2022年10月半ばに廻った東北4県一人湯修行旅シリーズ。
移動の多い3日目、今回から泊まった宿のお話となります。
まず最初にここまで行程を知りたい方は下のリンク集をどうぞ。知ってる方はスルーで。
<1日目>
<2日目>
<3日目>
秋田県大館市の県道2号沿いにあった老人福祉センター「四十八滝温泉」で3日目の立寄り湯は終了…協和が1湯しか入れなかったことが大きい(^^;
四十八温泉から県道2号をもう少し進むとあるのが、同じ雪沢温泉の宿「大雪」。
この時は気づかなかったのだが、この県道2号沿いにかつて走っていた小坂鉄道の「雪沢温泉駅」跡がすぐ近くにあったらしい。
これは見たかった!
こちらの宿に泊まったのは翌日の湯巡りを考えて…4日目は湯数、それなりとなります…そして2食付きでもリーズナブルな料金だったから。
さらにそれほど有名な温泉地や宿でない(ごめんなさいm(__)m)ので空いているだろうと勝手な推測も。これは大外れだったが!
雪沢温泉にはもう一つ清風荘という宿があるが、タイミングが合わずに立寄りができず。
この「大雪」には16時半前に到着。
例によって写真が多くなったため、何回かに分けて投稿します。
雪沢温泉 大雪 <到着編>
こじんまりと見えて部屋数は30室以上あるらしい中規模な宿。
それにしてもなかなかの数の車が停めてあった。
玄関脇の名前の書かれた歓迎札の多さよ。基本ボカしてあります。
ぼくの名前のみ少し隠れてるけれども気にしない
個人名の他に企業名がかなり多い。
後で知ったのだけれども、長期滞在している企業が5組も居るそうだ。
てっきり空いててのんびりできると思っていたのだけれども(^^;
ご主人が出てきてチェックイン。
ちょっと混んでるけどすみませんねとのこと。このご時世、賑わっているのはよいことでしょう。
今回こちらでは一泊二食付き7500円のところ、旅行支援のクーポンが効いて6500円で宿泊できた。
館内にはおそらく土木・建設系仕事で長期滞在している人たち、それも若者、とりわけアジア人系が多い。
後程風呂に行ったらパンツ履いたままシャワーで済ませる若者も(浴槽には浸からず)。
また随時誰かがこのフロントの対面にあるロビーに座って煙草を吸っていたりゲームをしたりして寛いでいたので、ロビー写真を撮り忘れてしまった。
ぼくはぼくのペースで楽しませてもらうので、一向にかまわない
またこのチェックイン時点、16時半頃ですでに食堂に夕食の支度が出来ているとのこと。
これは宿泊者の大半を占める長期滞在者などに合わせているのかもしれないが、昼をロクに食べてなかったのでぼくも早めの夕食をとった。
そんな食事の話は次回にでも。
では部屋へ向かいましょう。
部屋にはトイレと洗面所はなく、それらは共同。
洗面所や共用冷蔵庫は複数あった。
冷蔵庫には晩酌用のお酒をいくつか、コンビニ袋に部屋番と名前を書いて入れておく。
ゴミ箱は部屋にもあったけど、自分で分別して廊下の共用ゴミ箱に入れるようになっていた。
長期滞在ならこの仕切りも当然。
ぼくの部屋は103号室。
ドアを開けると踏込。
部屋には広縁なども無いが、一人で過ごすには十分な広さ。
布団はご覧の状況で、好きなタイミングに自分で広げる。
食事は常に食堂なので、いきなり広げてしまっても問題ない。
カメムシを2匹確認したが、ガムテで適当に確保してそれも問題なし。
踏込脇には懐かしい衣紋掛け。
なおテーブルにはお茶セットはあったけど、お茶菓子は無し。
アテなしで、恒例の一人で部屋乾杯
途中、コンビニで仕込んでおきました
まず風呂に行ったのだけれでも混んでいて写真も全く撮れず観察もロクにできなかったので、お湯の話は後回し。
館内の観察をもう少し。
ちなみに21時を過ぎると浴場への廊下も真っ暗だった。
玄関入って正面にあったのが、この神棚?としめ縄↑。
館内に飾られている絵画は作者など分からないけど、ちょっと好み。
それよりも館内随所に設けられた本棚が俄然目を引く。
歴史書や哲学書っぽい硬い本ばかり。
古書業界でいう黒っぽい本、つまり古い本が大半。
ご主人の蔵書なんだと思われ、滞在している若者はどうやら見向きもしてない。
むかし古書屋巡りが趣味だった者としてご主人と話がしたかったが、いかんせん宿が混んでいてそんな時間は持てそうもなかったのが残念。
次はお湯の前に食事の話を。
雪沢温泉 大雪
秋田県大館市雪沢小雪沢101
0186-50-2323
一泊二食付き7500円(税込)のところ旅行支援で6500円
2022年10月宿泊