2011年12月16日

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年)

テーマ:11年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル


【鑑賞日:2011年12月16日】

本日公開が始まった「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」をシネコンの初回上映で鑑賞してきた…ご存じ、トム・クルーズ主演の人気スパイアクション第四弾!レイトショーや土日だと、やはり混雑が予想されるので、まだ冬休み前だし初日でも平日の朝だったら空いてるだろうと期待して、1300円の前売り券を買っておいた。案の定、客の入りはまだそれほどでもなく…お気に入りの座席位置を確保しつつも、前後左右誰も人が来なくて、落ち着いて鑑賞でき、満足。久しぶりにパンフも買って(700円もした!)、ご満悦なオイラ…。

刑務所に服役していたイーサン・ハントは、IMFエージェントのベンジーとジェーンの助けで脱獄に成功…その足で、新たな任務に就く。潜入目標はロシアのクレムリン…軍人に化けて潜入に成功したものの、途中で謎の人物の妨害に遭ってしまい、撤退を余儀なくされるのだが、その直後にクレムリンが爆発。テロの容疑をかけられてしまったイーサンとその仲間たち。助けに来たIMF長官まで襲撃されてしまい、政府からの後ろ盾も完全に失ったイーサンは、騒動に巻き込まれた分析技官のウィリアムを新たに仲間に加え、独自にミッションを開始する…。

「M:I:3」はパート2に比べれば、充分にスパイ映画にはなっていたが…それでも“スパイ大作戦”っていうよりは、「エイリアス」じゃんみたいな部分が多かったとけど、本作は充分、“スパイ大作戦”風ではあった。逆に、アクションの部分で見ちゃうと、「M:I:3」の方がドンパチは派手だったよね。しかし、シリーズのお約束と、珍妙な秘密兵器の数々も魅力的だし、相変わらず高い所に登り、落っこちるのが大好きな大馬鹿野郎のトムくんの体を張った見せ場(もはやギャグに近い)など、助かるのはわかっていても、やはりヒヤリとさせられてしまう。

続投キャラクターや、シリーズ縁のあの人のカメオ出演者もあり…前作を踏まえた設定なんかも、ちゃんとドラマの味付けとして盛り込まれているのが好感。そう、パート3では所帯持ちだったトムくんの、その後が色々と紐解かれるんだけど、これが最初は単なるリップサービスのギャグかと思わせておいて、ストーリーが進むにつれ、二転、三転、色々な事実が判明してくる仕掛けになっているのが憎い演出だ。新メンバーのジェレミー・レナーが分析官なんて地味な役職に就いているのも、明らかに胡散臭いし…。

もう一人の新メンバー…女性エージェントを演じたポーラ・パットンも、2作目のタンディ・ニュートンを彷彿とさせる褐色美女。マギー・Qほどではないがアクションの見映えもよく、レア・セドゥー演じる女殺し屋とのキャットファイト対決など戦う綺麗なおねーさん好きとしては、何度も繰り返し見たくなる、ポイント高めのシーンが多々ありましたね。その他、脇を固める役者陣も実にインターナショナルで、主役級も演じられる見知った顔がいっぱい出てくるので、けっこう華やかです。

一時は、トム・クルーズとパラマウントが仲違いした時期もあり、シリーズ続投不可能なんて噂まで出ていたけど…5年ぶりの新作で健在ぶりをアピール。キャメロン・ディアスと共演した「ナイト&デイ」なんて、スパイ大作戦もどき映画も途中でありましたが、今となっては、あれも本作のいい予行演習になったんじゃないでしょうかね?あと少しで御年50歳のトムくんだけど、上半身裸で、引き締まったボディを見せながらアクションしているのを見たりしていると、まだあと2、3本はイーサン・ハントを演じられるんじゃないか?と思ってしまった…。


監督:ブラッド・バード
出演:トム・クルーズ ジェレミー・レナー ポーラ・パットン サイモン・ペッグ ジョシュ・ホロウェイ


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2011年12月16日

リアル・スティール(2011年)

テーマ:11年01~12月の劇場鑑賞映画

 

勝手に映画紹介!?-リアル・スティール


【鑑賞日:2011年12月15日】

先週から公開が始まっている「リアル・スティール」をシネコンで鑑賞してきた…見た目は実写版トランスフォーマーもどきのメカが、ボクシングをするというロボット版ロッキーな物語。ディズニーが配給を手掛けているだけあり、ファミリードラマとしてもかなりの直球。本国アメリカでも評判になり、日本での評論家受けなんかも上々らしい、お正月映画の大本命な1本。と、煽ってみたけど…映画館はけっこうガラガラだった。まぁ、勝負は冬休みが始まるこれからって事でしょうかね?

チャーリー・ケントンは、かつて凄腕のボクサーだったが、人間同士の格闘技がすたれてしまうという時代の波に押され、今では高性能ロボットを使って行うロボット格闘技のしがないプロモーターの身であり、行く先々借金トラブルを抱えていた。そんなチャーリーの元に、別れた妻の死が知らされ、幼い時に別れた11歳の息子マックスと対面することに…。ひょんなことから、ひと夏を一緒に過ごすことになったのだが…そんなある日、新しいロボットを作るために忍び込んだスクラップ工場で、ATOMという旧式ロボットを発見し、マックスは気に入ってしまい…。

挫折を味わった人間が再び頂点を目指す、そして生き別れていた親子が絆を深めていくと…スポ根とファミリードラマの王道を描きつつ、日本のロボットアニメな設定をふんだんに盛り込んでますな感じですね…作り手のジャパニメーションへの敬意の現れみたいなのは随所に感じられ、やたら小道具に日本語が記されていたりする。主人公メカがよりによって“ATOM”だし、その“ATOM”を入手する前に、チャーリーたちが入手したヒール系のロボット、鉄人28号をもっと不恰好にしたような濃紺のメカには、“悪男”と漢字で記されている。

なんだ、“悪男=ワルオ?”って、イモ欽トリオの西山浩司の顔がチラついてしまったのはオイラだけではないはずだ(笑)クライマックスでマックスが来ていたTシャツにも、カタカナで“ロボット”って書いてあったし…何のイラストが描いてあるのかまでは、よくわからなかったけど、やたらと視界に“ロボット”の4文字が入ってきて、気になってしょうがなかったぜ。そんなマックスが、ロボットの操縦桿(リモコン)を握ってるところなんて、まるで金田正太郎みたいだ。親父が、メカのシャドー機能を使ってボクシングを教えるところなんぞ、さしずめGガンダム?

他にも、言語が違って音声を認識しないなんてネタは…エヴァンゲリオンだし、スクラップからメカを組み立てようとするところはガンヘッド?結局、ATOMOを発見したので、スクラップをつなぎ合わせてロボットを作るという当初の計画は断念するんだけどな…。一応、この作品ではボクシングが基本ルールになっていたが、リングでロボットが戦うというシュチエーションを知った時に、真っ先に思い出したのが「プラレス3四郎」なんだけどさ。実際に、これらの作品の影響を受けたかどうか知らんけど、ロボットアニメ好きの人は、けっこう懐かしさも感じるはず。

とにかくごった煮なんで、元ネタがなんなのかなんていうのが逆にわからなくなってしまってるから…独自の面白さが出ていたのではないかとも推測。何より、あれだけお腹いっぱい、ロボットの活躍が見れて、「トランスフォーマー」を見た後のような、妙な疲れ、虚脱感がないのはやっぱり素晴らしいんじゃないでしょうか?ぶっちゃけ、「トランスフォーマー」よりもオイラは面白かったぞ。続編があるとするならば、今度はロボットたちに、変形と合体も盛り込んでほしいかなと…ささやかな願望です。


監督:ショーン・レヴィ
出演:ヒュー・ジャックマン エヴァンジェリン・リリー ダコタ・ゴヨ ケヴィン・デュランド アンソニー・マッキー 


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2011年11月18日

コンテイジョン(2011年)

テーマ:11年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-コンテイジョン


【鑑賞日:2011年11月17日】

先週から始まっている「コンテイジョン」をシネコンのレイトショーで鑑賞…世界中に謎のウィルスが蔓延していく恐怖を描いたサスペンススリラー。よくぞコレだけのメンツを集めたなぁ~って感じのキャスティングだが、監督がソダーバーグとくれば納得か?お得意の群像劇スタイルの演出だし、スター同士の直接の競演シーンは意外と少なめだよな。グウィネス・パルトロウなんて、最初に出てきたと思ったらすぐにおっ死ぬし…後半になると記録映像とかで、何回か出番はあったけど…。それにしても映画の中身より、グウィネスが死にかかってる時のゾンビか薬中ジャンキーかみたいな壮絶な表情、そして貞子でも見たような死に顔が一番怖かった。

香港に出張したベス・エムホフは、夫がいる身でありながら…空いた時間を使ってかつての恋人とシカゴで密会していた。やがて飛行機に乗り、ミネソタにある自宅に戻るのだが、その直後から体調を崩すはじめる。その頃、日本やイギリスでもベスと似た症状を発症し、急に倒れる人たちが現れた。この事実に真っ先に気づいたのはネットを使って情報を発信しているフリージャーナリストのアラン・クラムウィディだった。ベスが帰宅してから二日後、急に様態が悪化…夫のミッチに付き添われ病院へ向かうのだが、治療の甲斐もなくベスは死亡してしまう。呆然とするミッチが自宅に戻るのだが、今度はベスの連れ子がベッドの上で既に事切れていて…。

正直、人類滅亡くらいまでいっちゃうような映画なのかなと思っていたんだけど…そこまで突飛な展開ではない。フィクションなんだけど、あくまでリアルにこだわっているというか、人の死を淡々と描いているので、それこそネットやマスメディアを通じて、自分に関係のない場所で起きている、災害や戦争を伝えるニュースを見ているような感覚に近いものがあったかも?冒頭はSARSや、2009年の新型インフルエンザ問題を彷彿とさせるような描写もあったが、なんかちょっと過去の話だしなぁ~みたいに考えちゃう部分があるし。ただ、感染が拡大、パンデミック後の展開は震災後の日本、原発問題に揺れた日本とダブって見える部分が相当あり。

情報操作、食糧の買いだめ、ネットからは信ぴょう性の薄い偽情報が垂れ流され、人の弱みに付け込んだ詐欺まがいの行為も横行するなんていう展開は、実際についこの間まで日本で起きていた事と一緒じゃねーかと(暴動が起きなかったのは諸外国に褒められたが)。半年前の自分たちって、映画の中に出てくる“嫌な奴ら”同様…愚かだったよねっていう思いは何度も抱かされた。この映画、今の時期に見ていなかったら、たとえば震災前に封切られた映画だったり、何年か先に出てきた映画だったら、きっと、ありふれた内容で、そんなに興味を抱く映画ではなかったのではないだろうか?そういう意味では、今見ておく必要のある映画なのかもしれない。

あと、カップルでこの映画を見た後に、横浜中華街で食事をしようなんて考えている人がいたら、予定を変更した方がいいかも(笑)女が香港出張から帰った後に発症したわけで、原因はそこにあるんじゃないかと…劇中でも 学者が必死になって究明するんですけど、感染経路が紐解かれていくクライマックスは、なんだか中国人が雑だからいけないんだって、すべての責任を押し付けているようにも見えちゃったよね(笑)オイラも某商業施設で警備の仕事をしている知人から、中華料理店の食材の管理が杜撰で、絶対にその店では食べたくないなんて話を聞いたことがあるけど、映画のラストで、ついその話を思い出してしまった。

グウィネスのホラー顔は先述の通りだが、その夫を演じたマット・デイモンが一瞬、フィリップ・シーモア・ホフマンに見えてしまったのはオイラだけか?20代の役とかでも全然こなせる童顔のデイモンだけど、実年齢に近い役を演じると、普通にデブのおっさんだよな。別にバカにしてるんではなく、役作りがすごいと褒めてるんですよ!あと女優陣はマリオン・コティヤールやケイト・ウィンスレットばかり注目されているけど、オイラ的には香港女優のジョシー・ホー姐さんが出ていたのが嬉しいかなと。実は、哀川翔や竹内力と三池崇史の映画にも出たことある女優さん、本当はアクションなんかもできる女優さんなんで、もっとハリウッド映画に出てほしいなぁと思った。


監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ローレンス・フィッシュバーン マリオン・コティヤール マット・デイモン ケイト・ウィンスレット


【映画とはまったく関係ないけど同じタイトルのこんな本】
コンテイジョン―伝染 (ハヤカワ文庫NV)
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2011年11月04日

ミッション:8ミニッツ(2011年)

テーマ:11年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-ミッション:8ミニッツ


【鑑賞日:2011年11月3日】

先週から公開が始まっている「ミッション:8ミニッツ」をシネコンのレイトショーで鑑賞…チラシにも踊ってますが“警告:このラスト、映画通ほどダマされる。”という宣伝文句から、何やらネタバレ厳禁の大どんでん返しが期待できるのではないかということで話題になっている作品。列車爆破テロに巻き込まれて死んだ被害者の“死の直前8分前”に意識をダイブさせて…主人公が犯人を突き止めるというトンデモ系のSFミステリー。感想の中にネタバレ気味の記述も出てくると思うので、鑑賞前、鑑賞予定の方は当記事を読む時は気をつけてください。

アメリカ軍パイロットのスティーブンス大尉は、気がつくと別人になり、シカゴ行きの列車の中にいた。その列車は8分後に爆破事故を起こし、乗客全員が死亡する。さらに、それは爆破テロの犯人による仕業で、次はシカゴを狙うという犯行声明が届いていた!実は、スティーブンスは、政府の特殊なプログラムにより、犠牲者の“死の8分前の意識”に入り込み、犯人を見つけ、次のテロを阻止する手掛かりを探していたのだ!記憶が混乱するスティーブンスだったが、次の犯行まで猶予がないということで、繰り返し強制的にプログラムに参加させられる!

バッドエンドの強制ループって、どこかで見た話だなとずっと考えてたんですけど、そうか…この前までTVで見てた「STEINS;GATE」にそっくりなんだな。偉そうな博士が出てきて、「これはタイムリープじゃないんだ!」なんて講釈をたれるので、核になっているSFの設定自体は別物らしいのだが…妙なデジャブ感が終始つきまとってたんだよね。映画の最中、何の映画に似ているんだろうかと、ずっと考えこんでたんだよ。一つのステージをクリアするのに何度もゲームオーバーを体験しながら、真実を見つけていくという展開は、いかにもTVゲーム的な感覚である。

なんで、スティーブンスにはこんなヘンテコな特殊能力があるのだろうかというのは序盤の比較的に早い段階で明らかにされる。そこで主人公にとってかなりショッキングな真実、そして見ている観客にも驚きのある真相が提示されるんだけど、主人公はそれを渋々肯定して…特殊環境での犯人探しを続行することになる。宣伝で騙されるみたいな煽りがあったけど、登場人物の会話を聞いていると、意外とオチって読めちゃいますよね?小難しいSFの解釈はとりあえず横に置いておいて、そういう方向にいくんじゃないかなという展開は普通に予測できる。

“映画通ほどダマされる。”というキャッチコピーだけど…意外と、アニオタ、ゲームオタみたいな人の方が真相看破は容易というメッセージではないかと思ってしまった。オイラの印象としては「シュタゲ」で始まって、最終的には「ラーゼフォン」になったみたいな感じかな?(笑)つーか、SFやミステリーかと思ったら、作品の本質はギャルゲーだった…何度も同じシュチエーションを繰り返して女を口説く映画だったてことだよな。ストーリー云々よりもそういう事を考える方が、なんかちょっと面白かったりする。


監督:ダンカン・ジョーンズ
出演:ジェイク・ギレンホール ミシェル・モナハン ヴェラ・ファーミガ ジェフリー・ライト


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2011年10月28日

カウボーイ&エイリアン(2011年)

テーマ:11年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-カウボーイ&エイリアン



【鑑賞日:2011年10月27日】

昨晩、シネコンのレイトショーで「カウボーイ&エイリアン」を見てきた…ダニエル・クレイグとハリソン・フォードが共演、タイトルまんまだけど、ウエスタンとエイリアン侵略を絡めた異色の西部劇。アメリカでの興行収入はイマイチ振るわなかったというニュースを、前に映画情報番組で見聞きした気がするんだけど…やっぱ日本でも苦戦しているのかな?このクラスの大作映画で、客はオイラを含めておっさんが一人だけ…オイラの座席よりも前には誰も座っていなかった。ジェームズ・ボンドとインディ・ジョーンズがエイリアンと戦うってコンセプトだけで、一昔前の男子だったら、ぜったいに満足すると思うのだが…。

男は荒野の真ん中で目を覚ますと、記憶を失っていた。そして、腕には奇妙な金属の腕輪を巻いている。やがて、たどり着いた町で、その町を支配しているダラーハイドの息子とトラブルに。さらに、男は指名手配中の男だった事から、保安官に捕まってしまう。一方、牧場主のダラーハイドは、飼っていた馬を変死させた部下を問い詰めていたのだが、部下は意味不明な言い訳をするばかりだった。そこへ息子の逮捕と、それに関わった男が、自分の金貨を強奪した犯人であるという報せを受け、すぐさま町に向かう。やがて保安官に、男を引き渡すようにと詰め寄るダラーハイドだったが、突然、飛行物体が出現し、町を攻撃、さらに住民を次々に連れ去り始めた!

馬鹿馬鹿しいけど、嫌いじゃない…製作総指揮にスティーブン・スピルバーグが名前を連ねているだけあって、結局はやってることは「未知との遭遇」と「宇宙戦争」であり、なんだよ「SUPER 8」と変わんないじゃんみたいな映画なんですけれども、ウエスタンな部分もそこそこ作りこんであり、アクション活劇としては及第点。ただ、タイトルで見る前から敵がエイリアンだってばれちゃってるんだけど、西部劇だと思って見始めたら、実はSFだったみたいな、客を欺くような作りだったらもっと面白かったんじゃないかな?これ見よがしに、最初からダニエル・クレイグが未知の兵器を腕にはめてたりさ…そういうところも、最初はもっと隠した方が良かったよ。

最初は敵対していた、クレイグとハリソンが、エイリアンの出現により、徐々に団結して絆を深めていくあたりの男の友情話は…渋くていいです。見るからに悪徳牧場主みたいな役どころのハリソンは、終始、仏頂面をしながらも、部下や一緒にエイリアン退治に出向くことになった小さな子供に対して見せる、細かな配慮に本来の優しさが見てとれてなかなか。一方、クレイグの方は007で培ったのか、スマートな身のこなしで、何度も訪れるピンチを脱していくのが、なかなか爽快だった。ただ、こうして見てると、インテリジェンスのあるジェームズ・ボンドより、やっぱりスペクターの殺し屋などといった悪役の方が似合いそうな気にもなってしまうんだよなぁ。

クレイグは、どうやら敵から奪ったらしい、秘密兵器を所有してるんだけれども…他の奴らは、拳銃やライフルを中心に、ナイフだとか、ヤリみたいな古典的な武器で相手に立ち向かう。ダイナマイトでかなり致命的な攻撃なんかも与えらるシーンが出てくるので、きっと現代が舞台の作品だったら、近代の兵器、兵力で簡単に打ち倒せそうなエイリアンたちだよね。だったら、ハリソンに拳銃以外にも、ムチでも持たせるファンサービスがあっても良かったかなぁなんてちょっと思ったよ。馬に乗って、率先してエイリアンに挑んでいくハリソンの姿を見ていると、まだまだインディ・ジョーンズだって大丈夫だぜという、自己アピールの表われではないかと思えてくる。

あと、ちょっとネタバレが入るので…未鑑賞の方は気をつけて読んで欲しい部分なんだけど、ヒロインのオリヴィア・ワイルドが、かつて日本のホラークィーンと呼ばれた、佐伯日菜子似のギョロ目でさ、初登場シーンから一人で異彩を放ってるんだよ。なんだよ、この女優の方がエイリアンみたいじゃねーかとか思ってたんだけど…途中の展開を見てなるほどである、作り手も意識してキャスティングしてたんだなぁと思ってしまった。ツッコミ満載だけど、「アイアンマン」シリーズのジョン・ファヴロー監督作品だけあり、おつむを空っぽにして見ると、充分に楽しめる。BD発売時には、余裕があったら購入して、再鑑賞したいかな?


監督:ジョン・ファヴロー
出演:ダニエル・クレイグ ハリソン・フォード オリヴィア・ワイルド サム・ロックウェル アダム・ビーチ 


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2011年10月15日

猿の惑星:創世記(2011年)

テーマ:11年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-猿の惑星: 創世記


【鑑賞日:2011年10月14日】

先週から始まっている「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」をシネコンのレイトショーで鑑賞してきた…正直、あまり期待してなかったんだけど、日本でもけっこう評論家受けがいいみたいで、興行的にもだいぶヒットもしているようですね。今日は、雨が降ってたんだけど、けっこう客が入ってました。ウチの近所のシネコンだと、いつもは公開2週目くらいになると、だいたい小さいスクリーンに変更されてしまうんですけど、明日以降も公開したばかりの3D映画を抑えて、シネコン内の一番でかいスクリーンでの上映が継続されるみたいだし、しばらく猿ブームが続くのかもしれませんね!

サンフランシスコにある製薬会社ジェネシス社で、アルツハイマーの新薬の開発に携わっているウィル・ロッドマンは…薬を与えた実験用のチンパンジーが驚異的な知能を示したことで、人体実験に進むべきと上司に進言していたのだが、その最中に、チンパンジーが急に暴れ出して、警備員に射殺されてしまった!もちろん実験も中止に追い込まれてしまう。しかし、死んだチンパンジーが妊娠しており、ウィルは密かにチンパンジーの子供を自宅に連れ帰り育てることに。“シーザー”と名付けられたそのチンパンジーも、遺伝で母親の知能の受け継いでおり、ウィルと本物の親子のような関係を築いていくのだが…。

正直、前半の動物映画みたいな慣れ合いのシーンはちょっとばかり退屈に感じてしまったのだが…主人公の青年と、無理やり引き離されてしまったチンパンジーが…とじこめられた檻の中で、仲間を増やし、虎視眈々と人間に逆襲するチャンスを窺い始めたあたりから面白くなってきた。クライマックスは、「キングコング」並みのモンスター映画として、迫力満点のエンターテイメントに昇華したって感じですね。ただ、主人公とチンパンジーの感動的な一面なんかも見せているんだけれども、オリジナルの「猿の惑星」の事を思い出しちゃうと、お前らのせいで人類は滅びてしまうんだよ!猿による支配がはじまるんだよ…とツッコミを入れたくなるのも事実ですよね…。

「猿の惑星」へと続く物語だとわかってるんだから、もっと人類を悲惨な目に合わせても良かったのではないかと、個人的には思うんだけど、そういう部分では、ラストはややインパクトに欠けるかなと思った。もちろん、そういうものを窺わせる片鱗というのはそれなりに描かれているんだけど…甘い感じがするなぁ。どうせだったら、もっと猿が人間のようにたくさん跋扈してて、言葉も喋っててていう“猿の惑星”の世界をバーンと最後に見せちゃっても良かったのになぁ。そうそう、猿をいじめる人間役で出てきた、ヤンキー顔の悪そうなヤツって、ハリポタでよくハリーに突っかかってた小僧だよね?相変わらず、ずるがしこそうな嫌な役が似合うな、この俳優。

技術的な事はようわからんけど…チンパンジーをはじめ、ゴリラとか様々な“猿”の映像がとにかく驚異的だな。“猿”たちがあんなに芝居が上手なわけないので、CGに決まってるんだけど…劇場の大画面で見ても、生身の俳優との絡みがみんな自然だったなぁ。劇中、数年の歳月が流れて…知らない間にチンパンジーが物凄くでかくなってるんだけど、人間と一緒に歩いてるシーンなんて、思わず横にガッツ石松がいるのかと思ってしまった。ただ、木に登ってさ、物凄いスピードで枝から枝を渡り歩くシーンなんかは、「スパイダーマン」みたいになってたけど、まぁ、それはそれでなかなか爽快なシーンではあったけどな。


監督:ルパート・ワイアット
出演:ジェームズ・フランコ アンディ・サーキス フリーダ・ピントー ジョン・リスゴー ブライアン・コックス 


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2011年10月08日

とある飛空士への追憶(2011年)

テーマ:11年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-とある飛空士への追憶


【鑑賞日:2011年10月7日】

先週から始まっているアニメ映画「とある飛空士への追憶」をレイトショーで鑑賞…原作は同名のライトノベルで、コミカライズもされてるそうなんだがどちらも未読。人気アニメーターの松原秀典がキャラクターデザインを担当(作監や原画にはタッチしてなかったけど)、アニメ制作がマッドハウスだというので、とりあえず劇場で見てみる気に…明らかにオタ向けアニメっぽいけど、ちゃんと近所のシネコンで上映してくれたのは助かった。さぞ、オタクでこんでるだろうなぁって危惧してたんだけど、思いのほか場内はガラガラ。オイラ以外は数組のカップルがいるだけだった(話がクサイとか上映中に爆笑してるバカップルがうざかったなぁ)。

神聖レヴァーム皇国と帝政天ツ上の二国間の争いが激化…そんな中、傭兵部隊デル・モラル空挺騎士団に所属する一等飛空士の狩乃シャルルはある任務を任される。それはレヴァーム皇国の皇子カルロの婚約者であり、次期王妃とされるファナ・デル・モラルを王都まで送り届けるというものだった。任務は極秘扱いのため、護衛も付けず、最新鋭の偵察機一機で、12000kmの距離を飛ばなければならなかった。しかも、道中には敵の空中艦隊や戦闘機が展開しており、行く手を阻んでいる。それでも腕に自信のあるシャルルは任務を全うする自信があり…ファナを乗せて飛び立つのだが…。

身分の違う男女の淡い恋…貧乏人であり、敵国の人間との混血児ということで同郷の人間から蔑まされている凄腕パイロットが極秘任務で、王室に嫁ぐお嬢様を王都まで送り届けるため、敵の追跡を交わしながら飛行機で旅をするっていうお話なんだけど…途中までやってること「マクロス」じゃんみたいな(笑)輝とミンメイちゃんがマクロス艦内で迷子になっちゃうエピソードをちょっとダブらす…若い男女が二人きりで、夜とかもすごす羽目になっちゃって…しかも、女の子はびしょぬれになっちゃうし、着替えもないし…どうしようってな、ベタなラブコメ展開。主人公は女に優しいんだけど…扱いには慣れてない感じの、いかにもなキャラ設定だな。

ヒロインが子供の頃から優しかった、望まない結婚、主人公になびきそうになるなんてあたりは…カリオストロの城のクラリスにもにてたかなぁ。主人公と二人が、昔、ちょっとだけニアミスしてたなんていう展開もあったしな…元がラノベだし、作者がそういう作品を好きだったんだろうなぁっていうのは想像できますよ。アニメが好きな人だったら、けっこう直球ド真ん中なんじゃないでしょうかね?これがアメリカの実写映画だったら、お嬢様と主人公の間に、ぜったいに間違いが起きちゃうところなんだが…プラトニックを貫き通すのよ。途中で髪形を短く変えたお嬢様を、主人公が偶然、押し倒すような格好になっちゃうシーンで…アレ、綾波レイ?なんていう錯覚に陥った(笑)

戦闘機による空中戦は、押井守の「スカイクロラ」なんかよりは、もうちょっとアニメ的で…また違った迫力を感じまずまず。雲の隙間から、敵艦隊が出てくるところなんぞ、どちらかというと「ナウシカ」や「ラピュタ」みたいな感じだった。ただ、後半に空中戦の見せ場が集中しているので、前半がちょっと物足りなかったね。主人公たちの極秘任務が始まった時に、主人公が所属する空軍部隊がさ、総力をあげて囮として敵に向かっていくんだけれども、そこを映像で全く描いていないのが拍子抜けである。純愛ラブコメよりは、もうちょっと空中戦を多く見たかったなぁというのが正直なところだ。キャラ作画は正直、並みレベル…キャラデザと作監は兼任じゃなきゃな。

あと、やっぱタレントの声優起用には若干、違和感があり…なんで劇場作品って、すぐに神木を使いたくなるんだろうか?ヒロインの声を演じた女の子も…後半の活発な面が出始めるとそれなりに聴きやすくなってきたんだけれども、前半はかなりたどたどしく、そんなにうまいとは感じない。サンドウィッチマンも確かに渋くていい声しているけど、だからってアニメのアフレコに向いてるか、あのキャラクターにあっていたかというのは微妙なところだったな。そこへいくと、皇子様役の小野大輔とか、普段、あまり好きな声優じゃないんだが、本職だけあってやっぱうめぇなぁ~って感心、出番少なかったけど印象に残るね。もっとチョイ役だったけど浪川大輔とかも出てたよ。


監督:宍戸淳
出演:神木隆之介 竹富聖花 富澤たけし 小野大輔 てらそままさき 仲野裕 浪川大輔 二又一成


【原作小説はこちら】
とある飛空士への追憶
勝手に映画紹介!?-とある飛空士への追憶

 

 

 

 

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2011年09月24日

ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年)

テーマ:11年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-ワイルド・スピード MEGA MAX


【鑑賞日:2011年9月23日】

珍しく二日連続映画館へ行ってきた…10月1日から正式公開される「ワイルド・スピード MEGA MAX」の23、24、25日限定の先行上映の初日です。もちろん鑑賞は字幕スーパー版で、1200円で見れるレイトショーなんで、けっこう混雑してたけど…劇場が満杯になるほどではなかったですね。隣のシアターでやってた「モテキ」の方に、若いお客さんはけっこう流れている感じ。さて、本作は…前作のラストがそのままオープニングになっているという完全続編、おなじみの面子がしっかりと登場するのはもちろんのこと、ロック様ことドウェイン・ジョンソンが新キャラクターとして新たに参入しているのが見どころですよね!

前代未聞の大胆な方法で、護送中のドミニクを脱獄させた元FBI捜査官のブライアンと、恋人でありドミニクの妹でもあるミア。二人もドミニク同様指名手配の身となり、現在はブラジルのリオデジャネイロにいた。ドミニクとは別行動をとっており、かつてのドミニクの仲間ヴィンスの元で世話になることに。そこでヴィンスから“盗み”の仕事を持ちかけられ、承知する二人。その後、ドミニクも合流を果たし仕事に取り掛かるのだが…雇い主である、リオの黒社会を仕切りレイエスとトラブルを起こしてしまう。さらに、騒動を聞きつけたFBI特別捜査官ホブスが部下と共に乗り込んできて、ドミニクたちを捕まえようとするのだが…。

列車内から車を盗み出すという序盤のカーアクションから、地元ギャング団とFBI捜査官を同時に相手する三つ巴の銃撃戦、肉弾戦、逃走劇と…アクションのつるべ落としで物語は進行。ほんと、3Dなんて要らん、要らん、相変わらずアドレナリン全開、全盛期の007並みのアクションバカ映画です。後半になると、お前まで出てくるのかと思っちゃう、過去の作品で、メインを務めたキャラクターたちが再び集結…映画秘宝に「オーシャンズ11」みたいになってるというレビューが載っていたが、まさにそんな感じで話は転がっていく。現金の強奪を企てるメンバーが、あの手、この手で、難攻不落の巨大金庫に挑んでいくんだけど…。

ダニー・オーシャンやルパン三世も度肝を抜く、カーキチらしいつっこみ満載の戦法を考案するヴィン兄貴たち…どんな作戦を思いついたかは、見てのお楽しみというところかな?準備段階で、無理やり過去の作品を彷彿とさせるゼロヨンシーンなども登場し、サービス満点。でも…せっかくの作戦が思わぬトラブルで使えなくなる!?結局、さらに大胆なお馬鹿作戦を考案して、力技で強奪計画を強行するヴィン兄貴たち。破壊の限りを尽くすクライマックスのカーアクションは、単なる強盗団ではなく、もはやテロリスト。「西部警察」かよと思っちゃうほど、気持ちがいいくらいに、パトカーが何台もクラッシュし続けるのも壮観ですよ、ぜひ劇場の大スクリーンで堪能されたし。 

そうそう忘れちゃいけないヴィン兄貴とロック様のガチバトルなども、「エクスペンダブルズ」並みに盛り上がる。でもどっちもつるっ禿マッチョなので、ちょっとキャラかぶってるか?スラム街で追いかけっこしてるとこなんて、後ろから見ると、どっちがどっちだかわからなくなってるし(笑)パート3でけっこう目立つ役で初登場し、前作、MAXの冒頭にも顔を出していた韓国人のハンが、またも登場。あれ、でもハンってパート3で死んだよな?MAXの時は、あの冒頭のエピソードが、パート3の前日談になっているんだろうと解釈したんだけど、今回もそうなの?ってことは、時系列的にはパート3って、今回の話よりももっと後になるということなのだろうか?ちょっと謎だ。

新キャラも含めて凄い顔ぶれなんだけど、やっぱりアノひとがいないと、せっかくの夢の共演も少しばかりテンションが下がり気味だあね、レギュラーキャラをぶっ殺すのも考えものですよ。でもですよ、エンディングクレジット中に、ある人物のノンクレジットカメオ出演と、さらに、予想もしてなかったとんでもない事実も発覚!パート3でヴィン兄貴がカメオ出演した時よりも、衝撃的だった。ああ、途中で出てった人が何人かいたけど、いつも言うように映画のクレジットは最後まで見ましょうね。映画秘宝情報によると続編の制作は既に決定しているそうで、もしかしたら今回の物足りなさを次回で返上してくれるかもよ?



監督:ジャスティン・リン
出演:ヴィン・ディーゼル ポール・ウォーカー ジョーダナ・ブリュースター ドウェイン・ジョンソン


【アメリカ盤BDは10月4日発売予定!】
Fast Five (Two-Disc Blu-ray/DVD Combo + Digital Copy in Blu-ray Packaging)
勝手に映画紹介!?-Fast Five
 

 

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2011年09月23日

世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年)

テーマ:11年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-世界侵略:ロサンゼルス決戦


【鑑賞日:2011年9月22日】

先週から公開が始まっている「世界侵略:ロサンゼルス決戦」をシネコンのレイトショーで鑑賞…公開から5日ほど経過してるが、めずらしく劇場内は混雑してた。宇宙人が攻めてきて、アメリカの海兵隊が迎え撃つというSF要素の入ったバリバリ戦争映画なのだが、若いカップル、中年夫婦、大学生らしき若いグループなどに交じって、友達同士らしい二人連れの綺麗なOL風ねーちゃんとか、幅広い層の観客で意外と盛況。確かこれも、同時期公開の「サンクタム」同様、先の震災で公開が延期になった作品だよね。とにか人がいっぱい死ぬ映画は、最低限半年は封印しないといけなかったんだろうね、やっぱり…お蔵入りやDVDスルーにならなくて良かった。

世界中に突如飛来した流星群は、未知の宇宙生物による侵略行為の開始であった…海岸から現われた正体不明の生物は、あっという間にロサンゼルスの街を壊滅寸前に追い込む!一方、LA近郊の海軍基地に所属するマイケル・ナンツ二等軍曹は、体力や精神面が限界に近づき退役する決意をしたばかりだったのだが、そのナンツにも、召集の命令が下る。ウィリアム・マルティネス少尉率いる小隊に急きょ合流する事になったナンツは、ロス西警察署に取り残された人の救出任務を任される。実は、街ごと焼き払う空爆が予定されていたのだ。作戦開始までに民間人を助け出し、基地に戻らなければならないのだが…。

基本「ブラックホーク・ダウン」と「ID4」をごちゃまぜにしたような映画です…ところどころ「宇宙戦争」や「スターシップ・トゥルーパーズ」「プライベート・ライアン」も入っていて、ついでに「ゾンビ」っぽさも感じます。そうそう、ヒーロマンが出てこない「ヒーロマン」(アニメ)みたいな映画でもあったかな?既視感ありありな内容なんだけど、途中から我らがミシェル・ロドリゲス姐さんも出てくるので、そんなもんどうでもよくなってしまいます。とにかく、撃って、撃って、撃ちまくれな映画です。日本の「ガメラ2 レギオン襲来」が自衛隊映画と呼ばれているように、本作も相手こそ宇宙人ですけど、リアルな戦争映画、海兵隊映画として、充分に楽しめる内容になってますね。

通常兵器で、未知の生物と対等にやりあえるというのはツッコミどころなのかもしれないけど…平成ガメラシリーズを見た自衛隊の人が、うちの兵器だったら怪獣くらい倒せると当時の映画解説本で豪語していたのを読んだことがあるので、アメリカの武力だったら宇宙人くらい、簡単に撃退できるのかもしれない。つまり、これは海兵隊を鼓舞する、そして正当化する映画なわけでもあるんですね。案の定、救出に行く民間人の中に中東系の親子が…その親父さんが、海兵隊への賛辞を贈り、そして彼らと共に戦い、かばって犠牲にもなるというこれ見よがしなシーンがありましたね。アメリカの海兵隊は、味方ならどんな人も平等に助けるよというPRなんだろうなぁ(笑)

一応、戦闘が始まる前に…テロップつきで小隊のメンバーを紹介してくれて、結婚間近の黒人とか、足手まといのひよっこ新人とか、細かなドラマがたくさん用意されているんだけれども、人が多すぎて、前半は誰が誰やらわからなくなるところもある。話が進んでいくと、犠牲者が増え、登場人物が減っていくので、おのずと誰を中心に話を追いかけていけばのいいのかなというのは判断できるようになるんだけどね。中でも、イラク戦争で、部下を失った主人公の軍曹が、皮肉なことに部下の弟と同じ小隊に入ってしまうという話は、けっこう肝だったかもしれないね。あとは初実戦に燃えるエリート少尉の空回り具合なんかも面白く見れる。


監督:ジョナサン・リーベスマン
出演:アーロン・エッカート ラモン・ロドリゲス ミシェル・ロドリゲス ニーヨ ブリジット・モイナハン


【アメリカでは既にBD発売】
Battle: Los Angeles (Two-Disc Blu-ray/DVD Combo)
勝手に映画紹介!?-Battle: Los Angeles
 

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2011年09月17日

サンクタム(2010年)

テーマ:11年01~12月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-サンクタム


【鑑賞日:2011年9月16日】

昨日から公開が始まっている「サンクタム」の3D吹き替え版を近所のシネコンのレイトショーで鑑賞してきた。初日のみ劇場内最大のTHXスクリーンで上映、それ以外は他の作品との兼ね合いで小さいスクリーンの上映になってしまうので、めずらしく公開初日に行ってきたというわけです。それにしても、吹き替え版しかないとは…劇場の大きさにばかり気を取られてしまい、オイラが行ってるシネコンでは字幕版の上映がない事に気づかなくて、チケット売り場で思わず絶句してしまった。チケ売り場のおねーちゃんが、申し訳なさそうに…3Dの字幕は見づらいので、どうしても吹き替えの上映を優先しちゃうんですよね~とか慰めてくれたけどさ、やっぱ字幕版で見たい。

南太平洋に浮かぶとある島…熱帯雨林の奥に存在する洞窟の謎を解明しようと、フランク率いる調査隊、ダイバーの面々が黙々と作業を続けていた。そんな中、この調査の出資者であるカールがガールフレンドのヴィクトリアを伴ってやって来たのだが、調査の手伝いをするフランクの息子ジョシュは、仕事をさぼりカールたちと行動を共にしていた事で、フランクから注意を受け、ふてくされていた。その矢先に、ようやくフランクたちが未踏の場所を発見し…。一方、洞窟の外では嵐が接近、ベースキャンプのスタッフたちも避難をはじめていたのだが、洞窟の中と連絡がとれなくなってしまった!やがて洞窟内にも大量の水が流れ込み始め…。

当初は4月の公開だったけど…東日本大震災の影響で公開延期になっていた作品です。直接、津波やら地震やらが描写される映画ではないんだけど、人が溺れ死ぬシーンは頻繁に出てくる、それも3D映像になって超リアルに描かれているわけですから、まぁ、延期も仕方がなかったのかなぁとは思いますね。で、ようやく公開になったわけですけど、台風シーズン真っ盛りの、今というのもけっこうタイミングが悪いような気が?台風の影響で鉄砲水がバンバン流れ込むシーンとかあるんですけど…あんなに大きな台風災害の後で、今度はよく無事に公開できたもんだと、思わずにはいられなかったよ。

映画の方は…水曜スペシャル、川口浩の探検隊チックな映画であり、脳内ミュージックはロッキーやS.W.A.Tのテーマ曲、はたまた嘉門達夫の「ゆけ!ゆけ!川口浩」が鳴りっぱなしな感じです。製作総指揮としてジェームズ・キャメロンが参加しているので、洞窟の奥から、未知の生物が現われたりなんて展開も期待したんですけど、「ディセント」や「地獄の変異」のような変化球作品と違って、ベタベタ、直球のサバイナル探検隊映画になってるので、そういう方向にはまったくもっていきません。実際の極限状態では、そんな未知の生物なんかよりも、人間同士の醜い争いの方が危険だよという事で、アクション的な展開は用意されてますけど…。

話は大して新鮮味のあるものじゃないけど…3D映像はそこそこ迫力あり(トランスフォーマー3Dほどじゃない)。前人未到の洞窟の深部に、ポツンと人が佇んでいるようなシーンなんかでは、“洞窟広っ!?”っていう視覚のインパクトが半端じゃないです。こんなところに、置いてきぼりにされたら、普通は助からないよなぁ~という絶望感、孤独感が一気に押し寄せてきますよ。逆に、真っ暗やみの先から、小さな明かりが細々と見える時はやたらと感動的だった。ただ、探検隊メンバーがヘルメットにつけてるライトが、3D映像だとやたら眩しく感じ、けっこう目が疲れましたね。他は見やすい、そして奥行き感とかが素晴らしいんだけど、そこだけひっかかった。

探検隊のリーダーは、「M:I:2」でトムくんが変装した悪役の人だな、どこかで見たことあるなぁとずっと考えてたんだけど、さっき映画の公式サイトを覗いて納得した。案の定、トラブルメーカーだった出資者は「ファンタスティックフォー」のゴム人間やってた人だった。他は、そんなに気になるキャストってあまり出ていなかったような…。今回、仕方なく吹き替え版での鑑賞だったんですけど…浪川大輔とか松本梨香とかメインキャストの声優さんは本職の声優さんだったので、違和感なくは見れたのは良かったです。このレベルの吹き替えだったら、我慢できるかな?これから3D作品がますます増えるんだろうけど、やっぱ字幕版での上映ももっと検討してほしいなぁ。


【アメリカでは既にBD発売、ちゃんと3D版も出てるよ!】
Sanctum (Two-Disc Blu-ray 3D/Blu-ray Combo + Digital Copy)
勝手に映画紹介!?-Sanctum

 

 

 

 

 

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