2017年10月27日

ブレードランナー 2049(2017年)

テーマ:17年10月の劇場鑑賞映画
ブレードランナー 2049

【鑑賞日:2017年10月27日】

今日はアメリカでケネディ暗殺の機密文章が公開になるという歴史的な日だったりするんだけれども(アメリカ時間だと26日)、日本の映画ファン的にもっと重要なのが、「ブレードランナー」の続編、「ブレードランナー 2049」の公開初日である。昨日は夜中に目が覚めちゃってさ…オイラが行く予定だったシネプレックスの初回上映が8時45分とやたら早かったので、寝坊したらアカンと…そのまま徹夜を敢行。ブルーレイで「ブレードランナー ファイナルカット版」をおさらい鑑賞し、その後、YouTubeでプロモ用の短編映画3本もまとめて再鑑賞。これで準備は万端だ!

労働力のために製造され、人間と見分けがつかないレプリカント…かつてレプリカントを製造していたタイレル社の技術を引き継いだウォレス社は、さらに進化を遂げた新型レプリカントの開発に心血を注ぐ。そして、既に過去の遺物となった危険な旧型レプリカントを取り締まる専門の捜査官のことをブレードランナーを呼ぶ。LA市警のブレードランナー“K”は…逃亡中のレプリカント、サッパーを“処置”するためとある農場へ。そこでトランクに入れられた女性の死骸が見つかる。検死の結果…その死骸がレプリカントであることが判明、さらに驚くべき事実が!

まず、映画本編の感想を語る前に…やい、シネプレックス…なんでブレランの続編が、「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち」よりも小さなスクリーンでの上映なんだよ!座席数は“ブレラン”を上映したシアターの方が多いんだけど、スクリーンの大きさは小さめな場所だった。明日以降はでかいスクリーンでの上映もあるんだけどさ、今日は週一の会員デーだから料金も1000円だし、それに加えて先着の入場者特典(限定ポストカード)もあるから、確実に入手するにはやっぱり初日に行っておきたいじゃん…なんで“猫”より小さいかな。

え~と肝心の“ブレラン2049”の本編は…上映時間がやたら長かったですけど、満足感は味わえるいい映画でした。全米で興行収入があまり芳しくなかったことから…さっそくどこかのアホなネット記事で“ブレラン大コケ…小難しいSF映画なんて40代以上のオッサンしか見に行かない=駄作”なんて小馬鹿にしてて、“上等だこら、オッサン映画で悪いか!”って思ったりもしたんですけど、その直後に…ちゃんとした映画サイトさんが“見た目の数字だけで作品を否定するのはおかしい”といった内容の反論記事を書いてるのを読んで、ちょっと溜飲を下げた。

そうね…煌びやかで如何わしい近未来映像がとにかく魅力的だった“ブレラン”に比べると、こちらの“2049”の方は色彩もどこか淡白で、ちょっとイメージが違うかなという印象は受けたんですけど…でも、物語が始まっちゃえば、逃走したレプリカントと戦う時は“ちゃんと壁を突き破って”のどつきあいだったり、検死や証拠品を調べるシーンなどでは…“ブレラン”で出てきた写真のズーム機能の発展形みたいな機能が使われてたり、意外と“ブレラン”っぽいぞと。ちょっと間違ってないか?っていうカタカナ表記もひっくるめて、“ブレラン”らしい世界観か?

だいぶ情報が出回ってるので、知ってる人もいるかもしれないけど…ハリソン・フォード演じるデッカード以外にも、オリジナルキャストが“同じ役”を演じていたりしていて、そういうところもけっこう嬉しかった。本編中のBGMなんかも、まったく同じではないけれども、なんかそれっぽいので…まぎれもなく“ブレラン”だと思えてくる。ただ、残念なのは…エンディングくらいは“ブレラン”と同じテーマ曲を使って欲しかったなぁなんて思ったり…続編映画やリメイク映画ってそういうオマージュがどこかにあるから、期待してたんだけどなぁ~…さすがに無理だったか。

最近の他のアクション映画と比べてしまうと…派手さはないかもしれないけど、要所要所でかっこいい“ブラスター”や“スピナー”の見せ場があったりして…“ブレラン”ファンだったら納得できると思いますよ。リドリー・スコットに比べると哲学的な要素は若干、控えめ…そういう要素が好きな人はむしろ「エイリアン:コヴェナント」の方がいいんじゃないかな?なんかね、“ブレラン”の世界観を踏襲しながらも…理解のしやすさはこちらの方が上かな?主人公“K”の正体をあっけなく最初の見せ場で明かしてしまうので、頭を使う負担が軽減、観客に優しい(笑)

SF映画としての、ガジェット的な見せ場は豊富…中でも主人公“K”が愛してやまない恋人(?)ジェイの存在感がいい。劇中で明かされる“K”の正体にも関係するんだけど…このジェイっていうのは実は、室内でコミニケーションをとる女性型のホログラムなんですよ。要は二次元キャラに恋するオタクみたいなもんだよ。でね、このホログラムをバージョンアップさせて、外に連れ出せるようになるという。“K”を演じてるのがライアン・ゴズリング…その昔、ダッチワイフを恋人のように連れ歩く変人を演じた「ラースと、その彼女」って作品に出てて、それを思い出す。

ちなみにジェイを演じている女優は、最近ではカーアクション「スクランブル」で活発なヒロインを演じていたアナ・デ・アルマスでして…その美しさにうっとりさせられた。“ブレラン”ってさ、まずSFという大前提の中に、色々な要素がぶち込まれてて、ちょっぴり恋愛要素もあったじゃない?今回はよりそのあたりが解りやすく…っていうか前作“ブレラン”にあった恋愛部分をさらに一歩進めた物語の重要なテーマでもあった。語りたいことがいっぱいあってまとまりの悪い文章になってしまったけど“大コケ”なんていうネット記事に惑わされず、ぜひ皆さんも劇場で!


監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:ライアン・ゴズリング ハリソン・フォード アナ・デ・アルマス シルヴィア・フークス ジャレッド・レトー


【見てない奴は今からでも遅くない!】
Blu-ray ブレードランナー クロニクル







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2017年10月24日

コードギアス 反逆のルルーシュI 興道(2017年)

テーマ:17年10月の劇場鑑賞映画
コードギアス 反逆のルルーシュI 興道

【鑑賞日:2017年10月24日】

本当は昨日見に行こうかなと予定してたけど台風の直撃もあり、映画館までの移動手段である鉄道のダイヤが乱れてるといけないので一日ズラした。そんなわけで、先週の土曜日から始まっている「コードギアス 反逆のルルーシュI 興道」を109シネマズ湘南(辻堂)まで遠征して鑑賞してきた。事前にムビチケのオンライン券を購入…先月、「エウレカセブン」を見に行った時に劇場で特典付きの前売り券を買ってくればよかった。万が一、特典の配布が終了してても、使用済みのムビチケだって、下手すりゃヤフオクなんかで売れるかなら~、失敗したよ。

何者かに母親を殺されてしまった神聖ブリタニア帝国元第11皇子ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア…父であるブリタニア皇帝に盾突き、留学という名目で妹のナナリーと共に日本へと追いやられてしまうのだが、その後…ブリタニア帝国が日本に侵攻。敗戦国日本は“エリア11”と呼ばれるブリタニア帝国の属領となってしまった。時が経ち…“エリア11”でルルーシュはランペルージと苗字を変えて、学生生活を送っていたが…ある日、テロリストとブリタニア軍の争いに巻き込まれ、その渦中で出会ったC.Cという謎の少女に絶対遵守の力・ギアスを授けられる!

先述の「エウレカセブン」もそうだったけど…本作も既存のTVシリーズを編集し、新作カットなんかも追加した、アニメ映画お得意の“ツギハギ映画”…ぶっちゃけ総集編です。オイラは全話は見てないんだけど、当時、リアルタイムでこの1作目は中盤くらいまでは追いかけてまして…途中から見なくなっちゃったので(録画失敗が原因)、2作目というか2期というか…タイトルでいうと“R2”の方はまったく“未知”な感じです。今回は1作目と2作目、合計50話を3部作構成で再編集するということで…今回の「I 興道」の前半くらいまでは、知っているストーリー展開でした。

ちなみに、BS11で…1作目のTVシリーズを再放送してるんですけど、放送に気づいた時には2回目の放送日(1日に2話連続放送)で、途中からエアチェックしてコレクションするのもアレなんで、結局、見てません。このTVシリーズとは別に、「コードギアス 亡国のアキト」というスピンオフの劇場版5部作がありまして、これがTVシリーズを見てなくても、独立して楽しめる内容だったので、レンタルDVDで見始めたんだけど…2作目で頓挫。ちょうどこの間、WOWOWで「亡国のアキト」シリーズの一挙放送があって、エアチェックしてあるので近日鑑賞予定ですけど。

そんなわけで、一通りのメインキャラの設定、そして主人公が置かれている状況くらいは把握しているよっていうのが…オイラが持っている「コードギアス」の知識でした。ここで…今回の内容の感想にようやく入っていきますが、それこそ先月の「エウレカセブン」の悪夢がある(冒頭の新作カットは燃えたが、肝心な総集編部分は時系列がメチャクチャで意味がわからない)ので…かなり不安もあったんですけど、そこは京田知己よりも、谷口悟朗の方が“映画監督”としての資質があったってことでしょう…まともな“映画”にちゃんとなっていましたよ。

監督が公式サイトで“尺が長くなった”と謝罪してる通り…2時間15分もあり、今時の映画にしては確かに長い方だとは思うんだけど、だからこそツギハギ総集編でもあまり“ダイジェスト”っぽさを感じず…ルルーシュが自分たち兄妹を捨てた“ブリタニア”という国を恨み、復讐のための壮大な野望を抱いて、実行に移していく様子がしっかり、丁寧に描かれていて面白く見れた。TVシリーズを途中挫折してしまったオイラなんかでも、半分くらいは“すでに見たことがあるストーリー”だったんだけど、メカアクションなど10年以上前の作画でも全然古臭く感じなかった。

新作カットとの兼ね合いで多少は修正をしているのかもしれないけど…TVからの流用でも、ちゃんと“劇場でスクリーン映え”するビジュアルが多く、当時のアニメ作品の中では物語的なものはもちろん、技術的な部分でも、クオリティが相当高いものだったんだなと、あらためて実感…さすがサンライズ。そうそう、こうしてストーリーや設定を振り返ってみると、“サンライズアニメの王道”が詰まっていて、新たな発見もあった。主人公が“国”に復讐するあたりは、ガンダムのシャアを彷彿し、親友同士が敵味方に分かれる要素もまた「ガンダムSEED」を思い出す。

ルルーシュに特殊能力を授ける謎の美少女“C.C.(シーツー)”と初めて遭遇するところは…「装甲騎兵ボトムズ」のキリコとフィアナかな?劇中で“ナイトメアフレーム”と呼ばれるメカが…ローラーを使って移動する姿は、メカのシルエット自体は全然違うんだけど、やっぱり「ボトムズ」のATのローラーダッシュにそっくりだなぁと。鉄道の線路の上なんかにも乗っかっちゃって、移動するなんて細かい設定も今さらながらにかっこいいなって感心した…そういば谷口監督が参加してた最近のTVアニメ「アクティヴレイド」でも鉄道が重要な役割を担ってたな。

中盤、いや…もう後半に差し掛かってたかな?成田山を舞台に、主人公率いる“黒の騎士団”という“ナイトメアフレーム”の部隊と、ブリタニア軍の中ボスとその取り巻きの舞台との壮絶な戦いがあって、さらに主人公たちとはまた別の反ブリタニア勢力なんかも出てきまして…ものすごくロボットアクションが目立つ、熱くなる展開になるんだけど、個人的には…あのあたりの高揚感を残したまま、今回は終わりにしちゃっても、映画的なカタルシスがもっとあったんじゃないかななんてちょっと思った。それ以降の展開が、ちょっとだけ“駆け足”になってしまっていた。

オイラも“多少なりともTVシリーズ”をかじっていたから…すんなり物語を楽しめたのかもしれないけど、でも、「エウレカセブン」の新劇場版1作目よりは“いちげんさん”でも見やすいと思いますよ。どちらか片方を薦めるなら…オイラだったら断然「コードギアス」の方だな。セリフは全編新規アフレコということだったので…TVシリーズで故・田中一成さんが演じてた“ザコキャラ”はやっぱり別の声優さんに。谷口監督と一成さんは仲が良かったから、“アーカイヴ”か何かで出してほしいなって思ったんだけど、さすがにそれは無理だったか…もう少し復活が早ければ。

来年公開予定の第2部、第3部…けっこう楽しみです。そうそう、話は変わるけど…来場者特典のピクチャードラマDVD、まだまだ余裕で貰えましたよ。あとね…劇場のキャンペーンで、シネマポイントカードの入会手数料が通常1000円のところを、半額500円になるということだったので、今さらながらに入会してきた。普段は自宅近くのシネプレックスの利用が多いけど…今回のようにシネプレックスでやってない劇場アニメとかを今後もちょくちょく見に行く予定なので、入会してた方がお得かなと。入会特典で「ブレードランナー2049」のクリアファイルもGETしてきた。


コードギアス 第1週来場者特典 ピクチャードラマDVD 仮面告白大会

コードギアス 第1週来場者特典 ピクチャードラマDVD 仮面告白大会

シネマポイントカード入会 ブレードランナー2049 クリアファイル貰ったよ

シネマポイントカード 入会キャンペーン 手数料半額500円



監督:谷口悟朗
出演:福山潤 櫻井孝宏 ゆかな 小清水亜美 名塚佳織 折笠富美子 大原さやか 杉山紀彰 若本規夫


【映画公開に合わせてこんな本が!】
ルルーシュぴあ (ぴあMOOK)







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2017年10月21日

バリー・シール/アメリカをはめた男(2017年)

テーマ:17年10月の劇場鑑賞映画
バリー・シール/アメリカをはめた男

【鑑賞日:2017年10月21日】

2日連続で劇場鑑賞…今日はトムくんの新作「バリー・シール/アメリカをはめた男」が公開初日だったので見てきたよ。来週のシネプレックス会員デー待つのも我慢できないし…っていうか来週の会員デーは「ブレードランナー 2049」が控えてるから、やっぱりそれまでには見ておきたい。仕方がないのでレイトショーででも見るかなって思ってたら…CLUB-SPICEのポイントが6ポイント貯まってまして、タダで鑑賞できるじゃん♪っと…。小雨の降る中、徒歩で近所のシネプレックスへ…帰りに駅前の本屋にたちより、本日発売の映画秘宝の最新号も買ってきたよん。

TWA“トランス・ワールド航空”の若きパイロット、バリー・シールは…何不自由ない暮しを送りながら、禁制品のキューバ産葉巻をこっそり密輸して小遣い稼ぎなどもしていたのだが、そんなところにシェイファーと名乗るCIAの男が接触してきて、仕事を頼みたいと。パイロットの腕を買われ、CIAの偵察任務などの協力することになったバリーだが、妻にはTWAを辞めたこと内緒にしていた。順調にCIAの仕事をこなす一方で、麻薬王パブロ・エスコバルらメデジン・カルテルからも誘いを受けたバリーは、コカインの密輸に関わるようになり十億円の荒稼ぎをする…。

昨日鑑賞した「アトミック・ブロンド」も冷戦時代のスパイの話だったが…この「バリー・シール/アメリカをはめた男」も冷戦時代から始まる。厳密にはスパイではないのだが…CIAの極秘ミッションに協力した実在のパイロットの話。最初は民間のパイロットだった主人公が、その腕を買われて、中米や南米の偵察任務を任されるようになるんだけど…彼の腕に注目したのはCIAだけではなく、麻薬組織も同じ事を考えていた。接触してきたのは「エスコバル 楽園の掟」でベニチオ・デル・トロが演じていたパブロ・エスコバルとその仲間たちメデジン・カルテル。

メデジン・カルテルの面々も、最初はまだまだ陽気な“あんちゃん”たちで…トムくん演じるバリー・シールが密輸に手を貸したことで、どんどんと組織を大きくしていったと。トムくんの方も…本来のCIAの任務と、麻薬の密輸という二足の草鞋で荒稼ぎを繰り返す。途中、警察に追われて、夜逃げ同然で田舎町に引っ越し、嫁さんとも険悪なムードになっちゃったりもするんだけど…またそこから巻き返して、サクセスストーリーは続いていく。とりあえず、呼ばれればどこにでも飛行機で飛んでいくトムくん…現金が舞い込み過ぎて困っちゃうなんて、羨ましい限りだ。

そんなイケイケだったトムくんも…嫁さんの弟、馬鹿な義弟が登場したあたりから、歯車が狂いだす。今まで様々な司法組織を手玉に取っていたトムくんだけど…相手だっていつまでも“道化”を演じているわけではなく…それこそ“使い切れない、隠しきれない現金”が最大のピンチを招く原因にもなっていくというのはなかなかの皮肉だった。司法組織、政府関係者との二点、三転する繋がりもアメリカらしい。“アメリカをはめた男”という邦題も確かにそうなんだけど、最終的には“アメリカに見放された男”でもあったかななんて思ったりするよね。

アメリカ人の主人公が南米カルテルに取り込まれていってしまうところは、それこそ前述の「エスコバル 楽園の掟」なんかともダブって見えたりしたんだけど…非合法ビジネスで伸し上がろうという姿勢や、政府組織が手玉に取られてなんだか間抜けなところは…やっぱり実在の武器商人が起こした大スキャンダルを描いた「ウォー・ドッグス」に似ている。トム・クルーズという役者本人のイメージが色濃く反映された、全体の軽妙な作風はむしろ後者の「ウォー・ドッグス」のノリに近いかもしれないな。人が悲惨な死に方をしても、すべてコメディとして楽しめてしまう。

物語は70年代から始まって、80年代の中頃までの話が中心なわけだけど…時代を象徴するアイテムとしてVHSテープなんかも出てくるんですね。だからなのか、エンディングテロップの画面なんかも、わざと“ビデオを再生してるようなボケボケ画面”で…ご丁寧に“ノイズ”とかまで入っちゃう拘りがユニークで面白かった。同じような演出意図だと思うんだけど、劇中…主人公が属している組織の名称や、その時に活動している拠点の場所などが“殴り書きの手書き風テロップ”で表示されるんだけど、その意味がわかった瞬間も、“なるほどね”という感じだった。


監督:ダグ・リーマン
出演: トム・クルーズ ドーナル・グリーソン サラ・ライト・オルセン E・ロジャー・ミッチェル ジェイマ・メイズ


【サントラCDはこちら】
CD バリー・シール アメリカをはめた男







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2017年10月20日

アトミック・ブロンド(2017年)

テーマ:17年10月の劇場鑑賞映画
アトミック・ブロンド

【鑑賞日:2017年10月20日】

1000円ポッキリ、シネプレックスの会員デーだったので本日初日の「アトミック・ブロンド」を見てきた…劇場で初めて特報を見た瞬間に“なんじゃこれ~”と…ヒロインのシャーリーズ・セロン姐さんのカッコよさに惚れ惚れ、かなり期待度が高かった作品だ。東西冷戦時代のベルリンを舞台に、金髪美女が暴れまくるスパイ映画ということで…オジサン鑑賞率はかなり高め。来週には、全米での興行的な失敗を受け、40歳以上のオッサン向け映画と揶揄されてる「ブレードランナー 2049」の公開も控えており、ぜひ劇場を加齢臭で埋め尽くしてやろうではないか(爆)

冷戦末期のベルリン…イギリスの諜報員がソ連の諜報員に殺され、最高機密のリストを奪われてしまった!イギリスのMI-6は、困難なミッションに長けているロレーン・ブロートンにリストの奪還を命じる。そして、先に現地に潜入しているデヴィッド・パーシヴァルと協力して任務にあたることになった。しかし、ロレーンがベルリンに到着して直ぐに、仲間のフリをした敵の襲撃を受ける。どうやら情報が洩れているようだ。実はローレンにはリストの奪還と共に、もう一つ重要な任務が課せられていた。それは二重スパイ“サッチェル”の正体を暴くというものだった。

まずはじめに重要なリストを所持した英国スパイがソ連のスパイに殺されて、リストを奪われるというシーンから幕開け。その数日後、セロン姐さん扮する金髪スパイ、ロレーンが…MI-6に出頭して、上司やCIAの前で、尋問を受けながら、事の顛末を語るということで…回想形式で、本筋が語られていくことになる。作品が始まった直後は、時間軸の他にも、イギリス、東ドイツ、西ドイツと目まぐるしく場所も切り替わるので、忙しいったらありゃしない。こういう情報量の多さと、展開の速さが、いかにもなスパイ映画の雰囲気を醸し出しているのは確かだけど。

やがて、リストの奪還のためにベルリンに送り込まれたセロン姐さん…到着早々、味方に化けた敵の車にまんまと乗っちゃって、そこから脱出するために車内で大暴れ。そう…特報映像でクイーンの“キラー・クイーン”にのせ、手に持ったハイヒールを水平チョップの要領でオッサンめがけて、ガシガシやってたあのシーンです。ちなみに、劇中でも様々なアクションと音楽のシンクロ率が高かったりするんだけど、特報で使っていた“キラー・クイーン”は本編では1回も流れていない。あの予告の編集と音楽のインパクトが強かっただけに、いい意味で裏切られる。

よく女版007なんて言われてるけど…あのセロン姐さんの女スパイ然としたふてぶてしい表情は、ボンド全般っていうよりは、女版ダニエル・クレイグって感じが近いかなと。クレイグのボンドも最初のころは英国のスパイにはぜんぜん見えなくて、どちらかというとスペクターの殺し屋みたいだったんだけど、シリーズを増すごとに洗練されたボンドになっていった。だからクレイグ版「カジノ・ロワイヤル」の頃の荒々しいボンド象が一番近いかなととオイラ的には思うんだが…。酒もガンガン飲むし、任務のためにボンド同様…“色事”にも積極的だが、相手が意外!

公式サイトのイントロダクションなんかでも触れられており、事前に情報は伝わっていたんだけど…アクションをワンカットで見せる拘りが半端なく、“おいしいシーンはけっこう予告で見ちゃってるけど”って意見もあるだろうけど、やっぱり本編のあの緊張感は別物ですね。さっきからぜんぜん“カット割ってないぞ”って理解した瞬間から、どこでワンカットが途切れるのだろう、まだまだ続くよ、どうやって撮ってるんだろうって…興奮がとまらなくなる。シネコンのスクリーンで、セロン姐さんのワンカットアクションを拝むだけでも料金分の価値は充分にありまっせ。

スタイリッシュである一方で、スパイ映画らしくどこかドライなトーンもあったりするんだけど…だからこそ、この映画の代名詞とも言える“ブロンドヘア”が眩しいくらいに映えていた。構成が回想形式になっていることで、なんとなく“オチ”は読めたかななんて高を括っていたんですけど…いやいや最後はすっかり騙されちゃいました。「コードネーム U.N.C.L.E.」「ブリッジ・オブ・スパイ」と、ここ数年、東西冷戦時代を舞台にしたスパイ映画が色々とあったけど…これまたいずれの作品にも劣らない秀作。いっそうのこと007の設定も冷戦時代に戻したらどうだろうか?


監督:デヴィッド・リーチ
出演:シャーリーズ・セロン ジェームズ・マカヴォイ エディ・マーサン ジョン・グッドマ トビー・ジョーンズ


【サントラCDはこちら】
Ost: Atomic Blonde CD







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2017年10月13日

猿の惑星:聖戦記(2017年)

テーマ:17年10月の劇場鑑賞映画
猿の惑星:聖戦記

【鑑賞日:2017年10月13日】

予報通り、朝から雨…出かけるのが億劫だったんだけど、やっぱりシネプレックスの1000円ポッキリ会員デーと「猿の惑星:聖戦記」の公開初日が重なっているのは魅力的、さすがに自転車はキツかったので、徒歩で映画館へ。ちょうど本日13日(アレ、今日は“13日の金曜日”じゃん)は“auの三太郎の日”でダイソーで100均商品を2個貰えるクーポンも配布してて、どうせ出かけなきゃならなかったし、同じ施設内にちょうどダイソーもあるから一石二鳥だ。えーと、映画の方は「創世記」「新世紀」に続く新生「猿の惑星」シリーズの3作目にして3部作の完結編。

猿と人類の戦いが激化して数年後…猿たちの撲滅を掲げる“大佐”の指揮下にある小隊が猿と交戦するのだが、そこには猿の中でも知能が高く、人間たちにも恐れられているリーダー、シーザーの姿があった。シーザーは“無駄な戦いをしたくない”と生き残った兵を解放、“大佐”へのメッセージを託すのだが、その直後…“大佐”自らの奇襲を受け、愛する妻と息子を殺されてしまった!他の猿たちを人間のいない新天地へ逃がす一方で、復讐に駆られたシーザーは、オランウータンのモーリスほか数匹の仲間と“大佐”の後を追いかけるのだが…。

1作目で「創世記(ジェネシス)」なんて邦題をつけてしまったので…漢字3文字&最後は“き”という読みで終わることに拘ってるようで、今回は「聖戦記」なんてあまり聞いたことがない言葉がついてるのだが…これを無理やり“グレート・ウォー”と読ませるらしい。ちなみに原題は“WAR FOR THE PLANET OF THE APES”…直訳すると“猿の惑星のための戦争”、つまり“地球が猿の惑星に至るまでの戦争”といった意味なのかとオイラは解釈した。そんな“WAR FOR”の原題が指すように…まさに猿による“戦争映画”“ミリタリー映画”といった印象が強い本作。

ノルマンディ上陸作戦のような、ド派手な戦闘を繰り広げる冒頭の“猿VS人間”…人間側が猿のテリトリーに奇襲攻撃をかけるのだが、あえなく失敗。ただし、勝利を収めた猿側も被害は甚大だ。“俺たちは戦いたくない、そもそも人間と戦争を始めたのは別の猿だ”と…生き残った人間側の兵士をメッセンジャーとして開放するんだけど、それが実は判断ミス…後々あだになって返ってくる。あだになるといえばもう一つ…“人間のいない場所”が見つかり、みんなでそこに移住しようって話になるんだけど、慎重になり過ぎた結果、再び人間側の奇襲を受ける。

今度は自ら乗り込んできた人間側の指揮官“大佐”ウディ・ハレルソンに…妻と息子を殺されてしまったシーザー…怒りを沸々とたぎらせ、“大佐”への復讐を誓う。人間のいない“新天地”へと向かう他の猿と別れ、腹心の部下だけを伴い旅に出るシーザー一行の姿は…少人数で敵を攻め落とす特殊部隊もののような様相。途中で“口がきけない人間の少女”と出会ったり(猿が親らしき人物を殺しちゃったんだけど)、初めて会う“新しい猿の仲間”なんかも登場し…一緒に行動。特に少女と猿たちの心温まる交流が、殺伐とした内容の清涼剤代わりに。

そういえば、1作目と2作目は…ストーリーの関連性が少なかったので、単発鑑賞も苦ではなかったが、今回は前作で戦った“敵猿”との遺恨も物語に影響していたり、それこそ猿たちはキャラクターが続投しているものも多いので、2作目を見ていないと、関係性など解りづらい部分があるかもしれない。人間側は新キャラばかりなんだけど…ウディ・ハレルソン演じる“大佐”なんかは、あまりにも堂々としているので、前作にも出ていたような錯覚に陥ってしまう…いやいや、前作で猿と戦ってた人間はウディ・ハレルソンじゃなくてゲイリー・オールドマンだって。

自分たちの帝国を作ろうと、やたら狂人化していくウディ・ハレルソンを見て「地獄の黙示録」を思い出したりするのだが、そこは作り手もしっかりと意識してまして“猿の黙示録”なんていう落書きめいたメッセージも登場していた。後半は猿版「大脱走」にもなったりしながら…ようやく“猿の惑星”化の直接の原因が明らかに。人間の敵は、猿ではなく人間だった。結局は…“愚かな人間”が人類滅亡の最後の一押しをしたって感じだよね。大国トップの尻を追いかけてばかりの我が国のリーダーの言動が、結果的に国民を危機に陥れてる現状も似たようなもんだ。

一応、シリーズの完結編と聞いているが、せっかくなんで、本作の結末を踏まえて…今こそ“オリジナル1作目”の再リブート(過去にはティム・バートン版「猿の惑星」なんてものもあった)があってもいいんじゃないかと思ってる人も少なくないだろうなぁ。えーと、話は変わるけど映画鑑賞後に、その足でダイソーに向かい、ちゃんと200円分の品物をもらってきました。オイラが貰ったのは、昔のTDKのパッケージにソックリだけど、微妙に違うダイソー印のBD-RE。WOWOW録画のお気に入り映画を焼くには心もとないが地上波のドラマなんかにはこれで充分。

普段からちょこちょこ利用してまして…10枚入り、20枚入りのメーカー品を買うのが面倒くさい時に、どこのダイソーででも手軽に仕入れられるから重宝している。前回10月3日に行われた“三太郎の日”のクーポンもBD-REをもらってきたし、次回23日に開催予定の“三太郎の日”でもやっぱり同じものをもらう予定である。“三太郎の日”にダイソーで何をもらおうか迷ったときは、ぜひ候補の一つに挙げてくださいな。ネットで、ダイソー商品のクーポン券なんかショボイと愚痴ってる人もいたけど、オイラ的にはウエルカム…マジで毎月続けてほしいくらいだよ。


↓重宝してます、タダで貰ってきたダイソーのBD-RE↓

au 三太郎の日 ダイソーで好きなもの2個もらえる! BD-RE



監督:マット・リーヴス
出演:アンディ・サーキス ウディ・ハレルソン スティーヴ・ザーン カリン・コノヴァル アミア・ミラー


【サントラCDはこちら】
Ost: War for the Planet of the CD







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2017年10月08日

アウトレイジ 最終章(2017年)

テーマ:17年10月の劇場鑑賞映画
アウトレイジ 最終章

【鑑賞日:2017年10月7日】

ひとつ前の投稿で書いた通り…久しぶりにレイトショーに行き公開初日の「アウトレイジ 最終章」を鑑賞してきた。最近は週一のシネプレックスの会員デーを利用することが多く、めっきりレイトショーへ行かなくなっていたんだけど、今回は早く見たかったし…約1週間も待つのが嫌だったので、少しでも安く見れるレイトショーでの鑑賞を選択した。心なしかロビーは、いつもより厳つい、強面のおにーさん、オジサマが多いように見えたのは気のせいか?最近、何かと物騒な神戸や…歌舞伎町あたりの映画館で見たら、緊張感と臨場感がもっと増すのではないか?

関東の山王会と関西の花菱会の間で起きた壮絶な抗争…そこに巻き込まれた元大友組組長・大友は、現在は日韓で幅を利かせているフィクサー張会長の庇護下にあり、韓国の済州島で暮らしていた。そんなある日、韓国出張に来ていた花菱会の花田がトラブルを起こし張会長の手下を殺してしまい、大友たちは憤りを隠せない。一方、花菱会では先代に代わって会長に就任した野村が、あまりにも不甲斐なく、古参の若頭・西野や若頭補佐の中田は反抗的な態度をとる。そんな時に起きた張グループとのいざこざ…これをきっかけに各々の思惑が交錯する。

前作の最後でやらかした“殺し”のほとぼりをさますため、韓国の済州島に高飛び中の“殿”演じる大友…その世話をしているのがシリーズ初参加の大森南朋。他にも本宮泰風や山口祥行というVシネ好きにはたまらない“アニキたち”を従えておりまして…このメンツだけでテンションがあがる。そこにやってきたのが宿敵・花菱会のピエール瀧。“殿”がやってる“シノギ”とは知らずに、ホテルに呼んだおねーちゃんに“変態プレイ”を強要してトラブルを起こす。で、後始末を頼んだ部下が、勢い余って“殿”たちの仲間をぶっ殺してしまったから、雲行きが怪しくなる。

一方…日本では、ピエール瀧も所属している花菱会で“内紛”が起きそうな気配。前作で会長を演じていた神山繁がリアルにお亡くなりになってしまったため、劇中でも新しい会長が襲名してるんだけど、これが待ってましたな大杉漣さんでして、この漣さん演じる新会長が見掛け倒しな“キン●マ”が小さい男なので…古参の西田敏行がなんだか面白くなさそう。そんな時にフっと沸いたピエール瀧の女絡みのトラブル、そして殺し。絶大な権力を持ってる韓国人フィクサーを怒らせてしまったんだけど、花菱会の連中か舐めた態度なんでさらにややこしくなっていく。

あとはお馴染みの…騙し騙され、そそのかして、掌を返して、漁夫の利を得ようとする姑息なヤクザ連中の思惑が錯綜、連鎖して…一触即発な状態に。そこに暴れたくてウズウズしていた“殿”が戻ってきて…抗争が本格化する!“殿”といえば、やっぱり殴り込みですよ(笑)もちろん映画では傘と消火器ではなく拳銃を持って。韓国人フィクサーは…“争いはそれくらいに”と仄めかすんだけど、暴走は止まらない。ファイクサーには絶対服従な右腕の白竜さんが…“殿”には何故か協力的で、“韓国に帰れ、帰れ”と言う割にいつも助けてくれるだよね。

今回も“血で血でを洗う”仁義なき戦いが展開されていき、いったい誰が最後に“高笑いするのか”とお約束のストーリーも楽しめるものの、なんか中途半端で、さすがの“殿”も70歳を超えると…バイオレンス描写に昔のような“キレ”がないようにも感じる。いや、それこそが大友というロートルヤクザの生き様に呼応したものだったのか?映画開始直後の済州島でのダラケた感じなどは確かに「ソナチネ」を彷彿…クライマックスではセルフオマージュを物語にも関わるああいう形で見せてくれるとは。そしてあのラストカットは、例のバイク事故をも思い出させる。

義理人情を思いやるロートルヤクザのやり残したことは“それ”だったか…そこをしっかり理解できたのは、やっぱり劇場へ行く前に“ちゃんとおさらい鑑賞”したおかげかなとも思う。1~2作目の内容を忘れてたら、ちょっと理解しづらいかもしれないので…余裕がある方はぜひ1~2作目を見直してから劇場へ行きましょう。ついでに「ソナチネ」を見たことがない人は、そっちも見ておいた方がいいよ。続けようと思えば、まだまだいくらでも続けられそうだけど、そういうしがらみを断ち切る“殿”の決意はなんとなく伝わってきました…とりあえずお疲れさまでした。


監督:北野武
出演:ビートたけし 西田敏行 大森南朋 ピエール瀧 松重豊 大杉漣 塩見三省 白竜 名高達男 金田時男


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