[三訂版]【日本の高速自動車国道38】E1A新名神高速道路 | エコノミライ研究所のブログ

エコノミライ研究所のブログ

2015年2月16日に設立した任意団体です。
ありとあらゆる「ミライ」について考える団体ですが、主に
「E」lectric「V」iecle(電気自動車)を通じて
1、生活の未来
2、文化の未来
3、社会の未来
を探求して行きます。

全国の高速道路国道の紹介シリーズの第3弾を進行しています。
前シリーズの内容に地図と標高に関するグラフを追加したコンテンツとなりますが
この情報は、EVユーザーにとっては、誠に有り難いはずです。
第 38 回目は
全長約 150 kmの E1A 新名神高速道路の紹介です。
 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』    
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E9%80%9F%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E5%9B%BD%E9%81%93)
ルートラボ(https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/)
 
38_E1A新名神高速道路_02a宝塚北SA_草津PA_74km
 
38_E1A新名神高速道路_02b宝塚北SA_甲賀土山SA_111km
 
38_E1A新名神高速道路_10a草津JCT・亀山JCT
 
38_E1A新名神高速道路_11a草津JCT_鈴鹿PA_53km
 
38_E1A新名神高速道路_11b草津JCT_湾岸長島PA_85km
 
38_E1A新名神高速道路_11草津JCT_土山SA_36km
 
38_E1A新名神高速道路_12a土山SA_湾岸長島PA_50km
 
38_E1A新名神高速道路_12b土山SA_刈谷PA_80km
 
38_E1A新名神高速道路_12土山SA_鈴鹿PA_19km
 
38_E1A新名神高速道路_13鈴鹿PA_四日市JCT_21km
 
38_E1A新名神高速道路_99a鈴鹿PA_湾岸長島PA_32km
 
38_E1A新名神高速道路_99b鈴鹿PA_刈谷PA_62km
 
38_E1A新名神高速道路_99c鈴鹿PA_岡崎SA_81km
 

 

新名神高速道路(しんめいしんこうそくどうろ、SHIN-MEISHIN EXPRESSWAY)は、三重県四日市市から滋賀県、京都府、大阪府を経由し兵庫県神戸市北区へ至る高速道路(高速自動車国道)である。略称は新名神高速(しんめいしんこうそく、SHIN-MEISHIN EXPWY)、新名神(しんめいしん)など。        
高速道路ナンバリングによる路線番号は、新東名高速道路・伊勢湾岸自動車道ともに E1A が割り振られている。        
法定路線名は近畿自動車道名古屋神戸線。道路名称決定までの仮称は「第二名神高速道路」であったが、2007年4月23日に「快適性や走行性に優れた21世紀の新時代にふさわしい道路となる」ということから新名神高速道路と道路名称が発表された。ただし、新名神は東海道ルートに沿って建設されており、愛知県から滋賀県までの大部分は名神高速道路からかなり離れた場所にあるため、東名・新東名ほどの補完的関係はない。実際に、法定路線名も新名神が上述の近畿自動車道名古屋神戸線であるのに対し、名神は中央自動車道西宮線と全く異なっている。なお、近畿自動車道名古屋神戸線の起点は愛知県名古屋市であるが、飛島IC - 四日市JCT間は伊勢湾岸自動車道として供用中である。また東海IC・JCT - 飛島IC間は高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路の伊勢湾岸道路(名古屋環状2号線の一部)であり、近畿自動車道名古屋神戸線としては事業化されていない。        
愛称は畿央まほろばハイウェイであり、第二名神自動車道建設促進協議会によって募集・決定されたが定着していない。また、路線独自では珍しい「しんめちゃん」というマスコットキャラクターが存在する。部分開通を迎えた際、テレビ・ラジオCMやリーフレットなど宣伝広告に用いられたキャッチコピーは、「日本のまん中に、元気な流れ」。        
名古屋付近から京都付近までのルートについては、先に造られた名神高速道路や、鉄道路線のJR東海道本線及び東海道新幹線が中山道に沿ったルートで関ヶ原・米原を経由しているのに対して、当路線は東海道に沿ったルートの国道1号と同じく、亀山・鈴鹿峠を経由する。計画では、東名阪道・名神・中国道(神戸JCT以東)と並行する高規格6車線道路で、新名神連絡路(4車線道路)を介して相互に補完し合うようになっている。この開通によって、以下の効果を得ることが出来る。        
1. 首都圏・静岡県・愛知県三河地方東部と名古屋市南部を挟んで京阪神間との短絡化(距離で34km、時間で約20分の短縮)。        
2. 鈴鹿峠を挟む三重・滋賀県間の交通事情の改善。        
3. 名神きっての豪雪地帯で、冬季に速度規制や通行止措置が頻発している大垣IC(岐阜県大垣市)-米原JCT(滋賀県米原市)間の回避。        
全線開通した場合には、豊田JCT - 神戸JCT間を通行する際に東名・名神・中国道経由の場合、約240kmの約160分かかっているが、伊勢湾岸道・新名神経由の場合は約210kmの約130分と、距離は約30km、時間は30分が短縮される。また中国道の宝塚東・西トンネルの慢性的な渋滞緩和が期待されている。        
信楽IC付近には紫香楽宮に関連する遺跡が多数所在しており、本線工事中や信楽IC工事中に発掘した遺跡もある。工事により遺跡が喪失する恐れがあったため、地元教育委員会が遺跡の保存を当時の日本道路公団(JH)に要請、JHが工事計画を変更した経緯を持つ。        
詳細は「信楽インターチェンジ#遺跡発掘による工法変更」を参照        
2005年3月19日の草津JCT - 草津田上IC間の開通に続き、当初2009年3月の開通予定だった亀山JCT - 草津田上IC間の49.7kmが、コスト削減による設計規格を見直し、1年前倒しで2008年2月23日に開通し(総事業費4652億円)、名神と新名神のダブルネットワークが完成した。部分開通後は、後述(交通状況・整備効果)のとおり、東名阪道で渋滞が頻発している。そのほか名神草津JCT以西の上り線に設置されてある距離案内標識が、新名神経由のものに変更され、名神草津JCT以東近傍の下り線に、名古屋方面の距離案内標識が新設された。        
亀山JCT - 草津田上IC間の開通に遅れること約1年1ヶ月後の2009年3月20日には、当路線4箇所目のICとなる甲南ICが開通した。滋賀県と西日本高速道路(NEXCO西日本)が建設した関西地方で初めての地域活性化ICとなった。        
新名神や新東名高速道路などの中央分離帯に専用軌道を敷き、東京 - 大阪間に物流専用の高速貨物鉄道を整備する東海道物流新幹線構想がある。        
2009年12月12日に高槻第一JCT - 神戸JCTの40.5kmが着工され、2017年度開通を目指し建設中であるが、この区間のうちの一部において、工事価格の情報が、入札前に清水建設に漏洩した疑いが出ており、この疑惑を受け西日本高速道路は工事の入札を中止しており、兵庫県警が清水建設及び社員宅を捜索するなどして捜査を行っている[8]。        
鵜殿のヨシ原が新名神の高架橋工事で消滅する懸念が出ており、2013年11月18日、当時の太田昭宏国土交通大臣に計画の見直しを求めて約7万9000人分の署名簿が提出された。