[三訂版]【日本の高速自動車国道33】C2名古屋第二環状自動車道 | エコノミライ研究所のブログ

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を探求して行きます。

全国の高速道路国道の紹介シリーズの第3弾を進行しています。

前シリーズの内容に地図と標高に関するグラフを追加したコンテンツとなりますが

この情報は、EVユーザーにとっては、誠に有り難いはずです。

第 33 回目は

全長約 42 kmの C2 名古屋第二環状自動車道の紹介です。

 

 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』      

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E9%80%9F%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E5%9B%BD%E9%81%93

ルートラボ(https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/

 

※2021年8月現在、全長約 42 kmの C2 名古屋第二環状自動車道において、EV用急速充電器を設置したPASAを確認することは、できませんでした。

 

 名古屋第二環状自動車道(なごやだいにかんじょうじどうしゃどう、NAGOYA-DAINI-KANJO EXPRESSWAY)は中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)が管理している名古屋市外縁を回る高速道路(高速自動車国道)で、名古屋環状2号線の専用部の一部である。略称は名二環(めいにかん、MEI-NIKAN EXPWY)。なお、第一環状自動車道は名古屋高速都心環状線である。

         
 高速道路ナンバリングによる路線番号は、環状高速道路を意味するCに加え、名古屋高速都心環状線との整合性を踏まえてC2 が割り振られている。        


 名古屋第二環状自動車道(名二環)は名古屋市外周部に建設された環状高速道路である。全線(支線を除く)に渡って一般国道302号と並行する。        


 名古屋圏環状自動車専用道路(東海環状自動車道とともに2つの環状道路)と位置付けられており、整備計画が決定した南西部区間(名古屋西JCT - 飛島IC/JCT間)及び、すでに開通済みの南部・海上部区間(名古屋南JCT - 飛島IC/JCT間、「伊勢湾岸道路」)を含めると、総延長 66.2 kmの環状道路として供用される見込みである。

 なお、環状道路に期待される機能とは、分散導入機能、都心部に起終点を持たない通過交通のバイパス機能、非常時の迂回機能の3機能を発揮することにより、都心部の交通流動を円滑にすることである。国道302号に並行して名二環が敷設された理由は、上記の3機能を自動車専用道路によってより効率よく機能させるためである。        


 1988年3月の開通当初は東名阪自動車道と名乗ったが、2011年3月の名古屋南JCT - 高針JCT間の開業を機に現行名称に変更された。

 なお、法定路線名は名古屋南JCTを起点に名古屋西JCT経由伊勢関ICまでが近畿自動車道名古屋亀山線に指定されており、この点では名二環と東名阪自動車道は現在も一体的に扱われている。ただし、建設中の名古屋西JCT - 飛島JCT間は近畿自動車道伊勢線となっている。

        
 道路構造令における種別は第2種であり、最高速度が60 km/hに規制されている。        

 

 方向案内は外回り、内回りと通称する。時計回りが外回り(名古屋西JCT→名古屋南JCT)、反時計回りが内回り(名古屋南JCT→名古屋西JCT)である。        


 名二環は東名高速道路をはじめ、他の高速道路と異なる点が多い。

 インター形式は入口と出口を一つずつしか持たないハーフダイヤモンド型が主流、入口で料金を徴収して出口はフリー、インターチェンジ間隔は平均約2 kmと東名高速の5分の1の短さとなっていることに加え、料金制度は距離制を採用するも二段階のみであることから均一料金制に等しく、環状道路であるために接続する道路が多岐にわたるという特徴を持っている。

 名二環は日本道路公団(現・NEXCO中日本)によって建設されたが、当時の同公団はここまで徹底した都市型高速道路を手掛けたことはなく、建設に当たっては類似の首都高速や名古屋高速を模範とした。

 結果、標識等のデザインは公団(NEXCO)仕様としながらも料金所の構造や一般道路との連結箇所など多くの点で都市型高速道路の様相を示すことになった。        


 名二環は東名高速や伊勢湾岸自動車道と同じNEXCOの管理路線でありながら料金制度および支払い方式が異なるため、それらの高速道路と接続するジャンクションまたはインターチェンジでは、たとえ乗り継ぎの場合でも料金所を通らなくてはならない。

 その際は通し料金ではなく、それまでの料金計算を打ち切って新たな通行料金が発生することになる。