その19:レプチン抵抗性 | 肥満治療を行う外科医のブログ

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肥満者ではレプチンが高値でもレプチン抵抗性があり、うまくホルモンが作用していない状態にあります。

 

そうなると、食欲が抑制されませんから大食になるし、また交感神経が活発にならないから怠惰にも見えるわけです。

 

大食、怠惰だから太るのではなく、「太っているから大食で、怠惰になる」、と言えます。

 

肥満は、「自己管理の失敗」と断罪しても何の解決にもなりません

 

まずは太っている状態を何とかしてあげること、それが大事です。

 

そうすれば、大食も減り、活動的な人間に生まれ変われるはずです。

 

 

Pixabay

 

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