2022年10月半ばあたりに数日かけて廻った東北の温泉一人旅シリーズ。
2日目、鶴岡市の湯の瀬旅館での話が続いてます。
まずはここまでの行程リンク集より。
<1日目>
<2日目>
「湯の瀬旅館」の温泉話の後は、2食付きで泊まったので食事のお話。
これまた写真が多くなってしまったので、夕食編と朝食編を分けて投稿します。
湯の瀬温泉 湯の瀬旅館 <食事:夕食編>
翌朝の外観写真から始めたけれども写真↑にあるように、こちらの旅館は元々鮮魚商、魚料理の仕出し屋を営んでいたので期待値が上がる~
山の中とはいえ、日本海からそれほど離れているわけではないんですわ(直線距離なら7~8km)。
魚介類だけでなく、食材は基本地産なんだそう。
夕食は部屋食。18時半からにしてもらった。
ちなみにぼくが選択したプランは「品数を少しカット♪リーズナブルコース」。
すなわち通常より量が少ないはずなのだが。。。
最初に敷かれた布陣はこちら。スタンダードプランだとこれに鍋など火を使うものとかが増えるのかな。
潔く肉料理はなく、タンパク質はすべて魚介系。
そして品数はこれですべてではない。
まずはお酒を選ばねば
食中酒として、冷酒で「庄内誉」を選択。
栄光富士の名前で有名な蔵のもの。
吟醸生酒。
辛口で華やか過ぎることなく、食中酒として正解だった
それではアテたちを順番に紹介。なんとなく左から時計回りに。
お品書きなどなかったので仲居さんに聞きつつメモったけど、間違っているのがあればごめんなさい。
お造り盛合せ。
白身魚はマゾイ。別名キツネメバル。
これが驚きの歯応え
身の締まり方が半端なく、いきなり美味しかった
奥のマグロも普通によいクオリティ。
焼き魚は旬のハタハタ。
子供のころからハタハタは大好物。
ぼくの中では味わいでいうとノドグロと比べたくなる魚。
身が多く、見た目以上にボリュームがあった。
ヒレの後ろの身が特に締まってるんですわ。
そして子持ちでありました!
卵は歯応えがあって絶品
これは相当によいハタハタでしょう!いや~、美味しかった
もずく酢。
お酒のアテの定番。
後程ご飯に乗せたら、ちょっと違った(^^;
お椀のあつもの。
餡は甘味があり少し生姜が効いていた。
緑色はなんでしょう、何かの豆?ずんだ豆?
右の紫は食用菊。
「りんご温泉」の時に少し触れたヤツ。
この和えもの、なんだかお分かりでしょうか。
あけびの味噌和え。
初めて食べるかも。
いや~、これまた美味しい
お酒のアテにニンマリなヤツ。
食べにくさはなく、歯応えが快適ですっかり気にいってしまった。
鰻の蒲焼き。
切り身はさすがに小さいが、身は分厚かった。
タレはかなり甘めだったが、締まった身のおいしさが楽しめた。
カニもついてますよ
カニラーでないのでカニはどちらでもいいかと思ったものの、またまたしっかり美味しかった
かにみそもあり、ほじって混ぜて、もちろん素敵なお酒のアテとなりました!
後から追加されたのが天ぷら盛合わせ。揚げたて熱々で提供される
海老、カボチャ、舞茸、白身魚。
塩でいただく。
中でも海老が素晴らしい。
身の大きさ、締まり方、よくある旅館の天ぷらの海老とはクオリティが違った!
白身魚も身がしっかり締まっていて美味しかった。
おかずは以上。
ご飯はお櫃で提供される。
山形のご飯はもちろん間違いない!
お椀はあら汁。
風味と脂の感じがよいバランス。
あらのくさみなど全くなく、身もまだしっかりあって、食べ応え飲みごたえのあるあら汁だった。
香の物。
上の茗荷のしそ漬けは結構好きなヤツ。
鰻を半分残しておいたので、ご飯に乗せるよね~
タレは甘めだったのであまりかけず、このままいただく。
ごちそうさんでした~
おかず少なめコースだったけど、ぼくにはこれ以上は無理な量。
お櫃のご飯は少し残してしまったしm(__)m
総じてとても美味しくいただきました
いや~満足、満足。
料金を考えても十分納得の内容でしょう。
次は時間ずらし作戦でいただいた朝食のお話。湯の瀬旅館シリーズのラストとなります。
湯の瀬温泉 湯の瀬旅館
山形県鶴岡市戸沢字神子谷103-2
0235-45-2737
一泊二食付き 12200円(税込・週末)のプラン
※旅行支援の割引を適用し8920円+クーポン1000円
2022年10月宿泊