動くたびに激痛。

誇張なしに涙ちょちょぎれた日。

 

 

初めて、

術後の胸の傷を見て、

精神的にへこんだ翌日。

 

発熱しました。

グッタリです。

 

この日のタスクは以下の通り。

熱を出したので、

予定外の採血が入ってます。

 

 

【術後2日目】

  • リンパ浮腫予防の説明
  • 内服薬の説明
  • 傷をきれいに治すテープに張り替え
  • 採血

 

 

わたしは、

腋窩リンパ節郭清をしているので、

リンパ浮腫になるリスクがあります。

 

もうすぐ、

術後1年になりますが、

いまだに右腕を動かすと

突っ張る感じがあります。

 

右脇やわきの下、

二の腕あたりの感覚は鈍いです。

 

極力、

右手では、

重いものを持たないようにしてますが、

それでも、

たまにピアノを弾いたり、

洗濯物を大量に干したりすると、

右腕がおもだるくなります。

 

【リンパ浮腫とは】
リンパ浮腫は、リンパ液の流れが悪くなり、体内にリンパ液がたまってしまう状態です。特に乳がん手術後、リンパ節を摘出した際にリンパの流れが悪くなることがあり、手や腕のむくみが発生することがあります。
【リンパ浮腫の症状】
リンパ浮腫の症状は、手や腕のむくみや重だるさ、運動や動かすことで痛みが出ることがあります。重症化すると皮膚が硬くなり、感染症のリスクが上がることもあります。
【リンパ浮腫の予防】
リンパ浮腫の予防には、適度な運動やリンパマッサージが効果的です。また、塩分の摂取を控えめにし、バランスの取れた食事を心がけることも大切です。
【リンパ浮腫の治療】
リンパ浮腫の治療は、リンパマッサージや圧迫療法、適切な運動が中心となります。症状が気になる場合は、専門のリンパ浮腫治療クリニックや医療機関で相談しましょう。

 

 

 

 

この日は、

マジでへこたれました。

 

 

熱はあるし、

動くと痛いし。

 

 

とにかく痛かった。

手術の日よりも、

手術の翌日よりも、

この日が痛かった。

 

 

ちょっと動くと、

痛みが胸をすっ飛ばして、

指先まで走り、

 

 

痛みが治まるまで、

うめくしかない感じ。

 

どうにもこうにも痛くて、

看護師さんに、

痛み止めを増やせないか、

聞いてみました。

 

わたしの意図としては、

セレコキシブ錠が処方されていたので、

追加でロキソニンとか、

くれないかなあと

期待したのですが、

(そしたら熱もさがるし)

 

 

あとからやってきた主治医の

 

「あ、痛み止め上限だった」

 

の一言で、

期待は消え去りました。

 

 

我慢するしかない。

 

 

となったので、

痛みを観察してみました。

 

 

痛いとき、

ドレーンの容器を取ったり、

置いたりするとき

 

痛いとき、

立ち上がるとき

 

痛いとき、

顔を洗うとき

歯磨きするとき

 

痛いとき、

物を取ったり、

置いたりするとき

 

 

どうやら、

痛いときは、

前にかがむときのようでした。

下を向くと痛いのです。

 

 

下を向くと、

胸の中にあるドレーンの管が

どこぞにあたり、

それが痛みになるようです。

 

 

というわけで、

すべての動作を平行移動に努めました。

 

 

歯磨きは、

床に膝をついて、

前にかがまずに、

水を吐き出しました。

 

 

顔は、

拭きとりシートを使いました。

 

 

何かをとるときは、

上半身は動かさずに、

スクワット形式でしゃがみました。

 

 

すると、

痛いことは痛いけど、

うめくほどの激痛は減りました。

 

 

そして、

この日が底で、

ここからは、

痛みも軽減し、

熱があがることもなく、

順調な経過をたどりました。

 

 

というわけで、

入院中のお話は今回で終わりです。

 

 

まる。

 

 

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