日本橋から京都の三条大橋までの東海道五十三次を踏破した思い出を忘れないために、、、
という事で書き始めたこの歩き旅の記事。
東海道五十三次としては4日目になります。
第4~6話では横浜から藤沢まで一人で歩いてきました。
今回は再び永遠の友であるQさんと再び東海道を歩きます。
藤沢~平塚~大磯~小田原間の約32kmを一日で歩いた記録を第7~9話の3回に渡り書いていきたいと思います。
2012年3月24日
前回終えた場所である小田急江ノ島線「藤沢本町」駅に9時半集合。
旧東海道は国道1号線のバイパスより南側にある県道43・44号線なのでそちらを歩きながら四ツ谷の交差点で国道1号線に合流する。
国道1号線に入るとすぐに”54キロ”のキロポストを発見。
江戸日本橋から54キロも来たんだねぇ
歩き始めはまだ元気一杯なので距離を稼ぎたい気持ちも重なりひたすら歩く事に専念してしまう素人な私達。
お江戸日本橋から60kmも来ちゃったヨーー
続けさまに61キロのキロポスト。
62キロのキロポスト、相模川の馬入橋の上にあります。
このキロポストって不思議に思いませんか?
例えば国道1号線のキロポストは今まで日本橋から〇〇kmと書いてありましたが国道1号線って大阪まで通ってますので最後まで日本橋から〇〇kmと書いてあるのでしょうか!?
結論から言うと名古屋近辺では名古屋まで〇〇kmになります。
その先も同じような事になります。
ではどこで表示が変わるのか!?
興味津々でしばらく歩く事になりました。
相模川を越えると「馬入一里塚」があります。
江戸日本橋から十五里。
ここで国道1号線は右に大きくカーブしますが旧東海道はそのまま真直ぐ平塚駅方面の市街地へ行きます。
「平塚宿東組問屋場」
宿場は旅人が休憩するための茶屋や宿泊するための旅籠といった施設が整っているばかりではなく諸荷物の継立(人夫や馬を取り替える)といったことも重要な役割でした。
こうした人馬の継立や御用旅宿の手配をはじめとする宿駅の業務を取り扱う場所を問屋場といいました。