勝手に映画紹介!?eigsukiの読書忘備録用ブログ

何年か前に強制退会トラブルの時に、予備で登録したID。本家ブログの更新を再開しています⇒http://ameblo.jp/eigasuki/ ここでは読んだ本の忘備録を書くつもりです。T-サイトのマイ棚終了に合わせて転載作業中。

 


T-SITEのマイ棚を使って2012年から読書の忘備録を付けていたのですが…なんかサービスが終了するという話を聞いたので、前に確保したこちらの予備ID(ブログ)に転載しておきました。今後はボチボチ追加していこうと思っています。本家の映画ブログ“勝手に映画紹介!?”(http://ameblo.jp/eigasuki/) ともどもヨロシクお願いします♪
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オーバーマンキングゲイナーイントロダクション [ 富野由悠季 ]
価格:1069円(税込、送料無料) (2017/7/21時点)


今日は小説はお休み。古本屋で見つけて思わず手に取ってしまったこんな本…カバーには“富野由悠季、新作を語る!!”という副題も書かれているのだが、いったいいつの“新作”だよというツッコミ(笑)ハイ、今から15年前の話になりますね…って、「OVERMAN キングゲイナー」の放送から、もうそんなに経つのかと。この頃生まれた子供が、もう中学生か高校生ってことかいな。書籍は、アニメの放送前に出版されたもので、まさに制作真っただ中だった頃の富野さんのロングインタビューやシベリア取材メモ、脚本家とプロデューサーの対談、その他アニメの情報や資料を盛り込んで構成されており、“キングゲイナー”とはいったいなんぞや?と、迫っていくような内容です。放送前の出版物なので…作品のネタバレになるようなものはそんなに含まれていない。ロングインタビューでは、メインスタッフたちとの出会い、関係性が多く語られているが…そのスタッフたちは近作「ガンダム Gのレコンギスタ」ともかぶっていたりするので、15年前の話を読んでいて、意外とルーツみたいなものは見え隠れしたりする。そして、変な話だけど、やたら気持ちの良さだけは伝ってきた「キングゲイナー」という作品の、魅力の源を垣間見させられたような読み物だった。やっぱり~いつも以上のあの“自由度”は放送媒体がWOWOWだったという事にも、少なからず関係するのだろうなと、今さらながらに思う。作品の補完的なことにも活用できる内容であり、アニメファンにはお馴染みの“物凄い情報量の詰まった第1話”…毎回新作が登場するたび、その勢いに圧倒されまくるのだが、あっという間に過ぎ去っていくあのTV放送から“そこまで読み取らなきゃいけないのか”という監督の作品に対する熱い思いが改めて伝わってきた。ちなみに、インタビューの聞き手が、なかなか的確な質問をする人だなと思ったら、アニメ評論家の氷川さんだった(笑)シベリア取材メモは、やや“硬めな”文章となり…性風俗などにも鋭く切り込んだ、トミノ流シベリア論と向き合うことになる。こんなところで、昔…男性向け週刊誌で読んだ“今、ロシア娘が熱い”の内容が頭によぎるとは思ってもみなかった(笑)久しぶりに「キングゲイナー」を見たくなる…WOWOWで再放送してくれないかな?それともなければ、Amazonのプライムビデオでぜひ無料で配信してほしいな。そんな願いを込めながら、本書を閉じるのでした…。
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忘れ物が届きます [ 大崎梢 ]
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デビュー間もない頃の読書愛、書店愛に満ちたミステリー作品、成風堂書店シリーズや「平台がおまちかね」なんかは、かなり熱中して読んだ記憶がある大崎梢の作品を久しぶりに手に取る。この作家さんは短編のイメージが強いけど(あくまで主観)、やっぱり本作も短編集でした。連作ではなく、それぞれ独立したキャラクター、ストーリーの話が5編。不動産屋の営業マンが…顧客の自宅で小学校時代の教師(担任ではない)と再会…その教師が“ある事件”についての思い出を語り出すが、主人公の営業マンはその話に触れてほしくなかったと。同時期に起きていた少年の行方不明事件と、生徒の親の不審死。その2つの事件に意外な繋がり、真実が隠されていたという「沙羅の実」…自分が読んでいた著者の過去作品のイメージから、今回もほのぼの日常系かなと思ったら、人が死んだ事件だし、最後に明かされる真実には正直“やられた”って思ったし…短編だけど、スリルと驚きがしっかりと詰まった佳作ミステリーであった。1発目からかなりのクオリティ。続く「君の歌」は…高校の卒業式の日に、そんなに接点のなかったクラスメイトが追いかけてきて、在学中にたまたま語り合った“中学時代に遭遇した事件”を再び検証するという話。高校の卒業式から、数か月前にさかのぼり…そこからさらに中学時代の事件が語られると、最初は物語の方向性がつかめず、そういうところがなかなかミステリアスだったのだが、肝心の事件の核になる部分が、最初に読んだ「沙羅の実」と若干カブってまして…こういうオチじゃないかと、途中で予測できてしまった。つまらなくはないけど、「沙羅の実」ほどの驚きはなかった。3つ目の「雪の糸」は、喫茶店の店員が、その日を境に分かれることになった常連客のカップルの会話を小耳に挟み…その内容にある違和感を覚える。やがてカップルたちの知人男性にまつわる意外な真実が導き出され…。他愛もない嘘から始まったある行動が…巡り巡って他人の行動に影響を及ぼしてしまう、“風が吹けば桶屋が儲かる”ストーリーって感じだったかな?4つ目の「おとなりの」は10年前に近所で起きて、すでに犯人も捕まっている強盗殺人に関して、ふとしたことから、自分の息子が犯行に関わっているのではないかという疑念が生じてしまい慌てふためく中年夫婦の困惑を描く。当時も息子は警察に疑われたことがあり、その時にアリバイ証言をしてくれたのが…隣の奥さんだった。息子も奥さんも嘘をついていたのか?疑惑は膨らんだけど、オチはなんだよ、それって…ちょっと拍子抜け。最後の「野バラの庭へ」は…お金持ちの大奥様から回想録作りの依頼を受けた主人公…そこでその大奥様が幼少時代に遭遇した不可思議な事件、年の離れた兄の縁談相手が“行方不明”になった事件の顛末を聞かされることになるが…語っている奥様にもとてつもない“秘密と策略”が。確かにどんでん返しは味わえたけど、話の設定が若干、複雑すぎるかなと。結局…最初の「沙羅の実」が、地味なんだけど、最後のどんでん返しが綺麗に決まって、驚きが一番あった…それぞれ決してレベルは低くはないけど、やっぱり1つ目の話を超えられなかったな。短編集の感想を書くと…個別にいろいろと語りたくなるので、どうしても文書がダラダラと長くなってしまいますね、すいません。
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警察庁番外捜査班ハンタークラブ (光文社文庫) [ 南英男 ]
価格:691円(税込、送料無料) (2017/7/19時点)


ベテラン作家・南英男…名前・存在はもちろん知っていたが、作品を読むのは初めて。作家の開拓も兼ねて…新し目の作品(2016年4月発行の文庫書下ろしで、新シリーズとのことだったので)をチョイスして読んでみた。合法的な捜査では対処できない事件に…多少の暴走も許される、警察庁直轄の非合法捜査班“ハンタークラブ”が挑む。実際に捜査に当たるのは“脛に傷”を持つ男女4人の刑事たち。本作では、捜査一課主導の捜査本部で暗礁に乗り上げてしまった“女優殺害事件”の犯人を追うのだが、その手口がとにかく猟奇的で、犯人は被害者の“刺青入りの肌”を剥ぎ取って持ち去っていた。異常な事件ではあるが“ハンタークラブ”の面々は、この事実が突破口になるに違いないと判断し、捜査を続ける。怪しげな相手に遭遇すると容赦なく銃をぶっ放し、容疑者を捕まえると拷問で自供させる…以外は、そんなに普通の警察ミステリーと変わらない(って、それがかなり特殊だって)。むしろかなり古風だし、ご都合主義だし(いい意味で)…後半は謎の殺し屋やカルト教団まで出てきて、最終的には急転直下、前半で地道に調べていた容疑者の中に“真犯人”が隠れていたり…普通の捜査一課はどんだけ無能だったんだよって、ちょっとツッコミも入れたくなるんだけど、事件が解決してよかったです。ラスト30ページくらいで、まだまだ話の風呂敷を広げてたので、これ1冊で完結するのか、ちょっと不安だった。この作者を追いかけてる人だったら無難に楽しめる内容なのだろう。お色気もちょっぴりあったり、男性向けの娯楽小説としては軽く読めていいのかもしれない。女性蔑視をネタにしたりもするけど…そういう考え方が“年寄り臭い”と思わざるを得ない部分も、あまり若い女性向きの作品ではないのは確かでしょうね。
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機密奪還(下) (新潮文庫) [ マーク・グリーニー ]
価格:766円(税込、送料無料) (2017/7/16時点)


引き続きマーク・グリーニーの「機密奪還」…上下全2巻の下巻の方です。秘密組織ザ・キャンパスに所属しているドミニク・カルーソー(ジャック・ライアンの甥、ジュニアのいとこ)が、ひょんなことから政府職員が情報漏洩させた事件に関わってしまい…その職員に自ら正義の鉄槌をくだそうと、独自に行動を開始するんだけど…時すでに遅し、とある国に亡命を希望し、海外へ逃亡した後だった。その後ろにはイスラム革命防衛隊(イラン)の影がチラついてるんだけど、ドミニクや他の捜査機関などはまだ気づいていない。それどころか、また別の国の組織も“情報”の争奪戦に参戦してきまして現場は大混乱に陥る。前半は情報漏洩者の奪還、もしくは暗殺を企てたドミニクが…潜伏先のパナマの小島に向かい三つ巴の戦いを繰り広げる。急遽、コンビを組むことになったザ・キャンパスの輸送部長(いつも、メンバーがピンチの時に、飛行機をかっ飛ばして助けに来る)アダーラ(知的でとっても魅力的な金髪美女という設定)とのアクションがなかなか手に汗握る。そうそう、こういう展開を待ってました。アダーラはシリーズのレギュラーキャラらしく、先に読んでいた「米朝開戦」にも出ていたけど、こんな活発にアクションをこなすキャラだとは思わなかったよ。ミッションは予定通りにはいかず、いったんアメリカに戻るが…新たな情報を得て、すぐにスイスへと飛び、アルプスが最終決戦の地となる。いよいよ情報漏洩事件の黒幕であり、発端となった(上巻の冒頭)元イスラエル軍大佐殺しの黒幕でもあるイラン人が本性を現し…ドミニクの前に立ち塞がる!ここでもアダーラがナイスアシスト。戦いが終わった後の2人の会話なんかは…それこそジェームズ・ボンドとボンドガールの会話みたいで、笑ってしまった。上巻では地味な展開も続いたが、下巻に入ってからはテンポがあがり…本当に007みたいな話になっていった(拷問もあったしな)。政府職員の情報漏洩に加担した、内部告発の支援団体のリーダーのおばちゃんが、あまりにも無能すぎて…読んでるだけで腹が立った…ホント、コイツのせいでアメリカの諜報組織がピンチに陥るという。実際にこういう頭でっかちなおばちゃんっていそうだよな。上下巻、両方読み終わると満足度は高いです。
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機密奪還(上) (新潮文庫) [ マーク・グリーニー ]
価格:853円(税込、送料無料) (2017/7/14時点)


故トム・クランシーが創造したジャック・ライアンシリーズを、「暗殺者グレイマン」のマーク・グリーニーが引き継いでるということで…今年になって単独執筆の「米朝開戦」1~4巻を読んだ。映画の方は一応、シリーズ全作を観てるんだけど、原作はほとんど読んだことがなく、全然詳しくなかったんだけど…長年続いているシリーズの途中から単発で読んでも、特に問題はなく、非常に楽しめた。本作は、そんなグリーニー単独執筆の記念すべき1作目、本国での発刊は「米朝開戦」よりも前だったというスピンオフ作品。「米朝開戦」にも出てきたメイン主人公ジャック・ライアンジュニアのいとこ、ドミニク・カルーソーが活躍する物語。日本での出版事情のせいで、作品の時系列はくるってしまっているが…「米朝開戦」の方でドミニクの存在を知ったうえで、本作を読めるので、これはこれで良かったと思う…マニアじゃないからこそ、細かいところを気にしないで読めるという利点。そういえば「米朝開戦」のドミニクとライアンジュニアの会話の中で、本作の事をにおわしてるんじゃないかなって思える箇所もあったな。ちなみに、本作にも「米朝開戦」に出ていたシリーズキャラクターは登場するが、ライアンジュニアやジョン・クラークの登場はなかった(あくまで、上巻を読む限りでは)。ということで上下巻全2冊のうちの上巻を読了…物語の発端はドミニクがインドで元イスラエル軍大佐から、クラヴ・マガの手ほどきを受けている時に、何者かの襲撃に遭う。それは元イスラエル軍大佐の命を狙ったもので、家族も巻き添えに!運良く助かったドミニクは…アメリカに戻るんだけど、襲撃事件の裏に、ワシントンの政府職員による機密情報の漏洩が関わっていた(その漏洩した情報のせいで元大佐は殺された)。なんとかして、自分の手でその職員に正義の鉄槌をくらわそうと…独自に犯人捜しを始める。他にも元イスラエル軍大佐が関わった過去の作戦、敵対するイスラム革命防衛隊(イラン)なども複雑に絡み物語は進行しており…上巻を読み終わった時点ではまだ全体像がはっきりとはしていない。冒頭のドミニクも巻き込まれた襲撃シーンは、手に汗握るアクションが展開されたが…その後はスパイ小説のような地味さが続く。ようやく上巻のクライマックスで、物語が動き始めたので、下巻での巻き返しに期待。グリーニーお得意のアクション描写をもっと読ませてほしい。
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鎮魂 浅草機動捜査隊 (実業之日本社文庫) [ 鳴海章 ]
価格:699円(税込、送料無料) (2017/7/10時点)


過去シリーズをすべて読んでいる、そして早く読みたくて仕方がなかった鳴海章、浅草機動捜査隊シリーズの8作目をようやく入手。いよいよベテラン刑事、辰巳さんの退職が迫る中、班長の小町姐さんは、夜中に悲鳴が聞こえたという通報で臨場し、シャブ中女を保護。同じアパートの部屋から、その女の子供らしい、男児の遺体も発見され…事件、事故の両面から捜査することに。やがて女にはもう一人、子供がいるらしいと判明。さらに収容されている病院から女が消えるなど…小町姐さんはこの事件が気になってしょうがない。一方、引退間近の辰巳さんは、最後の奉公中に…小町姐さんのアシストをしつつ、発砲事件に遭遇。ベテラン刑事なりの人脈を活かし、逃走中の犯人について重要な情報を入手する。全体的に、今までの作品に比べると地味な感じ。辰巳さんも小町姐さんも…やたらと過去を振り返り、黄昏れることしばし。今までのシリーズで描かれた様々な出来事、出会った人々を思い出す。また、子供が犠牲になった事件ということで…Y事案という隠語で語られるのみだったが“吉展ちゃん誘拐殺人事件”をダブらせる場面も。今現在、著者に続編を書く意志があるかどうかは不明だが…シリーズの集大成的な読み物だったかなという印象も受ける。シリーズ初期に比べて、出番がガタ落ちしている辰巳さんの元相勤・小沼(現在は小町姐さんと組むことが多い)に、ちゃんと“花を持たせる”あたりが心憎い。そして何より…60のジジイと、アラフォーおばちゃんのプラトニックラブストーリーにやきもきさせられまくった。安易に社内不倫とかに走るバカ男、バカ女は…作中の2人のような奥ゆかしさを学べってもんだ(あくまで恋愛面に関して…性格が奥ゆかしいわけではない)。
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SRO(6) 四重人格 (中公文庫) [ 富樫倫太郎 ]
価格:950円(税込、送料無料) (2017/7/8時点)


だいぶ前作を読んでから時間が空いてしまったが(間にスピンオフのエピソード0は読んだな)…ようやく富樫倫太郎、SROシリーズの続編を入手。現時点での最新刊、6作目(エピソード0も加えると通算7作目)。宿敵、シリアルキラーの近藤房子をようやく捕まえたが、その分…SROメンバーにも色々と大変なことが起き、“開店休業”に近い状態に追い込まれてる。そんな状態での、SROメンバー個々のプライベート、そしてSROの本格再始動の様子を描きながら、近藤房子に匹敵する新たなシリアルキラーが暴れまわると。トリカブトが原因の不審死が頻繁に起きていることに注目…中には病死と処理されてしまったものもあるが、室長はめざとく事件性を嗅ぎとり、やがて連続殺人だと見抜く。読者としては、実際に“シリアルキラー”がトリカブト事件の真犯人であるということがわかってるんだけど、さらにこのシリアルキラーが“四重人格”の持ち主だったことから、SROほか捜査陣はなかなか事件の証拠、同一人物による犯行の証拠が見つからない。ただ、今まで完璧だったからこその“傲り”でシリアルキラーはSROに尻尾をつかまれてしまう。プロの殺し屋で、普段は依頼のあった殺しを完璧に仕上げるんだけれども、日常の中の“ちょっとした事が原因”でブチきれてしまい、衝動的に人を殺してしまう。その原因というのが、観劇中にマナーを守らないおばちゃんとか、空港ラウンジおよび飛行機の中で“クチャクチャと音を立てて食事をする”下品なオッサンとか…普段、自分たちの生活の中でも見かける“むかつく野郎”たちを、このシリアルキラーは許せなかったのだ。まぁ、実際にそんな理由で人を殺してしまうのは、もちろん“最低”なわけだが…フィクションの中だと、あたかもこのシリアルキラーが自分たちの代弁者のようで、妙な爽快感にもつながったりする。ただ、“四重人格”なので、人格が変わると犯行の手口も変わり、物語の後半で登場する殺戮シーンは、それこそ今までSROを苦しめた近藤房子を彷彿、相変わらずグロも満載。
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マスカレード・イブ (集英社文庫) [ 東野圭吾 ]
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世間ではだいぶ人気があるようだけど、自分はあまり好みじゃない東野圭吾…過去に読んだのはトータルで3冊くらいだろうか?後に映像化もされた「白銀ジャック」と「疾風ロンド」(ストーリーの関連性はないがシリーズもの)…それから「マスカレー・ホテル」。本作はその自分も読んだことがある「マスカレード・ホテル」の続編、シリーズ2作目ということだったので、とりあえず手に取ってみた。タイトルが“イブ”って時点でなんとなく想像できたけど…時系列的には「マスカレード・ホテル」の前、前日譚的な内容。前作に登場した、女性フロントクラークと警視庁刑事が出会う前に遭遇したそれぞれの事件を扱った、表題作を含む4編の短編(表題作は中編かな?)で構成…女性クラークの前に客として元カレが偶然現れ、その夜…部屋に呼ばれて、とんでもないムチャな相談をさせられてしまう「それぞれの仮面」。ぶっちゃけ大したオチでもなかったが、1作目の主人公(女性クラーク)と同じ人物だっていうのを思い出して読んでいると、彼女の過去、恋愛遍歴が垣間見れるあたりに“ファンなら楽しめる”のかなと。続く「ルーキー登場」では…ホテルとはまったく関係ないところで起きる殺人事件の話。最初は単なる通り魔事件かと思われたが、それが被害者家族に対するストーカー行為と深く関わってる疑いが出てきて、さらに事件内容をひっくり返すような“とんでもない秘密”も隠されていたという感じ。殺人事件が描かれたことで…最初の「それぞれの仮面」よりはミステリーらしいかなって思ったんだけど、それでもそんなに驚くような内容ではなく、事件自体は大方予想通りの内容。「マスカレード」シリーズと関係ない話なのかなって思ったけど…ちょっと待てと、調べてみて納得、ここで登場する新人刑事こそ、「マスカレード・イブ」でホテルに潜入捜査する刑事だったと。つーことは、他の刑事さんたちも、もしかして「マスカレード・ホテル」に出ていたかもしれない…もう登場人物の名前まで覚えてない(本棚になかったので、読み終わった後にブックオフに売ってしまったようだが、それすらも覚えていなかった)。3つ目の話「仮面と覆面」は…再び女性クラーク視点の物語。ホテルに人気の“覆面作家”が缶詰にされることになり、それを知ったファンが一目見ようと殺到してきてしまう。どう対応しようかと悩んでるときに…“覆面作家”の隠された真実を突き止めてしまう。これ読んだ瞬間、某有名漫画家のマンガの設定にそっくりではないかと…途中でオチを看破。読み終わ後に“マスカレード・イブ パクリ”“東野圭吾 パクリ”“仮面と覆面 パクリ”なんてキーワードでググってみたが…自分が思い描いたマンガ作品のタイトルを挙げてる人はなかなか見つからなかった。気のせいかな?ちなみにそのマンガ作品のコミックが発刊されたのは2015年1月、この「マスカレード・ホテル」(文庫オリジナル)が発刊されたのは2014年8月…ホラ、やっぱり気のせいじゃんって思った“東野ファン”の方、まだまだパクリ疑惑はぬぐえませんよ。そのマンガの雑誌連載開始が2013年、「仮面と覆面」の雑誌掲載が2014年…やっぱりパクったんじゃね?最後の表題作「マスカレード・イブ」は再び刑事視点の話になるが、事件解決のとっかかりとして、少しだけ女性クラークが知恵を貸すという。ただし、刑事と女性クラークはこの時点ではまだ出会っていないので、色々とまどろっこしい設定を用意していると。事件の内容は大学で起きた殺人事件、すぐに同じ大学の准教授が容疑者と浮上するが、なかなか“あやふやなアリバイがくずせず”四苦八苦するというもの…人妻との密会を理由に詳細を語ろうとしない容疑者。これまた、ありきたりな“オチ”で想像通り。いつも思うんですよ…東野圭吾って読みやすい。でも、内容は大したことがない。ミステリー好きとして、なんでここまで人気があるのか不思議だなぁ。
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奪還の日 刑事の挑戦・一之瀬拓真 (中公文庫) [ 堂場瞬一 ]
価格:928円(税込、送料無料) (2017/7/3時点)


今年の4月に出た堂場瞬一の一之瀬拓真シリーズ新作、通算5作目「奪還の日 刑事の挑戦・一之瀬拓真」を古本ゲット!前作から警視庁捜査一課に配属されていた一ノ瀬にも、後輩ができたりして…より刑事らしくなった。そして前作を読んだ時に“昇進の次は結婚…次回作あたりで、一之瀬も独身生活とおさらばなのでは?”と予測した通り、一ノ瀬が結婚!ただし、特に劇的にその様子が描かれるわけではなく、捜査一課に栄転した時と同様、サラリと“既に入籍済み”という記述が出てくる。読んでるこっちは“えー”だよ、何、そのさりげなさって。しかも、新婚なのに嫁さん(恋人から昇格!)の深雪ちゃんは仕事で1年間ドイツへ。大友鉄シリーズの最新作でもあるレギュラーキャラの恋愛について“酷い扱い”だった堂場瞬一…よっぽど人の幸せを描くのが嫌いと見た(そもそも大友鉄は嫁と死に別れだし、失踪課シリーズの高城は娘が行方不明になった挙句の離婚、被害者支援課シリーズの村野は事故に遭い婚約解消、鳴沢了も途中までは超遠距恋愛だったか)。肝心な事件の方は…東京で強盗殺人を犯した犯人が福島で捕まり、身柄を引き受けに行った一ノ瀬とその仲間たちが、何者かに襲撃され、犯人を“奪還”されてしまう。単純な強盗殺人だと思われていた事件が、意外な方向へ動き出す。連続殺人や関係者の失踪事件が相次ぎ…いったい事件の背後には“どんな犯罪”が隠れているのか?知能的な悪事を働いていた割には…犯人グループは、意外と大雑把で、間抜けが多かったというお話でした。例のごとく、他のシリーズの主人公や部署が登場したり、名前が出てきたりというファンサービスが。鳴沢了の噂話をする場面では…活躍を“ダイハード”に譬えるなど、ちょっと笑いどころ。
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auのスマートパス会員の特典で貰った、ブックパスコインを利用して入手した電子書籍「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を読了…今夏、公開予定のアニメ映画のノベライズ小説で、もともとは岩井俊二が監督・脚本を手掛けたTVドラマ(後に劇場公開)が原作。アニメ版の方は「モテキ」「バクマン。」の映画監督・大根仁が脚本を担当しており、このノベライズ小説版は自ら執筆している。元ネタ同様、花火大会の日に、家出を決意した女の子が、クラスメイトの男子と駆け落ちし…ある分岐点を境に、“if”の結末が描かれるわけですけど…ドラマでは2パターンしかなかった“if”がいっぱい出てきて、さらにSF、ファンタジー的な解釈まで盛り込んだアレンジがされているという。他にもキャラクターや時代設定も大幅に変更されていて、よりアニメ的になった。いつごろから企画が動いていたのかは不明だけど…昨年大ヒットした「君の名は。」を意識し、影響を受けているのは明らかだろうなって感じでしたね。ドラマでは主人公の少年少女たちが小学生だったけど、今回の作品は中学生になっている。元ネタが20年以上前ですからね…オリジナルを見ていると、その違いを比較するのも面白い。“スラムダンク”が“ワンピース”になってるとか(笑)このノベライズ小説では著者・大根仁の得意分野であるサブカルネタが、実在の固有名詞と共に色々と出てきたが…果たしてアニメの方ではどこまで再現されているのか?そのあたりも気になる。まぁ、最近はアニメでもけっこう企業タイアップしてるから…もしかしたらまんま出てくるかもね。実写ドラマ版では色々とモヤモヤする部分もあったので…このノベライズ、そして8月公開のアニメ映画を鑑賞することで、それらの新解釈・補完はできると思う。“小説”としては…1時間くらいでサクサクと読めちゃう分量なので、現時点で元ネタを知らない人が読むと物足りなさもあるだろう。
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