2022年10月半ばに廻った東北の温泉一人湯修行旅シリーズ。
4日目の午後はひたすら十和田大湯温泉をぐるぐるしております。
まずは恒例のここまで行程リンク集から。
これが今後、まだまだ溜まるんですよ(^^;
<1日目>
<2日目>
<3日目>
<4日目>
アパートの極上湯を堪能した後は、温泉街のグッと西の方へ。
共同浴場で言うと下の湯や川原の湯のエリアまで来ると、大湯川の支流に沿ってあるのが元の湯旅館。
川原の湯共同浴場とは道を挟んで並んでおり、この写真↑の右に見える茶色っぽい建物は川原の湯である(後に訪れる)。
大湯温泉 元の湯旅館
16時20分頃に到着。
湯疲れもかなりピークに差し掛かろうとしていた(^^;
修行だから頑張ります!
こちらは鉱山労働者の保養所的な宿として昭和初期頃に創業。現在で4代目とのこと。
そのせいか、ビジネス料金だと2食付きで6300円ぐらいで泊まれる。
通常でも8400円~となっていた。
また冬期は2泊や3泊のリーズナブルな湯治プランもあるみたい。
部屋数は全14室。
そんな旅館でありつつ立寄り入浴も積極的に受け入れているようだった。
10時~22時という情報をネットで拾ったが、実際は要確認でお願いします。
立寄り入浴料金は350円。こちらも安い。
これでも値上げしての料金のようで、上野旅館もそうだったけれども、外来の者にも安く入浴させていただけるのはありがたい。
館内は落ち着ける昭和な雰囲気。
色褪せた赤系のカーペットもよいではないですか
浴場は男女別に内湯が1つずつ。
入れ替えは無さそう。
時間的に宿泊客も居たのであろう、常に3~4人の入浴客が居る感じ。
よって浴室内写真はあまり撮れませんでした。。。
また詳細な分析書も見当たらず。
脱衣所にあった掲示より、まず湯使いについて。
消毒あり以外は無し無し仕様。
源泉は熱いが加水もしてないらしい。
塩素消毒ありとなっているものの、消毒の嫌な臭いは全く感じること無し。
源泉情報。
1.に書いてある最初の文面が光って見えませぬ。〇〇〇ています…なんのことだろ。
自噴している源泉を動力揚湯してタンクで冷ましてから浴槽に送りこんでいるとなっており、自家源泉と判断していいのかな。
すぐそばが川原の湯共同浴場なので同一源泉としている人もいるが、この大湯温泉の辺りは掘ればすぐ源泉が湧くそうなので、例えすぐそばでも違う源泉かもしれず、またもやよく分からず。
宿の人にちゃんと確認しておけばよかった。。。訪れているときは目の前の源泉ばかり見ていて由来までチェックできないことが度々です(^^;
洗い場の写真が撮れなかったけれども、これ↑によると源泉と真水を双方使用。
宿なのでシャンプー類の設置もあり。
浴槽は曲線のあるL字型で十分に広い。
源泉名は分からないけど、湯は無色透明。
先に上げた宿の説明文だと弱アルカリ性の単純温泉。
こちらを完全かけ流しにて使用。
源泉が熱いので投入量は多くはなく、オーバーフローは普通の量。
利用客も多く夕方だったこともあり湯はピカピカとまではいかなかったが、やはり完全かけ流しは嬉しい
ほぼ無臭、僅かに芒硝系の香りがあったか。
淡い塩味と淡いダシ味を感じた。
コップが置いてあり、飲用許可もとってある。
湯口で60度ぐらいありそうに熱く、浴槽では体感43度ほどのやや熱め適温。
しっかりとしたツルスベ感あり。
茶色~グレーの小さな湯の花も舞っていた。
リーズナブルに宿泊できる宿でもあるので、泊まって朝の一番風呂なんて入ってみたいと思わせるお湯。
次は宿のすぐ向かいにある共同浴場へ。
大湯温泉 元の湯旅館
秋田県鹿角市十和田大湯川原ノ湯43-1
0186-37-2031
立寄り入浴料 350円
立寄り可能時間 10時~22時(要確認)
単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
62~68度
弱アルカリ性
成分総計 1.361g/kg
自噴
無色透明
ほぼ無臭~微芒硝臭あり
淡塩味、淡ダシ味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
完全かけ流し
2022年10月入湯