2017年08月25日

ワンダーウーマン(2017年)

テーマ:17年08月の劇場鑑賞映画
ワンダーウーマン

【鑑賞日:2017年8月25日】

夏休み映画の“大トリ”がいよいよ降臨…本日初日の「ワンダーウーマン」をシネプレックスの会員デー、1000円ポッキリで見てきたよ!「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」で完璧に主役の2人をくっていた、ワンダーウマン、ガル・ガドット姐さんが遂に“ピン”で大暴れ…もうさ、なんかガル・ガドットって名前からして、そのまま役名でもいいくらいインパクトあるよね(ちなみに「ワンダーウーマン」での役名はダイアナ)。平日朝イチ、それもアメコミ映画の上映なのに…オイラを含め“オッサンの1人鑑賞率”がやたら高いのもガル・ガドット姐さんの影響か?

人間社会から孤立したパラダイス島…そこは“女性”だけしか暮らしていなかった。幼少の頃からお転婆だったプリンセスのダイアナ…成長した彼女は屈強な“アマゾン戦士”の中でも群を抜く強さを誇っていた。ある日、ドイツ兵に追われるアメリカ人、スティーブ・トレバーが島に不時着。彼を助けたダイアナは、外の世界で“戦争”が起きていることを知り、自分の力で“世界を救いたい”と考える。一度出たら、二度と島には戻れないという掟がありながらも…ダイアナはスティーブと一緒に戦う道を選択するのだが、厳しい人間社会の現実を目の当たりにする!

今までさ、アメコミヒーローものは傑作が多かったけど、ことヒロインが主役になると微妙なものの方が目立っているような…真っ先に思い浮かべるのはハル・ベリーの「キャットウーマン」。あと、DCじゃなくて、マーベルの方だけどジェニファー・ガーナーのエレクトラも、「デアデビル」の出演シーンはカッコ良かったのに、主役に昇格したスピンオフ映画はとにかくつまらなかったっけ。過去のそういうイメージもあったので、ちょっとおっかなびっくりなところもあったんだけど…そこはやっぱり“我らのガドット姐さん”だけあり、期待を裏切らなかった…面白かったです。

コスプレ感満載の衣装を凛々しく着こなし、あの世界観に自然と溶け込めるのは、やっぱりガドット姐さんの神がかり的な美しさがあってこそだろう。とにかく立ち振る舞いがかっこよすぎ…そしてスクリーンの向こう側から飛び出さんばかりの勢いで、迫ってくるガドット姐さんの迫力に3Dなんて必要なし!もちろん3Dや4Dで上映している劇場もあるので…それはそれで楽しんだらいいんじゃないかって思うけど、2Dでも充分に躍動感は伝わってくる。前半のアマゾン軍団VSドイツ兵しかり、ガドット姐さんの独り舞台状態だった中盤の戦場シーンが凄かった。

カルチャーギャップネタで笑わせる天然ボケキャラもけっこうイケてる…あのコスプレ衣装もセクシーで最高なんだけど、ロンドン到着後、スティーブの秘書に成りすますために着替えたスーツ姿(そして眼鏡着用)が一番のお気に入りだったり。あのシーンのポスターがあったら、自分の部屋に貼りたいくらいだよ。過去と同じ美しさを保ったまま現代に生きるワンダーウーマン、ダイアナが…自分の生い立ちや、戦時中の仲間を思い出すというのが本作の構成なんだけど、「キャプテン・アメリカ」のスティーブ・ロジャースに匹敵する哀愁を感じ、ちょっと切なかった。

ただ…本編上映前には11月公開の「ジャスティス・リーグ」の予告編なんかも流れており、今年はもう1回、ガル・ガドット姐さん演じるワンダーウーマンと再会できるチャンスがあるのは素直に喜ばしいこと。結局は…「ジャスティス・リーグ」の前哨戦、壮大な前フリなのかもしれないけど…アクション、笑い、そして“泣き”要素なんかもしっかりと詰まっていて、2時間21分という長尺も飽きずに楽しめました。「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」ではトムくんが全裸芸を見せてましたが、本作ではクリス・パインがやっぱり全裸に!ハリウッドでも全裸が流行ってるのか?


監督:パティ・ジェンキンス
出演:ガル・ガドット クリス・パイン ロビン・ライト ダニー・ヒューストン デヴィッド・シューリス エレナ・アナヤ


【海外盤BDは9月発売予定】
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2017年08月24日

トリガール!(2017年)

テーマ:17年08月の劇場鑑賞映画
トリガール!

【鑑賞日:2017年8月24日】

火曜日の「新感染 ファイナル・エクスプレス」に続き、今週2件目の映画試写会…本日はイオンシネマ茅ケ崎まで遠征して見てきた「トリガール!」です。簡単に言うと、土屋太鳳扮するヒロインが、“鳥人間コンテスト”に出場する話…以上。って、それで終わりかい!ぶっちゃけ、劇場で流れてる予告編を見た時に…“誰が、こんな映画を金払って見るんだ?”なんて思っていたんですけど、ちゃっかり試写会に応募して、それが当たって、見に行ってきちゃったんですからね。そういえば、ホンモノの“鳥人間コンテスト”も昨晩、日テレで放送してましたよね…。

滑り止めで受けた大学で妥協した鳥山ゆきな…入学早々、“こんなはずじゃなかった”とこれから先4年間の事を考えて落ち込んでいた。そんな時、知り合ったばかりの島村和美と人力飛行サークル“Team birdman Trial”を見学。そこで、爽やか系イケメン先輩・高橋圭から、“いい身体をしている”と誉められ、パイロットにスカウトされる。圭に一目ぼれしたゆきなは、二つ返事で入会。パイロット班のテストにも合格し、正式にパイロットになったのだが…目前の大会に出場するのは圭ともう一人の先輩、坂場大志であることがわかり、やる気をなくしてしまう!

内容、ストーリー云々の前に…やっぱりオイラ、この監督さんの演出にノレないわ(昔見た「高校デビュー」や「ハンサムスーツ」が本当にうざかった)。わざと土屋太鳳がカメラ目線気味で演技をしたりとか…そういうチープでこざかしいことを大量にやるんですよね。大げさな音楽やSEをドカンドカン鳴らして、映像に注目させようとしたり…そういうTVのバラエティ的なノリで映画を作るなっていうんだよ。この監督さんの映画って、見る度に毎回こんなんだけど、本当に進歩ないな。ベタなギャグも多いんだけど、実際に笑ってたのは子供と下品なオバサンくらいだった。

まぁ、作品の題材が「びっくり日本新記録」という昭和のバラエティ番組から派生した“鳥人間コンテスト”なんで…わざとバラエティっぽい演出にしてるんだよと言われてしまえばそれまでだが、映画としては、お子様向けレベルでどうしようもない作品だった。そのくせ…意味もなくヒロインが眼鏡をやたらと拒絶・敵視するネタとか、もう少し眼鏡派の人間のこと考えろよ。試写会は夏休みだったこともあり、小学生くらいの子供も多く来場していたのだが…この映画を見た何人かは、絶対に“クラスの眼鏡っ子”を馬鹿にすると思うぞ。そういうところがホント、低レベル。

原作があるそうなので、もしかしたら原作通りの設定、内容なのかもしれないけど…サークルにキモイOBのオッサンが出入りしてて、やたら神出鬼没なんていうのは「究極超人あ~る」の鳥坂先輩の影響ではないかと推測。このOBキャラではないのだが、劇中の別キャラクターがやたらと中指を立て、相手を挑発しまくるのだが…だから、それは鳥坂先輩だから許されるんだって。こんな映画、外人さん(ベンジャミンとか)に見せたら、オーマイガットで、リメンバーパールハーバーになっちまうぜよ(笑)このあたりは、「あ~る」のネタがわかる方だけ笑ってください。

そういえば…普段は人力飛行機を飛ばせないので、パイロットはロードバイク(ロードレーサー)でトレーニングするのだが、ロードバイクも「あ~る」の轟天号を思い出してしまうのであった。そして、実際の人力飛行機は2人1組で操縦するということで、普段から仲違いしているヒロインと“クローズかぶれで、涼宮ハルヒ好きの先輩”が…コンビネーションを高めるために、リズムゲームで練習するというエピソードは、まんま「新世紀エヴァンゲリオン」のシンジとアスカのユニゾンでして…かなりアニメや漫画を意識した内容、つーかパクリが多いなと思うのでした。

もう一つ、アニヲタに媚びたネタとして…途中でアニメ好きが露見してしまった“クローズかぶれ、涼宮ハルヒ好き”の先輩が…劇中で聴いている曲が、某ヒットアニメのエンディングで使われた曲だという。もともとはJ-POPとしてヒットした名曲なんだけど、今回の劇中で使われているのも、ちゃんとそのアニメでカバーした、声優さんたちが歌っているバージョンだという。何のアニメかは伏せておきますが…みんなが号泣したあのアニメです!かつての土屋太鳳の共演者(ある意味でヤバイ奴)がその実写版に出てたなぁ(笑)これ、けっこう大きなヒントですよ。

全体的にガチャガチャと騒がしく…それでいて大して面白くもないギャグで引っ張り、“鳥人間”を見に行ったのに、チャリンコに乗ってるシーンばかりであった。肝心なコンテストも…実際のコンテスト風景などを織り交ぜつつ、結局は主人公チームの滑空しか描いていないので…ようやく本番が始まった割には、今一つ盛り上がりに欠ける。もし、Amazon形式であえて点数をつけるとしたら、スポーティーで、健康的な土屋太鳳の“尻(ヒップ)”に免じてオイラだったら★2つが限度かな?ジャンルは異なるが、これだったら“キミスイ”の方がまだ映画としてマシ。


監督:英勉
出演:土屋太鳳 間宮祥太朗 高杉真宙 池田エライザ 矢本悠馬 前原滉 佐生雪 羽鳥慎一 轟二郎


【原作小説はこちら】
トリガール! (角川文庫)







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2017年08月22日

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年)

テーマ:17年08月の劇場鑑賞映画
新感染 ファイナル・エクスプレス

【鑑賞日:2017年8月22日】

先週の記事で報告してあった通り、今週はめずらしく2件の試写会に当選しており…まず本日は1発目の「新感染 ファイナル・エクスプレス」を109シネマズ湘南で見てきたよ!映画館には何度も行ってるけど、ここで開催される試写会に参加するのは初めて…応募はしてるんだけど、いつもなかなか当たらない。作品の内容は、予告を見る限り…明らかに“ゾンビ映画”なんだけど、最近は大っぴらに宣伝はしないらしく、“パニックホラー”とか“パンデミックホラー”“ノンストップ・サバイバル”とか称すらしい…な韓国映画です。けっ、気取りやがってって感じだよね(笑)

ファンドマネージャーのソクは、別居中の妻に会いに行くため、娘のスアンを連れてソウル発プサン行きKTXに乗り込む。列車が走り出してすぐにうたたねをしてしまったソク。その間に黙ってスアンはトイレに立ってしまい…目を覚ましたソクは、慌てて車内を探し始めるのだが…ちょうど同じ頃、別の車内では突然、凶暴化した乗客が周囲の人々を襲い始めて大混乱に!騒動に気づいたソクは、スアンを見つけ、慌てて他の車両へ逃げようとするのだが…凶暴化は次々に伝染。伝染した人々も何かにとりつかれたように、正常な乗客たちに襲い掛かってくる!

繰り返しますが、やっぱり“ゾンビ映画”でした…妻と別居中の男性主人公が、娘に頼まれて、渋々妻のいるプサンに向かおうとするんだけど、その車内で“ゾンビ化現象”に遭遇してしまう。主人公たちが駅で列車に乗った直後に…既にホーム上では異変が!そして車内に設置してあるテレビなどでも、この“ゾンビ化現象”が“暴動”として報道され始めていて…多くの乗客も、“何かが起きている”というのは悟っている様子。で、“ゾンビ化現象”の感染者が列車内に紛れ込んでいたことから…列車内でも感染がどんどんと拡大し、パニックになっていくと。

ゾンビ映画の舞台が走行中の列車内というのはなかなか新鮮だけど…韓国の監督は“暴走特急”設定が好きなのかな?ポン・ジュノは走り続ける列車そのものを“ディストピア”にしてしまった「スノーピアサー」なんて映画を撮ってたよね。最初は自分と娘だけ助かればいいと思っていた主人公が…同じ境遇の人たちと接し、そして時には幼い娘に諭されながら、次第に仲間意識を高め、まるで地獄のような“ゾンビサバイバル”を生き抜いていく。ホラー映画として見ると“ゴア映像”は控えめだったが…ゾンビの設定だったり、バトル方法に新機軸が色々とあった。

まずはゾンビのスピード感が半端ない!コイツらが束になってかかってくるシーンなんかは、笑いが止まらないというか(笑)そして列車の乗客の中には…これ見よがしに“学生の野球チーム”なんかもいるんですよ。ということで、VSゾンビのメイン武器はバットに決定!ユニフォーム姿のおにーちゃんたちが、ゾンビの“どたま”にフルスイングぶちかます姿が容易に想像できるだろう。最初は主人公と反目してるんだけど、後に協力関係を築く、妊婦連れのオッサン(マ・ドンソク)。このオッサンが素手でゾンビに挑み、バッタバッタとなぎ倒す姿もとにかく圧巻!

ファンドマネージャーなんてやってるからか、頭の回転が速い主人公は…戦ってる最中にゾンビの弱点を見抜き、無駄な戦いを回避する場面もある。他にも、ゾンビの攻撃を回避する意外な方法が色々と登場していて年季の入った“ゾンビ映画”好きも楽しめるはずだ。たぶん、この映画を見た観客のほとんどが思うであろう…“お前はなんか、早く食われちまえ”な超むかつくオッサンが出てきて…やることなすこと、行動の全てが腹立たしい。このオッサンに比べると、最初の頃の身勝手な主人公なんて、全然マシ(と思わせるために必要な人物だったのかも)。

韓国映画なんで…それが持ち味といわんばかりの“容赦のなさ”。だから、誰が最後まで生き残るかというサバイバル感はけっこう味わえる。エンドロールが始まるほんの直前まで、“何が起こるかわからない”“何かが起きそう”だったもん。あと…本来なら超残酷でおぞましいシーンのはずのゾンビの襲撃に、やたらと爽快感を味わえる場面がある。そのシーンになだれ込んだ時は“ついにきた”とガッツポーズをしたくなった程なんだけど、そのちょっと後に“若干、テンションが下がる”事実もある。最後は、ゾンビ映画なのに“すすり泣き”してる女性客もいたよ。


監督:ヨン・サンホ
出演:コン・ユ キム・スアン チョン・ユミ マ・ドンソク チェ・ウシク アン・ソヒ キム・ウィソン チェ・グィファ


【Amazonで海外盤BD(日本語なし)は入手可能!】
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2017年08月18日

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年)

テーマ:17年08月の劇場鑑賞映画
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

【鑑賞日:2017年8月18日】

1000円ポッキリで映画が鑑賞できるシネプレックスの会員デーだったので…公開初日の「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を鑑賞してきた。昨夏公開の大ヒットアニメ「君の名は。」に続けと、東宝が思ったかどうかは定かではないが…24年前にTVドラマとして作られ、その後、劇場公開もされた岩井俊二初期の同名実写作品を今風アニメにしてリメイクしたのが本作。総監督の新房昭之をはじめ「物語」シリーズのスタッフが携わってることで現代のアニメファンも大注目。「モテキ」の大根仁がオリジナルを大幅にアレンジした脚本に挑戦している。

夏休みのある日…その日は中学校の登校日で、花火大会でもあった。島田典道は親友の安曇祐介らと学校へ。授業が終わった後、典道と祐介は校内のプールに行くと…そこにはなぜかクラスメイトの及川なずながいた。実は、典道も祐介も…密かになずなに想いを寄せていたのだ。そんな2人に、なずながある提案をし…。やがて、教室に戻った典道と祐介…クラスメイトたちが“花火は横から見たら丸いのか?平べったいのか?”という議論で盛り上がっており…皆で灯台まで行って、実際に花火を見て、検証しようという話になるのだが…。

過去にオリジナル版もDVDで見ており…ちょうど2か月くらい前に、大根仁が手掛けた本アニメリメイク版のノベライズ小説を電子書籍で入手し、先に読みまして、その際にも…久しぶりに見直したりもした。もともとドラマの企画が“if”を題材としたシリーズものでして、本作のオリジナル版も、ある“分岐点”を境に、2通りのパターンの物語を提示し、結末は視聴者の想像にゆだねるみたいな内容だった。今回のリメイク版ではキャラクターの設定を小学生から中学生に引き上げたのが、まず大きな変更点で、さらに“if”展開が2回以上、複数回起こります。

そして…1本の物語として見てしまうと、意味が解り辛かったとされる“if”展開を、もう少し…スムーズに理解させるため、このリメイク版では、不思議な力を持った“謎の玉”が登場。その“玉”の力によって…主人公は分岐をやり直すという、よりSFファンタジーの要素を強くした作品に仕上げている。ノベライズ小説を読んだときは、“だいぶ話がアレンジされてるな”と思いつつも、まだ過去の実写版のイメージに囚われてる部分が少なからずあったんですけど…実際に今回のリメイク版アニメの本編を見ると…まったく新しい作品に生まれ変わっていて驚く。

っていうか…やっぱりどこか「物語」シリーズ的な“ニオイ”なんかもしまして…学校内に螺旋階段があったりして、思わずガハラさん(戦場ヶ原ひたぎ)が落ちてくるんじゃないかなんて想像してしまったし。後半の何度も“if”を繰り返す展開に突入すると…より「物語」シリーズのような不条理感が強くなっていった。かといって、岩井俊二感がまったくないかというと…そういうわけでもなく、主人公たちが自転車に乗って登校するシーンなどで、岩井映画っぽさが伝わってきた。岩井映画って、けっこう“自転車”が象徴的なアイテムとして使われることが多いじゃない?

自分は真っ先に「四月物語」の松たか子が自転車を漕いでるシーンを想像しちゃったんだけど、そういえば「Love letter」でも中山美穂が自転車に乗っている印象的なシーンがあった。とにかく、そういう過去の岩井映画で見た“自転車シーン”に匹敵するくらいの気持ちよさ、清々しさが…主人公たちの登校シーンに感じられた。もしかしたらアニメ版スタッフもそういう狙いがあったのかもしれない。あとね、ノベライズ版を読んだときは大根仁らしいサブカルネタがけっこうぶち込んであったんだけど…さすがに全部は拾ってなかったな、映像じゃ無理なのかな?

オリジナルの実写で登場する“スラムダンク”だったコミック名が“ワンピース”になってるっていうのはノベライズと同じでしたね。他にもノベライズではスイカバーとか、コーラとか、ベビースターラーメンとか固有名詞がバンバン飛び交ってた。典道と祐介がプレイしているゲームが、オリジナルの実写版ではスーマリか何かで、ノベライズではマリオカートになっていて…そういう細かい変更が面白かったりしたんだけど、アニメの方では何故か“キラキラスターナイト DX”だという…要は任天堂から許可がとれなかったってことでないか?と勘繰ってみる。

そのくせ…中学生たちが好きな相手の名前を連呼する時に、1人だけアイドルの名前を挙げるヤツが出てくるんだけど、そこだけはオリジナルと同じ人の名前で、何で今その名前?という不思議な笑いに繋がる。これ、オリジナルの実写版をちゃんと見てる人ほど笑えるネタだと思われる。なずなが松田聖子の歌を口ずさむのはノベライズにもあったんだけど…映像で見ると、ちょっとミュージカルっぽく見えたりするのは、やっぱり「モテキ」などで散々歌謡曲ネタを扱ってきた大根仁のセンスが影響してるのかな?なんて解釈…ちゃんと広瀬すずが歌ってます。

オリジナルの実写版ももともと変な映画で、想像力を働かせなきゃいけない部分があったので…今回のリメイクアニメに関しても、「君の名は。」のようにわかりやすい結末ではないかもしれない(っていうか、「君の名は。」では、入れ替わり設定の時点でついて行けない人もいたみたいだが)…だからあそこまで一般客に受け入れられるかどうかは難しいかもしれない。それこそ「物語」シリーズであったり、新房昭之作品を追いかけているアニメファンだったら受け入れられるだろう。あれだよね、岩井俊二の「花とアリス殺人事件」もこういう映像で見たかったよね。

ストーリーや展開には賛否両論あるかもしれないけど、アニメ表現的には斬新なこともいっぱいやっているし、冒頭から美少女のスク水姿も堪能できるしで、見て損はないと思うけどね。ただ、広瀬すずと菅田将暉…特に菅田将暉の声がダメダメだった。周りが、芸達者なアニメ系声優さんばかりなので、余計に拙さが浮き彫りになる。主人公…アンパイの神木くんでよかったんちゃうの?(笑)本音を言うと…あのキャラデだと、神谷浩史あたりの方が一番しっくりきそうな感じがする(それじゃあ、まんま「物語」シリーズだよ)。宮野や花澤香菜はさすがにうまい!


総監督:新房昭之 監督:武内宣之
出演:広瀬すず 菅田将暉 宮野真守 浅沼晋太郎 豊永利行 梶裕貴 花澤香菜 櫻井孝宏 松たか子


【やっぱ実写版を見ておいた方がいいよ!】
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』 豪華版Blu-ray BOX







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2017年08月11日

スパイダーマン:ホームカミング(2017年)

テーマ:17年08月の劇場鑑賞映画
スパイダーマン:ホームカミング

【鑑賞日:2017年8月11日】

シネプレックスの1000円ポッキリ会員デーだったので、本日公開初日の「スパイダーマン:ホームカミング」を2D字幕版で鑑賞してきた。先週の「トランスフォーマー/最後の騎士王」も、夏休みモードで初回上映の開始時間が8時15分と激早で、おまけにせんでもいい徹夜明け(仕事ではなく、プライムビデオで「トランスフォーマー」前作のおさらい鑑賞)だったので、眠くて仕方がなかった。今日はさらに15分も開始時間が早まり8時だよ…今回は眠気は大丈夫だったけど、朝飯抜いた客が多かったらしく、そこら中から“咀嚼音”が聴こえて、辟易させられた。

トニー・スタークの要請でアベンジャーズの戦いに参加したスパイダーマンこと、高校生のピーター・パーカー…アベンジャーズへの正式加入を熱望するも、スタークからはなかなかいい返事がもらえない。そこで、スタークに認めてもらうため、彼からもらったコスチュームを着込み、毎日のように地元NYの街をパトロール…細々と活躍していた。ある日、銀行強盗に遭遇したピーターだったが、犯人一味が未知の武器を使って応戦してきて戸惑う。その武器は後に宿敵となるバルチャーが、宇宙人の技術を利用して開発、闇で売りさばいていたのだが…。

思い返せば今から5年前…マーベルヒーロー大集合映画の第1弾「アベンジャーズ」を見た時に、原作ではメンバーの中にスパイダーマンやウルヴァリンもいるんだよという話を聞いたけど、その頃は単独で「アメイジング・スパイダーマン」なんかも展開していたから、映画会社の壁は厚いなって思ってお終いだった。それが昨年公開の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で突如、スパイダーマンの参戦が判明し、今回の再リブートへと繋がるわけですけど…予想以上に面白い。「シビル・ウォー」での扱いもちゃんとしてたので、確かに期待は高かったけどね。

まず「アメイジング・スパイダーマン」を見た時に、サム・ライミ版になかった斬新な設定に驚きつつも、ストーリーの重複部分がちょっとネックになっていて、話的にはイマイチ盛り上がりに欠けるところがあったと思うんだけど、今回は再びリセットした誕生編なんだけれども、それこそある程度のお披露目は「シビル・ウォー」で済ませているので、“アメスパ”の時のようなストーリーのデジャヴがまったくない。スタークと関りを持った「シビル・ウォー」の補完的エピソードを意外な手法で見せる冒頭部分もすこぶる秀逸…ピーターの今風感な人物像を自然に描いている。

また、「スパイダーマン」史上もっともセクシーな“メイおばさん”だと断言できるマリサ・トメイの相変わらずの年齢不詳ぶりがいい。ピーターの“恋の悩み”なんかも率先して、相談にのってくれる、フレンドリーさも魅力だった。ピーターが恋い焦がれるヒロインのリズも、最初はどこか可愛いんだろう?って疑問に思っていたんだけど…ピーターが“ストーカー”気味に追いかけてるのを見ているうちに、段々と可愛く感じてきた(水着シーンなんかもあるし!)。このリズが黒人少女だっていうのにも、実は色々な意味がありまして…その仕掛けに素直にやられた。

もう一人、学校の友達で、なんだか冴えないオタク風の女の子が出てきて、それこそ今までの「スパイダーマン」映画に出てきた金髪、白人の美少女(キルスティン・ダンストやエマ・ストーン)とはまったく雰囲気が異なるんだけれども…なんか気になるんですよね。やっぱりところどころで、表情が凄く可愛らしく映るんですよ。その理由が…途中で明かされる役名で、なるほどと思うわけですよ。ああ、こういう演出、他のリブート映画でもよく見かけるな。今後、展開されるだろう続編の中で、重要度が増していくキャラなんじゃないかなと、大いに期待が高まった。

そしてなにより…この新生「スパイダーマン」の最初の敵、画面に映るのも1番だったエイドリアン・トゥームス(バルチャー)役が…バットマン(ティム・バートン版の1~2作目)、マイケル・キートンだっていうのが粋な計らい…アメコミ映画好きだったらたまらないんじゃないかな?ロバート・ダウニー・Jrをはじめとするお馴染みの面々の節度をもった脇役ぶりも好感…出しゃばり過ぎず、スパイディの活躍をきっちりと引き立てる。あっ、忘れてたピーターの親友の“オタクなおデブちゃん”が…オタキング、岡田斗司夫さんにソックリ。コイツも本当に憎めないキャラだった。


監督:ジョン・ワッツ
出演:トム・ホランド マイケル・キートン ジョン・ファヴロー ゼンデイヤ マリサ・トメイ ロバート・ダウニー・Jr


【「スパイダーマン」鑑賞前にぜひコチラを!】
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ MovieNEX







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2017年08月04日

トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年)

テーマ:17年08月の劇場鑑賞映画
トランスフォーマー/最後の騎士王

【鑑賞日:2017年8月4日】

シネプレックスの1000円ポッキリ会員デーだったので、本日公開初日の「トランスフォーマー/最後の騎士王」を2D字幕版で鑑賞してきた。上映スケジュールが夏休みモードのためか、初回上映がなんと8時15分…って、はえ~よ!この時間を逃すと、次の回は3D吹替え版になってしまい、午後まで待たなければならなかったので、無理して早起き。っていうか、昨日から寝てない。まぁ、1~3作目まで遡る必要はないだろうけど、一応ね、前作だけでもおさらいしておこうかなと「トランスフォーマー/ ロストエイジ」をAmazonのプライムビデオで視聴してたのよ。

オートボットのリーダー、オプティマスプライムが地球を去った後…人類とトランスフォーマーの争いは激化。人類の味方だったオートボットも“TRF”というトランスフォーマーを狩る専門の部隊狙われていた。かつてオプティマスと共に地球の危機を救った発明家のケイド・イェーガーは、オートボットの新リーダー、バンブルビーらと共に行動を共にしていた。そんなある日、謎の老人エドマンド・バートンに呼ばれてイギリスに向かうケイド。そこで大学教授ビビアン・ウェンブリーと引き合わされ、現在の地球の窮状や自分たちの使命についての説明を受ける!

うへ…前作のおさらい鑑賞があだになった。オプティマスが創造主に会うために母星に帰ったとか、ガルヴァトロン(メガトロン)がこっそり生き延びてるとか…そのあたりの情報は、話が繋がっていたので良かったんですけど、とにかく“色々な設定ぶっこみまくり”でワチャワチャワチャワチャしすぎ。なんだかよくわからない話でしたよ…。前に2作目を見た時も同じような気分を味わったなぁ。4作目は主人公などメインキャラを一新したことで、マーク兄貴の身体を張ったアクションと、娘のために頑張るというストレートな部分が意外と見やすかったんですけどね。

今回はのっけから“アーサー王伝説”ですからね…予告でもそのあたりの情報が既に開示されていたので、まったく知らないわけじゃなかったんだけど…いきなりそういう出だしだと、今流れているのは本当に「トランスフォーマー」の新作なんだろうか?って不安になる。そして、メイン主人公はマーク兄貴が続投してるんですけど、前作で一緒に冒険や戦いを繰り広げた娘や娘の恋人は出てこない…娘の方は、電話の声でチラっとだけ登場するんだけど、ほとんど物語には関わってきませんでした。その代り1~3作目に出てきた脇役キャラが色々と復活している。

やっぱり1~3作目も見直した方が良かったのかな?この人、何をやってた人だっけと…記憶をまさぐる必要がある。今回の新キャラとしてアンソニー・ホプキンス御大なんかも出演してるんだけど…アメコミ映画の「マイティ・ソー」シリーズでも、ホプキンス御大の存在感だけで“所詮アメコミ映画”をなんとなく格調高く見せることに成功しており…本作でもまさにそんな感じ。「トランスフォーマー」に“アーサー王伝説”っていうハッタリに、妙な説得力を持たせていた。だからこそ、眠たい頭にはけっこう堪える…他にも急に戦争中の話とか始まったりするんだもん。

後半は…謎解き要素なんかも重要になってくるんだけど、こういうのは「トランスフォーマー」じゃなくて、「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」でもっとやって欲しかった。クライマックス、宇宙からの侵略は「インデペンデンスデイ」みたいだったし、生身の人間が玉砕覚悟で的に挑んでいく姿は「プライベート・ライアン」のようなミリタリーものに近い感じ。そういえば「スターウォーズ」っぽいメカも出て来た。全体的に“ごった煮”で“疲れ”を伴うわりに、退屈な展開も多く…眠いところに余計に眠気が襲ってくる。ラスト1時間は2Dでもシンドかった…早く終わってって感じ。

ただね、オイラのそんな願いが通じたのか…この手の大作映画にしては“エンドロール”が短い。普通さ、クレジットが音楽に合わせて下から上(たまに、上から下の時もあるけど)へ流れるというパターンだと思うんだけど、それこそ低予算のTVムービーのクレジットみたいに、キャストならキャスト、スタッフならスタッフのクレジットが羅列されていて、短い間にその画面がパッ、パッって切り替わっていくタイプなんだよ…余韻に浸る暇なし。裏を返せば、尺ギリギリまで本編映像があったってことなんだけど…ここが一番、意表をつかれる部分だったという(笑)

マイケル・ベイは公言してたっけ?一応、最終章なんか言われてるし…邦題の副題“最後の騎士王”なんてところからもそういう印象が伺えるんだけれども…なんか、まだまだ煮え切らない部分が色々とありまして、何年かたったらシレっと“続編”を作っていそうな感じの終わり方だったよね。たぶんね、短い間、瞬間的にだけど2、3回実際に寝てると思うんだオイラ(笑)だから、余計、話についていけてないところがあります。スッキリした頭で見れば、また印象が変わってくるかもしれないけど、とにかく“眠い時”には見に行っちゃいけません(どんな映画でもね)。


監督:マイケル・ベイ
出演:マーク・ウォールバーグ アンソニー・ホプキンス ローラ・ハドック ジョシュ・デュアメル イザベラ・モナー


【余裕を持っておさらいしよう(笑)】
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