日本橋から京都の三条大橋までの東海道五十三次を踏破した思い出を忘れないために、、、
という事で書き始めた旅歩きの記事。
東海道五十三次としては15日目になります。
2014年9月15日
四日市の旧町名「南町」にある道標。
当時はこの辺りから先が四日市宿の宿場町中心地だったらしい。
ここを西方面へ右折し国道1号線を越えると諏訪神社がある。
ボチボチ休憩も兼ねてランチを取りましょう。
東海道五十三次踏破の旅で3軒目のラーメン店。
1軒目は東京の新橋、2軒目は静岡の富士市だったと思う。
四日市で偶然見つけたラーメン店だったけど炎天下の中歩き続けていたので熱いモノは避けたい気分だった事を覚えている。
ふと店先のメニューを見ると冷やしラーメンがあったのでこちらで食べる事に。
ただ、、、残念な事にこちらのお店の記録が一切残っていない。
2003年から始めたラーメン食べ歩きは写真を一切撮らずに食べた記録だけを”まくりんワールド”(現在は閉鎖)というラーメン食べ歩きHPに載せていた。
現在のように写真を撮るようになったのは、このブログを始めた2014年12月からなので3ヶ月後の事である。
なので今回食べた冷やしラーメンを何という名前のお店で食べたのか不明なのである。
前後の写真の撮影時刻から推測して「八ちゃん」という店が有力なのだが食べログとかで確認する限りではメニューが全然違う。
もしかしたら訪問した店はもう閉店してしまったのかもしれない。
エネルギーも充填できたので再び出発。
諏訪神社前から斜めに入る道がありその先のスワマエアーケード街の中へ旧東海道は進む。
アーケード商店街の中は結構広い。
左右に広がる路地がいくつもあり風雨の心配が無いのでゆっくり楽しめる。
手作りの巨大人形が迎えてくれた(笑
旧東海道はアーケード街を真直ぐ進みココで外に出る。
アーケード街を出て右に行くと近鉄四日市駅、左に行くとJR四日市駅。
浜田町の水路を越えると丹羽文雄生家跡の碑がある。
さらに進んで赤堀町には200年も続いた鈴木製薬所(鈴木薬局)がある。
※残念な事に2017年頃解体されて現在は一般住宅になっている
しばらく古い街並もある街道を歩き続ける。
日永一里塚
江戸日本橋から100番目の一里塚
あまり広くない道だけど交通量は多めなので少し歩きづらい。
東海道名残の一本松
奇跡的に一本残った感じでかつては松並木だったそうです。
松並木だった頃を想像しながら歩いてみるのも風情があって良いですネ♪
東海道日永郷土資料館
※現在は閉館されているっぽいです(未確認)
旧東海道は追分の手前で再び国道1号線と合流する。
道が分かれるところを追分と言う。
こちらの追分は「日永の追分」といって東海道と伊勢街道の分かれ道である。
鳥居は伊勢神宮二の鳥居で伊勢神宮遷宮のたびに建て替えられたらしい。
鳥居そばにある碑には「右京大坂道、左いせ参宮道」と書いてある。
旧東海道は合流したばかりの国道1号線とは追分で分かれる。
四日市あすなろう鉄道追分駅の踏切を越えると旧東海道は左にそれる。
四日市あすなろう鉄道内部駅近くにある東海道の案内碑。
この時は花壇になっていたがグーグルマップで見る限り今は花壇は無くなっている。
そのまま進むと旧東海道は内部川に遮られる。
迂回して国道1号線(国道25号線と同線)の内部橋を渡る。
内部橋を渡ると西橋詰に「平成内部の一里塚」があったらしいが私が行った時は東屋があるだけで他に何もない。
この一里塚が旧東海道の一里塚なのかどうかも不明。
旧東海道は国道1号線を離れドラッグストアの横を通り過ぎ閑静な住宅地の中を通る。
しばらく進むと急坂になる。
杖衝坂
古事記にも登場する坂で芭蕉の句「歩行ならば杖つき坂を落馬かな」で全国的に有名になったと言われている。
杖衝坂を登り切ると日本武尊御血塚社がある。
日本武尊が足の血を払ったとされる言い伝えがある。
旧東海道が再び合流する国道1号線が近づいてきた。
※画は四日市方面
国道1号線に合流すると采女一里塚があるが反対車線側に石碑があるので思いっきりズームして撮ってみました。
江戸日本橋から101里
久しぶりに見る国道1号線のキロポスト。
日本橋から403km
こういうのを見ると沢山歩いたなぁと実感する。
鈴鹿市の国分町の交差点で旧東海道は国道1号線と分かれる。
国道から離れると静かな街並になる。
坂を下るとまたもや国道1号線に合流するが地下道を使って向こう側に渡り反対側の歩道を歩く。
旧東海道はこの先右に逸れるけど国道1号線に横断歩道や歩道橋がしばらくないため忘れずにココで渡っておく。
国道1号線405キロポスト
国道から右に逸れると石薬師宿の案内碑が建っている。
感慨深げにしみじみと見てしまいました。
奥には北町観音堂がある。
石薬師宿に到着したので第44話はここまで。
四日市宿~石薬師宿までの12.2kmを3時間30分かけて歩きました。
次回第45話は石薬師宿~庄野宿の3.3kmになります。
東海道五十三次踏破のブログ記事の作成は遅れ気味ではありますが鋭意努力してまいりますので次回話は今しばらくお待ちくださいマセ。
<バックナンバー>
第1話 日本橋~品川宿 11.6km
第2話 品川宿~川崎宿 9.8km
第3話 川崎宿~神奈川宿 9.5km
第4話 神奈川宿~保土ヶ谷宿 4.4km
第5話 保土ヶ谷宿~戸塚宿 9.4km
第6話 戸塚宿~藤沢宿 7.7km
第7話 藤沢宿~平塚宿 12.7km
第8話 平塚宿~大磯宿 3.3km
第9話 大磯宿~小田原宿 15.8km
第10話 小田原宿~箱根宿 15.5km
第11話 箱根宿~三島宿 14.4km
第12話 三島宿~沼津宿 6.2km
第13話 沼津宿~原宿 6.1km
第14話 原宿~吉原宿 9.0km
第15話 吉原宿~蒲原宿 11.0km
第16話 蒲原宿~由比宿 5.4km
第17話 由比宿~興津宿 10.0km
第18話 興津宿~江尻宿 4.2km
第19話 江尻宿~府中宿 11.4km
第20話 府中宿~丸子宿 5.3km
第21話 丸子宿~岡部宿 8.5km
第22話 岡部宿~藤枝宿 7.8km
第23話 藤枝宿~島田宿 8.1km
第24話 島田宿~金谷宿 4.4km
第25話 金谷宿~日坂宿 6.5km
第26話 日坂宿~掛川宿 8.6km
第27話 掛川宿~袋井宿 8.3km
第28話 袋井宿~見附宿 6.5km
第29話 見附宿~浜松宿 14.5km
第30話 浜松宿~舞坂宿 11.1km
第31話 舞坂宿~新居宿 4.6km
第32話 新居宿~白須賀宿 6.8km
第33話 白須賀宿~二川宿 5.9km
第34話 二川宿~吉田宿 7.7km
第35話 吉田宿~御油宿 11.1km
第36話 御油宿~赤坂宿 2.0km
第37話 赤坂宿~藤川宿 9.9km
第38話 藤川宿~岡崎宿 10.7km
第39話 岡崎宿~池鯉鮒宿 11.8km
第40話 池鯉鮒宿~鳴海宿 11.7km
第41話 鳴海宿~宮宿 6.6km
第42話 宮宿~桑名宿 25km
第43話 桑名宿~四日市宿 12.6km
































