Jade English Academy代表
英検1級・準1級専門コーチ
宇佐美みどりです。
次の英検まで、
あと約3か月を切りました。
勉強は順調に進んでいますか?
この時期になると、
「単語帳をもう1冊
買ったほうがいいかな」
「この問題集も
解いておいたほうがいいかな」
「YouTubeで紹介されていた
教材も気になる」
そんなふうに、
新しい教材に目が向く方も
多いと思います。
でも、これまで
多くの受講生を指導してきて
感じることがあります。
それは、
合格する人ほど、
やることを増やしていない
ということです。
むしろ、やることを絞り、
一つひとつを丁寧に
積み重ねています。
実は、私自身も昔は
「いろいろな教材をやったほうが
英語力は伸びる」
と思っていました。
英検1級に一度
不合格だった頃は、
「もっと問題を解かなきゃ」
「もっと教材を増やさなきゃ」
と焦るばかりで、
一つひとつを十分に
復習できていませんでした。
しかし、
本当に英語力が伸び始めたのは、
教材を増やすことをやめ、
一冊の教材や過去問を
何度も読み返し、
精読と復習を徹底するように
なってからでした。
「次へ進むこと」よりも、
「一度立ち止まって理解を深めること」
のほうが、
結果的には
合格への近道だったのです。
だからこそ、
あと3か月というこの時期は、
新しいことに手を広げるよりも、
「何に集中するか」を
決めることがとても大切です。
今日は、
次の英検で合格する人が
実践している
3つのことをお伝えします。
1. 選択と集中をする
英検対策には、
やるべきことが
たくさんあります。
単語、リーディング、
リスニング、英作文、
要約、面接対策…。
すべてを完璧にやろうとすると、
時間はいくらあっても足りません。
その結果、
「全部やったけれど、
どれも中途半端だった。」
という状態になってしまいます。
だからこそ、
合格する人は
「何をやるか」だけでなく、
「何をやらないか」も決めています。
限られた3か月だからこそ、
優先順位をつけて
取り組むことが大切です。
2. 新しい問題より、復習を大切にする
英作文を100トピック書こう。
要約を50題解こう。
そんな目標を立てたくなる
気持ちもよく分かります。
でも、本当に大切なのは
「何題解いたか」ではありません。
「自分のものにできたか」です。
例えば、英作文なら
30トピック程度でも十分です。
一度書いて終わりではなく、
添削を読み返し、
もう一度同じテーマで書いてみる。
以前よりスムーズに書けるか。
添削された表現を使えるか。
そこまで取り組んで初めて、
そのテーマが自分の力になります。
要約も同じです。
時間を置いて
もう一度書いてみると、
「以前より要点を
整理できるようになった。」
「無駄な表現が減った。」
という成長に気づけます。
復習は遠回りに見えて、
実は一番効率の良い
勉強法なのです。
3. 精読を習慣にする
リーディングが伸びる人は、
問題を解いて終わりません。
分からなかった単語を確認し、
文構造を分析し、
「なぜこの選択肢を
選んでしまったのか。」
まで振り返っています。
準1級・1級を目指すのであれば、
『文単』(文で覚える単熟語)
の精読は欠かせません。
スケジュールの都合で
すべて終えられなくても、
まずは3分の2まで取り組むことを
目標にしてみてください。
そして過去問も、
3〜6回分を目安に取り組み、
一題一題を丁寧に復習しましょう。
間違えた問題こそ、
自分の弱点を教えてくれる
最高の教材です。
「なぜ読めなかったのか。」
「どこで意味を取り違えたのか。」
そこまで確認することで、
次は同じミスを
防げるようになります。
英検は、新しい教材を
たくさんこなした人が
合格する試験ではありません。
まずは、多くても
5冊程度の教材に絞り、
繰り返し学び、
復習を徹底することが大切です。
一つひとつの内容を深く理解し、
自分の力にしていく人が、
合格に近づいていきます。
6冊以上の教材に
手を伸ばしてよいのは、
最初に選んだ5冊を
徹底的にやり込んだ後です。
あと3か月。
焦る気持ちもあると思います。
でも、だからこそ
教材を増やすのではなく、
今手元にある教材を、
もう一度見直してみてください。
その一回の復習が、
その一回の精読が、
3ヵ月後、6ヵ月後の
合格につながります。
今日の積み重ねが、
未来の自分をつくります。
一歩ずつ、
一緒に進んでいきましょう。
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