地域高規格道路043_0314新山梨環状道路(しんやまなしかんじょうどうろ) | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
ありとあらゆる「ミライ」について考える団体ですが、主に
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1、生活の未来
2、文化の未来
3、社会の未来
を探求して行きます。

いつも、エコノミライ研究所のブログをお読みくださり、誠にありがとうございます。

 

「高速道路」と簡単にひとまとめしようとしても

1 国土開発幹線自動車道
2 高速自動車国道
3 高規格幹線道路(第四次全国総合開発計画)
4 高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路
5 国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路(一般国道の自動車専用道路)
6 本州四国連絡道路
7 地域高規格道路
8 その他の自動車専用道路

という分類で考えなければなりません。

 

 リブログ記事ごご覧下さればおわかりのとおり

エコノミライ研究所では、まず、

「2高速自動車国道」の理解を進め、全国に67路線の存在があることを確認しました。

 

 続いての興味は、「高速道路国道」に準ずる自動車専用道路の存在となりまして、

「3 高規格幹線道路(第四次全国総合開発計画)」に関係する道路の存在にクローズアップし、26回シリーズとして紹介してまいりました。

 

(参考:ウィキペディア「国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路(一般国道の自動車専用道路)国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路(一般国道の自動車専用道路) - Wikipedia

 

 それでも、以上のような紹介のみでは、まだ、高速道路の全てを紹介できていないこととなります。

 すなわち、「2高速自動車国道」、「3 高規格幹線道路(第四次全国総合開発計画)」

につづく「6 本州四国連絡道路」について、4回シリーズとして紹介を致しました。

 

(参考:ウィキペディア「本州四国連絡道路」本州四国連絡道路 - Wikipedia

 

 以上により、通行が有料となる「高速道路」をほぼ全域で紹介できたのではないか、と思いますが、例えば地元岡山の美作岡山道路とか隣接する地域で未に覚えのある第二神明道路

そして、首都高速や阪神高速、名古屋高速などのクローズアップができていません。

 

 従いまして、いわゆる「高速道路」の紹介は、まだまだ、続きます。

 

 先回シリーズである本四連絡道路に続くのは、題名に記したとおり

 

地域高規格道路

 

であります。

 

 

 第 43 回目 は、関東地方整備局管内の 新山梨環状道路(しんやまなしかんじょうどうろ) です。

 

新山梨環状道路(しんやまなしかんじょうどうろ)は、山梨県甲斐市の双葉ジャンクションから南アルプス市、中央市、甲府市などを経由して甲斐市の宇津谷交差点に至る予定の地域高規格道路である。甲府都市圏を取り囲む全長約43 km(キロメートル)の環状道路であり、地域高規格道路の計画路線に指定されている。
東西南北の4つの区間に分かれており、そのうち西部区間と南部区間の2区間(18.6 km)において供用が開始されている。現在東部区間と北部区間の一部の事業が着手されており、残る区間も環境アセスメントの問題により着手は行われていないが、大まかなルートは決定している。

概要
甲府盆地内の道路は甲府市を中心に放射線状になっており、これらの道路はいずれも幅員が狭いことから各所で慢性的な渋滞が発生している。
渋滞対策として昭和40年代より国道20号甲府バイパスやアルプス通りの整備、ならびに山手通りや美術館通りの拡幅等を実施している。しかし市街化が進展し土地収用などに手間取る間に自動車社会の進展が急速に進み、特に国母交差点や向町2交差点など生活道路との交差点では渋滞が悪化する状況であり、甲府盆地を通過する自動車までも時間的損失を受ける状態になっている。また、昭和50年代に開通した中央自動車道が事故・災害等により使用不可になった場合の代替や救急時の迂回ルートとして新たな高規格道路の早期開通が求められるようになった。その結果、山梨県ではこれらの対策として甲府市街地を大幅に迂回し、かつ県内の各主要道路と接続する高規格道路を整備している。
新山梨環状道路は「西部区間」「南部区間」「東部区間」「北部区間」の4つの区間に分けて順次整備が行われている。このうち西部区間は高速自動車国道の中部横断自動車道であり有料道路で、残る3区間が無料のバイパス道路となっている、もしくはなる予定である。

規格
道路構造令
第1種第3級(西部区間・南部区間)
第3種第1級(東部区間・北部区間)
設計速度
80 km/h(全区間)
各区間
西部区間
詳細は「中部横断自動車道」を参照
中部横断自動車道双葉JCTから南アルプスICまでの区間として暫定2車線で2004年(平成16年)3月20日に開通した。当該区間は高速自動車国道のため有料道路となっている。なお、側道として国道52号の甲西道路が中部横断自動車道の下を増穂IC付近まで並走している。南アルプスインター西交差点で東方向に曲がるとそのまま南部区間に接続する。

南部区間とは南アルプスICで接続されているが、計画中の北部区間とは直接接続されていない。西部区間と北部区間の交互利用は中部横断自動車道を降りて側道の甲西道路と国道20号を利用するか双葉JCTからやや韮崎寄りに計画されている中央自動車道の甲斐ICを利用することになる。

南部区間
次の路線にて構成されている。
山梨県道12号韮崎南アルプス中央線(南アルプスIC - 田富西ランプ)
山梨県道29号甲府中央右左口線(田富西ランプ - 西下条ランプ)
1989年に事業が開始され、2009年(平成21年)3月14日に全線開通した。計画上は完成4車線であるが、全線開通の時点で連続立体交差構造で建設されていた南アルプスIC - 玉穂東ランプ[8]のうち、南アルプスICから若草ランプまでと玉穂中央ランプから玉穂東ランプまではそれぞれ暫定2車線として、玉穂東ランプから西下条ランプは平面4車線として当初は供用を開始した。その後、南アルプスIC - 若草ランプは4車線化工事が完了し、2012年(平成24年)12月13日に完成4車線として供用を開始した。自動車専用道路となっている。
東部区間
南部区間との接続点となる西下条ランプ付近から、笛吹市(旧石和町)の甲府バイパス(国道20号広瀬交差点付近)を結ぶ区間。2006年(平成18年)度から環境影響評価を実施し、西下条ランプから落合西ランプまでの区間が2013年(平成25年)度に、残る区間も2014年(平成26年)度に工事着手された。
全区間が連続立体交差構造4車線で整備される予定で、西下条ランプから東油川ランプ間は2020年(令和2年)までに開通する予定であった 広瀬ランプまでの全線開通には2018年(平成30年)現在、リニア方式で建設される中央新幹線開業時を目処に計画中である。
西下条ランプから落合西ランプまでの区間 (1.6 km) が2022年(令和4年)11月19日に開通した。

北部区間
東部区間との接続点となる甲府バイパス(国道20号広瀬交差点付近)から甲府山梨道路起点桜井ランプを経由し、甲府市街の北部山麓を東西にトンネルで結び双葉バイパス(国道20号)交点である甲斐市宇津谷までの約17 km区間で、国道20号のバイパスとして計画されている。概略計画が策定され、2006年(平成18年)3月に環境アセスメント現地調査を開始している。
これまでに、終点側の牛句IC - 宇津谷交差点間(約5.0 km)が2004年(平成16年)度に、起点側の広瀬IC - 桜井IC間(約2.0 km)が2016年(平成28年)度にそれぞれ事業化されている。
残る区間では環境破壊・文化財保護の観点から一部住民の大きな反対を受けている事や、委員会やアンケートの結果などを踏まえ、当初計画を変更しトンネル区間を増やすなどの対策を行なっており、甲府市東部の山梨英和大学付近から武田神社付近の塚原町地区、及び同所付近から甲府市北西部の山宮町付近まで2本の長大トンネル(それぞれ延長は4キロメートル超)が掘削される計画である。また、西部区間との接続に配慮し、中央自動車道との交点に甲斐インターチェンジ(仮称)を設置する事が検討されている。
事業化されていない北部区間の桜井JCT/桜井IC(仮称) - 牛句IC(仮称)について山梨県は、上記理由による建設費の増大の為、有料道路方式の導入方針を表明しており、国に対して早期の事業化を要請している。

 

 

 

 日本には、大変、多くの高規格道路の存在があります。それだけ、道路行政の複雑さも存在しているであろうことも、容易に想像することができます。

 

 いろいろと、調べてみることで、新たな「発見」があります。

 

 このシリーズ

 

でも、また、新たな「発見」があれば良いな、と思いつつ、紹介しています。

 

 このシリーズ、是非、お楽しみ下さい。

 

  

  エコノミライ研究所所長 楊田芳樹

 




<おまけ>

この文書の最後に、これまで掲載してきた三訂版シリーズのリンクを貼っておきます。

 

以下のコンテンツが、EVユーザーの皆様、そして、EVに興味をお持ちの皆様にも、お役に立つことができれば幸いです。

 

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道01】E5道央自動車道 2021-01-05 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道02】E5A札樽自動車道 2021-01-12 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道03】E38(E61)道東自動車道 2021-01-19 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道04】E61十勝オホーツク自動車道 2021-01-26 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道05】E4東北自動車道 2021-02-02 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道06】E4A八戸自動車道 2021-02-09 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道07】E4A青森自動車道 2021-02-16 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道08】E46釜石自動車道 2021-02-23 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道09】E46(E7)秋田自動車道 2021-03-02 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道10】E46山形自動車道 2021-03-09 07:00:00


[三訂版]【日本の高速自動車国道11】E49磐越自動車道 2021-03-16 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道12】E7日本海東北自動車道 2021-03-23 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道13】E13東北中央自動車道 2021-03-30 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道14】E17関越自動車道 2021-04-06 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道15】E18上信越自動車道 2021-04-13 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道16】E6常磐自動車道 2021-04-20 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道17】E14館山自動車道 2021-04-27 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道18】CA東京湾アクアライン 2021-05-04 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道19】E51東関東自動車道 2021-05-11 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道20】C3東京外環自動車道 2021-05-18 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道21】E50北関東自動車道 2021-05-25 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道22】E20(E19)中央自動車道 2021-06-01 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道23】E1(A1)名神高速道路 2021-06-08 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道24】E88京滋バイパス 2021-06-15 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道25】E19長野自動車道 2021-06-22 07:00:00

 

【三訂版】【日本の高速自動車国道26】E1(AH1)東名高速道路 2021-06-29 07:00:00

 

【三訂版】【日本の高速自動車国道27】C4首都圏中央連絡自動車道 2021-07-06 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道28】E67東海北陸自動車道 2021-07-13 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道29】E1A新東名高速道路 2021-07-20 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道30】E52中部横断自動車道 2021-07-27 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道31】E8北陸自動車道 2021-08-03 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道32】E1A伊勢湾岸自動車道 2021-08-10 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道33】C2名古屋第二環状自動車道 2021-08-17 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道34】E23東名阪自動車道 2021-08-24 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道35】E23伊勢自動車道 2021-08-31 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道36】E26近畿自動車道 2021-09-07 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道37】E25西名阪自動車道 2021-09-14 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道38】E1A新名神高速道路 2021-09-21 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道39】E26阪和自動車道 2021-09-28 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道40】E42紀勢自動車道 2021-10-05 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道41】E27舞鶴若狭自動車道 2021-10-12 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道42】E2A(AH1)中国自動車道 2021-10-19 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道43】E2山陽自動車道 2021-10-26 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道44】E29播磨自動車道 2021-11-02 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道45】E29鳥取自動車道 2021-11-09 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道46】E73岡山自動車道 2021-11-16 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道47】E73米子自動車道 2021-11-23 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道48】E54尾道自動車道 2021-11-30 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道49】E54松江自動車道 2021-12-07 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道50】E74広島自動車道 2021-12-14 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道51】E74浜田自動車道 2021-12-21 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道52】E74山陰自動車道 2021-12-28 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道53】E32徳島自動車道 2022-01-04 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道54】E11(E56)松山自動車道 2022-01-11 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道55】E11高松自動車道 2022-01-18 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道56】E32(E56)高知自動車道 2022-01-25 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道57】E3九州自動車道 2022-02-01 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道58】E10宮崎自動車道 2022-02-08 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道59】E34長崎自動車道 2022-02-15 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道60】E35西九州自動車道 2022-02-22 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道61】E34(E10)大分自動車道 2022-03-01 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道62】E77九州中央自動車道 2022-03-08 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道63】E10(E78)東九州自動車道 2022-03-15 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道64】E65新空港自動車道 2022-03-22 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道65】E71関西空港自動車道 2022-03-29 07:00:00

 

[三訂版]【日本の高速自動車国道66】E2A関門橋 2022-04-05 07:00:00

 

[三訂版]<とりあえず最終回>【日本の高速自動車国道67】E58沖縄自動車道 2022-04-12 07:00:00

 


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