著者は、古代から伝わるハワイの叡智を学び、指導者として承認されている方らしい。可愛いイラストや写真が豊富なアロハ・スピリット(ハワイ精神)の説明本。スピリチュアルな自己啓発本として読むこともできるけれど、コチャゴチャと記述されたそれらより、すっきりとポイントが記述された良書になっている感じである。基本的なハワイ語が多用されているので、これらを理解し憶えたい人にも最適だろう。
この読書記録は、日本とハワイの共通性に関する書き出しがメインになってしまっている。2010年3月初版。
この読書記録は、日本とハワイの共通性に関する書き出しがメインになってしまっている。2010年3月初版。
【大自覚の法則:偉大なるウハネ(魂)になる】
なぜか? 脳はそのように作られているから。
《参照》 『脳を味方につける生き方』 苫米地英人 (三笠書房) 《前編》
朝起きたら鏡の中の自分に向かって aloha’uhane(アロハ‘ウハネ)と笑顔でいいましょう。
自分の真の正体はウハネ! 偉大なるスピリットだということを大自覚する練習です。(p.14)
どうすれば、偉大なるウハネになれるのか?
自分の真の正体はウハネ! 偉大なるスピリットだということを大自覚する練習です。(p.14)
英語で “fake it till you make it.” という言い回しがありますが
「ほんものになるまでそのフリをしよう」という意味です。
自分がなりたい人を演じているといつのまにかその人になっていきます。
「私は、本当は、偉大なるウハネなんだよ~~~ん」と思い込んで、そのフリを続けていれば、そうなれる。「ほんものになるまでそのフリをしよう」という意味です。
自分がなりたい人を演じているといつのまにかその人になっていきます。
なぜか? 脳はそのように作られているから。
《参照》 『脳を味方につける生き方』 苫米地英人 (三笠書房) 《前編》
【「無意識の抵抗」を克服するひとつの方法】
【「演技」:今の自分と違えば違うほど効果的】
【「演技」:今の自分と違えば違うほど効果的】
【引き寄せの法則】
引き寄せの法則を理解していれば、下記リンクの意味が分かるはず。
《参照》 『ホクレア号が行く』 ナイノア・トンプソン ブロンズ新社
【島がみえるか】
自分の夢は自分で引きつける!
願いが叶うようにお願いするのではなく
叶うと決めてイメージしたり、紙に書いたりしておきます。
そうすることによって自分の念が宇宙エネルギーとして放たれ、
夢を自分に引きつける種まきとなります。
引き寄せの法則です。
最初に海の向こうに他の島があると感じたハワイアンは、
カヌーを作り航海を始めた。
その時に島がどこになるのかを探すという発想ではなく、
島が自分のほうにやってくるという発想で、勘を使って到達しました。(p.16-17)
古代人たちは、カヌーで地球全域を行き来していたという事実は、近年よく知られるようになっているけれど、物質科学が発達していなければいないで、古代人たちは潜在意識下のパワーを使って、現代人には思いもつかないことを普通にやっていたのだろう。願いが叶うようにお願いするのではなく
叶うと決めてイメージしたり、紙に書いたりしておきます。
そうすることによって自分の念が宇宙エネルギーとして放たれ、
夢を自分に引きつける種まきとなります。
引き寄せの法則です。
最初に海の向こうに他の島があると感じたハワイアンは、
カヌーを作り航海を始めた。
その時に島がどこになるのかを探すという発想ではなく、
島が自分のほうにやってくるという発想で、勘を使って到達しました。(p.16-17)
引き寄せの法則を理解していれば、下記リンクの意味が分かるはず。
《参照》 『ホクレア号が行く』 ナイノア・トンプソン ブロンズ新社
【島がみえるか】
【神々はカヒキからやってきた】
神々の渡来に関しては、日本でもまったく同様。天津神は、物質世界において「肉体を持った神々が、海を渡ってやってきた」という意味以外に、「天(星・他次元)からやってきた存在」をも意味している。
古代史の研究者は後者を視界にとらえることができないから、あまり有意義な内容を語れない。後者を当然のこととして受け入れることができる意識の開かれた人々は、今後の人類進化に大いに貢献するだろう。
カヒキ(Kahiki)という言葉がありますが、
これを口語式に K を T に変えるとタヒチ(Tahiti)になります。
神話では女神ペレはタヒチから来たと表面的には言いますが、
本当は「神々はカヒキからやってきた」という意味があります。
カヒキとは内なる世界、他次元、他の国という意味です。
「カヒキから」とは「タヒチから」ではなく、
他次元の世界からやってきたというカオナがあります。(p.29)
カオナとは、“隠された意味”のこと。これを口語式に K を T に変えるとタヒチ(Tahiti)になります。
神話では女神ペレはタヒチから来たと表面的には言いますが、
本当は「神々はカヒキからやってきた」という意味があります。
カヒキとは内なる世界、他次元、他の国という意味です。
「カヒキから」とは「タヒチから」ではなく、
他次元の世界からやってきたというカオナがあります。(p.29)
神々の渡来に関しては、日本でもまったく同様。天津神は、物質世界において「肉体を持った神々が、海を渡ってやってきた」という意味以外に、「天(星・他次元)からやってきた存在」をも意味している。
古代史の研究者は後者を視界にとらえることができないから、あまり有意義な内容を語れない。後者を当然のこととして受け入れることができる意識の開かれた人々は、今後の人類進化に大いに貢献するだろう。
【日本とハワイの類似】
■ 音と質の日本語 vs 意味と量の外国語 ■
○○○ 世界で最も《 繊細 》な表現をもつ日本語 ○○○
ついでに、下記リンクに「ポリネシア人」という単語があることも確認しておいてください。
《参照》 日本文化講座⑩ 【 日本語の特性 】 <前編>
■ 日本語と日本人の脳の特異性 ■
ハワイ語は日本語と同じで母音 a,i,u,e,o が必ず最後に付いています。
一つの言葉には、本当にたくさんの意味があり
その時の感覚で使い分けるので習うのは難しい言葉です。
とても詩的だったり比喩を使う表現が多いところも
日本語とよく似ています。
雨や雲の種類だけでもそれぞれ50通り近い名前があります。
自然と密接した生活から細かく感じ取っていた
豊かな古代を想わせますね。 (p.29)
《参照》 日本文化講座⑩ 【 日本語の特性 】 <後編>一つの言葉には、本当にたくさんの意味があり
その時の感覚で使い分けるので習うのは難しい言葉です。
とても詩的だったり比喩を使う表現が多いところも
日本語とよく似ています。
雨や雲の種類だけでもそれぞれ50通り近い名前があります。
自然と密接した生活から細かく感じ取っていた
豊かな古代を想わせますね。 (p.29)
■ 音と質の日本語 vs 意味と量の外国語 ■
○○○ 世界で最も《 繊細 》な表現をもつ日本語 ○○○
ついでに、下記リンクに「ポリネシア人」という単語があることも確認しておいてください。
《参照》 日本文化講座⑩ 【 日本語の特性 】 <前編>
■ 日本語と日本人の脳の特異性 ■
【日本とハワイ】
《参照》 『いよいよ「超霊的パワー」が世界を解放します』 田村珠芳 (徳間書店) 《前編》
【プレアデスの末裔たち】
私がハワイの文化に触れ、ハワイの教えを学んだり、ハワイの人々に出会って感じたのは、日本ととても似ているという感覚でした。海の塩をお清めに使い、自然界のすべてに神々を見る多神信仰島国同士の気質なのでしょうか。言葉に表さなくても通じ合えるものを感じます。ハワイアンのあるカフナ(超自然の力を家系で受継いでいる人)が日本、特にアイヌの人や沖縄の人の多くはハワイと同じ「ムー」の人だと言っていました。それを聞いた時、なぜか“事実”と思える何か強いものを腹で感じました。(p.106)
ハワイ、ニュージーランド、イースター島を結ぶポリネシアン・トライアングルと言われる海域は、ムー大陸に縁の深い地域なのだろう。日本人のルーツもムー大陸にある。表向き明白にされてはいないけれど、日本の主要な神社には、ムーの神々を祭っているところがあったりするのである。《参照》 『いよいよ「超霊的パワー」が世界を解放します』 田村珠芳 (徳間書店) 《前編》
【プレアデスの末裔たち】
【モ’オ】
「トカゲ」と「ドラゴニアン」をキーワードに、下記リンクに紐付くリンクを辿って高山長房さんの著作に行けば、今日の日本と世界の危機的状況の根本はムーの時代に遡るのだということが分かるでしょう。
《参照》 『この地球を支配する闇権力のパラダイム』 中丸薫 (徳間書店) 《後編》
【易経の易はトカゲの意】
ハワイの教えは、昔からモ’オレロ形式と言い、おばあさんが孫に話すように「物語形式」になっています。・・・中略・・・。ちなみに「モ’オレロ」は元来「モ’オオレロ」から由来し、モ’オ(とかげ)がオレロ(話す)という意味です。モ’オは、ハワイ語では、スピリット・メッセンジャーとして知られていますので、「物語」という言葉がそこに由来しているのは、大変興味深いです。モ’オは、龍のことも意味します。日本列島が龍体であるということ。ハワイの最も聖なる島であるモロカイ島も、モ’オ ー 龍体 であると言います。ここにも共通点があります。(p.118)
「モ’オ」が、「トカゲ」や「龍」を意味するということは、つまり「ドラゴニアン」を意味している。「トカゲ」と「ドラゴニアン」をキーワードに、下記リンクに紐付くリンクを辿って高山長房さんの著作に行けば、今日の日本と世界の危機的状況の根本はムーの時代に遡るのだということが分かるでしょう。
《参照》 『この地球を支配する闇権力のパラダイム』 中丸薫 (徳間書店) 《後編》
【易経の易はトカゲの意】
【日本の神社の状態】
神々を崇敬する人が少なくなって、拝金かぶれのおねだり祈願者ばかりになると、神社もパワーがなくなってくるらしい。観光ついでとか、物見遊山的なパワースポットめぐりって、あまり・・・・。
《参照》 『日本人て、なんですか?』 呉善花・竹田恒泰 (李白社) 《前編》
【日本では、神様の威力も人間次第】
神道もハワイの教えと同様本来「大和の教え」というのが良いのではないかと私は思います。大和とは、大調和世界。ハワイでいうロカヒ(すべてがひとつであること)と同じ意味ではないかと思います。
長年お世話になった気功治療師であられた椎谷先生がおっしゃっていました。「日本の神社も太古はハワイのヘイアウ(聖地)のように社が建っていなくて、石の囲いがあるだけの更地の聖地だった。沖縄には、まだ御嶽(ウタキ)としてその風習が残っているが、その昔、宇宙から光が降りている場所が見える人がいて、そこが聖地とされ、その人たちが聖地に奉納していた。」 祝詞の言霊や舞や音楽でその場所を祓い清めてきました。聖地は地域ごとにあり、その聖地に光が降り続けることによって、各々の地域が守られているのです。そのためにその場所を祓い清める必要があります。今は、祓い清めが追いつかないほど、人が多く訪れ、邪気やお願いごとばかり置いていって、願いごとがかなってもお礼参りをしていない方が多いようです。ですから光も弱ってきています。神社によってはもう全く光の降りていないところもあるようです。(p107)
神社があれば日本は守られていると思いたいけれど、実際はそうでもない。長年お世話になった気功治療師であられた椎谷先生がおっしゃっていました。「日本の神社も太古はハワイのヘイアウ(聖地)のように社が建っていなくて、石の囲いがあるだけの更地の聖地だった。沖縄には、まだ御嶽(ウタキ)としてその風習が残っているが、その昔、宇宙から光が降りている場所が見える人がいて、そこが聖地とされ、その人たちが聖地に奉納していた。」 祝詞の言霊や舞や音楽でその場所を祓い清めてきました。聖地は地域ごとにあり、その聖地に光が降り続けることによって、各々の地域が守られているのです。そのためにその場所を祓い清める必要があります。今は、祓い清めが追いつかないほど、人が多く訪れ、邪気やお願いごとばかり置いていって、願いごとがかなってもお礼参りをしていない方が多いようです。ですから光も弱ってきています。神社によってはもう全く光の降りていないところもあるようです。(p107)
神々を崇敬する人が少なくなって、拝金かぶれのおねだり祈願者ばかりになると、神社もパワーがなくなってくるらしい。観光ついでとか、物見遊山的なパワースポットめぐりって、あまり・・・・。
《参照》 『日本人て、なんですか?』 呉善花・竹田恒泰 (李白社) 《前編》
【日本では、神様の威力も人間次第】
【見失ったときには・・・】
ハワイの大自然としておすすめスポットは、マウナケア山、キラウエア火山公園、ワイピオ渓谷です、(いずれもハワイ島)
ハワイの教えを通じて、もう一度自分が日本人であることをしっかり自覚して、自分らしさを取り戻してほしいというのが私の願いです。日本の昔からの文化や伝統、智慧と、再度つながることが日本人にとって今、最も必要なことであると強く感じました。日本だけにいるとその良さが見えなくなってしまいがちです。世界を見ると本当に感謝すべきことだとわかります。見失ったときには、是非ハワイの大自然を感じに行ってみてください。(p.109)
ハワイで自然とともに生活している日本人は、著者と同様な想いを抱くようになるらしい。サーファーの 中里尚雄さん も、ハワイでの生活が長かった人だろうから、同様な想いを書いている。ハワイの大自然としておすすめスポットは、マウナケア山、キラウエア火山公園、ワイピオ渓谷です、(いずれもハワイ島)
と書かれている。
《参照》 著者のブログ「Aloha Spirit」
<了>