日本橋から京都の三条大橋までの東海道五十三次を踏破した思い出を忘れないために、、、
そして盟友Qさんとの想い出も思いだしながら・・・
という事で書き始めた旅歩きの記事。
東海道五十三次としては5日目になります。
2012年5月26日
で箱根宿まで到着した我々二人。
江戸時代「入鉄砲出女」の取り締まりのため特に厳しかった箱根関所。
ここで休憩も兼ねて見学。
結構、見学客が多いのね。
特に外国の方々が多く見受けられます。
見学客が多かった事もあり画無しで申し訳ありません。
さて、、、
そんなこんなで再び出発!
箱根関所のすぐ近くにある箱根駅伝ミュージアムなども感慨深げに外からだけど見たりして、、、
※箱根駅伝が大好きなのでココも本当はゆっくり見学したかったけどいつの日かまた箱根に来る日を夢見て今回はガマン。。。
この辺りから国道1号線から外れて旧道の山道を歩く事になります。
「箱根旧街道」と書いてある標識に従って進んで行くとどんどん山道になって行きます。
モチロン舗装などされていません。
山道最後の挟石坂付近は崖みたいな土手に丸太で階段を作っただけの状態。
(※ネットで画をUPされている方がいらっしゃったのでそちらを参考にしてください⇒☆)
私はこの坂で膝を痛めてしまいました。。。
再び国道1号線を経て箱根峠に出ました。
長かった神奈川県が終わり、ここから静岡県に突入します。
すぐに国道1号線から外れます。
少し歩くと箱根旧街道西坂の入口がある。
東屋や説明板があったのでここで休憩。
ここまで無理して足を痛めてしまったが昼過ぎに箱根越えが出来たのでホッとしている。
後は三島まで坂を下るだけだからネ。。。
ここから先の箱根旧街道もモチロン舗装などされておりません。
笹で出来た自然のトンネルなどがあり日差しを遮って少し涼しいです。
石や枝などが結構散らばっていて歩きづらい道を疲れもあってダラダラと歩いていた時の事、枝だと思っていたらいきなり動き出した。
まさかの蛇だったので大声を上げて驚いてしまったのは今でも鮮明に覚えています。
しばらく進むと一旦国道1号線に出ました。
見上げると三島市の標識が!
少し元気が出ましたネ♪
久しぶりに見る国道1号線のキロポスト。
日本橋から108kmですよ
よく歩いたねぇ~
このキロポスト少し変だと思いませんか?
そうなんです
第7話で疑問を投げかけた疑問の答えがここにありました。
”日本橋から〇〇km”という表示が無くなっていますね。
どうやら「日本橋から~」という表記は関東整備地方局管轄の東京都と神奈川県のエリアでの表示みたいです。
この先も名古屋に近づくにつれて”名古屋まで〇〇km”という表示でしたし、京都に近づくと”京都まで〇〇km”と表示されていました。
この後、山中城近くの茶屋で軽く食事休憩をした時に店先のベンチにお気に入りのベルディタオルを忘れてしまいました。
気づいたのが3~4km歩いたところだったので泣く泣く諦めました。。。
箱根路の碑。
これで、やっと東海道五十三次で一番の難所を言われた箱根路を踏破出来ました
三島大社近くまで来ると歩道にこんなものが埋め込まれていました。
東京から112km、京都まで383kmだそうです。
こういうのを見るだけで、何となく自分へのご褒美みたいで少し心が和みます。
三島大社。
有名な三島大社の金木犀。
今回の小田原宿~箱根宿~三島宿を無事踏破出来た事の感謝の意を込めてお参りしました。
ここまで来ると正面にある僅かな石段でも足腰にきますね。
もっとウォーキング出来る身体を作らないといけないと心に誓い三島駅へ。
三島駅に行く途中、白滝公園にあったからくり人形。
井戸の水を引いてくれます。
朝早く新横浜駅から新幹線に乗って出発してから前途多難の道のりでしたが三島駅に無事到着しました。
箱根宿~三島宿 14.4km
所要時間は約4時間半。
この日、小田原宿を6時半に出発して三島駅に17時到着。
10時間30分かけて29.9kmの距離を踏破しました。
次回の第12話は三島宿~沼津宿の話しになります。
そして日帰りが厳しくなったので1泊して2日間歩きます。
<バックナンバー>
第1話 日本橋~品川宿 11.6km
第2話 品川宿~川崎宿 9.8km
第3話 川崎宿~神奈川宿 9.5km
第4話 神奈川宿~保土ヶ谷宿 4.4km
第5話 保土ヶ谷宿~戸塚宿 9.4km
第6話 戸塚宿~藤沢宿 7.7km
第7話 藤沢宿~平塚宿 12.7km
第8話 平塚宿~大磯宿 3.3km
第9話 大磯宿~小田原宿 15.8km
第10話 小田原宿~箱根宿 15.5km