”って突っ込まれるような、組織の掃除人的な役だったんだけど…ある意味、主人公よりもカッコイイというか、オイシイ役ではあった。主人公が協力を求める弁護士に…ジャン=クロード・ヴァン・ダムの「ハードターゲット」やウェズリー・スナイプスの「ドロップ・ゾーン」でヒロインを演じていたヤンシー・バトラー姐さんが扮しているも、特にアクション要員というわけでもない…あっ、ドーベルマンには追いかけられてたな。


監督:デヴィッド・A・アームストロング
出演:ジャスティン・チャットウィン マーク・トンプソン ロビン・トーマス ヤンシー・バトラー ピーター・ストーメア


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2019年03月17日

アンロック/陰謀のコード(2017年)

テーマ:洋画
アンロック 陰謀のコード

WOWOWの“3週連続!ノンストップアクション特集”でエアチェックしておいた「アンロック/陰謀のコード」を鑑賞…「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のリスベット、ノオミ・ラパスと、なんかちょっとお久しぶりな感じのオーリー、オーランド・ブルーム(自分が見てないだけで、同じ年に「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」にも出てるし)共演…しかも、個人的にはシリーズの中でもかなり上位に推したい「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」を撮ったマイケル・アプテッドが監督しているスパイアクションということで気になっていたが、今までで見逃していた。

かつてCIAの尋問官として活躍したアリス・ラシーンは、2012年にパリで起きたテロ事件を未然に防げず、自責の念にかられていた。今は、尋問官の職を離れ、イギリスで身分を偽り、テロリストの情報を集める潜入捜査の最中だ。ある日、支局の人間がコンタクトをとってきて、尋問官への復職を求められる。実はイスラム教の指導者ハリルが英国でテロを実行せよという指示を使者のラティーフに託し、実行犯のマーサに接触しようとしていた。CIAは拘束に成功したラティーフから、マーサに関する情報を聞きだすためにアリスの能力を必要としていた!

導入部から前半にかけて、情報が錯綜し、話がゴチャゴチャしているのは…中盤以降で状況が反転し、主人公が追い込まれるピンチを演出するのに必要不可欠だったのだろう。そのあたりは、スパイ映画らしいとして我慢が必要かも?主人公が陰謀の背景を悟る頃には、観客・視聴者にもだいたいの状況は呑み込めてくる。主人公がCIAの尋問官という設定で、口を閉ざすテロリストの尋問を行い、テロを未然に防ぐという内容に…サミュエル・L・ジャクソンとキャリー=アン・モスが共演した2010年製作の「4デイズ」あたりの内容をちょっと思い出したりもした。

そんな尋問、任務の最中に…主人公が異変を察知したあたりから、話はテンポよく転がり始める。てっきりノオミ・ラパス演じる主人公は頭を使うデスクワーク系なのかなと思いきや…格闘も銃の扱いもそれなりにやってのける、アクション系のヒロインだった(事前情報で知ってたけど)。「アトミック・ブロンド」のシャーリーズ・セロンとまではいかないが、女イーサン・ハントとして悪党たちと対峙する。強い女なんだけど、裏切られたり、騙されたり、ボコられたりと…スーパーヒーロー然としていないところは、それこそリスベットのような危うさもあるなと思った。

「007/カジノ・ロワイヤル」を初めて見た時に、ダニエル・クレイグってどうみてもスペクターの殺し屋の方が似合うよなって最初は思ったんだけど、シリーズを重ねていくごとに段々とこちらが求めるジェームズ・ボンド象に近づいていった。本作のノオミ・ラパスにも同じような印象を抱きまして、絶対にあの容姿だったら悪の組織の殺し屋の方が似合いそうなんだけど、終わって見れば、ちゃんと女スパイものに落ち着いたなと。それこそ続編の2、3本も見てみたいなって気にはさせたよね。全体的に古風な感じもするが、アクション映画としては正統派だなと感じた。

オーリーの使い方がもったいねぇとか、黒幕がキャスティングでわかっちゃうじゃねーかという、脚本の弱さもあったりするんだけど…要所要所で好みの本格的なドンパチが拝めたので良かった。あと、ジョン・マルコヴィッチ演じるCIAのお偉いさんと、トニ・コレット演じるMI5のオバチャンが、テレビ電話で話し合いをしている時…オバチャンがモニターを見てない時に、画面の向こうでマルコヴィッチがさりげなく中指を立てるシーンが地味にササった。殺伐とした話だが、ニコリとも笑わないCIA部長のお茶目な人間性が垣間見れたようで、意外と深いシーンだなと。


監督:マイケル・アプテッド
出演:ノオミ・ラパス オーランド・ブルーム マイケル・ダグラス ジョン・マルコヴィッチ トニ・コレット


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2019年03月16日

凍える追跡(2017年)

テーマ:洋画
Mon garçon

日本初登場作品をソフトリリース、または劇場公開前に放送するWOWOWのジャパンプレミアでエアチェックしておいた「凍える追跡(原題:Mon garçon)」を鑑賞…別れた嫁さんと一緒に暮らしていた息子が行方不明になり、誘拐事件の可能性が濃厚とされる中、元嫁に呼ばれた主人公は単独で息子の行方を探す…というフランス製のサスペンス。監督業でも実績のあるギヨーム・カネ、ハリウッドのメジャー作品にも数多く出演するメラニー・ロランと、フランスの2大スターが共演しているのが売り。ジャケ画像の拝借はAmazonで見つけたフランス盤BDです。

ジュリアンは元妻マリーからの連絡で、かつて暮らしていた雪山にある町へ向かう…実はマリーと一緒に暮らしていた息子のマティスが、林間学校に出た先で行方不明になったという。マリーは、自分のせいでマティス家出したのではないかと悩むが、警察の捜査も始まり誘拐の線が濃厚となる。ジュリアンも現地に留まり、警察の事情聴取に協力することになった。その晩、マリーの元を訪ねると、恋人だというグレゴールという男が対応にでる。グレゴールはマリーの心配をする一方で、マティスの存在を疎ましく思っていることに、ジュリアンは気づくが…。

子供が誘拐されました、警察が頼りにならないから、お父ちゃんが自分で探しちゃうぜ~系の、まぁよくあるパターンのサスペンス。冒頭と、次の段の“あらすじ”でも明記した通り…主人公は離婚してます。で、元嫁から息子が行方不明になったという連絡をもらい、元嫁のところへ戻ってくる。最初は“私がいけなかったんだわ”と自分を責めていた元嫁も、次第に“仕事優先のあんたのせい”とか言い出し…円満っぽかった雰囲気も、段々とギスギスした関係に。元嫁には、早くも新しい恋人がいたりして…さすがにそんな話を聞かされると、ピリついてくるよな。

案の定ですね、杓子定規な警察の対応にもイラついてる時に…のこのことしゃしゃり出てきた元嫁の恋人とひと悶着。確かに、この元嫁の恋人っていうのが、かなりKYなヤツでして、いくら相手が恋人の旦那だからって、2人の子供が誘拐されてるのに…自分と恋人(主人公の元嫁)との将来設計とか、やたら嬉しそうに語るんだよ。視聴者として見てるオイラも、“なんだコイツ?”って思ったんだけど、もちろん劇中の主人公も嫌悪し、それがいつしか疑惑に変わっていく。もしかして、コイツは息子が邪魔だったのでは?それが原因で誘拐したんじゃないか?と…。

そうと決まれば行動は早い…あっという間にKY男をぶちのめして、警察に突き出す!ところがどっこい、逆にKY男への暴行で主人公が拘束されてしまう!KY男にはちゃんとアリバイがあった…ただ単に空気が読めない馬鹿なだけだった(笑)一応、警察からお説教をくらって、直ぐに自由の身になる主人公…もう一度、振出しに戻って、息子探しをはじめる。やがて、知り合いから主人公の元へ電話があって…仕事上のトラブルが起きているらしいのが判明。そこで、気づくのだ…もしかして、息子の誘拐には自分の仕事が関係しているのではないかと…。

あとは、警察が散々調べても息子の行方はわからなかったのに、とんとん拍子に手掛かりを見つけ、誘拐犯に迫る主人公。容疑者の1人を発見して、拷問で息子の居場所を聞き出したり、わりとダーティーな一面をのぞかせる。敵のアジトに潜入する際も、停めてあった車のタイヤの空気を抜いてから、次の行動に移るなど、前半のKY男をぶちのめした件なんかとも合わせて、なんか“只者じゃない感”を醸し出し始める…おっさん何者だよ?果たして、誘拐犯が潜伏していると思われるその建物の中に息子はいるのか?無事に救出することはできるのか?

それまでの展開が淡々としてたので、銃を所持している誘拐犯に詰め寄っていくあたりの駆け引きは、緊張感があってなかなかだったんだけど…結局、息子は何が原因で誘拐されたのか、犯人の正体が何者なのかっていうのを全く描いておらず、それまでに出てきた事柄で推測するしかない(やっぱ仕事関係?)。一応、息子が助かったのか、助からなかったのかという答えは出て、勝手な行動をとりまくった主人公が落とし前はつけるんだけど、結局、なんだったんだろう?と、煮え切らない。とりあえず、情報を得た段階で警察に通報しろよって思った(笑)


監督:クリスチャン・カリオン
出演:ギヨーム・カネ メラニー・ロラン オリヴィエ・ド・ブノワ リノ・パパ


【Amazonで見つけた輸入盤BDです】
Blu-ray Mon garçon ※リージョンB 日本語収録なし





YouTubeに予告がありました!









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2019年03月15日

キャプテン・マーベル(2019年)

テーマ:19年03月の劇場鑑賞映画
キャプテン・マーベル

【鑑賞日:2019年3月15日】

本日公開初日の「キャプテン・マーベル」をシネプレックスの1000円ポッキリ会員デーで見てきた…いわずとしれたマーベルのアメコミ映画の新作で、「アベンジャーズ」シリーズをはじめとする、いわゆる“マーベル・シネマティック・ユニバース”とも繋がる作品。ぶっちゃけ来月公開の「アベンジャーズ/エンドゲーム」の前哨戦みたいな役割も担っているって感じかな?アメコミ映画が子供向けなんて言ってたのは、もうはるか昔の話だよね…満席ってほどではないが、平日の朝イチの上映回でも、老若男女、幅広い客層でそれなりに賑わってましたよ。

クリー帝国の精鋭部隊”スターフォース”に所属するヴァースは…過去の記憶を失っていた。任務中にクリー人の宿敵、スクラル人に捕まってしまったヴァースだったが、なんとか脱出。しかし、仲間と逸れたまま1人で地球に落下、そこは1995年のLAだった!通報を受け駆けつけたシールドのエージェント、ニック・フューリーとフィル・コールソンにより尋問を受けるヴァース…その最中、地球人に偽装したスクラル人に命を狙われる!直ぐに追跡をはじめるが…結局、取り逃がしてしまう。ヴァースはスクラル人の目的を探るため、地球で情報収集を始めるが…。

物語のはじめは地球から離れた宇宙、とある惑星から…“キャプテン・マーベル”らしきヒロインは登場するも、そんな名前では呼ばれておらず…ヴァースという名前らしい。しかし、それも仮名でして…本人は記憶喪失なので、本名は不明だという。そんなヴァース嬢は、その惑星の特殊部隊みたいなチームに属してて、ジュード・ロウ扮する上官や仲間たちと…他の惑星に、敵に捕らえられた仲間を助けに行くんだけど、それが実は敵の罠で、ヴァース嬢は敵に捕まってしまう。この戦ってる敵の見た目が「スタートレック」のクリンゴンみたいなのよ(笑)

導入部はスペースオペラ風…どちらかというとDCの方の「スーパーマン」に近いような印象だったかな?惑星の名前とか星人の名前とか固有名詞がいっぱい出てくるし、予想していた展開とちょっと違うので、面喰った。そこにきて主人公が記憶喪失なので、時より意味深な映像がフラッシュバックしたりするのよ。なんか儀式的なものなのかな?AIによって、自分の大事な人(人によって異なる)が、幻となって夢、意識の中に出てきたりする場面もあるんだけど…先の記憶喪失という設定と合わせて、このあたりは「宇宙戦艦ヤマト」(リメイクの方)っぽいななんても。

最初はわちゃわちゃしてて、ちょっとノリづらかったんだけど…予告でも流れていた、レンタルビデオ店にヒロインが落っこちてくるシーンを境に、話は急速に面白くなる。そこは1995年のLAでして、異変を調べに…若かりし頃のニック・フューリーとフィル・コールソンが現場に駆けつけてくる。ニックもコールソンも、特殊な撮影技術で…過去作品と同じサミュエル・L・ジャクソンとクラーク・グレッグがそのまま続投しており、特にニックはヒロインのバディとして大活躍!今までヒーローたちを掌で踊らせていたニックも、本作では踊らされる側だというのが笑える。

サミュエルおじきが、いつになく楽しそうにニックを演じているのが伝わってきて…本当にこのおっさんは、いくつになってもアメコミ映画が好きなんだなって思いましたね。ヴァースと行動するようになる前、コールソンと一緒に登場した時は、まるで「MIB」のようでもあった。ヴァースがカルチャーギャップにまごついたり、地球側のキャラがヴァースの存在に面喰ったりする場面は…マーベルのTVシリーズ「インヒューマンズ」的なユーモアも感じる。個人的には、この最初の鉢合せ直後に展開される、ヴァースと地球人に偽装したスクラル人との追跡劇がお気に入り。

走行中の列車の屋根に登ったり、乗客がいる車内で戦ったり、マックィーンの「ハンター」のような、ちょっと古風なアクションも、冒頭のSF過ぎる展開と真逆で印象に残る。そしてヴァース本人も…コスプレ感全開の”スターフォース”のコスチュームから、地球の市民にとけこむため、店先から服を盗み、バイカーのバイクも拝借…この「ターミネーター」のようなベタなお約束もやっぱりいいな。その後は、自分の記憶を取り戻すという謎解き要素であり、真の敵の存在が明らかになるなど…どんでん返しも用意。クライマックスは再び前半同様SF色が強いトーンへ。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」への壮大な前フリではあるものの、過去のマーベル作品の、エピソード0的なポジションとして、単独で楽しめる要素もあり、普通に面白かったです。闘う強い綺麗なおねーさん好きとしては、圧倒的な存在感で、あのニック・フューリーまでパシリに使ってしまうキャプテン・マーベル、ブリー・ラーソンに魅力も感じられたけど、トータルで見るとDCのワンダーウーマン、ガル・ガドット姐さんの方がインパクトはあったかなと…まぁ、このあたりは容姿の好みも強く影響してると思うけど。鑑賞は2D字幕版で…先着プレゼントも無事にGET。


監督:アンナ・ボーデン ライアン・フレック
出演:ブリー・ラーソン サミュエル・L・ジャクソン アネット・ベニング クラーク・グレッグ ジュード・ロウ


【映画の内容とは違うみたいだけど…】
キャプテン・マーベル (ShoPro Books)







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2019年03月14日

デス・ウィッシュ(2018年)

テーマ:洋画
デス・ウィッシュ

チャールズ・ブロンソンの“DEATH WISH”シリーズの1作目「狼よさらば」をブルース・ウィリスでリメイクした「デス・ウィッシュ」…ブロンソン好きのオイラは、めちゃめちゃ気になってたんだけど、劇場公開時には近くに上映館がなくてしぶしぶ鑑賞を断念。先行リリースされていた購入版配信に続き、レンタル配信が昨日、3月13日から始まっていたので…懸賞で当てたiTunesギフトコード(5000円分当たってたのを、今回はじめて使用)を使ってレンタル、さっそく鑑賞する。奇しくも昨日鑑賞した「スリープレス・ナイト」と、アクション映画のリメイクものが続いてしまった。

犯罪の多い街シカゴで外科医として働くポール・カージー…プライベートでは妻ルーシー、娘ジョーダンと共に幸せに暮らしていた。ある日、ポールが仕事で留守にしている時、自宅に強盗が侵入!抵抗したルーシーとジョーダンは犯人に襲われ、その後…ポールの勤務する病院に緊急搬送される。仕事中だったポールは、変わり果てたルーシーと対面。ジョーダンも命はとりとめたが、昏睡状態が続く。すぐに警察の捜査が始まるが…なかなか犯人が捕まらない。そんな時、銃を偶然手に入れたポールは、自分の手で犯人を捜そうと、街に繰り出すのだが…。

主演のブルース・ウィリスに加え、監督が「ホステル」や「ノック・ノック」、昨年はこの「デス・ウィッシュ」と同時期に「ルイスと不思議の時計」というもう1本の新作も公開になったイーライ・ロスということで、いったいブロンソン映画をどう料理するかと、かなり期待してたんですけど…一言で言うと、“期待外れでぬるい”って感じかな。まぁ、一般的な復讐ものとしてはよくできてる…むしろ、主人公が復讐に走ってしまう経緯、心情などをオリジナル以上に丁寧に描写していて、ドラマ重視になってはいるんだけど、俺らが求めていたものと何かが違うぞと。

なんていうか…“ブロンソン感”“ポール・カージ感”が乏しい。役者が違うんだからと言われればそれまでだが、どうしてもあのブロンソンの佇まいと比べてしまうよね。設定も、ブロンソンが建築家だったのに対し、ブルースは医者なんだけど(なんかあまり似合ってない)…メスを銃に持ち替えてからも、オタオタしてて、弱っちいんだよ。状況は違うんだけど、偶然、拳銃を手にするという流れは一緒で、最初から射撃のセンスもよかったブロンソンに対し、ブルースはへたっぴで、発砲時に怪我もする。反撃され、負傷しても堂々としてるブロンソンの渋さがない。

知らないうちに個人情報を知られ、家族が強盗の犠牲になるという導入部は…日本でも問題になったばかりのアポ電強盗をどこか彷彿とする、今風の犯罪で…ちょっと怖いなって気分にはさせるのだが、ホラー出身のイーライ・ロスだと、強盗に襲われる主人公の嫁や娘も、オリジナル以上にもっと悲惨な目に遭わされるに違いないと思っていたのに…娘のレ●プシーンもなければ、嫁さんの死に様もあっけなく、インパクトが薄かった。その後、主人公が勤務している病院に、嫁と娘が搬送されてくるというのは、このリメイクならではのアレンジで、悪くはない。

ちゃんと真犯人を見つけて、復讐を果たすというのも…オリジナルとは違うドラマ重視の展開なんだけど(オリジナルでは真犯人を野放しにしたまま終わる)、その過程で…目に付いた悪党もとりあえずぶっ殺しまくるという、オリジナルに近い展開にはなる。ただ、先に“弱っちい”って表現もしたけど、自分の正体を隠すため、頭にフードをかぶって、悪党退治に出かけ…英雄視した世間から“死神”なんて呼ばれるようになる、その一連の展開(その時のブルースの見た目)が…「狼よさらば」というより、シャマランの「アンブレイカブル」のパロディにも見えてしまう。

ブルースがようやく場慣れしてくると、アクションもそこそこスタイリッシュになり…後半では、イーライ・ロスの持ち味がちょっとだけ垣間見られる、悪党に対する拷問シーンなんかも出てくる(「ホステル」とかに比べると、ぜんぜん甘々だけどな)んだけど、全体的に、特に前半のテンポが悪かったかなと。やっぱりブロンソンの「狼よさらば」を超えるには、レイティングとか無視したハードなバイオレンスは必要不可欠ではなかっただろうかと推測する。あくまでブルースのアクション映画と捉えれば、近年の他の出演作よりマシだが、ブロンソン映画とはやはり別物だ。


監督:イーライ・ロス
出演:ブルース・ウィリス ヴィンセント・ドノフリオ エリザベス・シュー ディーン・ノリス カミラ・モローネ


【Amazonでも配信が始まってます】
デス・ウィッシュ(字幕版)







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2019年03月13日

スリープレス・ナイト(2017年)

テーマ:洋画

昨晩から、例のピエール瀧騒動でネットを中心にお祭り騒ぎですな…あっぶねぇ、劇場で見たのでまだ再鑑賞はしてないけど、WOWOW放送の「孤狼の血」も初回放送で録画しておいてよかった。案の定、今後のリピート分は番組変更…っていうか3月24日に初回放送だった「サニー/32」もアウトじゃん。新井浩文が出てる「SUNNY 強い気持ち・強い愛」も色々と発売延期とかになってるし…過去のNHKドラマの「64 ロクヨン」共演がにわかにクローズアップされてたけど、2人が同じ“サニー”と読むタイトルの別映画に出ていたというのも妙な一致だよな。

朝、ヤフーニュースを見たら“瀧逮捕”の下に、“酒井法子 11年ぶり地上波歌唱”の文字が踊り、その横にはやたらと笑顔ののりぴーの写真まで掲載されていたのも意味深…これ、狙いすぎだろ!芸能界の関係者はてんやわんやらしいが、“自身の逮捕”までネタにしてくれるピエール瀧は、ある意味、エンターテナーですな。えーと、今日はWOWOWのアクション映画特集でエアチェックしておいた「スリープレス・ナイト」を鑑賞…コカインをネコババした悪徳刑事たちがトラブルに見舞われる、2011年製作、フランスの同名映画のハリウッドリメイクです。

深夜のラスベガス…ヴィンセント・ダウンズは相棒と共に、麻薬組織を襲撃し、大量のコカインを強奪…その時に、追ってきた組織の男たちを射殺する。その後、2人は何食わぬ顔で仕事へ…実はダウンズも相棒も殺人課の刑事だった。自ら捜査に名乗りを上げ、証拠隠滅を図ろうと画策するが…捜査現場で汚職刑事を追う内務調査官ジェン・ブライアントに目を付けられてしまう。さらにダウンズは、コカインの元の所有者であるカジノ王ルビーノに身元を掴まれ、息子を誘拐されてしまう!息子を取り返すため、奪ったコカインを携え、カジノに乗り込むが…。

今から約6年前、2013年1月にレンタルDVDでオリジナルのフランス版は鑑賞していて、大まかな内容は覚えているけど、当時、1回見たきりなので…さすがに細かい部分はけっこう忘れていた。なので、“あれ?なんか展開が違うな”って印象を受けた部分はいくつかあるけど、ちゃんと見比べたわけじゃないので…内容や情報が間違っているかもしれないのであしからず。悪徳刑事が麻薬組織のコカインをネコババしたけど、身元がバレちゃって、人質に取られた息子を、盗んだコカインと引き換えに、取り返そうとするという基本プロットはだいたい同じ感じ。

その後、人質交換の材料に使おうとしたコカインが、別の勢力に奪われ、三つ巴な争奪戦に発展していったりするんだけど…途中、主人公と共闘する女刑事の設定がだいぶアレンジされていて、確か…フランス版に出てくる女刑事は、主人公が悪徳刑事だというのを知らずに事件に巻き込まれていったような気がするんだよな…。こっちのリメイク版は、主人公の汚職を疑う内務調査官という設定になっていて、さらには…コカインの争奪戦にも深く関わってくる。確か、フランス版は、別の仲間の裏切りにあって、コカインを持っていかれちゃうんだよ。

あとね、完璧に映画公式サイトのキャッチコピーでもろ“ネタバレ”が書いてあるんだけど、主人公も実は潜入捜査官でしたみたいな設定になっていて、このあたりが最終的なオチにまで影響していくって感じ。この“潜入捜査官”設定であり、ラストの展開なんかは…オリジナルのフランス版だと、もうちょっとボカした感じになっていたような気がするんだけど(過去の自分の感想にもそれっぽいことが書いてある)…記憶が曖昧で確証はないので、軽く聞き流してください。ハリウッド映画なので、色々なところがわかりやすくなっていたよって感じですかね?

悪く言うと、ちょっと万人受けを狙いすぎなのかなとも思うけど。明らかな違いと言えば…主人公たちが戦いを繰り広げる舞台が、同じ密室でも、大き目のクラブから、さらに巨大なカジノ兼ホテルに変わったので、行動範囲も増え…自然とアクションの見せ場も派手になっていたという感じだろうか?無理やり主人公の嫁さんとかも話に関わってきちゃうのもハリウッドらしい。主人公を演じていたのがジェイミー・フォックスだったからだろうか、ドンパチに限ってはなんとなく「マイアミ・バイス」(2006年のリメイク版)っぽくもあったかななんて、オイラ的には感じた。


監督:バラン・ボー・オダー
出演:ジェイミー・フォックス ミシェル・モナハン ダーモット・マロニー デヴィッド・ハーバー ガブリエル・ユニオン


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DVD スリープレス・ナイト







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2019年03月12日

S.W.A.T. アンダーシージ(2017年)

テーマ:洋画
S.W.A.T. アンダーシージ

今日は久しぶりにテレビ東京の午後のロードショーをエアチェック…地上波初登場だった「S.W.A.T. アンダーシージ」をさっそく鑑賞する。一応、2003年公開の「S.W.A.T.」および、その後、ソフトスルーでリリースされた「S.W.A.T. 闇の標的」の製作スタッフが携わっているという正規続編ではあるものの、キャラクターやストーリーの関連性はいっさいなく(前述の2作品もまったく関連性はなかった)、日本ではやっぱりソフト(配信)スルーで2017年10月にリリースされていた。昔だったらレンタルで借りてたと思うけど、最近は利用しなくなったので、見逃していた。

独立記念日の朝、招集を受けたトラヴィス隊長以下、S.W.A.T.のメンバーは…DEAからの依頼で、密輸品取引現場と目されるとある倉庫に同行。押収目的のコンテナを発見するも、敵の襲撃を受け…メンバー内にも犠牲が出てしまう!なんとか敵を排除した後、トラヴィスたちはコンテナの中を調べるのだが…そこには、1人の謎の男が監禁されていた!男を保護し、いったん訓練所に戻るメンバー…尋問の末、男の正体はスコーピオンと呼ばれる重要人物であることが判明するが、今度はスコーピオンの奪取を目論む謎の武装組織がトラヴィスを襲撃する!

S.W.A.T.側は知らない人が多めでしたが…物語の鍵を握る謎の人物の役で、1997年の「スポーン」以降、メジャー、マイナー作品問わず、アクション要員としてしばし活躍してきたマイケル・ジェイ・ホワイトが出演…実際のキャストクレジットは三番手でした(日本のメーカーページには2番目に名前が書いてある)。もちろん地上波放送なので、吹替え版でしたが…たぶん、ソフトに収録されているものと同じ吹替え音源だと思われる。サム・ジェーガー演じる主人公のトラヴィスは井上和彦さんでした!うぉ~「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」のギブス捜査官だぁ!

ぜんぜん役者の雰囲気も役柄も違うんだけど…S.W.A.T.のチーム内にいる、コンピューターの専門家とのやり取りが、吹替えで聴くと、ちょっと“NCIS”のギブスとアビーのやり取りみたいだった(相手は女じゃなくて、男なんだけど)。えーと、作品の内容は、ドンパチはそこそこ派手だし、マイケル・ジェイ・ホワイトのキレのある回し蹴り、無双アクションなんかも拝めるんだけど、だいたい倉庫とか、S.W.A.T.訓練施設内の建物といった、似通った場所でのアクションが多いので、代り映えがせず、低予算感は否めない。1作目には到底かなわないB級作品だった。

ストーリーも…あまり起伏がなく、中盤以降は自分たちの基地に立て籠もって、武装集団を迎え撃つみたいな展開になっていくので、「S.W.A.T.」というよりは、亜流「要塞警察」といった印象。前半からにおわせていたメンバー内の裏切り者なども予想通り。主人公の隊長は、敵に屈しないなど、一見…頼れるリーダーに見えるのだが、敵にやられて、部下に助けられる場面がわりと多かったり、裏切り者を見抜けなかったり、お前の選択の性で何人のメンバーが犠牲になってんじゃいという、なかなかのツッコミ満載キャラでした。和彦さんの声がもったいない(笑)

オリジナルの尺が88分しかないので…CMカットしても、本編に限ってはほぼほぼノーカットに近いのではないかな?午後ローなので、エンドクレジットはバッサリとカットされているものの、CM明けは…数秒から数十秒、戻った状態で…場面が重複して始まることが多く、何度かCM明けでドラマの宣伝が入るL字画面にイラっとさせられるも…うまく編集をすれば、L字画面もカットできそうな感じ。まぁ、面倒なので、そこまでやってないですけどね(通常のCMカットのみ)。この内容だったら、地上波放送、吹替え版でも何の問題もないかな?暇つぶしにはなった。


監督:トニー・ジグリオ
出演:サム・ジェーガー マイケル・ジェイ・ホワイト エイドリアンヌ・パリッキ マシュー・マースデン


【DVDソフトの購入】
DVD S.W.A.T. アンダーシージ







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