その55:リーキーガット(Leaky Gut) | 肥満治療を行う外科医のブログ

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“リーキーガット (Leaky Gut)” は、

“腸もれ”、とも呼ばれます。

 

本来、健康な腸細胞と細胞がしっかりくっつき、粘膜のバリアを作っています。

 

しかし、食生活の乱れ、不規則な生活、ストレス、服薬の影響により、腸にダメージが加わると、

粘膜のバリアが壊れ細胞と細胞の間がゆるくなってしまいます。

Gut(腸)からLeak(漏れる)わけです。

 

その結果、細菌やウイルス、毒素、未消化の食べ物が腸から漏れ出て、血液中に流れ、全身をめぐることになります。

 

リーキーガットは、肥満や糖尿病・高血圧といったメタボ、うつや認知症といったメンタルの病気、アレルギー、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)の原因になると言われています。

 

やはり腸は大事なわけです。

 

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