2014年06月29日

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年)

テーマ:14年06月の劇場鑑賞映画
オール・ユー・ニード・イズ・キル

【鑑賞日:2014年6月28日】

珍しく3日連続劇場通い…ジョニデの「トランセンデンス」も見たかったのだが、先にトムくんの「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を先行上映で見てしまうことに。来週の正式公開日よりも、本日の方がシネコン内の大きいスクリーンでの上映だったというのも本日見てきた理由の一つでもある…朝からやってたけど、夕方の5時台スタートの上映回のみ大きなスクリーン。ってなわけで、あらかじめ劇場でムビチケを購入…レイトショーとの差額は100円しか変わらなく、特典のポストカードも貰えたし、ムビチケは使用済みでもヤフオクで売れるからな…。

人類は謎の侵略者“ギタイ”と激しい死闘を繰り広げていた…米軍のメディア担当将校、ウィリアム・ケイジ少佐は…突然、最前線への任務を命令され、それを断ったために、脱走兵として捕えられてしまった。スタンガンを撃たれ、意識を失ったケイジが目を覚ますと、出撃準備が忙しく行われているヒースロー空港に設けられた戦闘指令本部だった!脱走兵の二等兵としてファレウ曹長率いるJ分隊に編入させられてしまったケイジは、戦闘用の機動スーツもまともに使いこなせないまま実戦に投入され…あっけなく戦死してしまうのだが…。

既に色々なところで話題になっているけれども、原作は日本の小説…しかもラノベだし。いよいよラノベもハリウッド進出ですか!!原作小説は、映画化決定する何年も前にブックオフの100円コーナーで入手していたものの…いつものように“いつか読もう”と積読本の中に入れてそれっきりになってしまい、映画を見る前今度こそ読むぞと思って探したら…積読本の中に見当たらなかった。アレ、読む前に処分しちゃったみたい…よくやるんだ、こういう事。ってなわけで、今回も原作を読まないで挑戦…せっかく日本の小説なのに、なにやってるんだかまったく。

これまた情報が解禁になってると思うんだけれども…主人公のトム・クルーズが戦闘開始後、数分であっけなく死んでしまい、でもなぜか、気がつくと戦闘の開始前日に戻っていて、何度も何度も戦闘と死を繰り返すという…まるで下手くそなプレイヤーがやってるTVゲームみたいなお話なんですよ。何度でもリセットはできるんだけれども…セーブができないから、また最初からって…それこ初期のファミコンゲームみたいな、一歩間違えればクソゲーの仲間入りみたいな内容なんだよ。いや別に、映画の方はまったく“クソ”ではないのでご安心くだされ。

映画秘宝に書いてあったけれども…謎の生命体と戦って、兵士たちが無残にやられていくと、雰囲気としては「スターシップ・トゥルーパーズ」なんかに近い感じですね。そこに…本作のキモである無限ループの設定!この設定だけ聞くとさ、日本のオタクさんたちは「涼宮ハルヒの憂鬱」の“エンドレスエイト”の悪夢が頭に過ったりする人もすくなくないんじゃないかな?(ってか、オタクさんたちは本作の原作をちゃんと読んでるか?)さすがに大スターのトム・クルーズでも、同じシーンの繰り返しを見せられるのはつらいんじゃないかって、不安になるでしょ?

いやいや、これがね…大胆な編集が見事なんですね。過酷なループなんだけれども…観客の方は、テンションがあがって、妙に爽快感のある不思議な映像になってるんですよね。一番最初に、その映像、編集が出てきたときは…マジで「気持ちいい~」って、ネタが古いけど織田裕二の物まねしたくなりますよ。ハルヒの“エンドレスエイト”と違って…トムくんはね、1回目でループにちゃんと気づくんですよ。この違いも大きかった(笑)人類が負けるって結末知ってるし…もしかしたら、1回やり直せば、なんとかなるんじゃねって、甘い期待を抱くんですね。

でもまぁ、そうは問屋が卸さない…ゲームだって攻略本があっても、下手なヤツは先に進めないのと一緒、ヘタれなトムくんは、何をやっても事態が改善しない。でもね、下手は下手なりに…同じことを繰り返していると、ちょっとは進歩をするわけですね。で、諦めずに根性で何度もプレイを続行すると…たま~に、裏技や新ルートを発見、次のステージにも進めるわけですね。やっぱりどこかでしわ寄せがきて、死が待っている…結局、バッドエンドの繰り返し。そっか、ハルヒより、「シュタインズゲート」でまゆしぃの死を止めようとするオカリンに近かったんだね、コレ。

トムくんも、別のルートを見つけて先に進むと、「次のステージだ」みたいなゲーム感覚のセリフを発してたし…。ただ、約2時間の映画なんで…そんなにダラダラとループを続けるわけにもいかないわけで、まさかの縛りとかがあって、前半以上に手に汗握る展開へと移行していく。あれ、結局…人類のために、自分の命を捧げてまで敵をやっつけるって、「オブリビオン」と一緒ジャンなんて思いつつ…一発逆転の大技とかブチかましてくれます。さすがに、綺麗すぎるだろうという最後のオチに賛否両論はありそうだが、それこそゲーム感覚だからアレで良しと納得。

そうそう、オイラは字幕鑑賞優先なので…2Dでしたが、3D版の上映もありますよ。噂によると、けっこう迫力はあるらしいです。普通のシネコンだと、2Dは字幕版、3Dは吹き替え版っていうのがセオリーになってしまったみたいですね…IMAXとかだと3Dの字幕版もあるけど、やっぱり料金が高いからなぁ~。まぁ、内容も面白かったし、2D映像でも充分に迫力は伝わってきましたけどね。それにしても、原作通りの「オール・ユー・ニード・イズ・キル」って、タイトル、覚えるの大変じゃね?チケット買うとき、舌を噛みそうになったのはオイラだけじゃないだろ?


監督:ダグ・ライマン
出演:トム・クルーズ エミリー・ブラント ビル・パクストン ブレンダン・グリーソン トニー・ウェイ


【原作小説はこちら】
All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)







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2014年06月27日

渇き。(2014年)

テーマ:14年06月の劇場鑑賞映画
渇き。

【鑑賞日:2014年6月27日】

本日初日を迎えた「渇き。」をシネコンの初回上映で鑑賞してきた…増税のおかげで、レイトショーの金額が高くなり、前売りのムビチケと差額が100円しかなくなったので、あらかじめムビチケのオンライン券(ウチの劇場では前売りを扱ってなかった)を入手しておいて、昼間見ることにした。話題のau WALLETカードを申し込んでおいたので、特典の1000円チャージと、あらかじめ持っていたauポイントからのチャージを使い、チケットの購入に利用してみたんだよね…無事に使えた。まだ映画2本分くらいチャージが残ってるので、近いうちにまた使おっと…。

元刑事で、現在は警備会社に勤めている藤島昭和は、コンビニで起きた惨殺事件の第一発見者になってしまったため、警察から執拗な取り調べを受けていた。やっと解放されたのもつかの間、別れた妻・桐子から、娘の加奈子が失踪したとの連絡が。さらに、加奈子の所持品から薬物が見つかり、桐子はパニックを起こしていた。元妻からの連絡に、何かを期待した藤島は、さっそく加奈子の行方を探し始める。高校の同級生や、加奈子が通院していた神経科の医師、中学時代の同級生、元担任などに接触する藤島…やがて娘の知られざる一面が発覚し…。

原作は、オイラも大好きな作家、深町秋生の「果てしなき渇き」…実は、その昔、ハードカバーの単行本で入手したのだが、積読本のまま一度処分してしまって、その後、著者の他の作品にハマって読むようになったので、今回の映画化を知り…数か月前に文庫本をあらためて入手、ちゃんと読破しました。小説の方は、デビュー作ということで、最近の深町作品に比べるとまだまだ文章の硬さを感じるところもあったが…お得意のギラついた、ハード描写は既に開花しており、バイオレンスと疾走感がうまく噛み合った後半の物語展開はとっても刺激的だった。

ただでさえ“問題作”といえる、救いようのない病んだ原作なんだけれども…ブラックな内容に反し、芸術的でもあった素晴らしい映像センスで、小説以上のインパクトを放った「告白」の中島哲也が映像化するということで…つまらないはずがないよねって事ですよ。今回は、深町印の過激描写をわりと忠実に映像化しているんだけれども、CMクリエイターとしてのポップな中島の持ち味もうまく加わり、全編に渡ってハイテンションムービーと化しており、まるでドラックを味わっているような酩酊感が体験できる。原作同様、時間軸の交差も、いい緩急だ。

原作を読んでる時は、主人公の鬼畜親父が役所広司って、なんだかイメージ合わないなぁって思ってたんですけど…想像以上に汚れた駄目オヤジっぷりがハマっており、原作よりもさらにダーティーさが増したように思えます。元刑事なんだけれども、嫁さんの浮気相手を半殺した(嫁さんにも怪我を負わす)のが原因でクビに…今ではしがない警備会社の社員で、頭もそうとうにイっちゃってる危ないオヤジなんですけど…娘の失踪事件にかこつけて、あわよくば別れた嫁さんとヨリを戻そうなんて考えで、ノコノコと事件に首をつっこんだのが大きな間違え。

嫁さんはヨリを戻す気なんて毛頭ないし、それどころか…自分の娘の隠された面を知ってしまって、ショックが隠せないわけですよ。つーか、蛙の子は蛙で、鬼畜ダメ親父の血をしっかりと受け継いだって事なんでしょうけどね。それでも、我が子可愛さなんてのもちょっと残っていたんでしょうか…きっと、悪い仲間に唆されたに違いないというのを信じて、娘の行方をなんとしてもつかもうと、必死になるわけなんですけど…空回りしてしまうと。元嫁や娘の知り合いたちに罵られ、ヤクザや警察に追いかけられ、心身ともにボロボロになりながら真実を追い求める。

娘の加奈子を演じた小松菜奈…正直なところ、そんなに美少女ってわけじゃないと思うんだよ(個人的な好みも影響しているが)。友人役で出てくる橋本愛なんかの方が可愛らしさはあり…原作を読んでいる時は、どちらかというとそんなような美少女を頭の中で思い描いたりもしてたんだけど…映画の加奈子ちゃん、確かに味はありましたね。いかにも男を翻弄しそうな小悪魔っぽい風貌…いや、中身は小悪魔どころか悪魔なんですけれども…得体のしれないゾクゾクっとくる妖しさは、確かに魅力的でした。本作が映画デビューということで、今後に期待が膨らむ。

奇しくも昨日劇場鑑賞した「ラストミッション」と同じく…父親が、思春期の娘と対峙する話なんだけれども…結局、未遂で終わったんだし、クラブで娘がチンピラに犯されそうになる(ラストミッションでそういうシーンがあったんだ)くらい可愛いものじゃないかと思ってしまうのでした。中高生がシャブ中になり、ウリをやったり、カマほられたりする映画なんだけれども…学生早割キャンペーン(7/4まで学生は1000円で見れる)で、一人でも多くの若者に見せようとする映画会社の心意気がなんとも素晴らしい…夏休み前にして、犯罪抑止の意味は十分にありそうだぞ!

お前ら、調子ぶっこいてハメを外すと…堕ちるところまで堕ちて、這い上がってこれないぞ!って事ですよね。興味本位で薬やエンコーなんてもにに手を出した者の末路…劇中のキャラクターだけれども、ガキどもの死亡率がとにかく高いのである。果たして、娘の加奈子ちゃんは何をやらかして、どこへ行ってしまったのでしょうか?一点、衝撃の事実判明後の親父とあの人物のやり取りが、原作よりも長すぎるんじゃないかなって…そこだけは気になりました。それまでやたら疾走感があったので、最後ももっとサクっと終わってほしかったですね。


監督:中島哲也
出演:役所広司 小松菜奈 妻夫木聡 清水尋也 二階堂ふみ 橋本愛 國村隼 黒沢あすか 中谷美紀


【原作など関連書籍はこちら】
果てしなき渇き (宝島社文庫)
渇き。STORY BOOK







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2014年06月27日

ラストミッション(2014年)

テーマ:14年06月の劇場鑑賞映画
ラストミッション

【鑑賞日:2014年6月26日】

最近、劇場鑑賞の回数が極端に減ってるんだけれども…珍しく今月末は、毎日のように劇場通いが続きそうな気配…オイラだってねぇ、近所のシネコンで見たい映画さえ上映してくれれば、ちゃんと劇場鑑賞するんだよ(笑)ってなわけで、明日以降は新作ラッシュなので…天候を理由に鑑賞を先延ばししていた「ラストミッション」をレイトショーで鑑賞。劇場ロビーにやたらと人が多かったのでびっくりしたが、auスマートパス会員向けの試写会が行われていたそうで、その終了時刻と重なっただけだった…肝心な「ラストミッション」の客はオイラ1人だったし。

CIAエージェントのイーサン・レナーは…チームで極秘ミッションを行っていたのだが、敵に正体がばれてしまい、ホテルで激しい銃撃戦に!その時に、急な発作に襲われ、重要人物のアルビノを取り逃がしてしまう。その直後…自分が重い病に冒されているのを知り、仕事を引退することに。残された時間を、別れた妻と娘と過ごそうと、二人のいるパリへ向かうのだが…久しぶりに再会した思春期の娘とどう接していいかわからずに悩んでしまう。そんな時、ヴィヴィと名乗るエージェントが接触してきた!アルビノとそのボスであるウルフを仕留める協力をしろと…。

スクリーンは小さめだったが、場内に他の客がおらず貸し切り状態での鑑賞…誰にも邪魔されず、伸び伸びと鑑賞できる反面、自分が見てる映画がそんなに人気がないのかよと、寂しくなったりするのも本音である。まぁね、盛りの過ぎたケビン・コスナーに、リュック・ベッソンの脚本となれば、ちょっと心配なのはわかるよ。でもあれだよ、オイラもケビン・コスナーって、昔はそんなに好きじゃなかったんだけれども、最近の「マン・オブ・スティール」や「エージェント:ライアン」の助演ぶりがなかなか良かったじゃない?歳くって、いい感じの渋さがでてきたわけだし…。

問題はベッソンの方です…っていうか、不安的中?調べていかなかったオイラもいけないんだけどさ…なんだよ、コレ、WOWOWでやっていたベッソンプロデュースの「ノーリミット」っていうTVシリーズの焼き直しじゃないか!!病気で余命宣告されたスパイが、引退を決意して離れて暮らす嫁さんや妻に会いに行くんだけれども、怪しげな新薬につられて、再び現場復帰するという…基本設定はほぼ一緒。いやいや、病気発覚前の作戦中に、娘に電話をしてハッピーバースデイを歌っちゃうなんてエピソードまでまるっきり同じなので驚くよ。

でも、日本の公式サイトにどこにもリメイクとは謳われてないんだよね。そこんところどうなのよ?日本でただ情報を隠しているのか、それとも本当にリュック・ベッソンが自分の作品をパクったのか…はっきりしろよって感じです。正式なリメイクというのであれば、まぁ、こちらもちょっとは大目に見てあげてもいいかななんて寛大な気持ちになってるんですけどね。これで、新作のオリジナル作品だなんて言い張った時には…もう、ベッソンの才能は完全に終わってますよ。ってことで、途中から完全に「ノー・リミット」のリメイクと判断し、作品に接したよ、オイラは。

映画冒頭、コスナー扮するベテランのエージェントとその仲間たちが、悪党をやっつけようとホテルを監視してるんだけれども、仲間の一人の正体が相手にバレてしまい…そこからど派手な銃撃戦へとなだれこんでしまう。このあたりは、アクションに定評があるマックGだけあり…しっかりと劇場クオリティのアクションシーンを堪能でき、つかみはなかなかなんだけれども、近作「Black & White/ブラック & ホワイト」同様に…中盤以降のダレ場が目立ってしまうのも確かなんだよね。所詮、ベッソンの脚本なんだから、約2時間は長いんじゃないかな?

TVシリーズ「ノーリミット」の方で作品のキモであり、ツッコミどころでもあった、絶妙なタイミングで陥る発作の回数なんかは…不自然になるほど出てこなかったので、許容範囲だったりもしたが、結局、病気や新薬の説明に関しては相変わらずご都合主義で、まったくディテールを感じられませんね。薬の副作用らしい発作を抑えるにはウォッカが一番とか、ホントかいな?そもそも、こんな病人に頼らなきゃいけないほど、CIAが人材に困ってるとは思えないんだが、「ノーリミット」同様、その辺の理由づけも弱いままなんですよね。

つーか、コスナーに仕事をさせるCIAの女エージェントがいるんですよ。登場するたびに、カツラをかぶって変装して、コスプレ状態のアンバー・ハードなんだけれども…あんな死にかかってるおっさんを無理に現場復帰させるより、自分で仕事した方が早いんじゃないかって思ったりしちゃうよね。ターゲットを取り逃がしたって、目くじら立てて怒るくらいなら、一緒に現場で強力して、さっさと仕事を終わらせろよって感じ。見た目はワイルドな女狐キャラだったが…なんか、扱いがお飾りでしたね。ヨリを戻しかけてる嫁さんが嫉妬するくらいの立ち位置でも良かったはず。

もう一つ…どうせ、あそこで家族が騒動に巻き込まれるんだったら、「ノーリミット」のように、もっと嘘が(スパイ、暗殺稼業は引退したというのが)バレるか、バレないかって感じのお約束のニアミス感を出しても良かったんじゃないでしょうかね?その辺が中盤のダレ場に影響していると思ったり。チンピラに襲われた娘をお姫様抱っこして救出したり、スローモーションで悪党と銃撃戦を繰り広げたり「ボディガード」の頃を彷彿とさせるようなコスナーの姿に、それなりのかっこよさも感じたんだが…リーアム・ニーソンの「96時間」シリーズには及ばずってところかな?


監督:マックG
出演:ケビン・コスナー アンバー・ハード ヘイリー・スタインフェルド コニー・ニールセン リヒャルト・サメル 


【米国では既にBDリリース済】
Blu-ray 3 Days to Kill







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2014年06月21日

300<スリーハンドレッド> 帝国の進撃(2014年)

テーマ:14年06月の劇場鑑賞映画
300〈スリーハンドレッド〉~帝国の進撃~

【鑑賞日:2014年6月20日】

雨も降らなかったし、時間がとれたので、公開初日のレイトショーで「300<スリーハンドレッド> 帝国の進撃」を2D字幕版で見てきた…メジャーヒット作の続編ということで、それなりに期待度は高いのだろうか?レイトだと観客が一人とか、二人しかいない時もあるんだけれども…めずらしくボチボチと人が入っていました。中には女子の一人見鑑賞なんていうのもいまして(そういうアンタも一人でしょって?ハイ、そうです)…やっぱりムキムキマッチョなおっさん達の肉体美を楽しみにやってきてるのかなぁ~とか、思わず想像してしまったんですけど(笑)

100万の兵を率いてギリシャに侵攻してきたペルシア帝国相手に、たった300人の精鋭で立ち向かったスパルタの王レオニダスだったが、結局、戦いに敗れてしまった。しかし、彼らの勇敢な行動はギリシャの他の国々にも伝わり、ペルシアと戦う道を選ぶ結果につながった。かつて前ペルシア王を打ち取った事もあるアテナイの勇者テミストクレス将軍も…いち早く、ペルシアの侵攻を察知し、行動を開始していた。幾度となく敵の侵攻を阻止することに成功したが、ペルシアの海軍を指揮するアルテミシアの猛攻はとまらず、遂に海上で激しい戦闘に!

前作の主人公レオニダスと300人のスパルタ兵が敗れたシーンからスタート…ペルシアのクセルクセス王が、スパルタ兵たちの屍を踏みしめながら、いよいよギリシャへ攻め入るわけなんですけど…映画はそこで、ペルシアとギリシャが以前戦った10年前にと時間は遡る。そして今回の主人公となるスパルタとは別のギリシャの都市、アテナイのテミストクレスっていうおっさんが…前ペルシア王を棚ボタでやっつけてしまい、英雄になったという話が紐解かれるわけですね。そんでもって、親父がやられてしまったので、跡を継いでクセルクセスが王になったと。

さらに、クセルクセスがキチ○いじみた暴君へとなっていった背景には、エヴァ・グリーン扮するアルテミシアっていう女指揮官の存在が大きく関わっていまして、実はレオニダスと300人のスパルタ兵がペルシア兵と死闘を繰り広げていたのと同じ時期に、別の場所でこのアルテミシアと今回の主人公テミストクレスたちも戦っていたというのがメインの物語になっていく。とにかく。エヴァ・グリーンのビッチなスケっぷりが圧巻…美しく儚かった「カジノロワイヤル」のボンドガールとは真逆で、とにかく恐ろしい悪女役(お化けみたいな顔はピースの又吉みたいだった)。

ギリシャの抵抗に手こずるこのビッチな女指揮官は、休戦して、ちょっと話し合いをしようぜって、相手の大将テミストクレスを船に呼び出すんですね。で、何を血迷ったか色仕掛けで迫ってきまして、「仲間になれ」と…。映画は2Dでも十分に迫力のある映像だったんですけれども、エヴァ・グリーンのおっぱいだけは3Dで拝みたかったですなぁ~。おっぱいまでさらけ出したエヴァが、大将と獣のようなファックを繰り広げるんですけれども…それこそボンドガールで譬えるなら「ゴールデン・アイ」でファムケ・ヤンセンが演じたオナ・トップみたいでしたね。

アクションはよりスタイリッシュに洗練され、そしてバイオレンスも増えた…完璧に主人公や、ペルシア王を喰ってしまっているエヴァ・グリーンのおかげで、ビジュアル的には退屈しないんですけれども…物語の部分では、ちょっと物足りなさも多いかなと。それこそね、前作をおさらい鑑賞しておいたので…スパルタ兵が敗れた後に、彼らの死を無駄にしないため、ギリシャの国中が一つにまとまったという事実を知っちゃってるわけですよ。まだまだ兵力ではペルシアに及ばないんだけれども、ギリシャだって戦術次第では対等に戦えるぜ状態にまでなっている。

だからね…1作目で描かれていた側面を見せるのではなく、その後をもっとディープに見たいんだよって気持ちが強くなっちゃったんですね。もちろん、1作目の側面、同じ時期を描くのは途中までで、後半は本当の意味での続編、レオニダスと300人のスパルタ兵の死後の話へとようやくなってはいくんですけど…もうちょっと後半の最終決戦に重点を置いてほしかったなぁと。だってスパルタの軍隊が助けに来るのはわかってるんですから…。もちろん、側面を描くことで新事実が色々と出てきて、1作目の物語の補足・補完もしてはいるんだけどね…。

あとはせっかくスパルタ王妃のレナ・ヘディが再登場してるんですから、エヴァ・グリーンとキャットファイトがみたかった。ボンドガールVSテレビ版サラ・コナー…想像しただけでワクワクしちゃうんだけど、スパルタ(や他の都市)の参戦は、本当に最後の最後って感じだったね。結局…続編としては、ストーリーがあまり進んでいない。今回も、もしかしたら大国ペルシアに勝てるんじゃね?って思わせたところで本編は終了。なんだ1作目と同じじゃないか!だからさ、もうちょっとちゃんとした勝敗がはっきりするところまで見たいんだって…。

全体的にテンポアップして、もう10分長くすれば…その先まで描けるんじゃないかなって思うんだけれども、どうやら原作者や製作陣は、あまり興味がない様子で…。それともまた何年後かに続編でも作ろうと思っているのかしらん?自分は1作目をおさらい鑑賞しちゃったんだけれども、かえって1作目なんか見ずに、知識なしで見た方が最後まで興味が持続したのかも?文句を言いつつも、迫力の戦闘シーンとエヴァ・グリーンのおっぱいだけで、映画料金はペイできたと思うし、けっこう楽しめたけどね。予算に余裕があれば、ぜひブルーレイも購入したい。


監督:ノーム・ムーロ
出演:サリヴァン・ステイプルトン エヴァ・グリーン レナ・ヘディ ハンス・マシソン ロドリゴ・サントロ


【米3D盤に日本語字幕ありの情報(詳細はDVDFantasium参照) 】
300: Rise of an Empire (Blu-ray 3D + Blu-ray + DVD)






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2014年06月11日

ニード・フォー・スピード(2014年)

テーマ:14年06月の劇場鑑賞映画
ニード・フォー・スピード

【鑑賞日:2014年6月10日】

先週から始まっている「ニード・フォー・スピード」をシネコンのレイトショーで鑑賞…明らかに「ワイルドスピード」を意識したようなカーアクション映画なんだが、元々は人気のカーレースゲームなんだとか、あんまりゲームやらないし、やってもこのジャンルは苦手だからよく知らないんですけどね。でもあれだよ…シリーズ続行は決まってるらしいが、本家のワイスピが、ポール・ウォーカーの事故死で、だいぶ製作が遅れているから、カーキチの人には、代用作品として重宝がられるのではないかな?またそっち系のお兄さんたちで映画館こんでるんじゃね?

父親が遺した自動車修理工場を営むトビーは…仲間たちと非合法なストリートレースに繰り出す天才ドライバーでもある。ある日、元カノを奪った男ディーノからビジネスを持ち掛けられるトビー。実は、借金の返済に困っていた。仕事は成功したものの…ひょんなことからディーノと報酬を掛けてレースをすることに。その時に、一緒に走っていた弟分のピートが、ディーノの無理な運転で事故死してしまう。しかしディーノは証拠を隠し逃走…トビーだけが罪を背負って服役することに。数年後、仮出所したトビーはディーノへの復讐を考えており…。

ワイスピの時のように、ガラの悪いあんちゃんとかいっぱいでマナーが悪いんじゃないかなと心配してたんだけれども…思いのほか劇場は空いてました…つーか、ガラガラで、オイラを入れて客はたった3人しかいませんでした。あれ、もしかしてこの映画つまらないのか?評判が悪いのか?と一瞬…心配になってしまったんだけれども、いやいや普段、車なんてこれっぽっちも興味がないオイラが見ても充分に面白い…カーアクション映画になってました。むしろ「ワイルドスピード」よりも正攻法な感じかな?いや、中には型破りな展開もあったのは確かだが…。

話としては特に新鮮味もないかな?車好きのにーちゃんたちが集まって、ワイワイと楽しそうに仕事してるんだけれども、実は経営状態があまりよろしくないと。そんな時に、なんでも金にものを言わせるボンボンのライバル(主人公も女を奪われた過去あり)が、車の組み立ての仕事を持ち込んできまして…完成して、売れれば300万の儲けになると。仲間は、そんなヤツの仕事を引き受けるなっていうんだけれども…主人公はプライドよりも、目先の金を選びまして…一緒にビジネスをすることに。で、見事仕事をやり遂げて大金が入ることに…。

でもね、ボンボンライバルが…叔父さんの持ってるスーパーカーでレースをしよう。負けた方は、今回の仕事のギャラはなしだよって。で、さっそく非合法なレースを開始。主人公のあんちゃんには弟分の若造(実は元カノの弟なんだ)もいて…そいつも一緒にレースに参加することに。三台の色違いのアゲーラが公道を爆走…主人公たちはチームプレイで勝利をつかみそうになるんだけれども、ブチ切れたボンボンが、若造の車に体当たりしてクラッシュさせてしまう。で、主人公が若造を助けてるうちに、ボンボンは逃げちゃったと。

ここで若造の乗った車が火だるまになって、死んじゃうんだけど…それこそポール・ウォーカーの壮絶事故死の様子をちょっと思い出してしまうんだよなぁ~。で、ボンボンは金とコネで証拠を隠滅し、アリバイまで工作して知らんぷり。さらに、叔父さんのスーパーカーを盗まれて事にして、全部、主人公に罪をひっかぶせてしまう。いくら抗ってもムショ行きを逃れれられない主人公…数年間、クサイ飯を食った後に、仮出所を得た主人公は汚名返上と復讐を兼ねたある計画を実行に移す。かつての仲間たちも再び集結し…第二幕がスタートって感じ。

そして復讐の方法というのが…非合法レースの最高峰とされる“デレオン”というレースにあのボンボンをおびき寄せ、自分もレースに出ると。この“デレオン”っていうのは、レースに出場したスーパーカーを勝者が総取りするってルールで、勝てば何百万ドルもの儲けにもなるわけで…アイツをケチョンケチョンにしてやるぜと。でもね、そのレースには選ばれたものしか出ることができず、出所したばかりの主人公にはツテがない。さぁ、どうするかなってことで…レースの開催地を目指しながら、警察と追いかけっこして、主催者に猛アピールすると。

無事にたどり着いて、レースに参加できるのか?復讐&汚名返上は成し遂げることはできるのか?といった感じ。ぶっちゃけ、主人公のにーちゃんが、ちょと老けてるんだか、若いんだかよくわからない微妙なルックスで、華もなくあまり魅力的ではないんだけれども(途中で死んじゃったヤツの方がイケメン美少年だった)…それをカバーするように、サポートする陽気な仲間たちや、それこそボンボンのライバルを演じたドミニク・クーパーのいけ好かないダメダメ悪党っぷりなど…脇役が個性的で助けられてるところがあったんじゃないかなぁって思いましたね。

とりわけ、主人公がレースに出るための車を、パトロンみたいな人物から調達するんだけれども、その間を取り持ってくれる若い女バイヤーを演じたイモージェン・プーツ嬢がなかなか可愛らしい。いや、最初はなんか生意気なビッチ女に見えたんだけれどもね…劇中でも主人公とか、レース主催者のマイケル・キートンに指摘されていたように“イギリス訛り”の喋りが…すごく印象に残るのよ。確かに、同じ英語を喋ってても、周りの人たちと比べると、イントネーションの違いなんかが伝わってきてね、不思議な魅力につながってたんだなぁ。

レースに参加するために…主人公が無謀な運転を繰り返すんだけれども、「私もついていく」とこのイギリス娘が助手席に乗り込む。時には、車から身を乗り出したり、自らハンドルを握ったりのじゃじゃじゃ馬っぷりも披露…それに対し、高所恐怖症で、高いところにビクついちゃう女の子らしさに、ギャップ萌え。ピンチになるとものすごい形相で、本当にブサイクな変顔状態になったりもするんだけれども…正面から見るよりも、鼻の高さなんかがハッキリとわかる、横顔のショットがとにかく可愛らしかった。ブルーレイが出たら、ちょっと買いたいかも?


監督:スコット・ウォー
出演:アーロン・ポール ドミニク・クーパー イモージェン・プーツ ラモン・ロドリゲス マイケル・キートン


【元ネタはゲームらしいですよ】
ニード・フォー・スピード ライバルズ







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