その16:PYY(ダイエットに重要なホルモン②) | 肥満治療を行う外科医のブログ

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PYYはペプチドYYというホルモンで、小腸(回腸)や大腸のL細胞から分泌されます。

 

食欲を抑えるホルモンで、満腹ホルモンとも呼ばれます。

 

食後15分以内に増えて、60分後にピークをむかえ、その後5~6時間は高い血中濃度で維持され、徐々に下がっていきます。

 

PYYは、

食事が腸管内に運ばれることにより、迷走神経を介する自律神経からの刺激を受けて分泌されたり、

食事の栄養素が回腸に到達した場合に分泌されます。またよく噛むことによっても、分泌が亢進します。

 

肥満の方は、PYYの血中の基礎レベルおよび食後の分泌増加が少ないため、食欲にブレーキがかかりにくいのです。

 

What is Peptide YY?