『中華人民共和国(中国) 国旗』

 

http://freesozai.jp/itemList.php?category=nation_flag&page=ntf_127&type=sozai

 

 

マスコミに載らない海外記事 『欧米は敗北しつつあるが、中国とロシアへの欧米による文字通り‘左と右’の攻撃もそうだ』より

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-47c6.html

 

 

中国に関する「醜聞」について、もはや“何でもアリ”な状況になっている。

 

欧米だろうが、日本だろうが、(似非)右翼でもリベラルでも、その「本質」は変わりがない。

 

一体なぜこのような状態が繰り広げられているのか、哲学者で作家であり、さらには映画監督でジャーナリストでもあるアンドレ・ヴルチェク氏で、現地取材や、独立した情報機関を持って調査した結果、斜陽化するアメリカとヨーロッパ「負け惜しみを言う連中の欲求不満と不作法な振る舞いを反映している」としました。

 

昨今、盛んに取り上げられる「環境問題」にしても、我々は本当に「これだけ中国が荒れている」事実だけを見せつけられ、インターネットだろうが、テレビだろうが、そうした偏った情報素材の中にぶち込まれているのが現実です。

 

反対に、どれだけ中国で先進的な取り組みが行われようとも(中国は世界最大の公園や板張り遊歩道や運動場を建設したり、 徹底的な教育改革を実施し、国中をコンサート・ホールや博物館や劇場だらけにしている)、誰も関心を持ったり、熱心に詳細を追求したりしない。

 

特に日本人というのは、100年以上にも渡って、近代マスコミ産業にドップリ浸からされているので、彼らの「大なる物語」を信じる傾向が非常に強い。ゆえに現在にまでもち続けている中国人への「漠然な不信感」というのは、私たちの深層心理まで食い込んで燻り続けている。

 

ここでヴルチェク氏は、面白いことを指摘されています。

 

 

欧米の宣伝屋は文字通り‘左からも右からも’中国の信用を傷つけようとして時に余りに共産主義的だと非難するが、適切な場合‘十分共産主義的ではない’とさえ非難する。

 

 

一体何を意味するのかというと、かのニューヨークタイムズが2018年10月5日に、以下のカバーストーリーを掲載しました。

 

『中国指導部にとっての思いも寄らぬ敵: マルクス主義者』

 

そこで語られた内容とういものは、中国恵州で「毛沢東以来の熱心なマルクス主義の若者たち」が登場して、「『混合経済』の共産党政府を困らせている」というものです。

 

一方では、中国を「共産主義独裁国家」とディスっておきながら、かたや「本来の共産主義ではない」と騒ぎだす人たち。

 

お前ら何言ってんじゃいと、すかさずツッコミを入れたくなりますね。

 

欧米のマスコミは「こうした報道」をする目的は、中国が着実に「共産主義」に向かっているのにも関わらず、新聞読者(ネットや紙媒体)を通じて、ある種の嘘情報を流して、混乱させ、あわよくば「中国本土(もしくは台湾や東南アジア)」で、“爆発”を起こさせたいのです。

 

もし彼らの目論見通りに、実際中国で「混乱が起きた」場合、何億人もの人々が苦しむ。

 

そうなれば「デマも事実になる」

 

かつて「プロパガンダの天才」と言われた、ナチスドイツヨーゼフ・ゲッペルス宣伝大臣の言葉に、『嘘も百回言えば真実になる』というのがありますが、今欧米マスコミで行われているのは、その「忠実な焼き回し」だとさえ言える。

 

毎度の如く、反中国・反ロシアの醜聞記事を書き続け、そこから編み出される「陰謀」というものは、『中国はアメリカ中間選挙でハッキングするだろうか?』だとか、前者の記事と矛盾する『北京は企業を押し返しつつある(副題:経済を作り上げた私企業の形成が不利になる中、政府は力を誇示)』など、とにかく中国を傷つける内容のものであれば、何でも構わないという「姿勢」を貫き、殊に彼の国に関するニュースというものは、ひどく陰鬱で、否定的な内容で溢れかえっています。

 

まあ「中立(事実)もクソもない」ってこった。

 

軍産複合体の「エリート新聞」でもあるニューヨークタイムズの姿勢は、ヨーロッパや北アメリカのジャーナリズム全体に蔓延して、それが『外地』である日本のマスメディアしかり、昨今の東南アジアと中国の「海洋権益に関する問題」にしても、ありとあらゆる側面で、追い込みをかけ、真面目なフィリピン人歴史学者や政治学者なら、誰も信じるはずのない「領土」まつわる内容も、ヴルチェク氏が直接現地マニラに赴き、当部門の権威ある研究者と話をした結果、彼らは、その「突き上げの本質」を十分に理解しているとのことです。

 

考えてみて頂きたい。

 

一体だれが、今のマスメディア業界を「独占状態」にしているのか。

 

我々は一度でも、中国の愛国者や、共産主義者思想家を、恒常的にテレビで話や論説を聞く「機会」がありますでしょうか。

 

世界が如何に統治されるべきか、アメリカやヨーロッパ人とは正反対の制度や文明を作り上げ、それが何千年にも機能し続けた国の、何千何百万人の「言い分」「民主主義」がある。

 

欧米メディアが繰り出す、「中国は一体何であり、何でないのかを定義する」とてつもない課題を委任された人たちによって、文字通り世界は『定義づけられる』のです。

 

先月放送の、テレビ朝日『池上彰ニュース大辞典』で彼が言っていた、「新植民地主義」に基づく「アフリカの中国化」にしても、前述の『基底音』ありきで成り立っている。

 

2018/10/22 テレビ朝日 【グッド!モーニング】

 

<池上彰のニュース大辞典>アフリカが“中国化”!?解説「新植民地主義」

 

きょうのキーワード「新植民地主義」。中国・習近平国家主席を中心にアフリカ53ヶ国の首脳らが一堂に会した「中国アフリカ協力フォーラム」。

 

習近平主席はアフリカ諸国へ約6兆6000億円の金融支援を表明現在約12億人のアフリカの人口が2050年には約25億人になると推計(国連)。最後のフロンティアと呼ばれている。天然資源も豊富。アフリカは投資によって鉄道や港などの整備が進むことは歓迎6兆6000億円の大半は“貸し付け”。

 

アフリカの国々にとっては返済に追われ中国の言いなりになる危険性もある中国の資金による仕事を受注するのは中国企業。現地で働くのも中国人。ジブチでは中国化が進んでいるジブチに人民解放軍の基地を建設。融資によって港も整備。駅も経済支援で作られ、列車の運行スタッフは全員中国人。欧米からは“新植民地主義”との批判の声も上がっている。中国は否定。中国・北京の映像。

 

https://jcc.jp/news/14028647/

 

いやさ、これが米軍基地だったら絶対何にも言わないんでしょ。

 

ましてや、ヘーゲルの時代以前からアフリカをコケにし続けて、植民地でやりたい放題しつくした「欧米」の言い分をそのまま垂れ流すって、本当に池上さんって人は、自分で解説してて恥ずかしくないのかな。

 

実際、英語で現地の情報を確かめられる人がいれば、そんな「子供だまし」など一切通用しない。

 

アフリカで祝う「中秋節」

 

Michikoさんのブログ 『Cluttered talk blab blab blab』より

 

 

一時は中国人さえもが、欧米の「言いがかり」を真摯に受け止めたりもしましたが、今やロシア人も含め、その「落とし穴」に気が付いている。今のこの状況を、ヴルチェク氏は分かりやすく定義されています。

 

 

欧米帝国主義プラス・プロパガンダ

 

VS

 

中国とロシア国民が選んだ自分たちの生き方をするという決意との間の壮大な衝突

 

 

一方で、「オレたちが正しい世界の在り方を決める」と豪語するアメリカやヨーロッパの人々。さらに噛み砕いて言えば、欧米帝国主義と、「中国とロシアの特徴」を持った民主主義との間で戦いなのです。

 

この戦争で「敵陣側」にいる私たちにせよ、常にその『脅威のもと』で生きている。

 

 

同 『インターネット検閲は未曾有の飛躍をしたばかりだが、ほとんど誰も気づいていない』記事より

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-0c46.html

 

 

Facebookやツイッター、おそらくブログも含めて「影響力を持ちすぎた人々」に対する『大粛清』が行われ、何百もの政治志向のページや個人アカウントを、何の前触れもなく「アカウントごと削除する」恐ろしい行為がおこなわれています。

 

Caitlin JOHNSTONE氏のレポートによると、その中には、Facebookで何百万人のフォロワーを持つAnti-Media、Free Thought Projectと、Police the Policeなどの、複数の反体制代替メディアが含まれていて、それらが当サイトで追放された」数時間後に、同じくTwitterでもアカウントごと削除され、いかなる新規アカウントすら作成できない状況にあります。

 

こうした幅広い情報や認識を提供してくれる代替メディアが、主要ソーシャル・メディア・サイトから姿を消し、我々はどんどん息苦しい状況下に閉じ込められ、何一つ発言権すら与えられなく、ただ『一つの教理』のもとに統合される日が来るのだろうと、恐怖と暗澹たる気持ちで覆いつくされます。

 

 

<参考資料>

 

・マスコミに載らない海外記事 『欧米は敗北しつつあるが、中国とロシアへの欧米による文字通り‘左と右’の攻撃もそうだ』

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-47c6.html

 

・同 『インターネット検閲は未曾有の飛躍をしたばかりだが、ほとんど誰も気づいていない』記事

 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-0c46.html

 

・Cluttered talk blab blab blab 『アフリカで祝う「中秋節」』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12407307933.html

 

 

<ツイッター>

 

【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】

 

https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As

 

 

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