勝手に映画紹介!? -2ページ目

暗黒街シリーズ 荒っぽいのは御免だぜ(1967年)

暗黒街シリーズ 荒っぽいのは御免だぜ

 

月イチのスカパー無料デー、東映チャンネルの無料放送でエアチェックした「暗黒街シリーズ 荒っぽいのは御免だぜ」を鑑賞。説明によると“鶴田浩二主演のギャングアクションシリーズ第2弾”とのことだが…第1弾がどの作品にあたるのかよくわからない。本作と近い製作年にある「日本暗黒街」という鶴田浩二主演作品は過去にも見たことがあるんだけど、それ以前にも“暗黒街”と付く作品があり、東宝でも“暗黒街シリーズ”というのがいくつかある。AIに“シリーズ1作目はどれ?”と訊ねたら、まったく別のタイトル「花と嵐とギャングが1作目だと回答してきた(汗)

 

一匹狼の殺し屋・相良徹は…殺しの依頼を見事に遂行するも、直後に警察に踏み込まれる。すぐさま、雇い主の花輪英二の仕業だと悟り、観念し、おとなしく捕まる道を選ぶ。それから8年…刑務所から出所した相良は、弟分・西川良吉の協力で、花輪の潜伏先を突き止める。相楽は花輪が情婦と暮らすマンションの部屋に乗り込み、情婦ともども殺してしまうのだが…たまたま仕立て屋である姉の使いで花輪の部屋を訪れていた実少年に、愛車のポルシェを目撃されていた。その後、新しい雇い主の金山興行から、関西の大物・榊の暗殺依頼が舞い込む…。

 

シリーズ2作目ということだったが、特に過去作に繋がる話でもないらしく、単独観賞は問題なくできた。冒頭、ライフルで向かいのビルにいるターゲットを狙撃しようとしている鶴田浩二…たまたま近くにいた子連れ親子が持つ鏡が反射して、いったん、狙いをハズすところが、なかなか緊張感があって良かった。その後、無事にターゲットの狙撃に成功するも、知っている顔の女が逃げ去る姿を目撃、さらには“嫌に早い到着のパトカー”の音を聴いて、雇い主にハメられたと悟る…観念した鶴田浩二は、そのまま警察に捕まってムショ送り、8年後に出所してくる。

 

シャバに戻って来て、真っ先に行ったのは愛車ポルシェをころがすこと…サーキット場みたいな場所で、試乗する。そして、出迎えた弟分の長門裕之に、8年前に自分をハメた男のヤサを探させる。その後、鶴田浩二の腕を買いたいというヤクザものが接触してきたり、色っぽい元カノと再会して、久しぶりに一発やったりして時間が進み、いよいよ復讐相手の居場所がわかり、乗り込んでいく。復讐相手は情婦(当時、逃げた女)と一緒にいるところを鶴田浩二に踏み込まれ、情婦ともども殺されてしまうんだけど、その直前に仕立て屋の使いで来た少年が訪問。

 

その少年が死体の第一発見者にもなるんだけど…マンションの出口付近に停められていた、鶴田浩二のポルシェも目撃していた!っていうか、殺しの現場に、そんな目立つ車で乗り付けて…殺しのプロ失格やろ(笑)ただ、少年は…部屋にあった死体が“死んでる”と認識できておらず…特に通報することもなく、その場を立ち去ってしまう。そして、その後…街の鉄道模型店で、鶴田浩二と少年はバッタリと遭遇。2人とも部類の“鉄オタ”だった…なぜか意気投合し、親しくなる2人。一緒に、神田にあった交通博物館にも足を運ぶ!懐い、オイラも昔よく行ったな。

 

復讐相手を亡き者にし、すっきりした鶴田浩二、シャバの空気を満喫してたんだけど…しつこく“殺しの依頼”をされて、3000万円で引き受けることに!相手は、東京のヤクザが、商売敵と考えている、関西の大物ヤクザのドンだった。10日以内に、殺しを実行してほしいという要望で、カモフラージュに元カノを同伴し、京都へ向かう鶴田浩二。一方の関西ヤクザも…鶴田浩二が狙っているという情報をいち早く察知していて、同業の凄腕殺し屋(メインウェポンの1つは鉄製のブーメラン)を雇い…警護もバッチリ固めて、待ち構えていた。依頼は無事に成功するのか?

 

冒頭の狙撃シーンもそうだったけど、全般的にアクションや銃撃戦で凝ったシュチエーションのものが多く、アクション映画として充分に見応えがあった!個人的には、京都の墓地で…鶴田浩二がヘリからの狙撃奇襲に遭った後、追い打ちをかけるように、ブーメラン使いの殺し屋にも襲われるシーンと、その後、同じ殺し屋と鉄道の機関区(操車場)で一騎打ちするシーンが良かった。あとは、関西のドンの命を狙った後の…工事中のビルの足場を使って逃走するところとかも良かった。鉄オタ仲間の少年も絡んでくるクライマックス…色々な意味でヒヤヒヤしたぜ。

 

 

監督:瀬川昌治

出演:鶴田浩二 長門裕之 待田京介 大木実 志村喬 金子信雄 三島ゆり子 内田朝雄 名和宏 藤山寛美

 

 

【アマプラ内の東映オンデマンド別途契約で視聴可能】

暗黒街シリーズ 荒っぽいのは御免だぜ

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メヒコ 1986(2026年)

 

先週からネットフリックスで配信されているオリジナル映画「メヒコ 1986(原題:Mexico 86)」を鑑賞…メキシコで一番サッカーが盛り上がった時期と言われている、1986年のワールドカップメキシコ大会、その開催を巡る誘致から始まり、ワールドカップ終了後に起きたサッカー界のスキャンダルの顛末までを、騒動のキーマンである1人の人物にスポットをあて、コメディタッチに描いた作品…映画冒頭に“実際にあった事実を含む”というテロップ表示、つまり脚色も多いってことなのだろう。どこまで鵜呑みにしていいかわからんが、大筋は事実を描いてるのであろう。

 

1983年、メキシコサッカー連盟のマルティン・デラトーレは…低迷する自国のサッカー界に憤りを感じていた。その原因は自分の所属する連盟にもあると考えていた。そんな時、1986年のワールドカップ開催予定地だったコロンビアが、経済状態の悪化から開催を断念。メキシコも正式に誘致の名乗りを上げるも、連盟会長グスタヴォは、あまり本気で動いてはいなかった。マルティンがテレビのインタビューでそんなグスタヴォを批判。その後、メディア王アスカラガに直談判を行い、連盟会長の座に就いたマルティンは…スイスで行われるFIFAの会合へ出席する!

 

正直、サッカーもワールドカップも大して興味はないんだけれども…とりあえず新作だったので、チョイス。あくまで、誘致活動や、その後のスキャンダルの顛末を描くことが主軸なので、オイラのような、普段、サッカーをあまり見ない人間でも、鑑賞上特に困るようなことはなかった。サッカーバカではあるんだけど、それ以外はうだつのあがらない連盟職員って感じの主人公…家に帰ると、パートナーと変なプレーで盛り上がるなど、あっちはお盛ん。って、どうやらそのパートナーとは不倫らしく、別に嫁がいる…しかも不倫相手はアパートの上階に住んでる!

 

今度こそ、本当の自分の家に戻るも…嫁さんとは直ぐに口喧嘩を始める。どうやら関係は冷え切っているようだ。そんな状態の主人公に…ハットトリックを達成したかのような転機が訪れる。既に次期ワールドカップの開催地として決まっていたコロンビアが、国勢の悪化を理由に、開催を断念…そこで、メキシコも誘致活動を始めることになったんだけど、連盟会長は、どこかおざなり。実は、過去にメキシコがワールドカップ開催地になったことが1回だけあったんだけど、世界中…2回目の国はまだどこにもなく、主人公は今こそ、誘致を成功させるべきだと主張。

 

もちろん会長からは相手にされなかったんだけど…だったらと、マスコミを利用して、会長批判をやってのけ、大型スポンサーであるメディア王への直談判の機会を手に入れる。そして、とにかくハッタリ的な話術で…メディア王も丸め込んで、サッカー連盟会長の座に就いてしまう。そこからは、とにかくとんとん拍子…開催地を決めるFIFAの会合に出向き、これまたスポンサーから得た援助で金をバラまき、持ち前の適当なトークで、開催候補のライバル、アメリカと対等にやりあう。そして、どさくさにまぎれて嫁とは別れ、不倫相手が恋人に昇格、会合にも同行!

 

どこまで本当かわからんけど…こういう世界規模のスポーツイベントの裏では、莫大な金が動いているというのは、よく伝わってくる。駆け引きなんかもけっこうグレーゾーンで、何が何でも勝てばいいと、やりたい放題。それこそ、現実でもワールドカップが目前に迫っていて…開催地の1つである、アメリカではトラブルも絶えないと聞く。思い出すのは、この間の“東京オリンピック”…日本でも河瀬直美によるドキュメンタリーがあったけど、どうせなら五輪汚職の顛末を“批判や茶化しを入れながら”描く映画を作ればいいのに。その時はぜひKADOKAWA映画で!

 

いかにも胡散臭げな主人公が、頂点まで上り詰め、成金成功者として、めっちゃ羽振りが良くなるんだけど、その後、調子に乗りすぎたせいで、足元を掬われ、どん底に落とされる姿を見て…何事も平凡が一番だなという思いに至る。でも、まぁ…最終的に、多くの国民から後ろ指をさされることとなるけど、本人はそこまで悲惨な目に遭ってるとは思っていないのかも?とりあえず、映画はそんな風な描き方になってました。主演のディエゴ・ルナ…どこかで見た顔だと思ってたけど、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」とかハリウッド映画にもよく出てたよ。

 

 

監督:ガブリエル・リプスタイン

出演:ディエゴ・ルナ ダニエル・ヒメネス・カチョ カーラ・ソウザ アルバロ・ゲレロ メモ・ビジェガス

 

 

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囚われ人(2025年)

 

日本初登場作品をソフトリリース、または劇場公開前に放送するWOWOWのジャパンプレミアでエアチェックしておいた「囚われ人(原題:El cautivo)」を鑑賞…“史上最も売れた小説”として有名な「ドン・キホーテ」の作者・ミゲル・デ・セルバンテスの若かりし頃にスポットをあてた偉人伝…さすがに知識として「ドン・キホーテ」くらいは知っているものの、小説なんて今まで一度も読んだことはなく、セルバンテスさんについても、よう知らんです。一部の地域ではネトフリで配信されてるそうですが、日本では未対応…WOWOWオンデマンドでアーカイブ配信中。

 

16世紀、キリスト教徒はイスラム教徒と地中海の覇権を争った…中には海賊に捕まり、捕虜になった人物もいた。後に「ドン・キホーテ」の作者として、世に知られるミゲル・デ・セルバンテスもそんな1人だった。1575年、北アフリカのアルジェリア…スペインの海軍兵としてアルジェ侵攻に参戦したセルバンテスは、海賊たちに捕らわれてしまい、捕虜生活を送ることに。セルバンテスは同じ捕虜仲間を、持ち前の文才や想像力で鼓舞し、希望を与え続けるのだが…そんなセルバンテスの行いが、アルジェの支配者ハッサン・パシャの目に留まり、寵愛を受けるが…。

 

WOWOWのジャパンプレミアにしては、安っぽい映画ではなく、重厚感ある、かなりの大作だった…それもそのはず、監督をはじめ製作、原案、脚本、音楽といった役職にまで名を連ねているのは「オープン・ユア・アイズ」や「アザーズ」で知られるアレハンドロ・アメナーバルだった。冒頭、時代背景などの説明をサラっ語った後…既に何らかの罰を受け、片手を失っている主人公セルバンテスが、海賊に捕まり、奴隷として売り買いされそうになるんだけど、自分は高貴な人間だと訴え、それが認められ…身代金目的の“捕虜”に格上げ、収容所に入れられる。

 

そこではキリスト教の神父や作家が飼い殺し状態にされていて…セルバンテスは本作の語り手でもあり老作家と出会う。彼の執筆などを手伝いながら、身代金を持って、捕虜の身受けにやってくる修道士の到着を待っていたんだけど…本来は、そこまで重要な人物じゃないのに、“価値のある人物”と勘違いされ、身代金が跳ね上がってしまい、捕虜生活から抜け出せなくなってしまう。残る道は、イスラム教徒への改修…そうすれば自由の身になれるんだけれども、もちろん同じキリスト教徒からは、裏切り者と蔑まれ、どっちみち、生きていく場所を失ってしまう。

 

そんな時、持ち前の想像力と文才で物語を創作することを思いつき、同じように捕まっている捕虜たちに語って聞かせることで、希望を与えることに成功するんだけれども、その地域の支配者に目を付けられてしまう。しかし、自身も出自がけっこう複雑な支配者も、セルバンテスの創作する物語に興味を抱き、求めていて…彼の前で気に入った物語を語りさえすれば、“つかの間の自由”が得られるようになる。そして、その経験を活かせば、捕虜たちに聞かせる物語のネタにもなり…一石二鳥みたいな。ただ、うまくいかなくなることもあって、駆け引きが行われる。

 

やっぱりセルバンテス自身も、制限のある自由より、完璧な自由が欲しいわけで…そのためにはどうしたらいいのかと、考える。そして妙案も浮かぶんだけれども、嫉妬や思想の違いが障害になって、足を引っ張る輩も出てくる。そして、寵愛を受ける支配者との関係なんかも、色々と勘繰られるようになる。そう、力を持つ支配者は…男色趣味があったのだ!今風に言うと…LGBT要素が入ったお話だった。セルバンテスも最初はどうやらノンケのように見えたが…。実際のセルバンテスがどうだったかは、諸説あるそうだけど、この映画はそっちに振り切った方向性。

 

捕虜の収容所で、主人公が得意の創作術や話術を使って、生き延びていく…というサバイバルな展開は、第二次世界大戦下でのホロコーストを扱った「ライフ・イズ・ビューティフル」や「聖なる嘘つき/その名はジェイコブ」あたりにも似た作品だなって思いながら見ていた。現実との境が曖昧な状態で、セルバンテスの創作した物語が描かれるので、慣れないうちは…どこからどこまでが現実で、どこからどこまでが虚構なのかと、わかりづらかい部分もあった。まぁ、そういうのも狙った演出だと思うけどな。歴史ドラマらしく2時間越えの尺だが…退屈はしなかった。

 

 

監督:アレハンドロ・アメナーバル

出演:フリオ・ペーニャ・フェルナンデス アレッサンドロ・ボルギ ミゲル・レジャン フェルナンド・テヘロ

 

 

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オフィス・ロマンス(2026年)

 

ネットフリックスで配信が始まった、オリジナル映画「オフィス・ロマンス(原題:Office Romance)」を鑑賞…まぁ、タイトルでわかる通り、恋愛映画、ラブコメですね。最近は、あまりこの手の映画は率先してみないんだけど、まぁ、ネトフリの新作だと、なんとなく見てしまうことも…今回はジェニファー・ロペス主演ということだったので、たまにはジェニロペ姐さんの映画もいいかなと。監督は「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」のオル・パーカー…数年前にこの人が撮った「チケット・トゥ・パラダイス」をWOWOWで録って、焼いたけど、結局、見ないで放置してるなぁ。

 

大手航空会社エアクルーズのCEOジャッキー・クルーズ…過去に結婚経験はあるものの、今は独身で、仕事優先の生活が続いている。ある日、取引に関する件で、ライバル会社との証言録取に挑むことになっていたのだが、弁護士のピーターが病欠となり、急遽、部下で新しく採用されたイギリス人弁護士のダニエル・ブランチフラワーを伴うことに。最初は意見の相違で対立する2人だったが、ダニエルが話し合いをうまくまとめ、ジャッキーは彼のことを見直す。それを境に、2人とも、異性として意識し始めるのだが…なんと社内恋愛は固く禁止されていて…。

 

航空会社のやり手女CEOジェニロペ…離婚経験があり、今は仕事一筋。直近で男とヤったのは、もう数年前の話で…友人のように接してくれる女秘書(妊婦)も心配している。ある日、ビジネス上の取引に関し、ライバル企業がイチャもんをつけてきて、裁判沙汰になりかける。そこで、信頼のおける専属の弁護士と共に証言録取(裁判の前段階の手続き)に挑むことになってたんだけど、弁護士が、食事を喉につまらせて、入院してしまう!急に代わりの弁護士が必要になり…企業内弁護士として会社に雇われたばかりのイギリス人が呼ばれることになった…。

 

イギリス人は、ジェニロペとの初対面でメロメロになるも…まずは気を引き締めて、最初の仕事に挑む。攻めの姿勢でガツガツしているジェニロペに対し、おっとりとして控え目なイギリス人弁護士…ジェニロペは、本当にコイツで大丈夫か?と心配になり、2人の間で口論にもなりかけるんだけど、その後、イギリス人弁護士が冷静な判断力で、話をうまくまとめ、“裁判にならずに済む”可能性も見えてくる。ジェニロペもイギリス人弁護士を見直し、謝罪と感謝の意を表すんだけど…差し出された手を握りながら、真面目そうに見えたイギリス人弁護士は勃起する。

 

ジェニロペ姐さんのフェロンモンにヤラれた。まぁ、けっこうその手の…ライトだけど下品な下ネタが満載の作品ですね。ただ、男日照りの続くジェニロペも…表面上は相手を窘めながら、意外とその“反応”を気に入ったみたいで、イギリス人弁護士を男として意識し始める。一方、イギリス人弁護士は見たまま…最初からゾッコンでして、お互いに頭の中でエロいこととか考え始めるんだけど、ジェニロペの会社は、社内恋愛禁止だった。しかも、裁判の件の内容が、契約を横取りするのに色仕掛けを使ったという疑惑で、今は恋愛スキャンダルなんてもってのほか。

 

なんだけど…一緒に仕事をしているうちに、今まで仕事人間だったジェニロペのタガがはずれ、公私混同。出張先でこっそりヤっちゃった後は、自宅でも、会社でも、サルみたいにヤリまくる。しかし、2人のそんな関係が、段々と仕事に影響が出始め…。さらには、イギリス人弁護士にジェニロペに内緒にしている秘密なんかもあり…ラブラブだった関係にもひびが入ってしまう。さぁ、仕事と恋愛、どっちを取るの?みたいな話になっていく。ジェニロペのリアル年齢56歳、相手役のイギリス人俳優45歳…なんかスゲー、結局は相変わらず肉食系なジェニロペ姐さん。

 

こんな映画、ネタバレもクソもあったもんじゃないけど…普通に王道な内容でした。アメリカ英語とイギリス英語の微妙な違いということで…知らず知らず“女性器を表すお下品な言葉”を連呼してしまうイギリス人弁護士というギャグ。それがフリだったのか…妊婦の出産シーンで、ボカシなしで、大写しで“アソコ”を見せちゃいますからね…ネトフリもすげーな、配信だとここまでOKなんだ。スマホ使って外出先で見る人は気をつけて!ネトフリ映画なので、テレビ放送されることはまずないと思うけど…もし、これがWOWOWだったら、当然、ボカシは入るだろうな。

 

 

監督:オル・パーカー

出演:ジェニファー・ロペス ブレット・ゴールドスタイン ベティ・ギルピン エイミー・セダリス トニー・ヘイル

 

 

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リタイアメントプラン 殺し屋の引退生活(2023年)

リタイアメントプラン 殺し屋の引退生活

 

ネトフリで配信が始まったニコラス・ケイジ主演の「リタイアメントプラン 殺し屋の引退生活」を鑑賞…特に独占配信されているオリジナル作品ってわけでもなく、他の配信サイトでも取り扱いのある作品、旧作映画なのだが、今まで見逃してたし、アマプラだとまだ見放題になっていなかったので、この機会に見ておくことに。ちなみにアマプラだと今はセール期間中のようで、レンタル料金が100円になっている。犯罪組織絡みのトラブルに巻き込まれてしまった夫婦、嫁は疎遠になっている父親に助けを求めるが…その父親は元政府関係の殺し屋だったという話。

 

アシュリーと夫のジミー、もう1人の仲間ミッチは…自分たちが関わってしまった犯罪組織から抜け出すため、組織にとって重要なUSBメモリーをボスのドニーのもとから盗み出すのだが、ミッチは撃たれて死んでしまう。ジミーからUSBを託されたアシュリーは、娘のサラと共に、疎遠になっている父親が住むケイマン諸島へ向かおうとするも、チケットが取れず、先にサラだけを送り出す。その直後、アシュリーも捕まってしまうが、USBは所持していなかった。一方、ケイマン諸島に着いたサラは、初めて会う祖父マットに、母親アシュリーの窮地を伝えるのだが…。

 

ネトフリ上のサムネは…怒りの形相で、酒瓶を振りかざしたヒッピー風のニコラス・ケイジのバストショット、ジャンルは“コメディ映画、アクション・アドベンチャー映画”となっていた。正直…いつもの“ニコラスやっつけ映画”だろうなと、そこまで期待はしていなかったものの、一応、見逃してる作品だったので、見なきゃなくらいの気持ちで見始めたら…あれ、意外と面白いぞ。冒頭、カップル+1人が、どこかへ盗みに入り、反撃され、仲間の1人が瀕死の状態になっている…女がハンドルを握って、車で逃走。しかし、撃たれた仲間は結局、助からなかったようだ…。

 

カップルの方は夫婦だった…現在、夫が陥っているどん底の状況、裏社会から足を洗うための手段が、雇人である悪党のボスのもとから盗み出したUSBメモリーらしいんだけど、今のままではそれもうまくいかない可能性が!嫁さんの方は、夫に協力しただけのようで…とりあえず、盗んだUSBメモリーを持って逃げろと命じられる。2人には幼い娘がいて、嫁は夫に託されたUSBメモリーを持ち、娘と一緒に…疎遠になっている自分の父親ニコラス・ケイジのもとへ向かおうとするも、チケットが取れず、仕方なく、娘だけを飛行機に乗せて送り出すことにした…。

 

その際に、こっそりUSBメモリーをしのばせることを忘れていない。結局、旦那も嫁も…組織に捕まってしまい、拷問や脅迫を受ける!組織側は、娘の向かった先まで把握しており、監視人のロン・パールマンなど組織側の人間が2人付き添い、嫁もUSBメモリーを取り返すために、ニコラス・ケイジが住んでるケイマン諸島へと向かわされる。ちょうどその頃、一足早くニコラス・ケイジのもとに到着した娘は、初対面同士でお互いに戸惑いながらも…祖父と孫として、絆を深めていく。そこへ悪党と嫁が到着、悪党は、ニコラスをただのジジいと舐めてかかって…。

 

いわゆる無双系ではなく、どちらかというとやっとこさっとこな感じなんだけど…“昔取ったなんとか(杵柄)”で、結果的に、襲ってくる敵をガンガン血祭りにあげていくニコラス・ケイジ。実の娘も、ニコラスの詳しい正体を知らされていなくて、あまりにも躊躇なく殺しをやってのけるので、唖然とする…。ニコラス・ケイジと孫娘の関係性もコミカルで面白いのだが、それと同じくらい、孫娘が人質になった際の、監視役のロン・パールマンとのやり取りが、微笑ましい。ただ、隔世遺伝ってヤツか…孫娘はニコラスに似て、けっこうクール。所詮、悪党の一味は悪党なのね。

 

アクションなんかは危惧した通りの“やっつけ感”も、たまにあったんだけど…昨今のニコラス・ケイジ映画の中では、オーソドックスに見やすく、万人受けもしそうだなって思った。前述のロン・パールマンをはじめ、ジャッキー・アール・ヘイリーやアーニー・ハドソンなど脇役のオジサン俳優たちが何気に豪華だ。っていうか、悪党に捕まった旦那の方の安否ってどうなったの?けっこう拷問されてて、悪党のボス(だと思ったら、本当は中ボスだったんだけど)ジャッキー・アール・ヘイリーが最後に強烈な蹴りをぶちかましたけど…アレがもしかして“トドメ”だったか?

 

 

監督:ティム・J・ブラウン

出演:ニコラス・ケイジ アシュリー・グリーン ロン・パールマン ジャッキー・アール・ヘイリー アーニー・ハドソン

 

 

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リタイアメントプラン 殺し屋の引退生活

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妹を犯した男 鳴き竜の謎を求めて上越新幹線は北へ(1982年)

水沢アキ主演「鳴き竜の謎」場面写真

 

無料BS放送“J:COM BS”で…平日の夕方に、放送している昔のサスペンスドラマ、たぶんテレ朝の土曜ワイド劇場で放送されたと思われる2時間ドラマ、2時間サスペンスが、久しぶりに見ると、時代性もあり、なかなか尖がってて面白い。特に今週のラインナップは良作が揃っていた。ということで、金曜日に放送された「妹を犯した男 鳴き竜の謎を求めて上越新幹線は北へ」を鑑賞。主演は水沢アキ…原作は草野唯雄の「鳴き竜殺人事件」。“「白衣の複合殺人」ほか 傑作サスペンス4作品 【昭和の名作ライブラリー 第168集】”のタイトルでDVD化もされている。

 

中村しのぶと、建築学科の大学生である妹の孝子が、新潟にある高幡堂の“鳴き竜”を参拝に訪れてから4か月後に、火災が起き、“鳴き竜”も焼失してしまった。それから2年…早くに母親を亡くした姉妹は、しのぶが母親代わりになって、孝子の面倒をみてきた。その影響もあり…結婚を迫る恋人との関係にも影響が出始めていた。そんな時、孝子がレイプされた挙句に殺されるという事件が発生!弔問に訪れた建築科の教授・水野の話で、殺される直前の孝子が彼と一緒にいたという話を聞き、しのぶは疑いを持つ。やがて水野のアリバイは証明されるが…。

 

つまらなくはなかったけど…“キャッチーなタイトル”のわりに、普通の2時間サスペンスだったかなという印象はある。まぁ、本来の原作のタイトルが…「鳴き竜殺人事件」と、平凡な旅情ミステリーの雰囲気だもんな(原作を読んでないのであくまで想像だけど)。ただ、やっぱり昭和のドラマなので、無駄にお色気サービスがあり、登場人物の濡れ場では女優さんがしっかり露出してるし、主演の水沢アキの入浴シーンなんかもちゃんとある。冒頭、新潟旅行中の水沢アキと大学生の妹、彌彦神社を手はじめに、観光地を巡り、高幡堂という場所の“鳴き竜”を参拝。

 

劇中でも説明されているが、本来“鳴き竜”が有名なのは日光東照宮…それよりも、もう少し見劣りする感じだ。その“鳴き竜”があるお堂が…姉妹の訪れた4か月後に火事で焼失してしまった。そして、姉妹が旅行した2年後が…物語のメイン舞台。水沢アキには結婚を前提にした医者の恋人がいるんだけど、妹が学生の間はまだ結婚できないと、求婚を断り続けていた。そんな時、妹が河川敷でレイプされた挙句に、殺されてしまう!そして、葬式の弔問客としてやって来た大学教授の仲谷昇が、妹が殺される直前まで一緒にいて、映画や食事を楽しんだと告白。

 

つまり、“犯人以外”で生前の妹を見た最後の人物が仲谷昇ということになる…本人は1人で帰してしまったことを悔やんでいるのだが、水沢アキは、当然訝しむ…この教授の仲谷昇が、不純な動機で妹と一緒にいたのではないかと。視聴者が見てても怪しい。たとえ犯人じゃなかったとしても…若い女学生に鼻の下を伸ばしてたら問題ありだろ。そこで、仲谷昇のアリバイを確かめたりするんだけど、あっけなくアリバイが証明される。疑って悪かったと、自分の行動を恥じる水沢アキ。結局、2人で協力する方向になり、仲谷昇は事件の調査を手伝ってくれる…。

 

仲谷昇は、例の焼失してしまった“鳴き竜”の復元プロジェクトに携わっていて、それに興味を抱いたのがきっかけで、妹と“親しく”なったらしい。2人が勝手に調査を進めた結果、仲谷昇と同じ大学の教授で、ライバル的存在の加藤武、その助手の男が…容疑者として浮上するんだけど、勝手に車から証拠品とか持って来ちゃ駄目だろ(笑)こういうところガバい。一応、警察が、この男を疑い出すのと並行して…1人の退職間近の老刑事が、妹の事件と、戦中に自分が戦地で巻き込まれた殺人事件の類似点を見つけ、“同一犯なのではないか?”と主張し始める。

 

老刑事の推理を聞いた水沢アキと仲谷昇もこの方向で調べ始めるが…。回想シーンで描かれる戦中の事件は、わりと“しっかり作りこまれていて”雰囲気のある映像にはなっている。そして、大味で大胆なトリックだが…戦中の事件で語られた、車の事故死に見せかける、殺人方法などが、その後の物語にも大きく関わってくる。事件の真相を追う過程で、水沢アキたちが、謎の集団に襲撃されたりするあたりは、緊張感もあってけっこう面白かった。そして、水沢アキは恋人がいる身でありながら、気が付けば仲谷昇をやたらと意識…段々、恋人の存在忘れがち。

 

でも、死んだ妹の方ともデートっぽいことをしてた仲谷昇、視聴者的にはたたのスケベオヤジ感が根強く残る。そして、ちょっと待ったと、さすがに我慢できなくなった恋人が、事件の有力情報を持ってきて…水沢アキはようやく事件全体の真相にたどり着く。真犯人が“自分を容疑からそらすため”に、用いたトリックがけっこう珍しい。っていうか、警察の捜査でわからんかったのか?(笑)要は、ファーストインプレッション大事だなって話。過去の事件と結びつける犯人の手口、車の事故死に見せる殺人方法、アリバイトリック…ミステリーとしての見どころは充分。

 

 

監督:児玉進

出演:水沢アキ 仲谷昇 黒木真由美 高橋駿雄 浜田晃 佐藤英夫 丹波義隆 平田昭彦 加藤武

 

 

【こちらのDVDに収録されています!】

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謎の女(2026年)

 

ネットフリックスで配信が始まったオリジナル映画「謎の女(原題:La desconocida/英題:The Marked Woman)」を鑑賞…貨物コンテナの中から、監禁・拷問され、傷ついた女性が発見されるも、記憶まで失っていて、まったく正体がわからない…病み上がりの女刑事と、地方移民国境部隊という組織の捜査官がコンビを組んで、“謎の女”の正体を探り、いったいどんな事件に巻き込まれたのかという真相に迫っていくスペインのサスペンス。女刑事役を演じたカンデラ・ペーニャという女優さんは過去に色々とネトフリ作品に出ていたが、どれも見たことがなかった。

 

スペインのアルヘシラス…ルシア・メルガルという情報提供者の女性が地方移民国境部隊のエンリケ・サラテに関する内部調査の証言を行った後…消息を絶った。それから3か月後、バルセロナのコンテナターミナルに置かれていた貨物コンテナの中から、監禁・拷問された女性が発見され、病院に運び込まれた。激しく暴行された後はあたものの命には別状なっかったのだが…彼女は記憶を失っていた。地方警察の対人犯罪捜査課アナ・リポルはしばらく仕事を休んでいたが、復帰後初めての仕事として、身元不明女性に関する捜査を担当することになったが…。

 

冒頭、1人の女性が捜査官に関する内部告発の証言をする…その時点では、どこの組織の捜査官が、よくわからなかったんだけど、後に地方移民国境部隊という組織の捜査官だったとわかる。内部告発した女性は…監視役の関係者の目を盗み、女子トイレで“知人らしき女性”とこっそりと接触…お互いに個室に入ったまま、顔を合わせずに、最小限の言葉を交わし、証言をした女が相手に何かメモを渡す。そして、バルセロナへ行って、しばらく身を隠すと言って、そのまま立ち去ってしまう。それから3カ月後…バルセロナで監禁、拷問された女性が保護される。

 

病院に運ばれ、検査等の結果…激しく暴行(性的暴行の有無は不明)されていたものの、幸い、命への別状はなさそうだ。しかし、本人曰く…“何も思い出せない”と語り、どうやら記憶喪失に陥っているようだ。タイトルの“謎の女”とは彼女のことだったんだけど…視聴者は、冒頭で内部告発した女性が、トイレで接触した相手の女性だということだけは、直ぐに理解できる。一方、この記憶喪失女性の事件を担当するのは、病み上がりの女刑事…なんで、仕事を休んでいたかという詳しい事情は、追々明かされていく。周囲が心配するように、確かに言動が危うい。

 

でまぁ、そんな状態の病み上がり刑事でも、そつなくこなせるだろうと…上司はこの事件を担当させたわけだ。やがて、捜査を始めた女刑事は、記憶喪失の女の警護を進言する。しかし上司は、人員が足りなくて手一杯だからとおろそかにしてしまうんだけど、女刑事が危惧した通り、記憶喪失の女は、病室で謎の襲撃者に襲われる!意外と危機察知能力に長けていた記憶喪失の女は、自力でなんとか対処し、最悪の事態は免れるも…女刑事の上司は、やっぱり病み上がりには無理な事件だと、捜査を他の刑事に引き継がせようとするが、それを突っぱねる。

 

捜査の結果、記憶喪失の女の名前が判明するも…だからといって、記憶が戻ったわけではない。仕方なく、襲撃者の線で、彼女の身元に迫っていくことになるが…。そうこうしてるうち、地方移民国境部隊の捜査官が新たな情報を持ってやって来るが…その捜査官こそ、内部告発で名前の挙がっていた捜査官だった。この捜査官の目的は、3か月前に“自分のことを売った”後に消息を絶った情報提供者の女の行方を捜すことだった。女刑事と捜査官はコンビを組み…命を狙われている記憶喪失の女を警護しながら、事件の捜査を続けていくことになるが…。

 

結局、記憶喪失の女が、ぜんぜん“謎の女”でもなかったよなという拍子抜け…彼女が病室で襲撃されたあたりは、けっこう緊張感もあったんだけど、女刑事と捜査官は、そんな記憶喪失の女を、平気で捜査に同行させて、危険な目に遭わせまくってたし。行方不明になってしまった、情報提供者がどうなったかなんていうのも、あまりひねりのないオチだったな。女刑事が抱えている闇の正体も同じく…なんかみんな中途半端だった。一応、刑事たちが最終的に“倒すべき敵”が出てくるんだけど、意外性を狙ったつもりなんだろうけど、驚きに繋がってなくて残念。

 

結局、ザコを倒しただけなんだよな…刑事たちが暴いた犯罪の、元凶にまでは踏み込んでいない感じだったね。なんだろう…捜査機関同士の関係性が解りづらいのも、話が淡泊に感じた点かなとは思う。女刑事、捜査官、記憶喪失の女…行動を共にしていた3人にも、それなりに絆が生まれたりしてるんだけど、イマイチ、ドラマが盛り上がらなかった。ああ、そうだ…捜査をしている時の女刑事は、髪の毛もボサボサで、女を捨ててる感すらあって、普通にオバサンって感じだったけど、事件から8ヶ月後となるラストシーンは別人のようで、主役らしい風格はあった。

 

 

監督:ガベ・イバニェス

出演:カンデラ・ペーニャ アナ・ルハス ポル・ロペス キラ・ミロ マノロ・ソロ ダブ・ベルト セバスティアン・アロ

 

 

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マスターズ・オブ・ユニバース(2026年)

マスターズ・オブ・ユニバース(2026年)

 

【鑑賞日:2026年6月5日】

 

本日は「マスター・オブ・ユニバース」と「モータルコンバット/ネクストラウンド」の公開初日…どっちを見るか、迷うところだが、なんとウチの地元のシネプレックスでは「モータルコンバット/ネクストラウンド」が上映されてない。ウソだろ…前作は上映がちゃんとあって、見に行ってるのに…。結局、「マスター・オブ・ユニバース」一択となってしまったのだが…これまた朝イチの上映回は吹き替え版、字幕版は12時10分が最初の上映…回数も字幕版の方が少ないのな。今に、洋画の上映が吹替えオンリーになるんじゃないかと、字幕派のオイラは心配でならない。

 

惑星エターニアの王子として生まれたアダム…しかし、性格は“へたれ”で、戦闘の訓練をしても、近衛兵の隊長ダンカンの娘ティーラにも簡単に負かされてしまい、父親であるランドー王も不甲斐ない思いを抱いていた。そんなある日、エターニアに伝わる伝説の剣を入手し、エターニアを自分の支配下に置こうと企むスケルター率いる軍団の攻撃を受ける!アダムはグレイスカル城を護るソーサラスの力によって、伝説の剣“パワーソード”と共に地球へと送られるが、途中で剣を紛失!エターニアに戻れなくなってしまい…長い年月を地球で過ごすことになる!

 

もともとは玩具が原作…そこから派生したコミックやアニメがあり、過去にはドルフ・ラングレンの主演で、実写映画にもなっている。オイラは玩具やコミック、アニメにはまったく触れたことがないんだけど、ドルさんの映画は見ていた。とはいうものの、旧作の実写映画版は、けっこうマニアックな作品、当時も原作好きとか、ドルフ・ラングレンのファンとかじゃないと、ちゃんと見てる人も少ないんじゃないか?今さら、こんな作品をリブートって…って思ってたのだが、タイミングよく、アマプラでドルさん版の映画「マスターズ 超空の覇者」の見放題配信も始まったのよ。

 

オイラも数年前に出たブルーレイは買わなかったので、大昔に購入したレーザーディスクで、“おさらい鑑賞”しておこうかなっておもってたところ、アマプラで気軽に見れるようになったので、久しぶりに再鑑賞してしまったよ。ということで、今回の新作「マスター・オブ・ユニバース」…だいぶ旧版(ドルさん版)映画とは異なったアプローチをしているな。スケルターっていう敵が主人公たちの惑星を支配しようと襲ってくる、主人公は抵抗を試みながらも、いったん地球に逃げて、帰ってくると…大まかな展開は似ているものの、だいぶ話が膨らまされていて別物感。

 

旧版映画って、玩具が原作だけに、お子様向けなところもあって…微妙にダサいんだけど、それを演者も、他の作り手も大真面目に映像化していて…久しぶりに見たら、そういうところが独特の魅力、面白さに繋がっていたんだけど、本作は…そんな微妙にダサいを、逆手にとって、メタっぽい笑いをぶっこむなど、かなりコメディ寄りに振り切ってる印象。なんだけど、王道で見せるところは、しっかり王道で…ヒーロー映画としての魅力もちゃんとある。冒頭は、主人公の立ち位置の説明と並行して、故郷のエターニアの詳細など世界観もじっくりと見せていく。

 

ヘタレな主人公アダムの師匠のようなポジションで、イドリス・エルバが出ている影響もあるのか…旧版でも若干感じた「マイティ・ソー」っぽさが、より増した印象。ただ、前述の通り、ギャグやコメディの要素も多いので…ノリ的には「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の方が近いか?幼い少年が本当の家族と離れ離れになってしまうというのも…考えようによっちゃ「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」とも重なるし。あとギャグとシリアスの絶妙なバランス、塩梅の良さはアメコミ映画じゃないけど、「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」にも近いかな?

 

塩梅の良さという点では…主人公アダムを演じた、ニコラス・ガリツィンにも言える。見た目は、正統派なイケメンなんだけど、微妙に残念な三枚目っぽさも併せ持っていて…とても親近感がわく。特に、覚醒前の地球でのポンコツっぷりがとにかく愛おしい。こういうところも、意外と、正当なヒーロー映画の作り方なのかもな。詳細は割愛するが、個人的には、主人公が地球にいるわりと序盤から、旧版映画のリスペクトなサプライズが用意されていたのが最高にテンションあがったね。どことなく“懐かしさ”もあるメインテーマをはじめとするBGMも印象に残ったな…。

 

めっちゃ面白かったんだけど…最初にAmazonの文字が出てくるとね、もしかしたら、これも1~2か月でアマプラの見放題になるのかななんてことも考えてしまい、そこはちょっとテンションが下がる要因かも(笑)そして、本編中も、Amazonはけっこう主張しておったな。ああ、そうだ…地元での上映がなく、鑑賞を断念せざるを得なかった「モータルコンバット/ネクストラウンド」は、もし、来週の平日に時間ができれば、上映がある109シネマズまで見に行ってこようかなって思ってるんですけど、あくまで予定は未定です。見に行く余裕がないかもしれない…。

 

 

監督:トラヴィス・ナイト

出演:ニコラス・ガリツィン カミラ・メンデス イドリス・エルバ ジャレッド・レトー アリソン・ブリー

 

 

【ブログ執筆もこの曲を聴きながら…テンション上がる!】

Eternia (from "Masters of the Universe")

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目撃 殺人鬼が狙う運命の母と子(1981年)

目撃 殺人鬼が狙う運命の母と子(1981年)

 

無料BS放送“J:COM BS”で…連日、昔のサスペンスドラマ、たぶんテレ朝の土曜ワイド劇場で放送されたと思われる、2時間ドラマを放送中。特に、今回のラインナップは“けっこう尖がった作品”も多く…良作ぞろいで、オンエアを追いかけるのが楽しくてしょうがない。ということで、「目撃 殺人鬼が狙う運命の母と子」を鑑賞…原作は夏樹静子の「目撃~ある愛のはじまり~」(改題された別タイトルあり)、後に沢口靖子主演でもドラマ化されたそうだ。主演は「男はつらいよ フーテンの寅」でマドンナを務めた香山美子…残念ながらDVD化はされていない模様だ。

 

天涯孤独のあさ子は、一善飯屋“一力”に転がり込み、後に店主の桂木謙介と結婚するも…この謙介がとんでもなく無能であり、同居する姑のとみにも散々いびられっぱなしであった。やがて、“一力”の常連客でもあるトラックドライバーの徹夫と不倫関係になり、密会を重ねるように。徹夫は一緒に駆け落ちしようとあさ子もそれに応えようとしていた。ある朝、剣道の朝稽古をしている少年たちをそっと見守るあさ子、あさ子が見つめていたその少年が帰り道に成人男性とぶつかって転んでしまい、慌てて助ける。その後、近くで殺人事件があったこを知って…。

 

一善飯屋…今はあまり使わない言葉だが、定食屋とか大衆食堂とかそういう類の食事処のこと。そんな店の主人と、仕方なく結婚した天涯孤独の香山美子だったが、夫の平凡太郎は役立たずのクズ男。おまけに、姑の菅井きんがそんなバカ息子を溺愛してて、香山美子がコキ使われ、散々いびられている。とにかく仕事中はとことん不愛想な香山美子…ただ、夜中になると家を抜け出して、常連客のトラック運転手・夏木陽介と密会。トラック内の仮眠スペースでよろしくやってる…過度な露出はないが、“あの時の声”や“終わった後の汗ばんだ表情”が生々しい。

 

2人は駆け落ちの約束もしていて、近々、それを決行する予定。その一方で、香山美子にはもう一つ密かな楽しみが!近所に住んでいる少年を、こっそり見守ることだ。序盤では、これといって詳しい説明があるわけでもないのだが…見れば一目瞭然、“たぶん、生き別れになった自分の子供”なのではないかという感じ。そんな少年の姿を目で追い、束の間の幸せを感じていたんだけれども…その少年が、道で成人の男とぶつかって、土手下に突き落とされてしまう。男が去った後に、慌てて助けに向かう香山美子、会話の様子から今まで面識はなかったっぽい。

 

幸い、少年に大きな怪我はなく、少年は元気よく、その場を立ち去っていく。しかし、ぶつかった男の方に問題あり。視聴者は、直前にその男が“人を殺している”事実を知っているわけで、少年と香山美子は、知らないうちに目撃者になっていた。後に目撃者であることに気づいた警察の聞き取りで、少年は“何も覚えていない”と応じたが、犯人は“そんなこと知る由もない”ので疑心暗鬼になって…とうとう、少年を襲うという暴挙に!しかし、その時も…母親が身代わりになり、少年は無事だった。そして殺人事件と関連ありとしてマスコミに大きく取り上げられる。

 

その報道を、いよいよバカ亭主の留守の間に…浮気相手と駆け落ちすることになってた香山美子が、偶然知ってしまい、こうしちゃいられないと…駆け落ちを先延ばし、その結果、旦那にバレそうになって、駆け落ちのタイミングも逃してしまう!でも、今の香山美子は…少年の安否の方が大事。身代わりになって大怪我を負った母親が入院中、少年の世話を買って出ることになる。今週、同じ放送枠で見た別のサスペンス作品と比べると、そこまで奇をてらった内容でもなかったけど、幸薄げな主婦が事件に巻き込まれるストーリーは引き込まれるものがあった。

 

クライマックスなんかも展開は予想通りだったんだけど…豪快なアクションもあって、意外と見ごたえあり。不倫相手との関係、少年との関係…主人公主婦・香山美子がどういう決断をするのかも見逃せないポイント。事件を捜査するベテラン刑事役の小林昭二さん(おやっさん!)が良かった。あと、バカ亭主の知人(後輩の飲み仲間?)の役で、声優の千葉繁さんが出ている。見た目は今の千葉さんとあまり結びつかないんだけど、あの特徴的な声は紛れもなく千葉さん…“センパイ!”っていう掛け声が、千葉さんらしい甲高い感じの芝居で、直ぐに気づく(笑)

 

 

監督:瀬川昌治

出演:香山美子 夏木陽介 倉田まり子 平凡太郎 菅井きん 小林昭二 水野あや 伊藤高 千葉繁

 

 

【原作小説はこちら】

目撃~ある愛のはじまり~

目撃~ある愛のはじまり~ 夏木静子原作






 

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オンリー・ウィットネス:小さな目撃者(2026年)

 

ネットフリックスで配信が始まったオリジナル作品、リミテッドシリーズ「オンリー・ウィットネス:小さな目撃者(原題:The Witness)」を鑑賞…イギリスで実際に起きた凶悪なレイプ殺人についての顛末を描く犯罪ドラマ。被害者が殺された現場には、一緒に幼い息子がいて、唯一の目撃者となってしまったのだが…捜査を進展させるような証言が得ることはできず、この息子を含む残された家族(被害者の夫)が、人生を狂わされていく様が克明に描かれる。エピソード数は全3話、1話あたり全て1時間未満の尺だったので…ドラマとしてはイッキ見もしやすいです。

 

1992年7月15日、レイチェル・ニッケルは3歳の息子アレックスを連れ、公園へと遊びに来ていたのだが、何者かに襲われ殺されてしまった!幸い、アレックスは無事だったが…発見時に、レイチェルの遺体の傍から離れようとしなかったという。仕事先で報せを受けた夫アンドレは…直ぐに警察署へと向かい、事情説明を受けるも、なかなかアレックスと再会することができなかった。アレックスは唯一の目撃者ということもあり、警察は事情を聞きたがるか、思うような成果はなかなか得られない。さらにマスコミの取材も激化…アンドレは警察への不信感を募らせる。

 

前述の通り、実話を題材にした作品…子連れの人妻が、白昼堂々、子供の前でレイプされた挙句に、惨殺されるというとてもショッキングな事件で、当時は英国中を震撼させた事件なんだそうだ。被害者の旦那はバイク便の運転手で、ほんとどこにでもいる平凡な家庭人だったんだけど、突然、妻を失い、警察の捜査にも協力しなければならず、マスコミの餌食にもなってしまう。それどころか、犯人が捕まっていないということで、目撃者になってしまった息子の、身の危険についても心配しなければならなくなり…当然、何もかも、いっぱいいっぱいになっちゃう。

 

警察が四苦八苦しながら捜査を進め、捜査線上に1人の容疑者が浮かんできたりもするんだけど…ドラマは、どちらかというと被害者の夫と、息子…親子の関係に焦点を充てて、物語が進む。事件発生が1992年、そして…捜査が大きく動いたのが2002年以降だそうで、事件当時3歳だった息子も、反抗期まっさかりの年頃の少年に成長している。ドラマは発生直後からの数年後と、息子が成長し、真実が明らかになるまでの数年間を…その都度、スイッチしながら進んでいく構成。だから過去パートで見せている捜査も、結局は成果がなかったってことだよな…。

 

特に、被害者家族が、突然、プライバシー、プライベートというものを奪われ、苦悩する姿が印象的であり、とてもやりきれない気持ちになる。ズケズケと土足で踏み込んでくるいわゆる“マスゴミ連中”、そして捜査のせいかがでないのはもちろん、何の防波堤にもならない警察の不甲斐なさに、当事者じゃなくても憤りたくなる。昨今の日本でも、四六時中…どこかで凶悪事件が起きているが、同じような思いをしてる人が、たくさんいるんだろうなと。昔、日本でも加害者家族の苦悩を描いた「誰も守ってくれない」ってあったけど、ちょっとあの映画の内容も思い出すな。

 

話は、淡々と進んでいく…新たな真実が出てきても、そこまで劇的な感じはしない。ちゃんと事件の顛末は明らかになるものの…ドラマとしての見どころは、事件を乗り越えていく家族、父親と息子の関係性の変化が一番の注目ポイントだろう。事件ものに興味がない人でも、同じように“年頃の子供を抱え、親子関係で悩んでいる人”などが見ても色々と感じる部分はあるのでは?残念ながら、自分は独身なので、よくわかんないけどさ。本作は“若干、脚色も加えられているドラマ作品”だが…ネトフリでは、同じ事件を扱ったドキュメンタリーも配信しているそうだ。

 

 

監督:アレックス・ウィンクラー

出演:ジョーダン・ボルジャー マックス・フィンチャム ニール・マスケル ケヴィン・エルドン ケリー・ゴッドリマン

 

 

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