JR品川駅はここ数年で色々と変わりました。
オシャレなショッピングエリアが出来たり売店や飲食店も一新されたり。
そして今でも間違うのが京浜東北線の下りホームが4番でなく5番ホームに変更になった点。
上りと下りでホームが別になったのです。
それでもって5番ホームの向かい6番ホームにに東海道線上り、イヤ今は上野東京ライン(常磐線)で東京止まりではないのねそうなのね、それが停車します。
渋谷駅ほどではありませんがややこしや。
そして駅のあちこちがまだ工事中だったりで出来上がりとかそう云うのが全然判らないのですがどうなんでしょ。
そうした工事に伴ってなのか京浜東北線のホームにあった立ち食い蕎麦『常磐軒』が閉店しました(2018年7月)。
2軒あったのですが両方共に閉店です。
現在ホームにあるのは山手線1・2番ホームと総武線(快速)13・14番ホームのみ。
駅ホームの立ち食い蕎麦、大船駅もなくなったようで消え去る食文化なのでしょうか。
と云うわけで久しぶりに山手線ホームの『そば処 常磐軒』に立ち寄りました。
ここではやはり絶滅危惧種のこの丼を戴かねばなりますまい。



品川丼!
天ぷらそばに載せる用の平たいかき揚げをタレに浸して丼上に載せて品川丼。
以前は品川駅のあちこちで食べられましたが今や山手線ホームと総武線ホームのみ。
絶滅の危機に瀕しております。



御飯は半分にしてもらいました。
記憶では丼にすり切りくらいの御飯たっぷりでしたので、半分で。
それでも結構ボリュームありますぜ。
イタダキマス。



ウマウマウー!
これでいいのだ我が友よ。
かき揚げはサクサクやパリパリとは無縁でしっとりときゅっとしております。
甘味少なめでキリッとした味わいの丼ツユと共に戴くと最初は素っ気ないように思えますが段々とその滋味が心に沁みて参ります。
かき揚げの中の干し海老や微塵切りのゲソやネギはいちいち声高に主張はしませんがその存在自体が何とも味わい深い。
これだけをおかずに丼フルサイズの御飯ではちょっと心許ないのですが御飯半分ならピッタリなのですよピッタリ。
20世紀から定期的に食べ続けている品川丼。
品川丼フォーエバー。



以前はスープはそばのツユにワカメだったのが今は謎の白濁した鶏スープに変更になっております。
これがまた味わい深く。
あまり意識せずにすーっと飲んじゃって途中で何じゃコレと思ったので次回はもうちょっとちゃんと味わいます。



また近々伺おうと思っております。
美味しかったです! 御馳走様でした!

そば処 常磐軒
東京都港区高輪3-26-26 JR品川駅構内 山手線ホーム(5号車付近)
平日
6:00〜23:30
土日祝日
6:00〜23:00
無休