いよいよ、
“ダイエットに必要な100の豆知識”、最後のコラムになります。
今までブログを読んで頂いた方、有難うございました。体重は順調に落ちていますでしょうか?
ダイエットのためには、
「血糖値を上げすぎないこと、インスリンがたくさん出る状況を作らないこと」が大事でした。
もう一度、簡単にダイエットのための豆知識をまとめておきます。
1.間食はしない
3.自分に合った方法で糖質制限する
4.ジュースでカロリーを摂らない
6.食物繊維は水溶性も不溶性もしっかり摂る
7.その上で、運動も取り入れる(筋肉は裏切らない)
8.睡眠時間も確保する
これらのことは、取りも直さず、血糖値やインスリンを上げない方法になります。
肥満は決してあなただけのせいではありません。
多くの因子が複雑に絡みあっていて、自分で紐解くのが困難な状態です。
ダイエットのための理論がなければ、ダイエットの効果はきっと長続きしないことでしょう。
ダイエットに成功している方の多くは、知ってか知らずか、ブログで話ししてきたことの理論を、複数取り入れて、しかも同時に回して、それが習慣化している方だと思います。何か一つだけ実践すればよいわけではありません。
良いものは積極的に取り入れ、悪いものは積極的に排除することが大事です。
このまま肥満をのさばらせるわけにはいきません。
肥満は、多くの生活習慣病の原因になり、その治療のために、医療費が今後ますます高騰していくのは確実です。それは本来正しい姿とは言えません。
2020年のコロナ禍で世界経済が停滞しているところに、少子化問題、超高齢化社会が追い打ちをかけ、今後、労働生産性は急激に落ち、数十年後、いや数年後には、無い袖は振れなくなることを、我々は今から自覚しておくべきです。多くの人が適切な治療を受けられない治療難民と化すかもしれません。
そうならないためにも、生活習慣病の根源にある肥満を、今、何とかしなければ、次の世代に良いバトンを手渡すことができないと思うのです。
私の座右の銘は、「寧静到遠(ねいせいちえん)」、です。
諸葛孔明の言葉で、「誠実に、コツコツと努力を続けないと、遠くにある目的に到達することはできない」という意味です。
私の遠くにある目的は、「肥満を適切なレベルにまで改善させ、元気に過ごせる体にする」ことです。
その言葉の裏には、
「元気であれば、額に汗して働いて、多くの税金を納めてください。そして、次世代の子供達の負担を軽減させましょう。無駄に医療費にお金を使うのではなく、教育費など、未来への投資を行うほうがよっぽどマシなアイディアではないですか」、という想いがこもっています。
このブログを書くにあたっては、5年ほど前から、コツコツと情報を収集し、ノートに記録してきました。
それを“ダイエットに必要な100の豆知識”として、放出した形です。
できれば何度も読み返して、知識を味方につけて、ダイエットに成功してほしいと心から願っています。
もしそれでも、どうしても、肥満による健康問題が解決できないのならば、
私の信頼する仲間がいる東邦大学医療センター佐倉病院での肥満症チームに
いつでも相談して下さい(コチラから)。
我々が行う減量治療は、健康問題で困っている方なら誰にでも門戸を開いています。国内では最高峰の治療を提供できると思います。
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