
猛襲(2026年)
数日前に前回加入から1か月が経って、メンバーシップをキャンセルしたばかりのネットフリックス…結局、また見たい映画の配信が始まっちゃったので、たった数日で利用を再開する(汗)そんなわけで、金曜日から配信が始まっていた新作のオリジナル映画「猛襲(原題:THRASH)」を鑑賞…巨大なハリケーンが接近し、高波の影響で町が水没してしまうんだけれども…なんと、そこに鮫まで現れ、逃げ遅れた人たちを容赦なくガブガブと襲い始める…という、ディザスター映画かと思ったらサメパニック映画だった…監督は「バイオレント・ナイト」のトミー・ウィルコラ。
熱帯低気圧から変わったハリケーン“ヘンリー”が海岸に隣接するアニービルの町を直撃する進路をとっており、避難勧告も出されていた。その町に住むダコタは…母親を亡くしたばかりで引きこもりになっており、避難をせずに、自宅にいることを選ぶ。しかし、高波が発生し、堤防が決壊、町は瞬く間に水没してしまう!幸い、建物の2階に避難したダコタは無事だったのだが…家の目の前で、車に取り残された妊婦の女性リサが助けを求めていた!そしてダコタは、その近くをサメが泳いでいるのに気づく…。ダコタは勇気を振り絞って、リサの救出に向かうが…。
ハリケーンが直撃しているところに、ワニまで襲ってくる「クロール -凶暴領域-」って映画があったけど…まんま、アレのサメ版といった感じの作品。本編86分しかないので、かなりテンポはいい…物語が始まった時には、既にハリケーンが発生、メイン舞台となる、海の近くにある町を直撃するってことになっていて…町中の人たちが忙しく、避難を始めている。ハリケーン上陸までの時間が表示され、最初は2時間14分だったんだけど、刻々と時間が短くなり、あっという間にあと22分にまでなる。そんな状況なのに、あえて自宅に留まる選択をした者も複数組いる…。
そのうちの1組が、最近になって母親を亡くしたばかりの黒人の引きこもり女子。面倒をみてくれる叔父さんがいるんだけど、今は別の場所にいて…“早く逃げるように”と助言している。心配になった叔父さんは、これから迎えに行くと、どうやら助けに来てくれるらしい…。実は、この叔父さんがサメの研究をしている偉い博士…だから姪っ子の引きこもり女子も、少なからずサメに関する知識は持っていて、後々、それが役立つ場面も訪れる。もう1組、自宅に留まる選択をした人たちがいて、手当目当てのクソな里親と、その家で世話になっている3人の子供たちだ。
特に、クソな里親が、“ハリケーンなんて大したことがない”とナメてかかってて…偉い目に遭うと。他は、逃げようとしてたんだけど、逃げ遅れちゃった人たち…その中で、物語のキーパーソンにもなるのが、車で高台へ逃げようとしていた妊婦の女性。結局、間に合わなくて身動きができなくなっちゃうんだけど、それが引きこもり女子の家の目の前だった。最初は別の“通りかかった避難者”が…助けを求めている妊婦に気づくんだけど、そこにサメが!町が水没して、サメが襲ってくるまで、そして…襲い始めたら被害者が増えるのも、かなりアップテンポだった。
水没の危機と、サメの脅威に怯えながら…なんとか助かる道を探す2組。そして、サメ博士は姪っ子との約束を果たすため、仲間を連れて救出に向かっていたが…水没の惨状がかなり足かせになる。そして、もともとサメの行動を研究するためにGPSも取り付けているから、該当地域にサメがウヨウヨしているのもちゃんと把握している。果たして、救出は間に合うのか?ディザスターも、サメパニックもそつなくツボを押さえているので、映像自体は充分に見ごたえはあるんだけど、全体的にサクサクしてるので、類似作品と比べると緊張感や怖さがあまりないかな?
ネトフリのサメ映画だったら、2024年に配信が開始された「セーヌ川の水面の下に」の方が、オチのインパクトも手伝い、面白かったよ。ちょっと期待しすぎちゃったかもしれない。どうせなら、サメ映画というのを、もう少し、隠して、引っ張る要素があってもよかったのかもな。あと…引きこもり女子と妊婦のコンビ、そしてクソな里親と暮らしている3人の子供、それぞれの視点が一度も交わらなかったのが、映画としてやっぱり物足りないよ。もうちょっと双方の話が絡み合うドラマチックな展開があってほしかったなと…それぞれに痛快な見どころはあったんだけどな。
監督:トミー・ウィルコラ
出演:フィービー・ディネヴァー ホイットニー・ピーク ジャイモン・フンスー マット・ネイブル アンドリュー・リーズ
【こちらはハリケーン+ワニが襲ってきます!】

ボーダーランズ(2024年)

WOWOWのアクション映画特集でエアチェックしておいた「ボーダーランズ」を鑑賞…ケイト・ブランシェット、ジェイミー・リー・カーティスほか豪華スターが共演、同名のゲームシリーズを映像化したSFアクションコメディ。監督は「ホステル」や「サンクスギビング」のイーライ・ロス。この映画を見るまでゲームの存在も知らなかった、今も、よく理解できていない。昨年、アマプラで独占配信が始まった時に、見ようと思ってたんだけど、すっかり忘れてしまっていた作品…今は他でも有料配信に対応している。5月に円盤発売も決定(ボーダーランズ Blu-ray&DVD)。
かつて銀河は異星人エリディアンに支配されていてた…彼らの力と科学技術は人知を超えるものだったが、絶滅してまった現在では、科学技術の断片だけが残っている。さらに最大の秘密が惑星パンドラの遺跡“ヴォルト”に残されたままだった。惑星プロメティアにいた賞金稼ぎのリリスは、武器商人アトラスから誘拐された娘ティナの奪還を依頼される。娘はどうやらパンドラにいるらしく、パンドラ出身で地の利があるリリスに白羽の矢が立った。直ぐにティナを発見することができたのだが、いつの間にか傭兵ローランドたちと、ティナを守る側になっていて…。
やっぱりゲームをプレイしていない分が不利なのか、冒頭でバーーーっと世界観の説明が入り、物語が動き出してからも、独特な専門用語がやたらと羅列されるので、なんだか、わかったような、わからないような、微妙な気持ちで物語を追いかけていくことになる。見た目は「スター・ウォーズ」「フィフス・エレメン」「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」あたりの先達SF作品を寄せ集め、ごった煮にしたような印象…ゲーム作品の映像化という共通点なのか、おバカでハイテンションなノリは、Huluで見たドラマ作品「ツイステッド・メタル」のような雰囲気も感じるかなと。
まず、ケヴィン・ハート演じる“傭兵”が、どこかに囚われていたらしい少女を連れ出す…この少女が後に、ケイト・ブランシェット演じる主人公の賞金稼ぎが、武器商人エドガー・ラミレスから依頼され、捜索を頼まれた行方不明の娘らしい。つまり、ケヴィン・ハートが誘拐犯なのか?どうやら、犯人と娘が潜伏している惑星が、ケイト・ブランシェットの故郷だったことから、捜索依頼の人選に繋がったらしい。高額報酬と引き換えに、渋々と依頼を引き受けるケイト・ブランシェット…とりあえず故郷の惑星に向かい、多少の寄り道もあったが、わりと楽勝で娘を見つける。
しかし、誘拐された娘が…なぜか傭兵ケヴィン・ハートと共に反抗してきて、なんだか様子がおかしい。結果、父親から“逃げている”というのが判明して…気がつけば、ケイト・ブランシェットも娘を守る側につき、一緒に行動していた。やがて、それは惑星に隠された、異星人の秘密、遺跡を巡る戦いへと発展していく。他にも、仮面姿の狂暴な男とか、ケイト・ブランシェットとも知り合いだった女博士のジェイミー・リー・カーティスが仲間に加わり、あと、ケイト・ブランシェットが惑星内で見つけ、お供になる喋るロボットもいて…R2-D2とC-3POを足したようなポジション。
コイツが毎回、足を引っ張るトラブルメーカーでもあって…マジでウザいくらい喋りまくる。このロボットのCVを担当しているのがジャック・ブラックということで妙に納得。ポンコツヒーローたちが少女を助けたり、惑星の秘密に迫るために、一緒に旅をしているというのは理解できるけど…正直、ガチャガチャと騒がしく、何をやってるのかよくわからない部分も多い。それでもカラフルでコミカルな映像、意外と大物スターがいっぱい出てる、SFらしい派手さでアクションも見ごたえがあると、見ている間は楽しい。最後は「マトリックス」?イーライ・ロスにしてはグロは控え目。
監督:イーライ・ロス
出演:ケイト・ブランシェット ケヴィン・ハート アリアナ・グリーンブラット ジェイミー・リー・カーティス
【アマプラでも配信中です】

脛擦りの森(2025年)

【鑑賞日:2026年4月11日】
TOHOシネマズ公式Xさんのキャンペーンで当たった「脛擦りの森」のムビチケを使って、地元の“シネプレックス”で鑑賞してきた…TOHOシネマズごめんなさい、そして改めてありがとう!昨日、鑑賞した「ダーティ・エンジェルス」同様、“コナンの新作をシアター数の半分を占拠”している関係で、上映回数は1日2回、朝と夕方のみ…しかも初回の上映が8時20分とめっちゃ早い!眠い目をこすりながら、頑張って朝イチで見に行ってきた。本作は上映時間が約1時間という中編・短編作品で、料金も割引不可の一律1800円だとか、そのわりに意外と客は入ってた。
人里離れた森の中、若い男が、怪我した足を引きずりながら、さ迷い歩いていた。そんな時、どこからともなく、美しい女性の歌声が聴こえてきて、それに誘われるように、古びた神社へとたどり着く。若者はそこに住む仙人のような風貌の老人と、美しく若い妻さゆりにもてなされ、しばらく逗留しながら、足の傷を癒すことになった。時が止まったようなその場所で、穏やかな日々を過ごす若者…甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるさゆりにも、次第に惹かれていく。暇があれば老人と囲碁を打ったりもする。ずっとこの場所にとどまっていたい、そんな思いもよぎるが…。
ドラマ、映画の実写版「岸辺露伴は動かない」シリーズを手掛けた監督・渡辺一貴、主演・高橋一生のコンビによるオリジナル作品…タイトルにも入っている妖怪“脛擦り(スネコスリ)”をモチーフにした幻想的な作品。出演者も少数で…高橋以外だと、メインキャストは若手の蒼戸虹子と黒崎煌代しか出てこない。黒崎煌代って、この間見た、ネトフリドラマ「九条の大罪」にも出てたよね…半グレ連中からボコられて、コキ使われている幸薄そうな若者を演じていて、印象に残ってる。この若いお兄ちゃんが、森の中で、足を怪我して、さ迷い歩いてるところから始まる。
やがて、美しい女性の歌声に誘われるように、神社にたどり着く。あの声は、若く美しい妻、蒼戸虹子のものだったのだろう。エンドクレジットでは歌唱の表記が出てこなかった気がするんだけど…本人が唄っているのかな?昔、「ゲド戦記」の主題歌などを担当していた手島葵のような、儚げな歌声が、より作品を神秘的、幻想的に見せている。一方、高橋一生は、若く美しい妻とは“まったく釣り合わない”仙人のような風貌…あんな誰だかわからないメイクするくらいなら、田中泯でも連れてきた方が早いだろ。老人と若妻…なんとも胡散臭く、変な想像をしてしまう。
物語は単調で、淡々と紡がれていく…しかし、決して退屈というわけでもない。情報が乏しいので、妙に謎めいていて、想像力を膨らませながら、追いかけていくことになる。美しい妻の歌声以外は、クラッシックが若干かかった程度で、ほとんどBGMもないのだが…湧水がチョロチョロと流れる音だとか、ろうそくの炎が細々と燃える音だとか、森の中の静謐した空気感が伝わってくる…“静(せい)”を表現した緻密なサラウンドがとにかく秀逸。最新の音響設備さえ整っていれば、こういう作品こそ…将来的に高音質な円盤で楽しみたいななんてことまで考えてしまう。
美しい若妻が、屋外で“ろうそくの炎”を絶やさず、目的の場所まで運ぼうとするんだけど…それがなかなか難しく、いつも途中で消えてしまい、何度も、何度も最初からやり直す。それを見ていた若い男も同様の行為を真似するようになるというエピソードが出てくる。まるで、地獄の苦行でも見せられているような…単調な作業なのに、意外と難しい。裏を返せば“人生なんて思うようにいかないのが当たり前”と言われているようにも思えた。セリフも少なく、何も展開がないようでいて…実は全編に渡って“世の理”がしっかりと描かれるていて、それを読み解く面白さ。
ぜんぜん内容も作風も違うんだけど…何年か前に見た、摩訶不思議で神秘的な邦画サスペンス「唄う六人の女」なんかも、どこか彷彿とさせるようなお話であった。妖怪をモチーフにした物語という事前情報で、なんとなくオチは想像がついたけど…要は“ヤリ逃げは許さない!”“責任とってね♪”ってことだよな(笑)“世の理”と同時に“男女の理”を描いていた…老人と若者のどっちに感情移入するかでも、印象が変わってくるかもな。最後に、“5分で「脛擦りの森」”的な答え合わせも用意されていた(笑)単純な話でも演出次第で魅惑的になる、これぞ映画だな。
監督:渡辺一貴
出演:高橋一生 蒼戸虹子 黒崎煌代
【監督&主演コンビ代表作といえばこちら】
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ダーティ・エンジェルズ(2024年)

【鑑賞日:2026年4月10日】
本日公開初日の「ダーティ・エンジェルズ」を地元シネプレックスで鑑賞してきた…奇しくも「名探偵コナン ハイウェイの堕天使」の公開初日と重なり、8つあるスクリーンの半分を占拠されてしまってる関係で、1日たった2回の上映、しかも初回が16時5分という中途半端さ、ホント、コナンなんてオイラみたいに1年遅れで金ローで見れば十分だろと(昨年のヤツ、今日録画する)、毒突きたくなる。確かに、客はオッサンの1人客を中心に10人もいなかったけどさ…。懸賞でムビチケが当たった「脛擦りの森」も上映回数が少なく、ハシゴできなかったので、明日鑑賞予定。
2021年、アフガニスタン…女性兵士ジェイクは、仲間と共にイスラム過激派組織ISISの捕虜となり、激しい暴行を加えられていた。やがて、救出部隊に助けられるも、他の仲間たちはISISの指導者アミールによって処刑されてしまう。時が経ち、現代…パキスタンにある女子高校がISISの襲撃を受け、元アフガン政府関係者や米国外交官の子女である少女たちが誘拐されてしまう。過去のトラウマを抱えていたジェイクは、少女たちの救出作戦への参加を打診され、女性中心の傭兵たちと合流、医療支援団に偽装して、アフガニスタンへの潜入を試みようとする…。
「007/カジノ・ロワイヤル」のマーティン・キャンベルと、同作でボンドガールを務めたエヴァ・グリーンのタッグによる…女版「エクスペン・ダブルズ」的に言われているアクション。既に「エクスペン・ダブルズ」が流行った頃に「エクスペンダブル・レディズ」と名付けられた作品が存在するので…だったら、エヴァ・グリーン版「エクスペンダブル・レディズ」と呼んだ方がいいのかな、なんて…くだらないことも考えてしまった。北村龍平監督の「ドアマン」に出ていたルビー・ローズなど、他にも“見たことある女優さん”は色々と出ているもののアクション面ではいささか地味。
前述の「エクスペンダブル・レディズ」なんかだと…クリスタナ・ローケン、ゾーイ・ベル、シンシア・ラスロック、ヴィヴィカ・A・フォックス、ブリジット・ニールセンと、本当にアクション映画のイメージが強い女優さんがもっといっぱい出てたもんな。どうせなら、オルガ・キュリレンコ、ナオミ・ハリス、レア・セドゥ、ラシャーナ・リンチ、アナ・デ・アルマスといった、クレイグ版ボンドを彩った女優陣も集めて、ドリームチームを結成してほしかったぜ。冗談はさておき、本編の感想…冒頭から、ボコボコにされてるエヴァ・グリーン嬢、ボンドガールの時の神々しい美しさとは程遠い。
ISISの捕虜になってて、石なんか投げつけられちゃって、今にも死にそうなのよ。その石を投げつけてる中には、一緒に捕まってる仲間(部下)もいて、ISISのリーダーに銃で脅され、仕方なく従っている状況。そこへ、味方のヘリがやって来て…エヴァ・グリーンは救助されたんだけど、他の仲間たちを救う余裕はなかった。瀕死の状態のエヴァ・グリーンは、それでも操縦桿を握るパイロットに向かって、“引き返して、仲間を助けろ”と訴えるんだけど…聞き入れられず、取り残された仲間たちが、次々に処刑されるのを、ただ見つめることしかできなかったのね。
そこから話は現代に飛ぶ…まずは、パキスタンにある国際女子高に武装したISISが乗り込んでくる。そこにはアフガニスタンから移り住んだ政府関係者の娘、アメリカの外交官の娘なども多数通っていて、前述の女子たちはみんなで仲良くツルんでるのよ。で、襲撃に気づき、他の生徒たちが次々と拉致られていく中、逃げたり、抵抗したりするんだけど…結局、捕まって、一緒にいた女生徒の何人かは、屋上から無慈悲に突き落とされて、殺されてしまったりする。残りの女子たちは…身代金を奪う目的、もしくは慰み者のする目的もあるのか、人質にされてしまう。
一方、本国(?)にいるエヴァ・グリーンは“過去の一件で仲間を見捨てた軍”に対し、訴えを起こし、不満をぶつけてたんだけど、軍側もそんなエヴァ・グリーンの主張を身勝手だと一蹴しようとしていて、お互いにバチバチやってたんだけど…あれはCIAの工作員か何かかな?知り合いの政府関係者の男から、パキスタンでの人質事件の詳細を聞かされ、救出作戦への参加を打診される。エヴァ・グリーンに白羽の矢が立ったのには他に理由もあって、女子高の襲撃、少女たちの誘拐を指揮していたISISのリーダーが、かつて仲間を殺した人物と同一人物だった。
結局、仕事を引き受けたエヴァ・グリーンは…偽名を使って、各国から集められた射撃や爆破、車両整備等の専門家である女性傭兵と合流する。アメリカの正規軍を使わないのは、敵地であるアフガニスタンに潜入するのに国際医療支援団体に身分を偽装する必要があるから、生半可な偽装だと相手に直ぐにバレてしまう。さらには、武器の持ち込みなどもできないから、現地で調達する必要があったりして…その辺の下準備もけっこう大変。もちろん監禁場所の詳細だって、現地に行くまでわからない。実際の救出作戦が始まるまで時間を費やし、犠牲も払う。
中東情勢に疎いと解りづらいかもしれないけど、タリバンとISISという似たようなイスラム過激派組織の二大勢力との複雑な関係みたいなのも、物語に大きく絡む。タリバンとISISとはお互いに敵対し合ってる、アメリカはその両方とも敵対し合ってるけど、時に“敵の敵は味方”になる場合もあったりして、いったい今はどっちと戦っているのやらと、話についていくのも一苦労。とりあえず、エヴァ・グリーンが最初から最後まで大変な目に遭いまくる映画である。戦うのは現代のイスラム過激派だが、80年代、90年代の捕虜奪還もの、特殊部隊もの雰囲気にも近い…。
過激派のリーダーと遺恨があったり、現地への潜入が描かれたり、犠牲者も多く出るサバイバル感だったり…個人的にはチャーリー・シーンが出ていた90年代映画の方の「ネイビー・シールズ」あたりのミリタリーものに似ているななんて思いながら見ていた。メインの女子たちが、決して無敵キャラ、無双キャラではないので、男性主人公の類似作品よりは、全般的に緊張感はけっこう高めである。あのエヴァ・グリーンが敵の頭頂部をナイフでぶっ刺したり…ランボー顔負けに大暴れもするので意外と満足感はあった。途中、辛気臭くもなったが、ラストは痛快。
監督:マーティン・キャンベル
出演:エヴァ・グリーン マリア・バカローヴァ ルビー・ローズ ジョージョー・T・ギッブス クリストファー・バッカス
【Amazonで見つけた海外盤BD】
Blu-ray Dirty Angels [Region Free] ※日本語は収録されていません
![Dirty Angels [Region Free] [Blu-ray]](https://stat.ameba.jp/user_images/20260410/21/eigasuki/f2/cb/j/o0124015515770027999.jpg?caw=800)
シルクハットの大親分 ちょび髭の熊(1970年)
![シルクハットの大親分 ちょび髭の熊 [DVD]](https://stat.ameba.jp/user_images/20260410/14/eigasuki/39/1b/j/o0136019315769895713.jpg?caw=800)
無料BS放送“BS12 トゥエルビ”にて毎週水曜日の夜に放送されている若山富三郎特集を追いかけている…2週目は、先週の「シルクハットの大親分」に続く、シリーズ2作目の「シルクハットの大親分 ちょび髭の熊」だったので、エアチェックして鑑賞。このシリーズは藤純子の緋牡丹博徒シリーズのスピンオフにあたる作品で、藤純子も登場。緋牡丹博徒シリーズは、数あるうちの何本か(たぶん1本くらい)を、大昔に見た記憶はあるんだけど、恥ずかしながら、ちゃんと履修したことがない。ただ、前作を見る限りは…特にこのスピンオフだけ見ても問題なかった。
日露戦争に勝利し、文明開化に湧く日本…四国道後の侠客・熊虎親分こと熊坂虎吉は、子分を引き連れ、熱海の温泉宿を視察中。そんな時、街中で、偶然…若い女性を助けるのだが、その女性が小栗子爵の令嬢だったことから、邸に招待を受け、謝礼まで贈られそうになる。熊虎は“金など受け取れない”と謝礼を辞退し、啖呵を切るのだが…熊虎のそんな人柄と度胸を気に入った小栗子爵は、仕事を手伝ってほしいと依頼。それは天皇陛下へ献上する“自動車の第一号”の警備と運搬だった!喜んで引き受ける熊虎だったが、地元の横川組が妨害を企て…。
CMのカット編集後の本編が約88分…ネットで調べたDVDの本編尺が89分、CM時のフェードイン、フェードアウトの関係で、若干カットされている可能性もあるが、ほぼほぼノーカットだったのでは?完全にノーカットの状態のものを見たことないので、正確な判断できないけど。冒頭、部下を引き連れ、熱海の温泉街に、視察旅行にやって来ていた富三郎親分、ひょんなことから若い女性を助ける…それが後に、子爵の令嬢であったことが判明、ヤクザ稼業の富三郎親分と、子爵家が妙な縁で繋がることになるのだが…その前に、お約束の“お色気ギャグ”を挿入。
芸者をはべらかせ、子分たちとどんちゃん騒ぎ…気に入った芸者から今で言うバイアグラ的な“絶倫丸”なる薬を渡され、お誘いを受け、もちろんよろこんで、部屋に連れ込もうとするんだけど…廊下ですれ違った宿の女将・白木マリ(現・万理)の方が気に入り(オイラは若い芸者の方が美人だと思ったけど)、“堅物な未亡人だからやめておけ”という忠告に、余計燃えて、口説こうとする。最初こそ、あっさり拒否られるんだけど、服毒自殺を図ろうとした女将が、間違えて“絶倫丸”を飲んでしまい、急にムラムラしてきて、富三郎親分を逆に押し倒しちゃうと…(笑)
前作では、グラグラと地震のように揺れる箪笥で“アレ”を表現してたけど、今回は相手が未亡人だけに…仏壇の揺れで“凄さ”を表現。ああ、女将さんの方が凄いんだよ、たぶん(笑)このシーンでの露出はないけど、その後の入浴シーンとか、自動車が暴走するコミカルなカーアクション的な見せ場で、別の女優さんの“ポロリ”なお色気サービスはありました。子爵と仲良くなった富三郎親分は、子爵が熱を入れる、“日本に初めて入って来たオートモービル=自動車を天皇陛下に献上する”仕事の手伝いをすることに…警護や運搬といった仕事を担うことになる。
が、しかし…熱海界隈のライバルヤクザどもが、それを面白く思ってなくて邪魔をしてくる。さらには、天皇陛下への献上に関するような仕事で、ヤクザを使うわけにはいかないと、不本意ながら、子爵も富三郎親分と距離を取りたがるんだけど…ヤクザに対抗するには、ヤクザということで、富三郎親分が妹分の藤純子と協力して、事態に立ち向かう!前作で死んだはずの伊吹吾郎が再登場…昔の映画あるあるで、同じ人が演じる“似て非なる別人”なのかなって思ってたら…そっくりな弟という設定だった。時系列的にも、ちゃんと前作と繋がった作品なんだな。
監督:鈴木則文
出演:若山富三郎 伊吹吾郎 白木マリ 安部徹 須賀不二男 橘ますみ 名和宏 志賀勝 藤純子
【DVDソフトの購入】
![シルクハットの大親分 ちょび髭の熊 [DVD]](https://stat.ameba.jp/user_images/20260410/14/eigasuki/00/76/j/o0086012215769895859.jpg?caw=800)
BREATHE ブレス(2024年)
![ブレス [DVD]](https://stat.ameba.jp/user_images/20260409/22/eigasuki/d4/e5/j/o0137019215769715011.jpg?caw=800)
数週間前に、WOWOWの“極限を生き抜く”サバイバル映画特集で録り逃してしまった、ミラジョヴォ姐さん出演の「BREATHE ブレス」がリピートされたので、エアチェックして鑑賞する…酸素濃度が低下してしまった地球、人類も全滅に近い状態の中で、少数ながら生き永らえた人々が…“生命維持に必要な酸素生成装置”を巡って激しく対立する姿を描いた、ポストアポカリプス系SFサバイバル。ミラジョヴォ姐さん以外の出演者に…「ドリームガールズ」のジェニファー・ハドソン、「アバター」のサム・ワーシントン、ラッパーとしても有名な黒人俳優コモンなど。
酸素濃度が27%から5%に低下…装備がなければ、人間は屋外を出歩くこともできなくなり、人類は激減。2039年、ニューヨーク、ブルックリン…エンジニアだったダリウスは、酸素生成装置を完成させ、地下にシェルターを作った。そこでダリウスの家族は平穏に暮らしていたが、物資の調達のため、地上に出た際にダリウスの父親が事故で死んでしまう。その遺体を埋葬するために出かけたダリウスも消息不明に。残された妻マヤと娘のゾラは前を向いて、2人で生きていこうとしていたが…別のシェルターからテスとルーカスが助けを求めてやって来て…。
本当の主人公は先述した“豪華スターたち”ではなく…クワヴェンジャネ・ウォレスという若手女優が演じる黒人の少女だった。ネットには“ミラジョヴォが主役じゃなかったから減点”みたいな個人レビューもあがっていたが…何を言ってる、この女の子、“史上最年少の米アカデミー賞・主演女優賞ノミネート”という、とんでもない経歴の持ち主なんだぞ!まぁ、オイラもWikipediaを見て気づいたんだけど…ノミネートされた代表作「ハッシュパピー バスタブ島の少女」は、一応、当時、レンタルDVDで見ているなぁ。そうか、あの女の子だったのか…デカくなったなぁ。
そして、母親役がジェニファー・ハドソン…こちらは「ドリームガールズ」で助演女優賞を受賞した、正真正銘のオスカー女優!この2人が母娘役ってだけで…なんかすごそうな感じはするよ。確かに、ミラジョヴォが出てて、ポストアポカリプス系だと…自然に「バイオハザード」的な内容を期待してしまう。実際にオイラもそうだった…そして、物語が始まっても、ぜんぜんミラジョヴォが出てこないから、アレって思ったさ。でも、父親役のコモンを含む、演技派な黒人俳優たちの掛け合いで見せながら、凝った世界観や設定を説明していく序盤の展開も決して悪くない。
他の人類が滅びようとも、自分たちだけは“何が何でもしがみついて生きていく”という主義のお父ちゃん…天才的なエンジニアというチート設定で、酸素を供給できるようなシェルターを作ってしまった。だから、この一家に限っては…とりあえずは安泰らしいのだが、今はよくても…もし、この生活が何十年も続いたら、ゆくゆくは娘が1人だけ生き残ることになり、それもそれで残酷な話だななんて想像してしまう。そして…わりと早い段階で、父親がシェルター外へと出ていき消息不明になってしまうので…より、ぼっち系要素が強くなり、SFサバイバルらしさも増す。
しばらく反抗期の娘のドラマなどを見させられるんだけど(笑)、ようやくミラジョヴォやサム・ワーシントンが現れて、急に華やかになる!といっても、必要最低限の登場人物しか出てこない。なんだかんだで、スター級の俳優たちの演技合戦なので、それだけで絵になってしまう。要は、助けを求めてきて、生き延びるために“助け合おう”と主張するミラジョヴォとサム・ワーシントンに対し、母親のジェニファー・ハドソンはまったく信用してなくて、警戒心を強める。一方、経験不足で、駆け引きを知らない娘は手を差し伸べたくてしょうがない様子なんだけど…。
やっぱりミラジョヴォ姐さんですからね、視聴者視点でもかなり胡散臭い…どちらかというと母親ジェニファー・ハドソンの意見に一票といきたい。お願いだから、娘はオカンの足を引っ張るなよと(笑)はたして、ミラジョヴォたちは、敵なのか、味方なのか?オイラ的には「パーフェクト・ゲッタウェイ」っていうミラジョヴォ主演のサスペンススリラーを思い出し、いつまで猫被ってるねんって気持ちでいっぱいになる。現実ではアカデミー賞受賞のジェニファー・ハドソン、最年少ノミネートのクワヴェンジャネ・ウォレスに、映画賞とは程遠いミラジョヴォが“演技”で挑む構図だ。
監督:ステフォン・ブリストル
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ ジェニファー・ハドソン クワヴェンジャネ・ウォレス サム・ワーシントン コモン
【DVDソフトの購入】
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ラスト・エージェント 最高機密プロトコル(2024年)
![ラスト・エージェント 最高機密プロトコル [DVD]](https://stat.ameba.jp/user_images/20260409/20/eigasuki/ef/ee/j/o0136019215769681627.jpg?caw=800)
WOWOWのアクション映画特集でエアチェックしておいた「ラスト・エージェント 最高機密プロトコル」を鑑賞…CIAからの依頼で暗殺を行う一匹狼の殺し屋アーロン・エッカートの前に、自称“MI6の情報分析官”アビゲイル・ブレスリンが現れ、“あなたは利用されている”と忠告を受け、その真意を確かめるために、彼女と連れ立って行動を起こすという感じのアクションスリラー。エッカートに依頼を出す組織の人間に「レザボア・ドッグス」のティム・ロス。
監督は「デス・レース2」や「ハード・ターゲット2」など大作映画のB級になった続編を多く手掛けるロエル・レイネ。
世界中を飛び回っているエヴァン・ショーの仕事は“一匹狼の殺し屋”だった…新聞広告を使った暗号を介し、依頼人であるCIA内の組織とやり取りを交わし、指示にしたがって、これまでに何人ものターゲットを葬り去ってきた。しかし、ある時…突然、MI6の分析官を名乗るケイシーが現れ、かつてエヴァンに指示を出していたCIAの組織は解体された、今は成りすましをしている別人に利用されていると告げられる。最初は半信半疑だったエヴァンだったが、ケイシーが今は亡き恋人モニカ・ウォーカーの名前を出したことで、話を信用し、行動を共にすることに。
CIA内にある秘密組織の依頼で、世界各国を飛び回り、新聞広告に掲載された暗号を使って指示を受ける、一匹狼な凄腕殺し屋のアーロン・エッカート…仕事の合間に、レストランで食事をしながら、どうやら死んだらしいカノジョのことを思い出したりして、感傷に浸っている。併設されてるバーのカウンターで、色目を使ってくる金髪の若い女の視線を意識しながら(一瞬、死んだカノジョの姿とダブるも別人だった)、ウェイター経由で“俺にその気はない”というメッセージを送る硬派ぶり。その晩、準備を整えていた“殺し”を実行…また別の任務地へと向かう。
いつも通り、次の“仕事の準備”にとりかかり…滞在先のホテルの部屋に戻るんだけど、部屋の中に銃を持った侵入者が!なんとそれは…前回の任務地のバーで、色目を使ってきた若い女アビゲイル・ブレスリンだった!っていうか、あまりにもぽっちゃりしてるので、最初の登場シーンの時は、アビゲイル・ブレスリンだって気づかず、本当に単なるモブなんだとばかり思ってしまった。アビゲイル・ブレスリンといえば…「リトル・ミス・サンシャイン」で天才子役などともてはやされ、確かに演技もルックスも申し分がなく、かわいらしくて、印象に残っていたけどな…。
エマ・ストーンの妹役を演じた「ゾンビランド」の時は、まだ子役時代の可愛さが残っていたんだが、「ゾンビランド」の続編「ゾンビランド:ダブルタップ」の頃になると、かなりぽちゃってて、いかにも“子役の成れの果て”の別人感ありありだった。年を重ねて、さらにふくよかになって、今現在まだ29歳なのに(4月15日が30歳の誕生日)…普通にオバチャン。本作のアーロン・エッカートとは「幸せのレシピ」っていう恋愛ものでも共演していて(親代わりの叔母さんの彼氏がエッカートだった)、その時の設定や役柄を覚えていると、やり取りがエモかったりもするんだけど。
アビゲイル・ブレスリンは、自称“MI6の分析官”であり、殺し屋のエッカートが“依頼人に騙されてるよ”っていう情報を持ってきたわけ。なんで、わざわざ、そんなことするのかってところで、色々とドラマがあるので、詳細は割愛するけど…紆余曲折あって、どうやら彼女の情報が本当らしいとわかって、真実を追求するために、2人で行動を共にするようになるんだけど…さっそく“敵”がその動きを察知して、襲撃してくる。2人は敵と戦いながら、真実を手にすることができるのか?なんとなくだけど、記憶喪失じゃない“ジェイソン・ボーン”みたいな雰囲気だったな。
序盤、アーロン・エッカートがプロに徹して、淡々と殺しの仕事を完遂していく姿は…ミステリアスな面もあって、普通に面白かったんだけど、アビゲイル・ブレスリンが絡んできてからは、やってることが“浪花節”で、どんどん話が安っぽくなった。“殺し屋”と“殺し屋を殺そうとする敵”の戦いなんだから、もう少しこっそりやれよ、衆人環視の場でドンパチやりすぎやろって思ったりっもしたけど、映像自体は一応、大作感もあり…銃撃戦の描写も及第点だった(昨日見た「ザ・グリンベレー」なんかはマズル・フラッシュのエフェクトが安っぽく、迫力減だと批判した)。
監督:ロエル・レイネ
出演:アーロン・エッカート アビゲイル・ブレスリン ティム・ロス ブランドン・レサード マリシア・S・ペレス
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先週の読書:「新・傭兵代理店 復活の進撃」「人格者」「スリーアミーゴス バッドカンパニーⅢ」

2025年6月末以来となる…このテーマ(読書)の記事を久しぶりに書いている。特に、この9ヶ月くらいの間、まったく読書をしていなかったわけではなく、量はかなり減ったけど、まぁ、ボチボチと積読本の消化や、映像化作品の鑑賞にあたって、過去に読んだ原作本を再読したりなんてことはしてたんだけど…なんとなく、面倒になっちゃって、読書の記録を残さなくなってしまった。もともとは、別に書いていた読書ブログから、加筆を加え、記事内容を転載してたんだけど、昨年1月末に母親が体調を崩したあたりから、読書ブログの更新をしなくなったのも影響してる。
読書ブログのランキングが落ちちゃったので、そこそこランキング上位にいる、このブログから誘導できたらいいな…みたいな気持ちで、こっちのブログでこのテーマの記事を書くようになったからね。映画ブログで、読書について書くのもどうなんだろうなんて気持ちも湧いてきちゃったし。ただ、最近…年齢のせいか、記憶力が落ち始めてるので(汗)、自分で読んだ本の記録を残しておかないと、それはそれで困ったことも起きてきまして、ちょうど、世間一般的に“新年度”と言われる時期の4月だったこともあり、このタイミングで復活させるのもアリかなって思った。
実は、読書の記録をとってない期間に、オイラが集中して読んでいたのが…今更ながらに、渡辺裕之先生の「傭兵代理店」シリーズ。現在は初期の無印のほか、“新、改、斬”と続いているそうで、現段階で進行している一番新しいのが「傭兵代理店・斬」というシリーズ。自分はまだ、ようやく無印の10冊+番外編1冊を読み終わったところで、続く「新・傭兵代理店」は、それこそ先週読み終わった1冊目しか、まだ手元にない。なんで、このシリーズに手を出したかという…渡辺先生の別シリーズ“オッドアイ シリーズ”っていうのを読んでいて、それに関りがある。
実は、“オッドアイ”の方で、「傭兵代理店」とのクロスオーバーになってる作品がありまして、最初はファンサ的なちょっとした扱いだったのに、最近だと“オッドアイ”を読んでるのか、「傭兵代理店」を読んでるのか、わからなくなってきていたという。これは、中途半端な知識だと、面白さ半減しちゃうなと思ってて、読みたい読みたいと思ってたんだけど、前述の通り…「傭兵代理店」もシリーズがいっぱいありすぎて、どこから手を出していいのかわからなかった。で、まぁ…とりあえず無印をコツコツと集めまして、番外編を含む11冊揃った時にイッキに読み始めた。
まぁ、そうしたら、けっこう面白くてハマっちゃったんですけどね…“オッドアイ”もそうだったけど、ぶっちゃけ、1作目が一番面白かったんだけど、2作目以降も、シリーズものとしての安定感はあり、どれも楽しめましたよ。まぁ、そんなわけで…また、途中で頓挫してしまうかもしれないけど、できるところまでは、“前の週に読んだ本の記録”を残していきたいと思う。目指すは週イチ更新(1冊以上読了すること)。再開一発目はなんとか3冊…読了順に渡辺裕之「新・傭兵代理店 復活の進撃」、佐藤青南「人格者」、深町秋生「スリーアミーゴス バッドカンパニーⅢ」。

2013年7月発行の渡辺裕之著「新・傭兵代理店 復活の進撃」…全10冊+番外編1冊の「傭兵代理店」に続く、シリーズの“2ndシーズン”。1冊目を読んだ限りは、特に“新”と付いたところで、今までから何か変化があったかというと、そこまでの違いがあるわけではないかなと。無印の方のシリーズでは、主人公である藤堂浩志っていう元刑事のカリスマ傭兵が、紆余曲折あって、傭兵を辞める。そして、近しい人物がガンに侵され死にかかったり、タイトルにもなってる“傭兵代理店”という、システマティックなサポートシステムが機能しない状態になったりしていた。
そこから、藤堂浩志が傭兵に本格復帰しーの、死にかかってたメインのレギュラーキャラが奇跡的に復活しーの、なくなったはずの“傭兵代理店”も、新たな形で再スタートしーの、今までバラバラになってた仲間たちが再集結しーので、新たな脅威に立ち向かっていく…と、まぁ、普通に今までの続きでしたね。シリーズの初期の頃は、あっけなく死んじゃった仲間とかもいたけど…死にそうなやつがピンピンして戻って来るとか、死んだふり作戦とか…わりとシリーズのお約束展開の1つでもある。序盤は久々に日本に帰国した藤堂の周囲が段々ときな臭くなる。
それは、どうにかして、傭兵の職に復帰させようという動きでもあり、結局、そうなるのよね。一方、元内閣情報調査室情報院だった藤堂の恋人が、1人で別行動していて…彼女もアルジェ(アルジェリア)で諜報活動的な行動を再開していた。それは、アルジェリアで起きた国際視察団の拉致事件についての調査であり、彼女の実兄が拉致されたメンバーの1人だった。この藤堂の恋人も、けっこうな曲者で…生い立ちなどが謎めいている。本作では、今まであまり触れられていなかった、彼女の“本当の家族関係”なども物語に深く関わり、今後が楽しみになる。
結局、藤堂が日本で巻き込まれる騒動は、国際視察団の事件に繋がり、正式に傭兵に復帰し、仲間たちと現地に飛び、救出作戦に挑むという流れ。途中で、様々なトラブルに巻き込まれ、旧シリーズに出てきた“宿敵的シンジケート”のような新たな脅威も現れ、もしかしたら、「新・傭兵代理店」シリーズは、その脅威との戦いがメインになるのかな?みたいな感じですね。クライマックスの救出作戦よりも、寄り道して、リゾート地を占拠したテロリストたちを殲滅するエピソードの方が、個人的には面白かったな。古本で入手出来次第、続きも読んでいきたいな…。
2022年7月発行、佐藤青南著「人格者」…絶対音感の持ち主で、本当は鼓笛隊志望の風変りなショカツの女刑事と、本庁のバツイチ(前作で既にバツイチだったかどうか覚えてない、今度読み返してみよう)刑事がコンビを組み、音楽に絡んだ事件を追いかける、以前、読んだ「連弾」の続編。本作も、有名オーケストラ楽団に所属するコンマスのヴァイオリニストが焼き殺されたのに端を発した、不可解な連続殺人に挑む。前作は、作品の構成などを含み「砂の器」チックな内容だったが、今回は、何かパク…モチーフにしている作品があるかはわからなかった。
前作「連弾」と比べると、オーソドックスな刑事のバディものであり、先述したインパクト大な設定のヒロイン(女刑事)の生い立ちなんかにも迫っていく(オイラが忘れてるのかもだけど、前作では明かされていなかった情報なんかもあったんじゃないか?)、シリーズものらしさが感じられる、お手軽なミステリーといった印象。観察眼や推理力は人一倍あるんだけど、とにかくKYな変人の女刑事に、振り回される本庁の男性刑事という構図こそ、ラノベっぽいんだけど…作者にそうならない筆力はあるので、そこはしっかり、本シリーズならではの魅力になってました。
タイトルが“人格者”だけあり…最初に殺される被害者が、本当に周囲から好かれ、敬意をもたれるような人物…警察がいくら捜査をしても、“いい評判”しか出てこない。逆に、そこが胡散臭いんじゃないか…ということで、いったい殺される理由って何なのか?というのが、最大の読みどころである。クライマックス近くで、急に明かされる真相、犯行の動機面はわりと“うわぁ”ってなる系…現実にもこの手の話がゴロゴロしてる、ある意味“社会派”でもあるのかなと。ホント、昨今はこういう事件多すぎ。途中、ミスディレクションもあったけど、大方、真犯人は予想通り。
2024年5月発行、深町秋生著「スリーアミーゴス バッドカンパニーⅢ」…以前、読んだことがある(1作目は2016年頃、2作目が2018年頃に読んでる…そんな経ってるのか?だいぶ詳細を忘れてるな)「バッドカンパニー」「オーバーキル バッドカンパニーⅡ」に続くシリーズの3作目。金さえ積まれれば非合法な活動だってする警備会社を舞台に、今回も守銭奴の女鬼社長が、借金で首が回らなくなった元自衛官などの訳あり社員たちに無茶な仕事を押し付ける連作の短編集…全部で4エピソードで構成されている。WEB連載をまとめたオリジナルの文庫作品。
元自衛官の有道が…中国人になりすまし、ブラックな田舎の建設会社に潜入する「Ⅰ.ワーキングクラス・ヒーロー」、この手の作品でもたびたび扱われる“外国人技能実習制度”の見えざる闇もあぶり出す、社会派な一編。いつもは女社長の腰ぎんちゃくのような立場の元公安刑事・柴が…元同僚からの依頼で、失踪した捜査協力者の女性の行方を追う「Ⅱ.オール・アポロジーズ」…依頼人の現役公安刑事がクソみたいなヤツだが、話の落としどころはけっこう切ない系。調査の助っ人に入る同僚、お嬢様でヤンキーな美桜嬢と柴との掛け合いが面白い。
“Ⅱ”で助っ人役だった美桜嬢がメイン主人公を務める「Ⅲ.サムシン・ステューピッド」…不審者の襲撃を警戒する金持ちで大地主の爺さんの自宅で、警護にあたっていると、予想通り、乱暴な実行犯たちの襲撃に遭う。一緒にコンビを組む“ベトナム戦争で米兵と戦ったゲリラ”の婆さんと…襲撃者たちを簡単に返り討ちにしてしまうも、その中に、まだまともなお嬢様だった頃の家庭教師の青年が混じっていた!後半は有道が助っ人に入り、闇バイトな連中に鉄槌をくらわす痛快作である一方で、美桜嬢の“純な一面”も垣間見える。敵の黒幕はちょっと読めたかな?
最後の「Ⅳ.サンダーライジング」は再び有道がメイン主人公、助っ人は美桜嬢…助っ人というか、依頼人なのかな?お嬢様だった美桜に、喧嘩のイロハを教えた、伝説の喧嘩師の爺さんが“死にかかってて”、その生き別れになった息子が…新進気鋭の格闘家なんだけど、なぜか夜な夜な、街で暴れて問題を起こしており、このままでは格闘家生命に傷がつくということで、有道の力で“大人しくさせて欲しい”って話だったんだけど…暴れてる理由があり、それを解決するために、結局、有道たちが一肌脱ぐ。喧嘩師の爺さんが“裏主人公”…色々な意味で最強。
ザ・グリンベレー(2024年)
![ザ・グリンベレー [DVD]](https://stat.ameba.jp/user_images/20260408/14/eigasuki/2c/b7/j/o0137019315769221075.jpg?caw=800)
WOWOWのアクション映画特集でエアチェックしておいた「ザ・グリンベレー」を鑑賞…同じくWOWOWで録画、鑑賞した「ランド・オブ・バッド」にも出演、実弟リアム・ヘムズワースと共演していたルーク・ヘムズワースがこちらでは主演。一番売れてる真ん中のクリス(クリヘム)、そして前述のリアム(リアヘム)と比べて、3兄弟の中で一番地味で、印象が薄い長兄のルーク…それこそ「ランド・オブ・バッド」の時は、弟のリアムほどクリヘムに似てないなって思ったりもしたんだけど…こうして、単体で見ると…しっかり“ヘムズワース顔”で、どことなく雰囲気も似てる。
自然に囲まれた街クリントン…近頃は、治安も悪くなり、不良バイカーたちが我が物顔で跋扈。そんな街に、元軍人のリー・ガンナーが戻ってきた。この土地には妻子が暮らしており、久しぶりの再会となる。リーは、息子たちとの距離をなんとか縮めたいと、キャンプに出掛けることを提案。下の息子ルークが喜んでくれたが、上の息子、16歳のトラヴィスはリーに対し反抗的な態度をとる。それでもなんとか2人を連れ出し、義兄ジョンと4人で森に出向くのだが…偶然、麻薬の密造工場を発見!密造に関与しているバイカーたちに、命を狙われる事態になる!
翻訳では“街”となっていたが、“田舎町”と表現した方がよさそうな…豊かな自然にも囲まれた土地。本来は、穏やかで環境の良い場所だったようなのだが…最近では不良バイカーたちが大挙押し寄せ、治安が悪くなっている。しばらく家を空けていた元軍人(勲章も貰った特殊部隊員)で、今は民間警備会社の仕事をする主人公ルーク・ヘムズワース…嫁さんが働いているバーで、暴れていたバイカーたちを拳で黙らせるなど大活躍をするも、顔見知りの地元保安官には“やりすぎるな”とクギを刺される。どうやらバイカーたちの報復を恐れているようだ。
久しぶりに妻子と再会するも、距離感がつかめず苦悩するルーク…そこで息子を連れてキャンプへ出かけようと計画。まだ幼い弟の方は、その提案に“大乗り気”なんだけど、16歳という敏感な年頃で、反抗期の兄の方は…カノジョとイチャつく方を選ぼうとする。案の定、出発時間になっても、カノジョの家から戻ってこず…相手の家に乗り込んでいくルーク。カノジョの両親は、かなり奔放、放任主義らしく…娘がカレシを泊まらせて(あっちもヤるし、クスリもやる)も何も言わない。むしろ、朝早くに訪ねてきたルークを“非常識だ”と罵り、一触即発な雰囲気になる。
それでも、無理やり息子(兄)を連れ出し…先発している弟(息子)と、妻の兄(義兄、息子たちの伯父さん)が待っている、キャンプの出発地点へと急ぐ。その方法が、“仕事仲間”の操縦する輸送機からの、スカイダイビング!タンデムジャンプだったけど、反抗的だった息子も、さすがにビビる。そんなこんなで、無事にキャンプを始めることができたと思ったのもつかの間、足を踏み入れた森の中で、不良バイカーたちが関与する麻薬の密造工場を見つけてしまい、命を狙われることになる!不良バイカーたちの後ろには、地元の犯罪組織ががっつり構えてもいる。
この犯罪組織のボスがモーガン・フリーマン…現在は刑務所に収監中で、塀の中から組織を代行している息子にあれこれと命令してるんだけど…今回の主人公一家が遭遇してしまった不運に端を発する騒動に関しては、ボスはノータッチ、代行しているボスの息子が全て指揮していて、典型的な“ナメてたヤツが、やべーヤツだった展開”で、逆に窮地に追い込まれていく。安易にルーク・ヘムズワースの2人の息子を人質になんてとってしまったもんだから、その程度じゃ、まったく動じない相手に、さんざん反撃を食らって、組織が壊滅させられそうになる!
ストーリー的には、可も不可もなく、まぁ、B級アクションとしては及第点、セガール映画に近いノリで、普通に見れる感じだったけど…最近のアクション映画でありがちな、銃撃戦の“マズルフラッシュのエフェクト処理が雑い”せいで、アクションに関しては迫力減。それこそ、昨日見たマイケル・ジェイ・ホワイトの「ハイド・アウト」の方が、もう少しリアルっぽくて、違和感も少なかった。あと、モーガン・フリーマンの扱いも“雑い”。刑務所でふんぞり返ってるだけなのかなと思いきや、後半でわりと出番はあったんだけど…そんな退場の仕方なの?という間抜けぶり。
監督:ディミトリ・ロゴセティス
出演:ルーク・ヘムズワース モーガン・フリーマン マイケル・シャノン・ジェンキンス ユリア・クラス
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ハイド・アウト(2022年)
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WOWOWのアクション映画特集でエアチェックしておいた「ハイド・アウト」を鑑賞…いつも紹介するとき、同じ決まり文句になってしまうんだけど、“昔の実写版「スポーン」でスポーン役を演じた”マイケル・ジェイ・ホワイトが主演を務める。敵対する、悪党の黒幕的な人物に「山猫は眠らない」シリーズのトム・べレンジャー。メキシコで測量技師として働くマイケル・ジェイ・ホワイトが、格闘技に興味を持つ地元の若者に護身術を伝授したのがきっかけで、とんでもない騒動に発展していく。監督は「デッド・ドロップ」「プリズン:インポッシブル」のR・エリス・フレイジャー。
メキシコの国境近くの町で測量技師として働くアメリカ人のブライアント…毎朝、身体を鍛えるのが日課になっていたのだが、その様子を近くに住む若者オスカーが、ジっと見つめ…ブライアントが格闘技の練習をする姿を真似していた。やがて、それに気づいたブライアントが、オスカーを直接指導することになり、めきめきと上達する。そして、自分の技量を試したくなったオスカーが…地下格闘技に出場し、相手を瞬殺。その時の動画が、拡散したのだが…その独特な格闘スタイルから、ブライアントを追う犯罪組織が、オスカーとブライアントの関係に気づき…。
冒頭、“未来を求めて、メキシコからアメリカにやって来る人、その逆で、過去から逃げるためにアメリカからメキシコへ行く人がいる”といった趣旨の意味深なテロップが表示される。そして、物語の舞台はメキシコ側…毎朝トレーニングに精を出すマイケル・ジェイ・ホワイト。少し離れた場所から、地元の若者が、マイケル・ジェイ・ホワイトの姿を盗み見し、一緒になってフォームを真似している。マイケル・ジェイ・ホワイトの方も、それに気づいている様子。ホワイトは測量技師の仕事をしていて、若者の方はまだ学生なんだけど、地元の悪党に目をつけられている。
ある日、仕事帰りのホワイトが、悪党に追われる若者を目撃し、何か悟ったようだ。翌朝、いつものように若者が、離れた場所で、盗み見しようとすると…いつの間にか、背後から忍び寄られている。ホワイトは何も言わずに若者を受け入れ、格闘技の指導を行うことになる…と、導入部はどことなく「ベスト・キッド」的な流れなんだけど、実は若者は、地元の悪党グループのリーダーの弟だった。しかし、そのリーダーがムショに行ってるので、手下たちが気に食わない弟をいじめていた。そして、若者がそれなりに様になってきたところで、兄が出所して戻ってくる。
全うな生活を送ろうとしていた若者を、悪の道に引きずり込もうとする悪党の兄、それを心配するホワイト…若者も兄を慕いながらも、悪党たちとは距離を置こうと頑張っていたんだけど、たまたま“地下格闘技”に連れていかれて、そこで、せっかくホワイトから教わった格闘の腕試しをしたくなっちゃったのね。結果は…町一番の地下格闘家を瞬殺!瞬く間に、地域で有名になってしまう。そして、これが…その後の騒動に大きく影響することとなる。秘密の過去を背負っていたマイケル・ジェイ・ホワイトの正体、居所がバレてしまい、次々と刺客が送り込まれてくる。
若者と地元の悪党たちも、その襲撃に巻き込まれてしまう!セガール、ヴァンダム、ラングレンなどが全盛期だった頃の、わりと90年代、00年代っぽいテイストのB級アクション…導入部こそスポ根的な格闘技ものかなとも思ったんだけど、秘密を背負っていたマイケル・ジェイ・ホワイトの正体が判明して以降は、銃器を中心に、マチェーテやトラップも駆使した、バラエティ豊かなアクション…というか大殺戮(笑)が繰り広げられる。ある劇中人物は、無双状態なホワイトのことを、ランボーを文字って、ランブロと呼称していたし(本人はその呼び方を嫌っている)。
昔のB級映画っぽいなっていう印象も、あながちハズレではなかったらしく…やはり、劇中の会話の中で、その手のアクション映画のタイトルが羅列され、自分たちの置かれている状況を分析したりもするので、オマージュ的に意識はしているんじゃないかなと。本作は主演のマイケル・ジェイ・ホワイト本人が脚本を担当しており…“あれ、けっこう同業者のアクション映画をちゃんと見てるんだな”って思いながら、マニア心をくすぐるユーモアのセンスにも光るものがあった。さりげなく、タランティーノ撃ちは実戦で使えないことを示唆するなど、銃撃戦の描き方も丁寧。
最初は、とんでもない極悪人に見えた、ムショ帰りのお兄ちゃん…実際に、マイケル・ジェイ・ホワイトを銃で脅し、凄んでみたりもしてたんだけど、逆に“思い知らされて以降”は、いつの間にか、背中を預けられるようなナイスバディにもなっていて…お兄ちゃん、けっこういいヤツじゃんみたいな。ホント、部下や弟のこともすごく大切にしているし(2人には、もっと幼い弟や妹もいる)。マイケル・ジェイ・ホワイトを追う、本当の極悪人たちに、殺されるような事態にならなければいいけどな…って、願いながら見ていたよ。オイラ好みの、満足度の高い作品だったなぁ…。
監督:R・エリス・フレイジャー
出演:マイケル・ジェイ・ホワイト ルカ・オリエル ギレルモ・イバン マイケル・コポン トム・ベレンジャー
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