シリーズ記事

 

‐新政党『れいわ新選組』の誕生を祝福する その1‐

 

‐新政党『れいわ新選組』の誕生を祝福する その2‐

 

‐新政党『れいわ新選組』の誕生を祝福する その3‐

 

 

関連記事

 

‐山本太郎氏の新政党『れいわ新選組』に関する個人的な意見‐

 

‐れいわ新選組の「支持者」に苦言を申す‐

 

‐断乎として本土への米軍移転は認めない‐

 

‐安冨歩(やすとみあゆみ)さんの言葉を実行した日本人‐

 

‐れいわ新選組 ついにテレビ出演を果たす!‐

 

‐投票日まで盛り上げて行くぜ『れいわ』フィーバー!‐

 

‐自分の「信ずる物語」に陶酔するリベラル

 

‐本日投票日 日本人そして『れいわ新選組』に託す在日ラッパーの想い‐

 

‐山本太郎「(吉本騒動が)あなた方の人生に関係ありますか?」‐

 

‐面倒くさい支持者たち‐

 

‐山本太郎『そもそも総研』(テレビ朝日)に出演する‐

 

‐山本太郎がNHKをぶっ壊す‐

 

‐れいわ議員 舩後靖彦さん木村英子さん登院できず‐

 

‐すすむ政界再編 れいわ協力へ向けあの大物議員も動き出す?‐

 

 

・韓国を見下し 中国を敵視 果ては日本が「アジアのリーダー」と叫んじゃう垢抜けなさ

 

 

『山本太郎 れいわ新選組 代表 街頭記者会見 東京・新宿 2019年8月1日(木)』 

 

参議院 unofficial-House of Councilors

 

https://www.youtube.com/watch?v=LlWv2UWjYko

 

 

とある支持者の「問題発言」は、1時間1分40秒から。

 

この中で、韓国徴用工の問題について言及した一人の支持者がいました。

 

‐東アジアの今とこれから その14(『徴用工』以前の朝鮮人労働史)‐

 

‐シリーズ 日韓会談と在日朝鮮人 その5(徴兵・徴発・強制連行)‐

 

 

『街頭演説に1000人超・・・大躍進“れいわ旋風”に迫る(19/08/03)』

 

https://www.youtube.com/watch?v=hTOyAvSeP2k

 

そして話は、過去の歴史認識を端にした、日本の輸出規制について「日本がアジアのリーダーになるには、韓国に対する弱い者イジメをやめるべきだ」と、ものすごく相手を見下した発言をしたことです。

 

この時点で、私は「!?」となりました。

 

さらに、こうした行動で韓国が弱気になって、「良い方向に向かうかもしれない」と輸出規制に対して肯定的な考えを示し、つまりそれって、日本が過去にしでかした罪に対して、深く認識していない表れだってこと?

 

これはマズイ考えだよ。

 

そして、彼の本性を見てしまった部分があります。

 

「辺野古の基地を埋め立てることは、中国と変わらないと思います!」

 

あーあ、言っちゃったね・・・。

 

世界中で戦争の火種をばらまいて、ドローンで人々を虐殺しまくって、大量の難民を生み出し、テロの下地をつくり、さらには『主流言説』を振りまいて、中国や北朝鮮、ロシアやイラン、ベネズエラとかをディスってる、アメリカには一切お咎めなしってか。

 

‐軍産複合体(大企業)=既成政党=戦争‐

 

‐『良心』だけでは生きていけない世界‐

 

‐とうとうウィキペディアで「ロシア信者」扱いされるポール・クレイグ・ロバーツ氏‐

 

-「中国脅威論」「人権問題」「政府崩壊」の醜聞-

 

‐「人権屋」ヒューマンライツウォッチの横暴(北朝鮮の『性暴力』と中国の『ウイグル問題』)‐

 

これに対して、山本代表は「やってることの乱暴さを、他国と比較してしまうのは躊躇がある」「それぞれの国の事情があるだろうから」と冷静に返しています。

 

 

・まず「現実」を直視しなければならない

 

 

RT(ロシア・トゥデイ)ツイッターアカウント

 

https://twitter.com/RT_com/status/1045293227702652928/photo/1

 

『Cluttered talk blab blab blab』より

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12408220647.html

 

‐徹底的にアメリカの尻拭いをさせられた敗戦国ドイツの現実‐

 

‐人扱いされない民族の末路 その1‐

 

‐人扱いされない民族の末路 その2‐

 

国内で誇大妄想を垂れるのは自由だが、ドイツと並び、この主権なき「惨めな敗戦国クラブ」の日本の事実を俯瞰したら、とてもじゃないけれど、あんな発言はできない。

 

語学を駆使し、長らく中国人の方々と信頼関係を構築されてきた、英語ブロガーのMichikoさんは、常に日本の「トホホな現状」をウォッチされてきたお一人だ。

 

上の記事で、誰にも相手にされない安倍氏が、なんとか25分間だけ習近平氏に「会わせてもらったり」、形ばかりの日中首脳会談をやってみたり、財団の解散後で文大統領から日韓会談を延期されたりしてる。

 

‐『朝鮮総連本部をさら地にする会』と『自由朝鮮』について‐

 

‐おバカだけど笑えない安倍政権の「閣議決定」(朝鮮総連はテロリスト集団)‐

 

‐北朝鮮外務省 宋日昊日本局長の言葉(かっちんブログより)‐

 

さらには北朝鮮とのトップ会談では、過去の清算をなおざりにされ、朝鮮学校や総連など、関係団体を迫害する日本政府に対し、金正恩氏がロシアメディアを通じて「興味がない」と、まるで相手にされぬ始末だ(物事の道理からすれば当然の帰結だが)。

 

‐「日本の教訓」を見る中国、日韓中それぞれの『アメリカ貿易問題』など‐

 

 

金正恩委員長「日本との会談興味ない」

 

Russia Invites Kim Jong Un to Moscow Russian officials say details still being worked out

 

https://news.antiwar.com/2018/10/08/russia-invites-kim-jong-un-to-moscow/

 

ちなみに、こちらに面白い情報があります。

 

‐プーチン氏遅刻なし「予想」よりも重要だった朝露首脳会談‐

 

プーチン大統領の「遅刻歴」をネットから。

1位ードイツのメルケル首相。4時間15分。
2位ーウクライナのヤヌコビッチ大統領。4時間。
3位ー安倍首相。3時間。
4位ーインドのモディ首相。1時間

フランシスコ法王50分
エリザベス女王を14分

トランプ大統領45分
オバマ大統領40分
文在寅大統領34分

 

かっちんブログ 「堅忍不抜」 

『朝鮮とロシアの首脳会談 2 (動画はこちら&プーチン大統領は遅刻したのか?)』記事

 

https://ameblo.jp/sanpurena/entry-12456721538.html

 

日中、日韓・日朝、続けて日露も、てんでダメ。

 

また宗主国アメリカにおいても、「名前が知られていない日本の首相」では、驚異的に高いとMichikoさんはおっしゃられる。

 

そして極め付けはコレ。

 

‐3度目の朝米首脳会談(板門店)とG20で安倍首相がかいた「大恥」‐

 

 

【凄まじい無視のされ方】28日のG20大阪、各国首脳の記念撮影で安倍さんは何回人と接触(会話や握手、ハグ等)するでしょう?

 

https://togetter.com/li/1371129

 

こんな情けない状況で、何が「アジアのリーダー(笑)」だよw

 

 

・出来の悪い「弟」が身内に盾突く構図

 

『古事記』の時代から明治維新まで、漢文は長らく日本の公用語であった。飛鳥・奈良・平安・鎌倉・室町・江戸時代と、我が国のお役人や知識人たちは正式な書写言語として漢文ないしは日本語混じりの変体漢文を使ってきたのであり、その間に大量の漢語がそのまま日本語に入って、定着した。

 

今の日本語の中から漢語を取り去ったら、まともな文章は書けない。片仮名(カタカナ)や平仮名(ひらがな)さえも漢字を改良して作られたものに過ぎない。

 

つまり日本の文字文化は、近世以前は徹頭徹尾、中国の御蔭を被ってきたといっても過言ではない。しかるに明治維新以後、日本の政治家・官僚・経済人・文化人の目は欧米を向き、とりわけ第二次世界大戦後は、芸術・娯楽の分やを通じて一般大衆にいたるまでこぞってアメリカ合衆国になびくようになった。

 

かつての日本にとって中国は、現在のアメリカ合衆国以上の圧倒的存在であった。戦後六〇年を経て、今や日本の政府首脳や高級官僚が、日米同盟こそ日本外交の基本方針であると公言してはばからない外交不毛の情けない時代とはいえ、選択肢としてはヨーロッパもあればアジアもある。

 

しかし飛鳥・奈良時代から平安時代前期の日本にとって大唐帝国は、いわば唯一無二の絶対的存在であった。百済・新羅や渤海があったとはいえ、それらはいずれも漢字と律令制と仏教文化を受け継いだ東アジア文明圏の兄弟のようなものであって、父であり母であり師匠であったのはひとえに唐であった。

 

森安孝夫 『シルクロードと唐帝国』 講談社 16~17頁より

 

‐韓国が天皇を「日王」と呼ぶ理由(中国と日本における文明比較の話)その1-

 

‐韓国が天皇を「日王」と呼ぶ理由(中国と日本における文明比較の話)その2‐

 

この2000年以上の長い歴史を通じて、中国が政治経済を含めた文明中心地であったのは、誰もが理解している事実です。ひるがえって、あのような発言をしてしまう心理には、自分たちよりも、相手の方が下だという、強烈な「優越意識」のあらわれだと、私は思う。

 

これは、国学思想にはじまって、「明治以降」から改善されぬ、日本人の精神的陥穽(弱点)であろう。

 

‐新一万円札と新五千円札の「顔ぶれ」についての所感‐

 

‐明治時代の朝鮮観その1(征韓論①)‐

 

‐明治時代の朝鮮観その1(征韓論②)‐

 

‐明治時代の朝鮮観その1(征韓論③)‐

 

‐明治時代の朝鮮観その2(自由民権派の認識①)‐

 

‐明治時代の朝鮮観その2(自由民権派の認識②)‐

 

‐明治時代の朝鮮観その2(自由民権派の認識③)‐

 

‐明治時代の朝鮮観その3(脱亜論者の場合①)‐

 

‐明治時代の朝鮮観その3(脱亜論者の場合②)‐

 

‐明治時代の朝鮮観その3(脱亜論者の場合③) ‐

 

‐明治時代の朝鮮観その3(脱亜論者の場合④)‐

 

‐明治時代の朝鮮観その4(近代史学者の解答①)‐

 

‐明治時代の朝鮮観その4(近代史学者の解答②)‐

 

‐明治時代の朝鮮観その4(近代史学者の解答③)‐

 

‐明治時代の朝鮮観その4(近代史学者の解答④)‐

 

‐明治時代の朝鮮観その4(近代史学者の解答➄)‐

 

‐明治時代の朝鮮観その4(近代史学者の解答⑥)‐

 

‐明治時代の朝鮮観その4(近代史学者の解答⑦)‐

 

‐明治時代の朝鮮観その5(社会主義者・人道主義者の朝鮮観①)‐

 

‐明治時代の朝鮮観その5(社会主義者・人道主義者の朝鮮観②)‐

 

‐明治時代の朝鮮観その5(社会主義者・人道主義者の朝鮮観③)‐

 

‐シリーズ記事を終えて(日本人の朝鮮観の伝統とこれから先について)‐

 

‐日本人がどんどん盲目になっていく・・・(「植民地的鎖国思想」の果てにあるもの)‐

 

自らの怠惰に甘んじて、過去の歴史と向き合わず、海外の情報からも遮断された「未開列島」において、国内の大本営マスコミの強い影響下におかれた多くの日本人は、恐ろしく偏った歴史認識をもつか、はたまた、まったくの無関心に陥るかの二者にカテゴライズされる。

 

‐近くて遠い国 朝鮮 本編7(李氏朝鮮→大韓帝国→日韓併合)‐

 

‐近くて遠い国 朝鮮 本編8(過酷な植民地経営の実態)‐

 

‐近くて遠い国 朝鮮 本編9(「朝鮮解放」までの道のり)‐

 

‐シリーズ 日韓会談と在日朝鮮人 その4(過去の歴史を振り返る)‐

 

‐シリーズ 日韓会談と在日朝鮮人 その6(支配と同化が残したもの)‐

 

‐シリーズ 日韓会談と在日朝鮮人 最終回(在日朝鮮人と日本政府の政策)‐

 

‐漫画の神様の『朝鮮学校観』‐

 

まず、自分たちの国がやってきたことを振り返ってみなって。こんなんじゃ絶対にアジア団結なんて出来ないだろうし、日本国内における在日コリアンの権利回復(二重国籍制度の確立)なんて、夢のまた夢だろう。。。

 

本当に、これ事あるごとに述べてますけど、日本が過去の歴史修正主義でオ〇ニーをしても、それは世界でより「孤立化」を招くだけです。

 

‐あの戦争で我々はものすごいものを失った‐

 

過去の清算で、日本に「文句を言っている」のは、何も韓国や中国だけじゃないからね。

 

その他、ベトナム人フィリピン人だって、日本の植民地支配について、原爆投下を正当化してしまうほどの「反発」があるわけです。さらに、それを信認として自国の侵略政策を良しとするアメリカ人たちに利用される始末で、仮に、日本が彼らと「同じ振舞い」をして、過去の出来事と真摯に向き合わないのなら、それはアメリカと同じく、世界中から怨みを買うわけです。

 

60年前のアルジェリア独立戦争時の残虐行為を認めたフランス

 

過去の「列強」だって、反省してる。

 

もういいかげん、自分たちの見たいモノ、信じたいモノにすがる時代は終ったのです。

 

 

・まとめ

 

少なくとも、この北東アジア地域の歴史において、中国を軸に平和的秩序が維持されてきたわけで、長年戦争や植民地争奪に明け暮れる欧米とは、一線を画す地域でした。

 

ひるがえって、欧米文明の「尖兵」となり、偶然、近代に『アジアの盟主』へ躍り出てしまった日本がやらかしてきたことを振り返ってみたらどうだろう。

 

残念ながら、分断と憎しみ、禍根しかなかった。

 

無論、それは今も続いており、彼らは解決する意思すら示していない。

 

申し訳ないけど、日本が今後先『アジアのリーダー』になることは絶対にないと確証できる。むしろ、その『器』にない国だと、私は思う。

 

過去の歴史や、今の惨状をみれば当然うなずけるし、皇帝や中華文明に憧れとコンプレックスを抱き続け、その裏返しとして、歪んだ思考でもって見下すような「小さな国」が、今後いかにうまく生きていくかについては、再び北東アジアの国々へ「里帰り」し、各国の独立を保ちつつも、中国を軸に、この地域を盛り上げて、元来のアジアを立て直すしかないのです。

 

それで、上手くやってきたのだから。

 

 

・追記

 

 

 

 

 

2019年7月6日(月曜日) 『日刊ゲンダイ』記事より

 

 

孫崎享氏の今日のメルマガ題名をコピーさせていただこう。

日本国内は対韓経済制裁を7割近くが支持。だが国際社会は支持するか。米国の経済・金融の通信社ブルームバーグは社説で、「両国が不当と感じる理由があるのは事実。安倍首相の対応は非常に偽善的。更に日本のサプライヤーは市場シェアを落とし、信頼性を落とす」

 題名で、孫崎氏が『日米開戦の正体』の「はじめに」で、書いておられるのを思い出す。

日本は今「あのとき」と同じ曲がり角にいます。

 

マスコミに載らない海外記事 『没落前の思い上がり』記事より

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-6ab667.html

 

 

悲愴感漂う「無駄なキリッ」への返事~サンフランシスコ市の反応~

 

歴史に学ばぬものは、いつか同じ破滅を繰り返す。

 

 

<参考資料>

 

・Youtube動画 『山本太郎 れいわ新選組 代表 街頭記者会見 東京・新宿 2019年8月1日(木)』 

 

https://www.youtube.com/watch?v=LlWv2UWjYko

 

・Cluttered talk blab blab blab 『安倍訪中決定』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12411475475.html

 

・同 『60年前のアルジェリア独立戦争時の残虐行為を認めたフランス』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12404944182.html

 

・森安孝夫 『シルクロードと唐帝国』 講談社

 

・マスコミに載らない海外記事 『没落前の思い上がり』記事

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-6ab667.html

 

・2019年7月6日 『日刊ゲンダイ』記事

 

 

<ツイッター>

 

【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】

 

https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As

 

 

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