東海道五十三次踏破 第30話 浜松宿~舞坂宿 | ブラまくり

ブラまくり

ブラブラと出かけながら
お酒を飲んだり
ラーメンを食べ歩くヒマ人の記録

日本橋から京都の三条大橋までの東海道五十三次を踏破した思い出を忘れないために、、、

 

という事で書き始めた旅歩きの記事。

 

遂に後半戦に突入しました。

 

東海道五十三次としては11日目になります。

 

 

2014年5月4日

 

浜松駅近くのビジネスホテルに宿泊したQさんと私。

 

最後の別れをすべく浜松駅へ。

 

負傷リタイア(不治の病が原因と知ったのは後日でした)して駅の改札で別れを惜しむ。

 

「三条大橋は一緒に渡りましょう!」と言葉をかけ笑顔で二人は別れた。

 

私の眼には薄っすらと涙が。。。えーんえーん

 

 

 

 

気持ちを切り替えて今夜の宿がある豊橋まで歩きましょう!

 

まずは次の宿場町である舞坂宿を目指し無念のリタイアをしたQさんの分まで想いを背負って歩きます!

 

浜松駅から旧東海道に戻ります。

 

国道152号線を西進するとすぐに遠州鉄道の高架があります。

 

遠州鉄道の遠州病院前駅裏には「徳川秀忠公誕生の井戸」がありますのでチョット寄り道。

 

江戸時代の第2代将軍ですね。

 

 

 

すだれで蓋がされていました。

 

この井戸の中で生まれた訳ではなくこの井戸の水を使って産湯に使ったという言い伝えですね。

 

 

 

旧東海道を10分ぐらい歩くと恒例の街道案内板がありました。

 

 

 

浜松宿には6つの本陣が置かれていたらしくその一つ「佐藤本陣跡」。

 

大名・公家・幕府高官など貴人の宿泊のために宿場に置かれた旅館を本陣をいいます。

ここは、浜松の本陣6ヶ所の内のひとつ、佐藤家の本陣跡で、建坪はおよそ225坪(約745㎡)ありました。

 

 

 

大名・公家・幕府高官など貴人の宿泊のために宿場に置かれた旅館を本陣をいいます。

ここは、浜松の本陣6ヶ所の内もっとも新しくできた川口家の本陣跡で、建坪は163坪(約540㎡)あったといいます。

 

 

 

大名・公家・幕府高官など貴人の宿泊のために宿場に置かれた旅館を本陣をいいます。

ここは、浜松六本陣の内梅屋家の本陣跡で、建坪は180坪(約600㎡)でした。

国学者賀茂真渕(本名庄助)は梅屋家の婿養子でした。

 

 

 

浜松宿を南下すると、間もなく東海道本線と東海道新幹線のガードをくぐる。

 

 

 

「鎧橋」

 

平安時代末期(八百年~九百年前)戒壇設置のことで、比叡山の僧兵が鴨江寺を攻めた時、鴨江寺側の軍兵は、この辺一帯の水田に水を張り、鎧(よろい)を着て、この橋を守りを固めて戦ったので、その後、鎧橋と称したという。

その時の双方の戦死者およそ千人を鎧橋の北側に葬り、千塚(または血塚)と言ったと伝えられている。

 

 

 

若林の一里塚

 

江戸日本橋から66番目の一里塚です。

 

 

 

東若林町の交差点から北東(浜松宿)を見る。

 

 

 

東若林町に国道をはさんで二つのお堂がある。
北堂は1125年頃、奥州藤原秀衡のお妾さんが、秀衡が京都で死んだとの誤報を聞いて、この地に建てたものである。
現在のお堂は、昭和30年に改築したもので阿弥陀如来他がまつられている。

 

 

 

若林町付近の松並木。

 

松の木もだいぶ数はが減ってしまっていた。

 

 

 

「可美小学校跡」

 

明治六年に創立された学校だそうですが現在は増楽町に移転されているとの事です。

可美小学校跡地は現在可美市民サービスセンターになっているそうです。

 

 

 

「高札場跡」

 

寂しく木標が建っているのみでした。

 

 

 

浜松市・可美村合併の記念碑とみたらし池。

 

諏訪神社の隣にあります。

 

 

 

さらに少し歩くと熊野神社があります。

 

この付近は近年まで浜松郡高塚村だった場所で周りは浜松市に囲まれていた珍しい場所でもあった。

 

 

 

領地境界の標柱

 

ここより東は浜松領藩。

西は高塚村の堀江領。

 

 

 

恒例の街道案内板。

 

国道257号(旧国道1号)は、大きく南へ逸れる。
旧東海道は、そのまままっすぐ西に進む。
画は交差点から東を見る。

 

 

 

篠原地区の高札場跡

 

 

 

篠原地区から東方向を見る。

 

 

 

舞坂町の東海道松並木

 

松の木がしっかりと保存されていて風情があります。

 

 

 

舞坂宿に入ると立派な石看板が建てられています。

 

舞坂宿に着いたので第30話はここまで。

 

浜松宿~舞坂宿の11.1kmを3時間半かけて歩きました。

 

今回から一人旅になりましたが、この旅に来る前にネットで先達の方が十数年前に歩いた記事を印刷してあったので、載っている写真と極力同じアングルで撮ってみるという企画?(想い)をしてみようと頑張ってみました。

 

印刷して持って行った資料と同じ風景の場所に遭遇すると何故か嬉しい気持ちになります。

 

次回、第31話は舞坂宿~新居宿の4.6kmの話になります。

 

浜名湖を越えましたがとても雄大な湖でしたね。

 

 

 

精神的に弱ってきていてブログ記事を作成する気力が最近失われつつありますが、毎回のようにイイネをつけてくださる方がいらっしゃるのがとても励みになっていますので何とか頑張って書いていこうと思いますショボーン照れ爆  笑チョキ

 

 

<バックナンバー>

第1話 日本橋~品川宿 11.6km

第2話 品川宿~川崎宿 9.8km

第3話 川崎宿~神奈川宿 9.5km

第4話 神奈川宿~保土ヶ谷宿 4.4km

第5話 保土ヶ谷宿~戸塚宿 9.4km

第6話 戸塚宿~藤沢宿 7.7km

第7話 藤沢宿~平塚宿 12.7km

第8話 平塚宿~大磯宿 3.3km

第9話 大磯宿~小田原宿 15.8km

第10話 小田原宿~箱根宿 15.5km

第11話 箱根宿~三島宿 14.4km

第12話 三島宿~沼津宿 6.2km

第13話 沼津宿~原宿 6.1km 

第14話 原宿~吉原宿 9.0km

第15話 吉原宿~蒲原宿 11.0km

第16話 蒲原宿~由比宿 5.4km

第17話 由比宿~興津宿 10.0km

第18話 興津宿~江尻宿 4.2km

第19話 江尻宿~府中宿 11.4km

第20話 府中宿~丸子宿 5.3km

第21話 丸子宿~岡部宿 8.5km

第22話 岡部宿~藤枝宿 7.8km

第23話 藤枝宿~島田宿 8.1km

第24話 島田宿~金谷宿 4.4km

第25話 金谷宿~日坂宿 6.5km

第26話 日坂宿~掛川宿 8.6km

第27話 掛川宿~袋井宿 8.3km

第28話 袋井宿~見附宿 6.5km

第29話 見附宿~浜松宿 14.5km