ハッシュパピー バスタブ島の少女(2012年)
GEOのセットレンタル5本を無事に消化…残すは明日返却予定、TSUTAYAの100円セールで借りた準新作1本のみである。先ほど、GEOに返却しに行って、思わずまた新作コーナーを物色しかけたのだが、さすがにやめようと思った。つか、今度はネットショッピングで色々とソフトを買ってまして、それが届きはじめてるし、WOWOWで録画した映画(ドラマ)も見たいのがちょっとあったりと…。とりあえず鑑賞が終わった2013年10月11日レンタル開始の新作「ハッシュパピー バスタブ島の少女
」の感想を…セルソフトは来週25日が発売予定になっています。
長く伸びる堤防の側、まるで世界から隔絶されたようなコミニティー、通称“バスタブ”に住む6歳の少女ハッシュパピー…母親はどこかへ行ってしまい、父親と2人暮らしなのだが、その父親がいつも飲んだくれてバカ騒ぎしているどうしようもない男だった。それでも勝手気ままに暮らすハッシュパピーは、ほかの“バスタブ”の仲間と和気藹々と過ごし幸せに暮らしていた。しかし、そんな楽しい日々にも終わりがやってくる。父親が重い病を抱えているのが発覚…さらに“バスタブ”に嵐が直撃し壊滅状態!生き延びた仲間と身を寄せ合うが、食糧も尽き始め…。
今年の米アカデミー賞で、主人公を演じた子役・クヮヴェンジャネ・ウォレスが史上最年少で主演女優賞にノミネートされたことが話題になってたよね。すげーな、6歳で米アカデミー賞だよ…ハリウッド映画にちょろっと出たくらいで、チヤホヤされ、いい気になっている日本の某子役と違いますなぁ(笑)演技だって、こちらの女の子の方が自然な感じで、とにかく微笑ましいですよ。外国語で演技してるわけだから、日本人のオイラはセリフのニュアンスとかまで、理解できてるわけじゃないんだけれども…表情とか仕草とかそういうものが完璧な感じ。
予告とか、宣材写真とかで…女の子が、壊れた車を再利用した船みたいなので…水の上を漂流しているシーンが使われていたから、てっきり「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」みたいな内容で、女の子が1人で水上サバイバルを繰り広げる映画なんだと思ってたんだけれども…女の子のお父ちゃんとか、いっぱい色々な登場人物がちゃんと出てきたな。でも、サバイバル映画っていうのはあながちハズレではなかった…女の子たちが住んでるコミュニティーに嵐が直撃し、床上浸水状態。なんか今の日本人がみるとけっこう他人事じゃない部分も。
最初はね、お父ちゃんがけっこうガサツでさ…女の子は家畜と同じような扱いされてて、もしかして虐待でもされてるんじゃないかって、ちょっと心配になったのよ。あれ、これってそういう映画なの?って…でもさ、途中、女の子に無断でいなくなった父親が、病院着姿でフラフラしながら戻ってきて、アレって思う。実はお父ちゃん、重い病気を抱えてるらしいんだ…なんだかよくわからんけど。で、その後もけっこう厳しいスパルタ繰り返しながら、「親っつーのは死ぬもんだ」なんて事を語って、自分の病気や余命をにおわしたりするんだよ…。
そう…これは母親のいない父子家庭の親子が、子供を自立させようと奮闘している姿だったんだよね。親父が死んでも、女の子が1人で、不自由なく生きられるように、人間、食わなきゃ生きていけないぞっていう、当たり前の事を必死に伝えようとしていた…愛のムチだったんだよ。つっけんどんな割に、女の子の身に危険が迫ろうものなら…必死に助けようとするしね、そういうお父ちゃんの姿に思わずホロリ。なんとなく、ジェット・リーがアクションを封印し、オツムの弱い息子を一人立ちさせようと頑張る「海洋天堂」って作品とダブって見えたなぁ。
監督:ベン・ザイトリン
出演:クヮヴェンジャネ・ウォレス ドワイト・ヘンリー リービ・イースタリー ローウェル・ランデス
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DVD ハッシュパピー バスタブ島の少女