《前編》 より

 

 

【1969年の韓国】
 著者が1969年に韓国に行った時の記述の中にあるもの。
 ガイドブックなどには、「反日感情に気をつけるように」「日本語は大っぴらに使わぬように」といった、ただし書きがありました。行く先々で受けた印象というのは、もっとストレートな日本人への好奇心でした。(p.183)
 戦後15年目だから、韓国人のオジサンが日本語で話しかけてきたことも書かれている。
 日韓のメディアが相互に文化の実状を伝えあうようになったのは、金大中大統領(1998~)以降だから、それ以前の韓国人の反日感情は、今よりずっと強かった。
 日本文化を最も深く理解している韓国人著者の読書記録をリンクしておきます。

 

 

【外国体験の勧め】
 私は、アメリカにかぎらず、外国体験というものは、一度はしてみてもよいのではないかと思います。
 一定期間暮らすことができれば、申し分ありませんが、たとえ旅行者としてであってもです。(p.181-182)
 そう。
 最近は旅人目線の旅番組が多く放映されていて、家に居ながらにして異文化の様相を知ることも可能だけれど、自分自身の魂の記憶という点では、直接体験には遠く及ばないだろう。
 この本と同様、女性著者による、海外体験記の読書記録をリンク。
   《参照》   『女性たちよ、アメリカへ行ってどうするの?』  樹田翠  PHP研究所
   《参照》   『54日間のアメリカ人』  八神純子 YAMAHA
   《参照》   『なんでだろうアメリカ』 みなみななみ  休息的時間
   《参照》   『異文化に心を溶かせて』 穴口恵子 (悠飛社)
   《参照》   『ほんのちょっとした違いなんですが』 池田和子 (タイムス) 《後編》
   《参照》   『ニューイングランド物語』 加藤恭子 (NHK) 
   《参照》   『ザッツ・ア・グッド・クエッション!』  譚璐美  日本経済新聞社
   《参照》   『ニューヨークの台湾人』 田中道代  芙蓉書房出版
   《参照》   『ハーバード大学 春夏秋冬』 黒田かをり TOKYO FM 出版
   《参照》   『お母さんの留学』 黒沢宏子  新風舎
   《参照》   『マイ・チャレンジ』  朝倉千筆  中央公論社
   《参照》   『スタンフォードの朝』  アグネス・チャン  日本文芸社
   《参照》   『夢を翼にのせて』 岡村嘉子  双葉社
   《参照》   『地球の回る音を聞きながら】  原水音 光文社
   《参照》   『イタリアですっごく暮らしたい』 タカコ・半沢・メロジー (ベネッセ)
   《参照》   『ウーマンアローン』 廣川まさき
   《参照》   『私の名前はナルヴァルック』 廣川まさき (集英社)

   《参照》   『愛しのティーナ』  松本葉  二玄社 
   《参照》   『グァテマラゆらゆら滞在記』 沢村凜 (新潮社)
   《参照》   『ブレイヴ・ガール』 リズ山崎 (メディアファクトリー)
   《参照》   『インパラの朝』 中村安希 (集英社) 《前編》
   《参照》   『ヒッチハイク女子 日本列島を行く!』 池田知晶 (徳間書店) 《前編》
   《参照》   『ガンジス河でバタフライ』 たかのてるこ (幻冬舎)
   《参照》   『楽しいハワイ留学』 ココナッツ娘 (アップフロントブックス)
   《参照》   『「中国人」になった私』 松木トモ (PHP) 《前編》
   《参照》   『カリフォルニアの空から』 西田ひかる (産経新聞社)
   《参照》   『ハノイ式生活』 飯塚尚子 (世界文化社) 《前編》
   《参照》   『八十四歳。英語、イギリス、ひとり旅』 清川妙 (小学館)
   《参照》   『泣くために旅に出よう』 寺田直子 (実業之日本社)
   《参照》   『女子が旅に出る理由』 (いろは)

   《参照》   『ダーリンは外国人2』 小栗左多里 (メディアファクトリー)

   《参照》   『トイレの神様』 植村花菜 (宝島社)
   《参照》   『宇宙神霊記』 美内すずえ (学研)
   《参照》   『アロハ・スピリット』 カミムラマリコ (ナチュラルスピリット)
   《参照》   『カルマからの卒業』 はせくらみゆき (ヒカルランド)
   《参照》   『22を超えてゆけ』 辻麻里子 (ナチュラルスピリット)

 

 

     Girls be ambitious ! 

 

<了>