2022年10月半ば頃に気合で廻った東北の湯修行旅一人旅シリーズ。
4日目の夕方に秋田県から青森県弘前市へ移動し、カプセルホテルにチェックインした話まで到達。
今回が4日目最後のネタ、夕食のお話
いつものように、ここまでの行程リンク集を並べます!
<1日目>
<2日目>
<3日目>
<4日目>
宿がカプセルホテルなのでもちろん素泊まり。
大きな街の弘前、飲食店はいくらでもある。
これまで2度ほど弘前の街中で夕食をとったことがあったが、いずれも行き当たりばったりで入った渋い系の居酒屋。
今回も前もって何も調べておらず、宿を出て当てずっぽうにぶらぶら。
どうやら弘前大学病院やドーミーイン弘前の近くを歩いていたようなのだけれども、見かけたのがこの灯り。
渋い系ではないけど、その店名にちょっと惹かれた。
名前は「Stuff」…音楽好きならピンとくる方もいらっしゃるでしょう。
1980年前後にNY系の名うてのスタジオミュージシャンが集まったいわゆるフュージョングループ。
個人的にフュージョンはあまり好きでなかったけれども、その辺のミュージシャンの話なら結構できる
アテもなんとなく期待できそうだし、できれば久しぶりに音楽話なんかをご主人としながらちびちび飲むのも楽しそうだ。
こちらに決定
Stuff
店名の看板にあたる部分はそのままレコードジャケットでしょう
ワインと日本酒を共に取り揃え、地の魚などもよさそうではないですか。
営業時間は17時~23時。
日曜日が定休日みたい。
入口脇にあった今日のメニューもかなり充実。
なるほど、日本酒でもワインでもアテに不足は全くなさそう。
19時前に入店。
その瞬間はお客はいなかったが、次第に増えていった。
カウンターに着席。
BGMはフュージョンではなく、洋楽の歌ものだった。それでもちろんOK。
店内にはワインの空瓶などが飾られていた。
お店自体新しい感じがしたが、ご主人によるとオープンは2006年か7年ぐらいとのこと。
メニューはカウンター内に。
日本酒やワインの前に、まずはやっぱりビールを。喉が渇ききっておりました!
サッポロ生。
お通しはこちら。
写真の色味がちょっと出ておりませぬ。
左は白身魚の南蛮漬けみたいだったかな、右奥はタコをどうにかしたもので、その手前は何でしょう。
メモを取ってないので内容はご想像にお任せしますが、これを食べてこちらの料理はたぶん何を頼んでも大丈夫だろうと信頼
ビールをぐびぐびイッてしまったので、さっそく日本酒へ。
青森といえばまず、田酒の特別純米。
それと同時に今日のメニューより、白身魚4種類の刺身。
すべて深浦産。
一番左がハタ、真ん中手前がメバル、奥がマダイ、右がイシガキダイ。
これは名前だけはメモを取りましたよ。あってますかね。
見ただけでは素人のぼくには全く見分けがつきません(^^;
どれも超新鮮でたまりませぬ。
次に頼んだのは、和牛すじ肉煮込み。
醤油味で、良いダシが効いている。
もちろん日本酒のまま進めていいけれども、ここで赤ワイン、いってみましょう
スペインワインのマヨラール。初めて飲む。
ブドウはテンプラニーリョ、熟成はクリアンサ。
あいにくまだ冷えた状態と断られての提供。
確かに温度は低いけど、ワインのボリューム的に少々低めでも悪くない。
すじ肉は実に柔らかくて美味しい。
赤ワイン、いいかも
お次はまた日本酒に戻り、こちらではベーシックな扱いの開運の普通酒。
静岡のお酒だけれども、ぼくは昔から大好きなヤツ。
安心して飲める。
アテをもう一つ、地どりの玉子焼き。
こちらはこの日の昼間までいた大館の地鶏。
比内地鶏ではないとのこと。
この大館の地鶏玉子、玉子自体の味がねっとりと濃い
美味しく食べ、お酒もちょうどなくなる。
ごちそうさんでした
美味しく楽しくいただけて満足満足
さてさて、店名Stuffにちなんだ音楽話はどうなったかというと。。。
旅の目的を尋ねられ、必然的に温泉の話が進み、そのうちお客さんが増えてきてご主人は忙しくなってしまい、結局音楽の話はできず仕舞い(^^;
まあまたいつの日にか。
帰りにコンビニでもう少しお酒とアテを買ってカプセルホテルへ戻り、前回のお風呂の話へ続くわけでした。
次回からいよいよ5日目の行程となります。
Stuff
青森県弘前市元長町9-1
0172-37-7247
17時~23時
日曜定休
2022年10月入店