2010年12月17日

ロビン・フッド(2010年)

テーマ:10年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-ロビン・フッド


【鑑賞日:2010年12月13日】

10日から始まっている「ロビン・フッド」をシネコンのレイトショーで鑑賞…先週の「キス&キル」は、観客がオイラ一人で貸し切り状態でしたが、今回はチケットを買う時に売り場のねーちゃんに訊ねたら「後ろの方が混雑しています」とのこと。さすがリドリー・スコットと思って、真ん中辺の誰もいない席をチョイスし、いざ劇場内へ足を踏み入れたら…出口付近の席に確かに2人ほど客がいた。上映間近にもうひと組入ってきたみたいだが…結局、オイラをいれて5人くらい。新聞にさ、デカデカと映画の興行収入が過去最高という記事が載っていたが、ホントかよ?と疑いたくなる。だって、映画好きのオイラ…劇場鑑賞の数が、毎年、確実に減ってるよ。収入がよかったのは、料金が高い3D映画が増えただけだろうよ?ますますくだらん3D映画が、来年も増えるんだろうなぁ…。

12世紀末…遠征中のイングランド王リチャード1世率いる十字軍の中に、弓の名手として知られるロビン・ロングストライドもいた。ロビンたちの活躍もあり、数々のフランス軍の拠点を攻め落としてきた十字軍だが、イングランドへの帰途を目前にして…リチャードが落命。混乱に乗じたロビンとその仲間たちは、戦場から逃げ出すのだが…その途中で、リチャードの王冠を母国へ運ぶ役目を遣わされた、騎士のロバート・ロクスリーが、フランス軍に寝返ったイングランド人、ゴドフリーに闇討ちされている現場を目撃。助けに入ったロビンたちは、ゴドフリーを撃退するのだが…ロクスリー一行は壊滅状態。ロビンはロクスリーに成りすまし、王の死を伝える役目を自分が果たそうとする。さらに、死に際のロクスリーに託された剣を彼の父親に返すため、ロクスリーの故郷へと向かうのだが…。

ロビン・フッドといえば、オイラなんかの世代だとケビン・コスナーが演じた映画を真っ先に思い出す。ショーン・コネリーがオードリー・ヘプバーンと共演した「ロビンとマリアン」あたりもレンタルビデオで見たけど、やっぱりコスナーのロビン・フッドの印象の方が強いかな?なもんで、“ロビン・フッド”といえば痛快な中世チャンバラというイメージだったが、監督がリドリー・スコットで、主演がラッセル・クロウとくれば、自然と男臭さが増すというもんですよね…。ロビン・フッドという人物自体、実在するかどうかもわからない伝説上の人物なので…いろいろなお約束事というのはあるわけですけど、ある程度、舞台設定が史実に近ければ…何をやっても構わない、でたらめさを活かせる物語なわけだ。

というわけで過去の作品とはまた違った角度から攻めたストーリーになっていて、この使い古された感のあるアナクロヒーロー映画が、全然、古臭く感じないところがやっぱり凄いんじゃないでしょうか?エンディングを含めて2時間半くらいの映画だけど…ダレ場も少なく、安心して楽しむことができた。君臨する王が変わって、さらに庶民が苦しむ世界になってしまったなんて展開は、それこそ今の日本の政治とダブって見えてしまうところがありますね。アホな新王を民衆の力で、なんとか諭し、国をよりよい方向に導いていこうと努力する姿。そして民衆が手に手を取り合って団結し…船で乗り付け、“人の島”にズカズカと土足で踏み入ってきた外敵をやっつける話だなんて、なんて素晴らしい展開なんでしょうか(笑)

体重を増やすことが演技派の証拠とでもいいたげな、見た目ダサダサなデブキャラクターが、ここ最近多かったラッセル・クロウですが、久しぶりにこの人の持ち味であるワイルドな野性味が役作りに反映されていて良かったなぁと思いますね。で、ヒロインのケイト・ブランシェットも…気品さとお転婆じゃじゃ馬っぷりが上手に絡み合ったマリアンというキャラクターを見事に体現。「エリザベス : ゴールデン・エイジ」じゃねーかって感じの、男勝りな活躍には思わず爆笑してしまったが、それこそケイト・ブランシェットだけに説得力はある。ラストのあのオチといい…上手に、「ロビン・フッド」の誕生編、エピソード0としてまとめた印象…新たな圧政に立ち向かう冒険譚としてぜひ、続編を見てみたい。客は少なかったけど映画は面白かった…さすが高倉健が薦める映画だけのことはあるなぁ(笑)


監督:リドリー・スコット
出演:ラッセル・クロウ ケイト・ブランシェット マーク・ストロング ウィリアム・ハート マックス・フォン・シドー


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2010年12月10日

キス&キル(2010年)

テーマ:10年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-キス&キル


【鑑賞日:2010年12月9日】

ここ最近、劇場鑑賞がガタ落ちしている…いや、見たい映画はいっぱいあるのだが、オイラの通っている近所のシネコンでぜんぜん上映してくれないというのが一番の原因。で、そんなに見たくもないのだが、劇場から足が遠のいていたので、なんとなく「キス&キル」を見る気になった…あまり芳しい評判は聞かないんだけど、スパイ映画風のラブコメアクションらしいということで、ちょっとだけ期待。で、劇場に行ったら…ロビーもガラガラで、宇宙戦艦ヤマト(SPACE BATTLESHIP ヤマト)のコスプレ衣装を着た劇場スタッフの方が多いくらいだ(笑)さらに、この映画にはオイラ以外、誰も客がこなかったので、劇場、完全にオイラの貸し切り状態!上映開始5分前に入ったのに…チケット売り場のおねーちゃんが「誰もいません、お好きな席をどうぞ」って言ってたから、予想はしてたけど…。

失恋直後のジェンは…両親と共に南フランスへ旅行へやって来たのだが、宿泊先のホテルで、筋肉質でハンサムな青年スペンサーと出会い一目惚れ。それはスペンサーの方も同じようで、すぐに二人はデートの約束を交わす。ちょっと天然で抜けている分部もあるが、朗らかなジェンの性格に癒されたスペンサーはすぐに結婚も意識するようになる。しかし、スペンサーにはある秘密があったのだ!実は、スペンサーはCIAのスパイで、凄腕の殺し屋…もちろん正体はジェンには内緒だ。ちょうど殺しの仕事に疑問を抱いていた事もあり、ジェンとの出会いを気に、足を洗う決意をするのだが…。それから三年、郊外の住宅街で幸せな結婚生活を送る二人、スペンサーも事業を立ち上げ平和な日常を過ごしていたのだが…。

予告などのイメージではトム・クルーズの「ナイト&デイ」のパクリっぽい作品なのかなと思っていたが…どちらかというと、「M:I:Ⅲ」だなこりゃ。それともなければ前半はこの間DVDで見たジャッキー・チェンの「ダブル・ミッション」で、後半はシュワちゃんの「トルゥー・ライズ」といったところだろうか?誠実で優しい恋人、後の夫が、実は凄腕のスパイだったと。先述の作品は、どちらも子供が物語に関わってきたが…二人の間には“まだ”子供はいないので、その代わりに両親を巻き込んでの騒動が勃発していくという感じ。原題がKILLERSってだけあり、最後はヘンテコな殺し屋さんたち大集合みたいな…「スモーキン・エース」状態。誰が殺し屋としてやってくるのかという分部が、まぁ、この作品ならではのコメディとして笑える分部なんだと思います。

ヒロインを演じているのが「男と女の不都合な真実」のキャサリン・ハイグルなので…下品にならない程度の適度な下ネタでサラリと笑わせてくれる。この人、同じ笑いをとるにしてもサンドラ・ブロックほど女を捨てていないので、ちゃんと色気がまだ残ってるんですよね…かつて、ラブコメ女優として一世を風靡した人たちの最近の映画を見ると、みんな必死すぎだけど、彼女にはまだ、年相応の可愛らしさは残っている。最初は、ヘキサゴンに出ているおバカタレントのように、キャーキュアーうるさいだけの馬鹿女なのだが、旦那の正体を知り、どういう事態に陥っているのかというのを悟った後は、だんだんと女のたくましさをみせてくれる。それこそ、夫のピンチを救いに来るとあるシーンなんぞ、「トゥルー・ライズ」のジェイミー・リー・カーティスを彷彿とさせる貫禄。さすがに、彼女もスパイデビューなんていうワンパターンのオチにはなりませんでしたけど(笑)

あと、キャサリン・ハイグルの過保護なパパ役がなんとトム・セレック…TVムービーの「警察署長 ジェッシイ・ストーン」シリーズは、DVDとかWOWOWでちょくちょく見かけるけど、久しぶりに劇場のスクリーンでこの人の顔を見た気がするよね?かなりぽっちゃりして、貫禄のあるおじさまになってたけど…あの存在感、娘に甘いただのバカ親では終わらんだろうと思っていたが案の定…。アメリカでは興行的に大コケしたって噂だけど(まぁ、日本でも劇場のあの様子じゃ、ヒットは見込めないだろうなぁ)、自分はそんなに嫌いじゃないかな?アクションとラブコメ、どっちつかずな分部もあり、中盤でややもたつきもあったが、後半でヒートアップするアクションは意外と本格的。カーチェイスや銃撃戦に、物をぶっ壊しながらの大乱闘と見せ場はそれなりにあった。新鮮味はないけど、安心して見れる映画ではあります…無理には劇場鑑賞はお薦めしないけど、DVDやブルーレイ化の際にはぜひ!


監督:ロバート・ルケティック
出演:アシュトン・カッチャー キャサリン・ハイグル トム・セレック キャサリン・オハラ キャサリン・ウィニック 


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2010年11月06日

SP THE MOTION PICTURE 野望篇(2010年)

テーマ:10年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-SP The Motion Picture

【鑑賞日:2010年11月5日】

先週から始まっている「SP THE MOTION PICTURE 野望篇」をシネコンのレイトショーで鑑賞…ジャニタレ主演のフジテレビドラマの映画化という、あまり好きじゃないタイプのパターンだが、この作品は元ネタのドラマ版の方も意外と面白くて、オンエアをリアルタイムで見ていたので鑑賞する気に…それこそ来年公開の続編前に、すぐにTVで放送しそうだけどな(笑)。だいぶヒットしているという話を聞いていたので、混雑が気になったけど…意外と空いてたので拍子抜け。公開から1週間経ってれば、田舎のシネコンじゃそんなもんですかね?

警視庁警備部警護課第四係の井上薫は、上司である尾形総一郎の不穏な態度に戸惑いを感じていたのだが…何事もなく日々が過ぎていた。その日も、六本木でイベントに参加する要人の警護を担当していたのだが、会場内で挙動不審な男を見かけ、爆弾テロを未然に防ぐことに成功。さらに、逃走する犯人も、なんとか捕まえることができた。同じころ公安の目を盗み、不穏な動きを見せるキャリア官僚たちが与党幹事長・伊達國雄と接触、何やら悪事を画策している様子なのだが、その中に尾形の姿もあった…。

ストーリーが中途半端に終わったので、完全にドラマの続編であり、しかも2部作というのがちょっとアレだが、まぁ「踊る大捜査線3」よりはまともなんじゃないだろうか?ぶっちゃけ、話の面白さから言ったらTV版の個々のエピソードの方がスリリングで見応えがあったような気がしないでもない。なんというか、約1時間40分程度あるんだけどさ、映画になっても物語の核心部分が全然見えてこないで、思わせぶりなまま、また次回へ続くって感じなんだもん。これだったら、2部作じゃなくて、この野望篇をTVスペシャルにでもして、間を開けずに完結編となる“革命篇”を見せるくらいの心意気でもよかったのではないだろうか?

冒頭の、街中でのド派手なチェイスシーンなんかは、確かに映画っぽいけど、トータルで見るとそんなにスケールの大きいアクションがあるわけでもないし、ガッツリ映画を見たというカタルシスは正直味わえない印象だ。SPの本分は、犯人を捕まえるためではなく、対象者を守ることにあるんだというのを…最初の騒動で改めて観客に提示、それを踏まえたうえで、SPメンバーが本分を全うしようってなっていくのがクライマックスの見せ場なわけだけで、劇場作品としてスケールアップした代わりに、まともに交渉をしなくなっちゃったテレ朝の「交渉人」よりは、そういう分部では、しっかりと作品の本質が描かれているのかなと感じわしたけど…。

俳優たちの格闘の動きなんかは、凄くリアリティを感じ迫力はあるのだが、スペクタクルシーンでのCGの多さが目に付いてしまうな。ああ、こういうのも全盛期の石原プロ、「西部警察」とかだったら、もっと迫力ある映像だっただろうなぁ(笑)まあ、色々と規制が厳しくなっているから、限界があるんだろうけど…劇場映画なんだから、もうちょっとリアルな爆破シーンが欲しい。続編ではSPという設定から逸脱することなく、それなりにアクションやサスペンスの見せ場もある、1本の劇場映画として見応えのあるものに仕上げてほしいかな?個人的に螢雪次朗さんの出番が多めだったのは良かったです…怪獣に襲われたり、雪崩に巻き込まれたり、とにかく災難が似合うおっさんです。あと、セリフで北朝鮮という言葉を隠さず使ったのは意外とポイント高いかも?


監督:波多野貴文
出演:岡田准一 堤真一 真木よう子 香川照之 松尾諭 神尾佑 野間口徹 堀部圭亮 螢雪次朗 山本圭


【ドラマ版DVDでおさらい】
SP エスピー 警視庁警備部警護課第四係 DVD-BOX
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2010年10月23日

インシテミル 7日間のデス・ゲーム(2010年)

テーマ:10年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-インシテミル 7日間のデス・ゲーム


【鑑賞日:2010年10月22日】

先週から始まっている「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」をシネコンのレイトショーで鑑賞してきた。若者に人気のミステリー作家、米澤穂信の「インシテミル」を「デスノート」の藤原竜也主演、「デスノート」のスピンオフ「L change the WorLd」の中田秀夫監督で映像化したもの。この原作は読んでないけど、米澤穂信は「氷菓」「愚者のエンドロール」(古典部)と「春季限定いちごタルト事件」を読んだことがある。でも、そんなに面白いって作品ではなかったよね…確かに本格ミステリーっぽさは味わえるけど、ラノベ的な味わいの方が強かった。ただ、今回の作品は、原作も他の米澤作品と比べるとだいぶ毛色が違ったそうなんだけど…。

フリーターの結城理久彦は、コンビにで偶然、美女に声をかけられたのがきっかけで、時給11万2千円という怪しげな高額バイトをすることになった。参加するのは結城を含めた男女10人…送迎用のリムジンに乗り、彼らが連れて行かれたのはとある実験施設。そこで“7日にわたり心理学の実験”を行うというものだったのだが…。理久彦以外の参加者は、会社が倒産してしまった元社長の安東、ミステリー好きの主婦・渕など色々な境遇の人々だが、みな金に困っているワケありらしい。そして理久彦に声をかけてきた須和名祥子も参加しており、彼女の職業はOLだという。施設に軟禁された10人、ただ7日間施設内で生活すれば大金が入ると安易に考えていたのだが…。

若手から、中堅、ベテランまで俳優は豪華で演技合戦はそれなりに見どころ。中田秀夫の手堅い演出で面白く感じる分部もあるんだけれども、思ったほど新鮮味のある話じゃなかったし、後半に進むむにつれグダグダ感がでてくる。何カ月か前の映画秘宝に江口達也が監督した「キングゲーム」の批評が載ってて、「インシテミル」と一緒って書いてあったんだけど、逆に「キングゲーム」を先に見ちゃってたんで、なるほど、ネタかぶってるなぁと。あと、提示された金額が見るからに怪しいだろ、っていうのに…のこのこやってくる参加者たち。選ばれた人たちの人選理由とかWOWOWのオリジナルドラマで見た「TOKYO23 ~サバイバルシティ」のクロスゲームなんかにも似てるぁって思いながら見ていた。変化する数字の正体なんかもだいぶ既視感を感じるネタだ。

漫画や小説で読むのなら、こういうぶっ飛んだ設定でもいいんだけど…これだけ豪華な役者をそろえた実写作品で、現代劇だと、かえって中途半端で不自然な印象を受けてしまう。シリアスな邦画だから余計で、Vシネのようなチープな作風の方が似合いそうな題材だ(もっとSFにしちゃうとか)。バイト料の値段とかをもう少し現実的な数字に設定して、治験か何かの名目で参加者を集うくらいの方が…自分たちの身近で起こりうる恐怖として、リアルな怖さが出ると思うんだよね。あのガードロボットの存在も興ざめした原因の一つ。夜中は部屋から出ちゃいけませんていうルールをみんなが破ってるんだからさ、事件が起きるのは必然だろ…。最後の最後になるまで、それに気付かないというのもかなり間抜けだよね。

藤原竜也のお人よしキャラも偽善的でちょっと鼻につく(キャラ的にはバトロワと一緒)…どうせ綾瀬はるかのオッパイにつられて参加したくせにな(笑)。原作を読んでなくても、こいつの立ち位置や置かれる状況で、一発で諸悪の根源の真犯人であり、その目的が看破できてしまう。第二の事件なんかも、もう少し犯人のボカシが必要だったんじゃないかな?客に探偵気分を味あわせなきゃ、あきられてしまうという、作り手の苦肉の策なのかもしれないけどな…。片平なぎさが、ミステリー好きの主婦で探偵まがいの名推理を披露するという…2時間サスペンスの女王ぶりをちゃんと発揮するんだけれども、扱われ方はTVとは真逆なのが一番の笑いどころだろう、この作品。男としては藤原竜也のシャワーシーンより、綾瀬はるかのオッパイが見たいって…「おっぱいバレー」じゃねえ!


監督:中田秀夫
出演:藤原竜也 綾瀬はるか 石原さとみ 片平なぎさ 北大路欣也 阿部力 平山あや 石井正則 武田真治


【原作本はこちら】
書籍 インシテミル (文春文庫)
勝手に映画紹介!?-インシテミル (文春文庫)







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2010年10月15日

ナイト&デイ(2010年)

テーマ:10年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-ナイト&デイ

【鑑賞日:2010年10月14日】

先週から始まっている「ナイト&デイ」をシネコンのレイトショーで鑑賞…初めて予告を見た時は「今度のミッション:インポッシブルにはキャメロン・ディアスが出ているのか?」と錯覚してしまったほど、まるでイーサン・ハントのセルフパロディのようなスパイ、エージェント演じるトム・クルーズのアクション映画。カウントダウンを間違えて、銃撃戦のまっただ中に飛び出しちゃうキャメロンという、ベタなギャグシーンなんかも予告で使われていたけど…全体的にコメディ色が強く「ミッション:インポッシブル」というよりもシュワルツェネッガーの「トゥルー・ライズ」のようなノリの方が近かったかな?

ウィチタを訪れていたジューン・ヘイヴンスは、空港で同じ男性と二度もぶつかり…飛行機の中でも席が近くだった。ロイ・ミラーというその爽やかな男性と会話が弾み、いい雰囲気になったのだが、ジューンが化粧室に立った直後に事態は急変。飛行機内にいたジューン以外の乗員、乗客はすべて…何者かに追われているらしいロイの敵であり、ロイに襲いかかって来たのだ!銃撃戦にまで発展した後、なんとか敵を倒したロイだったが、パイロットまで流れ弾にあたって死亡。そこへ何も知らないジューンが戻って来たのだが…。

キャメロンの行き先々に現れる、神出鬼没なトムという…まだ話の筋が全然見えてこない前半部分はテンポもよく、グイグイと話にひきこまれていったのだけれども、トムがいったい何者なのかというのをキャメロンが悟ったあたりから手抜きな展開でかなり興ざめさせられる。最後の強引なオチにもちょっとがっくりさせられたかな?コミカルな演技をしている時は、充分に若々しいトムくんも…アクションシーンの必死な形相では、だいぶおっさんになっているのを感じるよね(笑)それでもまぁ、年齢のことを考えると、自分で動いてるシーンも多く、マシンガンを使った道路上での銃撃戦など…「M:i:Ⅲ」のワンシーンを彷彿とさせる。

一方、実年齢38歳のキャメロンも…アップで見るとシワの数とか気になり始めてしまったし、いつまでキャピキャピしたラブコメ演技してんねんみたいな印象も受けてしまうのだが(他の映画では渋いお母さん役とか演じているのに)、真っ赤なビキニによるセクシーショットを劇場のスクリーンで見せられると、思わす身を乗り出してしまう。さすが「チャーリーズ・エンジェル」のナタリー(スパイダーマンパンツでケツを振って踊ってた)…まだまだお色気だってイケます。銃撃戦の最中に、トムくんに「セックスしたい気分」と場違いなカミングアウト…爽やか路線のトムくんにはその手の下ネタは似合わないので、苦笑いしながらのチューどまりだったけどね。

本作はキャメロン視点で描くことが最優先なので、銃撃戦のいいところでいつもキャメロンが気を失い、シーンがフェイドアウト。気がつくと、まったく別のシュチエーションになっているというパターンを繰り返す。キャメロン演じるジューンと観客の一体感を出そうしているのは理解できるんだけど、トムがどんだけ凄い活躍をしてピンチを切り抜けたのかというのを、頭の中の想像で補わなきゃいけないのが、アクション映画として物足りない部分か…せっかくの派手派手な銃撃戦をもっと見ていたいという欲求に随所でかられてしまった。特に、水着姿を披露した、あの南国風の孤島から、どうやって脱出したのか?トムくんが準備していた小型ヘリと、戦闘機の対決とかちゃんと映像で見たかったね…。結局はトムくんの映画というよりは、キャメロンの映画だったのかな?という印象の方が強く残った。


監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:トム・クルーズ キャメロン・ディアス ピーター・サースガード ヴィオラ・デイヴィス ポール・ダノ 


【アメリカではBlu-raの発売が決定!】
Knight and Day (Three-Disc Blu-ray/DVD Combo)
勝手に映画紹介!?-Knight and Day



【日本でDVD化が決定した際のお知らせメールはこちら】

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2010年10月01日

十三人の刺客(2010年)

テーマ:10年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-十三人の刺客

【鑑賞日:2010年9月30日】

先週から始まっている「十三人の刺客」をシネコンのレイトショーで鑑賞してきた…三池崇史が同名の傑作時代劇を今風にスケールアップさせてリメイクしたという作品ですがオリジナルは未見。そういえば、昨年、アメリカ盤の「オーディション」のBlu-rayに収録されていたオーディオコメンタリーで、凄い時代劇を準備中だって語ってましたもんね、それがこの作品だったんだ。そう、この作品…三池崇史の出世作のひとつである「オーディション」の監督、脚本家(天願大介)コンビによるものなんですよねぇ。

暴君として知れわたっれいる松平斉韶…将軍・家慶の腹違いの兄弟であり、明石藩松平家の養子である彼は、数々の悪行に対し咎めを受けぬどころか、年明けには老中職への就任が決まっていた。しかし、このまま斉韶に天下のまつりごとを任されば、災いは万民に及ぶ。幕府老中・土井大炊頭利位も危惧せずにはいられなかったが、さすがに将軍の意向に背くことはできないでいた。そこで、土井は…密かに公儀御目付役・島田新左衛門を呼びつけ、斉韶暗殺の命を下す!勝ち目のない戦だとわかっていたが、侍としての良き死に場所だと悟った新左衛門は、土井の申し出を承諾…暗殺計画を実行に移すため、仲間集めをはじめるのだが…。

これはスタローンの「エクスペンダブルズ」に匹敵する、オールスターキャストによる日本のアクションエンターテイメント傑作ですね。とりあえず、若手キャストや少ない女性キャストは過去の三池作品参加者が繰り上がり抜擢って感じのケースが多く(ケータイ捜査官まで出てたよね)、で…中堅どころの役者に関しては、テレビ朝日製作だけあって、テレ朝刑事ドラマの主役級で固めているのが印象的だ(笑)伊原剛志は「警視庁継続捜査班」だし、沢村一樹は「警視庁失踪人捜査課」だし、六角さんは「相棒」だし…みたいな。そういえば、刺客側ではなかったけど、不倫&飲酒運転疑惑で時の人となった内野聖陽なんかも出てきて、この人も「臨場」や「ゴンゾウ」なんていうテレ朝刑事ドラマに出てるもんね。

暗殺のターゲットとなる暴君役が、稲垣吾郎…SMAP?ジャニーズ?みたいな冷ややかな目で見ていたんだけど、これがなかなか、「必殺4」に出てきた悪徳奉行の真田広之みたいなキレっぷりで意外とハマってる。バラエティ番組に映画の宣伝で出ていた役所広司が、あれが稲垣の地ではないかと…現場で周りのスタッフキャストが言ってましたと語っていたが、そりゃそうだよな、車で婦警さんをひき殺そうとした前科があるくらいだから、国民的アイドルなんて呼ばれてるけど、本当は性格が悪いのだろう。そういう部分を見抜いた、製作陣のキャスティングセンスを褒めたくなる。腐ってもジャニタレの稲垣にあそこまでやらせる三池さんの勇気も賞賛に値するな。

作品の内容は…前半部分は、かなり硬派に撮ってます。時代劇って感じの殺伐さや重厚さが、フィルムからビンビンと伝わってくる…。冒頭、内野聖陽が切腹をするシーンなんかも、三池なら内臓がドバーっと出てきたりする映像を撮るんじゃないかと期待してたが、そういう脱線はしない。数々の大作映画で、最後にズッコけ気味なオチを持ってきた三池崇史だけに、最後に隕石が落っこちてきて、みんな死んじゃうなんてオチもなくはないなと心配な分部はあったけど…そういう方向にはいきませんので、三池フリーク以外の方もご安心ください。

ただ、油断していると、暴君稲垣に慰み者された哀れなねーちゃんとか、が出てくるわけで…ああいうところはいかにも三池作品ですよね。一瞬誰だかわからんかった、お歯黒姿の谷村美月もインパクト大…ほかのアイドル起用の時代物も、こういうところちゃんと見習っておけって感じです。それが一転して、最後の刺客・伊勢谷友介が登場したあたりから少し印象が変わる…それこそ三池崇史らしさが出た脱力系のコミカル描写が増え始める。ギャグとしては嫌いじゃないが…本作ではなくても良かったかなというのが正直な気持ちだ。ちょっとした下ネタくらいは確かにはしやすめになったが、ホモネタ、カマホリはさすがにやりすぎかと…せっかくの硬派な雰囲気が台無しである。伊勢谷の存在自体がギャグになっており、侍の美学を否定するという演出意図があるらしいのだが…だったらあの役柄は、伊勢谷よりも、三池組の常連やべきょうすけあたりに演じてもらいたかったかなと思ってみたり。

まぁ、この伊勢谷の違和感以外は殺陣もかなり壮絶で見ごたえ十分だったけどね。血や脂で刀というのは斬れ味が落ちるので、伊原剛志なんかは、刀を使い捨てにして、敵を斬りまくってたよね…で、最後は岩でも拳でも何でも使えって弟子に教えてて、それを実践するあたりが良かった。オイラも歴史ものとかは正直苦手なので、固有名詞とか色々と覚えにくい部分が多々あったが、雇われ侍たちが正義感で暴君を倒すと、中身はそれこそ「エクスペンダブルズ」と一緒なので、難しく考える事はないだろう。チャンバラだけではなく、爆破も出てくるし…CG映像(ちょっとチープに感じるのがいかにも三池崇史っぽい)を使ったとんでもな奇襲作戦も面白かった。最近はシネスコ撮影に凝っているという三池崇史の、スケール感を感じるビジョンは、劇場の大スクリーンで見てこその迫力だ。


監督:三池崇史
出演:役所広司 山田孝之 伊勢谷友介 沢村一樹 伊原剛志 松方弘樹 松本幸四郎 稲垣吾郎 市村正親


【オリジナル版はこちら】
DVD 十三人の刺客
勝手に映画紹介!?-十三人の刺客






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2010年09月22日

エクスペンダブルズ(2010年)

テーマ:10年01~12月の劇場鑑賞映画

勝手に映画紹介!?-エクスペンダブルズ


【鑑賞日:2010年9月21日】

今年最強のハリウッド映画がようやくきたーーーーーーーーーーーーっ!そう、ひとつ前の書き込みで書いた当たったある映画の試写会とは、なななんと「エクスペンダブルズ」だったのどうぇっす。最近ね、電車賃が惜しいので、めったに東京方面の試写会なんかいかないんだけど、これは別だよ、スタローンがアクションスターを揃えて何やら凄いアクション映画を撮ってるらしいという一報を聞いた瞬間から、見たくて、見たくて、よだれをダラダラたれしてたオイラ…この映画が早く見れるなら、電車賃なんて安いものです。あるネットサイトで試写会の募集があったので、オイラに見せろ!試写会で当たっても、もう1回劇場に見に行くから、とにかく招待券くれ!と…どれだけスタローンとラングレンとジェット・リーが素晴らしいかという思いのたけを、メッセージ欄に書きこんで応募しておいたら、本当に当選しちまったぜ。

船をジャックし、身代金を要求してきた武装海賊たちをあっという間に制圧したバニー・ロス率いる、傭兵部隊の精鋭6人…しかし、ヤク中の狙撃手ガンナーがミッション中に規律を乱した事に他のメンバーは憤り、ロスはガンナーをチームから外すことを決定する。数日後、チャーチという謎の男から呼び出されたロスは、高額で新たな仕事を引き受けることに。その依頼内容とは…南米にあるヴィレーナという島国で、圧政を敷くガルザ将軍の暗殺と、彼の軍を徹底的に排除することだという。とりあえずロスは、気心の知れた片腕的な元SAS隊員リー・クリスマスを伴い、現地の視察を慣行…鳥類研究家を装って潜入を試みる。島の実体を踏査する最中に、怪しげなアメリカ人の存在を突き止め、さらにCIAが用意した協力者とも接触を試みるのだが…。

いや、マジで今年の洋画ナンバーワンだね、こりゃ…アクション大作といえば、最近は「特攻野郎Aチーム」あたりが、けっこう面白かったけど、あんなの目じゃないくらい、100倍も200倍もこっちの方が面白くて、熱い。そしてスタローン以下、スターたちのそろい踏みショットがとにかく感動的だ。人質救出任務に出向いたスタローン以下、エクスペンダブルズ、消耗品軍団の面々。「威嚇するぜ」というラングレンの一言で、銃撃戦が始まり、あっという間に悪党どもを蜂の巣にしてしまうんだけど…不敵な笑みを浮かべるこの親父軍団、「ランボー 最後の戦場」のミャンマー軍の第殺戮並みにえげつない。まぁ、倒す相手は悪党どもだけど。

でもって、ヤク中のラングレンはもっとえげつなくて…ミッションが終了しても殺しをやめようとしない。これって、まんま「ユニバーサル・ソルジャー」のスコット軍曹です(笑)そのラングレンの蛮行をとめようとちっこいジェット・リーがさっそうと現れて、いきなり今度は仲間同士でのバトルが勃発してしまうんですけど…本来なら、これはヴァンダムの役目じゃないか(笑)まったく、なんでヴァンダムは出演を断ったんだよ…まぁ、二人の共演はまもなく「ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション」がソフト化(劇場公開済)されるので、そっちで見れるからいいけどさ、うーん、やっぱりこのメンツの中にいてほしい一人だよね。二人の因縁、後々までけっこう尾を引く…そんでもって、真打ち登場といわんばかりにスタローンにバトンタッチし、ちゃんとロッキーVSドラコのリベンジマッチへと繋がっていくあたりは鳥肌もの。

カメオ出演が話題になっているシュワルツェネッガーとブルース・ウィリスなんかももったいぶらずに、最初の方のつかみで持ってきちゃうあたりが、サービス精神豊富なスタローンらしい粋な計らいだ。本当に時間としては短いシーンであったが、ランボー、ターミネーター、ダイハード、この三人の茶目っけたっぷりの会話に、アクション馬鹿は悶絶必至…下手な女優のヌードよりも興奮すること間違いない。印象的には、スタローンの次に、一番活躍していたのはジェイソン・ステイサムだろうか?御年64歳だというスタローンは、ランボーに引き続き、本作でも猛ダッシュのマジ走りを見せるなど、自ら多くのスタントを演じて見せる。それにつられたのか、ステイサムだって「トランスポーター」の最新作以上に、動きが機敏に見えるくらい、とにかくカッコ良いのだ。

ストーリー等に関しては、あまり語る部分はないような…とりあえず懐かしい感じのアクション映画で、何も考えないで楽しめます(もちろん誉めてますよ)。一部繰り返しになりますが、主役俳優同士のバトルに、「ランボー 最後の戦場」並のスプラッタードンパチも健在。そして爆破量も半端じゃなく、おまけにカーチェイスなんかもありと、アクションのフルコース状態。うん、こうい作品がちゃんとシネコンで見れるというだけで、なんかテンションがあがってきますよ。まぁ、試写会応募の時に…もう一回見に行くって豪語しちゃったし、パンフ購入がてら、10月16日の公開日がきたら、もう一度、ちゃんとした映画館で見てくるつもりですよ、本当に。いや、もう一度ではなく、余裕があれば二度、三度、見て損はない映画だと思うよ。まだ公開もしていないのに、気が早い話だけど…もちろん、将来的にはブルーレイも買うだろう!


最後に…オイラが独断と偏見で選ぶ、「エクスペンダブル」にいないのはおかしい、続編が実現したらぜひメンバーに加えてほしいオヤジアクションスターをリストアップしてみる。まずオファーを蹴ったと噂されるセガールとヴァンダムにもう一度声をかけるべし。あとは「デスペラード」のアントニ・バンデラスなんか、このメンツに混じっても違和感がないだろう。それから「トリプルX」のヴィン・ディーゼル兄貴に…二挺拳銃のチョウ・ユンファもいてほしい。そうそう、「パリより愛をこめて」の無茶っぷりがイカしてたトラヴォルタも忘れちゃいけないし、ローレンス・フィッシュバーンとかもいいなぁ。紅一点女性キャストで、ミシェル・ロドリゲスとかどうだ?日本からも竹内力や小沢仁志(哀川翔じゃ、ちょっと線が細すぎるのと思うので)あたりがメンバーに加わってもいいんじゃないか?とまぁ、オイラのおバカな妄想は際限なく広がり続けています…。


監督:シルベスター・スタローン
出演:シルベスター・スタローン ジェイソン・ステイサム ジェット・リー ドルフ・ラングレン ミッキー・ローク


【サントラはこちらら】
Ost: Expendables, the
勝手に映画紹介!?-Ost: Expendables, the



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2010年09月22日

機動戦士ガンダム00 A wakening of the Trailblazer(2010年)

テーマ:10年01~12月の劇場鑑賞映画


勝手に映画紹介!?-ガンダム00 A wakening of the Trailblazer


【鑑賞日:2010年9月21日】

先週末から始まっている「劇場版 機動戦士ガンダム00 A wakening of the Trailblazer」を、久しぶり東京まで出かけて鑑賞してきた。実は、ちょうどうまい具合に、1本とある映画の試写会が当選していて、それは何が何でも行きたいと思っていたので…近所のシネコンでは上映のないガンダムも一緒に見てこようと、ローソンチケットで前売り券を買っておいたんだよね。土日祝日だと、どこの映画館も広めのスクリーンで上映してるんだけど、平日だと座席数の少ないショボイスクリーンが多い…有楽町のピカデリーも、休みの日よりは小さいんだけど500席以上あるスクリーンだったので、ここで見てきた。場内はマイスター目当ての若いねーちゃんでいっぱいなんじゃないかと半ば期待して出かけてみたんだが、やっぱ腐ってもガンダム、野郎(オイラと同年代か、それ以上のおっさんも結構多い!)ばっかで、けっこうむさくるしかった(爆)

ソレスタルビーイングの活躍で、イノベイドの陰謀を打ち砕かれ、独立治安維持部隊アロウズの圧政から解放…表面上は平和が訪れたかのように見えていたが、水面下ではソレスタルビーイングの活動はまだ続いていた。そんな西暦2314年…130年前に廃船となっていた生体反応の無い木星探査船エウロパが地球圏に接近。地球連邦のイノベーター、デカルトのによりエウロパの排除に成功はしたものの…破片が地球に落下する事態に陥った。その直後から、無人の車が暴走するなど様々な怪現象が多発…さらに人間の身体が金属に侵食されていくという異常事態に発展する。自身もイノベイターへと変革したソレスタルビーイングの刹那・F・セイエイをはじめとするガンダムマイスターたちも、地球上での異変を素早くキャッチ…行動を開始する。これがイオリア計画の最終段階「来るべき対話」と何か関連があるのだろうか?

ハリウッドメジャー大作や往年の東宝特撮映画のようなノリ…SFの長編アニメとしてはそれなりに面白かったと思うけど、とうとうガンダムが踏み込んではいけない領域に踏み込んでしまったのね!ニュータイプや強化人間という超能力もどきの思想、設定を作品に持ち込んだのは、ほかならぬ富野御大自身ですから…名前を変えただけのイノベイターやらイノベイドやら超兵なんていう設定はごく自然に受け止められたのですけど…イノベイターの次の敵は、インベイダー、エイリアンだったのかよ。話の中身はぶっちゃけ、宇宙人襲来ですよ…ガンダムが宇宙怪獣と戦っちゃうんですよ…そこ、ファースト世代としては、いくらなんでもという気持ちでいっぱいだ。っていうかさ、宇宙怪獣は、先にマクロスFでやっちゃっただろ?

これはガンダムがプロレスをやらかす、Gガンダムに匹敵する衝撃ですぞ。00って、意外とちゃんとミリタリーしているところが受け入れやすくてさ、最終的には陰の支配者アムロ・レイ(蒼月昇こと古谷徹演じるリボンズ)の呪縛から逃れるために、ファーストガンダム(Oガンダム)を倒す話だったという裏テーマが感動的だったのに…まさかこんなになっちゃうとは。まずは、隕石の落下を機に地球上でオカルティックな事件が多発。そんでもって死んだはずのとあるキャラのそっくりさんが、刹那たちの前に現れるところなんて…なんとなく「イベントホライゾン」チックな展開だ。無人の車が暴走し…アレルヤとソーマ・ピーリス(マリー)を襲うところなんてスティーブン・キング?ジョン・カーペンターみたいな…ガンダムでホラーである。

知らないうちに、人類存続の危機に陥り…主要キャラたちは、玉砕覚悟で、謎の生命体(作中では“異星体イリス”と呼ばれている)に戦いを挑んでいくって…どちらかというと「宇宙戦艦ヤマト」の方が似合いそうな展開(うーん「トップをねらえ!」でもいいかな?)。ついでに出番が少ないティエリアは、綾波レイだったってことでしょうか?怒涛のクライマックスはもっとありえない、ガンダム的にやっちゃいけないことを堂々とやってのけてた。戦闘シーンに合わせてかかる石川千晶の挿入歌「もう何も怖くない、怖くはない」っていうのは…ガンダムの世界を壊しちゃってごめんなさい、でもこれからの時代、古い事に捕らわれているだけじゃ駄目なんだよっていう…スタッフの富野御大やファースト信者への開き直りめいたメッセージにも聴こえてしまい、なんだか妙な感じだった。

ガンダム自体にさして興味や思い入れのないキャラ目当ての女子には、こういう直球エンターテイメントなガンダムは新鮮に映ったかもしれないけどさ…金を払ってガンダムを見に行くぞと意気込んでいった人間としては、どうなのよ?という疑問の方がいっぱい出てきてしまう。だからさ、アプローチは悪くないけど、はっきりいってこれはガンダムではないです。だったらマクロスFのように、似て非なるパラレルワールドでの話ってことにすれば良かったのに…これがガンダム00の続編であり、完結編だっていう部分に納得がいかんのよ。冒頭の、戦闘シーンが一昔前のアニメみたいな、劇場作品にしちゃ、違和感のある雑な作画だなぁと思ったら…なんとまぁ、あんな形でパロディを見せるとは。あれは、あれでいい味出してて…その後の沙慈のセリフは素直に笑えた。

あと、見る前は新キャラの声が、なんで勝地涼と思っていたんだけど…意外とちゃんとアニメ声になっていて、他の俳優、タレント起用のアニメよりも意外と自然な感じ。ただ、この新キャラ…結局、ガンダムマイスターとは戦ったりすることもなく、絡みもあまりなく、なんか重要そうで、あまり重要ではないというあっけなさ。あっけないといえば、地味に散っていった某レギュラーキャラその1と、やっと死んでくれた某レギュラーキャラその2(最後までむさくるしかった)。その3は描かれてなかったけど、たぶんどこかで生きている事だろう(笑)TVシリーズのセカンドシーズンも、エンディング後にCパートがあったけど、本作もエンディング後に…エピローグが存在するので最後までちゃんと見ましょうね。ロックオンのガン=カタ風乱れ撃ち(もちろんガンダムで!)とか、かっこいいメカ作画があったんだけど…繰り返すけど、ガンダムとしては認めたくない!?


監督:水島精二
出演:宮野真守 三木眞一郎 吉野裕行 神谷浩史 本名陽子 戸松遥 高垣彩陽 小笠原亜里沙 勝地涼 


【サントラCDはこちら】
劇場版 機動戦士ガンダムOO A wakening of the Trailblazer オリジナルサウンドトラック
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2010年09月05日

バイオハザードⅣ アフターライフ(2010年)

テーマ:10年01~12月の劇場鑑賞映画

勝手に映画紹介!?-バイオハザードⅣ アフターライフ

【鑑賞日:2010年9月4日】

近所のシネコンで行われた「バイオハザードⅣ アフターライフ」の先行上映へ行って来た…もちろん3D版の上映で!オイラの通っているシネプレックスは9月より3D料金が改定され、レイトショー割引対応になった。今までは、どの時間に見ても均一2000円だったのだが…通常の入場料+300円で見れるようになったらしい。ってことは、1000円均一のファーストデーでは1300円で見れるのか?そんなこんなで…けっこう混雑してたので、誰もいない、最前列で映画を見てきた。一番前の3D鑑賞はキツイかなって思ったが…意外と苦痛ではなく、迫力もちゃんと感じられたり。

T-ウィルスの感染から5年…世界中でアンデッドが蔓延し都市機能が停止する中、東京も同じような状態に陥っていた。しかし、その地下では、アンブレラ社が密かに活動を続け、兵器の開発、研究を続けている。アンブレラ社の陰謀に一人立ち向かうアリスは単身で地下施設に乗り込み、研究の指揮を執る責任者のアルバート・ウェスカーを追い詰めるのだが…。やがて、世界中を周り生存者を捜し続けるアリスは…感染者のいない安息の地、アルカディアを目指し、アラスカに飛ぶのだが…。

前作の3でその予兆があったけど(3年前のレビュー で、“次は日本を舞台に、アンブレラVSアリス軍団”だって、オイラも妄想してました)、オープニングは、「マトリックス」のエージェントスミスと化したアリスがアンブレラの基地を破壊しまくるという迫力のアクションを、3D技術を活かした演出満載で見せつける。ただ、アンブレラのザコキャラたちの制服に…カタカナと漢字で“アンブレラ社”って書いてあり…ちょっと興ざめしてしまったよ。いや、あそこまで日本を意識しなくてもいいのに…。中島美嘉の感染者第1号など、他の日本関連描写は、パート3のラストほどちゃちくなくまともだったのになぁ。そういえば、東京が壊滅していくところは、ちょっと「AKIRA」のオープニングにも似てたな。

物語の本筋は…アリスが生存者と出会い、アンデッドの群れから脱出を試みる。そして最後はアンブレラに殴り込み…みたいな、それこそパート3とほとんど変わらずといったところもあるんだけれども、ポール・W・S・アンダーソンが監督に復帰している点などから、こちらの求める「バイオハザード」らしさにはなっていたかなと思います。クレアなど過去キャラクターの再登場、さらにクレアの兄貴で、ゲームや小説(ゲームはやってないけど小説は読んだんだよね)のファンにはお馴染みクリス・レッドフィールドが実写で初登場となるなど…シリーズものとしての見どころはけっこうあり。演じている役者を意識したのかクリスが刑務所に入ってるっていうのは、なんか狙いすぎな気もしないではないが(プリズン・ブレイクかよ!)…クリス、クレア共に、アリスに劣らないアクションの見せ場がありなかなか良かったです。

でも、ちょっとまった…噂に聞いてたジル・バレンタインの再登場はどうなったの?出てきてないじゃん?やっぱガセ?とか思ってたら、流れているエンディングロールにもちゃんと名前がクレジットされている。あれ、おかしいなぁ…見過ごしたのかなと思いきや、ああいう形での登場でしたか。てっきり歴代ヒロインがそろい踏みで、アンデッドバトルを繰り広げてくれるのだろうと期待してたんだけど、そういう扱いではございません。オイラはゲームの方をプレイしていないので、なんだよって思いの方が強かったんですけど、劇場を出る時に、ゲームのファンらしいおにーちゃんたちが興奮した口調で、あのジルは良かったとさかんに語り合っていた。思わず耳をそばだてて、おにーちゃんたちの会話を聞いて、なるほどなぁ、そういう意味なのねと納得したのでした。

今度は本当にシリーズラストだって言われているけど、いつものパターンで、まだまだいくらでも続けられそうじゃんという煮え切らなさはかなり残っている。っていうか、せっかくうまい具合に役者が揃ったんだから続きが見たいと思うのがファンの心理でしょう…。個人的には、バイオハザードまで流行りものの3Dになっちゃったのかよと、最初はちょっと悲観している部分があったんだけど、実際に映像を見てみると、「アバター」なんかよりも3D演出の不自然さは軽減されていたかな、ちゃんと実写映画というのも感じられたし。感染者一号が出てくるところ、オープニングのタイトルテロップとかさりげない部分での3D効果なんかもけっこう良かったです。あと色調・色味なんかも2D映像と変わらない自然な発色で、「アバター」の時に感じた3D映画特有の疲れを感じなかった。

その反面、3Dに頼り過ぎてミラ・ジョヴォヴィッチ本人の身体を張ったアクションというのが減った印象も?日本支部と刑務所脱出までは良かったんだけど…最終バトルあたりちょっと味気なかった。「アバター」を見た時に、なんだ3Dってこんなもん(よく言うよね、IMAX以外の3Dは大したことないって)って思っちゃって、それと今までの3D料金の高さにも躊躇しちゃって、3D作品を率先して見ようという気が起きなかったんだけど、今回の「バイオハザードⅣ アフタターライフ」だったら、及第点かな?それこそ「アバター」よりも、3DTV普及のいいコンテンツアイテムに成りえるんじゃないですか?


監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ アリ・ラーター  ウェントワース・ミラー シエンナ・ギロリー キム・コーツ 


【新作鑑賞前にBlu-rayでおさらい!】
Blu-ray バイオハザード トリロジーBOX(3枚組)
勝手に映画紹介!?-バイオハザード トリロジーBOX



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2010年08月15日

特攻野郎Aチーム THE MOVIE(2010年)

テーマ:10年01~12月の劇場鑑賞映画
 
勝手に映画紹介!?-特攻野郎Aチーム

【鑑賞日:2010年8月14日】

昨日、近所のシネコンで行われた「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」の先行上映へ行って来た。かつてテレビ朝日でも放送していた往年の海外TVドラマを、劇場映画としてリメイクしたもの…TVでハンニバル・スミスを演じていたジョージ・ペパードは既に他界しているので、もちろんキャストを一新しての映画化だが…これがオリジナルを知っている人間が見ても、みんなピッタリのハマリ度。TV版の吹替えメンバーが、そのままこの劇場版の吹替えを演じても違和感ないだろうなぁって思ったもん(モンキー役の富山敬は死んじゃってるけど)。何より、邦題でちゃんと“特攻野郎”という言葉を残してくれているのも嬉しい…なぜ、「ミッション・インポッシブル」は「スパイ大作戦」じゃいけなかったのか?って、オイラは今でも疑問なんだから(笑)

ジョン・ハンニバル・スミス大佐は…敵に捕まったフェイスマンことペック中尉を救出すべく…単独でメキシコに潜入。やがて荒野を通りかかった車を奪おうと、相手に銃を突きつけたのだが、そのモヒカン頭の巨漢バラカスが元レンジャー部隊の隊員であることを知り協力要請…二人で、ペックの救出へ。まさに処刑寸前のペックを間一髪のところで救出に成功…その足で軍病院に向かい、精神を来して入院していた凄腕パイロットのマードックをスカウト、復職させミッションの仕上げをすることに!これがAチーム誕生の瞬間だった。それから8年後…撤退間近のイラクに、Aチームのメンバーも揃っていた…そこへリンチと名乗るCIAの男が現れ、フセインの残党が盗んだ、ニセ札の原版を奪還してほしいという依頼を受ける。上官のモリソン将軍に直談判し、作戦を開始したAチームだったが、実は裏には大きな陰謀が隠されており…。

久しぶりに、イメージ通りで期待を裏切らなかったハリウッド大作だな…役者は違うんだけど、Aチームメンバーのコミカルなやり取りなんかは、TVシリーズを見ていた頃を思い出す懐かしい雰囲気。日本のTV放送ではコンゴの愛称で親しまれていたバラカスの飛行機嫌いネタとかも、お約束のように何度も、何度も繰り返すしね…他の作品だったら「しつこい!」って思っちゃうようなところも…素直に笑って楽しむことができた。自分たちの脱獄計画から、敵対組織との対決まで…これまたテレビシリーズを彷彿とさせるトリッキーで奇抜なミッションがいっぱい出てくるのも良かった。ただ、ハンニバルの変装がなかったのが、さびしいっちゃ、さびしいかな?と…天知茂の明智小五郎みたいに、ベリベリって変装を解くシーンがけっこう好きだったんだけど(笑)

TVシリーズの雰囲気をしっかりと出しながらも、アクション面では、やはり劇場ならではのスケールのでかいシーンが満載!Aチーム誕生を描くプロローグでは、戦闘ヘリ相手に、武器も搭載していない医療ヘリで、マードックの飛行テクニックだけで挑んで行くという展開をスリルの中に、適度な愛嬌を織り交ぜてきっちりと見せきる。はたまた、落下する戦車と無人戦闘機が対決しちゃったり、街中での大銃撃戦に発展したりと、アクション映画としての醍醐味はTVシリーズ以上のものとなっている。フェイスの元カノで、Aチームを執拗に追いかける国防省の女性大尉は、こういう男くさいアクション映画に欠かせない、男勝り美女。演じているのは「ブレイド3」や「ステルス」のジェシカ・ビールなので、戦うおねーさん好きとして、こういうところもポイント高し!

TVシリーズのキャストがどこかでゲスト出演というのは、まぁ、こういう映画のお楽しみの一つでもあるので…旧作を知っている人は、どこで出てくるかぜひ楽しみにしててください。席を立たずに最後までちゃんと見るよとだけは忠告しておきます。ただ、それ以外にも…意外なカメオ出演がありビックリ。けっこう有名な最近の某TVシリーズの主役俳優が重要な役どころで登場、しかもノンクレジット出演!これはもしかして、続編の布告かな?次回以降、この俳優がAチームを追い詰める“アブナイ男”としてレギュラーキャラクターに加わり、活躍するのではないかと大いに期待させられてしまいます。Aチームのエピソード0として非常に面白かった…最後で、TVシリーズと同じようなナレーションが入っており、それこそ、これからもAチームが様々なトラブルを解決するよと声高々に宣言しているようだった。


監督:ジョー・カーナハン
出演:リーアム・ニーソン ブラッドリー・クーパー クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン シャールト・コプリー


【DVDでTVシリーズをおさらい】
特攻野郎Aチーム シーズン 1 DVD-SET 【ユニバーサルTVシリーズ スペシャル・プライス】
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