乳がん告知から1か月後の手術
めくるめくスピード感
「悪性の可能性を否定できない」
と言われて、
針生針したあの日
会計をすませて、
車にもどったけれど、
すぐには運転できませんでした。
まだ、
確定したわけではなく、
子どもたちに伝える段階ではない
けれど、
家に帰って「普通の顔」できる
そんな自信ありませんでした。
夫にはすぐにメールをして、
休めるように仕事の調整をする
と返事をもらっていました。
ここからの
「普通の顔」をして
結果を待つ１週間
とても、長く感じました。
だが、しかし、
結果が出てからのスピード感！
その日のうちに
造影CT
暫定ステージ決定
その日のうちに
子どもたちに報告
実家に報告
そして、
| 日付 | 出来事 | 説明 |
|---|---|---|
| 5/6 | MRI | MRI検査：乳がんの大きさや周囲組織との関係を詳しく調べる検査 |
| 5/11 | 検査結果、 治療方針の決定 |
検査結果を受け、医師と治療方針を決める |
| 5/13 | 遺伝子検査 | 乳がんが家族性のものかどうかを調べる検査 |
| 5/18 | 循環器内科受診、 心電図検査 |
手術前の心臓のチェック。 心電図検査：心臓の働きを調べる検査 |
| 5/20 | 麻酔科受診、 PCR検査 |
手術前の麻酔に関する説明と検査。 PCR検査：手術前に感染症がないかを確認する検査 |
| 5/24 | 入院 | 手術のために入院する |
| 5/25 | 右乳房全切除術、 右腋窩センチネルリンパ節生検、 腋窩郭清術レベルⅡ |
右乳房全切除術（右の乳房を完全に取り除く手術）、 右腋窩センチネルリンパ節生検（腫瘍に最も近いリンパ節を検査し、がん細胞の有無を調べる）、 腋窩郭清術レベルⅡ（右の腋窩リンパ節を一部取り除く手術）が行われる。 |
怒涛の検査、説明の嵐！
ゴールデンウィークを挟んだので、
まだ時間を稼げたものの、
そのGWで急遽、
実家に顔を見せに行ったので、
目まぐるしいこと半端ない感じでした。
そんな中、
否応なく決断は迫られました。
| 手術までの選択・決定事項 | 選択肢 |
|---|---|
| 遺伝子検査 （BRCA1/BRCA2） |
受ける |
| 受けない | |
| 手術方法 | 乳房温存術 |
| 乳房全切除術 | |
| リンパ節検査・切除 | センチネルリンパ節生検 |
| 腋窩郭清術 | |
| 再建手術 （自家組織再建、人工物再建） |
する |
| しない | |
| その他治療 | 化学療法 |
| 放射線治療 |
この時点では、
自分で決められることと、
手術してみないと
わからないことがありました。
とは言っても、
事前承諾が必要なものもあり、
おおまかな方向性は、
決める必要はありました。
最初の決断は、
全摘か温存か？
わたしは、
告知の時点で、
全摘しようと決めていました。
胸を残すことよりも、
再発の可能性を下げることが、
わたしの中で優先されてました。
でも、
頭で考えて決めたことと、
「気もち」は別のもので、
胸がなくなることを想像しては、
お風呂やトイレで泣いていました。
ここで温存を選べば、
術前化学療法という話になったのかも。
そして、
次の決断は、
再建するか、しないか？
私の場合、
診断をもらった病院では再建できず、
再建するなら大学病院に紹介、
という形でした。
医師も変わる、
場所も遠くなる、
手術の日程も遅くなる…
わたしは、
すぐに、この病院で、
手術する
ことを選びました。
再建したくなったら、
手術の回数は増えるけど、
後からでもできるという言葉も、
決めてになったかもしれません。
そして、
手術日が決定しました。
検査結果を聞いて、
治療方針を決める診察の
２週間後！
初めて受診した日から、
１カ月ちょっと。
乳がん告知から１カ月。
感情はジェットコースター。
目まぐるしい現実に、
ついていくのが精いっぱいでした。
そして、
次の決断は、
遺伝子検査
（BRCA1/BRCA2）
受けるか、受けないか？
長くなったので、
このお話は次回。
最後に、手術に向けて
実際に購入した
＼下着を紹介します／
パジャマやタオルは
レンタルしましたよ～
↑
必須アイテム。
前開きのブラジャー。
UNIQLOのブラトップを
愛用していましたが、
術後と放射線治療後は、
アンダーの部分があたって
痛かったので、
しばらくはコチラを使ってました。
↑
ちょっと恥ずかしいんですけど
入院中、
蕁麻疹になりまして、
綿100％のパンツを購入。
実店舗も探してもらったけど、
探すとないのです。
綿100％の大人のパンツ。
デカパンですが、
蕁麻疹はよくなりました。
（笑）
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