肥満者ではレプチンが高値でもレプチン抵抗性があり、うまくホルモンが作用していない状態にあります。
そうなると、食欲が抑制されませんから大食になるし、また交感神経が活発にならないから怠惰にも見えるわけです。
大食、怠惰だから太るのではなく、「太っているから大食で、怠惰になる」、と言えます。
肥満は、「自己管理の失敗」と断罪しても何の解決にもなりません。
まずは太っている状態を何とかしてあげること、それが大事です。
そうすれば、大食も減り、活動的な人間に生まれ変われるはずです。
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