雪沢温泉 大館市立老人福祉センター 四十八滝温泉 ※2024年3月末で閉館 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

※大館市老人福祉センター四十八滝温泉は2024年3月末に閉館しました

 

2022年10月半ばにひとりで巡った東北の湯、修行旅のお話をまた。

3日目の行程は早くも終盤に近付きます。

まいど恒例のここまで行程リンク集からどうぞ。

 

<1日目>

うえんで 喜多方店(食事)

櫻井食堂(食事)

熱塩温泉 下の湯共同浴場

山都温泉保養センター いいでのゆ

白布温泉 東屋 <前編>

白布温泉 東屋 <後編>

白布温泉 中屋 別館 不動閣

小野川温泉 扇屋旅館

小野川温泉 滝の湯

小野川温泉 二階堂旅館

小野川温泉 旭屋旅館 <到着編>

小野川温泉 旭屋旅館 <温泉編>

小野川温泉 尼湯

おしょうし処 しげ坊(食事)

小野川温泉 うめや旅館

 

<2日目>

小野川温泉 高砂屋旅館

小野川温泉 旭屋旅館 <朝食編>

湯沼温泉 駒草荘

かみのやま温泉 二日町共同浴場

かみのやま温泉 新湯共同浴場 澤の湯

臥龍温泉 青田健康ランド

大の目温泉 大野目温泉 旅館安部

りんご温泉

湯の瀬温泉 湯の瀬旅館 <到着編>

湯の瀬温泉 湯の瀬旅館 <温泉:内湯編>

湯の瀬温泉 湯の瀬旅館 <温泉:大露天風呂・内風呂編>

湯の瀬温泉 湯の瀬旅館 <食事:夕食編>

 

<3日目>

湯の瀬温泉 湯の瀬旅館 <食事:朝食編>

なの花温泉 田田

長沼温泉 ぽっぽの湯

庄内町ギャラリー温泉 町湯

協和温泉 四郎兵エ館

 

山形県から秋田県に入り大仙市の協和温泉へ向かったのが前回。

協和温泉の宿や立寄り施設を網羅しようとしていたが、入れたのは結局宿1つだけ。

十分満足できる内容だったからよかったが、せっかく大仙市まで来たのにもうこの日の宿のある大館市の温泉地へ向かわないとどうも時間が間に合わない。

国道7号からJR奥羽本線と花輪線が交わる大館駅方面をまずは目指す。

駅近くから県道2号を東へ。

目指すは雪沢温泉

宿も確認できただけで2つあるが、まず向かったのは立寄り施設の大館市立老人福祉センター「四十八滝温泉」

2つの宿とこちらはそれぞれ離れて存在している。

 

 

到着は16時頃。

ここまで協和温泉から2時間20分もかかってしまった(^^;

この日は移動ばかりしていたな~。

 

 

こちらは1969年に県立老人福祉センターとして開設、87年に大館市が譲り受けた。

使用している雪沢温泉の源泉は1963年に掘削してゲット。

ちなみに他の宿とも共通源泉となる。

 

 

県立の時代からは50年以上の年月が経ち、2023年度末で廃止が予定されたとのことショボーン

…訪れた時にはそんな話は出てなかったが、今年2023年6月に発表されてしまった。

 

 

四十八滝というのは美しい滝の名前として呼ばれることが多く全国にもそんな名前の滝がいくつかあるが、こちらはそばを流れる長木川の渓流にある滝らしい。

Google Mapで確認したら閉業ってなっていた…滝が閉業ってどういうことなんだろ。

その長木川の渓流沿いには旧小坂鉄道の廃線跡を使ったレールバイクがあるので時間に余裕があれば訪れたいものだが、湯修行の時にはそんな暇は無し!

 

 

雪沢温泉 大館市立老人福祉センター 四十八滝温泉

 

 

 

建物や看板には雪沢温泉の名前はないのだけれど、雪沢温泉の源泉を使用しているので四十八滝温泉と並行して明記することにします。

 

入浴料は通常230円

 

 

老人福祉センターだけに老人、そして身障者は150円。

他所もんかどうかで料金を分けるわけではないのは、何となく嬉しい。

休憩室は有料だけれど、一般でも入浴料込みで個室500円、広間400円。16時以降は100円増し。

老人枠はそれぞれもう少し安い。

飲食物の持込可なので、きっと地元のお年寄りの皆さん、楽しくやってられるのだろう。

営業時間6時~20時

定休日第2・4月曜と年末年始

 

 

ロビーで座ってテレビを見るぐらいな休憩室利用にはならない。

 

浴場は長い廊下を進んだ先。

 

 

浴場は男女別に内湯が1つずつで露天風呂などは無い。

 

 

脱衣所には地元のお年寄りが数人いて脱衣所写真が撮れず。

ああ、また浴場も撮影できないかと思ったら、とりあえず無人でしたイヒ

ただしものの1~2分で次のお客が。

無人の間に急いで撮った写真を。湯気で不鮮明なのはお赦しください。

 

 

浴槽はいびつな五角形で、数人がゆっくり入れる規模。

オーバーフローは写真で見えるよりもしっかり、ザンザンとある。

 

洗い場にはシャワー付きカランが数セット。

シャンプー類の設置はないので持参が必要。

 

 

カランの下にはそれぞれに洗面器などが置ける台が設けられている。

 

 

メモは無いけどこの写真↑があるということは、カランから源泉が出たのかな。違ったらごめんなさい。

 

 

青っぽく見えるけどタイルの色で、実際の湯は無色透明

源泉名は「雪沢温泉源泉」で、源泉温度50.4度pH8.0カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉

成分総計の表記は見当たらず、溶存物質総量2.5077g/kg

この湯を分析書では加水かけ流しで使用となっていたが、湯口の上のホースから水は出ておらず、少なくとも訪れた時点では完全かけ流しにて使用されていた。

 

 

温度計を持ち込めなかったが、浴槽で体感44度となかなか熱めなのも非加熱だったと思われる。

 

成分の数値を簡単にピックアップ。

陽イオンではカルシウムが487.8mg、ナトリウムが259.9mg。この2つでほとんど網羅。

陰イオンでは硫酸が639mgで大半。他は塩化物が63.0mgぐらい。

遊離成分ではメタケイ酸が35.1mg。

 

 

主に石膏、そして芒硝系の香りもあったかどうか。

淡い塩味があった。

 

 

自然なスベスベ感がありつつ、キシキシ感も少しあったかも。

 

お客が入ってきたので撮影を終えデジカメを脱衣所に戻しにいったら、何と撮影禁止の表記があるのを発見。

無人の時のみだから許してもらえるか、やはりダメかなと思っていたのだけれども、ブログ投稿前に2023年度末での廃止情報を知り、勝手ながら記録として残しておきたいので掲載させてください。

管理の方からダメと連絡が入ったら、また拝借写真などに変換します。

 

次は3日目の宿のお話。

ここからすぐ近く!

 

 

 

雪沢温泉 大館市立老人福祉センター 四十八滝温泉 ※2024年3月末で閉館

 

秋田県大館市雪沢字大滝66
0186-50-2031

一般入浴料 230円

6時~20時

定休日 第2・4月曜と年末年始


<源泉名:雪沢温泉源泉> 

カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)

50.4度

pH8.0

溶存物質総量(ガス性のものを除く) 2.5077g/kg

無色透明

石膏臭、淡芒硝臭?あり

淡い塩味あり

スベキシ感あり

(加水)かけ流し


2022年10月入湯

※数値はH24分析書より