2022年10月半ばに一人で修行に出かけた東北4県温泉ハシゴ旅のシリーズ。
3日目の宿の話は今回が最後。
まずはここまでの行程リンク集から、興味のある方はどうぞ。
<1日目>
<2日目>
<3日目>
雪沢温泉「大雪」の話は今回の<温泉編>で最終。
最初に明かすと源泉はここの前に立ち寄った「大館市立老人福祉センター 四十八滝温泉」と同じ。
例によって到着時から翌朝にかけて何度か浴場には行くも独り占めできたタイミングは少なく、撮れた際の写真を適当に構成しております。
表記の通り大浴場が男性用、中浴場が女性用と決められていて入れ替えは無し。
中浴場は結局見学もしてない状況。
雪沢温泉 大雪 <温泉編>
浴場は24時間ではなく、夜は22時までで朝は6時からと、ぼくとしてはちょっと残念な仕切り。
男女それぞれ内湯のみで、露天風呂などは無い。
この脱衣所写真↓は混んでるときに撮ったもの。
<到着編>で書いたが、パンツを履いたままシャワーだけ浴びる外国人なども居た。
ぼくはぼくでこれまで通り湯修行モードで勝手にマイペースで楽しませてもらったが
浴室内に通常の分析書の掲示はなく、この文章パネル↑のみ。
よって細かな数値などは、同源泉を使用している「四十八滝温泉」の分析書から拝借します。
ヒバを使った浴槽は変形の六角形。
10人ぐらいは楽に入れそうな規模。
洗い場はシャワー付きカランが7セット。
メモは無いがカランからの写真あり。
ということは、源泉が出たのかな。違ったらごめんなさい。
無色透明な湯は源泉名が「雪沢温泉源泉」。
源泉温度50.4度、pH8.0のカルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉。
溶存物質総量は2.5077g/kg。
この湯を完全かけ流しにて使用している。
オーバーフローもそれなりにしっかりあった。
ヒバの浴槽が心地よい浴感を支えてくれる。
四十八滝温泉からのコピペになるけど、成分数値の抜粋。
陽イオンではカルシウムが487.8mg、ナトリウムが259.9mg。この2つでほとんど。
陰イオンでは硫酸が639mgで大半。他は塩化物が63.0mgぐらい。
遊離成分ではメタケイ酸が35.1mg。
浴槽の温度を測ってみると。。。
39.2度とぬるめ。
四十八滝温泉が体感44度ぐらいと熱めだったの比べ、かなり印象が変わってくる。
湯口はなかなかに堂々たる存在感。
やはり淡いが石膏系や芒硝系の香りがする。
淡い塩味の印象も同じ。
泉質らしい白いモコモコの成長具合もなかなかなもの
湯口の温度を測ってみると。。。
41.1度とこの時点でわりと下がっている。
これは送湯によるものなのか、意図的に下げているのかは分からなかった。
湯の中に小さな茶色~黒色の湯の花を少し確認。
自然なスベキシ感で、包み込まれるような浴感はややぬるめの温度もあって心地よい
明るい時間は独り占めできず、ご覧の夜の写真のみになってしまった。
こちら日帰りでも入浴できるようなのだけれども、時間は要確認で。
そして早め朝食、早めチェックアウトで4日目は湯修行、頑張ります!
雪沢温泉 大雪
秋田県大館市雪沢小雪沢101
0186-50-2323
一泊二食付き7500円(税込)のところ旅行支援で6500円
<源泉名:雪沢温泉源泉>
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
50.4度
pH8.0
溶存物質総量(ガス性のものを除く) 2.5077g/kg
無色透明
石膏臭、淡芒硝臭あり
淡い塩味あり
小さな茶~黒色の湯の花少し
スベキシ感あり
完全かけ流し
2022年10月入湯
※数値は四十八温泉にあったH24分析書より