2017年10月27日

エンドレス 繰り返される悪夢(2017年)

テーマ:アジア映画
エンドレス 繰り返される悪夢

今週はWOWOWで韓国映画サスペンスの特集もやってるんだけど…日曜日に放送された「暗殺」を、ちょうど台風による豪雨の影響でまたしても受信障害が起き録画に失敗(同時録画してたWOWOWドラマの「沈黙法廷」も同じく」)。一番気になっていた作品だけに、リピート放送が来月まで待たないとないのが痛い。その後のラインナップも一応、毎日録画はしてたけどまだ手を付けておらず…とりあえず昨晩、劇場未公開の作品をソフトリリース前に放送するジャパンプレミア扱いでオンエアされた「エンドレス 繰り返される悪夢」を先に鑑賞することに。

WOWOWの解説にも「恋はデジャ・ブ」「ミッション:8ミニッツ」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」といった作品が引き合いにだされているけど…何度も同じ出来事を繰り返してしまう、いわゆるループ形のサスペンス。それなりにアレンジもあり、独自展開もされるが…そこを書いてしまうとネタバレになるのかな?WOWOWの解説部分にはヒントが載ってるけど、あらすじ紹介のところでは触れてないな。ということで、オイラも次の段で書く“あらすじ”まではネタバレなしで頑張って文章をまとめてみるが、感想本文ではネタバレは避けられそうにないのでお許しを。

医師のジュンヨンは、紛争地区で医療活動を続けるなどマスコミも注目…多忙を極めており、その日も出席していた国連から戻ってきたばかりだった。実は娘ウンジョンの誕生日だったが、普段から仕事優先でウンジョンのことをかまってやれず…電話で機嫌をとろうと頑張る。そして、早く直接合わなければと思い、車を飛ばすのだが…途中でタクシーが交通事故を起こしている現場に遭遇。結局…救助に手を貸してしまうが、ウンジョンも同じ事故に巻き込まれていた事実を知り絶望する!その瞬間、意識が遠のき…気づくと飛行機の中に戻っていた!

タイムループを題材にした、ゲームが原作のTVアニメ「STEINS;GATE(シュタインズゲート)」で“まゆしぃ”というヒロインの1人が、何をしても死んでしまい、主人公がバッドエンドをやたらと繰り返すっていう悲惨なエピソードがあるんだけど…ぶっちゃけアレに似てるなって思った。こちらは主人公の実の娘なわけだけど…まだ小学生くらいの幼い女の子で、そんな女の子が、車に吹っ飛ばされ、アスファルトの道路に叩きつけられるのをスローで再生してみせるなど、韓国映画らしいエグさも健在…娘の顔が血で染まってるのを目の当たりにして、主人公は絶望。

理由や原理は不明だが…いや理由はもちろん後半で判明するんだけど、とりあえず、娘がまだ生きている数時間前まで逆行し、“ループ状態”に突入していると気づいた主人公は、なんとしても娘を助けようと…最初にとった行動に少しずつ、時には大幅に変化を加えてみるんだけど…どんなにあがいても、娘の死を避けられず、午後12時になると…空港に到着する直前の飛行機内へと戻ってしまう。まぁ、ここまでは前述の通り…既視感ある“ループもの”のお約束展開といったところ。ここから、どうやって事態の解決に持っていくのかなというところで…。

ハイ、ここからがネタバレです。WOWOWの解説文には“主人公に協力者が現われたり、中盤で重大かつ意外な事実が判明するなど、ひねりにひねって四転五転する急展開”と書かれてるんですけど…まず、同じようにループを体験している人間がもう1人(=協力者)いたというのが大きな独自設定の1つでしょう。探せば、似た設定の作品もあると思う…前述の「STEINS;GATE」にも、ちゃんとループの原理を理解している“未来人”みたいなのが出てきて、物語が大きく動いたりもするんだけど…本作のもう1人のループ体験者は主人公と境遇が似ている。

そのもう1人も…“大事な相手”とちょっとばかり険悪な関係になっていたんだけど、同じ事故に巻き込まれて、その“大事な相手”を失ってしまっていた。なんとか助けようと、やっぱり“ループ状態”の中でもがき苦しんでいたんだけど…ちょっと待て、毎回、1人だけ違う動きしてる人間(=主人公)がいるじゃないかと気づくわけですよ…アイツは何者だと。もしかしたら情報を共有すれば、状況が打開できるかもしれないと、一縷の望みに託す。以降、時間が逆行しても…2人が接触した事実は消えないんだけど、バッドエンド回避のアレンジに広がりが出る程度。

まだ何か、ループに陥る原因があるはずだと…色々と体験したり、調べたりしていくと、そもそも単なる交通事故だと思っていた“タクシー”の動きが怪しいという事実にようやく行き当たる。そこから主人公たちループ者の過去なども大きく物語に絡み始めて、ようやく娘たちを助けられそうじゃない?っていう明るい兆しが見え始める。ただし…そんな簡単にハッピーエンドにはならない。WOWOWの解説には“韓国産ファンタジーサスペンス”なんて言葉でジャンルを説明していたけど…いやいや“バイオレンス”を忘れてるだろうな、血みどろハード展開だよ。

流れを変えるにはそれなりの“変化”を起こさなければならないわけで、自分で自分の頭を殴って出血させることもあれば、警官を襲ったり、はたまた“ループの鍵を握る人物”と殺し合いに発展したり。こういった荒っぽい作戦に出るのは医者じゃない、もう1人の主人公…WOWOW曰く協力者の人物が多かったかな。そして、2人の主人公は、いってみればこんな摩訶不思議な現象に巻き込まれてしまった可哀そうな被害者なんだけど…そういうイメージが覆される瞬間も訪れるわけですよ。いったい2人はどんな罪を背負っているのか?それが原因なのか?

こういうループものって、ループを繰り返している当人に“肉体的”な後遺症は残らないものなのだろうか?でもあれだよね…最愛の人を何回も、映像に描かれてないだけで下手すりゃ何十回、何百回と繰り返していた可能性もあり、“精神的”にはかなりキツいに違いない…実際の“体感時間”はどのくらいなのだろうか?映画は90分だけど、生きてる娘とようやく触れれらた(その後、生き延びるとはまだわからない)のは…“ループ”を意識してからどのくらいの時間が経った頃の話なのだろうか。そのあたりまえ考え出すと、ループものって本当に切ないよね。

そんなわけで、最初は“こまっしゃくれたガキ”だななんて思っていた主人公の娘も…様々な話が繋がった瞬間のある場面では、とっても愛おしく感じるんだよなぁ。けっこうベタな話だけどちょっぴりウルっときてしまった。ただね、何度も事故に遭いまくった時は、歩きスマホに加え、ヘッドフォンで音楽なんか聴いてたから、ちょっと自業自得感もあったりするんだよな。あれは、何かと問題になる“歩きスマホ”への警鐘の意味もあるんじゃないだろうか?どっかのABEさんも憲法改正や子育て支援を吠える前に、歩きスマホの問題を何とかしてほしいものだ。


監督:チョ・サンホ
出演:キム・ミョンミン ピョン・ヨハン シン・ヘソン チョ・ウンヒョン


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YouTubeに予告がありました









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2017年10月25日

盗聴作戦(1971年)

テーマ:洋画
盗聴作戦

月曜日からWOWOWで…初代ジェームズ・ボンドでお馴染みショーン・コネリーの特集放送が始まってるんだけど、あえて“007”シリーズなどのメジャータイトルをはずしているあたりのラインナップがコネリーの魅力同様に“渋く”てなかなか。オイラも小学生の高学年くらいで“007”にハマって以降、中学、高校の時には…当時のコネリー出演の新作映画のパンフレットを参考にしながら、レンタルビデオやNHKのBS放送などで片っ端からコネリーの過去作品を見たものだ。今回のラインナップも全て一通り鑑賞経験はあるんだけど、内容を忘れているものもあるな。

そんなわけで…特集の初日に放送された「盗聴作戦」をエアチェックしておいたので鑑賞…タイトルの印象からコップラの「カンバセーション…盗聴…」みたいな内容をイメージしてしまうけど、どちらかというと地味になった「オーシャンズ11」みたいな話。WOWOWの解説にも“痛快犯罪サスペンス”なんて言葉で作品のジャンルを説明している。ただし、監督が社会派で腕を鳴らしたシドニー・ルメットなので…実際には“そこまで痛快”ってわけではなく、主人公やその仲間がたどる末路には“犯罪者なんだから”当然といった非情さと、あっけなさがありリアルだ。

金庫破りのデュークは10年の刑期を終え、久しぶりに娑婆に戻ってきた。直ぐに元恋人のイングリッドに会いに行き…アバンチュールを楽しむのだが、彼女の住んでる豪華なマンションに目を奪われる。実はイングリッドは、富豪の愛人として囲われていたのだが…その富豪は、密かにイングリッドの私生活を盗聴していた。翌日、マンションを舞台にした壮大な犯罪を思いついたデュークは組織の大物パットに会いに行き資金援助を打診するのだが、なんとパットはFBIの監視下にあった。そうとは知らないデュークは仲間を集めるなど計画を進めていく…。

コネリーはムショ帰りの金庫破り。後年のカツラ姿もカッコイイが、この頃の中途半端にハゲはじめてるのもダンディ。冒頭から“下ネタ”だし…まだまだセックスアピールも健在な頃で、その後、皮肉めいたセリフをはきながら、美女といい関係になったりするところに…ボンドっぽさを感じる。ちなみに…“キッド”という愛称の若い仕事仲間がいるんだけど、これがクリストファー・ウォーケン。後にロジャー・ムーア時代の“007”で悪役を演じるウォーケンが、初代ボンドと共演しているというところで…オイラのようなボンドフリークだったらはテンションがあがるだろう。

元カノに会いに行ったら、金持ちの愛人になってて、ものすごいリッチな暮らしぶりをしていたから、他の住人もきっと“金持ち”に違いない…そうだ、このマンションをまるごと強盗しちゃえって、かなりダイナミックな犯罪計画を立てるんだけど…元カノの浮気を疑っていた金持ちのおっさんに盗聴されたり、計画を実行するための資金を用立ててくれと頼みに行ったマフィアの大物がFBIも監視されてたり…プロとしてはけっこう“抜けてる”犯罪者だったというお話。もっとも、まだまだ盗聴方法もアナクロだし、現代と違って見抜けにくい時代でもあったのだろう。

ついでに犯罪を実行する際には…“子供にも容赦するな”というお話でもある。いや、別に犯罪の成功を促そうって意味ではなく、用は“油断大敵”…何事にも“気を配りなさい”ってことです、ハイ。壮大な計画だったわりに、実行はかなりアバウトでして…これじゃ失敗するのも仕方がない。最後は特にどんでん返しがあるわけでもなく…悪党たちが自滅していく姿を淡々と見せられる。70年代の旧作映画だが…画質は意外と綺麗。今現在、日本ではブルーレイ化されてないのでハイビジョン画質でコレクションできるのは嬉しい…DRモードで録画してよかった。


監督:シドニー・ルメット
出演:ショーン・コネリー ダイアン・キャノン ラルフ・ミーカー マーティン・バルサム クリストファー・ウォーケン


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2017年10月24日

コードギアス 反逆のルルーシュI 興道(2017年)

テーマ:17年10月の劇場鑑賞映画
コードギアス 反逆のルルーシュI 興道

【鑑賞日:2017年10月24日】

本当は昨日見に行こうかなと予定してたけど台風の直撃もあり、映画館までの移動手段である鉄道のダイヤが乱れてるといけないので一日ズラした。そんなわけで、先週の土曜日から始まっている「コードギアス 反逆のルルーシュI 興道」を109シネマズ湘南(辻堂)まで遠征して鑑賞してきた。事前にムビチケのオンライン券を購入…先月、「エウレカセブン」を見に行った時に劇場で特典付きの前売り券を買ってくればよかった。万が一、特典の配布が終了してても、使用済みのムビチケだって、下手すりゃヤフオクなんかで売れるかなら~、失敗したよ。

何者かに母親を殺されてしまった神聖ブリタニア帝国元第11皇子ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア…父であるブリタニア皇帝に盾突き、留学という名目で妹のナナリーと共に日本へと追いやられてしまうのだが、その後…ブリタニア帝国が日本に侵攻。敗戦国日本は“エリア11”と呼ばれるブリタニア帝国の属領となってしまった。時が経ち…“エリア11”でルルーシュはランペルージと苗字を変えて、学生生活を送っていたが…ある日、テロリストとブリタニア軍の争いに巻き込まれ、その渦中で出会ったC.Cという謎の少女に絶対遵守の力・ギアスを授けられる!

先述の「エウレカセブン」もそうだったけど…本作も既存のTVシリーズを編集し、新作カットなんかも追加した、アニメ映画お得意の“ツギハギ映画”…ぶっちゃけ総集編です。オイラは全話は見てないんだけど、当時、リアルタイムでこの1作目は中盤くらいまでは追いかけてまして…途中から見なくなっちゃったので(録画失敗が原因)、2作目というか2期というか…タイトルでいうと“R2”の方はまったく“未知”な感じです。今回は1作目と2作目、合計50話を3部作構成で再編集するということで…今回の「I 興道」の前半くらいまでは、知っているストーリー展開でした。

ちなみに、BS11で…1作目のTVシリーズを再放送してるんですけど、放送に気づいた時には2回目の放送日(1日に2話連続放送)で、途中からエアチェックしてコレクションするのもアレなんで、結局、見てません。このTVシリーズとは別に、「コードギアス 亡国のアキト」というスピンオフの劇場版5部作がありまして、これがTVシリーズを見てなくても、独立して楽しめる内容だったので、レンタルDVDで見始めたんだけど…2作目で頓挫。ちょうどこの間、WOWOWで「亡国のアキト」シリーズの一挙放送があって、エアチェックしてあるので近日鑑賞予定ですけど。

そんなわけで、一通りのメインキャラの設定、そして主人公が置かれている状況くらいは把握しているよっていうのが…オイラが持っている「コードギアス」の知識でした。ここで…今回の内容の感想にようやく入っていきますが、それこそ先月の「エウレカセブン」の悪夢がある(冒頭の新作カットは燃えたが、肝心な総集編部分は時系列がメチャクチャで意味がわからない)ので…かなり不安もあったんですけど、そこは京田知己よりも、谷口悟朗の方が“映画監督”としての資質があったってことでしょう…まともな“映画”にちゃんとなっていましたよ。

監督が公式サイトで“尺が長くなった”と謝罪してる通り…2時間15分もあり、今時の映画にしては確かに長い方だとは思うんだけど、だからこそツギハギ総集編でもあまり“ダイジェスト”っぽさを感じず…ルルーシュが自分たち兄妹を捨てた“ブリタニア”という国を恨み、復讐のための壮大な野望を抱いて、実行に移していく様子がしっかり、丁寧に描かれていて面白く見れた。TVシリーズを途中挫折してしまったオイラなんかでも、半分くらいは“すでに見たことがあるストーリー”だったんだけど、メカアクションなど10年以上前の作画でも全然古臭く感じなかった。

新作カットとの兼ね合いで多少は修正をしているのかもしれないけど…TVからの流用でも、ちゃんと“劇場でスクリーン映え”するビジュアルが多く、当時のアニメ作品の中では物語的なものはもちろん、技術的な部分でも、クオリティが相当高いものだったんだなと、あらためて実感…さすがサンライズ。そうそう、こうしてストーリーや設定を振り返ってみると、“サンライズアニメの王道”が詰まっていて、新たな発見もあった。主人公が“国”に復讐するあたりは、ガンダムのシャアを彷彿し、親友同士が敵味方に分かれる要素もまた「ガンダムSEED」を思い出す。

ルルーシュに特殊能力を授ける謎の美少女“C.C.(シーツー)”と初めて遭遇するところは…「装甲騎兵ボトムズ」のキリコとフィアナかな?劇中で“ナイトメアフレーム”と呼ばれるメカが…ローラーを使って移動する姿は、メカのシルエット自体は全然違うんだけど、やっぱり「ボトムズ」のATのローラーダッシュにそっくりだなぁと。鉄道の線路の上なんかにも乗っかっちゃって、移動するなんて細かい設定も今さらながらにかっこいいなって感心した…そういば谷口監督が参加してた最近のTVアニメ「アクティヴレイド」でも鉄道が重要な役割を担ってたな。

中盤、いや…もう後半に差し掛かってたかな?成田山を舞台に、主人公率いる“黒の騎士団”という“ナイトメアフレーム”の部隊と、ブリタニア軍の中ボスとその取り巻きの舞台との壮絶な戦いがあって、さらに主人公たちとはまた別の反ブリタニア勢力なんかも出てきまして…ものすごくロボットアクションが目立つ、熱くなる展開になるんだけど、個人的には…あのあたりの高揚感を残したまま、今回は終わりにしちゃっても、映画的なカタルシスがもっとあったんじゃないかななんてちょっと思った。それ以降の展開が、ちょっとだけ“駆け足”になってしまっていた。

オイラも“多少なりともTVシリーズ”をかじっていたから…すんなり物語を楽しめたのかもしれないけど、でも、「エウレカセブン」の新劇場版1作目よりは“いちげんさん”でも見やすいと思いますよ。どちらか片方を薦めるなら…オイラだったら断然「コードギアス」の方だな。セリフは全編新規アフレコということだったので…TVシリーズで故・田中一成さんが演じてた“ザコキャラ”はやっぱり別の声優さんに。谷口監督と一成さんは仲が良かったから、“アーカイヴ”か何かで出してほしいなって思ったんだけど、さすがにそれは無理だったか…もう少し復活が早ければ。

来年公開予定の第2部、第3部…けっこう楽しみです。そうそう、話は変わるけど…来場者特典のピクチャードラマDVD、まだまだ余裕で貰えましたよ。あとね…劇場のキャンペーンで、シネマポイントカードの入会手数料が通常1000円のところを、半額500円になるということだったので、今さらながらに入会してきた。普段は自宅近くのシネプレックスの利用が多いけど…今回のようにシネプレックスでやってない劇場アニメとかを今後もちょくちょく見に行く予定なので、入会してた方がお得かなと。入会特典で「ブレードランナー2049」のクリアファイルもGETしてきた。


コードギアス 第1週来場者特典 ピクチャードラマDVD 仮面告白大会

コードギアス 第1週来場者特典 ピクチャードラマDVD 仮面告白大会

シネマポイントカード入会 ブレードランナー2049 クリアファイル貰ったよ

シネマポイントカード 入会キャンペーン 手数料半額500円



監督:谷口悟朗
出演:福山潤 櫻井孝宏 ゆかな 小清水亜美 名塚佳織 折笠富美子 大原さやか 杉山紀彰 若本規夫


【映画公開に合わせてこんな本が!】
ルルーシュぴあ (ぴあMOOK)







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2017年10月23日

破門 ふたりのヤクビョーガミ(2017年)

テーマ:邦画
破門 ふたりのヤクビョーガミ

WOWOWでエアチェックしておいた「破門 ふたりのヤクビョーガミ」を鑑賞…黒川博行の人気小説“疫病神シリーズ”を映画化したもの。小説はまったく読んだことがないのだけれども、かつてBSスカパーでドラマ化された…本作と同じ原作を使った「破門(疫病神シリーズ)」の鑑賞経験はある。ドラマ版で北村一輝が演じていたヤクザの桑原を佐々木蔵之介が、濱田岳が演じていた相棒の二宮をジャニーズの横山裕が演じる。その他のキャストも変更されているが、ドラマ版にも出ていた木下ほうかや佐藤佐吉が、別の役で映画版の方にも登場していた。

建築コンサルタントの二宮啓之は、仕事を通じ二蝶会のヤクザ桑原保彦と知り合って以来、何かとトラブルに巻き込まれてばかりである。ある日、映画プロデューサーの小清水から接触があり、映画の仕事が舞い込む。そして桑原も同行して、小清水から詳しい話を聞くことに。その後、桑原の所属する二蝶会の若頭で、二宮とも面識がある嶋田にその企画を紹介し、出資してくれることになったのだが…なんと小清水が嶋田から預かった金を持ったまま、愛人と一緒に行方をくらませてしまった!二宮と桑原は慌てて小清水の行方を捜そうとするのだが…。

ネットなどの情報によるとこの「破門」という作品は原作シリーズの5作目とのこと。だけど、ドラマ版ではオイラのような原作未読者にも入りやすいように…ちゃんと主人公の桑原と二宮の出会いから描いていたので、物語に入りやすかった。本作は…メインキャラの関係性を鑑賞者は知ってて当然という体で話がどんどんと進んでいってしまうので、ちょっと不親切に感じたね。北川景子が演じる“いとこ”の登場も唐突感がある。さらに、尺の関係なのか…ドラマでは複雑に絡み合っていた人物関係がだいぶ端折られていて、あっさりしすぎていた気もする。

っていうか…Amazonのレビューでも散々書かれてるけど、先にドラマ版「破門」を見ちゃってると、主役2人のハマリ具合がイマイチのように思える。それこそオイラは原作を読んでないので、どちらが原作のイメージに近いのかよくわからないんだけど、北村一輝の“やばい感”に比べると…どんなに凄んでも佐々木蔵之介じゃ“品がありすぎる”。いや、佐々木蔵之介って本来は好きな俳優の1人なんだよ。なんせ“ハンチョウ(安積警部補)”だし(笑)「ハンチョウ6」で共演経験のある橋爪功との掛け合いもあったりして、そういうところはよかったけど。

ああ、ジャニーズファンには悪いけど横山裕の演技は問題外だよ…セリフ棒読みじゃねーか?お前の顔を見るのは“ヒルナンデス!”だけで充分だわさ。そもそも関西出身なのに、関西人の役が下手って…ドラマの濱田岳は東京出身だけどけっこう大阪弁も頑張ってたよ。まぁ、そこが役者とジャニーズアイドルの違いなんだろうけど。タイトルからして“ヤクビョーガミ”って舐めてね?きっとジャニヲタの若いねーちゃんたちを意識したんだろうね(漢字読めなそうだし)…“疫病神”より“ヤクビョーガミ”の方がシャレオツ感あるだろうみたいな、そういうところが駄目!


監督:小林聖太郎
出演:佐々木蔵之介 横山裕 北川景子 濱田崇裕 矢本悠馬 橋本マナミ 木下ほうか 國村隼 橋爪功


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2017年10月22日

傷物語〈Ⅲ冷血篇〉(2016年)

テーマ:アニメ映画
傷物語 〈III冷血篇〉

オイラが予想していたよりも早かったなぁ~…AbemaTVでの「傷物語 〈Ⅲ冷血篇〉」無料放送。このアメブロと同じ運営会社サイバーエージェントによるインターネットテレビで「Ⅰ鉄血篇」が放送されたのが、「Ⅲ冷血篇」の劇場公開直前の2017年お正月のこと…劇場の集客を上げるためのプロモーションの一環だったのだろう。その後、GWに「Ⅱ熱血篇」の放送があり…その時に、「Ⅲ冷血篇」のAbemaTV登場は来年のお正月くらいかなと予測してたんだけど。昨日は「Ⅲ」の初放送に加え「Ⅰ」「Ⅱ」も再登場…「Ⅰ」なんか3回目だけど、一応、通しで全部見たよ。

春休み…私立直江津高校に通う高校二年生・阿良々木暦は、両手、両足を失い、瀕死の状態だった女吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと遭遇…自分の血を提供し、彼女を助けてしまったことから、暦自身も吸血鬼になり、キスショットを襲った吸血鬼ハンター、ドラマツルギー、エピソード、ギロチンカッターとの戦いに巻き込まれる。その結果、キスショットの四肢を奪い返すことに成功するが、怪異の専門家・忍野メメから驚愕の事実を明かされる。さらに、人間に戻りたい一心で協力していた暦は、キスショットの本質を知ってしまう。

吸血鬼ハンターとの死闘…てっきりラスボスだと思っていたギロチンカッターあたりとは、もっと壮絶な戦いが続くのかなと思いきや、あっさりと勝利を収めて、キスショットの奪われた四肢の奪還が完了…なんだ、この「Ⅲ冷血篇」は最後の後始末で、今までみたいに激しいアクションはないのかと、少々、拍子抜け。忍野さんも、なかなかな“カミングアウト”はしてくれたけど、残念ながらアクションには繋がらない。それでも…本来の色っぽい姿に戻ったキスショットと暦のなかなかラブリーな掛け合いなんかを“微笑ましい気持ち”で楽しんでいたら…。

本当の敵はお前だったかな展開…しっかりと後半はアクション的な見せ場がある。それも相変わらず、首が吹っ飛びまくり、血を撒き散らす壮絶なバイオレンスなんだけれども、そこに本シリーズらしい“不条理”さが加味されたことで、かなり残虐性は緩和され、見たこともないシュールなアクションの連続に、ただただ唖然としまくった。そして、ここから素晴らしい“純愛”へと昇華させる手腕もお見事。そうだ、これは先にTVシリーズで見ていた「化物語」など、一連の〈物語〉シリーズのエピソードゼロであったと思いだし、原作未読でも落としどころが理解できた。

最終対決に至る前…巨乳眼鏡っ娘の“委員長ちゃん”羽川翼とのお約束で思わせぶりなエロトークなんて、“ロマンポルノ”を見ているような馬鹿馬鹿しさ。「Ⅱ熱血篇」ではノーパンになっていた“委員長ちゃん”が、今度はノーブラで暦を挑発する。原作者の西尾維新をはじめ、アニメの製作陣…これ以上、“青少年”を惑わしちゃ駄目だろ。大人目線だと…“男だったらもっとすごい要求しろよ”なんてツッコミたくもなるが、結局は暦が“チキン野郎”というオチで終了でした。オジサン的にはぜひ堀江由衣のセリフを録音して、何度もリピート再生したいです(笑)


総監督:新房昭之 監督:尾石達也
出演:神谷浩史 坂本真綾 堀江由衣 櫻井孝宏


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DVD 傷物語 〈III冷血篇〉







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2017年10月21日

バリー・シール/アメリカをはめた男(2017年)

テーマ:17年10月の劇場鑑賞映画
バリー・シール/アメリカをはめた男

【鑑賞日:2017年10月21日】

2日連続で劇場鑑賞…今日はトムくんの新作「バリー・シール/アメリカをはめた男」が公開初日だったので見てきたよ。来週のシネプレックス会員デー待つのも我慢できないし…っていうか来週の会員デーは「ブレードランナー 2049」が控えてるから、やっぱりそれまでには見ておきたい。仕方がないのでレイトショーででも見るかなって思ってたら…CLUB-SPICEのポイントが6ポイント貯まってまして、タダで鑑賞できるじゃん♪っと…。小雨の降る中、徒歩で近所のシネプレックスへ…帰りに駅前の本屋にたちより、本日発売の映画秘宝の最新号も買ってきたよん。

TWA“トランス・ワールド航空”の若きパイロット、バリー・シールは…何不自由ない暮しを送りながら、禁制品のキューバ産葉巻をこっそり密輸して小遣い稼ぎなどもしていたのだが、そんなところにシェイファーと名乗るCIAの男が接触してきて、仕事を頼みたいと。パイロットの腕を買われ、CIAの偵察任務などの協力することになったバリーだが、妻にはTWAを辞めたこと内緒にしていた。順調にCIAの仕事をこなす一方で、麻薬王パブロ・エスコバルらメデジン・カルテルからも誘いを受けたバリーは、コカインの密輸に関わるようになり十億円の荒稼ぎをする…。

昨日鑑賞した「アトミック・ブロンド」も冷戦時代のスパイの話だったが…この「バリー・シール/アメリカをはめた男」も冷戦時代から始まる。厳密にはスパイではないのだが…CIAの極秘ミッションに協力した実在のパイロットの話。最初は民間のパイロットだった主人公が、その腕を買われて、中米や南米の偵察任務を任されるようになるんだけど…彼の腕に注目したのはCIAだけではなく、麻薬組織も同じ事を考えていた。接触してきたのは「エスコバル 楽園の掟」でベニチオ・デル・トロが演じていたパブロ・エスコバルとその仲間たちメデジン・カルテル。

メデジン・カルテルの面々も、最初はまだまだ陽気な“あんちゃん”たちで…トムくん演じるバリー・シールが密輸に手を貸したことで、どんどんと組織を大きくしていったと。トムくんの方も…本来のCIAの任務と、麻薬の密輸という二足の草鞋で荒稼ぎを繰り返す。途中、警察に追われて、夜逃げ同然で田舎町に引っ越し、嫁さんとも険悪なムードになっちゃったりもするんだけど…またそこから巻き返して、サクセスストーリーは続いていく。とりあえず、呼ばれればどこにでも飛行機で飛んでいくトムくん…現金が舞い込み過ぎて困っちゃうなんて、羨ましい限りだ。

そんなイケイケだったトムくんも…嫁さんの弟、馬鹿な義弟が登場したあたりから、歯車が狂いだす。今まで様々な司法組織を手玉に取っていたトムくんだけど…相手だっていつまでも“道化”を演じているわけではなく…それこそ“使い切れない、隠しきれない現金”が最大のピンチを招く原因にもなっていくというのはなかなかの皮肉だった。司法組織、政府関係者との二点、三転する繋がりもアメリカらしい。“アメリカをはめた男”という邦題も確かにそうなんだけど、最終的には“アメリカに見放された男”でもあったかななんて思ったりするよね。

アメリカ人の主人公が南米カルテルに取り込まれていってしまうところは、それこそ前述の「エスコバル 楽園の掟」なんかともダブって見えたりしたんだけど…非合法ビジネスで伸し上がろうという姿勢や、政府組織が手玉に取られてなんだか間抜けなところは…やっぱり実在の武器商人が起こした大スキャンダルを描いた「ウォー・ドッグス」に似ている。トム・クルーズという役者本人のイメージが色濃く反映された、全体の軽妙な作風はむしろ後者の「ウォー・ドッグス」のノリに近いかもしれないな。人が悲惨な死に方をしても、すべてコメディとして楽しめてしまう。

物語は70年代から始まって、80年代の中頃までの話が中心なわけだけど…時代を象徴するアイテムとしてVHSテープなんかも出てくるんですね。だからなのか、エンディングテロップの画面なんかも、わざと“ビデオを再生してるようなボケボケ画面”で…ご丁寧に“ノイズ”とかまで入っちゃう拘りがユニークで面白かった。同じような演出意図だと思うんだけど、劇中…主人公が属している組織の名称や、その時に活動している拠点の場所などが“殴り書きの手書き風テロップ”で表示されるんだけど、その意味がわかった瞬間も、“なるほどね”という感じだった。


監督:ダグ・リーマン
出演: トム・クルーズ ドーナル・グリーソン サラ・ライト・オルセン E・ロジャー・ミッチェル ジェイマ・メイズ


【サントラCDはこちら】
CD バリー・シール アメリカをはめた男







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2017年10月20日

アトミック・ブロンド(2017年)

テーマ:17年10月の劇場鑑賞映画
アトミック・ブロンド

【鑑賞日:2017年10月20日】

1000円ポッキリ、シネプレックスの会員デーだったので本日初日の「アトミック・ブロンド」を見てきた…劇場で初めて特報を見た瞬間に“なんじゃこれ~”と…ヒロインのシャーリーズ・セロン姐さんのカッコよさに惚れ惚れ、かなり期待度が高かった作品だ。東西冷戦時代のベルリンを舞台に、金髪美女が暴れまくるスパイ映画ということで…オジサン鑑賞率はかなり高め。来週には、全米での興行的な失敗を受け、40歳以上のオッサン向け映画と揶揄されてる「ブレードランナー 2049」の公開も控えており、ぜひ劇場を加齢臭で埋め尽くしてやろうではないか(爆)

冷戦末期のベルリン…イギリスの諜報員がソ連の諜報員に殺され、最高機密のリストを奪われてしまった!イギリスのMI-6は、困難なミッションに長けているロレーン・ブロートンにリストの奪還を命じる。そして、先に現地に潜入しているデヴィッド・パーシヴァルと協力して任務にあたることになった。しかし、ロレーンがベルリンに到着して直ぐに、仲間のフリをした敵の襲撃を受ける。どうやら情報が洩れているようだ。実はローレンにはリストの奪還と共に、もう一つ重要な任務が課せられていた。それは二重スパイ“サッチェル”の正体を暴くというものだった。

まずはじめに重要なリストを所持した英国スパイがソ連のスパイに殺されて、リストを奪われるというシーンから幕開け。その数日後、セロン姐さん扮する金髪スパイ、ロレーンが…MI-6に出頭して、上司やCIAの前で、尋問を受けながら、事の顛末を語るということで…回想形式で、本筋が語られていくことになる。作品が始まった直後は、時間軸の他にも、イギリス、東ドイツ、西ドイツと目まぐるしく場所も切り替わるので、忙しいったらありゃしない。こういう情報量の多さと、展開の速さが、いかにもなスパイ映画の雰囲気を醸し出しているのは確かだけど。

やがて、リストの奪還のためにベルリンに送り込まれたセロン姐さん…到着早々、味方に化けた敵の車にまんまと乗っちゃって、そこから脱出するために車内で大暴れ。そう…特報映像でクイーンの“キラー・クイーン”にのせ、手に持ったハイヒールを水平チョップの要領でオッサンめがけて、ガシガシやってたあのシーンです。ちなみに、劇中でも様々なアクションと音楽のシンクロ率が高かったりするんだけど、特報で使っていた“キラー・クイーン”は本編では1回も流れていない。あの予告の編集と音楽のインパクトが強かっただけに、いい意味で裏切られる。

よく女版007なんて言われてるけど…あのセロン姐さんの女スパイ然としたふてぶてしい表情は、ボンド全般っていうよりは、女版ダニエル・クレイグって感じが近いかなと。クレイグのボンドも最初のころは英国のスパイにはぜんぜん見えなくて、どちらかというとスペクターの殺し屋みたいだったんだけど、シリーズを増すごとに洗練されたボンドになっていった。だからクレイグ版「カジノ・ロワイヤル」の頃の荒々しいボンド象が一番近いかなととオイラ的には思うんだが…。酒もガンガン飲むし、任務のためにボンド同様…“色事”にも積極的だが、相手が意外!

公式サイトのイントロダクションなんかでも触れられており、事前に情報は伝わっていたんだけど…アクションをワンカットで見せる拘りが半端なく、“おいしいシーンはけっこう予告で見ちゃってるけど”って意見もあるだろうけど、やっぱり本編のあの緊張感は別物ですね。さっきからぜんぜん“カット割ってないぞ”って理解した瞬間から、どこでワンカットが途切れるのだろう、まだまだ続くよ、どうやって撮ってるんだろうって…興奮がとまらなくなる。シネコンのスクリーンで、セロン姐さんのワンカットアクションを拝むだけでも料金分の価値は充分にありまっせ。

スタイリッシュである一方で、スパイ映画らしくどこかドライなトーンもあったりするんだけど…だからこそ、この映画の代名詞とも言える“ブロンドヘア”が眩しいくらいに映えていた。構成が回想形式になっていることで、なんとなく“オチ”は読めたかななんて高を括っていたんですけど…いやいや最後はすっかり騙されちゃいました。「コードネーム U.N.C.L.E.」「ブリッジ・オブ・スパイ」と、ここ数年、東西冷戦時代を舞台にしたスパイ映画が色々とあったけど…これまたいずれの作品にも劣らない秀作。いっそうのこと007の設定も冷戦時代に戻したらどうだろうか?


監督:デヴィッド・リーチ
出演:シャーリーズ・セロン ジェームズ・マカヴォイ エディ・マーサン ジョン・グッドマ トビー・ジョーンズ


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2017年10月20日

禁断のエチュード マルグリットとジュリアン(2015年)

テーマ:洋画
Marguerite et Julien

劇場未公開の作品をソフトリリース前に放送するWOWOWのジャパンプレミアにてエアチェックしておいた「禁断のエチュード マルグリットとジュリアン(原題:Marguerite et Julien)」を鑑賞…1600年代に実際に起きた“近親相姦”による騒動の顛末を描いたフランス映画。WOWOWの解説によると、元々は1970年代に、フランソワ・トリュフォーのために用意されていた脚本だそうで、40年以上経って別の監督の手によってようやく映像化されたということらしい。日本盤のリリースは未定のため、画像とタイトルのリンク先はAmazonで見つけた海外盤DVDです。

トゥルラヴェル家の兄妹…ジュリアンとマルグリットは、幼い頃から仲が良く、いつしかお互いに愛し合うように。しかし、そういった感情を心配した周囲の大人たちは、2人を引き離そうとジュリアンを寄宿学校へ入学させてしまう。卒業後もヨーロッパ各地を転々とさせ、なるべく故郷に近寄らせないようにしていた。一方のマルグリットは、結婚適齢期を迎えても、ジュリアンの事が忘れられずにいる。そんな時に、ようやくジュリアンが帰国…進んでいた縁談話もそっちのけで、ジュリアンと戯れるマルグリット。とうとう別の男と無理やり結婚させられてしまい…。

簡単に言うと家庭内版“ロミジュリ”って感じの悲恋もの…周囲から何度も引き裂かれそうになっても、お互いの“愛”を貫こうとする兄妹。“禁断の愛”と表現すればロマンチックだが…“近親相姦”と書かれてしまうと身も蓋も無い(笑)最初にこの話は実話であるというテロップが表示され、最後には1600年代の話だったこともわかるのだが…劇中では時代設定が明確にされておらず、なぜかヘリコプターまで登場する。あれ、現代の話なのかな?って思ったりもするんだけど…ネットで調べたら、現代のフランスで“成人の近親相姦”は特に罪にならないらしい。

というと、やっぱり当時のお話なのだろう。一応、後世に語り継がれている“有名な物語”ということでで、劇中では暇を持て余した少女たちが、この“お話”を語り合うという体の構成になっていて…少女たちの妄想も“映像に反映されている”なんて解釈が成り立つかもしれない。他にも“おフランス映画”らしいアーティスティックな演出が随所にみられ、被写体の動きが止まっているところをカメラが回り込んでくると、まるで“一時停止ボタン”を解除したかのごとく、急に人物が動き出すとか…あとは、いきなり静止画をスライドショーのように見せるようなシーンもある。

幼いころから“妹萌え”していた兄…ただし、当時はまだ男性上位な時代なわけで、一般的には“誘惑してるのは妹の方だ”と捉えられてしまう風潮も。そんなわけで、女は“教養なんかなくたっていい”と屋敷に幽閉されるような生活が続くと。そんな妹も、逆に…外の生活に触れられないから、兄が忘れられなかったんじゃないかななんても思ったりするのだが…何年も経っても、お互いに“好き”という感情は忘れられなかった。妹は、縁談中の相手をほったらかしで、帰国したばかりの兄と戯れる…本当に戯れてるだけで、まだこの時点では一線を超えていない。

でも、まぁ、お互いに“下着姿”でじゃれあってたんだから…色々と勘繰られても仕方がないよな(笑)妹が“ただ遊んでただけ”と父親に訴えるシーンを見て…“親しい友人です”と言い張る若手アイドルや女性政治家の言葉も、ちょっとは信用してもいいかななんて思ってしまう。きっと彼ら、彼女らも…“下着姿で戯れた”だけなのかもしれない。お手々を握って、せいぜいチューどまりに違いない(笑…本当はまったく信用してない)。妹の方は、この事件を境に…縁談相手とはまた別の男を見つけてきて、無理やり、結婚させられる羽目になるんだけど…。

周囲の大人たちは“これでひとまず安心”と思いきや…全然凝りてない兄妹!妹は、結婚相手のマザコン中年オヤジを拒み続け、頑として“ヤラせない”。旦那も、旦那で…だらしがないから商売女で紛らわす毎日。だからどんどんつけあがる兄妹。こっそり実家のお手伝いさん(乳母?)を介して…秘密の手紙のやり取りなんかしてたんだけど、さすがに妹の旦那が黙ってられない。ああ、協力的だったあのお手伝いさんの扱いが可愛そう。ああ、そんな風な扱いをしても問題にならない時代なのね。“姦通”(不倫)だって大層な罪なのに、“近親相姦”だもんな。

最終的に…とうとう駆け落ちを計画する2人の運命やいかに?ももちろん浮気や近親相姦なんて色々と問題はあるだろうけれども(国や文化によって考え方も違うが)、妹が無理やり結婚させられた旦那だって、女遊びはする(嫁が拒んだせいだけど)、DVは働く、おまけに“妹のお手伝いさんにとんでもないこと”もしているので…現代だったら多少は兄妹側の主張なんかも受け入れられるんじゃないかって思ったりもするが…。とりあえず、現実的に今の日本でも“リスク”が高いから、妹に萌えるのはエロゲーとラノベの中だけにしておけよ、お前らってことで(笑)


監督:ヴァレリー・ドンゼッリ
出演:アナイス・ドゥムースティエ ジェレミー・エルカイム フレデリック・ピエロ カトリーヌ・ムシェ


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DVD Marguerite & Julien ※日本語なし リージョン注意!







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2017年10月19日

VR ミッション:25(2016年) 

テーマ:洋画
VR ミッション:25

WOWOWの“恐怖と緊迫のスリラー映画特集”でエアチェックした(昨日鑑賞の「スタンドオフ」も同じ特集だった)「VR ミッション:25」を鑑賞…ゲームのテストプレイヤーとして集められた人々が最新の設備で“ヴァーチャルリアリティ”を利用した超リアルなアクションシューティングを体験するんだけど…実は隠された秘密が!なんとゲーム中に敵に撃たれると、現実のプレイヤーも死に至ってしまうのだ!!一度、プレイをはじめたら最後までやり通さなければ解放もされないらしい。いったい誰が、何のためにこんなことを?って感じのイギリス製SFスリラーです。

とあるビルに集められた8人の男女…彼らはヴァーチャルリアリティを利用した最新ゲームのテストプレイに参加するため、オンラインゲームのランキング上位者の中から選ばれたのだ。参加者は各々のハンドルネームが書かれたロッカーの中に入っていたボディスーツに着替え、さらにボディアーマーやヘルメットを装着。そうすると、直ぐにバーチャルリアリティの世界に没入…そこで与えられた武器を使って、テロリストと戦うという内容だった。やがて、プレイを続けてるうちに、ゲームの中で敵にやられると、実際に命を落としてしまうことが判明する!

Amazonの商品ページなんかには“新感覚SFアクションスリラー登場! 衝撃のラストに驚愕せよ! ”なんてキャッチコピーが躍っていたが、その割にはどことなく“既視感”も強かったりするのは何故かな?名も知らない者同士が、一か所に集められて胡散臭い実験に無理やり参加させられるというのもこの手のスリラーにはよくある話。ヴァーチャルリアリティの世界で、銃を撃ちまくるなんて…15年以上前に押井守が「アヴァロン」でやってるじゃん。それから…主催者の陰謀で、ゲームの世界から帰還できなくなってしまうのは「名探偵コナン ベイカー街の亡霊」。

ゲームの内容自体は…メタルギアシリーズとか、それ系の影響を受けてるような印象。銃で敵を撃ち殺すのを基本に、シュチエーションによってはナイフを使わなきゃいけないとか、爆弾を解除しろとか。お約束のように、参加したプレイヤーの中には、武器に精通した軍人がいたり、ゲームオタクのデブとかいて、特にこのデブが嬉々とした表情で、ゲームに夢中になったりするんだけど、実際に敵に撃たれると“死んだように痛い”…それどころか、回復アイテムを使わないと、本当にプレイヤーは“死に至ってしまう”こともわかり、みんな大騒ぎをはじめる。

気づいた時には、もう後戻りできない…とりあえず最後まで頑張ってプレイを続けようという結論に達するわけだ。だから、なんでお前ら、そんな胡散臭い所に呼び出され、そんな変な恰好(ボディスーツやボディアーマーを着させられ、現実世界の見た目はけっこう間抜け)してるんだよっていうのが最初のツッコミどころである。安っぽい邦画とかにもよくあるじゃん、絶対にありえないってくらいに“法外な賞金”と引き換えに、無理難題をふっかけられるような物語が…あのパターンですよ。ネットを介して集まることの危険性、現代の風潮への警鐘も兼ねてるとか?

同じくWOWOWでCGアニメの「GANTZ:O」を見たばかりで、あっちが予想外に面白かったので、何もかも退屈に感じた。そう、最初に着替えさせられた変なボディスーツで、男女が部屋に一塊になってる場面を見て「GANTZ」にも似てるなって思ったんだけど、コスチュームのデザインはなんか「トロンレガシー」っぽい。実際にVR世界に入り込むための機能を備えたヘルメット、ボディーアーマーを装着した姿は…フェンシングでも始まりそうな感じだし(笑)楽しみは誰が生き残るのかを予測するくらいか?一応、最後に“首謀者”の正体なんかも判明します。


監督:チャールズ・バーカー
出演:マックス・ディーコン モーフィッド・クラーク アリ・クック アドリアーナ・ランドール パーカー・ソーヤーズ


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DVD VR ミッション:25







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2017年10月18日

スタンドオフ(2016年)

テーマ:洋画
スタンドオフ

WOWOWでエアチェックした「スタンドオフ」を鑑賞…偶然、殺し屋が仕事をする場面を目撃してしまった少女が、助けを求めて逃げ込んだ先が元軍人の家だったことから、少女を巡って緊張感ある駆け引きが繰り広げられる。殺し屋役に、最近は「ジョン・ウィック:チャプター2」でもまだまだ存在感を発揮していたローレンス・フィッシュバーン。対する、少女を守る元軍人に「パニッシャー」(2004年版)のトーマス・ジェーン。この2人に子役の女の子を加えただけど、メイン登場人物は少なめであり、どちらかというとワンシュチエーションものに近い印象を受けるが…。

おばの恋人ロジャーに付き添われ、両親の墓参りに訪れた少女イザベル…同じ墓地内で殺し屋が次々に人を撃ち殺す場面を目撃!父親の形見のカメラを肌身離さず持っていたイザベルはその殺し屋の顔を写真に収める。急いでロジャーの待つ車まで戻るのだが、運悪くすれ違いに。そして現場に戻ったイザベルの目の前でロジャーまでもが餌食に!必死で殺し屋から逃げるイザベルは、近くの家に逃げ込み、元軍人のカーターに助けを乞うが、殺し屋が追いついてしまう!カーターはイザベルを匿うが、武器は残弾が少ない一挺のライフルだけだった。

物語のはじめ、問答無用にターゲットをぶち殺し、証拠隠滅をはかっていく殺し屋ローレンス・フィッシュバーンの迫力はなかなか。ただし、そんな殺し屋フィッシュバーンの姿をこそっと目撃している少女がおり、写真まで撮られていたと、ちょっとお間抜けちゃん。でも、運よく…その事実に気づく。少女の保護者が、あろうことか殺し屋フィッシュバーンに声をかけてしまうのだ、“女の子を捜してる”と…。それですべてを悟った殺し屋フィッシュバーンは、その保護者を撃ち殺し、女の子にも牙を向ける。逃げ延びるに違いないと思いながらも、けっこうドキドキする。

場面は変わって、寂れた一軒家で、世捨て人のような暮らしをしていた男トーマス・ジェーン…なんでそんな状況に陥ったのかは、物語が進むにつれ、徐々に明らかになるが、まぁ、簡単に言うっと“家庭の問題”。そんなジェーン…めざとく女の子の悲鳴を聞きつける。何があったと、玄関先に出てみると、件の女の子が…“助けて”と飛び込んできて、その直後に、ジェーンも狙撃される。そして追いついた殺し屋フィッシュバーンが銃を向けているのを見るや、家の中に取って返し、ライフルで応戦!殺し屋フィッシュバーンにしっかりと“一発”お見舞いする。

てっきり世捨て人だと思っていたら、殺し相手に対等に戦うトーマス・ジェーン…只者じゃない感が漂いはじめ、後に元軍人だったなんて事実も判明する。フランク・キャッスル(「パニッシャー」の主人公)VSモーフィアス(言わずと知れたフィッシュバーンが「マトリックス」で演じたキャラ)…これは、寂れた一軒家を舞台に激しい銃撃戦、攻防が展開されるのではないかと、その後の展開に期待が膨らむわけですが…ぶっちゃけ、景気が良かったのはそのあたりまでだったり(笑)なんと、最初に殺し屋に当てた弾を覗くと、ライフルの弾はあと1発しか残っていない。

しかも…ジェーンの方も、少女を助けた際に、弾を喰らっており、負傷していた。両者ともに負傷してしまい、動きが鈍る。さらにジェーンの方は残弾数が1発しかないわけで…こんなんじゃ対等になんか戦えないと、とりあえず“弾数が多くあるように見せかけよう”とハッタリで誤魔化す作戦に。フィッシュバーンは無駄な労力を使わずに相手を降伏させようとし、ジェーンはなんとしても少女を守り抜こうとする。なんで、そこまで必至になるのかというのは…もちろん幼気な少女を助けなきゃというのもあるが、同じくらい前述の“家庭の問題”も影響している。

冒頭の出だしに比べると…小康状態が続く中盤は、ややダレ場もあったりするが、自分を必死になって助けてくれる見ず知らずの大人に少女が心を開いていく様子などは、けっこうウルっとさせ感動的。特に、少女が…自分のせいで“巻き込んでしまった”というのを自覚しており、反省する姿なんかも描かれていて、逆に…そんないじらしい姿を見せられたら、助けないわけにはいかないじゃんって気持ちに思いに。子役の女の子がいい芝居してる…眼鏡っ子キャラなんだけど、途中で片方のレンズにひびが入っちゃって、それがまた痛々しさを増していた。


監督:アダム・アレッカ
出演:トーマス・ジェーン ローレンス・フィッシュバーン エラ・バレンティン ジョアンナ・ダグラス ジム・ワトソン


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DVD スタンドオフ







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