初診から、

手術、術後補助療法、

術後1年検診まで、

1年間の流れ

 

 再投稿です。

知りたい情報が、

知りたい方に届きますように。


 

  

自分の体に違和感を感じ、

病院を受診したときから、

 

たくさんの検査や、

たくさんの治療を経て、

 

術後1年検診が、

ひとつの区切りかと思います。

 

肉体的にも、

精神的にも、

激動の1年の流れをまとめます。

 

 

項目 説明
がんの種類 浸潤性乳がん
乳頭腺管がん
腫瘍の大きさ 2.5cm
腋窩リンパ節転移 4個以上あり
脈管内侵入 あり
核グレード分類 1(悪性度)
エストロゲンレセプター陽性率 85%
プロゲステロンレセプター陽性率 25%
HER2 1+
MIB-1 8%(増殖速度)
ステージ 2B
治療方針 選択肢
遺伝子検査
(BRCA1/BRCA2)
陰性
手術方法 乳房全切除術
リンパ節検査・切除 腋窩郭清術
(レベルⅡ)
再建手術 しない
その他治療 化学療法
・ddAC療法
(4クール)
・ddPTX療法
(4クール)
放射線治療
・胸壁
・鎖骨
ホルモン療法
・タモキシフェン
・リュープリン
分子標的薬
・ベージニオ

 

ロジックツリー

 

 

 

頭皮冷却装置Paxmanの使用と効果

 

使用感は、冷たいというより痛いという感じ。徐々に慣れるけれど、片頭痛持ちの方はトリガーに。

 

夏の治療でも、とにかく寒い。

寒さ対策必須。

 

普段から血圧が低めの方は、起立性低血圧に注意。

 

個人的な体感では、脱毛抑制、発毛促進の効果を実感。抗がん剤投与6回目が脱毛のピーク。抗がん剤治療中から発毛を確認。

 

ラストケモから5カ月後に、初美容室。ラストケモから7か月後に、脱帽子。

昭和のアイドルか、魔法使いサリーかのような、「くせ毛」グラデーションヘアスタイルに!

 

 

 

放射線治療体験

 

地味に「毎日通うこと」がシンドイ。

皮膚はアイロンを押し付けたように色が変わる。かさぶたがはがれるように1枚目の皮がむけて、その後何回か、日焼けのように皮がむけて、徐々にもとの色に近づいていく。

 

痒み対策には、保湿が肝心!

抗がん剤の副作用に比べれば、断然マシだけど、だるさ、ねむさ、多少あり。

 

 

 

 

頭痛外来

 

中学生の頃から始まった片頭痛。

脈拍と一緒に、こめかみがズキズキ。ひどくなると、吐き気、眩暈も伴う。

 

ひどくなる前に早目早目の鎮痛剤を服用。結果、薬物乱用頭痛へ。

市販薬の服用を辞めて、予防薬を毎日服用。

結果、頭痛のない快適な生活に!

 

 

 

術後1年検診

 

無事に2年生になれましたびっくりマーク

  • 採血
  • マンモグラフィー
  • 骨塩定量(DEXA法)
  • RI検査(注射・撮影)
  • 胸部CT検査
  • エコー検査

 

 

 

  

白血球、好中球減少。

とりあえず、

様子を見るの巻

 

 

ドーン 

 
 
 

カプセルマークは、

ロペミン(下痢止め)ではなく、

「酸化マグネシウム」

です!

 

 

昼の酸化マグネシウム、

飲み忘れがち。

 

 

でも、

忘れること込みで、

出たり、

出なかったり、

下痢ったり。



それほど困ってないので、

下痢、便秘は、

コントロールできてる、

と言ってもいい感じ。



血液検査は、

 

TP(総たんぱく質の量)

ALB(アルブミンの量)

WBC(白血球の数)

RBC(赤血球の数)

HGB(ヘモグロビンの量)

HCT(ヘマトクリット値)

PLT(血小板の数)

 

上記が基準値を下回り、

また、

好中球の数が1290


1000を切ったら、

休薬だそうで。



4週間後の血液検査の結果を見て、

休薬するかどうか決めるそうです。



先生としては、

減薬ではなく、

1週間単位の休薬で、

様子を見ながら、

2年間100mgで完遂したい方針。



本人としては、

下痢はコントロールできていて、

困った自覚症状もないので、

先生にお任せです。



自覚症状のない副作用は、

気をつけようもないし、

なんだか他人事。



とはいえ、

白血球も好中球も、

少なめのようなので、

感染対策を、

いまいちど、気をつけようと思います。

 

  

まる。

  

 

【前の記事】

 

 

  

 

情報やアドバイスは、

自分の意志で取捨選択する

万人に当てはまるメソッドはない

 

あなたの子どものために、

助けを求める勇気と、

自分の選択を信じる力を!

 

 

もし心が叫んでいるなら、

「助けて!」と言ってみて欲しい。

幼稚園の先生、保健師さん、

誰でもいいから話をしてみて欲しい。

 

もし、

他人の言葉に振り回されているだけなら、

この先は読まなくても大丈夫。

 

あなた自身が、あなたの子どもが、

実際に困っているかどうか、それが大事。

 

発達障害の早期発見、早期療育。

選べる道はいくつもある。

 

早く知っていた

ことで避けられることと、

経験できないこと。

早く知らなかった

ことで経験できることと、

避けられない嫌なこと。

早期療育をする

ことで得られるもの

早期療育をしない

ことで得られるもの

 

それぞれに、

経験できることと、できないことが、

あると思うのです。

 

でもどちらが正しいかは、

経験してみないとわからない。

経験してみてもわからないこともある。

 

自分の選択を信じて、

自分の子どもを信じて。

 

「人の目」よりも、

 

自分と、自分の子どもが、

今こまっているかどうかが重要!

  

 

 

相談しなかった、第一の理由は、

右差し知識がなかったこと

 

相談しなかった、第二の理由は、

右差し中途半端に知識があったこと

 

相談しなかった、第三の理由は、
右差し相談するとアドバイスされてしまうこと
 

 
 

書いた当初は、

ただの育児記録でした。

 

振り返ってみれば、

アスペルガー症候群の特徴の記録に、

なっていました。

 

積極奇異型のアスペルガーは、

人懐っこいが故に、幼少期には、

気づきにくいと思います。

 

アスペルガーかな?なんて、

まったく意識していなくても、

 

「育てにくい」

 

と感じている方に、

少しでも、

参考になれば幸いです。

 

 

 

アスペルガー症候群の特徴 

 

参考サイト

クリップアスペルガー症候群完全ガイド

  

 

鉛筆以下、抜粋になります飛び出すハート

 

積極奇異型

アスペルガー症候群の子供の特徴

 

初対面でも好きな人には、べたべたとくっついて話しかける馴れ馴れしい子供です。

気に入った保育士さんの側を離れず、その保育士さんが見えないと、泣いて探し回ることもあります。

 

人なつこくて人見知りもほとんど無く、誰にでも親しく話しかけて触ります。

なつかれた相手が、困っていることは分かりません。

 

集中の持続が難しいので、落ち着いて授業を受けることが難しいです。

 

 

自己中心的なコミュニケーション

 

相手が誰であろうと、自分の感情に任せて一方的に、大声でまくしたてるように話します。特に話題が自分の興味のある分野だと、止まらなくなります。話を止められると激怒するので、皆を困らせてしまいます。

 

自分が嬉しい時には皆にも笑うように求めたり、悲しんでいる時には静かにするように求めたりと、自己中心的です。

 

それでも、自分が協力したいと思った人を助けて、悩みを聞いて共感するので、クラスのリーダーシップを取ることもあります。

 

 

攻撃的と思われる

 

アスペルガー症候群は接触が苦手なのですが、積極奇異型はボディタッチを自然にします。しかし、相手の気持ちを考えないボディタッチなので、力いっぱい叩いてしまいます。ボディタッチをされた方は「叩かれた」と被害的に思うこともあり、トラブルに発展します。

 

また、会話中は相手の目の前に顔を寄せて、一方的に大声で話すので、威圧感を与えてしまいます。積極奇異型との交流を苦手として避ける人もいます。

 

 

いじめられることもある

 

積極奇異型は同級生とのフラットな付き合いは苦手です。

自分から積極的に関わるか自分のペースに巻き込むコミュニケーションが得意なので、立ち位置のバランスを崩して定型のクラスで浮いた存在になると、自我の弱さが露呈します。

弱みにつけ込んでいじめられることもあり、学校での居場所がなくなります。

 

 

幼児の積極奇異型アスペルガー症候群
幼児期は友達が多いことも

 

積極奇異型アスペルガー症候群の人は、他者とのコミュニケーションを積極的に求めます。

幼児期の頃は、高度なコミュニケーション能力が求められないので、積極的であるというだけでコミュニケーションを成功させることが出来ます。

その為、幼稚園や保育園に通っている頃には問題とならず、むしろ友達が多いということも少なくありません。

 

よって、本人も自分のコミュニケーション方法は正しいと理解していくようになりますが、学童期に入ると少し高度なコミュニケーション能力を求められるようになります。

 

その結果、徐々に自分のコミュニケーション方法が受け入れられなくなるケースが増え、成功体験とのギャップからパニックを起こしてしまうことも多いようです。

 

 

幼児期のコミュニケーション方法

 

積極奇異型アスペルガー症候群の行動の特徴として、同じ行動を繰り返すというものがあります。

例えば幼児期の子供であれば、幼稚園で泣いている子に声をかけて褒められるという体験をすると、その行動は良い行動であると認識して、いつでもどこでも泣いている子を見つけると声をかけてしまったりするのです。

 

幼稚園以外の場所や知らない人にも声をかけてしまったりすることもあるので、場合によっては注意されてしまったりするのですが、本人は同じ行動なのに褒められたり注意されたりする違いが判らず混乱してしまうことがあります。

 

 

幼児期の失敗を忘れられない

 

積極奇異型アスペルガー症候群の人は、同じ行動をとっても場面によっては評価が違ってくるということを上手く理解出来ないので、混乱してしまいます。

 

また、記憶力が高いことも多く、失敗した経験を忘れることが出来ない為、幼児期のコミュニケーションの失敗や混乱を引きずってしまい、コミュニケーションに対して臆病になってしまうこともあります。

 

よって、早い段階から適切な支援をしてあげることが重要です。

 

 

伝えれば改善できる可能性

 

積極奇異型アスペルガー症候群の人に悪気はありません。

その為、何がどのように嫌で、どのようにして欲しいのかを具体的に伝えれば、言動が修正されることもあります。

 

ただし、アスペルガー症候群の特徴として曖昧な表現は上手く理解することが出来ないので、「空気読んで」というような抽象的な指摘では言動を修正することが出来ません。

 

伝える際は、「人と話す時は50cmの距離をとって話して」など具体的に伝える必要があります。

最初から嫌ってしまうのではなく、コミュニケーションに工夫を加えるようにしましょう。

 

 

お互いの理解

 

積極奇異型アスペルガー症候群の人と上手くコミュニケーションを取るには、本人と周りの人間の双方が障害に対して理解を深める必要があります。

例えば、本人側は自分の障害の特性を理解し、最初に相手に伝えてなるべく具体的に指摘してもらえるように促したり、一度失敗したことは繰り返さないようパターン学習したりなどです。

 

それに対して周りの人間は、コミュニケーションが下手なことに対して寛容になったり、なるべく相手の得意なことを見てあげたりするなどです。

 

コミュニケーションは双方の歩み寄りによって劇的に改善することが出来ます。

実際にコミュニケーションでトラブルを起こしていない積極奇異型アスペルガー症候群の人がいることも事実です。

 

 

詳しくはコチラ

クリップアスペルガー症候群完全ガイド

 

 

 

ここから、

「息子の乳幼児期の記録

 

■今思えばのキーワード

 

   寝ない

   感覚過敏

   癇癪

   記憶力のよさ

   お座りや歩く時期の遅さ

   言葉の早さ

   独特な言葉

   こだわりの強さ

   偏食

 

 

とはいえ、

上記の兆候があるからと言って、

アスペルガー!

とは言えません。

 

しかし、

育てにくいという事実は、

変わりありません。

 

お母さんが大変!

ということは同じです。

 

相談してもいいことです。

 

保健師さんでも、

臨床心理士さんでも、

幼稚園の先生でも、

小学校の先生でも、

保健室の先生でも、

なんちゃら相談室でも、

発達なんちゃらセンターでも、

 

それぞれの自治体ごとに、

どこか窓口があるはず。

 

お母さんが必要だと思うなら、

「発達検査」を受けるのも手段です。

 

しかし、

発達障害を診断できる医師が、

少ないのも事実です。

 

専門でない人には、わからないのです。

保健師でも、医師であっても。

 

診断ができる専門医

以外の人が言うことは、

あてになりません。

 

なんだかんだ、

「お母さんの勘」は正しいことが多いです。

 

助けを求めること、

そして、

納得すること、大切です。

 

納得できないと、

不安は募ります。

どれだけ、大丈夫と言われても。

 

納得できるまで、諦めない。

 

それが、

安心への道のような気がします。

 

以下に、

息子の乳幼児期の様子と、

わたし自身の、

小・中学校時代の記録を残します。

誰かの参考になれば、幸いです。

 

 

【乗り越えてきてしまった過去】
相談するべき時は、
ここだったのかもしれないシリーズ

 

桜咲く【①生後1カ月】極限の睡眠不足、とにかく寝ない赤ちゃん
桜咲く【②生後7カ月】ひとりで寝られないのは母親の責任なのか?おっぱいをはなさない赤ちゃん
桜咲く【③生後8カ月】寝ない!のけぞる!ギャン泣き、大暴れの赤ちゃん
桜咲く【④生後9カ月】血が出るおっぱい、おっぱいを噛む赤ちゃん
桜咲く【⑤生後9カ月】どうして欲しいの?1日中泣いてばかりの赤ちゃん
桜咲く【⑥生後10カ月】授乳指導で植え付けられた、息子とママの思い込み
桜咲く【番外編】くそくらえ完全母乳神話(母乳育児で悩んでいる新米ママへ)
桜咲く【⑦生後1歳3カ月】眠いなら寝ればいいじゃん!赤ちゃんに拘束されるママの時間
桜咲く【⑧生後1歳4カ月】修繕費4万2千円、私が壁に穴を開けた日
桜咲く【⑨生後1歳4カ月】明らかに限界、それでも相談しなかったあの時

桜咲く【番外編】抱っこ紐ジプシー脱出!暴れる赤ちゃんも寝ない赤ちゃんもエルゴが救世主
桜咲く【⑩生後1歳4カ月】続く限界状態、日中は外遊び&だだっこ対応、夜中はおんぶで徘徊
桜咲く【⑪生後1歳7カ月】ドメスティックバイオレンスの始まり
桜咲く【⑫生後1歳8カ月】ママのパニック障害、助けてと電話した時
桜咲く【⑬生後1歳9カ月】昼夜逆転!条件反射で息子を拒絶、自責のどん底
桜咲く【⑭生後2歳9カ月】2人目切迫早産、旦那を休ませるか、実家に帰るか、入院するか


桜咲く【番外編】鈍感力がもたらす子育ての幸せ-発達障害と情報のバランス
息子の遊びを振り返る


桜咲く【番外編】アスペルガー症候群と言葉の発達
言語能力の発達の早さと、身体能力の発達の遅れ

 

積極奇異型アスペルガーの
   リトミック日記シリーズ

 

桜咲く①積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《プロローグ》
今、過去の日記を読み返すとわかること


桜咲く②積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《体験1050円》
体験時の様子がこんなだったら、あなたは入会しますか?


桜咲く③積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《1回目》
体験、経験させてあげられたのは、人に恵まれたから


桜咲く④積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《2回目》
かけがえのない集団生活に適応できた経験は、リトミックの先生のおかげ


桜咲く⑤積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《3回目》
順応できているように見えて、需要と供給が一致しただけなのかも


桜咲く⑥積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《4回目》
人懐っこい、積極的、幼児期にはプラス評価になる特徴


桜咲く⑦積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《5回目》
マイノリティが一方的に合わせるという、SSTの在り方


桜咲く⑧積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《6回目》
「ポジティブ」に見せようとしていた過去 


桜咲く⑨積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《7回目》
ギャン泣きと、自分勝手な別行動、どちらがより迷惑か?


桜咲く⑩積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《8回目》
自分軸を保ったまま、妥協点をみつけるスキル


桜咲く⑪積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《9回目》
慣れない場所、慣れない人、慣れない状況への不安


桜咲く⑫積極奇異型アスペルガーのリトミック日記《11回目》

受け入れられる準備、必然なタイミング
 

 

アスペルガー息子と定型娘の
育児記録の比較シリーズ

 

クリック誕生、アスペルガー息子と定型娘の育児記録の比較
先天性と言われる発達障害、誕生の瞬間からアスペルガーと定型だったということ、だけど


クリック生後2カ月、アスペルガー息子と定型娘の育児記録の比較
右から来たものを、左へ受け流すススメ


クリック生後3カ月、アスペルガー息子と定型娘の育児記録の比較
常に「今」の決断が正解。最善は時とともに更新される


クリック生後4カ月、アスペルガー息子と定型娘の育児記録の比較
ママ友が欲しい!第一子新米ママの孤独


クリック生後5カ月、アスペルガー息子と定型娘の育児記録の比較
優等生ママこそ注意!離乳食の進め方に見えるゆとりのなさ


クリック生後6カ月、アスペルガー息子と定型娘の育児記録の比較 
赤ちゃんが泣き止まないのは、お母さんのせいじゃない!


クリック生後7カ月、アスペルガー息子と定型娘の育児記録の比較 
どうやったって、寝ないものは寝ない!


クリック生後8カ月、アスペルガー息子と定型娘の育児記録の比較
探すからみつかる、気にするから問題になる


クリック生後9カ月、アスペルガー息子と定型娘の育児記録の比較 
わたしが、息子のアスペルガーに気づけなかった理由


クリック生後10カ月、アスペルガー息子と定型娘の育児記録の比較 
言語能力が高いアスペルガーが陥る罠


クリック生後11カ月、アスペルガー息子と定型娘の育児記録の比較 
定期健診をスルーする積極奇異型アスペルガー


クリック生後1歳1か月、アスペルガー息子と定型娘の育児記録の比較

お母さんとは関係のないところにある、寝ない理由、泣く理由

 

【視点を変えてみる自分自身の過去】
担任所見を振り返るシリーズ

 

クリック小1【担任所見と自己分析】母子家庭のスタート、心配のいらない子への変身

クリック小2【担任所見と自己分析】精神的成長の速度、周囲とのアンバランス

クリック小3【担任所見と自己分析】理想を追うことと、まわりに合わせること

クリック小4【担任所見と自己分析】学級崩壊の一因になっていた正義

クリック小5【担任所見と自己分析】特性の活かし方と、出会い、環境の影響

クリック小6【担任所見と自己分析】子ども扱いされないことで、安定した学校生活

クリック中1【担任所見と自己分析】感受性と精神的落ち込み

クリック中2【担任所見と自己分析】教師への反発!年間欠席数47日!?

クリック中3【担任所見と自己分析】綱渡り!重すぎる期待とプレッシャー

クリック総括【担任所見と自己分析】わたしが不登校にならなくてすんだ理由を探る

 

メモ総集編シリーズ
 

クリップ【総集編】乳がん治療の一年間:患者目線で綴る体験記
クリップ【総集編】積極奇異型アスペルガー症候群の乳幼児期の特徴と育児記録

 

 

 

 

 

【不登校児の母】

自分はどうだったのさ?

 

 

自分を振り返る。

自分は、何を我慢していた?

自分は、何を言いたかった?

 

 
 

■中2

 

出欠席のようす
授業日数 239
病欠 47
遅刻 74
早退 2

 

■中3

 

出欠席のようす
授業日数 229
病欠 43
遅刻 43
早退 0

 

 

「不登校児童生徒」とは、「なんらかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」と定義しています。
引用元:不登校の現状に関する認識(文部科学省)

 

 

定義上、

年間30日以上欠席すると、

 

不登校になりえる

 

 

私の場合、
こんなに休んでいたけれど、
病欠扱いになっているので、
「不登校」にはならなかった。
 
しかし、日数的には、
十分に、不登校状態だ。
 
入院していたわけでも、
通院していたわけでもないのだ。
 
 
学校がいやだったわけではない。
 
 
むしろ、
生徒会活動は充実していたし、
英語も好きだったし、
作文も好きだったし、
特別活動させてもらうのも、
嬉しく、誇らしかった。
勉強もできなかったわけじゃないし、
友だちとも、
トラブルがあったわけじゃない。
 
何も問題ないように見える。
 
 
それでも、この欠席数!
 
 
誰にも責められた記憶がない。
学校に行けと言われてない。
(記憶にないだけかもしれない)
 
一応、病欠扱いだから、学校からは、
体調管理という面からは注意を受けた。
が、
わたしを「不登校」だと考える人は、
いなかったと思われる。
 
 
やることやって、
成績はそれなりによかったこと。
これが、一番の、
「大目に見られていた理由」だろう。
 
でも、それで、
 
救われていたのだと思う。
 
 
あの時、
学校を休むことを、
許されていなかったら、
 
 
わたしは、
不登校になっていたのではないか?
としみじみと感じる。
 
 
休ませて貰えたから、
行くときは行けたのだ。
 
そして、
 
行くときは行けたから、
「問題視」されなかった。
 
 
不登校扱いにならなかった。
 
 
また、休みか!
まったくあいつは!
仕方のないやつだムキー
 
 
と、
怒られはしても、許されてきた。
 
 
疲れてた。
肉体的にも精神的にも。
疲れてた。
 
 
ただ、それだけだった気がする。
ただ、休みたかった。
ただ、それだけだった気がする。
 
 
息子に置き換えてみても、
 
 
頑張ってきちゃった。
無理をしてきちゃった。
疲れちゃった。
 
 
そこは、同じだと思う。
 
 
わたしは、
中学生であんなに休んでも、
高校にも行けたし、
大学にも合格した。
 
それなのに、
 
「学校を休むこと」
自分が親になってみたら、
いけないことと見做してた。
 
自分は休んでたのにね。
なんでだろう?
 
わたしは、
わたしの母親よりも、
 
 
母親としての、
自分の評価を気にしていた。
 
 
ということだ。
 
 
きちんとした母。
ちゃんとした母。
しっかりした母。
正しい母。
悪く言われない母。
 
 
漠然とした
「いい母親」になろうとしてた。
 
 
まずは、
罪悪感から解放されること。
そうしないと、
いくら休んでも充電できない。
 
 
なんだかんだ言いながら、
この9カ月、
(2018年6月時点)
 
 
息子には、
「頑張るな」と言いつつ、
わたしも、
すごく頑張ってきちゃった。
 
 
不登校児に寄り添う母親。
不登校をなんとかしようと努力する母親。
お子さんに真摯に向き合ってますね、
と言われるような母親。
諦めない母親、投げ出さない母親。
 
 
頑張ってる母親!
偉い母親!
 
 
小学校1年生から、
過去を振り返ってみて、
なんだか、ずっと、
頑張ってきた自分が見えた。
 

ずっと背伸びして、
ずっと上向いて、涙をこらえてた。
そんな気がする。
 
 
学校との距離ができる。
担任との距離ができる。
戻れる場所がなくなる。
 
 
なんかどうでもよくなった。
距離ができたなら、
できてしまった距離を縮めればいい。
戻れる場所がなくなったなら、
新たに場所を作ればいい。
 
 
まだ起きてない出来事に対して、
不安を感じながら、
やりたくもないことをやることに、
なんの意味があるんだろう?
 
 
もしかしたら、
戻る場所は学校ではないかもしれない。
 
 
人の期待とか、
大人のしがらみとか、
面倒くさいこと全部とっぱらった時、
息子は何を言い出すんだろう?
息子はどこへ向かうんだろう?
 
 
見守ってみたいと思います。
 
 
まる。
 

メモ【不登校児の母】
自分はどうだったのさ?シリーズ
 

クリック小1【担任所見と自己分析】母子家庭のスタート、心配のいらない子への変身

クリック小2【担任所見と自己分析】精神的成長の速度、周囲とのアンバランス

クリック小3【担任所見と自己分析】理想を追うことと、まわりに合わせること

クリック小4【担任所見と自己分析】学級崩壊の一因になっていた正義

クリック小5【担任所見と自己分析】特性の活かし方と、出会い、環境の影響

クリック小6【担任所見と自己分析】子ども扱いされないことで、安定した学校生活

クリック中1【担任所見と自己分析】感受性と精神的落ち込み

クリック中2【担任所見と自己分析】教師への反発!年間欠席数47日!?

クリック中3【担任所見と自己分析】綱渡り!重すぎる期待とプレッシャー

クリック総括【担任所見と自己分析】わたしが不登校にならなくてすんだ理由を探る

 

メモ総集編シリーズ

クリップ【総集編】乳がん治療の一年間:患者目線で綴る体験記
クリップ【総集編】積極奇異型アスペルガー症候群の乳幼児期: わが子の特徴と育児記録

 

 

完全なるキャパオーバー、

背伸びの限界

 

 

自分を振り返る。

自分は、何を我慢していた?

自分は、何を言いたかった?

 

 

 

 

出欠席のようす
授業日数 229
病欠 43
遅刻 43
早退 0

 

 

  担任所見

 

【1学期】

人一倍の頑張り屋で、生徒会本部にはなくてはならない存在です。反面、完全燃焼型の性格のため、体力が続かず欠席が多いのも気になります。学習面では、文章表現力に優れ、理解力があり、探求心も旺盛で、学力も着実に向上しています。現状に甘んずることなく、今後さらに精進されることを期待しております。

【2学期】

感受性が豊かで、友人関係の悩みを打ち明けられ、真剣に苦しんだ時期もありましたが、現在は立派に立ち直り、元気に生活しています。物事をより客観的に捉えることにより、苦しいはずの受験期を楽しんでいるような精神的ゆとりを感じます。反面、欠席が多いのが気になります。健康に留意し、精進されることを願っています。

【3学期】

ご卒業おめでとうございます。これからが本当の意味での人生の始まりです。未来に向かって、力強く飛躍することを期待しております。

 

  特性をうかがわせる部分

 

  1. "反面、完全燃焼型の性格のため、体力が続かず欠席が多いのも気になります。"
  2. "感受性が豊かで、友人関係の悩みを打ち明けられ、真剣に苦しんだ時期もありましたが、現在は立派に立ち直り、元気に生活しています。"
  3. "反面、欠席が多いのが気になります。"

これらの部分は、社会的交流の困難さ(友人関係の悩み)、エネルギーの不均衡(完全燃焼型の性格、体力が続かない)、あるいはルーチンや予定へのこだわり(欠席が多い)を示唆しています。

 

 

クラス替えをして、

担任も変わりました。

1年生の時と同じ先生です。

生徒会の顧問もしていました。

 

 

相変わらず、

飛びぬける遅刻と欠席の数。

 

 

【友人関係の悩み?】

 

修学旅行の時の話です。

昔は特殊学級と呼ばれるクラスがありました。

私のクラスの子でひとり、

特殊学級に在籍している子がいました。

ある日、その子が私の家を訪ねてきました。

 

「修学旅行に行きたくない」

 

その子がどんな理由で、

特殊学級にいたのかはわかりません。

 

明らかにわかるのは、

お勉強が苦手ということと、

コミュニケーションも苦手ということ。

 

私が知るその子は、

優しくて、はにかむように笑う、

物静かな女の子でしたが、

 

たいていの子に対しては、

攻撃的で、乱暴な言葉で、

自分のまわりにバリアを張っている、

そんな感じでした。

 

 

修学旅行に行っても、

一緒にいる人がいない!

楽しくない!行きたくない!

 

 

修学旅行の前日のことです。

 

はっきり言って、

わたしの手におえるような案件じゃない。

 

 

わたしは、担任に電話して、

学校に行くことになり、

先生とその子と3人でお話しました。

 

そして、往復の新幹線、

わたしがその子の隣に座ることになり、

 

そのほかにも、色々な約束をして、

その子は、無事に修学旅行に行きました。

 

今も残る写真の中の彼女は、

はにかむように笑っています。

本当によかったと思います。

 

でも、

 


特別に仲がよかったわけではない。

新幹線も他の子と座る予定だった。

 

 

ただの、

「一クラスメイトの被る責任の域」

越えているとは思いませんか??

 

 

当時のわたしは、

仕方ないと思っていました。

自分で役に立てるのなら、と、

自ら提案したのかもしれないし、

先生から促されて、

了承したのかもしれない。

(話の流れを具体的に覚えていない)

 

いずれにしても、

「本意」ではなかった。

自分の楽しみを犠牲にして、

「付き合う」ことを選んだのです。

 


その後も、

その子に頼られることが多くなりました。

 

中3の私には負担だった。

 

それがいやとか、

迷惑だとかいう話ではなく、

荷が重かった。

 

 

【特別活動】

 

3年生の私は、

色々なことに挑戦させてもらいました。

 

参加した主な校外活動

 

アナウンスコンテスト

英語暗唱大会

英語スピーチコンテスト

日本語弁論大会

近くにある障碍者施設でボランティア活動

 

 

【生徒会活動】

 

生徒会総会。

資料作成、裏回し、根回し、

質問の予測、回答の準備。

 

公約①月間MVP。

「委員会活動の活性化」

 

毎月の集計作業、

毎月の生徒会新聞の発行、

(原稿作成)

 

公約②体育祭の縦割り計画。

 

生徒会顧問の権限だけで、

決められる問題ではなかった。

 

教務主任と生徒会顧問。

どっちと話しても、

ふたりの間で話が通ってない!

 

どんなに意見しても、

埒明かない。

結局、直接教務の先生を、

「生徒」が説得しなくてはならない。

 

大変だったものの、公約を無事に通し、

雑務をこなす日々。

企画をたて、シナリオを書き、根回しをする。

あらゆる原稿を書く。

 


とにかく、

 

受験勉強と部活と、

生徒会活動と習い事と、

すべて平行して、

特別活動の準備、

練習もしていました。

 

 

私ならできると思われていたし、

直接言われてもきた。

私はやるしかなかったし、

実際にやり遂げてきた。

 

やり遂げれば、やりとげるほどに、

プレッシャーは大きくなった。

 

 

完全燃焼型の性格で、体力が続かない、

というよりも、

完全にキャパオーバーだったと思います。

 

 

まる。

 

 

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